JPH08125366A - 電子部品用冷却装置 - Google Patents

電子部品用冷却装置

Info

Publication number
JPH08125366A
JPH08125366A JP25682994A JP25682994A JPH08125366A JP H08125366 A JPH08125366 A JP H08125366A JP 25682994 A JP25682994 A JP 25682994A JP 25682994 A JP25682994 A JP 25682994A JP H08125366 A JPH08125366 A JP H08125366A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cooling
flow path
flow passage
cooling device
introduction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP25682994A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyuki Nagase
敏之 長瀬
Ichiro Yamashita
一郎 山下
Takaharu Shirata
敬治 白田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Materials Corp filed Critical Mitsubishi Materials Corp
Priority to JP25682994A priority Critical patent/JPH08125366A/ja
Priority to TW084101455A priority patent/TW398062B/zh
Priority to DE19506373A priority patent/DE19506373A1/de
Priority to KR1019950003653A priority patent/KR950035558A/ko
Publication of JPH08125366A publication Critical patent/JPH08125366A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】より容積の小さい電子部品用冷却装置を提供す
る。 【構成】小型ファン17a〜17eにより外気を吸引
し、冷却気流の流路18a〜18e内に冷却気流を発生
させる。そして発生された冷却気流は、導入流路部15
の傾斜部16で流路の断面積が小さくなっているので、
その速度が速くなる。その加速された冷却気流が冷却流
路部11内の各冷却流路18a〜18eを通過し、壁面
より熱を吸収し排出される。冷却気流を発生したあとで
流路を絞り込むことにより、冷却効率を維持した状態
で、冷却流路部11の部分の高さを低くし、電子部品用
冷却装置10の容積を小さくすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子部品、特に半導体
チップを冷却する冷却装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータや周辺機器などの各種情報
機器、および、測定装置や制御装置などの各種電子機器
などにおいては、より小型でより高速な機器が要望され
ている。そして、近年の半導体技術の急速な進歩によ
り、その集積度および動作速度は飛躍的に向上し、前記
各種情報機器および電子機器の小型化・高速化が著しく
進んでいる。このように、機器が高速化・小型化したこ
と、すなわち、半導体の集積度が向上し動作速度が速く
なったことは、一方で、半導体チップの消費電力を増大
させ発熱量を増大させるという問題を生じている。特
に、CPUなどに使用されるプロセッサチップにおいて
は、消費電力が10W以上、発熱が100°C以上に達
する半導体チップも存在する。
【0003】このような半導体チップを冷却するために
は、図10に示すように、半導体チップ900の背面
に、放熱フィン910を設け、さらにその上にファン9
20を設け、このファン920により冷却気流を発生さ
せ、強制的に半導体チップを冷却させる方法がとられて
いる。
【0004】また、本願出願人に係わる特願平6−26
425号の電子部品用冷却装置においては、放熱フィン
に設けられた冷却気体の流路内に小型モータで駆動され
るファンを設置し、そのファンにより流路内に直接的に
冷却気流を発生させ半導体チップを冷却している。さら
に、同じく本願出願人に係わる特願平6−55986号
の電子部品用冷却装置においては、前記小型ファンを内
