JP2014167507A - クリーニング装置、これを用いた転写装置、画像形成装置 - Google Patents

クリーニング装置、これを用いた転写装置、画像形成装置 Download PDF

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泰史 高橋
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Abstract

【課題】発熱による廃トナー搬送経路の温度上昇や、搬送不具合の発生という問題を解決し、装置の小型化を達成可能とする。
【解決手段】クリーニング装置内で紙粉除去部材101を通過した後、中間転写ベルト上の残留トナーをクリーニングブレード102によってかき取る。かき取った残留トナーは廃トナー搬送スクリュー103上に落下する。廃トナー搬送スクリュー103に落下したトナーは廃トナー搬送スクリュー103の回転動作によって移動し、搬送される。この搬送経路において主に高温による影響のため、廃トナーの搬送不良が発生しやすいので、気流経路104をクリーニング装置内部の廃トナー搬送経路近傍に配置、廃トナー搬送経路の温度上昇を妨げ、搬送不良の発生を防止する。
【選択図】図2

Description

本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ、およびこれらの複合機等の電子写真方式の画像形成装置に用いられ、転写体の残留トナーをクリーニングするためのクリーニング装置と、これを用いて中間ベルトなどの転写体をクリーニングする、転写装置、画像形成装置に関する。
電子写真方式を利用した画像形成装置においては、高画質化を目的としてトナーを小粒径化させる傾向になっている。また同時に画像印刷の生産性を上げるため、トナーの融点を低くするようになってきている。このような小粒径化及び低融点化はトナーの流動性を悪くするため、クリーニングによって除去された廃トナーはその搬送経路内で搬送不良やトナー固着といった不具合が発生しやすくなっている。
これについて特許文献1では、搬送スクリューの形状やシート状の部材追加によって搬送経路内での搬送不具合に対処している。しかし、画像形成装置の稼動に伴う発熱により、廃トナー搬送経路の温度が上昇し、そのことにより搬送不具合が発生することがわかっている。
その対策として冷却のための気流をクリーニング装置の周囲に配置した画像形成装置が考案されている。しかし、形状作成の容易さと軽量化のためケースの材質は主に樹脂であるため冷却効率が悪い。また、画像形装置全体の大型化につながっている。そこでクリーニング装置内部の廃トナー搬送経路近傍に気流経路を配置する方式も特許文献2により提案されている。
またクリーニング装置は固形潤滑剤を有し、中間転写体に塗布する構成が広く利用されているが、温湿度による環境の影響により潤滑剤の消費量は変動することがわかっている。具体的には高温時に消費量が狙いの値よりも低下し、潤滑剤が十分に中間転写体に塗布できなくなる。この場合、中間転写体の摩擦抵抗が上昇し、当接させているブレードがめくれる危険性が生じる。
対応策としては高温時でも十分な、潤滑剤塗布量を得ることができる設計が求められる。しかし、その場合は潤滑剤の寿命を満足する潤滑剤の総量が多くなり、装置の大型化とコスト増加が懸念される。また、固形潤滑剤はクリーニング装置の中心部付近にあるため、外部からの温度調整が困難であった。
そこで本発明においては、クリーニング装置内部に配置する気流経路の位置を、上述した発熱による廃トナー搬送経路の温度上昇や、搬送不具合の発生という問題を解決すると同時に、装置の小型化を達成可能とすることを目的とする。
本発明のクリーニング装置は、転写装置が有する中間転写体に残留したトナーを除去するクリーニング装置において、装置内部に有する廃トナー搬送経路と固形潤滑剤の間に、冷却用の気流経路を有することを特徴とする。
本発明の実施形態に係るクリーニング装置では、その内部の廃トナー搬送経路と固形潤滑剤の近傍に気流経路を配置することで、装置全体の大型化や部品点数の増加によるコスト上昇につながることなく廃トナー搬送領域と固形潤滑剤付近の温度上昇を防止することが可能となる。
