JP4075304B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子写真複写機やレーザビームプリンタ等の画像形成装置に係り、特に、ラスタ走査ユニットから発せられるレーザビームで感光体ドラムを露光することにより画情報に応じた記録画像を形成する画像形成装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、ラスタ走査ユニットより発せられたレーザビームによって感光体ドラムを露光した後、かかる露光によって感光体ドラム上に形成された静電潜像をトナーで現像し、現像されたトナー像を記録シートに転写することで画情報に応じた記録画像を形成する所謂レーザビームプリンタが知られている。ラスタ走査ユニット内には画情報によって変調されたレーザビームを発するレーザ光源、このレーザ光源から発せられたレーザビームを感光体ドラムの軸方向(以下、「主走査方向」という)に沿って走査するポリゴンミラー等が設けられており、高速回転するポリゴンミラーによって走査されたレーザビームは複数のレンズやミラーによって屈折・反射させられた後、ラスタ走査ユニットの筐体に設けられたスリット状の照射口を通過して感光体ドラムに達するようになっている。
【0003】
精密な光学装置であるラスタ走査ユニット内に塵芥やトナーが侵入するのを防止するため、通常、上記照射口はシールガラスによって密閉されており、レーザビームはこのシールガラスを通して感光体ドラムへ照射されている。しかし、このシールガラスに粉塵やトナーが付着すると、主走査方向に走査されているレーザビームがシールガラス上の特定の位置で遮られることになり、記録画像には感光体ドラムの回転方向(以下、「副走査方向」)に沿った白筋が発生してしまう。このようなシールガラスに対する粉塵やトナーの付着は、例えば、カートリッジ化された感光体ドラムや現像器等を画像形成装置に対して着脱する場合に発生し易い他、装置可動中にトナーが現像器から漏れ出すことによっても発生する。また、近年ではレーザビームプリンタの小型卓上化が進んでおり、かかる小型化を達成するための機内レイアウトの都合上、ラスタ走査ユニットを現像器の下側に配置せざるを得ない場合も生じており、そのような場合には意図せずしてシールガラス上に現像器からトナーが落下してしまうことも考えられる。
【0004】
このため、特開平2−121748号公報や特開平3−92651号公報等に開示されるレーザビームプリンタでは、レーザビームの光路中にレーザビーム照射口から感光体ドラムへ向かう空気流を形成し、かかる空気流によってプリンタ機内の雰囲気中を漂う粉塵やトナーがシールガラスに付着するのを防止している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、ラスタ走査ユニットと感光体ドラムとの間に前述のような空気流を形成するためには、プリンタの機外から空気を吸い込むための送風ファンを回転させ続けなければならず、画像形成動作中は感光体ドラムや現像器等を駆動するためのメインモータが回転していることから、上記送風ファンの音は余り気にならないものの、メインモータが停止している待機中は送風ファンの回転音が耳障りに感じられてしまうといった問題点があった。一方、待機中は送風ファンを停止させることも現実に行われているが、その場合は、機内雰囲気中を漂っている塵芥やトナーがラスタ走査ユニットのシールガラスに付着し易いといった不都合もある。
【0006】
また、現像器が停止している待機時には、感光体ドラムの周囲には浮遊トナーが少ないものと考えられるが、感光体ドラムの軸方向の両端部をハウジング等の固定部に対して完全にシールすることは困難であり、待機時であっても、感光体ドラムと固定部との隙間を通して侵入した塵芥がシールガラスに付着する懸念がある。
【0007】
更に、感光体ドラムや現像器の交換時においては、これらをプリンタの機外へ抜き出した場合に、上記シールガラス前面の雰囲気がプリンタ機外の雰囲気に解放されてしまうこともあり、かかるドラムカートリッジや現像カートリッジの交換の際にシールガラスに粉塵やトナーが付着し易いといった欠点があった。
【0008】
本発明はこのような問題点に鑑みたものであり、その目的とするところは、画像形成動作時及び待機時のいずれにおいても、ラスタ走査ユニットのレーザビーム射出口を覆うシールガラスに対して粉塵やトナーが付着するのを防止することができ、送風ファンの回転による騒音を低減することが可能な画像形成装置を提供することにある。
【0009】
