JP6485650B2 - 光走査装置及び該光走査装置を備えた画像形成装置 - Google Patents

光走査装置及び該光走査装置を備えた画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、光走査装置及び該光走査装置を備えた画像形成装置に関する。
従来より、複写機やプリンタ等の電子写真方式を採用する画像形成装置は、感光体に静電潜像を形成するための光を出射する光走査装置と、感光体に形成された静電潜像をトナー像として現像するための現像装置とを備えている。
光走査装置は、ポリゴンミラーや結像レンズ等を収容するハウジングを有している。ハウジングには、光が出射する出射口が形成されている。出射口は、所定方向に延びる開口部からなる。出射口は透明カバー部によって閉塞されている。
ところで、透明カバー部の表面にトナー等による汚れや埃等が付着すると、光走査装置の光学特性が低下し、画像不良が生じるという問題がある。これに対し、特許文献1には、透明カバー部の表面を定期的に清掃する清掃機構が開示されている。
特許文献1の清掃機構は、透明カバー部の延設方向と同方向に延びるスクリュー軸と、スクリュー軸に係合して清掃部材を保持する保持部材とを有している。スクリュー軸は、ギア列を介してモーターに動力伝達可能に連結されている。
保持部材は、モーターによりスクリュー軸が正回転及び逆回転されることで、スクリュー軸に沿って往復移動するようになっている。これにより、清掃部材が透明カバー部の表面に当接しながら往復移動して、透明カバー部の表面が清掃部材によって清掃される。
特開2015−199278号公報
しかしながら、上記特許文献1に示す光走査装置では、清掃部材により収集された異物が清掃部材の移動端付近に溜まってしまうという問題がある。この溜まった異物は、例えば感光体ドラムや現像ドラム等の回転により発生する空気流や光走査装置の内部に導入される冷却風により光走査装置内を舞って透明カバー部の表面に再付着する場合がある。この結果、透明カバー部の光の透過性が低下して、光走査装置の光学特性の劣化を招くという問題がある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、清掃部材により一旦収集された透明カバー部上の異物が、他の機器類により誘起される空気流や冷却風等により舞い上がって透明カバー部に再付着するのを防止し、延いては、光走査装置の光学性能の劣化を防止することにある。
本発明に係る光走査装置は、所定方向に延びる光の出射口を有するハウジングと、該所定方向に延びて該出射口を閉塞する透明カバー部と、該透明カバー部に沿って配置され、周面に螺旋状の溝部が形成された回転自在なスクリュー軸と、該スクリュー軸に係合し、該スクリュー軸が回転することにより所定の往復移動経路を移動する保持部材と、上記保持部材に保持され、該保持部材が往復移動することで上記透明カバー部の表面を上記所定方向に移動しながら清掃する清掃部材と、を備えている。
そして、上記ハウジングの内部を貫通する冷却風路と、上記冷却風路の一端部から上記ハウジング外の空気を取込んで他側部より排出させる送風手段と、上記清掃部材が上記往復移動経路の各移動端に達した際に、該清掃部材の進行方向の前側に溜まった異物が落下するように、上記透明カバー部に対し上記所定方向に隣接して設けられた異物落下凹部と、上記異物落下凹部と上記冷却風路とを連通させる連通路とを備えている。
本発明によれば、清掃部材により一旦収集された透明カバー部上の異物が、他の機器類により誘起される空気流や冷却風等により舞い上がって透明カバー部に再付着するのを防止することができる。延いては、透明カバー部の光透過性を十分に確保して、光走査装置の光学性能が劣化するのを防止することが可能となる。
図1は、実施形態における画像形成装置の概略構成を示す全体図である。 図2は、光走査装置を示す前方斜め右側から見た斜視図である。 図3は、光走査装置を示す上側から見た平面図である。 図4は、清掃機構を示すスクリュー軸の軸方向から見た概略図である。 図5は、ハウジング本体から上蓋と下蓋とを取外した状態を示す分解斜視図である。 図6は、光走査装置内の冷却構造を示す概略図である。 図7は、図3のVII−VII線断面図である。 図8は、図7のVIII−VIII線断面図である。 図9は、図8における上側冷却風路と連通路との接続部を拡大して示す拡大図である。 図10は、変形例を示す図9相当図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、本発明は、以下の実施形態に限定されるものではない。
<実施形態>