本発明の実施対象となる代表的な電子写真方式の画像形成装置の一例を概念的に示す断面図 クリーニング装置の断面図(A)、廃トナー搬送スクリュー103を中心とする搬送経路の断面図(B) 本発明の実施形態2を示すグラフ図 固形潤滑剤の領域と、領域外を示す断面図
以下、本発明の実施形態に係るクリーニング装置、転写装置、画像形成装置の実施形態を図面を参照して説明する。
<実施形態1>
図1は、本発明の実施対象となる代表的な電子写真方式の画像形成装置の一例を概念的に示す断面図である。図中、符号100は複写装置本体、200は複写装置本体100が載置される給紙テーブル、300は複写装置本体100上に取り付けられるスキャナ、400はスキャナ300上に取り付けられる原稿自動搬送装置(ADF)である。複写装置本体100には、中央に無端ベルト状の中間転写体(以下、中間転写ベルト10)が設けられている。中間転写ベルト10は、3つの支持ローラ14、15、16に掛け回されて、図中時計回りに回転搬送可能である。
この画像形成装置においては、3つある支持ローラ14、15、16のうち、支持ローラ16の図中左側に、中間転写体のクリーニング装置(クリーニング手段)17が設けられている。このクリーニング装置17は、画像転写後に中間転写ベルト10上に残留する残留トナーを除去する。中間転写ベルト10は、第1の支持ローラ14と第2の支持ローラ15との間に張り渡されている。この中間転写ベルト10の搬送方向に沿って、ブラック(K)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の4つの画像形成ユニット(画像形成手段)18が横に並設されている。これらの画像形成ユニット18は、タンデム画像形成部20を構成している。また、タンデム画像形成部20の上には露光装置21が設けられている。
一方、中間転写ベルト10を挟んでタンデム画像形成部20と反対の側には、2次転写装置(二次転写部)22が設けられている。この2次転写装置22は、2つのローラ23間に、無端ベルトである2次転写ベルト24を掛け渡すことによって構成されている。そして、中間転写ベルト10を介して第3の支持ローラ16に押し当てられるように配置され、中間転写ベルト10上の画像をシートに転写する。また、2次転写装置22の横には、シート上の転写画像を定着する定着装置25が設けられている。この定着装置25は、無端ベルトである定着ベルト26に加圧ローラ27を押し当てることによって構成されている。
2次転写装置22は、画像転写後のシートをこの定着装置25へと搬送するシート搬送機能も備えている。2次転写装置22として、転写ローラや非接触のチャージャを配置しても良い。なお、図示の装置では、このような2次転写装置22および定着装置25の下側に、前述したタンデム画像形成部20と平行に、シートの両面に画像を記録すべくシートを反転させるシート反転装置28が設けられている。
次に、前記構成のカラー電子写真装置による画像形成について説明する。前記構成のカラー電子写真装置を用いてコピーをとる時には、まず原稿自動搬送装置400の原稿台30上に原稿をセットする。または原稿自動搬送装置400を開いてスキャナ300のコンタクトガラス32上に原稿をセットし、原稿自動搬送装置400を閉じ、セットした原稿を押さえる。
次に、原稿自動搬送装置400に原稿をセットした時には、例えば複写装置本体100の操作部に設けたスタートスイッチを押すこと等の所定の操作を行う。すると、原稿自動搬送装置400によって原稿が搬送されてコンタクトガラス32上へと移動する。その後、スキャナ300が駆動し、第1走行体33および第2走行体34が走行する。一方、コンタクトガラス32上に原稿をセットしてスタートスイッチを押すこと等の所定の操作を行った時には、直ちにスキャナ300が駆動し、第1走行体33および第2走行体34が走行する。
このとき第1走行体33は、光源から光を発射するとともに、原稿面からの反射光をさらに反射して第2走行体34に向ける。この反射光は、更に第2走行体34のミラーで反射され、結像レンズ35を通して読取りセンサ36に入射される。これにより、原稿内容が読取られる。
