JP4071627B2 - 電子機器ユニット - Google Patents

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Description

技術分野
本発明は、電子機器ユニットに係り、特に、モータファンユニットからの空気流によって、回路基板上に実装されている複数のCPUを強制空冷させる構成の電子機器ユニットに関する。
通信システムを構成するサーバは、電子機器ユニットが複数実装されている構造である。各電子機器ユニットは、回路基板の上に複数のCPUがヒートシンクと共に実装してあり、モータファンユニットによって発生された空気流がヒートシンクから熱を奪うことによってCPUを強制空冷させる構成である。
近年、サーバの性能を向上させる要求が顕著である。サーバの性能を向上させるには、CPUの性能を向上させることが必要である。CPUの性能を向上させると、CPUが発生する熱量が増えるため、CPUの強制空冷をより効率良く行うことが必要となってくる。
背景技術
図1、図2A、図2B、図2Cは、従来の電子機器ユニット1を示す。電子機器ユニット1は、上面にCPU等が実装してある長方形状の回路基板2と、天板部13aと両側の側板部13b,13cとよりなり、回路基板2の上面側にトンネル12を形成するカバー部材13と、トンネル12内に空気を送り込むモータファンユニット14−1、14−2と、トンネル12内の空気を排出するモータファンユニット15−1、15−2とを有する。空気は、空気流路としてのトンネル12内をX1側からX2側へ矢印16で示すように流れ、CPU等を強制空冷する。空気の流れについてみると、Y2方向が上流側であり、Y1方向が下流側である。Y1−Y2は回路基板2及び電子機器ユニット1の長手方向であり、X1−X2は回路基板2及び電子機器ユニット1の幅方向である。
回路基板2の上面には、6つのCPU20−1〜20−6と、1つシステム制御素子21と、2つのメモリ制御素子22−1、22−2と、1つのクロック制御素子23と、複数のメモリカード24等が実装してある。メモリカード24は立てて並んでおり、2つのメモリカード群25−1、25−2を構成している。回路基板2の一の辺に沿って、複数のコネクタ26が実装してある。CPU20−1〜20−6の上面にはヒートシンク30−1〜30−6が搭載してある。同じく、システム制御素子21の上面にはヒートシンク31が、メモリ制御素子22−1、22−2の上面にはヒートシンク32−1、32−2が、クロック制御素子23の上面にはヒートシンク33が搭載してある。
上記の電子機器ユニット1は、コネクタ26によって図示しないバックパネルボード等を介して他の電気機器ユニットと電気的に接続されて、電子計算機本体を構成する。
回路基板2に実装してある素子の中で、動作時の発熱量が多いのはCPU20−1〜20−6であり、強制空冷すべき対象は、CPU20−1〜20−6である。
CPU20−1〜20−6、システム制御素子21、メモリ制御素子22−1、22−2、クロック制御素子23、メモリカード群25−1、25−2は、回路基板11上に一様に分散してある。Y1−Y2方向が列であり、X1−X2方向が行である。CPU20−1〜20−6は、2列3行に並んでいる。
図3Aは、図2A中、IIIA−IIIAに沿う断面、即ち、上流側のCPU20−1、20−2の箇所での空気の流れに直交する断面である。図3Bは、図2A中、IIIB−IIIBに沿う断面、即ち、下流側のCPU20−5、20−6の箇所での空気の流れに直交する断面である。ハッチングで示す部分はヒートシンク30−1、30−2、30−5、30−6がトンネル12を塞いでいる部分であり、面積S30−1、S30−2、S30−5、S30−6を有する。各面積S30−1、S30−2、S30−5、S30−6は等しい。S12はトンネル12の断面積である。S40は、カバー部材13とヒートシンク30−1、30−2との間の空隙40の面積であり、S12−(S30−1+S30−2)である。S41は、カバー部材13とヒートシンク30−5、30−6との間の空隙41の面積であり、S12−(S30−5+S30−6)である。
ここで、トンネル12の断面積S12に対する上記空隙40(41)の面積S40(S41)の割合S40/S12又はS41/S12を、空気流路断面空隙率Uと定義する。
図3A及び図3Bより分かるように、下流側の空気流路断面空隙率U2(S41/S12)は、上流側の空気流路断面空隙率U1(S40/S12)と同じである。即ち、UT/U2=1である。中流部分の空気流路断面空隙率も、上記の上流側の空気流路断面空隙率と同じである。
また、図2Bに示すように、空気の流れの方向上、上流側のCPU20−1、20−2と中流のCPU20−3、20−4との間の距離と、中流のCPU20−3、20−4と下流側のCPU20−5、20−6との間の距離とは、等しく、aである。距離aは、約15mmである。
次に、CPU20−1〜20−6の強制空冷について説明する。
空気流路断面空隙率が、上流側、中流部分、及び下流側について同じであるため、トンネル12内の空気の流れは、略一様である。
図4は、試験の結果を示す。試験の条件は、各CPU20−1〜20−6の発熱量が100W、吸気空気の温度が25℃、トンネル12内への流入する風速が2m/Sである。図4中、縦軸は、モータファンユニット14−1、14−2からのY1方向の距離である。横軸は温度である。空気は、ヒートシンク30−1等から熱を奪いつつ流れる。即ち、空気は、ヒートシンク30−1等によって加熱されて温度を上昇されつつ流れる。空気の冷却能力は、下流に行くにつれて徐々に低下する。
図4中の線I、及び図2Bに示すように、空気は、上流側のヒートシンク30−1、30−2を通過すると、温度が40℃に上がり、中流部分のヒートシンク30−3、30−4を通過して下流側のヒートシンク30−5、30−6に流れ込む前の段階では、55℃にまで上昇している。下流側のヒートシンク30−5、30−6を通過すると70℃にまで上昇する。