部に有する冷却気体の流路と直交する方向に、冷却気体
を通過させる第2の冷却気体の流路を設け、その第2の
冷却気体の流路の方向が筐体内の冷却気体の流れる方向
になるようにその冷却装置を設置し、一層冷却効率が上
がるようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述した放熱
フィンの上にさらにファンを設置する方法は、半導体チ
ップの実装高さが高くなり、容積が増加するという問題
があった。また、冷却気体の流路に小型ファンを設置す
る本願出願人に係わる電子部品用冷却装置においても、
一層容積を小さくしたいという要望があった。特に、パ
ソコンやワークステーションなどにおいては、装置を小
型化するために、高密度に半導体チップなどを実装した
基板を密着させて筐体内に収納しているため、筐体内を
循環させる冷却気体の流路さえ十分確保できない場合が
あり得る。そのため、少しでも部品の容積は小さい方が
望ましく、半導体チップを冷却する冷却装置において
も、冷却効率を維持したままで少しでも容積の小さい冷
却装置が要望されていた。
【0006】したがって、本発明の目的は、より容積の
小さい電子部品用冷却装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願発明者は、電子部品
冷却装置の冷却気体の流路の高さや幅を少しでも小さく
して、冷却装置を小型化するようにした。そして、小型
化しても必要な冷却効率が得られるような構造にし、冷
却装置として使用できるようにした。
【0008】したがって、本発明の電子部品用冷却装置
は、電子部品の放熱面に隣接して設けられる電子部品用
冷却装置であって、前記放熱面の一辺に開口を有し、冷
却気体を通過させるのに必要な最低限度程度の断面積を
有する冷却流路と、前記放熱面の他の一辺に前記冷却流
路より大きい断面積の開口を有し、徐々に断面積を小さ
くして前記冷却流路に連続的に接続される導入流路と、
前記導入流路の前記開口付近に設けられ、該導入流路の
開口から前記冷却流路の開口に向けて冷却気体を通過さ
せる小型ファンとを有する。
【0009】特定的には、本発明の電子部品用冷却装置
は、前記導入流路を形成する前記放熱面に対向する壁面
の一部または全部を、前記導入流路の開口より離れるに
したがって徐々に該放熱面の方向に近づくように傾斜さ
せることにより、前記導入流路の断面積を徐々に小さく
して前記導入流路を前記冷却流路に連続的に接続させ
る。
【0010】特定的には、本発明の電子部品用冷却装置
は、前記導入流路を形成する前記放熱面に垂直的な2壁
面の間隔が前記導入流路の開口より離れるにしたがって
徐々に狭まるように、該放熱面に垂直的な2壁面の一部
または全部を傾斜させることにより、前記導入流路の断
面積を徐々に小さくして前記導入流路を前記冷却流路に
連続的に接続させる。
【0011】好適には、前記壁面の傾斜は、冷却気体を
通過させる方向に対して30°〜60°の角度の傾斜で
ある。
【0012】また特定的には、本発明の電子部品用冷却
装置は、前記導入流路の傾斜された壁面の流路面とは逆
側の外面と、前記傾斜された壁面に連続する前記冷却流
路を形成する壁面の流路に接する面とは逆側の外面と
に、放熱部材が設けられている。
【0013】また特定的には、前記冷却流路は、複数の
冷却気体の流路より構成され、前記導入流路は、その一
部または全部において前記導入流路の開口より冷却流路
との接続部の向きに徐々に断面積を小さくし、前記冷却
流路の複数の流路と個々に連続して接続される複数の冷
却気体の流路より構成され、前記小型ファンは、前記導
入流路を構成する複数の冷却気体の流路各々について、
その開口付近に設けられている。
【0014】また特定的には、前記冷却流路は、複数の
冷却気体の流路より構成され、前記導入流路は、その一
部または全部において前記導入流路の開口より冷却流路
との接続部の向きに徐々に断面積を小さくし、前記冷却
流路の複数の流路に一括的に冷却気体を通過させる1以
上の冷却気体の流路より構成され、前記小型ファンは、
前記導入流路を構成する1以上の冷却気体の流路各々に
ついて、その開口付近に1以上設けられている。
【0015】好適には、前記冷却流路を構成する少なく
とも前記放熱面に垂直的な壁面は、任意の形状の凹部お
よび凸部有する構造である。
【0016】また特定的には、前記冷却流路を構成する
少なくとも前記放熱面に垂直的な壁面は、コルゲートル
ーバーフィン構造である。
【0017】
【作用】本発明の電子部品用冷却装置によれば、所定の
断面積の開口を有し、小型ファンが設けられた部分によ
り外気を吸引し冷却気流を生じさせるため、通常の電子
