JP2013182226A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】浮遊トナーによる機内の汚れを防止可能な画像形成装置を提供すること。
【解決手段】画像形成装置は、少なくとも感光体ドラムを有する複数の感光体ユニットと、前記複数の感光体ユニットの側方に配置され、該複数の感光体ユニットが有する感光体ドラム周面上にトナー像を形成する複数の現像ユニットと、前記複数の感光体ユニットに形成されたトナー像が転写され、回転することにより、転写されたトナー像を搬送する中間転写ベルトと、前記複数の現像ユニットの上方に設けられ、前記中間転写ベルトを支持するハウジング55と、前記中間転写ベルトの回転方向に直交する方向の風を少なくとも発生させる冷却ファンと、前記ハウジングの下端と前記複数の現像ユニットの上面との間をシールする複数のシール部材60b,60cと、を備えている。
【選択図】図4
【解決手段】画像形成装置は、少なくとも感光体ドラムを有する複数の感光体ユニットと、前記複数の感光体ユニットの側方に配置され、該複数の感光体ユニットが有する感光体ドラム周面上にトナー像を形成する複数の現像ユニットと、前記複数の感光体ユニットに形成されたトナー像が転写され、回転することにより、転写されたトナー像を搬送する中間転写ベルトと、前記複数の現像ユニットの上方に設けられ、前記中間転写ベルトを支持するハウジング55と、前記中間転写ベルトの回転方向に直交する方向の風を少なくとも発生させる冷却ファンと、前記ハウジングの下端と前記複数の現像ユニットの上面との間をシールする複数のシール部材60b,60cと、を備えている。
【選択図】図4
Description
本発明は、冷却ファンにより機内に風を発生させて、現像ユニットや感光体ドラムを冷却する画像形成装置に関する。
一般的な画像形成装置は、感光体ドラムの周面上に、転写残トナーを引き離すクリーニング手段を備えている。この時、感光体ドラムとクリーニング手段との摩擦により熱が発生する。また、現像ユニットは、例えば撹拌スクリューや供給スクリューにより、現像剤濃度を一定に保ちながら、感光体ドラムとの対向位置まで搬送する。これらスクリューの動作によっても熱が発生する。
上記熱による現像剤の劣化や凝集を防止するには、感光体ドラムや現像ユニットの周辺に冷却ダクトを設けることが望ましい。しかし、専用の冷却ダクトを設けると、画像形成装置の大型化を招くという問題があった。この問題を解決するため、従来、冷却ファンを駆動させて画像形成装置の内部(つまり機内)に風を発生させ、感光体ドラムや現像ユニットを冷却する画像形成装置がある(例えば、特許文献1を参照)。
しかしながら、上記画像形成装置では、本来は流したくない箇所にも、機内風が流れてしまう。その結果、例えば、現像スリーブの端部から発生した浮遊トナーが機内風に乗って運ばれ、機内を汚してしまう、という問題があった。
それゆえに、本発明の目的は、浮遊トナーによる機内の汚れを防止可能な画像形成装置を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明の一形態は、画像形成装置であって、少なくとも感光体ドラムを有する複数の感光体ユニットと、前記複数の感光体ユニットの側方に配置され、該複数の感光体ユニットが有する感光体ドラム周面上にトナー像を形成する複数の現像ユニットと、前記複数の感光体ユニットに形成されたトナー像が転写され、回転することにより、転写されたトナー像を搬送する中間転写ベルトと、前記複数の現像ユニットの上方に設けられ、前記中間転写ベルトを収容するハウジングと、前記中間転写ベルトの回転方向に直交する方向の風を発生させる冷却ファンと、前記ハウジングの下端と前記複数の現像ユニットの上面との間をシールする複数のシール部材と、を備えている。
上記形態では、冷却ファンの駆動により機内には風が発生する。しかし、各シール部材によりハウジング下端と各現像ユニットの上面との間はシールされているため、各現像ユニットの上面上の空気は滞留する。それゆえ、各現像ユニットの端部辺りに浮遊トナーが発生したとしても、この浮遊トナーは飛散せず、例えば各現像ユニットの両端に設けられた別のダクトにより吸引されるか、各現像ユニットの両端周辺で舞っているだけである。このように、上記形態によれば、現像ユニットからの浮遊トナーによる機内の汚れを防止可能な画像形成装置を提供することができる。