よって、図4中、点O1、O2、O3で示すように、上流側のCPU20−1、20−2の温度は50℃、中流部分のCPU20−3、20−4の温度は70℃にとどまるけれども、下流側のCPU20−5、20−6の温度は90℃となってしまっており、下流側のCPU20−5、20−6の冷却が不十分となる虞れがあった。
なお、サーバの性能の向上に伴って将来的に各CPU20−1〜20−6の発熱量が更に増すことが予想される。この場合には、温度の上昇の程度は、上流側のCPU20−1、20−2及び中流部分のCPU20−3、20−4に比べて、下流側のCPU20−5、20−6が大きくなり、下流側のCPU20−5、20−6の冷却が益々深刻な問題となってくる。
また、下流側のヒートシンク30−5、30−6の上流側の空間部50の広さは、中流部分のヒートシンク30−3、30−4の上流側の空間部51と同じであり、距離aが約15mmと狭い。よって、空間50内にY1、Y2側から流れ込む空気の量は多くはない。このことも、下流側のCPU20−5、20−6の冷却が効率良く行うことが困難である原因となっている。
発明の開示
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、下流側のCPUの冷却の促進が図れるようにした電子機器ユニットを提供することを総括的な目的とする。
この目的を達成するために、本発明は、部品が実装される回路基板と、ヒートシンクが搭載された状態で、該回路基板上に分散して実装してある複数の発熱する半導体部品と、上記ヒートシンクを覆うように設けてあり、上記回路基板上に冷媒が流れるトンネルを形成するカバー部材とよりなり、該トンネルを通り抜けるように強制的に冷媒を流すことにより、上記ヒートシンクを介して、上記半導体部品を冷却する電子機器ユニットにおいて、冷媒の流れに直交するトンネルの断面において、トンネルの断面積に対する該トンネルの断面積から空気の流れをさえぎる部材が占める面積を差し引いた空隙の面積の比が、冷媒の流れの下流側が冷媒の流れの上流側に比べて小さいように、半導体部品を配置した構成とした。即ち、本発明は、仕切り部材等を使用しないで、部品の配置によって空気流の下流側に配置された半導体部品の効率的な冷却を実現する構成である。
半導体部品を上記のように配置すると、冷媒が上流側を流れている間に暖められる程度が低下し、下流側の半導体部品の直前の位置における冷媒の温度は、従来の場合に比べて低い温度となり、下流側の半導体部品の冷却が促進される。換言すれば、上流側の半導体部品については、冷却を少し犠牲にして、このことによって余裕のでた冷媒の冷却能力を、冷却が不十分となり易い下流側の半導体部品の冷却に利用するようにして、下流側の半導体部品の冷却を促進させている。
上記目的を達成するために、本発明は、更に、半導体部品を、冷媒の流れの上流側については、半導体部品が配置されている半導体部品配置領域の外側に、半導体部品が冷媒の流れの方向上存在しない部分であって、ヒートシンクに接触せずに冷媒が流れる新鮮冷媒供給流路を形成するように配置してある構成とした。
新鮮冷媒供給流路を通り抜けた冷媒には、温度の上昇がなく、よって、新鮮冷媒を効率的に下流側の半導体部品まで送り込むことが出来る。これによって、下流側の半導体部品の冷却を促進させることが出来る。
上記目的を達成するために、本発明は、更に、半導体部品を、冷媒の流れの下流側に配置された半導体部品とこの半導体部品に対して直ぐの上流側に配置された半導体部品との間に、冷媒を溜める広い空間部が形成されるように配置した構成とする。
空間部において、上流側を流れてきて、これから下流側に配置された半導体部品上のヒートシンクに接触しつつ流れてヒートシンクから熱を奪おうとする冷媒が混ざり合い、温度が均一とされる。よって、下流側の半導体部品の冷却が均一に行われる。
発明を実施するための最良の形態
本発明の好適な実施の形態について、図を参照して、以下説明する。
以下の各実施例の電子機器ユニットの基本的構造は前記した従来の電子機器ユニットと同様である。よって、各実施例を示す各図中、図1及び図2A乃至2Bに示す構成部分と同じ構成部分には同一の参照符号を付し、対応する構成部分には添え字を付した同一の参照符号を付す。
(第1実施例)
図5、図6A、図6B、図6Cは、本発明の第1実施例になる電子機器ユニット10を示す。電子機器ユニット10は、上面にCPU等が実装してある長方形状の回路基板11と、天板部13aとこの両側の側板部13b,13cとよりなり、回路基板11の上面側にトンネル12を形成するカバー部材13と、トンネル12内に空気を送り込むモータファンユニット14−1、14−2と、トンネル12内の空気を排出するモータファンユニット15−1、15−2とを有する。空気は、トンネル12内をY2側からY1側へ矢印16で示すように流れ、CPU等を強制空冷する。空気の流れについてみると、Y2方向が上流側であり、Y1方向が下流側である。Y1−Y2は回路基板11及び電子機器ユニット10の長手方向であり、X1−X2は回路基板11及び電子機器ユニット10の幅方向である。
回路基板11の上面には、6つのCPU20−1〜20−6と、1つシステム制御素子21と、2つのメモリ制御素子22−1、22−2と、1つのクロック制御素子23と、複数のメモリカード24等が実装してある。メモリカード24は立てて並んでおり、2つのメモリカード群25−1、25−2を構成している。回路基板11の一の辺に沿って、複数のコネクタ26が実装してある。CPU20−1〜20−6の上面にはヒートシンク30−1〜30−6が搭載してある。同じく、システム制御素子21の上面にはヒートシンク31が、メモリ制御素子22−1、22−2の上面にはヒートシンク32−1、32−2が、クロック制御素子23の上面にはヒートシンク33が搭載してある。ヒートシンク30−1〜30−6、31、32−1、32−2、33は、放熱の他に、空気の流れに対しては、空気の流れをさえぎる部材として機能する。