また、本発明の他の目的は、現像カートリッジやドラムカートリッジの交換の場面であっても、機外から機内へ粉塵等が入り込むことがなく、もってラスタ走査ユニットのシールガラスに対して粉塵が付着するのを防止することが可能な画像形成装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、画情報によって変調されたレーザヒームを発するラスタ走査ユニットと、上記レーザビームによって露光される感光体ドラムを有して上記画情報に応じたトナー像を形成する作像エンジンとを備え、この作像エンジンによって形成されたトナー像を記録シートに転写して記録画像を形成する画像形成装置を前提とし、以下に示す二つの技術的手段を提供するものである。
【0011】
すなわち、第1の技術的手段は、上記作像エンジンとラスタ走査ユニットとの間には上記レーザビームの光路を挟んで上記感光体ドラムの軸方向と平行に一対の光路形成板を設け、これら光路形成板によって上記レーザビームが通過する光路室を形成する一方、この光路室の中には上記光路に適宜進出することによって該光路室を二分することが可能なシャッター部材を設け、更に、上記シャッター部材によって二分された光路室のうち、ラスタ走査ユニット側に位置する第1光路室には該光路室に対して空気を送り込む送風ダクトを設ける一方、作像エンジン側に位置する第2光路室には該光路室から空気を排出する排気ダクトを設けたことを特徴とするものである。
【0012】
このような技術的手段によれば、画像形成動作時にはシャッター部材を退避させることによってレーザビームで感光体ドラムを露光することが可能になると共に、ラスタ走査ユニット側の第1光路室と感光体ドラム側の第2光路室とが連通されるので、送風ダクトから第1光路室に空気流を送り込むと、かかかる空気流は第2光路室を経て排気ダクトへと流動し、ラスタ走査ユニットから感光体ドラムへ向かう空気流を形成することが可能となる。また、感光体ドラムの露光が行われない待機時にはシャッター部材を進出させて第1光路室と第2光路室とを離隔させ、その状態で第1光路室に対して空気流を送り込むことにより、かかる空気流はシャッター部材と光路形成板との隙間から第2光路室に吹き出すことになる。このとき、シャッター部材と光路形成板との隙間は極僅かであるから、第1光路室に送風する空気量は極僅かであっても、シャッター部材と光路形成板との隙間から勢い良く空気が吹き出すことになり、かかる隙間を通して第2光路室から第1光路室へ塵芥やトナーが侵入するのを効果的に防止することが可能となる。つまり、待機時には動作時よりも送風する空気量を減じることが可能となり、かかかる待機時には送風ファンの消費電力や騒音を軽減することができるものである。
【0013】
一方、第2の技術的手段は、上記作像エンジンとラスタ走査ユニットとの間には上記レーザビームの光路を挟んで上記感光体ドラムの軸方向と平行に一対の光路形成板を設け、これら光路形成板によって上記レーザビームが通過する光路室を形成する一方、この光路室の中には上記光路に適宜進出することによって該光路室を二分することが可能なシャッター部材を設け、更に、上記シャッター部材によって二分された光路室のうち、作像エンジン側に位置する第2光路室には該光路室に対して空気を送り込む送風ダクトを設けると共に該光路室から空気を排出する排気ダクトを設け、レーザビームによる感光体ドラムの露光時には上記シャッター部材を退避させて第1光路室及び第2光路室を連通させる一方、感光体ドラムの非露光時には上記シャッター部材を進出させて第1光路室及び第2光路室を離隔すると共に該シャッター部材で上記排気ダクトの開口を閉塞するように構成したことを特徴とするものである。
【0014】
このような技術的手段によれば、上記シャッター部材は感光体ドラムの露光が行われない待機時には第1光路室と第2光路室とを離隔すると共に、第2ダクトに開口した排気ダクトを閉塞するので、かかる第2光路室に送風された空気流は行き場を失い、感光体ドラムの軸方向の両端とハウジング等の固定部との隙間から外部へ吹き出すことになる。このとき、感光体ドラムの軸方向の両端に存在する隙間は極僅かであるから、第2光路室に送風する空気量は極僅かであっても、かかる隙間から勢い良く空気が吹き出すことになり、塵芥が該隙間を通して第2光路室へ侵入するのを効果的に防止することが可能となる。つまり、第1の技術的手段と同様に、待機時には動作時よりも送風する空気量を減じることが可能となり、かかかる待機時には送風ファンの消費電力や騒音を軽減することができるものである。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に基づいて本発明の画像形成装置を詳細に説明する。
図1は本発明が適用されたタンデム型のカラーレーザビームプリンタの構成を示す概略図である。このレーザビームプリンタはイエロー、マゼンタ、シアン及びブラックの各色毎にトナー像を形成する4基の作像エンジン10Y、10M、10C、10Bkを備えると共に、各作像エンジンからトナー像が一次転写される中間転写ベルト(IBT)20を備え、かかる中間転写ベルト20に多重転写されたトナー像を記録シートPに二次転写してフルカラー画像を形成するように構成されている。
