JP2018013755A - 粉体回収装置及びこれを用いた処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】溶融し易い粉体の詰まりを抑制し、粉体の回収性を良好に保つ。【解決手段】粉体処理部12を有する処理装置10の装置筐体11に着脱可能に設けられ、粉体処理部12から搬送された熱溶融性粉体が回収される一若しくは複数の回収口3を有すると共に、回収された粉体が収容可能な空間部を有する回収容器2と、回収容器2の収容空間部に対して区画された状態で形成され、気流生成手段13にて生成された空気流Afが通過する通気路5であって、回収容器2の長手方向に沿う方向に形成されると共に、空気流Afを導入させる導入口6と、空気流Afが流れる下流側に形成される通気口7と、を有する通気路5と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、粉体回収装置及びこれを用いた処理装置に関する。
従来、粉体を用いた処理装置において装置筐体内の環境を改善する技術としては例えば特許文献1,2に記載のものが既に知られている。
特許文献1には、感光体ユニットと露光装置とを備え、感光体ユニットと露光装置との間に光の経路を含む空間が形成された画像形成装置であって、着脱自在に装着されて、装着された状態では空間の開口端を塞ぐ着脱部材を備え、この着脱部材には露光装置側から感光体ユニット側に通じる第1空気流路を形成した画像形成装置が開示されている。
特許文献2には、加熱定着手段通過後のシートから発散される水分による結露に対し選択的に動作可能な結露対策手段と、当該装置内の結露の発生の有無を判別する結露条件判別手段と、結露条件判別手段による判別結果を告知する告知手段と、結露対策手段を動作可能にするか否かを手動操作にて選択する選択手段とを備える画像形成装置が開示されている。
特開2015−075744号公報(発明を実施するための形態,図4) 特開2007−232962号公報(発明を実施するための最良の形態,図1)
本発明が解決しようとする技術的課題は、溶融し易い粉体の詰まりを抑制し、粉体の回収性を良好に保つことにある。
請求項1に係る発明は、粉体処理部を有する処理装置の装置筐体に着脱可能に設けられ、前記粉体処理部から搬送された熱溶融性粉体が回収される一若しくは複数の回収口を有すると共に、回収された粉体が収容可能な空間部を有する回収容器と、前記回収容器の収容空間部に対して区画された状態で形成され、気流生成手段にて生成された空気流が通過する通気路であって、前記回収容器の長手方向に沿う方向に形成されると共に、前記空気流を導入させる導入口と、前記空気流が流れる下流側に形成される通気口と、を有する通気路と、を備えたことを特徴とする粉体回収装置である。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る粉体回収装置において、前記通気路は、前記回収口の少なくとも一部に沿って配置されることを特徴とする粉体回収装置である。
請求項3に係る発明は、請求項1に係る粉体回収装置において、前記通気口は、前記粉体処理部側の空間に面して開口することを特徴とする粉体回収装置である。
請求項4に係る発明は、請求項1に係る粉体回収装置において、前記通気路を構成する部材は、前記回収容器に対して着脱可能に装着されることを特徴とする粉体回収装置である。
請求項5に係る発明は、請求項1に係る粉体回収装置において、前記通気路を構成する部材は、前記回収容器の外周壁に対して装着されることを特徴とする粉体回収装置である。
請求項6に係る発明は、請求項1に係る粉体回収装置において、前記通気路は、前記回収容器の回収口の上方に配置されていることを特徴とする粉体回収装置である。
請求項7に係る発明は、請求項1に係る粉体回収装置において、前記回収容器は、前記回収口よりも下方に回収された粉体を搬送する搬送部材を内蔵し、前記回収容器のうち前記搬送部材による粉体の搬送方向下流側の下方に排出口を有し、当該排出口から排出された粉体を別の廃棄用回収容器に収容することを特徴とする粉体回収装置である。
請求項8に係る発明は、装置筐体内に設けられて粉体を用いて処理する一若しくは複数の粉体処理部と、前記粉体処理部から搬送された粉体を回収する請求項1乃至7いずれかに係る粉体回収装置と、を備えたことを特徴とする処理装置である。
請求項9に係る発明は、請求項8に係る処理装置において、前記装置筐体の手前側の一方の隅部に設けられ、前記通気路の導入口に向かう空気流を生成する第1の気流生成手段と、前記装置筐体の背面側のうち前記第1の気流生成手段の配設位置とは対角線上に位置する隅部に設けられ、前記通気路の通気口から前記装置筐体の空間部に形成された空気流を前記装置筐体外に向けて排出する方向の空気流を生成する第2の気流生成手段と、を備えたことを特徴とする処理装置である。
請求項10に係る発明は、請求項8に係る処理装置において、前記装置筐体の手前側の一方の隅部に設けられて空気流を生成する気流生成手段と、前記気流生成手段にて生成された空気流を上側に分岐させ、前記通気路の導入口に導く上側分岐配管と、前記気流生成手段にて生成された空気流を下側に分岐させる下側分岐配管と、前記装置筐体の前記粉体処理部よりも下方に設けられ、前記装置筐体の空間部に対して区画された状態で形成され、前記下側分岐配管につながる導入口を有すると共に、前記粉体処理部の下方空間部に面して開口する通気口を有する下側通気路と、を備えたことを特徴とする処理装置である。