部品用冷却装置と同様の冷却気流を生じさせることがで
きる。そして、その冷却気流は、徐々にその断面積が狭
くなる流路を通過することにより流速が速められて、冷
却流路内を通過するため、流路の壁面からの単位面積あ
たりからの熱の伝達率が向上し、放熱効率が向上する。
そのため、冷却流路の高さを低くし冷却気流に接する放
熱面積が下がったとしても、以前と同様の冷却が行え
る。そして、その冷却流路の断面積を小さくしたことに
より、冷却装置の容積を小さくすることができる。
【0018】
【実施例】第1実施例 本発明の第1実施例の電子部品用冷却装置を図1および
図2を参照して説明する。図1は、第1実施例の電子部
品用冷却装置の構造を示す図であって、(A)は、導入
流路側から見た斜視図、(B)は冷却流路側から見た斜
視図である。図2は、図1に示した電子部品用冷却装置
の実装状態を示す図である。
【0019】電子部品用冷却装置10は、冷却流路部1
1と導入流路部15より構成される。冷却流路部11は
4つの壁面12a〜12dにより、また、導入流路部1
5は4つの壁面13a〜13dにより、各々5つの流路
に分割されている。それら冷却流路部11および導入流
路部15の各流路は各々1対1に接続されており、5つ
の冷却気体の流路18a〜18eを形成している。ま
た、それら各流路18a〜18eは導入流路部15の冷
却流路部11との接続部にあたる傾斜部16で、徐々に
流路の高さを変化させて、異なる高さの流路を連続的に
接続している。なお、この傾斜部16の傾斜角度は45
°である。また、5つの流路18a〜18eの導入流路
部15側の開口部付近には、小型ファン17a〜17e
が設けられている。
【0020】このような電子部品用冷却装置10を、図
2に示すように、半導体チップ900の背面上に重合わ
せることにより、半導体チップの冷却機構が形成され
る。この状態で小型ファン17a〜17eが外気を吸引
する方向に回転することにより、前記各流路内に冷却気
流を発生させる。そして発生された冷却気流は、傾斜部
16で流路の断面積が小さくなることにより、その速度
を増して、各々冷却流路部11内の冷却流路を通過し、
壁面より熱を吸収し排出される。
【0021】このような電子部品用冷却装置10におい
ては、冷却気流を発生した後で流路を絞り込むことによ
り、冷却効率を維持した状態で、冷却流路部11の部分
の高さを低くし、冷却装置の容積を小さくすることがで
きる。
【0022】第2実施例 本発明の第2実施例の電子部品用冷却装置を図3を参照
して説明する。図3は、第2実施例の電子部品用冷却装
置の構造を示す図であって、(A)は導入流路側から見
た斜視図、(B)は冷却流路側から見た斜視図、(C)
はV−V’における水平断面図である。
【0023】電子部品用冷却装置20も、冷却流路部2
1と導入流路部25より構成され、冷却流路部21は5
つの壁面22a〜22eにより6つの流路に分割されて
いる。そして、電子部品用冷却装置20においては、導
入流路部25の流路の分割は、冷却流路部21から連続
した1つの壁面22cにより、全体を2つの流路28
g,28hに分割しているのみである。また、この導入
流路部15の開口部付近には、壁面22cを境に2つの
小型ファン27a,27bが設けられている。
【0024】このような構成においても、2つの小型フ
ァン27a,27bが外気を吸引する方向に回転するこ
とにより、導入流路28g,28h内に冷却気流が発生
する。発生された冷却気流は、傾斜部26で流路の断面
積が小さくなることにより、その速度を増す。その加速
された冷却気流は、冷却流路部21の各々3つの流路2
8a〜28c,28d〜28fを通過し、壁面より熱を
吸収し排出される。
【0025】このような電子部品用冷却装置20におい
ては、第1実施例の電子部品用冷却装置10と同様に容
積を小さくすることができ、さらに、導入流路部25の
構造を簡単にし、また、小型ファンの数を減らすことが
できる。尚、導入流路部25を2つの流路に分けた壁面
22cの導入路側の部分29は必ずしも必要としない。
この部分29を廃して、導入流路部25を1つの流路に
2つの小型ファン27a,27bを設けた構成とし、こ
の2つの小型ファン27a,27bにより発生された冷
却気流を冷却流路部21の6つの流路28a〜28fに
分割して通過させるようにしてもよい。
【0026】第3実施例 本発明の第3実施例の電子部品用冷却装置を図4および
図5を参照して説明する。図4は、第3実施例の電子部
品用冷却装置の構造を示す図であって、(A)は導入流
路側から見た斜視図、(B)は冷却流路側から見た斜視
図である。図5は,電子部品用冷却装置30の実装状態
を示す図であって、(C)は斜視図、(D)は上面図で
ある。