【0016】
上記中間転写ベルト20は無端状に形成されると共に一対のベルト搬送ローラ21, 22にかけ回されており、矢線方向に回動しながら各色作像エンジン10Y、10M、10C、10Bkで形成されたトナー像の一次転写を受けるように構成されている。また、中間転写ベルト20を挟んで一方のベルト搬送ローラ21と対向する位置には二次転写ローラ30が配設されており、記録シートPは互いに圧接する転写ローラ30と中間転写ベルト20との間に挿通されて、かかる中間転写ベルト20からトナー像の二次転写を受けるようになっている。すなわち、上記ベルト搬送ローラ21は転写ローラ30のパックアップローラとして機能している。一方、反対側に位置するベルト搬送ローラ22と対向する位置には中間転写ベルト30のベルトクリーナ23が配設され、二次転写後に中間転写ベルト20に残留付着したトナーを該中間転写ベルト20上から除去するように構成されている。
【0017】
この中間転写ベルト20の下側には前述した4基の作像エンジン10Y、10M、10C、10Bkが並列的に配設されており、各色の画情報に応じて形成したトナー像を中間転写ベルト20に一次転写するようになっている。これら4基の作像エンジンは中間転写ベルト20の回動方向に沿ってイエロー10Y、マゼンタ10M、シアン10C及びブラック10Bkの順に配設されており、最も頻繁に使用されるであろうブラックの作像エンジン10Bkが最も二次転写位置の近傍に配置されている。また、これら作像エンジン10Y、10M、10C、10Bkの下方には、各作像エンジンに具備された感光体ドラム11を画情報に応じて露光するラスタ走査ユニット40が配設されている。このラスタ走査ユニット40は全ての作像エンジン10Y、10M、10C、10Bkに共用されており、各色の画情報に応じて変調されたレーザビームBmを発する4基の半導体レーザ(図示せず)と、高速回転してこれら4本のレーザビームBmを感光体ドラム11の軸方向に沿って走査する1基のポリゴンミラー41とを備えている。そして、ポリゴンミラー41によって走査された各レーザビームBmはミラー(図示せず)によって反射されながら所定の経路を進んだ後、ラスタ走査ユニット40の上部に設けられた照射口42を通して各作像エンジン10Y、10M、10C、10Bkの感光体ドラム11を露光するようになっている。
【0018】
また、各作像エンジン10Y、10M、10C、10Bkは、感光体ドラム11と、この感光体ドラム11を一様な背景部電位にまで帯電させる帯電ローラ12と、上記レーザビームBmの露光によって感光体ドラム11上に形成された静電潜像を現像してトナー像を形成する現像器13と、トナー像を中間転写ベルト20に転写した後の感光体ドラム11の表面から残留トナーや紙粉を除去するドラムクリーナ14を備えており、感光体ドラム11上に各色の画情報に応じたトナー像を形成し得るように構成されている。上記現像器13はトナーとキャリアが混合された二成分現像剤を用いるタイプのものであり、経時劣化に伴う現像剤の入れ換えのメインテナンスを省略するため、図示外の補給カートリッジからトナーとキャリアとが混合された現像剤を補給し、劣化した現像剤を自動的に排出する所謂トリクル現像方式が用いられている。
【0019】
各作像エンジン10Y、10M、10C、10Bkの感光体ドラム11と対向する位置には、中間転写ベルト20を挟むようにして一次転写ローラ15Y、15M、15C、15Bkが配設されており、これら転写ローラ15Y、15M、15C、15Bkに対して所定の転写バイアス電圧を印加することにより、感光体ドラム11と転写ローラ15Y、15M、15C、15Bkとの間に電界が形成され、感光体ドラム11上で電荷を帯びているトナー像がクーロン力で中間転写ベルト20に転写されるようになっている。
【0020】
一方、記録シートPはプリンタ筐体1の下部に収納される給紙カセット2からプリンタの内部、具体的には中間転写ベルト20と二次転写ローラ30とが接する二次転写位置へ供給される。上記給紙カセット2はプリンタ筐体のフロント側(図1の紙面手前側)からプリンタ筐体1の下部に押し込んでセットするように構成されており、セットされた給紙カセット2の上部には該カセット2内に収容された記録シートPを引き出すためのピックアップローラ24及び給紙ローラ251が並設されている。また、給紙ローラ25と対向する位置には記録シートPの重送を防止するリタードローラ26が配設されている。
【0021】