請求項11に係る発明は、請求項8に係る処理装置において、前記粉体処理部は、静電潜像が保持可能な像保持体と、前記像保持体上に形成された静電潜像を粉体としての現像剤にて現像する現像装置と、前記現像装置にて現像された可視像を記録材に転写する転写装置と、前記像保持体上に残留した現像剤を清掃する清掃装置と、を備え、前記粉体回収装置は、前記清掃装置、前記転写装置及び前記現像装置の少なくとも1つから搬送される粉体としての現像剤を回収することを特徴とする処理装置である。
請求項12に係る発明は、請求項11に係る処理装置において、前記粉体回収装置は、少なくとも前記清掃装置から搬送される粉体としての現像剤を回収するものであり、前記通気路の通気口は前記粉体処理部の清掃装置の上方若しくは側方空間又は現像装置の上方空間に面して設けられることを特徴とする処理装置である。
請求項13に係る発明は、請求項11に係る処理装置において、前記転写装置は、前記像保持体上に保持された現像剤による可視像を記録材に転写する前に中間的に転写する中間転写体を有し、前記像保持体の上方に前記中間転写体を配設するものであり、前記通気路の通気口は前記中間転写体の下方空間に面して設けられていることを特徴とする処理装置である。
請求項1に係る発明によれば、溶融し易い粉体の詰まりを抑制し、粉体の回収性を良好に保つことができる。
請求項2に係る発明によれば、回収容器の回収口付近を効率的に冷却することができる。
請求項3に係る発明によれば、粉体処理部周辺に向けて空気流を容易に生成することができる。
請求項4に係る発明によれば、回収容器に対して通気路を構成する部材を必要に応じて付加することができる。
請求項5に係る発明によれば、回収容器の内蔵部品とは無関係に回収容器の任意の箇所に通気路を構成する部材を装着することができる。
請求項6に係る発明によれば、通気路を流れる空気流により、通気部材により下方に位置する回収容器の回収口付近を効率的に冷却することができる。
請求項7に係る発明によれば、溶融し易い粉体の詰まりを抑制し、廃棄用回収容器に向けて回収した粉体を搬送することができる。
請求項8に係る発明によれば、溶融し易い粉体の詰まりを抑制し、粉体の回収性を良好に保つことが可能な粉体回収装置を含む処理装置を提供することができる。
請求項9に係る発明によれば、装置筐体内の空間部に設置された粉体処理部周辺に向かう空気流を安定的に生成することができる。
請求項10に係る発明によれば、装置筐体内の空間部に設置された粉体処理部周辺に向かう空気流を上下に分岐させた状態で生成することができる。
請求項11に係る発明によれば、溶融し易い粉体としての現像剤の詰まりを抑制し、現像剤の回収性を良好に保つことが可能な粉体回収装置を含む処理装置を提供することができる。
請求項12に係る発明によれば、清掃装置内で粉体回収装置に向けて現像剤を搬送する搬送部材を効率的に冷却でき、現像装置周辺に浮遊するクラウドを効率的に除去することができる。
請求項13に係る発明によれば、中間転写体が像保持体の上方に配設される中間転写型の画像形成装置において、粉体処理部周辺に対して適切な空気流を容易に生成することができる。
(a)は本発明が適用された処理装置の実施の形態の概要を示す平面説明図、(b)は(a)中B方向から見た矢視図、(c)は(a)中C方向から見た矢視図である。 実施の形態1に係る処理装置としての画像形成装置の全体構成を示す説明図である。 実施の形態1に係る画像形成装置をユーザの操作側(手前側)から見た矢視図である。 図3に示す現像剤回収系の要部を示す説明図である。 図4から現像剤搬送ユニットを取り除いた状態を示す説明図である。 図3に示す現像剤回収系の現像剤の流れを示す説明図である。 図3に示す現像剤搬送ユニットの内部構造を示す説明図である。 実施の形態1で用いられる現像剤搬送ユニットの通気構造例を示す説明図である。 図8に示す現像剤搬送ユニットから通気ダクトを取り外した状態を示す説明図である。 図9に示す通気ダクトをX方向から見た矢視図である。 実施の形態1に係る画像形成装置で用いられる通気ダクトのレイアウトを示す説明図である。 図11の要部を示す説明図である。 図8に示す現像剤搬送ユニットをXIII方向から見た矢視図である。 実施の形態1で用いられる通気ダクトの通気口と各画像形成部との相対位置関係を示す説明図である。 実施の形態1で用いられる通気ダクトの空気流を示す説明図である。
◎実施の形態の概要
本実施の形態において、粉体を用いた処理装置10は、図1(a)に示すように、装置筐体11内に設けられて粉体を用いて処理する一若しくは複数の粉体処理部12(本例では12a〜12d)と、粉体処理部12から搬送された粉体を回収する粉体回収装置1と、を備えたものである。
ここで、処理装置10は粉体を用いて処理する粉体処理部12(例えば粉体として現像剤を用いて静電潜像を可視像化する作像部など)を有するものであれば適宜選定して差し支えない。