以下、図1〜図6を参照して、本発明の一実施形態に係る画像形成装置を詳説する。各図において、X軸、Y軸及びZ軸は、互いに直交し合い、画像形成装置の左右方向(横方向)、前後方向(奥行き方向)及び上下方向(高さ方向)を示す。また、参照符号の後に続くアルファベット小文字のa、b、c、dは、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)を表す添え字である。例えば、感光体ドラム21aは、イエロー用の感光体ドラム21を意味する。
(画像形成装置の構成について)
図1および図2に示すように、画像形成装置は、本体1の内部のほぼ中央部に、無端状の中間転写ベルト11を備えている。中間転写ベルト11は、ローラ12およびテンションローラ13の外周部に掛け渡され、本体1の正面から見て反時計回り(図2に示す矢印αの方向)に回転駆動される。
図1および図2に示すように、画像形成装置は、本体1の内部のほぼ中央部に、無端状の中間転写ベルト11を備えている。中間転写ベルト11は、ローラ12およびテンションローラ13の外周部に掛け渡され、本体1の正面から見て反時計回り(図2に示す矢印αの方向)に回転駆動される。
図1および図2に示すように、中間転写ベルト11の真下には、例えば4個の感光体ユニット2a〜2dが、中間転写ベルト11の回転方向αの上流側から下流に向けて、この順番でX軸方向に直線的に配列される。感光体ユニット2a〜2dは、回転可能な感光体ドラム21a〜21dを有する。感光体ドラム21a〜21dは、Y軸方向に延在する。また、感光体ドラム21a〜21dの周囲には、帯電器やクリーニング手段等が配置される。
感光体ユニット2a〜2dの側方(例えば左方)には、現像ユニット3a〜3dが配置される。現像ユニット3a〜3dもまた、回転方向αの上流側から下流側に向けて、この順番でX軸方向に直線的に配置される。現像ユニット3a〜3dは、回転可能でY軸方向に延在する現像スリーブ31a〜31dを有する。ここで、図3には、図2の点線枠A内の感光体ユニット2c,2dおよび現像ユニット3dが拡大して示されている。この感光体ユニット2cと現像ユニット3dとの間には、後述の機内風が通る空間D1が形成される。同様の空間は、X軸方向に隣り合う他の感光体ユニット2および現像ユニット3の間にも形成されている。また、感光体ユニット2dのX軸方向の側方には空間D2が形成される。
再度図1および図2を参照する。各感光体ユニット2および各現像ユニット3の下方には、空間Bをあけてレーザ走査光学系4が配置される。このレーザ走査光学系4は、図2に示すようにケーシングに収容される。ケーシングの上面41には、レーザ光が出射可能に窓ガラスが設けられている。
また、中間転写ベルト11を挟んで、感光体ドラム21a〜21dと対向する位置に、一次転写ローラ30a〜30dが設けられる。さらに、中間転写ベルト11を挟んでローラ12と対向する位置に、二次転写ローラ16が圧接されている。これにより、二次転写ローラ16と中間転写ベルト11との間に、二次転写領域(二次転写ニップ)17としてのニップが形成される。
本体1の下方には、給紙カセット51が配置される。給紙カセット51内に積載された用紙Sは、回転する給紙ローラ52によって1枚ずつ引き出されて、点線矢印で示す搬送経路Rに送り出される。搬送経路Rは、給紙カセット51から、タイミングローラ対53のニップ部、二次転写領域17および定着ユニット6を通って排紙トレイ7まで延びている。
定着ユニット6は、定着ローラおよび加圧ローラを備えている。これらローラの間のニップには、二次転写領域17から送り出された用紙Sが導入される。定着ユニット6は、通過する用紙S上のトナー像を定着ローラで加熱するとともに、用紙Sを加圧ローラで加圧する。
また、本体1には、図4に示すように、中間転写ハウジング55が備わる。中間転写ハウジング55は、上記ローラ12、テンションローラ13、一次転写ローラ30a〜30dを回転自在に支持する中間転写ハウジング55を備えている。なお、これらローラの内、図4には、一次転写ローラ30c,30dのみが示されている。また、図4では図示が省略されているが、中間転写ハウジング55には、中間転写ベルト11が収容される。
上記中間転写ハウジング55の下方には、図5に示すようなY軸方向に延在するガイド部材56a〜56dが設けられる。ガイド部材56cの前端には、感光体ユニット2cを挿抜するための挿入口57c(点線楕円部分を参照)が設けられる。他のガイド部材56a,56b,56dの前端にも同様の挿入口が設けられる。また、図3に示すように、感光体ユニット2c,2dは、ガイド部材56c,56dによりY軸方向に案内されるよう、スライド部材22c,22dを上面に備えている。同様のスライド部材は、感光体ユニット2a,2bの上面にも設けられる。
