JP2002166630A - 画像入力装置及び画像出力システム - Google Patents

画像入力装置及び画像出力システム

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JP2002166630A
JP2002166630A JP2001200081A JP2001200081A JP2002166630A JP 2002166630 A JP2002166630 A JP 2002166630A JP 2001200081 A JP2001200081 A JP 2001200081A JP 2001200081 A JP2001200081 A JP 2001200081A JP 2002166630 A JP2002166630 A JP 2002166630A
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冠二 板木
Masahiro Machida
正博 町田
Toshihide Yoshimura
俊秀 吉村
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Original Assignee
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】異なる属性を備えた複数の画像出力装置にジョ
ブを実行させる際に、各画像出力装置のジョブ状態の確
認を簡単に行うことができるようする。 【解決手段】サーバ14は複数のプリンタ各々の属性情
報に基づいて操作画面生成信号を生成してスキャナ12
に送信する。スキャナ12においては、画像データが入
力され、操作画面生成信号に基づいて生成された共通の
操作画面が表示パネルに表示される。この操作画面にお
いてジョブを実行するプリンタが指定されると、入力さ
れた画像データに基づいた出力処理を親ジョブ、指定さ
れたプリンタからの出力処理を親ジョブから派生した子
ジョブとして、親ジョブ及び子ジョブが相互に関連付け
られて発行される。ジョブ状態確認時には、スキャナ1
2の表示パネルに親ジョブ及び子ジョブが表示され、こ
の表示画面から親ジョブ及び子ジョブ各々に対するコマ
ンドを入力してジョブの操作を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像入力装置及び
画像出力システムに係り、より詳しくは、ネットワーク
に接続された複数のプリンタ、原稿の画像を読み取るス
キャナ、及びプリンタサーバを備えた画像出力システ
ム、及びこの画像出力システムの画像入力装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の複写機は、原稿台に載置された原
稿の像をCCD(Charge Coupled Device)で読み取っ
て半導体レーザを用いて感光ドラム上に潜像を記録し、
電子写真プロセスを用いて感光ドラム上の潜像を現像し
て用紙上に転写することにより画像を出力している。こ
の複写機には、ユーザインタフェースとして液晶表示板
からなる表示パネル上にタッチパネルが重ねられた構成
の小型の表示パネルが設けられている。そのため、表示
パネルに同時に表示することができる情報量や設定可能
な情報の密度には制限がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一方、複数のプリンタ
をネットワークに接続して各プリンタから画像を出力で
きるようにしたネットワークプリンタを構成する場合に
は、原稿を読み取る読取装置であるスキャナ、スキャナ
から受信した画像データを適宜処理して指定されたプリ
ンタに送信するプリンタサーバから構成することが想定
される。このスキャナは、通常ネットワークに1台接続
され、単独で使用される複写機の画像読み取り機能と同
様に機能を有するものであり、効率的に出力を行うため
に、スキャナには複写機に設けられているユーザインタ
フェースとしての表示パネルと同様の表示パネルが設け
られ、この表示パネルから画像を出力するプリンタを指
定したり出力形式を指定できるように構成されることが
考えられる。しかし、現在のスキャナに設けられた表示
パネルでは、同時に表示することができる情報量や設定
可能な情報の密度には制限があり、単独で使用される複
写機の表示パネルをそのまま適用してもネットワークプ
リンタを構成する場合には効率的ではなかった。
【0004】ネットワーク上には、一般的に、機種、機
能、メーカ、ネットワークアドレス等の属性が異なる各
種のプリンタが接続されており、これらの属性が異なる
各種プリンタに特定の箇所から異なる出力指示を行うこ
とにより、さらに効率的に出力を行おうとする要求があ
る。しかしながら、このようなシステムを実現するため
には、表示パネルに各種プリンタに応じた操作画面を表
示する必要があり、プリンタの種類が増加するに従って
操作画面の種類が増加するため、操作画面を効率良く操
作するのが困難になる、という問題があった。
【0005】また、表示パネルに表示する操作画面を共
通にするため、ネットワークに同種のプリンタを接続す
ることも考えられるが、同一のメーカのプリンタをネッ
トワークに接続したとしても、各種の出力要望に応える
ためには、白黒のプリンタ、カラープリンタ、解像度が
異なるプリンタを混在して接続する必要があり、操作画
面を共通にするのは困難である。
【0006】また、スキャナに設けられた表示パネルか
らプリンタを指定して一旦出力を指示した後、指定した
プリンタのジョブの状態を確認するためには、プリンタ
の表示パネルにジョブリストを表示して確認するしかな
く、プリンタのジョブの中止、削除等もプリンタの表示
パネルに表示された操作画面を操作して行うしかなかっ
た。このためユーザはプリンタが配置された場所まで行
って、ジョブリストから自分のジョブを探し出さなけれ
ばならず、確認や中止などを行うのは非常に面倒であっ
た。
【0007】本発明は上記問題点を解消するためになさ
れたものであり、異なる属性を備えた複数の画像出力装
置にジョブを実行させる際に、各画像出力装置のジョブ
状態の確認を簡単に行うことができるようにした、画像
入力装置、画像出力システムを提供することを目的とす
る。
【0008】また、異なる属性を備えた複数の画像出力
装置にジョブを実行させる際に、各画像出力装置のジョ
ブの操作(開始、停止、再開、変更、または削除)を簡
単に行うことができるようにした、画像入力装置、画像
出力システムを提供することをもう一つの目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の画像入力装置は、ネットワークに
接続され、前記ネットワークを介して送信された相互に
関連付けられた親ジョブ及び子ジョブから子ジョブを分
離して指定された画像出力装置に送信する画像出力管理
装置と、各々前記ネットワークに接続されると共に、前
記ネットワークを介して前記画像出力管理装置から送信
された子ジョブを実行する複数の画像出力装置と、を備
えた画像出力システムに用いられる画像入力装置であっ
て、子ジョブを実行する画像データを入力するための画
像データ入力装置と、子ジョブを実行する画像出力装置
を指定する情報が入力されると共に、前記画像データ入
力装置から入力された画像データに基づいた出力処理を
親ジョブとすると共に、指定された画像出力装置からの
出力処理を前記親ジョブから派生した子ジョブとして、
前記親ジョブ及び前記子ジョブを相互に関連付けて発行
し、ジョブ状態確認時に前記親ジョブを表示すると共に
親ジョブの操作に応じて親ジョブに関連付けられた子ジ
ョブを一覧表示する表示入力装置と、前記ネットワーク
に接続されると共に、前記表示入力装置から入力された
情報、前記親ジョブ及び前記子ジョブを前記ネットワー
クを介して前記画像出力管理装置に送信する送信装置
と、を備えたことを特徴とする。