また前述のようにスタートスイッチが押されると、図示しない駆動モータにより支持ローラ14、15、16の1つが回転駆動されるとともに、他の2つの支持ローラが従動回転され、中間転写ベルト10が回転搬送される。これと同時に、個々の画像形成ユニット18でその感光体(像担持体)40が回転され、各感光体40上にそれぞれブラック、イエロー、マゼンタ、シアンの単色画像が形成される。そして中間転写ベルト10の搬送とともに、それらの単色画像が中間転写ベルト10に順次転写され、中間転写ベルト10上に合成カラー画像が形成される。
さらに前述のようにスタートスイッチが押されると、給紙テーブル200の給紙ローラ42の1つが選択的に回転され、ペーパーバンク43に多段に設けられた給紙カセット44の1つからシートが繰り出される。繰り出されたシートは、分離ローラ45で1枚ずつ分離されて給紙路46に導入され、搬送ローラ47で搬送されるとともに、複写装置本体100内の給紙路48に導かれた後、レジストローラ49に突き当てられて止められる。
また手差しトレイ51を用いる場合には、給紙ローラ50が回転し、手差しトレイ51上のシートが繰り出される。繰り出されたシートは、分離ローラ52で1枚ずつ分離された後、手差し給紙路53に導入され、同様にしてレジストローラ49に突き当てられて止められる。その後、中間転写ベルト10上の合成カラー画像にタイミングを合わせてレジストローラ49が回転され、中間転写ベルト10と2次転写装置22との間にシートが送り込まれる。そして、2次転写装置22による転写によって、シート上にカラー画像が記録される。
画像転写後のシートは、2次転写装置22によって搬送されて定着装置25へと送り込まれる。定着装置25で熱と圧力とが加えられて転写画像が定着された後、切換爪55の切り換で排出ローラ56により排出され、排紙トレイ57上にスタックされる。
一方、両面コピーの場合は片面に画像が転写されたシートが切換爪55の切り換えによってシート反転装置28に導入されて反転される。その後、再び転写位置へと導かれ裏面にも画像が記録され、その後、排出ローラ56によって排紙トレイ57上に排出される。
また一方、画像転写後の中間転写ベルト10は、クリーニング装置17によって画像転写後に中間転写ベルト10上に残留する残留トナーが除去される。その状態で、タンデム画像形成部20による再度の画像形成に備える。
ここで、レジストローラ49は一般的には接地されて使用されることが多いが、シートの紙粉除去のためにバイアスを印加することも可能である。例えば、導電性ゴムローラを用いバイアスを印加する。導電性ゴムローラを、径φ18mmで、表面を1mm厚みの導電性NBRゴムとする。すると、電気抵抗はゴム材の体積抵抗で10E9Ω(10)cm程度であり、印加電圧はトナーを転写する側(表側)には−800V程度の電圧を印加、紙裏面側は+200V程度の電圧を印加することになる。一般的に中間転写方式は紙粉が感光体40にまで移動しづらいため、紙粉転写を考慮する必要が少なくアースになっていても良い。
また、印加電圧として、DCバイアスを印加するが、これはシートをより均一帯電させるためDCオフセット成分を持ったAC電圧でも良い。このようにバイアスを印加したレジストローラ49を通過した後の紙表面は、若干マイナス側に帯電している。よって、中間転写ベルト10からシートへの転写では、レジストローラ49に電圧を印加しなかった場合に比べて転写条件が変わり転写条件を変更する場合がある。
前述した中間転写体クリーニングには、ポリウレタンゴムに代表されるゴム製のブレードをベルトに当接させて行うのが一般的である。これは、安価で確実なクリーニング性が望めるからである。ところが、このブレードクリーニング方式において、紙粉がブレードとベルトに挟まると、クリーニング不良が発生してしまう。本実施形態では、転写紙が直接に中間転写ベルト10に接するため、紙粉の進入は避けられない。