図1は、この発明の実施形態に係る画像形成装置1の概略構成図を示す。以下の説明において、前側、後側は、画像形成装置1の前側、後側(図1の紙面垂直方向の手前側、奥側)を意味し、左側、右側は、画像形成装置1を前側から見たときの左側、右側を意味するものとする。
上記画像形成装置1は、タンデム方式のカラープリンターであって、箱形のケーシングによって覆われた画像形成装置本体2を有している。画像形成装置本体2内には画像形成部3が設けられている。この画像形成部3は、ネットワーク接続等がされたコンピューター等の外部機器から伝送されてくる画像データーに基づき画像を記録紙Pに転写形成する。画像形成部3の下側には、レーザー光を出射する2つの光走査装置4が配置され、画像形成部3の上側には、転写ベルト5が配置されている。2つの光走査装置4の下側には、記録紙Pを貯留する用紙貯留部6が配置され、用紙貯留部6の左側には、手差し給紙部7が配置されている。転写ベルト5の右側且つ上側には、記録紙Pに転写形成された画像に定着処理を施す定着部8が配置されている。符号9は、画像形成装置本体2の上部に配置され、定着部8で定着処理が施された記録紙Pを排出する用紙排出部である。
画像形成部3は、転写ベルト5に沿って一列に配置された4つの画像形成ユニット10を備えている。これら画像形成ユニット10は、感光体ドラム11を有している。各感光体ドラム11の直下には、帯電器12が配置され、各感光体ドラム11の左側には、現像装置13が配置され、各感光体ドラム11の直上には、一次転写ローラー14が配置され、各感光体ドラム11の右側には、感光体ドラム11の周面をクリーニングするクリーニング部15が配置されている。
各感光体ドラム11は、帯電器12によって周面が一定に帯電され、当該帯電後の感光体ドラム11の周面に対して、所定の画像データーに基づくレーザー光が2つ光走査装置4から照射され、各感光体ドラム11の周面に静電潜像が形成される。かかる静電潜像に現像装置13から現像剤が供給されて、各感光体ドラム11の周面にイエロー、マゼンタ、シアン、又はブラックのトナー像が形成される。これらトナー像は、一次転写ローラー14に印加された転写バイアスにより転写ベルト5にそれぞれ重ねて転写される。
符号16は、定着部8の下側に転写ベルト5と当接した状態で配置された二次転写ローラーであり、用紙貯留部6又は手差し給紙部7から用紙搬送路17を搬送される記録紙Pを二次転写ローラー16と転写ベルト5とで挟持し、二次転写ローラー16に印加された転写バイアスにより転写ベルト5上のトナー像を記録紙Pに転写するようになっている。
定着部8は、加熱ローラー18と加圧ローラー19とを備え、これら加熱ローラー18と加圧ローラー19とにより記録紙Pを挟持して加圧しながら加熱し、記録紙Pに転写されたトナー像を記録紙Pに定着させるようになっている。定着処理後の記録紙Pは、用紙排出部9に排出される。符号20は、両面印刷時に定着部8から排出された記録紙Pを反転させるための反転搬送路である。
−光走査装置の詳細−
上記2つの光走査装置4は左右方向に並んで配置されている。左側の光走査装置4は、マゼンタ(M)及びシアン(C)に対応するレーザー光を出射し、右側の光走査装置4は、イエロー(Y)及びブラック(K)に対応するレーザー光を出射するように構成されている。2つの光走査装置4の構成は同じであるため、以下では、右側の光走査装置4の構成についてのみ説明し、左側の光走査装置4の説明は省略する。
図2及び図3に示すように、光走査装置4は、樹脂製の光学ハウジング20を備えている。光学ハウジング20は、扁平な密閉箱状をなしている。光学ハウジング20は、上側に開放する有底箱状のハウジング本体30と、ハウジング本体30の上側を覆う上蓋40と、ハウジング本体30の下側を覆う下蓋50とで構成されている。上蓋40には、左右方向に並ぶ一対の光出射口42が形成されている。各光出射口42は前後方向(所定方向)に延びる矩形状をなしており、各光出射口42は透明カバー部としてのガラスカバー43によって覆われている。上蓋40における各ガラスカバー43の前側及び後側に隣接する箇所には、後述する清掃部材61により収集した異物を落下させるための前側凹部44a及び後側凹部44bが形成されている。前側凹部44a及び後側凹部44bは共に上側に開放している。
ハウジング本体30内には、イエロー(Y)及びブラック(K)(又はマゼンタ(M)及びシアン(C))に対応する一対のレーザー光を発生する光源と、レーザー光を偏向するポリゴンミラー76(図5参照)と、該偏向されたレーザー光を感光体ドラム11の表面に結像させる光学素子群とが収容されている。光源から出射された一対のレーザー光は、ポリゴンミラー76により主走査方向に走査された後、光学素子群により結像され、上蓋40に形成された各光出射口42から各色に対応する感光体ドラム11に向けて出射される。