【0010】請求項1の発明では、ネットワークには複
数の画像出力装置と、画像出力管理装置と、画像データ
入力装置、表示入力装置、及び送信装置を備えた画像入
力装置と、が接続されている。画像データ入力装置から
子ジョブを実行する画像データが入力され、表示入力装
置に子ジョブを実行する画像出力装置を指定する情報が
入力されると、画像データ入力装置から入力された画像
データに基づいた出力処理を親ジョブとすると共に、指
定された画像出力装置からの出力処理を親ジョブから派
生した子ジョブとして、この親ジョブ及び子ジョブが相
互に関連付けられて発行され、ジョブ状態確認時に表示
入力装置に親ジョブを表示されると共に親ジョブの操作
に応じて親ジョブに関連付けられた子ジョブが一覧表示
される。そして、表示入力装置から入力された情報、親
ジョブ及び子ジョブは、送信装置により画像出力管理装
置に送信される。画像出力管理装置は、送信された相互
に関連付けられた親ジョブ及び子ジョブから子ジョブを
分離して指定された画像出力装置に送信し、画像出力装
置は、画像出力管理装置から送信された子ジョブを実行
する。これにより、1回の操作によって入力された画像
データに基づいた出力処理(ジョブ)を、指定された画像
出力装置からの出力処理(ジョブ)と相互に関連付けて
共通の操作画面に表示し、ジョブ状態の確認を簡単に行
うことができる。
【0011】請求項2に記載の画像入力装置は、ネット
ワークに接続され、前記ネットワークを介して送信され
た相互に関連付けられた親ジョブ及び子ジョブから子ジ
ョブを分離して指定された画像出力装置に送信する画像
出力管理装置と、各々前記ネットワークに接続されると
共に、前記ネットワークを介して前記画像出力管理装置
から送信された子ジョブを実行する複数の画像出力装置
と、を備えた画像出力システムに用いられる画像入力装
置であって、子ジョブを実行する画像データを入力する
ための画像データ入力装置と、子ジョブを実行する画像
出力装置を指定する情報、及び前記親ジョブ及び前記子
ジョブに対するコマンドが入力されると共に、前記画像
データ入力装置から入力された画像データに基づいた出
力処理を親ジョブとすると共に、指定された画像出力装
置からの出力処理を前記親ジョブから派生した子ジョブ
として、前記親ジョブ及び前記子ジョブを相互に関連付
けて発行する表示入力装置と、前記ネットワークに接続
されると共に、前記表示入力装置から入力された情報、
前記親ジョブ及び前記子ジョブを前記ネットワークを介
して前記画像出力管理装置に送信する送信装置と、を備
えたことを特徴とする。
【0012】請求項2の発明では、表示入力装置から親
ジョブ及び子ジョブ各々に対するコマンドを入力するよ
うにするので、ジョブの操作(開始、停止、再開、変
更、または削除)を簡単に行うことができる。また、請
求項2に記載の画像入力装置においては、入力するコマ
ンドは、親ジョブに対するコマンドを親ジョブ及び子ジ
ョブに対して有効にし、子ジョブに対するコマンドを子
ジョブに対してのみ有効にすることができる。これによ
り、親ジョブに対するコマンドで子ジョブを含むジョブ
全体を操作することができると共に、子ジョブに対する
コマンドで各子ジョブを個別に操作することができる。
このコマンドとしては、例えばジョブの開始、停止、再
開、変更、または削除を指示するものが挙げられる。
【0013】また、上記の画像入力装置は、親ジョブ及
び子ジョブを入力者を識別する識別情報と関連付けて記
憶するようにしてもよい。これにより、入力者を識別す
る識別情報に応じて親ジョブ及び子ジョブを画像入力装
置から簡単に引き出すことができる。
【0014】請求項6に記載の画像出力システムは、請
求項1に記載の画像入力装置を画像出力システムに適用
したものであり、ネットワークに接続され、前記ネット
ワークを介して送信された相互に関連付けられた親ジョ
ブ及び子ジョブから子ジョブを分離して指定された画像
出力装置に送信する画像出力管理装置と、各々前記ネッ
トワークに接続されると共に、前記ネットワークを介し
て前記画像出力管理装置から送信された子ジョブを実行
する複数の画像出力装置と、子ジョブを実行する画像デ
ータを入力するための画像データ入力装置と、子ジョブ
を実行する画像出力装置を指定する情報が入力されると
共に、前記画像データ入力装置から入力された画像デー
タに基づいた出力処理を親ジョブとすると共に、指定さ
れた画像出力装置からの出力処理を前記親ジョブから派
生した子ジョブとして、前記親ジョブ及び前記子ジョブ
を相互に関連付けて発行し、ジョブ状態確認時に前記親
ジョブを表示すると共に親ジョブの操作に応じて親ジョ
ブに関連付けられた子ジョブを一覧表示する表示入力装
置と、前記ネットワークに接続されると共に、前記表示
入力装置から入力された情報、前記親ジョブ及び前記子
ジョブを前記ネットワークを介して前記画像出力管理装
置に送信する送信装置と、を備えたことを特徴とする。
【0015】請求項7に記載の画像出力システムは、請
求項2に記載の画像入力装置を画像出力システムに適用
したものであり、ネットワークに接続され、前記ネット
ワークを介して送信された相互に関連付けられた親ジョ
ブ及び子ジョブから子ジョブを分離して指定された画像
出力装置に送信する画像出力管理装置と、各々前記ネッ
トワークに接続されると共に、前記ネットワークを介し
て前記画像出力管理装置から送信された子ジョブを実行
する複数の画像出力装置と、子ジョブを実行する画像デ
ータを入力するための画像データ入力装置と、子ジョブ
を実行する画像出力装置を指定する情報、及び前記親ジ
ョブ及び前記子ジョブに対するコマンドが入力されると
共に、前記画像データ入力装置から入力された画像デー
タに基づいた出力処理を親ジョブとすると共に、指定さ
れた画像出力装置からの出力処理を前記親ジョブから派
生した子ジョブとして、前記親ジョブ及び前記子ジョブ
を相互に関連付けて発行する表示入力装置と、前記ネッ
トワークに接続されると共に、前記表示入力装置から入
力された情報、前記親ジョブ及び前記子ジョブを前記ネ
ットワークを介して前記画像出力管理装置に送信する送
信装置と、を備えたことを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。図1に示すように、本実施
の形態のプリントシステムは、インターネットやLAN
等で構成されたネットワーク10に、画像データを入力
する画像データ入力装置としてのスキャナ12、サーバ
14、複数の画像出力装置であるプリンタ161、16
2、・・・16n、及び複数のクライアント181、18
2、・・・18nを接続して構成されている。この画像デ
ータは、例えば、TIFF(Tagged Image File Forma
t)形式で表されている。また、ネットワーク10に
は、プリント機能、スキャナ機能、及びファクシミリ機
能を兼ね備えた複合機30が接続されている。
【0017】スキャナ12は、図2に示すように、原稿
に記録された画像を読み取るCCDを備えたスキャナ部
12A、複数のアイコンを備えた印刷用操作画面を表示
すると共に表示されたアイコンへの接触によりプリンタ
の印刷形式(出力形式)等のデータを入力するユーザイ
ンタフェースとして機能する表示パネル12B、スキャ
ナ全体を制御するコントローラ12C、スキャナ部12
Aで読み取られた画像データ等を記憶するメモリ12
D、及びデータを入出力するための入出力ポート12E
を備えており、これらのスキャナ部12A、表示パネル
12B、コントローラ12C、メモリ12D、及び入出
力ポート12Eは、バスを介して相互に接続されてい
る。入出力ポート12Eは、ネットワークを介してネッ
トワークに接続された機器と通信を行う通信制御ユニッ
ト12Fを介してネットワーク10に接続されている。
【0018】印刷用操作画面からデータを入力するユー
ザインターフェースは、アイコン、ボタン、スクロール