プリンタの内部における記録シートPの搬送経路27はプリンタ筐体1の左側面に沿って略垂直に設けられており、プリンタ筐体1の底部に位置する給紙カセット2から引き出された記録シートPはこのシート搬送経路27を上昇し、前述の二次転写位置においてトナー像の転写を受けた後、かかる二次転写位置の真上に設けられた定着器3へと送られる。そして、定着器3によってトナー像の定着がなされた記録シートPは排出ローラ28を経て、プリンタ筐体1の上部に設けられた排紙トレイ1aにフェイスダウン状態で排出される。尚、図1中において、符号29は二次転写位置に対する記録シートPの突入タイミングを制御するレジストレーションローラである。
【0022】
そして、このように構成されたカラーレーザビームプリンタによるフルカラー画像の形成に当たっては、先ず、各色の画情報に応じてラスタ走査ユニット40が各作像エンジン10Y、10M、10C、10Bkの感光体ドラム11を所定のタイミングで露光し、これによって各作像エンジン10Y、10M、10C、10Bkの感光体ドラム11上には画情報に応じたトナー像が形成される。各作像エンジン10Y、10M、10C、10Bkで形成されたトナー像は回動する中間転写ベルト20に対して順次転写され、かかる中間転写ベルト20上には各色トナー像が重なり合った多重トナー像が形成される。一方、記録シートPは所定のタイミングで給紙カセット2から送り出され、中間転写ベルト20上に一次転写されたトナー像が二次転写位置に達するタイミングを見計らって、二次転写ローラ30と中間転写ベルト20との間に挿通される。これにより、中間転写ベルト20上の多重トナー像は記録シートPに二次転写される。そして、二次転写がなされた記録シートPは定着器3によってトナー像の定着がなされ、これによって記録シートP上にフルカラー画像が完成する。
【0023】
[第1実施例]
図2は作像エンジン10Mとラスタ走査ユニット40との間における構造の第1実施例を示した拡大断面図である。但し、この図では中間転写ベルト20及び一次転写ロール15Mを省略している。図1には示されていないが、ラスタ走査ユニット40と各作像エンジン10Y,10M,10C,10Bkとの間には後述する光路形成板やシャッター部材等を設けたミドルプレート50が設けられており、ラスタ走査ユニット40と各作像エンジン10Y,10M,10C,10Bkとの間が仕切られている。各作像エンジン10Y,10M,10C,10Bkは、感光体ドラム11、ドラムクリーナ14及び帯電ローラ12を一体化したプロセスカートリッジ51と、現像器13そのものの現像カートリッジ52とから構成されており、各カートリッジ51,52はプリンタの機内に対してフロント側から挿入され、図示外のフレームによって図2に示す位置に位置決めされるように構成されている。一方、ラスタ走査ユニット40の筐体の上面にはレーザビームBmを各作像エンジン10Y,10M,10C,10Bkの感光体ドラム11へ射出するための照射口43が形成されており、かかる照射口43はフロント側からリヤ側(図2の紙面奥側)にかけて細長いスリット状に形成されている。また、この照射口43はシールガラス44によって覆われており、レーザビームBmはこのシールガラス44を透過して感光体ドラム11へ到達するように構成されている。
【0024】
上記ミドルプレート50にはラスタ走査ユニット40の照射口43と重なるようにしてレーザビームBmの入射口53が設けられている。この入射口53と感光体ドラム11との間には、レーザビームBmの光路を挟むようにして一対の光路形成板54,55が設けられており、これら光路形成板54,55によって光路室56が形成されている。各光路形成板54,55はスリット状の入射口53の全長にわたって設けられており、上記入射口53に対して帯電ローラ12側に位置する光路形成板54はミドルプレート50に対して固定された状態で立設されている。一方、上記入射口53の現像器13側に位置する光路形成板55は現像器13と一体化されて現像カートリッジ52を構成しており、かかる現像カートリッジ52をプリンタの機内に装着することによって図示の位置に位置決めされるようになっている。また、ミドルプレート50に形成された入射口53の両側には一対の入射口形成部材57,58が夫々固定されている。これら入射口形成部材57,58は、ユーザがラスタ走査ユニット40のシールガラス44の表面を清掃する際に、かかる清掃部材をシールガラス44の長手方向に沿って案内するガイドレールとしての機能を果たしている。尚、図2中の符号59は入射口形成部材57と光路形成板55との間を密封するシール部材である。
【0025】