上蓋40の上面には、各ガラスカバー43を自動で清掃するための一対の清掃機構60が設けられている。各清掃機構60は、ガラスカバー43を清掃するための清掃部材61と、清掃部材61(図4参照)を保持する保持部材62と、保持部材62をガラスカバー43に沿って前後方向に往復移動させる移動機構63とを有している。移動機構63は、ガラスカバー43に沿って前後方向に延びるスクリュー軸64を有している。スクリュー軸部64の外周面には螺旋状の溝部が形成されており、保持部材62はこのスクリュー軸64に係合して支持されている。
図4に示すように、清掃部材61は、ガラスカバー43の上面に当接するブレード部材からなる。ブレード部材は、例えばシリコンパッド等の弾性部材からなる。保持部材62は、スクリュー軸64に外挿入された円筒状のナット部62aと、ナット部62aの左側面から左側に延びる左側アーム部62bと、ナット部62aの右側面から右側に延びる右側アーム部62cとを有している。左側アーム部62bの先端部は、上蓋40の上面から突出する断面L字状の左側レール部49aに係合している。右側アーム部62cの先端部は、上蓋40の上面から突出する断面L字状の右側レール部49bに係合している。そうして、保持部材62は、左右のレール部49a,49bによって前後方向に移動可能にガイドされている
移動機構63は、上記スクリュー軸64の他に、被駆動ギア65、アイドルギア66、及び入力ギア67を有している(図2参照)。被駆動ギア65は、スクリュー軸64の前端部に固定されて該スクリュー軸64と共に回転する。アイドルギア66は、被駆動ギア65に対して右斜め下側から噛合している。入力ギア67は互いに同軸に配置された小径ギア部(図示省略)及び大径ギア部67aを有している。入力ギア67の小径ギア部は、アイドルギア66に右斜め下側から噛合している。アイドルギア66及び入力ギア67は、上蓋40の前側側面にそれぞれ軸部材を介して回動可能に保持されている。入力ギア67の大径ギア部67aは、光学ハウジング20が画像形成装置本体2内の所定箇所に上側からセットされることでモーターギアに噛合する。モーターギアは画像形成装置本体2内に設けられたモーター68(図1にのみ示す)に動力伝達可能に連結されている。モーター68は、例えば画像形成装置本体2内の用紙搬送機構を駆動するためのモーターと兼用されていてもよい。
上記清掃機構60の作動に際しては、上記モーター68によりスクリュー軸64が正逆両方向に駆動される。この結果、スクリュー軸64が被駆動ギア65と共に回転するので、スクリュー軸64に係合支持された保持部材62が前後方向に往復移動する。これにより、保持部材62に保持された清掃部材61がガラスカバー43の上面に当接しながら前後方向に往復移動することでガラスカバー43の上面の清掃が行われる。
清掃部材61の往復移動経路A(図3参照)は前後方向に延びる直線状の移動経路であり、本実施形態では往復移動経路Aの後側移動端M1が待機位置とされている。この待機位置は、往復動作が終了した清掃部材61を次回の往復動作の開始時まで待機させておく位置である。待機位置は、往復移動経路Aにおける後述する冷却用空気流の風上側(前側)とは反対側(後側)に位置している。待機位置は、上蓋40の上面部に形成された後側凹部44bの上側に位置している。一方、往復移動経路Aの前側移動端M2(待機位置とは反対側の移動端)は、上蓋40の上面部に形成された前側凹部44aの上側に位置している。清掃機構60が作動することにより清掃部材61が待機位置(往復移動経路Aの後側移動端M1)から前側移動端M2に移動する間に収集したガラスカバー43上の異物は前側凹部44a内に落下する。一方、清掃部材61が前側移動端M2に達した後に後側移動端M1に戻ってくる間に収集したガラスカバー43上の異物は後側凹部44b内に落下する。
次に、図5及び図6を参照しながら光走査装置4の冷却構造について説明する。図5は、ハウジング本体30から上蓋40及び下蓋50を取外した状態を示す分解斜視図である。上蓋40は、その側壁部の係合孔41をハウジング本体30の係合突部31に係合させることで該ハウジング本体30に固定されている。下蓋50は、その側壁部の係合孔51をハウジング本体30の係合突部32に係合させることで該ハウジング本体30に固定されている。