バー、フレームなどの画面情報の要素であるユーザイン
タフェース部品とテキストデータで表されたプリンタ1
6の属性情報とに分離され、ユーザインタフェース部品
はスキャナのメモリ12Dに記憶され、プリンタ16の
属性情報は後述するようにサーバ14に記憶されてい
る。なお、画面情報は、例えばHTML(Hypertext Ma
keup Language)で作成することができる。
【0019】このように、ユーザインタフェースをユー
ザインタフェース部品と属性情報とに分離し、スキャナ
12とサーバ14とに分離して記憶することにより、ユ
ーザインタフェースを構成するデータをサーバ14から
スキャナ12に送信する場合に、サーバ14からスキャ
ナ12に送信するデータ量を少なくすることができ、こ
れにより速やかにユーザインタフェースを表示パネル1
2Bに表示することができる。なお、メモリ12Dに
は、後述する処理ルーチンのプログラムも記憶されてい
る。
【0020】なお、印刷用操作画面を表示するユーザイ
ンターフェースは、分離して記憶することなく、サーバ
14ですべての情報を生成してスキャナ12のコントロ
ーラ12Cに送信するようにしてもよい。
【0021】また、このスキャナ12に代えてFDD、
CD−ROMなどの記憶媒体等に記録された電子化され
た画像データを読み取って入力してもよく、またパーソ
ナルコンピュータを用いて、ファクシミリ、またはデー
タベースから画像データを入力してもよく、パーソナル
コンピュータにインストールしたメールソフトを用いて
画像データ入力してもよい。
【0022】プリンタ161、162、・・・16nは、
略同様の構成であり異なる点は属性だけであるので、図
3を参照して1つのプリンタについて説明し他のプリン
タについては説明を省略する。なお、以下では、各プリ
ンタを特に区別しないで説明する場合は、符号末尾の添
字を省略し、プリンタ16と称する。
【0023】プリンタ16は、図3に示すように、感光
体に静電潜像を記録し、静電潜像をモノクロトナーまた
はカラートナーを用いて現像し、現像した画像を記録媒
体である記録紙に転写して出力するプリンタ部16A、
操作画面を表示すると共に表示された操作画面のアイコ
ンへの接触等によりプリンタ16を操作するための表示
パネル16B、プリンタ16全体を制御するコントロー
ラ16C、受信した画像データ及び出力形式のデータ等
を記憶すると共に後述する処理ルーチンのプログラム等
を予め記憶したメモリ16D、及びデータを入出力する
ための入出力ポート16Eを備えており、これらのプリ
ンタ部16A、表示パネル16B、コントローラ16
C、メモリ16D、及び入出力ポート16Eは、バスを
介して相互に接続されている。入出力ポート16Eは、
ネットワークを介してネットワークに接続された機器と
通信を行う通信制御ユニット16Fを介してネットワー
ク10に接続されている。
【0024】サーバ14には、外部記憶装置であるFD
D、CD−ROM、またはCD−RW等に記録されたデ
ータを読み取って入力する書き込みも可能なドライバ2
0、ファクシミリ装置22、ネットワークに接続された
全てのプリンタ16の属性情報等を記憶したデータベー
ス24が接続されている。
【0025】サーバ14は、図4に示すように、サーバ
全体を制御するコントローラ14A、受信したデータを
記憶すると共に、メールの送受信を行うメーラ、ファク
シミリ装置の送受信の制御を行うプログラム、及び後述
する処理ルーチンのプログラム等を予め記憶したメモリ
14B、CD−ROMライタ等で構成されたドライバ2
0に接続されたインタフェース14C、ファクシミリ装
置22を駆動する駆動装置14D、データベース24に
接続されたファイルシステム14E、及びデータを入出
力するための入出力ポート14Fを備えており、これら
のコントローラ14A、メモリ14B、インタフェース
14C、駆動装置14D、ファイルシステム14E、及
び入出力ポート14Fは、相互に接続されている。入出
力ポート14Eは、ネットワークを介してネットワーク
に接続された機器と通信を行う通信制御ユニット14G
を介してネットワーク10に接続されている。
【0026】なお、データベース24は、サーバ14と
は別にネットワークに接続されたデータベースサーバを
設け、このデータベースサーバに接続してもよい。
【0027】クライアント181、182、・・・18n
は、各々ネットワークを介してネットワークに接続され
た機器と通信を行う通信制御ユニットを備えたパーソナ
ルコンピュータで構成されている。
【0028】以下、図5〜図7を参照して本実施の形態
のスキャナ、サーバ、及びプリンタの各コントローラに
より実行される処理ルーチンを説明する。この処理ルー
チンは、属性情報の登録処理、操作画面表示処理、印刷
指示処理、及び印刷処理の各ルーチンに分かれているの
で、以下各々について分けて説明する。
【0029】[属性情報の登録処理]属性情報の登録処理
は、ネットワークに接続されたプリンタ16の属性情報
をサーバ14に接続されたデータベースに登録する処理
である。
【0030】ネットワーク10にプリンタ16を接続し
た場合は、サーバ14に設けられた操作パネル(図示せ
ず)やサーバ14とネットワークを介して接続されたク
ライアント18からサーバ14に備えられた管理ツール
ソフトウェアを操作することにより、サーバ14にプリ
ンタ16の属性情報を登録する属性情報登録処理を行
う。すなわち、サーバ14では、前記管理ツールソフト
ウェアへの指示により、図6に示すステップ108にお
いて、属性情報登録処理要求と判断されると、ステップ
109において、サーバ14からプリンタ16へプリン
タ属性情報の登録処理を要求する登録処理要求信号が送
信される。
【0031】プリンタ16では、図5のステップ100
で登録処理要求信号が受信されたか否かを判断し、登録
処理要求信号が受信されると、ステップ102におい
て、プリンタ16の属性情報がプリンタ16からサーバ
14に送信される。
【0032】サーバ14は、ステップ110でプリンタ
16から送信された属性情報が受信されたか否かを判断
し、属性情報が受信されるとステップ112において、
ファイルシステム14Eを制御してデータベース24に
プリンタ16の属性情報を登録する。
【0033】なお、プリンタ16をネットワーク10に
接続したときに自動的にプリンタ16からサーバ14に
属性情報を送信し、データベース24に自動的に属性情
報の登録が行われるようにしてもよく、サーバ14によ
ってプリンタ16の属性情報を検出し、検出した属性情
報をデータベースに登録するようにしてもよい。また、
プリンタ16に設けられた表示パネル16Bを操作し
て、サーバ14にプリンタ16の属性情報を登録するこ
ともできる。これによって、サーバ14に接続されてい
るデータベース24には、ネットワーク10に接続され
ている全てのプリンタ16の属性情報が登録される。
【0034】プリンタ16の属性情報としては、白黒印
刷用かカラー印刷用かを示す情報、両面印刷機能がある
か否かを示す情報、フィニッシャー(ステイプルで止め
る機能やパンチ穴を開ける機能など)があるか否かを示
す情報、高解像度か低解像度かを示す情報、印刷できる
用紙のサイズを示す情報、各プリンタが備えるフォント
の種類の情報、カラープリンタの場合に特有なカラーマ
ップや色調整情報などのカラー特性情報等の出力形式に
関する情報や、各プリンタの設置場所の情報(1つのビ
ル内で設置されている階、部所等、異なるビル内で設置
されている部所等)、IPアドレスなどのネットワーク
設定の情報、プリンタ名の情報等のプリンタを識別する
ための情報があり、プリンタ16の出力形式・出力条件
に関する情報の全てが属性情報としてデータベースに登
録される。
【0035】[操作画面表示処理]スキャナ12を起動さ
せると、スキャナ12の表示パネル12Bには、まず図
8に示す初期画面が表示され、次に図9に示すサービス