また、現像器13と一体化された光路形成板55の感光体ドラム11側の先端は、感光体ドラム11と現像器13との最近接位置よりも帯電ローラ12側に突出しており、意図せずして現像器13からトナーの塊が落下しても、かかる光路形成板55がトナー塊を受け止めることによって、ラスタ走査ユニット40のシールガラス44が汚れないようになっている。また、一対の光路形成板54,55によって形成された光路室56は感光体ドラム11側の開口がミドルプレート50に形成された入射口53よりも狭くなっており、断面略三角形状に形成されている。ミドルプレート50にはこの光路室56のフロント側及びリヤ側に対応して略三角形状の仕切り壁(図示せず)が立設されており、かかる光路室56に対してフロント側及びリヤ側から粉塵が侵入するのを防止している。
【0026】
更に、本実施例のプリンタでは、上記光路室56内に揺動自在なシャッター部材64を設け、作像動作が行われていない時には、かかるシャッター部材64を動かすことによって上記シールガラス44を作像エンジン10Y,10M,10C,10Bkから遮蔽している。図2はシャッター部材64が開いており、レーザビームBmが光路室56を横切って感光体ドラム11を露光可能な状態を示している。更に、図2中に一点鎖線で示したシャッター部材64はレーザビームBmの光路を閉じた状態にあり、かかるシャッター部材64がラスタ走査ユニット40のレーザビーム照射口43を作像エンジン10Y,10M,10C,10Bkから遮蔽している。これにより、感光体ドラム11が駆動されていない待機中において、トナーの塊等が感光体ドラム11からラスタ走査ユニット40のシールガラス44に向けて落下し、かかるシールガラス44を汚してしまう不都合を回避することが可能となっている。このシャッター部材64は光路室56を上下に略二分する位置に設けられており、先端を光路形成板55に当接させるように閉じることによって、上記光路室56をラスタ走査ユニット40側の第1光路室56aと感光体ドラム11側の第2光路室56bとに離隔している。
【0027】
加えて、シャッター部材64の揺動端が当接する一方の光路形成板55は現像カートリッジ52と一体化しているので、かかる現像カートリッジ52を取り外すことにより、光路室56内を外部へ露呈させることができ、シャッター部材64に付着した粉塵やトナーを容易に清掃することができるようにも構成されている。
【0028】
また更に、上記光路室56に対して感光体ドラム11側の開口からトナークラウドが侵入するのを防止するため、この実施例のプリンタでは光路室56内を感光体ドラム11へ向けて流れるエアフローが形成されるように構成されている。帯電ローラ12の下方のミドルプレート50上には送風ダクト62が設けられており、この送風ダクト62は上記第1光路室56aに対して開口している。また、ミドルプレート50のフロント側には総ての作像エンジン10Y,10M,10C,10Bkに共通のフロントダクト(図示せず)が設けられており、このフロントダクトは上記送風ダクト62に接続されている。また、現像器13の下側のミドルプレート50上には排気ダクト63が設けられており、かかる排気ダクト63にはミドルプレート50のリヤ側に沿って設けられた総ての作像エンジン10Y,10M,10C,10Bkに共通のリヤダクト(図示せず)が接続されている。
【0029】
図3はシャッター部材64を開けている時、すなわちレーザビームBmで感光体ドラム11を露光している最中における空気流の流れを示したものである。この図中に破線で示すように、図示外のファンによってフロントダクト内に吸い込まれた空気は各作像エンジン10Y,10M,10C,10Bk毎に設けられた送風ダクト62内に入り込み、かかる送風ダクト62内で感光体ドラム11の軸方向へ拡がった後に、第1光路室56aへと吹き込まれる。シャッター部材64は閉じていないので、第1光路室56a内に吹き込まれた空気は第2光路室56bを通して感光体ドラム11へ流動し、更に、現像器13と光路形成板55との間を通って排気ダクト63内に流動し、リヤダクトを通して機外へと排出される。また、一部の空気は入射口53を介してラスタ走査ユニット40のシールガラス44に吹きつける。ミドルプレート50とラスタ走査ユニット40との隙間にはシールガラス44の長手方向に沿ってシール部材45が設けられているが、シールガラス44のフロント側及びリヤ側には他の機器との間に僅かな隙間が存在しており、シールガラス44に吹きつけた空気はそのままフロント側及びリヤ側へと流動する。これにより、各作像エンジン10Y,10M,10C,10Bkがトナー像を形成している最中においては、感光体ドラム11の周囲で発生したトナークラウドが光路室56に入り込むことなくエアフローと共に機外へ排出されることになり、ラスタ走査ユニット40のシールガラス44がトナーによって汚れるのを効果的に防止することが可能となっている。
【0030】