【0027】電子部品用冷却装置30は、第1実施例の
電子部品用冷却装置10と同様に、冷却流路部31と導
入流路部35より構成され、各々が5つの流路に分割さ
れ、5つの流路38a〜38eが形成されている。ま
た、各流路は小型ファン37を有する。そして、第3実
施例の電子部品用冷却装置30においては、導入流路部
35の横幅を徐々に狭くすることにより、冷却気体の流
路の断面積を徐々に小さくし、冷却流路部31と接続さ
せている。すなわち、導入流路部35においては、所定
の位置より、流路を形成する横方向の壁面が各々中心方
向に傾斜して傾斜部36a,36bを形成し、冷却流路
の全体の幅を徐々に狭くして行き、冷却流路部31と連
続的に接続している。導入流路部35内を5つの流路に
分割する垂直な壁面も、傾斜部36a,36bと同様に
中央部に傾斜し、各流路は各々幅を狭くしながら冷却流
路部31の各流路に連続的に接続される。
【0028】このような電子部品用冷却装置30におい
ても、図5(C)に示すように、半導体チップ900の
背面上に重合わせることにより、半導体チップの冷却機
構が形成される。小型ファン37が外気を吸引する方向
に回転することにより、各流路内に冷却気流を発生させ
る。そして発生された冷却気流は、傾斜部36で流路の
断面積が小さくなることにより、その速度を増して、各
々冷却流路部31内の冷却流路を通過し、壁面より熱を
吸収し排出される。
【0029】電子部品用冷却装置30においても、冷却
流路部31の両側の空間に相当する容積を小さくするこ
とができ、たとえば実装基板内に少しでも、冷却気体の
流路などになる空間を確保したい場合には十分有効であ
る。また、特に図5(D)に示すように、発熱部901
が半導体チップ900の中央付近に存在するような半導
体チップを冷却するのに好適である。
【0030】第4実施例 本発明の第4実施例の電子部品用冷却装置を図6を参照
して説明する。図6は,第4実施例の電子部品用冷却装
置の構造を示す図であって、(A)は導入流路側から見
た斜視図、(B)は冷却流路側から見た斜視図である。
第4実施例の電子部品用冷却装置40は、第3実施例の
電子部品用冷却装置30と同様に横幅を徐々に狭くした
構成の冷却装置であるが、冷却流路部41、導入流路部
45ともに流路の分割をおこなわず、全体で1つの流路
48を形成した例である。そして導入流路部45の開口
部には2つの小形ファン47a,47bを有する。この
電子部品用冷却装置40は、非常に簡単な構成である
が、第1実施例〜第3実施例同様に、所定の冷却効率を
維持したまま、容積を削減できる。半導体チップの発熱
量などに応じては、このような構成の冷却装置でもよ
い。
【0031】第5実施例 本発明の第5実施例の電子部品用冷却装置を図7を参照
して説明する。図7は、第5実施例の電子部品用冷却装
置の構造を示す図であって、(A)は導入流路側から見
た斜視図、(B)は冷却流路側から見た斜視図である。
第5実施例の電子部品用冷却装置50は、第2実施例の
電子部品用冷却装置20に、さらに放熱フィンを設けた
構成である。すなわち、導入流路部55の傾斜部56と
冷却流路部51の上面部に放熱フィン59が図示のごと
く設けられている。
【0032】この電子部品用冷却装置50は、通常の冷
却装置と冷却効率がほぼ等しい第2実施例の電子部品用
冷却装置20にさらに放熱フィンを設けた構成なので、
容積は通常の冷却装置と同じであるが、冷却効率のよい
冷却装置を実現することができる。本発明の電子部品用
冷却装置をこのような構成で実施してもよい。
【0033】第6実施例 本発明の第6実施例の電子部品用冷却装置を図8を参照
して説明する。図8は、第6実施例の電子部品用冷却装
置の構造を示す図であって、(A)は導入流路側から見
た斜視図、(B)は冷却流路側から見た斜視図である。
第6実施例の電子部品用冷却装置は、横幅を徐々に狭く
することにより流路の断面積を小さくした構成の第4実
施例の冷却装置に対してさらに放熱フィンを設けた例を
示すものである。電子部品用冷却装置60は、導入流路
部65の傾斜部66と冷却流路部61の側面に、放熱フ
ィン69a,69bが図示のごとく設けられている。こ
の電子部品用冷却装置60においても、第5実施例同
様、通常の冷却装置と同じ容積で、冷却効率のよい冷却
装置を実現することができる。
【0034】なお、本発明は第1実施例〜第6実施例に
限られるものではなく種々の変形が可能である。たとえ
ば、冷却装置の各流路を規定する各壁面としては、上述
の実施例においては全て平板状の壁面としたが、種々の
形状の壁面でよい。そのような壁面の形状の例を図9に
示す。図9は,冷却装置の壁面の変形例を示す図であっ
て、(A)は凹凸形状の壁面を示す図、(B)はコルゲ