特に、本実施の形態では、粉体回収装置1は、図1(a)〜(c)に示すように、粉体処理部12を有する処理装置10の装置筐体11の手前側に着脱可能に設けられ、粉体処理部12から搬送された熱溶融性粉体が回収される一若しくは複数の回収口3を有すると共に、回収された粉体が収容可能な空間部を有する回収容器2と、回収容器2の収容空間部に対して区画された状態で形成され、気流生成手段13にて生成された空気流Afが通過する通気路5であって、回収容器2の長手方向に沿う方向に形成されると共に、空気流Afを導入させる導入口6と、空気流Afが流れる下流側に形成される通気口7と、を有する通気路5と、を備えたものである。
このような技術的手段において、回収容器2は一若しくは複数の回収口3を有し、装置筐体11の手前側の予め決められた箇所に着脱可能に装着されるものを広く含む。ここでいう着脱構成は被案内部に沿って引出可能で、予め決められた設置箇所にて保持する態様や、例えば下側を揺動支点として予め決められた設置箇所にて保持する態様が挙げられる。
また、回収容器2は、粉体処理部12から搬送されてくる熱溶融性粉体(例えばトナー等の作像粉体)を回収対象とするものであればよく、回収された粉体をそのまま貯留する態様でもよいし、回収された粉体を更に別の回収容器に搬送する態様のいずれをも含む。
更に、通気路5は、回収容器2の空間部に対して区画された状態で形成されていればよく、回収容器2の外周壁、内周壁のいずれに設けてもよく、回収容器2に対して一体的な構成でもよいし、別体のものを装着するようにしてもよい。また、通気路5を構成する部材は通気路5に沿って空気流Afを通す必要があり、気流生成手段13(ファン、ブロワ)にて生成された空気流Afが通気路5を通るように導入口6を設けるようにすればよい。また、空気流Afが流れる下流側には一若しくは複数の通気口7を設けるようにすればよい。尚、気流生成手段13は通気路5内に空気を供給する態様が主として用いられるが、通気路5内の空気を排出する態様として用いることも可能である。
次に、本実施の形態に係る粉体処理装置の代表的態様又は好ましい態様について説明する。
先ず、通気路5の好ましい態様としては、回収容器2の回収口3に沿って配置されている態様が挙げられる。本例では、回収口3に搬送されてきた熱溶融性粉体を冷却することで、溶融し易い粉体の詰まりを抑制することが可能である。但し、複数の回収口3を有する態様にあっては、通気路5は全ての回収口3に沿って配置される態様が好ましいが、少なくとも一部の回収口3に沿って配置されていればよい。
また、通気口7の好ましい態様としては、装置筐体11内の粉体処理部12側の空間に面して開口する態様が挙げられる。本例では、通気口7から粉体処理部12周辺に向けて空気流Afが生成され、粉体処理部12周辺の空間部環境の汚れが抑えられる。
更に、通気路5を構成する部材の好ましい態様としては、回収容器2に対して着脱可能に装着される態様が挙げられる。本例は、回収容器2に対して通気路5を構成する部材を着脱する構成であるため、回収容器2に対して通気機能を必要に応じて付加することが可能である。
また、通気路5を構成する部材の他の好ましい態様としては、回収容器2の外周壁に対して装着される態様が挙げられる。本例は、回収容器2内に組み込まれる内蔵部品のレイアウト等を考慮することなく、回収容器2の外周壁の任意の箇所に通気路5を構成する部材を装着することが可能である。
更に、通気路5の別の好ましい態様としては、回収容器2の回収口3の上方に配置されている態様が挙げられる。本例は、回収容器2の回収口3の上方に通気路5を配置した態様であるため、通気路5を流れる空気流Afにより通気路5より下方に位置する回収口3付近が冷却される。
また、回収容器2の代表的態様としては、回収口3よりも下方に回収された粉体を搬送する搬送部材4を内蔵し、回収容器2のうち搬送部材4による粉体の搬送方向下流側の下方に排出口(図示せず)を有し、当該排出口から排出された粉体を別の廃棄用回収容器17に収容する態様が挙げられる。本例は、粉体処理部12から回収した粉体を搬送して別の廃棄用回収容器17に排出する態様で、通気路5を備えた回収容器2を廃棄用とせず、回収した粉体の搬送用として使用する。
また、処理装置10の代表的態様としては、装置筐体11の手前側の一方の隅部に設けられ、通気路5の導入口6に向かう空気流Afを生成する第1の気流生成手段(気流生成手段13に相当)と、装置筐体11の背面側のうち第1の気流生成手段13の配設位置とは対角線上に位置する隅部に設けられ、通気路5の通気口7から装置筐体11の空間部に形成された空気流Afを装置筐体11外に向けて排出する方向の空気流を生成する第2の気流生成手段14と、を備えた態様が挙げられる。本例は、装置筐体11内に第1の気流生成手段13と第2の気流生成手段14とを具備させ、粉体回収装置1の通気路5から導入された空気流Afを装置筐体11内の空間部に導き、粉体処理部12側へと流すようにした態様である。このとき、第1の気流生成手段13と第2の気流生成手段14とを対角線上の位置に配置することで、装置筐体11の空間部全域に空気流Afを生成することが可能である。