例えば、感光体ユニット2dを本体1に取り付ける際、スライド部材22dが挿入口57dに挿し込まれ、感光体ユニット2dが奥行き方向(Y軸方向)に押し込まれていく。感光体ユニット2dが所定位置まで押し込まれると、この位置でガイド部材56dは感光体ユニット2dを支持する。
また、図5に示すように、ガイド部材56a〜56cの上面には、弾性を有するシート部材58a〜58cが取り付けられている。なお、理解を助けるため、図5では、シート部材58cは外形線だけで示され、ガイド部材56cは透視されている。なお、このシート部材は、ガイド部材56dには設けられていない。
このシート部材58cは、図3および図4に示すように、自身の下方に設けられた感光体ユニット2cと回転方向α(X軸方向)に隣り合う現像ユニット3dの上面に届く幅を有する。他のシート部材58a,58bも同様に、感光体ユニット2a,2bとX軸方向に隣り合う現像ユニット3b,3cの上面に届く幅を有する。また、シート部材58a〜58cは、感光体ドラム21a〜21cの回転軸方向(Y軸方向)には、該感光体ドラム21a〜21cの長さ以上の長さを有する。
また、図5に一部示されているが、弾性を有する別のシート部材59が現像ユニット3aの上面に取り付けられている。このシート部材59は、少なくとも現像ユニット3aの上面を覆う。また、シート部材59は、現像スリーブ31aの回転軸方向には、該現像スリーブ31aの長さ以上の長さを有する。
また、図4および図5に示すように、シート部材58a〜58cの後端部分と、中間転写ハウジング55の下端との間には、シール部材60a〜60cが設けられている。このシール部材60a〜60cは、好ましくは、組み立て容易にするために弾性を有しており、シート部材58a〜58cの後端部分と中間転写ハウジング55の下端との間に隙間が生じないように設けられる。また、シール部材60a〜60cは、感光体ドラム21a〜21dが回転等の関係で、感光体ドラム21a〜21dの上方を避けるよう設けられる。
また、図示は省略されているが、シート部材59の後端部分と、中間転写ハウジング55の下端との間には、別のシール部材が設けられている。
(画像形成装置の動作について)
次に、図1および図2に示すように、画像形成装置の概略的な動作について説明する。画像形成装置において、回転する感光体ドラム21a〜21dは、帯電器により帯電させられる。また、レーザ走査光学系4において、各色用の発光素子が、対応する色のデジタル画像信号により駆動される。これにより、各発光素子からは、デジタル画像信号で変調された光ビームが出射される。
次に、図1および図2に示すように、画像形成装置の概略的な動作について説明する。画像形成装置において、回転する感光体ドラム21a〜21dは、帯電器により帯電させられる。また、レーザ走査光学系4において、各色用の発光素子が、対応する色のデジタル画像信号により駆動される。これにより、各発光素子からは、デジタル画像信号で変調された光ビームが出射される。
各色の光ビームは、ポリゴンミラーや走査レンズ等を介して、上面41の窓ガラスから出射される。具体的には、Yの光ビームは、感光体ユニット2aおよび現像ユニット3aの間の隙間を通って、感光体ドラム21aの周面に照射され、その結果、Y用の静電潜像が形成される。M,C,Kの光ビームも、同様にして、感光体ドラム21b〜21dの周面に照射され、M,C,K用の静電潜像が形成される。
現像ユニット3a〜3dは、現像スリーブ31a〜31dを回転させることで、感光体ドラム21a〜21d周面にトナーを供給して、静電潜像を現像する。これによって、感光体ドラム21a〜21dの周面には各色のトナー像が形成される。
感光体ドラム21a〜21d周面上のトナー像は、一次転写ローラ30a〜30dの作用により、回転する中間転写ベルト11上に重なり合うように一次転写される。その結果、中間転写ベルト11上に合成トナー像が形成される。合成トナー像は、中間転写ベルト11の回転により、二次転写領域17に搬送される。
また、給紙カセット51から搬送経路Rに送り出された用紙Sは、タイミングローラ対53に突き当てられる。この用紙Sは、その後、合成トナー像が二次転写領域17に達するタイミングに合わせて、タイミングローラ対53から二次転写領域17へと送り出される。二次転写ローラ16には、トナーの帯電極性と逆極性の電圧が印加され、二次転写領域17では、この印加電圧の作用により、合成トナー像が中間転写ベルト11から用紙Sに二次転写される。
合成トナー像が転写された用紙Sは、搬送経路Rを通って定着ユニット6のニップに導入され、定着処理された後、排紙トレイ7に排出される。