ここで、CPU20−1〜20−6、システム制御素子21、メモリ制御素子22−1、22−2、クロック制御素子23、メモリカード群25−1、25−2の回路基板11上の配置について説明する。
CPU20−1〜20−6は、Y1−Y2方向上二列に並んでおり、上流側のCPU20−1、20−2と、中流のCPU20−3、20−4と、下流側のCPU20−5、20−6とよりなる。上流側のCPU20−1、20−2と中流のCPU20−3、20−4と間の距離はbであり、中流のCPU20−3、20−4と下流側のCPU20−5、20−6との間の距離はcである。距離cは、約25mmと長い。図1の電子機器ユニット1と対比してみると、中流のCPU20−3、20−4がY2方向にシフトしており、c>bであり、且つ、c>a,b<aの関係にある。よって、ヒートシンク30−3、30−4とヒートシンク30−5、30−6との間の空間部60は、ヒートシンク30−1、30−2とヒートシンク30−3、30−4との間の空間部61より約3倍と広く、且つ、図1の電子機器ユニット1の対応する空間部50より広い。
システム制御素子21は、図1の電子機器ユニット1と同じく、空間61の中央に配置してある。クロック制御素子23は、図1の電子機器ユニット1と略同じく、空間60内であって、ヒートシンク30−3、30−4に近い位置に配置してある。メモリカード群25−1、25−2は、図1の電子機器ユニット1と同じく、ヒートシンク30−3、30−4より外側の位置であって、回路基板11のY1方向端の近くに配置してある。
メモリ制御素子22−1、22−2は、図1の電子機器ユニット1における配置とは異なり、ヒートシンク30−3、30−4より外側の位置に配置してある。
図7Aは、図6A中、VIIA−VIIAに沿う断面、即ち、上流側のCPU20−1、20−2の箇所での空気の流れに直交する断面である。図7Bは、図6A中、VIIB−VIIBに沿う断面、即ち、下流側のCPU20−5、20−6の箇所での空気の流れに直交する断面である。ハッチングで示す部分はヒートシンク30−1、30−2、30−5、30−6、32−1、32−2がトンネル12を塞いでいる部分であり、面積S30−1、S30−2、S30−5、S30−6、S32−1、S32−2を有する。S12はトンネル12の断面積である。S70は、カバー部材13とヒートシンク30−1、30−2との間の空隙70の面積であり、S12−(S30−1+S30−2)である。面積S70は、図1の電子機器ユニット1における対応する面積S40と同じである。S71は、カバー部材13とヒートシンク30−5、30−6、32−1、32−2との間の空隙71の面積であり、S12−(S30−5+S30−6+S32−1+S32−2)である。
図7A及び図7Bより分かるように、下流側の空気流路断面空隙率U2(S71/S12)は、上流側の空気流路断面空隙率U1(S70/S12)より小さい。即ち、U1/U2≧1.2である。
また、図6A及び図6Bを参照するに、80は、下流側における実装密度が大きくて空気の流路抵抗が大きい領域であり、回路基板11の全幅に亘っている。81は、上流側及び中流における実装密度が大きくて空気の流路抵抗が大きい領域であり、回路基板11の幅方向上、両側の部分を除いた部分である。上流側及び中流の部分には、ヒートシンクが存在せず、よって、回路基板11の幅方向上両側の部分に、空気の流路抵抗が小さい領域82、83を有する。この領域82、83は、新鮮空気が流れる流路85,86を形成する。
上記の電子機器ユニット10は、コネクタ26によって図示しないバックパネルボード等を介して他の電気機器ユニットと電気的に接続されて、電子計算機本体を構成する。
次に、CPU20−1〜20−6の強制空冷について説明する。
モータファンユニット14−1、14−2によってトンネル12内に送り込まれた空気は、ヒートシンク30−1等から熱を奪いつつトンネル12内を以下のように流れる。ここで、モータファンユニット14−1、14−2によってトンネル12内に送り込まれた空気のうち発熱部品などに衝突して急激に温度上昇した空気以外の空気を、新鮮空気という。
第1には、上流側の空気流路断面空隙率U1が下流側の空気流路断面空隙率U2より大きいため、上流側を、ヒートシンク30−1、30−2、30−3、30−4に接触しないで流れてヒートシンク30−5、30−6の手前の位置まで到る新鮮空気が従来の場合に比べて、より多く存在する。
第2には、上流側には、空気の流路抵抗が小さい領域82、83を有するため、上流側では、ヒートシンク30−1、30−2に接触して流れる空気流90及びヒートシンク30−1、30−2に接触して流れる空気流91の他に、領域82、83(流路85,86)をヒートシンクに接触せずに流れる空気流92、93が存在する。
この流路85,86を流れる空気は、ヒートシンクに接触せずに流れるため、温度の上昇を伴わずに流れ、流路85,86から出るまで新鮮空気の状態を保つ。
第3には、下流側における実装密度が大きくて空気の流路抵抗が大きい領域80が回路基板11の全幅に亘っているため、流路85,86を温度の上昇を伴わずに流れてきた新鮮空気は、符号94,95で示すように、中央側に方向を変えて空間60内に効率良く送り込まれる。
第4には、空間部60が上流側の空間部61に比べて約3倍と広いため、空間部60内に送り込まれる新鮮空気の量も多くなる。
よって、空間部60内に溜まった空気の温度は低くなる。
第5には、空間部60内に溜まった温度の低い空気がヒートシンク30−5、30−6に触れつつながれ、ヒートシンク30−5、30−6の熱を効率良く奪う。
