JP4670828B2 - 電子機器 - Google Patents

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本発明はスイッチング素子などの発熱素子の放熱を効果的に行うようにした誘導加熱装置などの電子機器に関するものである。
従来、この種の電子機器、例えば誘導加熱装置において、スイッチング素子などの発熱素子は、回路基板上に、インバータ回路部品の一部として構成され、ヒートシンクおよび冷却ファンを用いて放熱を行っている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−272817号公報
しかしながら、前記従来の構成では、高出力化による発熱素子の発熱量増加に対しては、冷却ファンの風量を増加させ、ヒートシンクを大型化する必要がある。その結果、冷却
ファンの大型化によるコストアップや、風量増加により騒音が大きくなる。また、ヒートシンクの大型化となれば、回路基板に占める投影面積の増加、回路基板を含めた制御回路自体の大型化につながるという課題を有している。また、冷却風を1点に集中して当てることが難しく、風が発散して冷却効率が上がらないという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、冷却ファンやヒートシンクを大型化することなく、発熱素子の放熱を効果的に行うようにした誘導加熱装置などの電子機器を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の電子機器は、回路基板と、前記回路基板に取り付けた発熱素子と、前記発熱素子の発熱を放熱するためのヒートシンクと、前記ヒートシンクの放熱を促す冷却風を発生させる冷却ファンと、前記回路基板の部品挿入用のスルーホールに差し込み半田づけされる端子を有し制御回路が形成されたハイブリッドICと、を備え、前記ハイブリッドICは、前記回路基板上に設けられ前記冷却風をヒートシンクに案内するようにヒートシンクとそれ以外の領域との間に配置されたものである。
これによって、ハイブリッドICにより冷却風を発熱領域に案内することで、冷却ファンやヒートシンクを大型化することなく、発熱素子の放熱を効果的に行うことができるものである。
本発明の電子機器は、冷却ファンやヒートシンクを大型化することなく、発熱素子の放熱を効果的に行うことができる。
第1の発明は、回路基板と、前記回路基板に取り付けた発熱素子と、前記発熱素子の発熱を放熱するためのヒートシンクと、前記ヒートシンクの放熱を促す冷却風を発生させる冷却ファンと、前記回路基板の部品挿入用のスルーホールに差し込み半田づけされる端子を有し制御回路が形成されたハイブリッドICと、を備え、前記ハイブリッドICは、前記回路基板上には冷却風をヒートシンクに案内するようにヒートシンクとそれ以外の領域との間に配置された電子機器とするものである。これによって、ハイブリッドICにより冷却風を発熱領域に案内することで、冷却ファンやヒートシンクを大型化することなく、発熱素子の放熱を効果的に行うことができる。
また、制御回路を形成しハイブリッドICとしたことにより、回路基板全体の小型化および部品点数の削減が可能となるものである。
また、ハイブリッドICに端子を設け、この端子を回路基板の部品挿入用のスルーホールに差し込み半田づけしたことにより、ハイブリッドICは他の部品とともに回路基板上に実装できるものであり、容易に組立てが可能である。
以下本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1、図2は、本発明の実施の形態1における電子機器として誘導加熱装置の回路基板構成を例示している。
図1に示すように、本実施の形態における電子機器は、樹脂製の基板ケース5に固定し
ている回路基板4と、回路基板4に取り付けた、誘導加熱のためのインバータに用いられるスイッチング素子である発熱素子1と、発熱素子1の発熱を放熱するため表面積を大きな形状(フィン形状)として回路基板4上に構成されているヒートシンク2と、ヒートシンク2の放熱を促す冷却風を発生させる冷却ファン3とを備えている。発熱素子1はヒートシンク2と、図2に示すように熱的に接触して取り付けており、発熱素子1の発熱はヒートシンク2を介して放熱されるものである。
そして、前記回路基板4上には、冷却ファン3による冷却風をヒートシンク2に案内するようにヒートシンク2とそれ以外の領域とを仕切る絶縁素材からなる仕切り板6を設けたものである。仕切り板6の回路基板4上への取り付けは、冷却ファン3による冷却風の方向と同一方向になるように取り付けている。