ートルーバーフィン形状の壁面を示す図である。このよ
うな壁面にすることにより、表面積が増え、冷却効率を
あげることができる。
【0035】また、第5実施例および第6実施例で用い
た放熱フィンもこれに限られるものではなく、任意の形
状の放熱部材を用いてよい。たとえば、棒状の放熱部材
が整列したような放熱部材を用いてもよい。
【0036】
【発明の効果】本発明の電子部品用冷却装置によれば、
冷却効率を下げずに冷却流路の断面積を小さくすること
ができた。その結果、より容積の小さい電子部品用冷却
装置を提供することができた。また、その容積が削減で
きた領域に、新に放熱フィンを形成することにより、同
一の容積でより冷却効率のよい、電子部品用冷却装置を
提供することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の電子部品用冷却装置の構造を示す
図であって、(A)は、導入流路側から見た斜視図、
(B)は冷却流路側から見た斜視図である。
【図2】第1実施例の電子部品用冷却装置の実装状態を
示す図である。
【図3】第2実施例の電子部品用冷却装置の構造を示す
図であって、(A)は導入流路側から見た斜視図、
(B)は冷却流路側から見た斜視図、(C)はV−V’
における水平断面図である。
【図4】第3実施例の電子部品用冷却装置の構造を示す
図であって、(A)は導入流路側から見た斜視図、
(B)は冷却流路側から見た斜視図である。
【図5】第3実施例の電子部品用冷却装置の実装状態を
示す図であって、(C)は斜視図、(D)は上面図であ
る。
【図6】第4実施例の電子部品用冷却装置の構造を示す
図であって、(A)は導入流路側から見た斜視図、
(B)は冷却流路側から見た斜視図である。
【図7】第5実施例の電子部品用冷却装置の構造を示す
図であって、(A)は導入流路側から見た斜視図、
(B)は冷却流路側から見た斜視図である。
【図8】第6実施例の電子部品用冷却装置の構造を示す
図であって、(A)は導入流路側から見た斜視図、
(B)は冷却流路側から見た斜視図である。
【図9】冷却装置の壁面の変形例を示す図であって、
(A)は凹凸形状の壁面を示す図、(B)はコルゲート
ルーバーフィン形状の壁面を示す図である。
【図10】従来の冷却方法の説明をする図である。
【符号の説明】
10,20,30,40,50,60,70…電子部品
用冷却装置 11,21,31,41,51,61…冷却流路部 15,25,35,45,55,65…導入流路部 16,26,36,46,56,66…傾斜部 17,27,37,47…小型ファン 18,28,38,48…流路 12,13,22,29…壁面 59,69…放熱フィン 73…コルゲートルーバ−フィン 84…凹部 900…半導体チップ 901…発熱部 910…放熱フィン 920…ファン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 23/467

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子部品の放熱面に隣接して設けられる電
    子部品用冷却装置であって、 前記放熱面の一辺に開口を有し、冷却気体を通過させる
    のに必要な最低限度程度の断面積を有する冷却流路と、 前記放熱面の他の一辺に前記冷却流路より大きい断面積
    の開口を有し、徐々に断面積を小さくして前記冷却流路
    に連続的に接続される導入流路と、 前記導入流路の前記開口付近に設けられ、該導入流路の
    開口から前記冷却流路の開口に向けて冷却気体を通過さ
    せる小型ファンとを有する電子部品用冷却装置。
  2. 【請求項2】前記導入流路を形成する前記放熱面に対向
    する壁面の一部または全部を、前記導入流路の開口より
    離れるにしたがって徐々に該放熱面の方向に近づくよう
    に傾斜させることにより、前記導入流路の断面積を徐々
    に小さくして前記冷却流路に連続的に接続させる請求項
    1記載の電子部品用冷却装置。
  3. 【請求項3】前記導入流路を形成する前記放熱面に垂直
    的な2壁面の間隔が前記導入流路の開口より離れるにし
    たがって徐々に狭まるように、該放熱面に垂直的な2壁
    面の一部または全部を傾斜させることにより、前記導入
    流路の断面積を徐々に小さくして前記冷却流路に連続的
    に接続させる請求項1記載の電子部品用冷却装置。
  4. 【請求項4】前記壁面の傾斜は、冷却気体を通過させる
    方向に対して30°〜60°の範囲である請求項2また
    は3記載の電子部品用冷却装置。
  5. 【請求項5】前記導入流路の傾斜された壁面の流路面と
    は逆側の外面と、前記傾斜された壁面に連続する前記冷