上記の第1〜5をまとめると、以下のようになる。モータファンユニット14−1、14−2によってトンネル12内に送り込まれた新鮮空気の一部が、新鮮空気のまま、冷却が深刻な問題となる下流側のCPU20−5、20−6に送り込まれる。即ち、温度的に十分に余裕を残している中流部分のCPU20−3、20−4の冷却を少し犠牲にして、モータファンユニット14−1、14−2によってトンネル12内に送り込まれた限られた量の空気が、熱的に厳しくなる下流側のCPU20−5、20−6の冷却に有効に役立てられ、下流側のCPU20−5、20−6の強制空冷が促進される。
図8は、試験の結果を示す。試験の条件は、従来例の場合と同じく、各CPU20−1〜20−6の発熱量が100W、吸気空気温度が25℃、流入風速が2m/Sである。図8中、縦軸は、モータファンユニット14−1、14−2からのY1方向の距離である。横軸は温度である。空気は、ヒートシンク30−1等から熱を奪いつつ流れる。即ち、空気は、ヒートシンク30−1等によって加熱されて温度を上昇されつつ流れる。
図8中の線II、及び図6Bに示すように、空気は、上流側のヒートシンク30−1、30−2を通過すると、温度が45℃に上がり、中流部分のヒートシンク30−3、30−4を通過すると、温度が60℃に上がる。空間60内には、ヒートシンク30−3、30−4を通過してきた空気流91の温度が60℃にまで上がっている空気の他に、領域82、83(流路85,86)を通ってきた空気流92、93の温度が25℃の新鮮空気が送り込まれる。よって、空間60内の空気の温度は、符号IIaで示すように、ヒートシンク30−3、30−4を通過したときの空気の温度より少し低下して、50℃となる。即ち、下流側のヒートシンク30−5、30−6に流れ込む前の段階では、空気の温度は、従来の場合に比べて、約5℃も低い、50℃となる。
この温度が50℃の空気が、下流側のヒートシンク30−5、30−6を通過し、ヒートシンク30−5、30−6から熱を奪い、60℃にまで上昇する。
よって、図8中、上流側のCPU20−1、20−2の温度は、点O11で示すように、従来と同じく50℃である。中流部分のCPU20−3、20−4の温度は、点O12で示すように、従来の場合の温度より5℃高い75℃となっている。しかし、下流側のCPU20−5、20−6の温度は、点O13で示すように、従来の場合の温度より15℃も低い75℃に留まっている。
よって、本実施例によれば、温度的に十分に余裕を残している中流部分のCPU20−3、20−4の冷却を少し犠牲にして、熱的に厳しくなる下流側のCPU20−5、20−6については従来に比べて良好に冷却されて、冷却が促進される。
(第2実施例)
図9、図10A、図10B、図10Cは、本発明の第2実施例になる電子機器ユニット10Aを示す。電子機器ユニット10Aは、図5、図6A、図6B、図6Cに示す電子機器ユニット10に、以下の構成が追加されている構成である。追加されている構成は、新鮮空気を下流側のCPU20−5、20−6の冷却に有効に役立てるためのものである。
第1には、仕切り板100、101が設けてある。この仕切り板100、101は、流路85,86とヒートシンク30−1〜30−4との間を仕切っている。
この仕切り板100、101を設けることによって、新鮮空気が流路85,86をY1方向に流れている間に、新鮮空気がヒートシンク30−1〜30−4が配置されている領域に漏れることが制限される。よって、新鮮空気は、流路85,86をY1方向に流れている途中で無駄となることなく、空間60内に送り込まれる。
第2には、ガイド部材102,103が設けてある。このガイド部材102,103は、三角柱部材若しくは板状の部材であり、上記空間60のうち、Y1方向側で、且つ、X1、X2方向側の位置、即ち、流路85,86の出口に対向する箇所に設けてある。ガイド部材102は、空気流92を符号94Aで示すように円滑に空間部60の中央側に案内する。ガイド部材103は、空気流93を符号95Aで示すように円滑に空間部60の中央側に案内する。
よって、流路85,86内を流れてきた新鮮空気は、空間部60内に効率良く送り込まれ、空間部60内に溜まった空気が効率良く攪拌され、空間部60内の空気の温度が低くなる。
第3には、絞り板部材105が設けてある。この絞り板部材105は、カバー部材13の天板部13aの裏面のうち、下流側のヒートシンク30−5、30−6に対向する場所に設けてある。この絞り板部材105を設けたことによって、ヒートシンク30−5、30−6の箇所では、トンネル12が絞られてその断面積が狭くなっている。
よって、ヒートシンク30−5、30−6の箇所では、空気の流速vが、絞り板部材105を設けない場合に比べて速くなって、ヒートシンク30−5、30−6から熱が効率的に奪われるようになる。
上記の第1、第2、第3の構成によって、下流側のCPU20−5、20−6の冷却が促進される。
(第3実施例)
図11、図12A、図12B、図12Cは、本発明の第3実施例になる電子機器ユニット10Bを示す。電子機器ユニット10Bは、図5、図6A、図6B、図6Cに示す電子機器ユニット10に、基板の真上から見てU字形状の仕切り部材110及びガイド部材102,103が追加して設けてある構造である。
U字形状仕切り部材110は、カバー部材13の天板部13aの裏面に固定されて、カバー部材13の天板部13aとヒートシンク30−1〜30−6との間の狭い空間に設けてあり、上流側のヒートシンク30−1、30−2の上面をX1−X2方向に横切る上流側仕切り板部110aと、上流側仕切り板部110aの両端よりY1方向(空気の流れの方向)にカバー部材13のY1方向の端まで延在する側面側仕切り板部110b,110cとよりなり、U字形状を有している。仕切り部材110のY1方向端は、開口111となっている。
U字形状仕切り部材110に囲まれて画成された扁平な空間112は、上流側のヒートシンク30−1、30−2の上面、中流部のヒートシンク30−3、30−4の上面、下流側のヒートシンク30−5、30−6の上面に対向する。
