JP6284735B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、感光体とそれを露光する露光装置とを備えた画像形成装置に関する。
画像形成装置では、装置内部の温度上昇を防ぐために、冷却ファンにより装置内部の換気を行うことがある。例えば、特許文献1では、ファンを用いて、複数の作像部(感光体)と露光装置との間に空気流を生成し、この空気流により各作像部を冷却している。また、露光装置に防塵板を重ね合わせ、粉塵が空気流にのって流されても、防塵板により粉塵が露光装置の各光出射窓に付着しないようにしている。
特開2010−281880号公報
しかしながら、特許文献1のように露光装置に防塵板を重ね合わせた場合は、露光装置の各光出射窓への粉塵の付着を防止することができても、防塵板に多くの粉塵が付着するため、防塵板の清掃や交換等を頻繁に行う必要がある。
また、各作像部(感光体)と露光装置との間に空気流路を形成した構成では、各作像部(感光体)と露光装置との間隔を広くする必要があるため、画像形成装置が大型化する。
そこで、本発明は、上記従来の問題点に鑑みなされたものであり、画像形成装置内部に空気流を生成しながらも、露光装置の光出射窓に粉塵が付着し難く、画像形成装置の小型化を図ることが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の画像形成装置は、感光体ユニットと、前記感光体ユニットの感光体に光を照射する露光装置とを備え、前記露光装置と前記感光体との間に前記光の経路を含む空間が形成された画像形成装置であって、着脱自在に装着されて、装着された状態では前記空間の開口端を塞ぐ着脱部材を備え、前記着脱部材に、前記露光装置側から前記感光体ユニット側へと通じる第1空気流路を形成している。
このような本発明では、露光装置と感光体との間に光の経路を含む空間が形成されている。着脱部材は、着脱自在に装着されて、装着された状態では空間の開口端を塞ぐ。このため、その空間が略密閉されて、空間に空気流が生じることはなく、粉塵が空気流にのって流され露光装置の光出射窓等に付着することがない。また、着脱部材を取外した状態では、空間の開口端を通じて、露光装置の光出射窓等を清掃することが可能となる。
また、着脱部材に、露光装置側から感光体ユニット側へと通じる第1空気流路を形成しているので、露光装置側から第1空気流路を通じて感光体ユニット側へと流れる空気流、あるいは感光体ユニット側から第1空気流路を通じて露光装置側へと流れる空気流を生成することができる。このため、画像形成装置内部の広い範囲を流れる空気流を生成することができ、また露光装置と感光体ユニットとの間に無駄なスペースがなく、画像形成装置の小型化を図ることができる。
また、本発明の画像形成装置においては、前記感光体ユニットの長手方向に形成された第2空気流路と、前記空間よりも前記露光装置側にかつ前記長手方向と交差する方向に形成された第3空気流路とを設け、前記第2空気流路と前記第3空気流路とが、前記空間の開口端を塞いでいる前記着脱部材の前記第1空気流路を介して接続されている。
この場合は、第2空気流路の空気により感光体ユニットを効率的に冷却することができる。
更に、本発明の画像形成装置においては、前記画像形成装置に着脱自在に装着されて、前記感光体ユニットから回収された廃トナーを収容する廃トナーボックスを備え、前記廃トナーボックスは、前記着脱部材を有している。
廃トナーボックスは、感光体ユニットの長手方向の片側に配備されるので、空間の開口端を塞ぐ着脱部材を設けることが可能である。
また、本発明の画像形成装置においては、前記感光体ユニットは筐体を備え、前記第2空気流路は前記筐体の内部に形成されている。
この場合は、第2空気流路の空気により感光体ユニット内部の感光体等を効率的に冷却することができる。
更に、本発明の画像形成装置においては、前記露光装置は、前記感光体へと光を出射する光出射窓を備えており、前記光出射窓が前記空間に露呈している。
この場合は、着脱部材により空間の開口端が塞がれた状態では、露光装置の光出射窓の汚れが防止され、また着脱部材が取外された状態では、空間の開口端を通じて、露光装置の光出射窓を清掃することが可能である。