上蓋40は下側に開放する扁平な矩形箱状をなしている。上蓋40の上面における左右方向の中央部には、前後方向の略全体に亘って延びる冷却用凹部44cが形成されている。冷却用凹部44cの上側開口は、前後方向に延びる板状の流路カバー48により閉塞されている。この流路カバー48と冷却用凹部44cの内壁面とによって前後方向に延びる上側冷却風路80(図6参照)が形成されている。流路カバー48は、上側冷却風路80の密閉性を向上させるべくシール部材によって構成されている。この上側冷却風路80は、空気供給口45及び排気口46を通じて画像形成装置本体2内の空間に連通している。空気供給口45は、上蓋40の前側壁部及びハウジング本体30の前側壁部を貫通している。空気供給口45は、不図示のダクトを通じて送風ファン75に連結されている。送風ファン75は、ハウジング20の外部(本実施形態では画像形成装置1の外部)を供給口45から上側冷却風路80内に取り込んで排気口46が排出させる。そうして上側風路80内を流れる空気流によってハウジング本体30の上面部(つまりハウジング20の内部)が冷却されるようになっている。
下蓋50は上側に開放する扁平な矩形箱状をなしており、下蓋50の底壁部における左右方向の中央部には、前後方向に延びる一対の縦壁部54が設けられている。一対の縦壁部54は左右方向に間隔を空けて配置されている。そして、この一対の縦壁部54と下蓋50の底壁部とハウジング本体30の底壁部とによって前後方向に延びる下側冷却風路81(図6参照)が形成されている。この下側冷却風路81は、空気供給口52及び排気口53を通じて画像形成装置本体2内の空間に連通している。空気供給口52は、下蓋50の前側壁部及びハウジング本体30の前側壁部を貫通している。空気供給口52は、不図示のダクトを通じて送風ファン75に連結されており、送風ファン75により下側冷却風路81内に供給された空気流によってハウジング本体30の下面部(つまりハウジング20の内部)が冷却されるようになっている。
図7及び図8に示すように、上側冷却風路80の前端部(風上側の端部)は、各ガラスカバー43の前側に隣接する各前側凹部44aに連通路82を介して連通している。この連通路82は、前側凹部44aに対してのみ設けられていて、後側凹部44b(つまり上側冷却風路80内を流れる空気流の風下側の凹部)に対しては設けられていない。
上記各連通路82は、前側から見て略L字状をなしていて、前側凹部44aの底壁部から下側に延びた後、上蓋40の左右方向の中央部に向かって水平に延びて上側冷却風路80に連通している。
図9に示すように、各連通路82と上側冷却風路80との接続部にはフィルター83が設けられている。このフィルター83の網目の大きさは、清掃部材61により収集される異物(トナー等)の平均的な粒径よりも小さく設定されている。
上記実施形態では、清掃部材61により収集されたガラスカバー43上の異物は、清掃部材61が往復移動経路Aの各移動端M1,M2に達したときに前側凹部44a及び後側凹部44b内に落下する。したがって、ガラスカバー43上に異物が残ってしまうのを防止することができる。
しかも前側凹部44aは連通路82を介して上側冷却風路80に連通している。したがって、前側凹部44a内に落下した異物は、上側冷却風路80内を流れる空気流の負圧によって、連通路82を介して上側冷却風路80側に吸い込まれる。したがって、前側凹部44a内に異物が溜まるのを防止することができる。延いては、この溜まった異物が舞ってガラスカバー43に再付着するのを防止することができる。
また、上側冷却風路80の上側を覆う流路カバー80はシール部材により構成されているので、上側冷却風路80内に進入した異物が流路カバー80と上蓋40との隙間から風路外に流出して舞い散るのを防止することができる。
ところで、清掃部材61により収集される異物の殆どが前側凹部44a内に落下し、後側凹部44b内に落下する異物の量は少量である。すなわち、清掃部材61の待機位置は往復移動経路Aの後側端に設定されているので、ガラスカバー43上の異物の大半は清掃部材61の往動作(つまり往復移動経路Aの後側端から前側端への移動動作)により収集されて前側凹部44a内に落下する。したがってその後の清掃部材61の復動作により収集されるガラスカバー43上の異物は少量であり、後側凹部44b内に落下する異物の量は前側凹部44a内に落下する異物の量に比べて格段に少ない。上記実施形態では、このことに着目して、後側凹部44bに対しては連通路82を設けないようにしている。これにより、連通路82を不必要に設けることにより上側冷却風路80内の負圧効果が損なわれるのを防止することができる。延いては、上側冷却風路80による異物の吸引効果が低下するのを防止することが可能となる。
しかも、上記連通路82が設けられる前側凹部44aは、冷却風の風上側つまり送風ファン75が位置する側に位置している。したがって、冷却風の風下側に連通路82を設けるようにした場合に比べて冷却風の圧力損失が少ないので異物の吸引効果を向上させることができる。