紙粉による影響を防ぎ、クリーニング性を確保する方法として、図2に示すように、クリーニングブレード102の上流側に紙粉除去部材101を設けることによってそれを防止する構成が採用される。紙粉除去部材101は、一例としてはブラシローラを用い、これを中間転写ベルト10に当接させることにより紙粉を除去し得る。ブラシローラは中間転写ベルト10と連れ回りにしても良いが、駆動力を与えて回転させる方が望ましい。ブラシの毛の材質は例えばPET樹脂を使用できる。なお、クリーニングブレード102とブラシローラである紙粉除去部材101は、中間転写ベルト10を介して同一の対抗ローラ120に当接している。
このような紙粉除去部材101をクリーニングブレード102の中間転写ベルト10の移動方向で上流側に配置すると、紙粉除去と同時にトナーの除去も行うことができる。またブレードクリーニングの負担を軽減し、クリーニングブレード102の寿命を延ばすという効果も期待できる。
以上説明したように、図示の画像形成装置では、中間転写ベルト10の回転方向におけるクリーニング装置17の上流側に、中間転写ベルト10上の紙粉を除去する紙粉除去部材101が設けられている。そのため、常時中間転写ベルト10に当接するクリーニングブレード102に紙粉が挟まることに起因するクリーニング性の低下を、画像形成を損なうことなく簡単な構成で安価に防止することができる。
図2(A)はクリーニング装置の断面図である。前述した紙粉除去部材101を通過した後、中間転写ベルト上の残留トナーはクリーニングブレード102によってかき取られる。かき取られた残留トナーは、図示しない紙粉除去ブラシによって除去されたものと合わせて廃トナー搬送スクリュー103上に落下する。
また図2(B)は廃トナー搬送スクリュー103を中心とする廃トナー搬送経路の断面図である。前述したように廃トナー搬送スクリュー103に落下したトナーはスクリューの回転動作によって移動し、図2(B)の右側(図1の画像形成装置の奥側)へと搬送される。この搬送経路において主に高温による影響のため、廃トナーの搬送不良が発生しやすい。ここで図2(B)では図の理解を容易にするために図2(A)に示している潤滑剤塗布ローラ106は表示していない。
そこで図2(A)のように冷却用の気流経路104をクリーニング装置内部の廃トナー搬送経路をなす廃トナー搬送スクリュー103の近傍に隣接させて配置する。このことで、廃トナー搬送経路を構成する部位付近の温度上昇を妨げることにより、搬送不良を防止することが可能になる。
すなわち本実施形態に係るクリーニング装置では、その内部の廃トナー搬送経路をなす廃トナー搬送スクリュー103と固形潤滑剤105の間で両者の近傍に気流経路104を配置することで、装置全体の大型化や部品点数の増加によるコスト上昇につながることなく搬送領域と固形潤滑剤付近の温度上昇を防止することが可能となる。また、同時に装置の小型化を達成することが可能となる。
また前述したように装置内の温度が上昇し、固形潤滑剤105近傍の温度が上昇すると、図2(B)で示すように、中間転写体に対する固形潤滑剤105の塗布量が減少する。なお図2(B)は同条件下での中間転写体の走行距離あたりの固形潤滑剤105の消費量である。すなわち、固形潤滑剤105の近傍に気流経路104を配置することで固形潤滑剤105近傍の温度上昇を抑えることが可能となり、中間転写体への潤滑剤の塗布量を安定化させることが可能となる。なお気流経路104の図2(A)の紙面に垂直な方向あるいは図2(B)の紙面の左右方向でどちら向きでもよい。
<実施形態2>
図3、図4は本発明の実施形態2を示す。固形潤滑剤105は長手方向の長さが中間転写ベルト10の幅に対応するため、廃トナー搬送経路をなす廃トナー搬送スクリュー103の軸線方向の長さよりも短い。また廃トナー搬送経路は廃トナー搬送スクリュー103の搬送方向下流部でより搬送不良が発生しやすい。そこで、より冷却効率を向上させるために、図4で示すように固形潤滑剤105の配置領域外においては気流経路104を廃トナー搬送経路側に近づける(図中符号104aで示す部位)。その結果、より搬送不良を発生しにくくすることが可能となる。