選択のためのメニュー画面が表示される。このメニュー
画面には、図9に示すように、アイコンで表示されたサ
ービス選択ボタン200が表示されており、ボタン20
0Aをクリックするとコピー(印刷)サービスが選択さ
れ、ボタン200Bをクリックするとスキャナサービス
が選択される。
【0036】後述する通り、スキャナサービスを選択し
た場合には、パラメータ設定後、スキャナ部12Aに原
稿をセットしてスタートボタンを押すと、画像読み取り
指示ありと判断され、原稿に記録された画像が読み取ら
れる。即ち一連の画像データが共通画像データとして読
み取られ、電子化された画像データがスキャナのメモリ
12Dに記憶される。ここで、オペレータが入力者を識
別する識別情報(例えばユーザ管理番号、パスワード
等)を入力してから共通画像データを読み取ると、共通
画像データは識別情報と関連付けられて記憶される。
【0037】オペレータによってスキャナ12の表示パ
ネル12Bに表示されている図9に示すメニュー画面か
らボタン200Aが押されコピーサービスが選択される
と、図10に示す出力方法/保存先の指定を行うための
操作画面が表示される。この操作画面は、ネットワーク
10に接続されているプリンタ16をオペレータの操作
により予め登録されたグループに分けて表示するグルー
プ表示部202、出力方法等を設定するための設定部2
04、及びテンキー部206を含んで構成されており、
設定部204にはアイコンで表示された出力方法等の選
択ボタン205が表示されている。
【0038】出力方法の選択肢としては、1つのジョブ
を分割しないで1台のプリンタで出力する「分割出力し
ない」、入力部数が各プリンタの出力部数が均等になる
ように分割されて複数台のプリンタへ出力される「均等
出力する(均等出力)」、各プリンタから入力部数と同
じ部数が出力される「同報出力する(同報出力)」、複
数のプリンタを指定し、各プリンタ毎に部数を指定する
「個別に部数を指定する(個別部数指定)」、及び出力
の条件を指定して条件に最も適したプリンタを選択して
出力する「ベストフィットする(ベストフィット)」が
ある。選択ボタン205をクリックすることにより、い
ずれかの出力方法を選択することができる。なお、図1
0に示す操作画面では、出力方法として各プリンタから
入力部数と同じ部数が出力される「同報出力」が選択さ
れた状態を示している。
【0039】オペレータによって操作画面のグループ表
示部202に表示されたプリンタ16のグループの1つ
が選択されると、図7のステップ154において印刷用
操作画面表示指示があったと判断され、ステップ156
においてスキャナ12からサーバ14に、印刷用操作画
面を生成するための操作画面生成要求信号が送信され
る。また、プリンタ16のグループが選択されたことを
示す情報のみをスキャナ12からサーバ14に送信する
ようにしてもよい。
【0040】サーバ14において、図6のステップ11
4でスキャナ12から送信された操作画面生成要求信号
が受信されたと判断されると、ステップ116において
ネットワーク10に接続されているプリンタ16のステ
ータスを確認し、操作画面生成要求信号及び登録されて
いるプリンタ16の属性情報に基づいて、指示されたプ
リンタ16の印刷用操作画面を生成するための属性情報
を生成し、ステップ118においてスキャナ12に生成
した属性情報を送信する。
【0041】操作画面生成要求信号としては、ネットワ
ーク10に接続されているプリンタ16の全ての属性情
報を表示する、カラー印刷機能を備えたプリンタ16の
属性情報のみを表示する、予め指定したグループのプリ
ンタ16のみの属性情報を表示する等の信号を送信する
ことができる。
【0042】このとき、指定されたプリンタ16のステ
ータスの確認によって電源オフ、紙詰まり、トレイに用
紙が収納されていない等のエラー等によってダウンして
いるプリンタ16が存在している場合には、サーバ14
は、ダウンしているプリンタ16の属性情報が表示され
ないように印刷用操作画面を生成するための属性情報を
生成する。なお、このとき、ダウンしているプリンタ1
6についてはダウンしていることを示すエラー情報を表
示する印刷用操作画面を表示させる情報を生成してもよ
い。
【0043】サーバ14からスキャナ12に属性情報が
送信され、図7のステップ158においてサーバ14か
らの属性情報が受信されたと判断されると、スキャナ1
2は、受信した印刷用操作画面を生成するためのテキス
トデータで表された属性情報とメモリ12Dに記憶して
いるボタン等の画情報を示すユーザインターフェース部
品とを合成して図11に示す印刷用操作画面を生成し、
ステップ160において生成した印刷用操作画面をユー
ザインタフェースとして表示パネル12Bに表示する。
この印刷用操作画面は、前記したグループ表示部20
2、用紙サイズ、拡縮倍率等の画像データ出力形式を示
す出力パラメータを設定するためのパラメータ設定部2
08、及び前記テンキー部206を含んで構成されてお
り、パラメータ設定部208にはアイコンで表示された
パラメータ選択ボタン210が表示されている。
【0044】オペレータが表示された印刷用操作画面を
操作し、印刷用操作画面の画面変更指示を行うと、図7
のステップ162からステップ164、166に進むと
共に、図6のステップ114からステップ120、12
2に進んで操作画面変更処理が行われる。この操作画面
変更処理では、図7のステップ156〜160、図6の
ステップ114〜118で説明したように、スキャナ1
2の表示パネル12Bの操作に応じて新たな操作画面生
成要求信号がサーバ14に送信され、サーバ14より新
たな印刷用操作画面を生成するための属性情報が生成さ
れ、生成された属性情報が送信される。このため、スキ
ャナ12の表示パネル12Bの印刷用操作画面を用いた
操作に応じて印刷用操作画面の表示が変更される。
【0045】この操作画面変更処理を更に詳細に説明す
ると、スキャナ12の表示パネル12Bの図11に示す
印刷用操作画面の操作により印刷用操作画面のグループ
表示部202に表示されたプリンタ16のグループを選
択し、グループに属するプリンタ16を指定し、指定さ
れたグループに属するプリンタへ出力指示を設定するた
めの操作画面生成要求信号を送信すると、サーバ14に
おいてグループに属するプリンタ16の属性情報の論理
積が演算され、各グループに共通の属性情報が選択され
て共通の属性情報がスキャナ12に送信される。これに
より、プリンタ16のグループとこのグループに共通の
属性情報とを表示する印刷用操作画面が新たに生成され
て表示される。
【0046】また、複数のプリンタ16を1つのグルー
プとして登録するときには、オペレータがグループ化し
たい機能を表す属性情報を選択し、この属性情報を備え
たプリンタ16を表示するための操作画面生成要求信号
をサーバ14に送信すると、選択された属性を備えたプ
リンタ16が全て表示されるので、オペレータはグルー
プ化したいプリンタ16を画面から選択して、サーバ1
4に対してグループ化指示を行うことにより、グループ
化することができる。
【0047】図10に示す画面で、オペレータによって
出力方法として1つのジョブを分割しないで出力するた
めに「分割出力しない」ボタンが選択され、グループ表
示部202に表示されたプリンタ16のグループの1つ
が選択されると、選択されたグループに属するプリンタ
16の一覧(図示せず)が表示される。もしくは、グル
ープ表示部202にグループ化されていない状態の単体
のプリンタ16の一覧(図示せず)が表示されるように
してもよい。このプリンタ一覧から個々のプリンタ16
を選択すると、サーバ14において選択されたプリンタ
16の属性情報が選択されてスキャナ12に送信され、
選択されたプリンタ16の属性情報を表示する印刷用操
作画面が生成され、スキャナ12の表示パネル12Bに
表示される。
【0048】また、出力方法として、出力するプリンタ