一方、図4はシャッター部材64を閉じている時、すなわち各作像エンジン10Y,10M,10C,10Bkがトナー像を形成することなく待機している状態を示している。かかる待機状態では、シャッター部材64が閉じているので、送風ダクト62から第1光路室56aに吹き込まれた空気はシャッター部材64と光路形成板54,55との僅かな隙間から第2光路室56bに吹き出す。かかる隙間は極小さいことから、第1光路室56aに対して吹き込む空気量が少なくとも、第2光路室56bに対して勢い良く吹き出すことになり、送風ダクト62から僅かな空気量を送るだけで、第2光路室56bから第1光路室56aへの粉塵やトナーの侵入を防止することが可能となっている。このため、このように構成された本実施例のプリンタでは待機時における送風ダクト62の送風量を画像形成動作時におけるそれより少なくしても、十分な防塵効果を得ることができ、待機時における送風ファンの回転数を意図的に低下させ、騒音の低減化、電力消費の低減化を図ることができるものである。
【0031】
また、作像エンジン10Y,10M,10C,10Bkの動作時と同様、第1光路室56aに吹き込まれた空気流の一部は待機時においてもシールガラス44に吹きつけているので、この待機時に送風ファンの回転数を一時的に高めれば、増加した送風量の殆どはシールガラス44に吹きつけることになり、かかる増量されたエアフローでシールガラス44に付着した塵芥等を吹き飛ばすことも可能となる。すなわち、何ら清掃部材等を用いることなく、プリンタの待機状態を保ったままシールガラス44の清掃を行うことができ、プリントジョブの合間の待機時にこのような清掃プログラムを実施すれば、わざわざプリンタを停止させてシールガラス44の清掃を行わずとも、シールガラス44を常にクリーンな状態に維持することができるものである。
【0032】
更に、図5に示すように、この実施例のプリンタでは各作像エンジン10Y,10M,10C,10Bkのフロント側に隣接するようにして廃トナーの回収ボックス70が設けられており、各作像エンジン10Y,10M,10C,10Bkのドラムクリーナ13やベルトクリーナ23から排出される廃トナーをこの回収ボックス70に貯留するようになっている。この回収ボックス70は各作像エンジン10Y,10M,10C,10Bkのドラムクリーナ13から廃トナーを落とし込む都合上、これら作像エンジン10Y,10M,10C,10Bkより僅かに下方に設けられており、それ故、かかる回収ボックス70は作像エンジン10Y,10M,10C,10Bkとラスタ走査ユニット40を仕切っているミドルプレート50のフロント側に隣接している。このため、かかる回収ボックス70をプリンタに対して装着している状態では、ラスタ走査ユニット40のシールガラス44とミドルプレート50のレーザビーム入射口53との間に形成された空間71(図4中に二点鎖線で囲って示す空間、以下では「清掃空間」とい う)のフロント側の開口は上記回収ボックス70によって塞がれた状態となっている。一方、回収ボックス70の交換等の際に該回収ボックス70を取り外すと、上記清掃空間71はそのフロント側が完全に開口してしまい、交換作業等の最中に該開口から粉塵が侵入してシールガラス44に付着してしまう懸念がある。
【0033】
しかし、かかる回収ボックス70の交換作業等の際も、図4に示した待機時と同様、シャッター部材64を閉じた状態でエアフローを形成しておけば、上記ミドルプレート50の入射口53を介して清掃空間71に吹き込まれた空気が回収ボックス70の取り外しによって生じたフロント側の開口に向かって、すなわち図4の紙面手前側に向けて流動し、かかる開口から吹き出すので、粉塵が外部から上記清掃空間71に侵入してシールガラス44に付着してしまうといったトラブルを回避することが可能となる。具体的には、プリンタ筐体の扉を解放した場合のインターロックスイッチのON/OFFに応じ、上記送風ファンが自動的に回転するように構成すれば良い。
【0034】
尚、この第1実施例では送風ダクト62を光路室56に隣接して設け、この送風ダクト62から第1光路室56aに対して空気を吹き込むように構成したが、図6に示すように、送風ファン72を設けたフロントダクト73から、送風ダクト62を介することなく、直接第1光路室56aに対してエアフローを吹き込むように構成しても差し支えない。このように構成しても送風ダクト62を用いた前述の場合と同様の効果を得ることができる。
【0035】
[第2実施例]
次に、ミドルプレート50の構成の第2実施例について説明する。図7はミドルプレート50の構成の第2実施例を示すものである。この第2実施例においても、レーザビームBmの光路を挟むようにして一対の光路形成板80,81が設けられており、これら光路形成板80,81によって光路室56が形成されている。但し、現像カートリッジ52と一体化された光路形成板81は前述の第1実施例の光路形成板55よりも感光体ドラム11側の先端が短く形成されている。
【0036】