    却流路を形成する壁面の流路に接する面とは逆側の外面
    とに、さらに放熱部材が設けられている請求項1〜4い
    ずれか記載の電子部品用冷却装置。
  6. 【請求項6】前記冷却流路は、複数の冷却気体の流路よ
    り構成され、 前記導入流路は、その一部または全部において前記導入
    流路の開口より冷却流路との接続部の向きに徐々に断面
    積を小さくし、前記冷却流路の複数の流路と各々連続し
    て接続される複数の冷却気体の流路より構成され、 前記小型ファンは、前記導入流路を構成する複数の冷却
    気体の流路各々について、その開口付近に設けられてい
    る請求項1〜5いずれか記載の電子部品用冷却装置。
  7. 【請求項7】前記冷却流路は、複数の冷却気体の流路よ
    り構成され、 前記導入流路は、その一部または全部において前記導入
    流路の開口より冷却流路との接続部の向きに徐々に断面
    積を小さくし、前記冷却流路の複数の流路に一括的に冷
    却気体を通過させる1以上の冷却気体の流路より構成さ
    れ、 前記小型ファンは、前記導入流路を構成する1以上の冷
    却気体の流路各々について、その開口付近に1以上設け
    られている請求項1〜5いずれか記載の電子部品用冷却
    装置。
  8. 【請求項8】前記冷却流路を構成する少なくとも前記放
    熱面に垂直的な壁面は、任意の形状の凹部および凸部有
    する構造である請求項1〜7いずれか記載の電子部品用
    冷却装置。
  9. 【請求項9】前記冷却流路を構成する少なくとも前記放
    熱面に垂直的な壁面は、コルゲートルーバーフィン構造
    である請求項1〜8いずれか記載の電子部品用冷却装
    置。
JP25682994A 1994-02-24 1994-10-21 電子部品用冷却装置 Withdrawn JPH08125366A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25682994A JPH08125366A (ja) 1994-10-21 1994-10-21 電子部品用冷却装置
TW084101455A TW398062B (en) 1994-02-24 1995-02-17 Cooling down device for electronic components
DE19506373A DE19506373A1 (de) 1994-02-24 1995-02-23 Kühleinrichtung für elektronische Teile
KR1019950003653A KR950035558A (ko) 1994-02-24 1995-02-24 전자부품용 냉각장치

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25682994A JPH08125366A (ja) 1994-10-21 1994-10-21 電子部品用冷却装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08125366A true JPH08125366A (ja) 1996-05-17

Family

ID=17298013

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25682994A Withdrawn JPH08125366A (ja) 1994-02-24 1994-10-21 電子部品用冷却装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08125366A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001284862A (ja) * 2000-03-30 2001-10-12 Tech Res & Dev Inst Of Japan Def Agency 電子機器冷却装置
US7958934B2 (en) 2002-08-07 2011-06-14 Denso Corporation Counter-stream-mode oscillating-flow heat transport apparatus
CN104519713A (zh) * 2013-09-29 2015-04-15 华为技术有限公司 散热装置
JP2017174847A (ja) * 2016-03-18 2017-09-28 東芝メモリ株式会社 半導体装置
JP2017174935A (ja) * 2016-03-23 2017-09-28 富士電機株式会社 平型半導体スタックユニット