16の属性情報、すなわち出力の条件を指定して条件に
最も適したプリンタ16の表示(ベストフィット)を選
択すると、サーバ14において、出力先として選択され
たグループに属するプリンタ16の属性情報の論理和が
演算され、この演算結果に基づいたプリンタ16の属性
情報がスキャナ12に送信され、スキャナ12では印刷
用操作画面を生成し表示パネル12Bに表示する。この
画面によりオペレータは選択し得る総ての属性情報を一
覧することができる。
【0049】また、出力方法として「個別部数指定」が
選択され、グループ表示部202に表示されたプリンタ
16のグループの1つが選択されると、選択されたグル
ープに属するプリンタ16毎に部数を表示する図12に
示す個別部数指定画面が表示される。オペレータはこの
個別部数指定画面からプリンタ毎に出力部数を設定する
ことができる。そして、出力するプリンタ16毎に印刷
用操作画面が表示される。
【0050】[印刷指示処理]オペレータは、図11に示
す印刷用操作画面によって、プリンタ16の属性情報を
確認した後、印刷用操作画面から用紙サイズ、拡縮倍率
等の画像データ出力形式を示す出力パラメータを設定し
て、印刷指示を行う。ここで、画像データ出力形式を示
す出力パラメータが設定されると、スキャナ12によ
り、共通画像データに基づいた出力処理が親ジョブとし
て発行される共に、指定された画像出力装置からの出力
処理は親ジョブから派生した子ジョブとして親ジョブに
関連付けられて発行される。即ち、共通画像データに基
づいて複数のプリンタ16から出力処理を行う場合は、
親ジョブの下には複数の子ジョブが関連付けられる。な
お、共通画像データは識別情報と関連付けられているの
で、これらの親ジョブ及び子ジョブも識別情報と関連付
けられて発行される。
【0051】上記の通り、オペレータにより出力するプ
リンタ16が指定され、画像データ出力形式を示す出力
パラメータが設定されて印刷指示が行われると、図7の
ステップ162で印刷指示有りと判断され、ステップ1
68で指定したプリンタ16による印刷が可能か否かを
確認するための印刷可能確認信号をサーバに送信する。
【0052】スキャナ12からサーバ14に印刷可能確
認信号が送信され、図6のステップ124で印刷可能確
認信号が受信された(印刷指示有り)と判断されると、
ステップ126において指定されたプリンタ16各々の
ステータスを確認し、ステップ128でこのステータス
から全てのプリンタが印刷可能と判断されれば、ステッ
プ132で印刷可能信号をスキャナ12に送信する。一
方、ステップ128で少なくとも1つのプリンタが印刷
不可と判断されたときには、ステップ130において印
刷不可信号をスキャナ12に送信する。
【0053】図7のステップ170において、印刷可能
信号が受信されたか否かを判断し、印刷可能信号が受信
された場合には、次のステップ174でオペレータによ
りスタートボタンが押されるなどして画像読み取り(ス
キャン開始)が指示されたか否かを判断する。ステップ
174で画像読み取り指示があったと判断されると、ス
テップ176でスキャナ部12Aを制御してセットされ
た原稿に記録された画像を1回の操作で読み取り、即ち
一連の画像データを共通画像データとして読取り、電子
化された画像データとしてスキャナのメモリ12Dに記
憶する。そして、ステップ178において操作画面から
入力された出力形式及びスキャナ部12Aから読み込ま
れた画像データをサーバ14に送信する。即ち、相互に
関連付けられた親ジョブ及び子ジョブがサーバ14に送
信される。
【0054】一方、ステップ170において印刷不可信
号が入力されたと判断されたときには、ステップ172
においてオペレータにプリンタ16の再指定を行うよう
に指示し、オペレータが表示パネル12Bを操作して出
力するプリンタ16の再指定を行うと、上記と同様にス
テップ162からステップ168に進んで、サーバ14
に印刷が可能か否かを確認するための印刷可能確認信号
を送信し、ステップ170において印刷可能信号が受信
され、ステップ174において画像読み取りが指示され
たと判断された場合に、ステップ176で原稿に記録さ
れた画像データを読み取り、ステップ178において親
ジョブ及び子ジョブをサーバ14に送信する。
【0055】プリンタ16の指定としては、上記で説明
した複数のプリンタを指定する他、1つのプリンタ16
を指定したり、1つのグループを指定して、指定したグ
ループに属するプリンタ16の各々から同時に印刷物を
出力するようにすることができる。
【0056】また、上記のようにグループ化する場合
に、異なる機能を属性として備えた複数のプリンタ16
を同じグループに属するように予め設定しておき、同じ
画像データに基づいて、カラー出力機能を備えたプリン
タ16と白黒出力機能を備えたプリンタ16の各々から
印刷物を出力するようにしてもよい。この場合、カラー
出力機能を備えたプリンタ16からは1部出力、白黒出
力機能を備えたプリンタ16からは残りの部数出力のよ
うに出力を指定することにより、全部数カラー出力する
場合に比較してコストを低減することができる。
【0057】また、サイズに応じて出力部数を指定して
もよく(例えば、A4で1部、B4で残りの部数)、記
録面に応じて出力部数を指定してもよく(例えば、両面
で1部、片面で残りの部数)、フィニッシャの有無に応
じて出力部数を指定してもよい(例えば、ホッチキス有
りで1部、無しで残りの部数)。
【0058】[印刷処理]図6のステップ134におい
て、スキャナ12からの出力形式及び画像データがサー
バ14において受信されたと判断されると、ステップ1
36において子ジョブを実行する指定されたプリンタ1
6のステータスを確認し、ステップ138で確認したス
テータスから印刷が可能か否かを判断する。印刷が指定
されたプリンタ16にエラーが発生して印刷不能なら
ば、ステップ130において印刷不可信号をスキャナ1
2に送信する。これによって、スキャナ12では、ステ
ップ180において、出力形式及び画像データ送信後に
印刷不可信号が受信されたと判断され、上記で説明した
ように、ステップ172においてオペレータにプリンタ
16の再指定を行うように操作画面によって指示し、オ
ペレータが表示パネル12Bを操作して出力するプリン
タ16の再指定を行うと、印刷可能信号が受信され、ス
キャン開始が指示された場合に、画像が読取られ、出力
形式及び画像データが再度サーバ14に送信される。そ
して、ステップ182で所定時間が経過したと判断され
るまで、ステップ180に戻り印刷不可信号が受信され
たか否かを繰り返し判断する。
【0059】なお、スキャナ12からサーバ14に出力
形式及び画像データが送信された後にプリンタ16が再
指定されても、通常は出力形式及び画像データの変更が
ないので、再度出力形式及び画像データをサーバ14に
送信することなく、既にサーバ14に送信されている出
力形式及び画像データをそのまま利用するようにしても
よい。また、プリンタ16の再指定により出力形式を変
更せざるを得なくなった場合には、出力形式のみ送信し
て変更してもよい。
【0060】一方、ステップ138で印刷可能と判断さ
れたときには、ステップ140においてサーバ14から
印刷が指定されたプリンタ16に、用紙サイズ、部数等
を示す画像データ出力形式信号、及びスキャナ12から
入力された画像データをネットワーク10を介して送信
する。即ち、相互に関連付けられた親ジョブ及び子ジョ
ブから子ジョブが分離され、分離された子ジョブが指定
されたプリンタ16の各々に送信される。
【0061】プリンタ16は、図5のステップ104に
おいて、サーバ14から送信された出力形式及び画像デ
ータが受信されたと判断されると、ステップ106にお
いて指定された出力形式で、画像データに基づいた画像
を記録紙に形成し、画像が形成された記録紙を出力す
る。即ち、プリンタ16に送信された子ジョブが実行さ