上記の電子機器ユニット10Bが稼動され、モータファンユニット14−1、14−2、15−1、15−2によって空気がトンネル12をY1方向に流れている状態において、上記の空間112には空気が送り込まれず、空間112の圧力はトンネル12内の他の部分の圧力より少し低くなり、且つ、空間112内の空気の流速もトンネル12内の他の部分の空気の流速よりも遅くなる。このため、上流側のヒートシンク30−1、30−2及び中流部のヒートシンク30−3、30−4内を熱を奪いつつ流れており温度が上昇している空気の一部が、図12B中、符号113、114で示すように空間112側に引き寄せられ、以後は、符号115で示すように空間112内をY1方向に流れる。
よって、中流部のヒートシンク30−3、30−4を通り抜けて、空間部60内に流れ出す空気の量が減り、よって、空間部60内の圧力が下がる。よって、流路85,86を通って空間部60内に流れ込む新鮮空気の量が増え、空間部60内に一時的に溜められた空気の温度が、図5に示す電子機器ユニット10の場合に比べて、低くなる。よって、下流側のCPU20−5、20−6の冷却が促進される。
上記のU字形状仕切り部材110は、上流側のヒートシンク30−1、30−2及び中流部のヒートシンク30−3、30−4からの排出された熱が、下流側のヒートシンク30−5、30−6に影響を及ぼす度合いを減少させる機能を有する。
また、カバー部材13及びU字形状仕切り部材110の寸法を適宜定めることによって、図12B中、寸法H1の寸法H2に対する比が変化し、これによって、空間112の圧力のトンネル12内の他の部分の圧力に対する低下の程度を適宜定めることが出来る。よって、CPU20−1〜20−6の発熱量に応じて、カバー部材13及びU字形状仕切り部材110の寸法を適宜定めることによって、下流側のCPU20−5、20−6を最適に冷却することが可能である。
(第4実施例)
図13、図14A、図14B、図14Cは、本発明の第4実施例になる電子機器ユニット10Cを示す。電子機器ユニット10Cは、図13に示す電子機器ユニット10Bにおいて、U字形状の仕切り部材110に代えて、U字形状の仕切り部材110Cを設け、且つ、流路85,86内にモータファンユニット120,121及びガイド部材122,123が追加して設けてある構造である。
U字形状仕切り部材110Cは、図13に示すU字形状仕切り部材110に、仕切り天板部110d,110eが追加された構成である。仕切り天板部110d,110eは側面側仕切り板部110b,110c間に延在しており、ヒートシンク30−1等の頂上部と同じ高さに位置しており、夫々、空間部61、60の上側を塞いでいる。
仕切り天板部110eは、流路85,86を通って空間部60内に流れ込んだ新鮮空気が、圧力が低い上方の空間112内に逃げることを制限する。よって、空間部60内に流れ込んだ新鮮空気は、下流側のヒートシンク30−5、30−6内に入り込むようになり、CPU20−5、20−6は良好に冷却される。
同じく、仕切り天板部110dは、流路85,86を通って空間部61内に流れ込んだ新鮮空気が、上方の空間112内に逃げることを制限して、中流部のヒートシンク30−3、30−4内に入り込ませるように機能する。
また、モータファンユニット120,121が動作することによって、流路85,86を流れる新鮮空気の量が多くなり、空間部60内に流れ込む新鮮空気の量が多くなる。これによっても、CPU20−5、20−6は良好に冷却される。
また、モータファンユニット120,121より送り出された新鮮空気の一部は、ガイド部材122,123によって案内されて空間部61内に送り込まれる。よって、空間部61内に流れ込む新鮮空気の量が多くなり、これによって、CPU20−3、20−4が良好に冷却される。
(第5実施例)
図15、図16は、本発明の第5実施例になる電子機器ユニット10Dを示す。電子機器ユニット10Dは、カバー部材13Dを有する。
カバー部材13Dは、階段状の天板部13Daを有する。階段状の天板部13Daは、図11中のU字形状仕切り部材110と同様の機能を有するものであり、上流側部分13Da0に対してヒートシンク30−1等より離れる方向であるZ1の方向に段となっている第1の段部13Da1と、第1の段部13Da1に対してZ1の方向に段となっている第2の段部13Da2とを有する。第1の段部13Da1は、上流側のヒートシンク30−1、30−2と中流部のヒートシンク30−3、30−4とに対向しており、第2の段部13Da2は中流部のヒートシンク30−3、30−4と下流側のヒートシンク30−5、30−6とに対向している。
上流側部分13Da0と上流側のヒートシンク30−1、30−2との間には、厚さ寸法がe0である扁平な空間130−0が存在している。第1の段部13Da1とヒートシンク30−1〜30−4との間には、厚さ寸法がe0より大きいe1である扁平な空間130−1が存在している。第2の段部13Da2とヒートシンク30−3〜30−6との間には、厚さ寸法がe1より大きいe2である扁平な空間130−2が存在している。
上記の電子機器ユニット10Dがサーバに実装されて、稼動され、モータファンユニット14−1、14−2、15−1、15−2によって空気がトンネル12をY1方向に流れている状態において、上記の扁平な空間130−1、130−2には空気が送り込まれにくく、空間130−1、130−2の圧力はトンネル12内の他の部分の圧力より少し低くなり、且つ、空間130−1、130−2内の空気の流速もトンネル12内の他の部分の空気の流速よりも遅くなる。このため、上流側のヒートシンク30−1、30−2及び中流部のヒートシンク30−3、30−4内を熱を奪いつつ流れており温度が上昇している空気の一部が、符号131、132で示すように空間130−1、130−2側に引き寄せられ、以後は、符号133で示すように空間130−1、130−2内をY1方向に流れる。
よって、中流部のヒートシンク30−3、30−4を通り抜けて、空間部60内に流れ出す空気の量が減り、よって、空間部60内の圧力が下がる。よって、流路85,86を通って空間部60内に流れ込む新鮮空気の量が増え、空間部60内に一時的に溜められた空気の温度が、図5に示す電子機器ユニット10の場合に比べて、低くなる。よって、下流側のCPU20−5、20−6の冷却が促進される。