本発明では、露光装置と感光体との間に光の経路を含む空間が形成されている。着脱部材は、着脱自在に装着されて、装着された状態では空間の開口端を塞ぐ。このため、その空間が略密閉されて、空間に空気流が生じることはなく、粉塵が空気流にのって流され露光装置の光出射窓等に付着することがない。また、着脱部材を取外した状態では、空間の開口端を通じて、露光装置の光出射窓等を清掃することが可能となる。
また、着脱部材に、露光装置側から感光体ユニット側へと通じる第1空気流路を形成しているので、露光装置側から第1空気流路を通じて感光体ユニット側へと流れる空気流、あるいは感光体ユニット側から第1空気流路を通じて露光装置側へと流れる空気流を生成することができる。このため、画像形成装置内部の広い範囲を流れる空気流を生成することができ、また露光装置と感光体ユニットとの間に無駄なスペースがなく、画像形成装置の小型化を図ることができる。
本発明の画像形成装置の第1実施形態を示す断面図である。 図1の画像形成装置における光走査装置、廃トナーボックス、フロントダクト、及び各感光体ユニット内部の感光体ドラムと第2空気流路等を模式的に示す斜視図である。 図2における廃トナーボックス及び各感光体ドラムを省略して模式的に示す斜視図である。 フロントダクト内部の第3空気流路、廃トナーボックスの着脱部材の第1空気流路、及び各感光体ユニット内部の第2空気流路等を模式的に示す断面図であり、(a)は廃トナーボックスが装着された状態を示し、(b)は廃トナーボックスが取外された状態を示している。 本発明の画像形成装置の第2実施形態における光走査装置、廃トナーボックス、フロントダクト、及び各感光体ユニット内部の感光体ドラムと第2空気流路等を模式的に示す斜視図である。 本発明の画像形成装置の第3実施形態における光走査装置、廃トナーボックス、フロントダクト、及び各感光体ユニット内部の感光体ドラムと第2空気流路等を模式的に示す斜視図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の画像形成装置の第1実施形態を示す断面図である。この画像形成装置1においては、ブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の各色を用いたカラー画像、又は単色(例えばブラック)を用いたモノクロ画像を記録用紙に印刷する。このため、感光体ユニット12及び現像ユニット13は、各色のトナー像を形成するためにそれぞれ4個ずつ設けられて、それぞれがブラック、シアン、マゼンタ、及びイエローに対応付けられ、4つの画像ステーションPa、Pb、Pc、Pdを構成する。
感光体ユニット12は、感光体ドラム(感光体)12a、感光体ドラム12a表面の除電及び残留トナーの回収を行うドラムクリーニング装置12b、及び感光体ドラム12a表面を均一に帯電させる帯電装置12c等を筐体12d内部に一体的に支持したものである。また、現像ユニット13は、トナーを感光体ドラム12a表面に供給する現像ローラ13a及びトナーを攪拌する各攪拌ローラ13b等を筐体13c内部に一体的に支持し、またトナーを筐体13c内部に収容したものであり、トナーカートリッジとも称される。
各画像ステーションPa、Pb、Pc、Pdのいずれにおいても、感光体ドラム12aを回転駆動しつつ、ドラムクリーニング装置12bにより感光体ドラム12a表面の除電及び残留トナーの回収を行い、帯電装置12cにより感光体ドラム12a表面を所定の電位に均一に帯電させ、光走査装置(露光装置)11から出射された光束により感光体ドラム12a表面を主走査方向に繰り返し走査して、その表面に静電潜像を形成し、現像ローラ13aにより感光体ドラム12a表面の静電潜像を現像して、感光体ドラム12a表面にトナー像を形成する。これにより、各感光体ドラム12a表面に各色のトナー像が形成される。
引き続いて、中間転写ベルト21を矢印方向Cに周回移動させつつ、ベルトクリーニング装置22により中間転写ベルト21の残留トナーを除去及び回収した後、各感光体ドラム12a表面の各色のトナー像を中間転写ベルト21に順次転写して重ね合わせ、中間転写ベルト21上にカラーのトナー像を形成する。