れる。
【0062】[ジョブ状態の表示及びジョブの操作]オペ
レータが、図9に示すメニュー画面等において、アイコ
ンで表示されたジョブ状態確認ボタン200Cをクリッ
クして、入力者を識別する識別情報を入力すると、ジョ
ブ状態の確認が指示されたと判断され、スキャナ12に
おいて、以下に示すジョブ状態確認のための割り込み処
理ルーチンが実行される。
【0063】まず、図15のステップ300で入力され
た識別情報と関連する親ジョブ及び子ジョブを検索して
ジョブリストを作成する。このように発行された親ジョ
ブ及び子ジョブを識別情報と関連付けておくことで、入
力者のジョブだけを選択的にリストアップすることがで
きる。次のステップ302で、リストアップされた各子
ジョブの実行状態をサーバ14に確認させる。即ち、サ
ーバ14に各子ジョブが送信されたプリンタ16または
送信される予定のプリンタ16のステータスの確認を要
求する確認要求信号を送信し、確認結果(ジョブ状態)
を受信する。そして、ステップ304で、この確認結果
に基づいてスキャナ12の表示パネル12Bにジョブリ
ストとジョブ状態とからなるジョブ状態確認画面を表示
する。
【0064】ジョブ状態確認画面を表示するときには、
まず、親ジョブの状態を確認するための親ジョブ状態確
認画面が表示される。この親ジョブ状態確認画面には、
図13に示すように、親ジョブのジョブID、ジョブ
名、出力先(プリンタ名等)と共に、親ジョブの状態が
表示される。親ジョブの状態としては、全ての子ジョブ
の実行が完了している場合には、例えば「完了しまし
た。」というようにジョブが完了したことが表示され、
実行が完了していない子ジョブが有る場合には、例えば
「処理中です。」というようにジョブが処理中であるこ
とが表示される。
【0065】また、この親ジョブ状態確認画面には、各
親ジョブ毎にアイコンで表示された詳細ジョブ確認ボタ
ン210が設けられている。この詳細ジョブ確認ボタン
210をクリックすると、表示パネル12Bの画面が更
に切換わり、図14に示す子ジョブ状態確認画面が表示
される。この子ジョブ状態確認画面には、子ジョブのジ
ョブID、ジョブ名、出力先(プリンタ名等)と共に、
子ジョブの状態が表示されている。子ジョブの状態とし
ては、子ジョブの実行が完了している場合には、例えば
「完了しました。」というように子ジョブが完了したこ
とが表示され、実行が完了していない場合には、例えば
「処理中です。」というように子ジョブが処理中である
ことが表示される。
【0066】このようにオペレータは、ジョブ状態を表
示するジョブリストをスキャナ12の表示パネル12B
に表示させて、親ジョブ及び子ジョブの状態を簡単に確
認することができる。なお、プリンタ16にジョブが送
信されていない状況では、全てのジョブの実行が完了し
ていないので、特別な操作が行われない限り、全ての親
ジョブ及び子ジョブについて処理中であることが表示さ
れる。
【0067】また、図13及び図14に示すジョブ状態
確認画面には、ジョブを操作するためのアイコンで表示
されたコマンドボタン212が設けられている。このコ
マンドボタン212をクリックすることによって、ジョ
ブの開始、ジョブの一時停止、ジョブの再開、ジョブの
中止(削除)、ジョブの設定変更等のコマンドを入力す
ることができる。
【0068】オペレータが操作したい親ジョブまたは子
ジョブをジョブリストから選択して、ジョブの操作を指
示するコマンドボタン212をクリックしてジョブの操
作を指示すると、図15のステップ306でジョブの操
作が指示されたと判断され、ステップ308でそのジョ
ブがサーバ14へ送信される前か否かを判断し、サーバ
14にジョブが送信されていないと判断されると、ステ
ップ310においてスキャナ12が保持しているジョブ
を入力されたコマンドに応じて操作し、ステップ312
で操作結果を表示パネル12Bに表示する。一方、ステ
ップ308でサーバ14に既にそのジョブが送信されて
いると判断されると、ステップ314においてサーバ1
4にジョブの操作を指示するための操作情報を送信し、
ステップ316でサーバ14から送信されてくるプリン
タ16のステータスを確認して、操作結果を表示パネル
12Bに表示する。そして、ステップ318でジョブリ
ストが表示されてから所定時間が経過してもジョブの操
作が指示されない場合は、割り込み処理ルーチンを終了
する。
【0069】ここで図18を参照して、スキャナ12で
行われるステップ310のジョブの操作について更に詳
細に説明する。ステップ330で指示されたジョブの操
作が親ジョブに対する操作であるか否かを判断し、肯定
判断されると、ステップ332で親ジョブ及び子ジョブ
が操作される。例えば、親ジョブの中止が指示された場
合には、このコマンドは親ジョブ及び子ジョブに対して
有効であり、親ジョブとこの親ジョブに関連付けられた
子ジョブ全部が中止される。一方、ステップ330で指
示されたジョブの操作が子ジョブに対する操作であると
判断されると、ステップ334で指定された子ジョブだ
けが操作される。例えば、子ジョブの中止が指示された
場合には、このコマンドは子ジョブに対してのみ有効で
あり、中止が指示された子ジョブだけが中止される。
【0070】サーバ14がスキャナ12からの操作情報
を受信すると、サーバ14において、以下に示す操作情
報受信による割り込み処理ルーチンが実行される。図1
6のステップ320では、プリンタ16にジョブを送信
する前か否かを判断し、プリンタ16にジョブが送信さ
れていないと判断されると、ステップ322においてサ
ーバ14が保持しているジョブを入力されたコマンドに
応じて操作する。なお、ジョブの操作はスキャナ12に
おけるジョブの操作と同様にして行われる。一方、ステ
ップ320でプリンタ16に既にジョブが送信されてい
ると判断されると、ステップ324においてプリンタ1
6にジョブの操作を指示するための操作情報を送信し、
ステップ326でプリンタ16のステータスを確認し
て、操作結果をスキャナ12に送信する。
【0071】プリンタ16が操作情報を受信すると、ジ
ョブの操作が指示されたと判断され、プリンタ16にお
いて、以下に示す操作情報受信による割り込み処理ルー
チンが実行される。即ち、図17のステップ328で、
プリンタ16はプリンタ16が保持しているジョブを入
力されたコマンドに応じて操作する。なお、ジョブの操
作はスキャナ12におけるジョブの操作と同様にして行
われる。
【0072】また、ジョブの設定変更を行う場合には、
図14に示す子ジョブ状態確認画面をスキャナ12の表
示パネル12Bに表示し、画面上には各子ジョブ毎にア
イコンで表示された設定変更ボタン214が設けられて
おり、この設定変更ボタン214をクリックすると画面
が切換わり、図19に示すその子ジョブについての設定
変更入力画面が表示されるので、この画面から設定変更
を入力し、ジョブの設定変更を指示することができる。
なお、親ジョブに関連付けられた子ジョブが1つしかな
い場合には、図13に示す親ジョブ状態確認画面に設定
変更ボタン214が設けられる。
【0073】以上説明したように、本実施の形態のプリ
ントシステムでは、複数のプリンタにジョブを実行させ
る際に、親ジョブ及び子ジョブのジョブ状態確認画面を
スキャナの表示パネルに表示するようにしたので、各プ
リンタのジョブ状態の確認を簡単に行うことができる。
【0074】また、このジョブ状態確認画面から親ジョ
ブ及び子ジョブ各々に対するコマンドを入力することが
できるので、ジョブの操作(開始、停止、再開、変更、
または削除)を簡単に行うことができる。例えば、親ジ
ョブに対する中止コマンドで子ジョブを含むジョブ全体
を中止することができるし、子ジョブに対する中止コマ
ンドで各子ジョブを個別に中止することができる。
【0075】また、親ジョブ及び子ジョブを入力者を識
別する識別情報と関連付けておくことにより、識別情報