更に、処理装置10の好ましい態様としては、図1(c)に示すように、装置筐体11の手前側の一方の隅部に設けられて空気流を生成する気流生成手段13と、気流生成手段13にて生成された空気流Afを上側に分岐させ、通気路5の導入口6に導く上側分岐配管(図示せず)と、気流生成手段13にて生成された空気流Afを下側に分岐させる下側分岐配管(図示せず)と、装置筐体11の粉体処理部12よりも下方に設けられ、装置筐体11の空間部に対して区画された状態で形成され、下側分岐配管につながる導入口18aを有すると共に、粉体処理部12の下方空間部に面して開口する通気口18bを有する下側通気路18と、を備えた態様が挙げられる。本例は、気流生成手段13にて生成される空気流Afを上下に分岐させ、上側に分岐させた空気流を粉体回収装置1の通気路5を介して装置筐体11内の空間部に上側空気流として導き、下側に分岐させた空気流を下側通気路18を介して装置筐体11内の空間部に下側空気流として導く態様である。
また、粉体としての現像剤を用いた処理装置10である画像形成装置に適用する場合には、粉体処理部12は、静電潜像が保持可能な像保持体15と、像保持体15上に形成された静電潜像を粉体としての現像剤にて現像する現像装置(図示せず)と、現像装置にて現像された可視像を記録材に転写する転写装置16と、像保持体15上に残留した現像剤を清掃する清掃装置(図示せず)と、を備え、粉体回収装置1は、清掃装置、転写装置16及び現像装置の少なくとも1つから搬送される粉体としての現像剤を回収するようにすればよい。
本例では、清掃装置については清掃した現像剤を回収対象にする。また、転写装置16については、例えば中間転写型の転写装置であれば、中間転写体16mの清掃装置で清掃された現像剤を回収対象とし、また、直接転写型の転写装置16であっても、転写部材に清掃装置を付加することで当該清掃装置にて清掃された現像剤を回収対象とする。更に、現像装置については、例えばトナー及びキャリアを含む二成分現像剤であれば、トナーは消費されるものの、キャリアは消費されないため、現像剤自体が古くなると、帯電特性などが不良になる懸念あり、古くなった現像剤を回収対象とする。
また、粉体として現像剤を用いた処理装置10である画像形成装置の代表的態様としては、粉体回収装置1は、少なくとも清掃装置から搬送される粉体としての現像剤を回収するものであり、通気路5の通気口7は粉体処理部12の清掃装置の上方若しくは側方空間又は現像装置の上方空間に面して設けられる態様が挙げられる。
清掃装置は通常清掃した現像剤を粉体回収装置1へ向けて搬送する搬送部材を有している。現像装置は現像剤としてトナーを使用するため、その周辺にはトナークラウドが発生し易い。本例では、通気路5の通気口7が清掃装置の上方若しくは側方空間に面して設けられるため、清掃装置周辺を流れる空気流Afによって粉体回収装置1に向けて現像剤を搬送する搬送部材を冷却し、搬送部材への現像剤の付着が抑制される。また、通気路5の通気口7が現像装置の上方空間に面して配置されているため、現像装置周辺にトナークラウドが浮遊したとしても、現像装置周辺を流れる空気流Afがトナークラウドを吹き飛ばして図示外のフィルタ等に捕捉することが可能である。
また、この種の画像形成装置の他の代表的態様としては、転写装置16は、像保持体15上に保持された現像剤による可視像を記録材Sに転写する前に中間的に転写する中間転写体16mを有し、像保持体15の上方に中間転写体16mを配設するものであり、通気路5の通気口7は中間転写体16mの下方空間に面して設けられている態様が挙げられる。本例は、中間転写型の画像形成装置のうち、像保持体15の上方に中間転写体16mを配設した態様では、粉体回収装置1の通気路5の通気口7は中間転写体16mの下方空間に面して設けられ、現像装置からのトナークラウドが浮遊したとしても、トナークラウドが中間転写体16mに付着することなく、通気路5からの通気口7からの空気流Afによって吹き飛ばされる。
以下、添付図面に示す実施の形態に基づいて本発明をより詳細に説明する。
◎実施の形態1
図2は実施の形態1に係る粉体処理装置としての画像形成装置の全体構成を示す斜視図である。
同図において、画像形成装置20は画像形成要素を内蔵する装置筐体21を有し、画像形成要素には、記録材に画像を形成する作像要素と、図示しない記録材に形成すべき原稿画像を読み取る画像読取要素(図示せず)とを含む。
本実施の形態では、作像要素は、複数の色成分画像を電子写真方式にて形成する画像形成部30(具体的には30a〜30d)と、この画像形成部30にて形成された画像を記録材に転写する前に一時的に転写する例えばベルト状の中間転写体40と、この中間転写体40上に転写された各色成分画像を記録材に転写する一括転写装置50とを備え、画像形成部30の下方に配設した記録材供給装置60から供給された記録材を略鉛直方向に延びる搬送経路61中の搬送ロール62によって搬送し、一括転写装置50の転写部位にて記録材に対し中間転写体40上の画像を一括転写し、搬送経路61の下流側に設けられた定着装置70にて記録材上の画像を定着し、記録材収容部24の直前に配設された排出ロール63にて後述する記録材収容部24内に記録材を排出するようにしたものである。