中間転写ベルト21と2次転写転写ローラ23との間にはニップ域が形成されており、用紙搬送経路Rを通じて搬送されて来た記録用紙をそのニップ域に挟み込んで更に搬送しつつ、中間転写ベルト21表面のカラーのトナー像を記録用紙上に転写する。そして、定着装置24の加熱ローラ25と加圧ローラ26との間に記録用紙を挟み込んで加熱及び加圧し、記録用紙上のカラーのトナー像を定着させる。
一方、記録用紙は、ピックアップローラ31により給紙カセット32から引出されて、用紙搬送経路Rを通じて搬送され、2次転写ローラ23や定着装置24を経由し、排紙ローラ33を介して排紙トレイ34へと搬出される。この用紙搬送経路Rには、記録用紙を一旦停止させて、記録用紙の先端を揃えた後、中間転写ベルト21と2次転写ローラ23間のニップ域でのトナー像の転写タイミングに合わせて記録用紙の搬送を開始するレジストローラ35、及び記録用紙を搬送する搬送ローラ36等が配置されている。
また、画像形成装置1の前面側には、廃トナーボックス37が各画像ステーションPa、Pb、Pc、Pdに重なるように着脱自在に装着されている。この廃トナーボックス37は、画像形成装置1の前面側に着脱自在に装着されると同時に、各感光体ユニット12のドラムクリーニング装置12b及びベルトクリーニング装置22に着脱自在に接続され、各ドラムクリーニング装置12bにより回収された各感光体ドラム12a表面の残留トナー及びベルトクリーニング装置22により回収された中間転写ベルト21表面の残留トナーを受け入れて収容する。
廃トナーボックス37は、残留トナーで満杯になると取外されて、新たなものに交換される。また、各感光体ユニット12及び各現像ユニット13も、着脱自在に装置されて、メンテナンス又は交換のときに着脱される。廃トナーボックス37が各画像ステーションPa、Pb、Pc、Pdに重なるように着脱自在に装着されるため、廃トナーボックス37を取外した状態で、各感光体ユニット12及び各現像ユニット13の着脱が行われる。
ところで、光走査装置11は、各感光体ユニット12の感光体ドラム12aへとそれぞれの光束を出射する複数の光出射窓ガラス11aを有しており、各光出射窓ガラス11aの上方には、該各光出射窓ガラス11aから各感光体ドラム12aへと出射される各光束の経路を含むそれぞれの空間Spが形成されている。
また、各感光体ユニット12別に、感光体ドラム12aの長手方向(主走査方向)に延在する第2空気流路A2を筐体12d内部に形成し、第2空気流路A2を通る空気流を生成して、この空気流により感光体ユニット12内部を冷却している。
そして、第1実施形態の画像形成装置1においては、各光出射窓ガラス11a、各空間Sp、第2空気流路A2、及び各感光体ドラム12aを、各現像ユニット13の間に又は現像ユニット13の隣に概ね上下に重ねて配置している。
このような各光出射窓ガラス11a、各空間Sp、第2空気流路A2、及び各感光体ドラム12aの配置構成では、光走査装置11と各感光体ユニット12並びに各現像ユニット13との間に無駄なスペースがないため、画像形成装置1の小型化を図ることができる。
ただし、各空間Spが常に開放されていたならば、粉塵等が各空間Spに侵入して、粉塵等により各光出射窓ガラス11aが汚れてしまい、これが画像品質の低下の原因となる。このため、各空間Spの開口端を塞ぐそれぞれの部材を設けるのが好ましい。また、それらの部材を着脱自在に設けて、各空間Spの開口端を開くことを可能とし、各空間Spの開口端を通じて、各光出射窓ガラス11aを清掃することができるようにするのがより好ましい。
一方、各感光体ユニット12内部の第2空気流路A2に空気流を生成するには、各第2空気流路A2につながるダクトを設ける必要がある。例えば、中間転写ベルト21の前面側にダクトを設けて、このダクトを各感光体ユニット12内部の第2空気流路A2に接続することが考えられる。しかしながら、中間転写ベルト21の前面側には、該中間転写ベルト21を張架する複数のローラの軸受け等が設けられていて、ダクトを配置し得る十分なスペースがない。
また、各感光体ユニット12及び各現像ユニット13の前面側にダクトを設けて、このダクトを各感光体ユニット12内部の第2空気流路A2に接続することが考えられる。しかしながら、廃トナーボックス37と各感光体ユニット12並びに各現像ユニット13との間のスペースが狭く、廃トナーボックス37と各感光体ユニット12のドラムクリーニング装置12bとの間に廃トナーを搬送する経路等が介在することから、各感光体ユニット12及び各現像ユニット13の前面側にもダクトを配置し得る十分なスペースがない。