また、中間転写ベルト11を挟んでテンションローラ13と対向するように、クリーニングブラシ43が設けられている。このクリーニングブラシ43は、中間転写ベルト11の表面を清掃して、該表面上の残留トナーを取り除く。
図1に示すように、中間転写ベルト11の上方には、補給用トナーが色別に充填されたトナー容器8a〜8dが本体1に対して着脱自在に設けられている。トナー容器8a〜8dは、現像ユニット3a〜3d内のトナー濃度が一定となるように、トナー供給路を通じてトナーを補給する。
(本体内の空冷について)
また、図1および図2に示すように、現像ユニット3aよりもさらに回転方向αの上流側(左側)には、冷却ファン9が設けられている。より具体的には、冷却ファン9は、図6に示すように、各感光体ドラム21a〜21dのY軸方向の中心、つまり画像中心Cよりも奥行き方向にオフセット配置される。これは、本体1の背面側には配置されるモータ等を効率的に空冷するためである。この冷却ファン9の駆動により、本体1内には負圧が発生して、空気の流れ(機内風)が生じる。詳細は後述するが、この機内風により、本体1内の構成各部が冷却される。
また、図1および図2に示すように、現像ユニット3aよりもさらに回転方向αの上流側(左側)には、冷却ファン9が設けられている。より具体的には、冷却ファン9は、図6に示すように、各感光体ドラム21a〜21dのY軸方向の中心、つまり画像中心Cよりも奥行き方向にオフセット配置される。これは、本体1の背面側には配置されるモータ等を効率的に空冷するためである。この冷却ファン9の駆動により、本体1内には負圧が発生して、空気の流れ(機内風)が生じる。詳細は後述するが、この機内風により、本体1内の構成各部が冷却される。
(機内風の流れ)
以下、図2および図6を参照して機内風について詳説する。冷却ファン9が駆動されると、感光体ユニット2aと現像ユニット3bとの間に、回転方向αと直交する方向の機内風が発生し(図6の矢印Jを参照)、この機内風は、冷却ファン9が背面側にオフセット配置されていることから、主として本体1の背面方向に吸引される。同様に感光体ユニット2bと現像ユニット3cの間の空気、感光体ユニット2cと現像ユニット3dの間の空気、感光体ユニット2dの右側方の空気も吸引される。これにより、感光体ユニット2a〜2dが有するクリーニング手段が空冷される。
以下、図2および図6を参照して機内風について詳説する。冷却ファン9が駆動されると、感光体ユニット2aと現像ユニット3bとの間に、回転方向αと直交する方向の機内風が発生し(図6の矢印Jを参照)、この機内風は、冷却ファン9が背面側にオフセット配置されていることから、主として本体1の背面方向に吸引される。同様に感光体ユニット2bと現像ユニット3cの間の空気、感光体ユニット2cと現像ユニット3dの間の空気、感光体ユニット2dの右側方の空気も吸引される。これにより、感光体ユニット2a〜2dが有するクリーニング手段が空冷される。
上記矢印Jで示す機内風は、本体1内部と、モータ等の設置空間とを仕切る壁62を伝って、冷却ファン9により吸引される(図6の矢印Kを参照)。
また、矢印J,Kで示す機内風の一部は、感光体ユニット2a〜2dと現像ユニット3a〜3dとの下方の空気とともに、レーザ走査光学系4の上面41(図2参照)との間の空間Bを通って吸引される(図2や図6の矢印Lを参照)。これにより、現像剤の撹拌により発熱する現像ユニット3a〜3dの下部が主に空冷される。
冷却ファン9により吸引された機内風は、図示しないダクトによりレーザ走査光学系4の下方に導かれた後、図示しない別のファンによって改めて本体1内に導入される。
(本実施形態の作用・効果)
一般的に、画像形成装置では、各現像スリーブの端部(図3や図6の点線楕円内に示す)からは浮遊トナーが発生する。前述した通り、従来の画像形成装置では、本実施形態のような各シール部材60等および/または各シート部材58,59が設けられていなかったため、この浮遊トナーは、機内風に乗って運ばれ、本体1の内部を汚してしまうという問題があった。
一般的に、画像形成装置では、各現像スリーブの端部(図3や図6の点線楕円内に示す)からは浮遊トナーが発生する。前述した通り、従来の画像形成装置では、本実施形態のような各シール部材60等および/または各シート部材58,59が設けられていなかったため、この浮遊トナーは、機内風に乗って運ばれ、本体1の内部を汚してしまうという問題があった。