上記の第1の段部13Da1及び第2の段部13Da2は、上流側のヒートシンク30−1、30−2及び中流部のヒートシンク30−3、30−4からの排出された熱が、下流側のヒートシンク30−5、30−6に影響を及ぼす度合いを減少させる機能を有する。電子機器ユニット10Dは、図11に示す電子機器ユニット10Bとは相違して、U字形状仕切り部材110等の特別の部材を有しない。
(第6実施例)
図17、図18A乃至図18Dは、本発明の第6実施例になる電子機器ユニット10Eを示す。図18Dは、図18A中、D−D線に沿う断面図である。回路基板11上に8つのCPU20−11〜20−18がY1−Y2方向に二列に並んでいる。8つのCPU20−11〜20−18は、上流側のCPU20−11、20−12と、中流のCPU20−13、20−14と、同じく中流のCPU20−15、20−16と、下流側のCPU20−17、20−18とよりなる。各CPU20−11〜20−18上にはヒートシンク30−11〜30−18が搭載してある。
ヒートシンク30−11〜30−18は、Y1−Y2方向に二列に並んでおり、且つ、X1−X2方向上、4列に並んでいる。
先ず、Y1−Y2方向の配列についてみる。上流側のヒートシンク30−11、30−12と次のヒートシンク30−13、30−14との間には空間部140が、ヒートシンク30−13、30−14と次のヒートシンク30−15、30−16との間には空間部141が、ヒートシンク30−15、30−16と下流側のヒートシンク30−17、30−18との間には空間部142が存在している。空間部140、141、142は、Y1−Y2方向の寸法がf1、f2、f3である。寸法f1、f2、f3は、f1<f2<f3の関係にある。即ち、空間部140、141、142は、下流側にいく程、広くなっている。寸法f2は寸法f1の約二倍であり、寸法f3は寸法f2の約二倍である。
よって、前記の両側の流路85,86を流れる新鮮空気が空間部140、141、142内に流れ込む空気の量は、下流側にいく程多くなり、よって、従来に比較して、下流側のCPU20−11〜20−14ほど効率良く冷却される。
次に、X1−X2方向の配列についてみる。上流側の2つのヒートシンク30−11、30−12は、中心線145の近くに近接して配置してある。中流のヒートシンク30−13、30−14は、夫々ヒートシンク30−11、30−12に対して外側に寸法g1オフセットして配置してある。次の中流のヒートシンク30−15、30−16は、夫々ヒートシンク30−13、30−14に対して外側に寸法g2オフセットして配置してある。下流側の2つのヒートシンク30−17、30−18は、ヒートシンク30−15、30−16に対して外側に寸法g3オフセットして配置してある。
このため、前記の両側の流路85,86を流れる新鮮空気が各ヒートシンク30−13〜30−18の一部に直接に当り、CPU20−13〜20−18の冷却が促進される。
また、上記のオフセット寸法g1、g2、g3は、g1<g2<g3の関係にある。即ち、オフセット寸法は、下流側にいく程、大きくなっている。寸法g2は寸法g1の約二倍であり、寸法g3は寸法g2の約二倍である。
よって、流路85,86を流れる新鮮空気が各ヒートシンク30−13〜30−18に直接に当たる量は、下流側にいく程多くなる。このため、従来に比較して、下流側のCPUほど効率良く冷却される。特に、下流側のヒートシンク30−17、30−18は流路85,86の出口に略対向する状態となり、下流側のヒートシンク30−17、30−18に対しては、流路85,86を流れる新鮮空気の殆どが直接に当って、新鮮空気が符号150で示すようにヒートシンク30−17、30−18を通過する。よって、下流側のCPU20−17、20−18は特に冷却が促進される。
また、図17及び図18Dに示すように、カバー部材13Eの天板部13Eaには、下流側のヒートシンク30−17、30−18の間に入り込んでいる絞り部13Ea1が形成してある。よって、空気が下流側のヒートシンク30−17、30−18の間の部分を通りにくくなっている。その分、ヒートシンク30−17、30−18を通過する空気の量が多くなっており、下流側のCPU20−17、20−18は更に冷却が促進される。
(第7実施例)
図19及び図20は、本発明の第7実施例になる電子機器ユニット10Fを示す。図20は、図19中の天板部材を取り外した状態で示す。
電子機器ユニット10Fは、上記の本発明の第6実施例になる電子機器ユニット10Eをベースに設計してなる実際の製品である。
図19及び図20中、図17に示す構成部分と対応するし部分には、同じ符号を付す。上流側の2つのヒートシンク30−11、30−12は、中心線145の近くに近接して配置してあり、下流側の2つのヒートシンク30−17、30−18は、ヒートシンク30−11、30−12に対してX1−X2方向上最大限にオフセットして配置してある。160はモジュールであり、上流側のヒートシンク30−11、30−12の外側の位置に配してある。161はメモリーカードであり、ヒートシンク30−11、30−12の直ぐ下流側の位置に配してある。162は制御素子冷却用ヒートシンクであり、メモリーカード161のX1−X2方向上両側の位置に配してある。163はシステム制御素子冷却用ヒートシンクであり、制御素子冷却用ヒートシンク160の直ぐ下流側の位置に配してある。システム制御素子冷却用ヒートシンク163は、制御素子冷却用ヒートシンク160より、背が高い。164は受動部品である。
図17中のカバー部材13Eは、両側の側壁仕切り板171、172と、両側の側壁仕切り板171、172の間にX1−X2方向に延在している機構部品173,174と、両側の側壁仕切り板171、172の間を覆っている天板部材175と、この天板部材175の裏面に固定してあり、前記の絞り部13Ea1に対応する絞り板部材176とよりなる構成である。