と関連する親ジョブ及び子ジョブだけをリストアップす
ることができるので、入力者は自己のジョブ状態の確認
をより簡単に行なうことができる。
【0076】また、スキャナに複数のアイコンを備えた
操作画面を表示すると共に表示されたアイコンへの接触
によりプリンタの印刷形式等のデータを入力するユーザ
インタフェースとして機能する表示パネルを設けている
ので、スキャナにより画像データの入力を行う際に、こ
の表示パネルに表示された操作画面で指示することによ
り、通常の複写機を操作するように、最初に出力パラメ
ータを設定した後、スタートボタンを押すだけで原稿の
読み取りから印刷までの処理を自動的に行うことが可能
となる。
【0077】また、ネットワークに接続されたプリンタ
の属性情報をサーバのデータベースに登録しているの
で、スキャナからネットワークに接続されたプリンタの
属性情報を引き出すことができる。なお、スキャナ以外
の他のクライアントからも、同様にネットワークに接続
されたプリンタの属性情報を引き出すことができる。
【0078】また、サーバにおいて、ネットワークに接
続されている全部または一部のプリンタの属性情報を表
示するための操作画面生成要求信号、及びネットワーク
に接続されたプリンタの属性情報に基づいて、操作画面
を生成するためのテキストデータを生成してスキャナに
送信すると共に、スキャナにおいて、送信されたテキス
トデータ等に基づいて操作画面を生成し、生成した操作
画面をユーザインタフェースとして表示パネルに表示す
るので、異なる属性を備えた複数のプリンタについても
共通の操作画面を表示することができ、この表示パネル
を効率良く操作することができる。
【0079】また、本実施の形態においては、スキャナ
において、送信されたテキストデータ等に基づいて操作
画面を生成し、生成した操作画面をユーザインタフェー
スとして表示パネルに表示する例について説明したが、
ユーザインタフェースをクライアントや複合機に設け、
クライアントや複合機から操作することもできる。例え
ば、本実施の形態のプリントシステムに複合機を接続し
た場合、通常は単独の複合機として動作し、「ネットワ
ークコピーモード」が指示されたときに、当該複合機が
ユーザインタフェース装置または画像入力装置または画
像出力装置として動作するように構成することもでき
る。通常は、当該複合機は、複合機独自のユーザインタ
フェース画面を表示パネルに表示して単独で動作する複
合機として動作するが、「ネットワークコピーモード」
へ移行する指示がなされたときに、ネットワークを介し
て接続されたサーバに対してユーザインタフェース画面
を生成するための情報の取得要求を出し、サーバから送
信されてきた情報をもとに複合機の表示パネルにネット
ワークを介して接続された他の機器に対する設定・出力
形式の指示が可能なユーザインタフェース画面を表示さ
せる。この画面から出力先のプリンタの選択、出力形式
の設定を行い、ネットワークコピーのスタート指示を行
うと、複合機の画像読み取り部で原稿を読み取らせれ
ば、読み込まれた画像と出力先プリンタや出力形式に関
する情報とをサーバに送信し、プリント処理させること
も可能である。
【0080】なお、本実施の形態においては、通常の複
写機を操作するように、最初に出力パラメータを設定し
た後、スタートボタンを押すだけで原稿の読み取りから
印刷までの処理を自動的に行うように構成したが、下記
に記載するようにスキャンサービスでスキャナから画像
を読み込み蓄積した後に、再プリント指示を行うことに
より、蓄積された画像をプリント出力することもでき
る。
【0081】原稿に記録された画像を蓄積する場合に
は、図9に示すメニュー画面において「スキャナー」ボ
タン200Bを押すことによりスキャンサービスを選択
し、スキャナ部12Aに原稿をセットしてスタートボタ
ンを押す。これにより、画像読み取り指示ありと判断さ
れ、スキャナ部12Aが制御されて原稿に記録された画
像が読み取られる。読取られた画像データは、電子化さ
れた画像データとしてスキャナのメモリ12Dに記憶さ
れる。この場合、機能がより高いプリンタで使用する画
像データが得られるように、例えば、カラー出力機能を
備えたプリンタ(カラープリンタ)と白黒出力機能を備
えたプリンタ(白黒プリンタ)とが接続されている場合
には、カラープリンタ用の画像データが得られるよう
に、また高解像度プリンタと低解像度プリンタとが接続
されている場合には、高解像度プリンタ用の画像データ
が得られるように、画像を読取るのが好ましい。
【0082】なお、画像データが予め記憶された外部記
憶装置から画像データを入力する場合には、上記の画像
読み取り処理は不要であり、図示しない読み込み装置を
用いて外部記憶装置から読み込んだ画像データを1回の
操作でメモリ12Dに共通画像データとして記憶すれば
よい。
【0083】次に、スキャンサービスにより蓄積された
画像を印刷する場合には、図9に示すメニュー画面にお
いて「再プリント」ボタン200Cを押すことにより再
プリントサービスを選択する。再プリントサービスで
は、スキャナのメモリ12Dに蓄積された画像から所望
の画像を、前記[印刷指示処理]で記載した処理と同様の
処理を行うことにより再出力することが可能となる。
【0084】また、本実施の形態においては、スキャナ
により読み込まれた画像を一旦スキャナ12のメモリ1
2Dに記憶しておき、プリンタ16への出力時にメモリ
12Dからサーバ14に送信し、各プリンタ16へ送信
されるように構成したが、原稿読み取り時に、読み取っ
た画像をサーバ14に送信してサーバ14に保存してお
き、プリンタ16への出力時に各プリンタ16へ送信さ
れるように構成してもよい。また、スキャナにより読み
込まれた画像を一旦スキャナ12のメモリ12Dに記憶
しておき、印刷時にメモリ12Dからサーバ14を介さ
ず、直接プリンタに送信するようにしてもよい。
【0085】また、スキャンサービスにより読み込まれ
た画像を一旦スキャナ12のメモリ12Dに記憶すると
共に、画像の格納場所を示す情報をサーバ14またはプ
リンタ16に送信しておき、プリンタ16から出力する
際に、その画像の格納場所を示す情報に基づいてサーバ
14またはプリンタ16が画像を読み出す構成としても
よい。
【0086】また、上記ではプリンタに画像を出力する
例について説明したが、プリンタ以外にも複合機やファ
クシミリ装置に出力することもできる。また、電子メー
ルとしてネットワークを介して接続された他の機器(例
えば、携帯電話)に出力するようにしてもよい。
【0087】
【発明の効果】請求項1、5及び6の発明によれば、異
なる属性を備えた複数の画像出力装置にジョブを実行さ
せる際に、各画像出力装置のジョブ状態の確認を簡単に
行うことができる、という効果を奏する。
【0088】また、請求項2、3、4、及び7の発明に
よれば、異なる属性を備えた複数の画像出力装置にジョ
ブを実行させる際に、各画像出力装置のジョブの操作
(開始、停止、再開、変更、または削除)を簡単に行う
ことができる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態のプリントシステムの概略構成を
示すブロック図である。
【図2】本実施の形態のスキャナの概略構成を示すブロ
ック図である。
【図3】本実施の形態のプリンタの概略構成を示すブロ
ック図である。
【図4】本実施の形態のサーバの概略構成を示すブロッ
ク図である。
【図5】本実施の形態のプリンタにより実行される処理
ルーチンを説明するためのフローチャートである。
【図6】本実施の形態のサーバにより実行される処理ル
ーチンを説明するためのフローチャートである。
【図7】本実施の形態のスキャナにより実行される処理
ルーチンを説明するためのフローチャートである。
【図8】スキャナ起動時に表示パネルに表示される初期
画面を示す図である。
【図9】サービス選択のためのメニュー画面を示す図で