更に、光走査装置11の前面側にダクトを設けて、このダクトを各感光体ユニット12内部の第2空気流路A2に接続することが考えられる。光走査装置11は、概ね矩形状の筐体であり、電力や信号伝送用のコードが接続されているだけであるから、光走査装置11の前面側にダクトを配置するのに必要なスペースを設けることができる。しかしながら、各第2空気流路A2と各空間Spとが概ね上下方向に重なるため、先に述べたように各空間Spの開口端を塞ぐそれぞれ部材を設けた場合は、これらの部材が各第2空気流路A2と各空間Spとの間に介在して、光走査装置11の前面側のダクトから各第2空気流路A2への空気流路を形成することができなくなる。
そこで、第1実施形態の画像形成装置1では、廃トナーボックス37に各空間Spの開口端を塞ぐそれぞれの着脱部材を設け、廃トナーボックス37が画像形成装置1に装着された状態では、廃トナーボックス37の各着脱部材が各空間Spの開口端に嵌合して、粉塵等が各空間Spに侵入しないようにし、また廃トナーボックス37が取外された状態では、廃トナーボックス37の各着脱部材が各空間Spの開口端から外れて、各空間Spの開口端が開かれ、各空間Spの開口端を通じて、各光出射窓ガラス11aを清掃することができるようにしている。
また、光走査装置11の前面側にダクトを設け、廃トナーボックス37の各着脱部材に上下方向に通じる空気流路を形成し、廃トナーボックス37が画像形成装置1に装着された状態では、廃トナーボックス37の各着脱部材の空気流路を通じて、光走査装置11の前面側のダクトと各感光体ユニット12内部の第2空気流路A2とが接続され、そのダクトから各第2空気流路A2へと空気が流れるようにしている。
次に、そのような光走査装置11の前面側のダクト及び廃トナーボックス37の各着脱部材等について詳しく説明する。図2は、光走査装置11、廃トナーボックス37、フロントダクトD1、及び各感光体ユニット12内部の感光体ドラム12aと第2空気流路A2等を模式的に示す斜視図である。また、図3は、図2における廃トナーボックス37及び各感光体ドラム12aを省略して模式的に示す斜視図である。更に、図4(a)は、フロントダクトD1内部の第3空気流路A3、廃トナーボックス37の着脱部材37aの第1空気流路A1、及び感光体ユニット12内部の第2空気流路A2等を模式的に示す断面図である。尚、図2以降の図面においては、主走査方向X、主走査方向Xに直交する副走査方向Y、及び上下方向Zをそれぞれの矢印で示す。
図2、図3、図4(a)に示すように各感光体ユニット12内部の第2空気流路A2は、各空間Spの略上方に配置されて、感光体ドラム12aの長手方向(主走査方向X)に延在し、該各感光体ユニット12の前面側に設けられたそれぞれの前側連結ダクト12eに接続されている。
各感光体ユニット12の前側連結ダクト12eの内側にはそれぞれの前側連結空気流路Afが形成され、各感光体ユニット12内部の第2空気流路A2が各前側連結空気流路Afに接続されて該各前側連結空気流路Afの開口孔12fへと通じている。
光走査装置11の前面側と廃トナーボックス37との間にはフロントダクトD1が設けられ、フロントダクトD1の一端に吸気ファン41が取り付けられている。また、フロントダクトD1上縁には4つの凸部42が設けられて、各凸部42が光走査装置11の各光出射窓ガラス11aの長手方向(主走査方向X)の延長上に配置され、各凸部42にそれぞれの開口孔42aが形成されている。
フロントダクトD1の内側には、感光体ドラム12aの長手方向(主走査方向X)と交差する水平方向に延在する第3空気流路A3が形成され、第3空気流路A3が各凸部42の開口孔42aに通じている。吸気ファン41は、空気をフロントダクトD1の第3空気流路A3に送り込む。
廃トナーボックス37の背面側には4つの着脱部材37aが突設されている。廃トナーボックス37の各着脱部材37aには該各着脱部材37aを上下方向に貫通して、廃トナーボックス37側から各感光体ユニット12側へと通じるそれぞれの第1空気流路A1が形成されている。