すなわち図示の実施形態では、廃トナー搬送経路の最下流部で気流経路104を廃トナー搬送スクリュー103側へ狭めた部位104aを設けることにより、廃トナー搬送経路の最下流部の冷却効率を高め、搬送不良をより発生しにくくすることが可能となる。また、固形潤滑剤の消費量は温度環境により影響を受けるため、気流経路に流す温度を適切に変化させる。このことで潤滑剤の消費量を適切にすることが可能となる。
<実施形態3>
また、画像形成装置の置かれている環境が低温環境下で、その稼動が間欠である場合、固形潤滑剤105の塗布が過剰になり、必要以上の潤滑剤塗布が行われることが懸念される。そこで気流経路104に温風を流すことにより潤滑剤の消費量を適切にすることが可能となる。この温風は気流経路の上流側にヒーターなどの熱源を配置して気流経路104を通過する気流の温度を環境に応じて変化させる手段にできる。また、画像形成装置には図1の符号25で示すように定着装置が配置されている。この定着装置を気流経路を通過する気流の温度を環境に応じて変化させる手段とし、その廃熱を利用できるように気流経路104を配置してもよい。その構成では、より効率的な温度調整が可能となる。
<実施形態4>
前述した実施形態に係るクリーニング装置のいずれかを、例えば図1で示したような画像形成装置や、その他の画像形成装置に用いることで、安定したクリーニングによる高画質画像を得られる画像形成装置を実現可能となる。また、廃トナー搬送経路での搬送不良を発生させないことで、固形潤滑剤の消費量を安定化させた画像形成装置を得ることが可能となる。
また本発明は以上説明した実施形態に限定されるものではなく、多くの変形が本発明の技術的思想内で当分野において通常の知識を有する者により可能である。
10 :中間転写ベルト
14〜16 :支持ローラ
17 :クリーニング装置
18 :画像形成ユニット
20 :タンデム画像形成部
21 :露光装置
22 :2次転写装置
24 :2次転写ベルト
25 :定着装置
26 :定着ベルト
27 :加圧ローラ
28 :シート反転装置
30 :原稿台
32 :コンタクトガラス
33 :第1走行体
34 :第2走行体
35 :結像レンズ
36 :読取りセンサ
40 :感光体
42 :給紙ローラ
43 :ペーパーバンク
44 :給紙カセット
45 :分離ローラ
46 :給紙路
47 :搬送ローラ
48 :給紙路
49 :レジストローラ
50 :給紙ローラ
51 :手差しトレイ
52 :分離ローラ
53 :手差し給紙路
55 :切換爪
56 :排出ローラ
57 :排紙トレイ
100 :複写装置本体
101 :紙粉除去部材
102 :クリーニングブレード
103 :廃トナー搬送スクリュー
104 :気流経路
105 :固形潤滑剤
106 :潤滑剤塗布ローラ
120 :対抗ローラ
200 :給紙テーブル
300 :スキャナ
400 :原稿自動搬送装置
特開2010−266631号公報 特開2007−057593号公報

Claims (6)

  1. 転写装置が有する中間転写体に残留したトナーを除去するクリーニング装置において、
    装置内部に有する廃トナー搬送経路と固形潤滑剤の間に、冷却用の気流経路を有することを特徴とするクリーニング装置。
  2. 請求項1のクリーニング装置において、
    前記固形潤滑剤の配置領域外では前記冷却用の気流経路を前記廃トナー搬送経路に近づけて配したことを特徴とするクリーニング装置。
  3. 請求項1又は2のクリーニング装置において、
    前記気流経路を通過する気流の温度を、環境に応じて変化させる手段を有することを特徴とするクリーニング装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれかのクリーニング装置を、転写体の残留トナーをクリーニングするために有することを特徴とする転写装置。
  5. 請求項1乃至3のいずれかのクリーニング装置を有することを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項4の転写装置を有することを特徴とする画像形成装置。
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