ある。
【図10】出力方法/保存先の指定を行うための操作画
面を示す図である。
【図11】印刷用操作画面を示す図である。
【図12】プリンタ毎に出力部数を指定するための個別
部数指定画面を示す図である。
【図13】親ジョブ状態確認画面を示す図である。
【図14】子ジョブ状態確認画面を示す図である。
【図15】本実施の形態のスキャナにより実行される割
り込み処理ルーチンを説明するためのフローチャートで
ある。
【図16】本実施の形態のサーバにより実行される割り
込み処理ルーチンを説明するためのフローチャートであ
る。
【図17】本実施の形態のプリンタにより実行される割
り込み処理ルーチンを説明するためのフローチャートで
ある。
【図18】ジョブの操作を詳細に説明するためのフロー
チャートである。
【図19】ジョブの設定変更画面を示す図である。
【符号の説明】
10 ネットワーク 12 スキャナ 14 サーバ 161、162、・・・16n プリンタ 181、182、・・・18n クライアント 20 ドライバ 22 ファクシミリ装置 24 データベース 30 複合機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉村 俊秀 神奈川県川崎市高津区坂戸3丁目2番1号 KSP R&D ビジネスパークビル 富士ゼロックス株式会社内 Fターム(参考) 2C061 AP01 AP03 AP07 AQ06 AR01 AR03 AS02 HQ12 HR07 5B021 AA01 AA05 AA19 BB00 CC07 EE03 5C062 AA05 AA13 AA35 AB17 AB20 AB22 AB38 AC02 AC04 AC21 AC42 AE01 AE15

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ネットワークに接続され、前記ネットワー
    クを介して送信された相互に関連付けられた親ジョブ及
    び子ジョブから子ジョブを分離して指定された画像出力
    装置に送信する画像出力管理装置と、 各々前記ネットワークに接続されると共に、前記ネット
    ワークを介して前記画像出力管理装置から送信された子
    ジョブを実行する複数の画像出力装置と、 を備えた画像出力システムに用いられる画像入力装置で
    あって、 子ジョブを実行する画像データを入力するための画像デ
    ータ入力装置と、 子ジョブを実行する画像出力装置を指定する情報が入力
    されると共に、前記画像データ入力装置から入力された
    画像データに基づいた出力処理を親ジョブとすると共
    に、指定された画像出力装置からの出力処理を前記親ジ
    ョブから派生した子ジョブとして、前記親ジョブ及び前
    記子ジョブを相互に関連付けて発行し、ジョブ状態確認
    時に前記親ジョブを表示すると共に親ジョブの操作に応
    じて親ジョブに関連付けられた子ジョブを一覧表示する
    表示入力装置と、 前記ネットワークに接続されると共に、前記表示入力装
    置から入力された情報、前記親ジョブ及び前記子ジョブ
    を前記ネットワークを介して前記画像出力管理装置に送
    信する送信装置と、 を備えた画像入力装置。
  2. 【請求項2】ネットワークに接続され、前記ネットワー
    クを介して送信された相互に関連付けられた親ジョブ及
    び子ジョブから子ジョブを分離して指定された画像出力
    装置に送信する画像出力管理装置と、 各々前記ネットワークに接続されると共に、前記ネット
    ワークを介して前記画像出力管理装置から送信された子
    ジョブを実行する複数の画像出力装置と、 を備えた画像出力システムに用いられる画像入力装置で
    あって、 子ジョブを実行する画像データを入力するための画像デ
    ータ入力装置と、 子ジョブを実行する画像出力装置を指定する情報、及び
    前記親ジョブ及び前記子ジョブに対するコマンドが入力
    されると共に、前記画像データ入力装置から入力された
    画像データに基づいた出力処理を親ジョブとすると共
    に、指定された画像出力装置からの出力処理を前記親ジ
    ョブから派生した子ジョブとして、前記親ジョブ及び前
    記子ジョブを相互に関連付けて発行する表示入力装置
    と、 前記ネットワークに接続されると共に、前記表示入力装
    置から入力された情報、前記親ジョブ及び前記子ジョブ
    を前記ネットワークを介して前記画像出力管理装置に送
    信する送信装置と、 を備えた画像入力装置。
  3. 【請求項3】親ジョブに対するコマンドを親ジョブ及び
    子ジョブに対して有効にし、子ジョブに対するコマンド
    を子ジョブに対してのみ有効にした請求項2に記載の画
    像入力装置。
  4. 【請求項4】前記コマンドは、ジョブの開始、停止、再
    開、変更、または削除を指示する請求項2または3に記
    載の画像入力装置。
  5. 【請求項5】前記親ジョブ及び前記子ジョブを、入力者
    を識別する識別情報と関連付けた請求項1〜4のいずれ
    か1項に記載の画像入力装置。
  6. 【請求項6】ネットワークに接続され、前記ネットワー
    クを介して送信された相互に関連付けられた親ジョブ及
    び子ジョブから子ジョブを分離して指定された画像出力
    装置に送信する画像出力管理装置と、 各々前記ネットワークに接続されると共に、前記ネット
    ワークを介して前記画像出力管理装置から送信された子
    ジョブを実行する複数の画像出力装置と、 子ジョブを実行する画像データを入力するための画像デ
    ータ入力装置と、 子ジョブを実行する画像出力装置を指定する情報が入力
    されると共に、前記画像データ入力装置から入力された
    画像データに基づいた出力処理を親ジョブとすると共
    に、指定された画像出力装置からの出力処理を前記親ジ
    ョブから派生した子ジョブとして、前記親ジョブ及び前
    記子ジョブを相互に関連付けて発行し、ジョブ状態確認
    時に前記親ジョブを表示すると共に親ジョブの操作に応
    じて親ジョブに関連付けられた子ジョブを一覧表示する
    表示入力装置と、 前記ネットワークに接続されると共に、前記表示入力装
    置から入力された情報、前記親ジョブ及び前記子ジョブ
    を前記ネットワークを介して前記画像出力管理装置に送
    信する送信装置と、 を備えた画像出力システム。
  7. 【請求項7】ネットワークに接続され、前記ネットワー
    クを介して送信された相互に関連付けられた親ジョブ及
    び子ジョブから子ジョブを分離して指定された画像出力
    装置に送信する画像出力管理装置と、 各々前記ネットワークに接続されると共に、前記ネット
    ワークを介して前記画像出力管理装置から送信された子
    ジョブを実行する複数の画像出力装置と、 子ジョブを実行する画像データを入力するための画像デ
    ータ入力装置と、 子ジョブを実行する画像出力装置を指定する情報、及び
    前記親ジョブ及び前記子ジョブに対するコマンドが入力
    されると共に、前記画像データ入力装置から入力された
    画像データに基づいた出力処理を親ジョブとすると共
    に、指定された画像出力装置からの出力処理を前記親ジ
    ョブから派生した子ジョブとして、前記親ジョブ及び前
    記子ジョブを相互に関連付けて発行する表示入力装置
    と、 前記ネットワークに接続されると共に、前記表示入力装
    置から入力された情報、前記親ジョブ及び前記子ジョブ
    を前記ネットワークを介して前記画像出力管理装置に送
    信する送信装置と、 を備えた画像出力システム。
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