それに対し、本画像形成装置では、各シール部材60により、各感光体ユニット2の上方および各現像ユニット3の上方の空気が本体1の背面側に漏れないようにしている。また、各シート部材58,59により、各感光体ユニット2の上方および各現像ユニット3の上方の空気が空間D1等に漏れないようにしている。なお、本願発明者の実験の結果、浮遊トナーは、各現像スリーブ31の端部からは飛散せず、例えば各現像ユニット3の両端に設けられた別のダクトにより吸引されるか、各現像ユニット3の両端周辺で舞っているだけであることが確認された。このように、本実施形態によれば、現像ユニットからの浮遊トナーの飛散が防止されるため、該浮遊トナーによる本体1内の汚れを防止することが可能となる。
(付記)
上記実施形態では、各シール部材60は、シート部材58a〜58cの後端部分と中間転写ハウジング55の下端との間の空間をシールしていた。これは、冷却ファン9が背面寄りにオフセットされ、その結果、空間D1,D2の風は本体1の背面方向に吸引されるからである。しかし、これに限らず、シート部材58a〜58cの前端部分と中間転写ハウジング55の下端との間の空間が同様のシール部材によりシールされても構わない。
上記実施形態では、各シール部材60は、シート部材58a〜58cの後端部分と中間転写ハウジング55の下端との間の空間をシールしていた。これは、冷却ファン9が背面寄りにオフセットされ、その結果、空間D1,D2の風は本体1の背面方向に吸引されるからである。しかし、これに限らず、シート部材58a〜58cの前端部分と中間転写ハウジング55の下端との間の空間が同様のシール部材によりシールされても構わない。
本発明に係る画像形成装置は、現像ユニットからの浮遊トナーによる汚れを防止可能であり、コピー機、プリンタ、ファクシミリまたはこれらの複合機に好適である。
1 本体
11 中間転写ベルト
2 感光体ユニット
21 感光体ドラム
3 現像ユニット
31 現像スリーブ
55 中間転写ハウジング
9 冷却ファン
58,59 シート部材
60 シール部材
11 中間転写ベルト
2 感光体ユニット
21 感光体ドラム
3 現像ユニット
31 現像スリーブ
55 中間転写ハウジング
9 冷却ファン
58,59 シート部材
60 シール部材
Claims (3)
- 少なくとも感光体ドラムを有する複数の感光体ユニットと、
前記複数の感光体ユニットの側方に配置され、該複数の感光体ユニットが有する感光体ドラム周面上にトナー像を形成する複数の現像ユニットと、
前記複数の感光体ユニットに形成されたトナー像が転写され、回転することにより、転写されたトナー像を搬送する中間転写ベルトと、
前記複数の現像ユニットの上方に設けられ、前記中間転写ベルトを収容するハウジングと、
前記中間転写ベルトの回転方向に直交する方向の風を発生させる冷却ファンと、
前記ハウジングの下端と前記複数の現像ユニットの上面との間をシールする複数のシール部材と、を備える画像形成装置。 - 前記複数の感光体ユニットの上方に設けられ、該複数の感光体ユニットを挿抜可能にガイドする複数のガイド部材と、
前記複数のガイド部材の上面に設けられる複数のシート部材と、をさらに備え、
前記複数のシート部材は、
下方に設けられた前記感光体ユニットと、前記中間転写ベルトの回転方向に隣接する前記感光体ユニットとの間に配置された現像ユニットの上面まで届く幅を有し、
自身の下方に設けられた前記感光体ドラムの軸方向には、該感光体ドラムの長さ以上の長さを有する、請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記複数のシール部材は、前記複数の感光体ユニットが有する感光体ドラムの上方を避けて配置される、請求項1または2に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012047559A JP2013182226A (ja) | 2012-03-05 | 2012-03-05 | 画像形成装置 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017198861A (ja) * | 2016-04-27 | 2017-11-02 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像形成装置 |
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2012
- 2012-03-05 JP JP2012047559A patent/JP2013182226A/ja active Pending
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