ここで、画像形成部30(30a〜30d)は、例えばドラム状の感光体31と、この感光体31を帯電する帯電器32と、帯電された感光体31上に光による静電潜像を書き込む例えばLEDプリントヘッド等の書込ヘッドからなる露光器33と、感光体31上に形成された静電潜像を所定の色成分トナーにて現像する現像器34と、感光体31上の現像像を中間転写体40に転写させる 転写器35と、感光体31上の残留トナーを清掃する清掃器36とを備えている。
尚、符号38(38a〜38d)は各画像形成部30の現像器34に各色成分トナーを補給するためのトナーカートリッジである。
更に、現像器34はトナー及びキャリアを含む二成分現像剤を用いた構成のものが使用されている。勿論、キャリアを含まない一成分現像剤を用いてもよいことは勿論である。
また、本実施の形態において、中間転写体40は複数の張架ロール41〜44に掛け渡され、例えば張架ロール41を駆動ロールとして循環回転するものである。尚、符号45は中間転写体40の搬送方向のうち一括転写装置50の下流側に設けられて中間転写体40上の残留トナーを清掃する中間転写体用清掃器である。
更に、一括転写装置50は例えば中間転写体40の張架ロール42を対向ロールとし、対向ロールとの間で中間転写体40を挟む一括転写ロール51を有し、この一括転写ロール51と張架ロール42からなる対向ロールとの間に転写電圧印加に伴う転写電界を形成するようにしたものである。
−現像剤回収系−
本実施の形態では、図3乃至図5に示すように、装置筐体21のユーザの操作側(手前側)に位置するフロントカバー21aを開放すると、装置筐体21内には画像形成部30にて使用された粉体としての現像剤(本例では使用済みの廃トナーや廃現像剤)を回収する現像剤回収系が組み込まれている。本例の現像剤回収系は、画像形成部30や中間転写体40から排出される現像剤を回収して搬送する現像剤搬送ユニット100と、この現像剤搬送ユニット100にて搬送される現像剤を回収して廃棄する現像剤回収ボックス200と、を備えている。
−現像剤搬送ユニット−
本実施の形態において、現像剤搬送ユニット100は、装置筐体21の手前側に手前側から奥側に向かって略直線軌跡に沿って着脱可能になっており、予め決められたセット位置にて装着されるようになっている。そして、本例では、現像剤搬送ユニット100に回収される現像剤は以下の3系統から排出されるものを対象とする。
(1)各画像形成部30(30a〜30d)の清掃器36は感光体31上に残留する現像剤(廃トナー)を清掃するが、清掃された廃トナーは清掃器36の内部の搬送部材にて清掃容器の一端から排出され、図5乃至図7に示すように、廃トナー排出部90(具体的には90a〜90d)を経由して現像剤搬送ユニット100へと回収される。
(2)中間転写体用清掃器45は中間転写体40に残留した現像剤(廃トナー)を清掃するが、清掃された廃トナーは中間転写体用清掃器45の内部の搬送部材にて清掃容器の一端から排出され、図5乃至図7に示すように、廃トナー排出部91を経由して現像剤搬送ユニット100へと回収される。
(3)各画像形成部30(30a〜30d)の現像器34は現像容器内に現像ロールを配設すると共に、現像容器内には現像剤を撹拌混合しながら帯電する例えば複数の撹拌搬送部材を配設するものであるが、現像剤のキャリアは消費されずに残るため、現像剤のキャリアが古くなると、現像剤の帯電特性に支障をきたす懸念がある。このため、本例では、古い現像剤(廃現像剤)は定期的に現像容器から外部へ廃棄された後、図5乃至図7に示すように、廃現像剤排出部92(具体的には92a〜92d)を経由して現像剤搬送ユニット100へと回収される。
<現像剤搬送ユニットの構成>
本実施の形態において、現像剤搬送ユニット100は、図3乃至図8に示すように、略中空直方体状の回収容器110を有しており、この回収容器110内には回収された現像剤が搬送可能な搬送ダクト120を設置すると共に、この搬送ダクト120内には例えば回転軸131の周囲に螺旋状羽根132を一体的に設けてなる搬送部材130を配設し、回収された現像剤を搬送して現像剤回収ボックス200へと回収するものである。
<回収口及び排出口>
本例では、回収容器110には、図6及び図7に示すように、各画像形成部30の清掃器36の廃トナー排出部90を接続可能な回収口111が開設されると共に、この回収口111と搬送ダクト120との間には接続ダクト112が設けられている。また、回収容器110には、中間転写体用清掃器45の廃トナー排出部91を接続可能な回収口114が開設されると共に、この回収口114と搬送ダクト120との間には接続ダクト115が設けられている。更に、回収容器110には、各画像形成部30の現像器34の廃現像剤排出部92を接続可能な回収口117が開設されると共に、この回収口117に対応する搬送ダクト120には廃現像剤排出部92の排出口に接続可能な接続口118が設けられている。
更に、本実施の形態では、搬送ダクト120のうち現像剤の搬送方向下流側には下方に向かって開口する排出口121が開設されており、この排出口121を開閉するシャッタ機構(図示せず)が設けられている。