また上記実施形態では、上側冷却風路80と上記連通路82との接続部には、該連通路82を通過する空気中に含まれる異物を補足するフィルター83が設けられている。したがって、上側冷却風路80内を流れる空気流に乗った異物が光走査装置4の外部に放出されるのを防止することができる。したがって、画像形成装置1の機内が該放出された異物により汚染されることもない。
《変形例》
図10は上記実施形態の変形例を示している。この変形例では、上側冷却風路80と連通路82との接続部のフィルター83を廃止する代わりに両面テープ84を設けるようにしている。両面テープ84は、この接続部の壁面に貼り付けられている。これにより、該接続部を通過する空気中の異物を両面テープ84により粘着することができる。この構成によれば、フィルター83を設ける場合のように接続部の空気流を遮る必要がないので、該接続部における圧力損失を低減することができる。よって、上記実施形態に比べて上側冷却風路80への異物の吸引効果を向上させることができる。
《他の実施形態》
上記実施形態では、連通路82を前側凹部44aに対してのみ設けるようにしているが、これに限ったものではなく、前側凹部44a及び後側凹部44bの双方に対して連通路82を設けるようにしてもよい。
上記実施形態では、各ガラスカバー43の前後両側にそれぞれ前側凹部44a及び後側凹部44bを形成するようにしているが、これに限ったものではなく、例えば後側凹部44bを廃止して前側凹部44aのみを設けるようにしてもよい。これにより、光走査装置4を小型化することができる。
以上説明したように、本発明は、光走査装置及び該光走査装置を備えた画像形成装置に有用である。
A 往復移動経路
1 画像形成装置
4 光走査装置
42 光出射口
43 ガラスカバー(透明カバー部)
44a 前側凹部(異物落下凹部)
44b 後側凹部(異物落下凹部)
20 光学ハウジング(ハウジング)
61 清掃部材
62 保持部材
64 スクリュー軸
75 送風ファン(送付手段)
80 上側冷却風路(冷却風路)
82 連通路
83 フィルター
84 両面テープ

Claims (5)

  1. 所定方向に延びる光の出射口を有するハウジングと、該所定方向に延びて該出射口を閉塞する透明カバー部と、該透明カバー部に沿って配置され、周面に螺旋状の溝部が形成された回転自在なスクリュー軸と、該スクリュー軸に係合し、該スクリュー軸が回転することにより所定の往復移動経路を移動する保持部材と、上記保持部材に保持され、該保持部材が往復移動することで上記透明カバー部の表面を上記所定方向に移動しながら清掃する清掃部材と、を備えた光走査装置であって、
    上記ハウジングの内部を貫通する冷却風路と、
    上記冷却風路の一端部から上記ハウジング外の空気を取込んで他側部より排出させる送風手段と、
    上記清掃部材が上記往復移動経路の各移動端に達した際に、該清掃部材の進行方向の前側に溜まった異物が落下するように、上記透明カバー部に対し上記所定方向に隣接して設けられた異物落下凹部と、
    上記異物落下凹部と上記冷却風路とを連通させる連通路とを備えた光走査装置。
  2. 請求項1記載の光走査装置において、
    上記冷却風路と上記連通路との接続部には、該連通路を通過する空気中に含まれる異物を補足するフィルター、又は該空気中に含まれる異物を粘着する両面テープが設けられている光走査装置。
  3. 請求項1又は2記載の光走査装置において、
    上記冷却風路は、上記ハウジング内において上記所定方向に延びていて、上記送風手段により取り込んだ空気を該所定方向に流通させるように構成され、
    上記異物落下凹部は、上記透明カバー部の上記所定方向の両側のうち風上側にのみ設けられている、光走査装置。
  4. 請求項3記載の光走査装置において、
    上記清掃部材の上記往復移動経路の一方の移動端は、往復動作を終了した上記清掃部材を次回の往復動作の開始時まで待機させておく待機位置とされ、
    上記待機位置は、上記往復移動経路における上記所定方向の風上側とは反対側に設定されている、光走査装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の光走査装置を備えた画像形成装置。
JP2016106754A 2016-05-27 2016-05-27 光走査装置及び該光走査装置を備えた画像形成装置 Expired - Fee Related JP6485650B2 (ja)

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