ここで、図4(a)に示すように廃トナーボックス37が画像形成装置1の前面側に装着された状態では、廃トナーボックス37の各着脱部材37aがフロントダクトD1の各凸部42と各感光体ユニット12の前側連結ダクト12eとの間を介して光走査装置11の各光出射窓ガラス11a上のそれぞれの空間Spの開口端に嵌合し、各着脱部材37aにより各空間Spの開口端が塞がれる。また、各着脱部材37aの外周面には発泡性樹脂シート等からなる封止部材38が貼り付けられており、この封止部材38により、着脱部材37aの外周面と凸部42との間、着脱部材37aの外周面と前側連結ダクト12eとの間、及び着脱部材37aの外周面と空間Spの開口端との間が封止される。このため、粉塵等が各空間Spに侵入することはなく、粉塵等により各光出射窓ガラス11aが汚れることもなく、各光出射窓ガラス11aの汚れによる画像品質の低下が生じ難い。
また、廃トナーボックス37が画像形成装置1の前面側に装着された状態では、廃トナーボックス37の各着脱部材37aがフロントダクトD1の各凸部42と各感光体ユニット12の前側連結ダクト12eとの間に介在し、各着脱部材37aの第1空気流路A1が各凸部42の開口孔42aと各前側連結ダクト12eの開口孔12fとに重なって、各着脱部材37aの第1空気流路A1がフロントダクトD1の第3空気流路A3と各前側連結ダクト12eの前側連結空気流路Afとを接続し、フロントダクトD1の第3空気流路A3が各着脱部材37aの第1空気流路A1及び各前側連結ダクト12eの前側連結空気流路Afを通じて各感光体ユニット12内部の第2空気流路A2に接続される。このため、吸気ファン41により空気がフロントダクトD1の第3空気流路A3に送り込まれると、この空気がフロントダクトD1の第3空気流路A3→各着脱部材37aの第1空気流路A1→各前側連結ダクト12eの前側連結空気流路Af→各感光体ユニット12内部の第2空気流路A2という順序で流れて行き、この空気の流れにより各感光体ユニット12内部が冷却される。
従って、廃トナーボックス37が画像形成装置1の前面側に装着された状態では、廃トナーボックス37の各着脱部材37aにより各空間Spの開口端が塞がれて、粉塵等の侵入による各光出射窓ガラス11aの汚れが防止され、また吸気ファン41→フロントダクトD1の第3空気流路A3→各着脱部材37aの第1空気流路A1→各前側連結ダクト12eの前側連結空気流路Af→各感光体ユニット12内部の第2空気流路A2という空気の流れが生成されて、この空気の流れにより各感光体ユニット12内部が冷却される。
しかも、光走査装置11と各感光体ユニット12並びに各現像ユニット13との間に無駄なスペースがないため、画像形成装置1の小型化を図ることができる。
一方、図4(b)に示すように廃トナーボックス37が画像形成装置1の前面側から取外された状態では、廃トナーボックス37の各着脱部材37aがそれぞれの空間Spの開口端から外れて、各空間Spの開口端が開放される。このため、各空間Spの開口端を通じて、各光出射窓ガラス11aを清掃することができる。例えば、細長い棒状のブラシを空間Spの開口端から該空間Spへと挿入して、ブラシにより光出射窓ガラス11aを清掃することができる。
このように本実施形態の画像形成装置1では、各感光体ユニット12内部の第2空気流路A2に空気流を生成して、各感光体ユニット12内部を冷却しながらも、光走査装置11の各光出射窓ガラス11aに対する粉塵の付着を防止し、画像形成装置1の小型化を図ることができる。
図5は、本発明の画像形成装置の第2実施形態における光走査装置11、廃トナーボックス37、フロントダクトD1、及び各感光体ユニット12内部の感光体ドラム12aと第2空気流路A2等を模式的に示す斜視図である。
第2実施形態の画像形成装置は、図1乃至図4(a)、(b)に示す画像形成装置1と略同様の構成であるが、光走査装置11の背面側にリアダクトD2を配置し、各感光体ユニット12の背面側にそれぞれの後側連結ダクト12gを設けて、各感光体ユニット12内部の第2空気流路A2を各後側連結ダクト12gを通じてリアダクトD2に接続している。