上流側のヒートシンク30−11、30−12の外側に入った空気は、Y1方向に流れて、下流側のヒートシンク30−17、30−18に当り、ヒートシンク30−17、30−18の熱を効率的に奪い、よって、下側のCPUの強制空冷は促進される。
(第8実施例)
図21及び図22は、本発明の第8実施例になる電子機器ユニット10Gを、トンネルを形成するカバー部材を省略して示す。図22は、図21中、XXII−XXII線に沿う断面図である。
電子機器ユニット10Gの内部を流れる空気の流れの方向はY1方向である。
電子機器ユニット10Gは、以下の構造を有する。回路基板180のうちY2方向端側(空気の流れの上流側)に4つのCPUモジュール181−1〜181−4が搭載され、回路基板180のうちY1方向端側(空気の流れの下流側)に4つのCPUモジュール181−5〜181−8が搭載され、回路基板180の中央の部分にメモリーカードモジュール182が複数個実装してある。
各CPUモジュール181−1〜181−8は、垂直の回路基板190の側面にCPU191が実装してあり、このCPU191上にヒートシンク192が搭載してあり、コ字状のカバー部材193がヒートシンク192を覆うように設けてある構成である。
各CPUモジュール181−1〜181−8は、回路基板190を垂直の姿勢とし、回路基板190の下端側のコネクタを回路基板180上のコネクタと接続させて、回路基板180上にX1−X2方向に並んで実装してある。カバー部材193は回路基板180より離れている。よって、CPUモジュール181−1〜181−4と回路基板180との間には、高さ寸法がjである空間部200が形成されている。CPUモジュール181−5〜181−8と回路基板180との間には、同じく高さ寸法がjである空間201が形成されている。
上流側の空間部200は、空きのままとしてあり、新鮮空気の流路205として機能する。下流側の空間部201を利用して、回路基板180上には、制御素子210がヒートシンク211と共に実装してある。
電子機器ユニット10Gは、下流側の空気流路断面空隙率が上流側の空気流路断面空隙率より小さく、且つ、上流側に新鮮空気の流路205を有する構成である。
CPUモジュール181−1〜181−8は電子機器ユニット10G内をY2側からY1方向に流れる空気流によって、以下のように強制空冷される。上流側のCPUモジュール181−1〜181−4は、新鮮空気によって強制空冷される。下流側のCPUモジュール181−5〜181−8には、上流側のCPUモジュール181−1〜181−4を通過して温度が上昇した空気に加えて、上記の空間200を温度の上昇を伴わずに通過した新鮮空気によって強制空冷される。よって、下流側のCPUモジュール181−5〜181−8の強制空冷は促進される。
ここで、空気の流れに直交するトンネルの断面において、トンネルの断面積に対する該トンネルの断面積から空気の流れをさえぎる部材が占める面積を差し引いた空隙の面積の比を考えてみる。本発明は、電子機器ユニットを空気の上流部から下流部に亘って、上流部、中流部、下流部に分け、各部における上記比の平均値が、上流部>中流部>下流部となるようになっているものであればよい。電子機器ユニットの空気の流れ方向上の途中の一部に、上記比が増加する部分があるような実施形態の電子機器ユニットも、本発明に包含されるものである。
【図面の簡単な説明】
図1は従来の電子機器ユニットをそのカバー部材を一部切截して示す斜視図である。
図2A、図2B、図2Cは、図1の電子機器ユニットの正面図、側面図、空気の送り込み側から見た図である。
図3Aは、図2A中、IIIA−IIIA線に沿う断面の空気流路断面空隙率を説明するための図であり、図3Bは、図2A中、IIIB−IIIB線に沿う断面の空気流路断面空隙率を説明するための図である。
図4は、図1に示す電子機器ユニットの強制空冷の特性を示す図である。
図5は本発明の第1実施例の電子機器ユニットをそのカバー部材を一部切截して示す斜視図である。
図6A、図6B、図6Cは、図5の電子機器ユニットの正面図、側面図、空気の送り込み側から見た図である。
図7Aは図6A中VIIA−VIIA線に沿う断面の空気流路断面空隙率を説明するための図であり、図7Bは、図6A中、VIIB−VIIB線に沿う断面の空気流路断面空隙率を説明するための図である。
図8は、図5に示す電子機器ユニットの強制空冷の特性を示す図である。
図9は本発明の第2実施例の電子機器ユニットをそのカバー部材を一部切截して示す斜視図である。
図10A、図10B、図10Cは、図9の電子機器ユニットの正面図、側面図、空気の送り込み側から見た図である。
図11は本発明の第3実施例の電子機器ユニットをそのカバー部材を一部切截して示す斜視図である。
図12A、図12B、図12Cは、図10の電子機器ユニットの正面図、側面図、空気の送り込み側から見た図である。
図13は本発明の第3実施例の電子機器ユニットをそのカバー部材を一部切截して示す斜視図である。
図14A、図14B、図14Cは、図13の電子機器ユニットの正面図、側面図、空気の送り込み側から見た図である。
図15は本発明の第3実施例の電子機器ユニットをそのカバー部材を一部切截して示す斜視図である。
図16は、図15の電子機器ユニットの側面図である。
図17は本発明の第3実施例の電子機器ユニットをそのカバー部材を一部切截して示す斜視図である。
図18A、図18B、図18C、図18Dは、図13の電子機器ユニットの正面図、側面図、空気の送り込み側から見た図、図18A中、D−D線に沿う断面図である。
図19は本発明の第7実施例の電子機器ユニットを天板部材の一部を切截して示す斜視図である。
図20は図19に示す電子機器ユニットを天板部材を取り外した状態で示す斜視図である。
図21は本発明の第8実施例の電子機器ユニットをカバー部材を取り外した状態で示す斜視図である。