また、この実施例においても、上記光路室56内にはシャッター部材82が設けられており、作像動作が行われていない時には、かかるシャッター部材82を動かすことによってラスタ走査ユニット40のシールガラス44を作像エンジン10Y,10M,10C,10Bkから遮蔽している。図7はシャッター部材82が開いており、レーザビームBmが光路室56を横切って感光体ドラム11を露光可能な状態を示している。また、図7中に一点鎖線で示すように、シャッター部材82が閉じた状態ではレーザビームBmの光路が塞がれた状態にあり、かかるシャッター部材82がラスタ走査ユニット40のレーザビーム照射口43を作像エンジン10Y,10M,10C,10Bkから遮蔽している。これにより、第1実施例と同様、感光体ドラム11が駆動されていない待機中において、トナーの塊等が感光体ドラム11からラスタ走査ユニット40のシールガラス44に向けて落下し、かかるシールガラス44を汚してしまう不都合を回避することが可能となっている。但し、第1実施例と比較して特徴的なのは、シャッター部材82が閉じた際に、光路形成板81の感光体ドラム11側の先端に当接すると共に、かかる光路形成板81と現像器13との間に形成されたエアフローの排出流路を塞ぐ点である。
【0037】
また更に、上記光路室56に対して感光体ドラム11側の開口からトナークラウドが侵入するのを防止するため、この実施例のプリンタでは該開口を横切るエアフローが形成されている。帯電ローラ12の下方のミドルプレート50上には帯電ローラ12と光路形成板80との間に空気を吹き込むための送風ダクト83が設けられており、かかる送風ダクト83にはミドルプレート50のフロント側に沿って設けられた総ての作像エンジン10Y,10M,10C,10Bkに共通のフロントダクト(図示せず)が接続されている。また、現像器13の下側のミドルプレート50上には排気ダクト84が設けられており、かかる排気ダクト84にはミドルプレート50のリヤ側に沿って設けられた総ての作像エンジン10Y,10M,10C,10Bkに共通のリヤダクト(図示せず)が接続されている。
【0038】
図8はシャッター部材82を開けている時、すなわちレーザビームBmで感光体ドラム11を露光している最中における空気流の流れを示したものである。この図中に破線で示すように、図示外のファンによってフロントダクト内に吸い込まれた空気は各作像エンジン10Y,10M,10C,10Bk毎に設けられた送風ダクト83内に入り込み、かかる送風ダクト83内で感光体ドラム11の軸方向へ拡がった後に、光路形成板80の背面に沿って感光体ドラム11へと吹きつけられる。一方、感光体ドラム11に吹きつけられた空気は現像器10Y,10M,10C,10Bkと光路形成板81との間を通って排気ダクト84内に流動し、リヤダクトを通して機外へと排出される。ミドルプレート50とラスタ走査ユニット40との隙間は図示外のシール部材によって密閉されていることから、一対の光路形成板80,81に挟まれた光路室56はエアフローが形成されている感光体ドラム11の周辺雰囲気に対して負圧になることがなく、かかるエアフローは収容室56に入り込まずに排気ダクト84へと流動する。これにより、感光体ドラム11の周囲で発生したトナークラウドは光路室56に入り込むことなく、エアフローと共に機外へ排出されることになり、ラスタ走査ユニット40のシールガラス44がトナーによって汚れるのを効果的に防止することが可能となっている。
【0039】
一方、図9はシャッター部材82を閉じている時、すなわち各作像エンジン10Y,10M,10C,10Bkがトナー像を形成することなく待機している状態を示している。かかる待機状態では、シャッター部材64が光路形成板81と現像器13との間に設けられた排気流路を塞いでいるので、感光体ドラム11に吹きつけられたエアフローは排気流路に流れ込むことができず、シャッター部材82と感光体ドラム11との間の光路室56は若干圧力が高い状態となる。感光体ドラム11や光路形成板80,81のフロント側及びリヤ側の端部には僅かな隙間が存在し、かかる隙間を通して外部から光路室56内に粉塵が入り込み易いが、図9に示すようにシャッター部材82で排気流路を閉じた状態でエアフローを送り続けると、これらの隙間から空気が光路室56の外部へ吹き出すことになる。また、これらの隙間は極小さいことから、送風ダクト83から吹き込まれる空気量が少なくとも、勢い良く光路室56の外部に吹き出すことになり、送風ダクト83から僅かな空気量を送るだけで、かかる隙間から光路室の内部に粉塵が入り込むのを防止することが可能となる。このため、このように構成された本実施例のプリンタでは待機時における送風ダクト83の送風量を画像形成動作時におけるそれより少なくしても、十分な防塵効果を得ることができ、待機時における送風ファンの回転数を意図的に低下させ、騒音の低減化、電力消費の低減化を図ることができるものである。