このように、本例では、現像剤搬送ユニット100は、画像形成部30や中間転写体40からの使用済みの現像剤が回収容器110内に回収された後に、搬送ダクト120内に落下し、しかる後、搬送ダクト120内の搬送部材130によって現像剤を搬送し、排出口121から現像剤回収ボックス200へ現像剤を回収するようにしたものである。
<現像剤回収ボックス>
本実施の形態において、現像剤回収ボックス200は、図3乃至図6に示すように、現像剤搬送ユニット100の回収容器110の排出口121に対応した下方に配設されており、回収容器110と略直交する方向に交差して延びる略中空直方体状の回収容器210を有しており、この回収容器210には、現像剤搬送ユニット100がセット位置に装着されたときに、現像剤搬送ユニット100の排出口121に接続可能な接続ダクト211が設けられ、この接続ダクト211の接続口212が排出口121と接続するように配置される。更に、本例では、回収容器210内には回収容器210の長尺な方向に沿って現像剤を撹拌搬送する搬送部材220が設けられている。尚、本例の搬送部材220は例えば回転軸221の周囲に螺旋状羽根222が一体的に形成された態様のものが用いられるが、撹拌搬送する機能部材であれば適宜選定して差し支えない。
−現像剤搬送ユニットの通気構造−
本実施の形態では、装置筐体21の手前側の一方の隅部21c(図3参照)には気流生成用の第1のファン141(図15参照)が設置されると共に、装置筐体21の背面側の一方の隅部(本例では第1のファン141の設置位置に対して対角線の位置の隅部)には第2のファン(図示せず)が設置されている。ここで、第1のファン141は装置筐体21内の空間部に向けて空気を供給する方向の気流を生成するものであり、第2のファンは装置筐体21外に向けて空気を排出する方向の気流を生成するものであり、本例では第2のファンによる気流生成領域の一部にトナー等の粉体を除去するためのフィルタ(図示せず)が設置されている。
そして、本実施の形態では、現像剤搬送ユニット100は、図8乃至図10に示すように、回収容器110のうち装置筐体21内の空間部に面した側の外周壁(内側外周壁)に通気ダクト150が着脱可能に装着されている。
<通気ダクトの構成>
本実施の形態において、通気ダクト150は、回収容器110の内側外周壁の上部領域にて当該回収容器110の長手方向(搬送部材130の軸方向に沿う方向)に延びる長尺部材として構成されており、通気ダクト150のうち第1のファン141が設置されている側の端部には第1のファン141からの空気流が導入可能な導入口151を有すると共に、この導入口151付近には断面略矩形状の筒状部152を有し、更に、この筒状部152以外の領域には断面略U字状のチャンネル部153を有するものである。従って、本例では、通気ダクト150は、筒状部152内に導入口151につながる通気路154を確保し、更に、筒状部152以外の部分ではチャンネル部153と回収容器110の内側外周壁との間に通気路154を形成するようになっている。
更に、通気ダクト150のチャンネル部153のうち対構成の腕部分の下側に位置する箇所には下方側に張り出す張出部155が複数形成され、各張出部155にはチャンネル部153の腕部分の突出方向に向かって貫通する凹溝156が形成され、この凹溝156のうちチャンネル部153の腕部分間の連結部寄りの端部開口が通気口157として機能するようになっている。
尚、本実施の形態では、図15に示すように、第1のファン141の近傍には上側に向かって分岐する上側分岐配管142が設けられ、この上側分岐配管142が通気ダクト150の導入口151に接続されるようになっている。また、図8、図9中、符号135は現像剤搬送ユニット100を着脱する際に把持する把持部、符号136は装置筐体21に保持されるためのフック部である。
<通気ダクトの取付構造>
また、通気ダクト150は、その長手方向の下側及び上側には略L字状の複数の取付片161(本例では下側取付片4つ、上側取付片3つ)が設けられ、各取付片161は弾性変形可能な板材で構成され、夫々引っ掛け孔162を有している。
一方、通気ダクト150が取り付けられる回収容器110の外周壁には通気ダクト150の各取付片161に対応して夫々取付孔163が形成され、各取付孔163内には各取付片161の引っ掛け孔162に引っ掛け可能な引っ掛け段部(図示せず)が形成されている。尚、通気ダクト150の長手方向の両端付近には夫々位置決め片165が設けられ、この位置決め片165に位置決め孔166が開設される一方、回収容器110の外周壁には通気ダクト150の位置決め孔166に対応して位置決めピン167が予め設けられている。
今、図9に示すように、回収容器110に対して通気ダクト150を装着する場合には、回収容器110の二つの位置決めピン167に通気ダクト150の位置決め孔166を通すように位置合わせし、しかる後、通気ダクト150を回収容器110側に押し付けるようにすればよい。この状態において、通気ダクト150の各取付片161は回収容器110の取付孔163に挿入され、スナップフィット作用にて各取付片161の引っ掛け孔162に図示外の引っ掛け段部が引っ掛かることで各取付片161が取付孔163に取付けられる。
尚、回収容器110から通気ダクト150を取り外す場合には通気ダクト150の長手方向両端付近を持ち、回収容器110から引き離すようにすればよく、スナップフィットの解除作用にて取付片161と取付孔163との間の引っ掛かり状態が解除され、回収容器110から通気ダクト150が離脱される。