このような構成の第2実施形態の画像形成装置においては、吸気ファン41→フロントダクトD1の第3空気流路A3→各着脱部材37aの第1空気流路A1→各前側連結ダクト12eの前側連結空気流路Af→各感光体ユニット12内部の第2空気流路A2→各後側連結ダクト12gの空気流路→リアダクトD2の空気流路という空気の流れが生成されて、この空気の流れにより各感光体ユニット12内部が冷却される。また、各感光体ユニット12の第2空気流路A2を流れた空気をリアダクトD2の空気流路に一旦集めて、空気をリアダクトD2内部のフィルターを通してから排気することができ、オゾン臭等の発生を抑制することができる。
図6は、本発明の画像形成装置の第3実施形態における光走査装置11、廃トナーボックス37、フロントダクトD1、及び各感光体ユニット12内部の感光体ドラム12aと第2空気流路A2等を模式的に示す斜視図である。
第3実施形態の画像形成装置は、図5に示す第2実施形態の画像形成装置のリアダクトD2に排気ファン43を付設したものである。
このような構成の第3実施形態の画像形成装置においては、吸気ファン41→フロントダクトD1の第3空気流路A3→各着脱部材37aの第1空気流路A1→各前側連結ダクト12eの前側連結空気流路Af→各感光体ユニット12内部の第2空気流路A2→各後側連結ダクト12gの空気流路→リアダクトD2の空気流路→排気ファン43という空気の流れが生成されて、この空気の流れにより各感光体ユニット12内部が冷却される。また、空気をリアダクトD2内部のフィルターに通してから排気し、オゾン臭等を抑えることができる。更に、吸気ファン41及び排気ファン43により大量の空気を吸排気して、各感光体ユニット12内部を効果的に冷却することができる。尚、吸気ファン41と排気ファン43とを入れ替えたり、排気ファン43だけを設けたりしても構わない。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態及び変形例について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと解される。
1 画像形成装置
11 光走査装置(露光装置)
11a 光出射窓ガラス(光出射窓)
12 感光体ユニット
12a 感光体ドラム(感光体)
12d 筐体
12e 前側連結ダクト
12g 後側連結ダクト
13 現像ユニット
21 中間転写ベルト
23 2次転写ローラ
24 定着装置
37 廃トナーボックス
37a 着脱部材
41 吸気ファン
42 凸部
43 排気ファン
A1 第1空気流路
A2 第2空気流路
A3 第3空気流路
Af 前側連結空気流路
D1 フロントダクト
D2 リアダクト
Sp 空間

Claims (4)

  1. 感光体ユニットと、前記感光体ユニットの感光体に光を照射する露光装置とを備え、前記露光装置と前記感光体との間に前記光の経路を含む空間が形成された画像形成装置であって、
    着脱自在に装着されて、装着された状態では前記空間の開口端を塞ぐ着脱部材を備え、前記着脱部材に、前記露光装置側から前記感光体ユニット側へと通じる第1空気流路を形成しており、
    前記感光体ユニットの長手方向に形成された第2空気流路と、前記空間よりも前記露光装置側にかつ前記長手方向と交差する方向に形成された第3空気流路とを設け、
    前記第2空気流路と前記第3空気流路とが、前記空間の開口端を塞いでいる前記着脱部材の前記第1空気流路を介して接続されることを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項に記載の画像形成装置であって、
    前記画像形成装置に着脱自在に装着されて、前記感光体ユニットから回収された廃トナーを収容する廃トナーボックスを備え、
    前記廃トナーボックスは、前記着脱部材を有することを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項に記載の画像形成装置であって、
    前記感光体ユニットは筐体を備え、前記第2空気流路は前記筐体の内部に形成されたことを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1からのいずれか1つに記載の画像形成装置であって、
    前記露光装置は、前記感光体へと光を出射する光出射窓を備えており、前記光出射窓が前記空間に露呈していることを特徴とする画像形成装置。
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