図22は、図21中、XXII−XXII線に沿う断面図である。

Claims (15)

  1. 部品が実装される回路基板と、
    ヒートシンクが搭載された状態で、該回路基板上に分散して実装してある複数の発熱する半導体部品と、
    上記ヒートシンクを覆うように設けてあり、上記回路基板上に冷媒が流れるトンネルを形成するカバー部材とを備え、
    該トンネルを通り抜けるように強制的に冷媒を流すことにより、上記ヒートシンクを介して、上記半導体部品を冷却する電子機器ユニットにおいて、
    前記カバー部材は、その天板部が平らであって前記回路基板と平行である構成であり、
    冷媒の流れに直交するトンネルの断面において、トンネルの断面積に対する該トンネルの断面積から空気の流れをさえぎる部材が占める面積を差し引いた空隙の面積の比が、冷媒の流れの下流側が冷媒の流れの上流側に比べて小さいように、半導体部品を配置した構成とした電子機器ユニット。
  2. 請求項1記載の電子機器ユニットにおいて、
    前記空気の流れをさえぎる部材は、上記のヒートシンクよりなる構成とした電子機器ユニット。
  3. 請求項1記載の電子機器ユニットにおいて、
    上記電子機器ユニットを冷媒の上流部から下流部に亘って、上流部、中流部、下流部に分けたときに、その各部での上記比の平均値が、上流部>中流部>下流部となるようにした電子機器ユニット。
  4. 請求項1記載の電子機器ユニットにおいて、
    上記半導体部品は、冷媒の流れの上流側については、半導体部品が配置されている半導体部品配置領域の外側に、半導体部品が冷媒の流れの方向上存在しない部分であって、ヒートシンクに接触せずに冷媒が流れる新鮮冷媒供給流路を形成するように配置してある構成とした電子機器ユニット。
  5. 請求項4記載の電子機器ユニットにおいて、
    新鮮冷媒供給流路に沿って、新鮮冷媒供給流路と半導体部品が配置してある領域部分とを仕切る仕切り板を設けた構成とした電子機器ユニット。
  6. 請求項1記載の電子機器ユニットにおいて、
    上記半導体部品は、冷媒の流れの下流側に配置された半導体部品とこの半導体部品に対して直ぐの上流側に配置された半導体部品との間に、上流側の空間部より広い空間部が形成されるように配置してある構成とした電子機器ユニット。
  7. 請求項1記載の電子機器ユニットにおいて、
    上記半導体部品は、冷媒の流れの上流側については、ヒートシンクに接触せずに冷媒が流れる新鮮冷媒供給流路を形成するように配置してあり、且つ、冷媒の流れの下流側に配置された半導体部品とこの半導体部品に対して直ぐの上流側に配置された半導体部品との間に、空間部が形成されるように配置してあり、
    更に、上記新鮮冷媒供給流路を通ってきた新鮮冷媒を上記空間部に案内するガイド部材を有する構成とした電子機器ユニット。
  8. 請求項1記載の電子機器ユニットにおいて、
    上記カバー部材は、下流側に配置された半導体部品を覆う部分に、トンネルの面積を狭くするような絞り部分を有する構成とした電子機器ユニット。
  9. 請求項1記載の電子機器ユニットにおいて、
    上記半導体部品は、冷媒の流れの上流側については、半導体部品が配置されている半導体部品配置領域の外側に、ヒートシンクに接触せずに冷媒が流れる新鮮冷媒供給流路を形成するように配置してあり、
    且つ、冷媒の流れの下流側に配置された半導体部品とこの半導体部品に対して直ぐの上流側に配置された半導体部品との間に、空間部が形成されるように配置してあり、
    且つ、カバー部材とヒートシンクとの間の狭い空間に、上記半導体部品配置領域の上流側及び冷媒の流れに沿う両側を覆うU字形状の仕切り部材を設けた構成とした電子機器ユニット。
  10. 請求項9記載の電子機器ユニットにおいて、
    空間部に、下流側の半導体部品の上のヒートシンクの頂上部の高さに、天板を設けた構成とした電子機器ユニット。
  11. 請求項4記載の電子機器ユニットにおいて、
    新鮮冷媒供給流路内に、モータファンを設けた構成とした電子機器ユニット。
  12. 請求項1記載の電子機器ユニットにおいて、
    上記カバー部材は、前記天板部のうち、流側の半導体部品のヒートシンクに対向する場所を、ヒートシンクから離れる方向に後退させた後退部分を有する構成とした電子機器ユニット。
  13. 請求項1記載の電子機器ユニットにおいて、
    上記半導体部品は、冷媒の流れの方向に3つ以上設けてあり、下流側にいく程、半導体部品の上流側に形成されている空間部が広くなるように配置してある構成とした電子機器ユニット。
  14. 請求項1記載の電子機器ユニットにおいて、
    下流側の半導体部品のヒートシンクが、上流側の半導体部品のヒートシンクに対して、空気流の方向に直交する方向にオフセットしてある構成とした電子機器ユニット。
  15. 部品が実装される回路基板と、
    ヒートシンクが搭載された状態で発熱する半導体部品が基板に実装してある構造を有し、該基板が上記回路基板の上面に対して垂直である姿勢で該回路基板上に実装してあり、実装された状態で該ヒートシンクと該回路基板の上面との間に空間部が形成される複数の半導体部品モジュールと、
    上記半導体部品モジュールを覆うように設けてあり、上記回路基板上に冷媒が流れるトンネルを形成する、その天板部が平らであって前記回路基板と平行であるカバー部材と、
    上記実装してある半導体部品モジュールによって形成された上記空間部のうち、冷媒の流れの下流側の空間部を占めるように、上記回路基板の上面に実装してある電子部品とを備え、
    上記実装してある半導体部品モジュールによって形成された上記空間部のうち、冷媒の流れの上流側の空間部は、空の状態となっている構成とした電子機器ユニット。
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