<通気ダクト及び通気口の配置例>
本実施の形態では、現像剤搬送ユニット100の回収容器110には、清掃器36の廃トナー排出部90が接続可能な回収口111、中間転写体用清掃器45の廃トナー排出部91が接続可能な回収口114及び現像器34の廃現像剤排出部92が接続可能な回収口117が設けられているが、本例では、清掃器36から排出される廃トナーは、中間転写体用清掃器45から排出される廃トナーや現像器34から排出される廃現像剤中の廃トナーに比べてトナー密度が高くなるため、必然的に廃トナーが溶融し易い。
このため、本実施の形態では、通気ダクト150は、図8に示すように、清掃器36の廃トナー排出部90が接続可能な回収口111(本例では4つ)に沿って配置されているため、通気ダクト150を流れる空気流Afが回収口111付近を冷却する。
また、本実施の形態では、通気ダクト150は回収容器110の空間部とは区画された通気路154を備えているため、通気路154内の空気流Afが回収容器110の空間部内に流れ込むことはなく、回収容器110内に回収された廃トナーや廃現像剤が空気流Afによって吹き飛ばされることはない。
また、本実施の形態では、通気ダクト150の通気口157は5つ設けられており、図9乃至図14に示すように、装置筐体21内の各画像形成部30(30a〜30d)に面して配置されている。
特に、各通気口157は、図11乃至図15に示すように、清掃器36の上方空間若しくは側方空間又は現像器34の上方空間に面して配置されており、また、中間転写体40の下方空間に面して配置されている。
このため、本実施の形態では、第1のファン141から生成された空気流Afは、図15に矢印で示すように、上側分岐配管142を経て通気ダクト150の導入口151から通気路154内を流れ、更に、通気口157を経て各画像形成部30(30a〜30d)側へと流れ込んでいく。
このとき、通気口157は清掃器36の上方空間又は側方空間に面して配置されているため、通気口157から装置筐体21内に吹き出される空気流Afは廃トナー排出部90内の搬送部材周辺を冷却する。
また、通気口157は現像器34の上方空間に面して配置されているため、現像器34の周辺にトナークラウドが生じたとしても、通気口157から吹き出された空気流Afはトナークラウドを所定の方向に向けて吹き飛ばす。更に、本例では、第2のファン(図示せず)が排気方向の気流を生成するため、所定方向に吹き飛ばされたトナークラウドは第2のファンによる空気流Afに受け渡される。この状態において、空気流Afが通る軌跡の途中にはフィルタが設置されているため、トナークラウドはフィルタに効率的に捕捉される。
更に、本例では、通気口157は中間転写体40の下方空間に面して配置されるため、通気口157から吹き出される空気流Afは、中間転写体40の表面に沿って装置筐体21の手前側から背面側へと流れ、中間転写体40表面にトナークラウドや塵埃が付着するという懸念は少ない。特に隣接する画像形成部30間では、通気口157から吹き出された空気流Afは、中間転写体40、隣接する画像形成部30の現像器34及び清掃器36で囲まれた通路空間に沿って装置筐体21の手前側から背面側に向かって集中的に流れる。
−装置筐体の下部通気構造−
本実施の形態では、装置筐体21の下部には各画像形成部30(30a〜30d)を下方から冷却する下部通気構造が設けられている。
この下部通気構造は、図15に示すように、第1のファン141の近傍に下側に向かって分岐する下側分岐配管143が設けられ、この下側分岐配管143には現像剤搬送ユニット100の通気ダクト150とは別に下側通気ダクト(図示せず)が接続されるようになっている。尚、下側通気ダクトには、下側分岐配管143に通ずる図示外の導入口が形成されると共に、各画像形成部30の下部空間に面して図示外の通気口が開設されている。
本実施の形態によれば、第1のファン141からの空気流Afを下側分岐配管143を通じて図示外の下側通気ダクト内に導き、各画像形成部30(30a〜30d)に向けて吹き出すようにしたものである。
本例では、図示外の下側通気ダクトの通気口からの空気流Afは画像形成部30の現像器34、清掃器36、あるいは、露光器33に吹き付けられ、これらを冷却する作用を奏する。例えば現像器34では図示外の層厚規制部材が現像ロールに接触した場合に、層厚規制部材の摩耗により多くの熱が発生するが、下側通気ダクトからの空気流Afを吹き付ける点で層厚規制部材の摩耗による発熱は有効に抑えられる。また、清掃器36について廃トナーの搬送部材が摩耗により発熱したり、露光器33が発熱したとしても、下方側からの空気流Afにて発熱は有効に抑えられる。
−画像形成部、中間転写体の保守作業−
また、画像形成部30(30a〜30d)の例えば感光体31、現像器34や中間転写体40を保守する場合には、装置筐体21の手前に設置されている現像剤搬送ユニット100を取外した後に、画像形成部30や中間転写体40を手前から取り外して保守作業を行うようにすればよい。このとき、現像剤搬送ユニット100には通気ダクト150が組み付けられているため、通気ダクト150を含んだまま現像剤搬送ユニット100を取り外すようにすれば、通気ダクト150をいちいち取り外す作業は不要である。