【0040】
【発明の効果】
以上説明してきたように、本発明の画像形成装置によれば、画像形成動作時ばかりでなく待機時にも所定の流路に沿ってエアフローを形成することにより、ラスタ走査ユニットのレーザビーム射出口を覆うシールガラスに対して粉塵やトナーが付着するのを常に防止することができ、また、待機時にはエアフローの流路を画像形成動作時のそれとは変化させることによって、画像形成動作時よりも送風する空気量を減じることが可能となり、送風ファンの消費電力や騒音を軽減することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を適用したタンデム型カラーレーザビームプリンタの構成示す概略図である。
【図2】 第1実施例に係るミドルプレートの構造を示す断面図である。
【図3】 第1実施例に係るシャッター部材を解放した状態でのエアフローの流れを示す断面図である。
【図4】 第1実施例に係るシャッター部材を閉じた状態でのエアフローの流れを示す断面図である。
【図5】 廃トナーの排出ボックスと作像エンジンとの位置関係を示す概略図である。
【図6】 第1実施例の変形例を示す斜視図である。
【図7】 第2実施例に係るミドルプレートの構造を示す断面図である。
【図8】 第2実施例に係るシャッター部材を解放した状態でのエアフローの流れを示す断面図である。
【図9】 第2実施例に係るシャッター部材を閉じた状態でのエアフローの流れを示す断面図である。
【符号の説明】
10Y,10M,10C,10Bk…作像エンジン、11…感光体ドラム、40…ラスタ走査ユニット、54,55…光路形成板、56…光路室、62…送風ダクト、63…排気ダクト、64…シャッター部材、Bm…レーザビーム

Claims (2)

  1. 画情報によって変調されたレーザームを発するラスタ走査ユニットと、上記レーザビームによって露光される感光体ドラムを有して上記画情報に応じたトナー像を形成する作像エンジンとを備え、この作像エンジンによって形成されたトナー像を記録シートに転写して記録画像を形成する画像形成装置において、
    上記作像エンジンとラスタ走査ユニットとの間には上記レーザビームの光路を挟んで上記感光体ドラムの軸方向と平行に一対の光路形成板を設け、これら光路形成板によって上記レーザビームが通過する光路室を形成する一方、この光路室の中には上記光路に適宜進出することによって該光路室を二分することが可能なシャッター部材を設け、更に、
    上記シャッター部材によって二分された光路室のうち、ラスタ走査ユニット側に位置する第1光路室には該光路室に対して空気を送り込む送風ダクトを設ける一方、作像エンジン側に位置する第2光路室には該光路室から空気を排出する排気ダクトを設け
    レーザビームによる感光体ドラムの露光時には上記シャッター部材を退避させて第1光路室及び第2光路室を連通させ、第1光路室に対して送風ダクトから所定量の空気を送風する一方、感光体ドラムの非露光時には上記シャッター部材を進出させて第1光路室及び第2光路室を離隔し、第1光路室に対して露光時よりも少ない空気量を送風することを特徴とする画像形成装置。
  2. 画情報によって変調されたレーザームを発するラスタ走査ユニットと、上記レーザビームによって露光される感光体ドラムを有して上記画情報に応じたトナー像を形成する作像エンジンとを備え、この作像エンジンによって形成されたトナー像を記録シートに転写して記録画像を形成する画像形成装置において、
    上記作像エンジンとラスタ走査ユニットとの間には上記レーザビームの光路を挟んで上記感光体ドラムの軸方向と平行に一対の光路形成板を設け、これら光路形成板によって上記レーザビームが通過する光路室を形成する一方、この光路室の中には上記光路に適宜進出することによって該光路室を二分することが可能なシャッター部材を設け、更に、
    上記シャッター部材によって二分された光路室のうち、作像エンジン側に位置する第2光路室には該光路室に対して空気を送り込む送風ダクトを設けると共に該光路室から空気を排出する排気ダクトを設け、
    レーザビームによる感光体ドラムの露光時には上記シャッター部材を退避させて第1光路室及び第2光路室を連通させる一方、感光体ドラムの非露光時には上記シャッター部材を進出させて第1光路室及び第2光路室を離隔すると共に該シャッター部材で上記排気ダクトの開口を閉塞するように構成し、
    レーザビームによる感光体ドラムの露光時には、第2光路室に対して送風ダクトから所定量の空気を送風する一方、感光体ドラムの非露光時には、第2光路室に対して露光時よりも少ない空気量を送風することを特徴とする画像形成装置。
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