ここで、電子機器にて加熱を行うと、発熱素子1は高周波数(例えば、25kHz)でオン/オフのスイッチングがなされ、数十アンペアの電流が流れる。それにより発熱素子1には数十ワットの損失が発生する。一般にスイッチング素子である発熱素子1は半導体でジャンクション温度が150℃を超えると破壊してしまうので、発熱素子1をヒートシンク2に熱的に取り付け、冷却ファン3により作られる冷却風をヒートシンク2に当てることで冷却している。さらに、ヒートシンク2に冷却風を効率よく当てるために、ヒートシンク2とそれ以外の領域とを仕切る仕切り板6を設けて、冷却風の通り道を限定し、より多くの冷却風が効率良くヒートシンク2に当たるように構成している。また、仕切り板6は、ヒートシンク2以外の領域に形成される部品に対して、冷却風がもたらす水蒸気や油煙などの影響から守る役割を果たし、安定した品質を保つことができる。
このように、本実施の形態では、仕切り板6により冷却風を発熱領域に案内することで、冷却ファン3やヒートシンク2を大型化することなく、発熱素子1の放熱を効果的に行うことができる。
(実施の形態2)
図3は、本発明の実施の形態2における電子機器として誘導加熱装置の回路基板構成を例示している。実施の形態1と同一要素については同一符号を付してその説明を省略する。
図に示すように、本実施の形態における電子機器は、仕切り板6上にインバータ部の制御を行う制御回路8を形成しハイブリッドIC7としたものである。
この構成により、回路基板4全体の小型化および部品点数の削減が可能となり、発熱素子1の放熱を効果的に行うことに加えて、実装コストを下げる効果も有する。
(実施の形態3)
図4は、本発明の実施の形態3における電子機器として誘導加熱装置の回路基板構成を例示している。実施の形態1と同一要素については同一符号を付してその説明を省略する。
図に示すように、本実施の形態における電子機器は、仕切り板6に端子9を設け、この端子9を回路基板4の部品挿入用のスルーホールに差し込み半田づけしたものである。
この構成により、仕切り板6は発熱素子1などの他の部品とともに回路基板4上に実装できるものであり、発熱素子1の放熱を効果的に行うことに加えて、容易に組立てが可能である。
(実施の形態4)
図5は、本発明の実施の形態4における電子機器として誘導加熱装置の回路基板構成を例示している。実施の形態1と同一要素については同一符号を付してその説明を省略する。
図に示すように、本実施の形態における電子機器は、仕切り板6とヒートシンク2の間に冷却風の流れを整えるための整流板10を設けたものである。具体的には、回路基板4に対して垂直な仕切り板6に、所定幅の整流板10を水平方向に一定間隔をあけて複数取り付けているものである。
この構成により、冷却ファン3による冷却風が乱れることを低減し、整流された冷却風をヒートシンク2に供給することができ、発熱素子1の放熱を効果的に行うことができる。
なお、上記各実施の形態1〜4では電子機器として誘導加熱装置を例示して説明したが、誘導加熱装置に限らず、発熱素子、ヒートシンクおよび冷却ファンを備えた電子機器であればいずれの機器にも何ら問題なく適用できるものである。
以上のように、本発明にかかる電子機器は、冷却ファンやヒートシンクを大型化することなく、発熱素子の放熱を効果的に行うことができるので、誘導加熱装置をはじめ、電子機器全般に適用できる。
本発明の実施の形態1における電子機器の回路基板構成を示す平面図 同電子機器の回路基板構成を示す断面図 本発明の実施の形態2における電子機器の回路基板構成を示す断面図 本発明の実施の形態3における電子機器の回路基板構成を示す断面図 本発明の実施の形態4における電子機器の回路基板構成を示す断面図
1 発熱素子
2 ヒートシンク
3 冷却ファン
4 回路基板
5 基板ケース
6 仕切り板
7 ハイブリッドIC
8 制御回路
9 端子
10 整流板

Claims (1)

  1. 回路基板と、前記回路基板に取り付けた発熱素子と、前記発熱素子の発熱を放熱するためのヒートシンクと、前記ヒートシンクの放熱を促す冷却風を発生させる冷却ファンと、前記回路基板の部品挿入用のスルーホールに差し込み半田づけされる端子を有し制御回路形成されたハイブリッドICとを備え、前記ハイブリッドICは、前記回路基板上に設けられ前記冷却風を前記ヒートシンクに案内するように前記ヒートシンクとそれ以外の領域との間に配置された電子機器。
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