1…粉体回収装置,2…回収容器,3…回収口,4…搬送部材,5…通気路,6…導入口,7…通気口,10…処理装置,11…装置筐体,12(12a〜12d)…粉体処理部,13…気流生成手段(第1の気流生成手段),14…第2の気流生成手段,15…像保持体,16…転写装置,16m…中間転写体,17…廃棄用回収容器,18…下側通気路,18a…導入口,18b…通気口,Af…空気流,S…記録材

Claims (13)

  1. 粉体処理部を有する処理装置の装置筐体に着脱可能に設けられ、前記粉体処理部から搬送された熱溶融性粉体が回収される一若しくは複数の回収口を有すると共に、回収された粉体が収容可能な空間部を有する回収容器と、
    前記回収容器の収容空間部に対して区画された状態で形成され、気流生成手段にて生成された空気流が通過する通気路であって、前記回収容器の長手方向に沿う方向に形成されると共に、前記空気流を導入させる導入口と、前記空気流が流れる下流側に形成される通気口と、を有する通気路と、を備えたことを特徴とする粉体回収装置。
  2. 請求項1に記載の粉体回収装置において、
    前記通気路は、前記回収口の少なくとも一部に沿って配置されることを特徴とする粉体回収装置。
  3. 請求項1に記載の粉体回収装置において、
    前記通気口は、前記粉体処理部側の空間に面して開口することを特徴とする粉体回収装置。
  4. 請求項1に記載の粉体回収装置において、
    前記通気路を構成する部材は、前記回収容器に対して着脱可能に装着されることを特徴とする粉体回収装置。
  5. 請求項1に記載の粉体回収装置において、
    前記通気路を構成する部材は、前記回収容器の外周壁に対して装着されることを特徴とする粉体回収装置。
  6. 請求項1に記載の粉体回収装置において、
    前記通気路は、前記回収容器の回収口の上方に配置されていることを特徴とする粉体回収装置。
  7. 請求項1に記載の粉体回収装置において、
    前記回収容器は、前記回収口よりも下方に回収された粉体を搬送する搬送部材を内蔵し、前記回収容器のうち前記搬送部材による粉体の搬送方向下流側の下方に排出口を有し、当該排出口から排出された粉体を別の廃棄用回収容器に収容することを特徴とする粉体回収装置。
  8. 装置筐体内に設けられて粉体を用いて処理する一若しくは複数の粉体処理部と、
    前記粉体処理部から搬送された粉体を回収する請求項1乃至7いずれかに記載の粉体回収装置と、を備えたことを特徴とする処理装置。
  9. 請求項8に記載の処理装置において、
    前記装置筐体の手前側の一方の隅部に設けられ、前記通気路の導入口に向かう空気流を生成する第1の気流生成手段と、前記装置筐体の背面側のうち前記第1の気流生成手段の配設位置とは対角線上に位置する隅部に設けられ、前記通気路の通気口から前記装置筐体の空間部に形成された空気流を前記装置筐体外に向けて排出する方向の空気流を生成する第2の気流生成手段と、を備えたことを特徴とする処理装置。
  10. 請求項8に記載の処理装置において、
    前記装置筐体の手前側の一方の隅部に設けられて空気流を生成する気流生成手段と、
    前記気流生成手段にて生成された空気流を上側に分岐させ、前記通気路の導入口に導く上側分岐配管と、
    前記気流生成手段にて生成された空気流を下側に分岐させる下側分岐配管と、
    前記装置筐体の前記粉体処理部よりも下方に設けられ、前記装置筐体の空間部に対して区画された状態で形成され、前記下側分岐配管につながる導入口を有すると共に、前記粉体処理部の下方空間部に面して開口する通気口を有する下側通気路と、を備えたことを特徴とする処理装置。
  11. 請求項8に記載の処理装置において、
    前記粉体処理部は、静電潜像が保持可能な像保持体と、前記像保持体上に形成された静電潜像を粉体としての現像剤にて現像する現像装置と、前記現像装置にて現像された可視像を記録材に転写する転写装置と、前記像保持体上に残留した現像剤を清掃する清掃装置と、を備え、
    前記粉体回収装置は、前記清掃装置、前記転写装置及び前記現像装置の少なくとも1つから搬送される粉体としての現像剤を回収することを特徴とする処理装置。
  12. 請求項11に記載の処理装置において、
    前記粉体回収装置は、少なくとも前記清掃装置から搬送される粉体としての現像剤を回収するものであり、
    前記通気路の通気口は前記粉体処理部の清掃装置の上方若しくは側方空間又は現像装置の上方空間に面して設けられることを特徴とする処理装置。
  13. 請求項11に記載の処理装置において、
    前記転写装置は、前記像保持体上に保持された現像剤による可視像を記録材に転写する前に中間的に転写する中間転写体を有し、前記像保持体の上方に前記中間転写体を配設するものであり、
    前記通気路の通気口は前記中間転写体の下方空間に面して設けられていることを特徴とする処理装置。
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