JP2017531913A (ja) * 2014-09-16 2017-10-26 エスゼット ディージェイアイ テクノロジー カンパニー リミテッドSz Dji Technology Co.,Ltd 放熱装置及びこの放熱装置を用いるuav
US11604035B2 (en) 2013-09-29 2023-03-14 Huawei Technologies Co., Ltd. Support plateheat dissipation apparatus

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001284862A (ja) * 2000-03-30 2001-10-12 Tech Res & Dev Inst Of Japan Def Agency 電子機器冷却装置
US7958934B2 (en) 2002-08-07 2011-06-14 Denso Corporation Counter-stream-mode oscillating-flow heat transport apparatus
CN104519713A (zh) * 2013-09-29 2015-04-15 华为技术有限公司 散热装置
CN104519713B (zh) * 2013-09-29 2017-08-25 华为技术有限公司 散热装置
US11604035B2 (en) 2013-09-29 2023-03-14 Huawei Technologies Co., Ltd. Support plateheat dissipation apparatus
JP2017531913A (ja) * 2014-09-16 2017-10-26 エスゼット ディージェイアイ テクノロジー カンパニー リミテッドSz Dji Technology Co.,Ltd 放熱装置及びこの放熱装置を用いるuav
US10178812B2 (en) 2014-09-16 2019-01-08 SZ DJI Technology Co., Ltd. Heat dissipation device and UAV using the same
US10681849B2 (en) 2014-09-16 2020-06-09 SZ DJI Technology Co., Ltd. Heat dissipation device and UAV using the same
JP2017174847A (ja) * 2016-03-18 2017-09-28 東芝メモリ株式会社 半導体装置
JP2017174935A (ja) * 2016-03-23 2017-09-28 富士電機株式会社 平型半導体スタックユニット

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4884631A (en) Forced air heat sink apparatus
US7289322B2 (en) Heat sink
US20080023176A1 (en) Heat dissipation device
JP2002368468A (ja) ヒートシンクとその製造方法およびそれを用いた冷却装置
US6736192B2 (en) CPU cooler
US5705854A (en) Cooling apparatus for electronic device
JP2006279004A (ja) ヒートパイプ付ヒートシンク
JPH10200278A (ja) 冷却装置
JPH0719992B2 (ja) 基板上に列状に配置された素子への送風装置
JPH08125366A (ja) 電子部品用冷却装置
JP2001015969A (ja) 冷却装置
JPH0595062A (ja) Lsi空冷機構
JPH10125836A (ja) ヒートシンク冷却装置
JPH05259325A (ja) 半導体装置
JP2744566B2 (ja) 放熱器
JPH08125367A (ja) 電子部品用冷却装置
JP2796038B2 (ja) 発熱素子の冷却構造
JPH11145349A (ja) 強制冷却用ヒートシンク
JPH10190265A (ja) ピンフィン型放熱装置
JP3261820B2 (ja) 発熱素子搭載基板
JP3172138B2 (ja) 発熱素子の冷却構造
JPH0234993A (ja) 放熱器及び放熱装置
JP2002314278A (ja) 電子部品の空冷装置
JP3454761B2 (ja) 電子機器用冷却装置および冷却方法
JP6991308B2 (ja) 室外機

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20020115