JPH08125367A - 電子部品用冷却装置 - Google Patents

電子部品用冷却装置

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JPH08125367A
JPH08125367A JP25683094A JP25683094A JPH08125367A JP H08125367 A JPH08125367 A JP H08125367A JP 25683094 A JP25683094 A JP 25683094A JP 25683094 A JP25683094 A JP 25683094A JP H08125367 A JPH08125367 A JP H08125367A
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Japan
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cooling
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cross
cooling device
sectional area
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JP25683094A
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English (en)
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Toshiyuki Nagase
敏之 長瀬
Ichiro Yamashita
一郎 山下
Takaharu Shirata
敬治 白田
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Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】効率よく半導体チップなどの電子部品を冷却可
能な電子部品用冷却装置を提供する。 【構成】吸気部23に設けられた小型ファン12a〜1
2eにより外気を吸気し、冷却気体の流路20a〜20
e内に冷却気流を発生させる。傾斜部24は底面が傾斜
して徐々に流路20a〜20eの断面積を小さくしてお
り、前記冷却気流は傾斜部24を通過することにより流
速が速められる。この冷却気流が冷却部25内を通過す
ることにより壁面より熱を吸収し、放熱する。底面との
境界層の冷却気体の流速を速くすることができるため、
放熱体11から冷却気体への熱の伝達効率が向上し、効
率よく冷却ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子部品、特に半導体
チップを冷却する冷却装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータや周辺機器などの各種情報
機器、および、測定装置や制御装置などの各種電子機器
などにおいては、より小型でより高速な機器が要望され
ている。そして、近年の半導体技術の急速な進歩によ
り、その集積度および動作速度は飛躍的に向上し、前記
各種情報機器および電子機器の小型化・高速化が著しく
進んでいる。このように、機器が高速化・小型化したこ
と、すなわち、半導体の集積度が向上し動作速度が速く
なったことは、一方で、半導体チップの消費電力を増大
させ発熱量を増大させるという問題を生じている。特
に、CPUなどとして使用されるプロセッサチップにお
いては、消費電力が10W以上、発熱が100°C以上
に達する半導体チップも存在する。
【0003】このような半導体チップを冷却するために
は、図10に示すように、半導体チップ900の背面
に、放熱フィン910を設け、さらにその上にファン9
20を設け、このファン920により冷却気流を発生さ
せ、強制的に半導体チップを冷却させる方法が通常とら
れている。
【0004】また、本願出願人に係わる特願平6−26
425号の電子部品用冷却装置においては、放熱フィン
に設けられた冷却気体の流路内に小型モータで駆動され
るファンを設置し、そのファンにより流路内に直接的に
冷却気流を発生させ半導体チップを冷却している。さら
に、同じく本願出願人に係わる特願平6−55986号
の電子部品用冷却装置においては、前記小型ファンを内
部に有する冷却気体の流路と直交する方向に、冷却気体
を通過させる第2の冷却気体の流路を設け、その第2の
冷却気体の流路の方向が筐体内の冷却気体の流れる方向
になるようにその冷却装置を設置し、一層冷却効果が上
がるようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、なお一層効率
よく半導体チップなどを冷却できる冷却装置が要望され
ていた。また、前述した放熱フィンの上にさらにファン
を設置する方法や、本願出願人に係わる第2の冷却気体
の流路を設ける方法においては、半導体チップの実装高
さが高くなり、容積が増大するという問題があった。
【0006】したがって、本発明の目的は、容積を増大
させることなく、少しでも効率よく半導体チップなどの
電子部品を冷却することができる電子部品用冷却装置を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】容積を増大させず、同じ
小型ファンを用いて冷却装置の冷却効率を少しでも改善
するために、冷却装置内部での冷却気体の流れ方を検討
し、放熱体から冷却気体に対して効率よく熱が伝達され
るような流路の構造にした。
【0008】したがって、本発明の電子部品用冷却装置
は、電子部品の放熱面に設けられる冷却流路を有する電
子部品用冷却装置であって、その冷却流路は、前記放熱
面の一辺に開口を有し、冷却気体を通過させる小型ファ
ンが収容される第1の区間と、前記放熱面の他の一辺に
開口を有し前記第1の区間の断面積より小さい断面積の
第2の区間と、前記放熱面に接する側の前記冷却流路の
内部の底面を傾斜させ前記第1の区間から前記第2の区
間に向かって断面積を徐々に小さくして前記第1の区間
と前記第2の区間を連続的に接続させる第3の区間とを
有する。
【0009】特定的には、前記冷却流路は、各々が前記
第1の区間に相当する断面積の大きい区間と、前記第2
の区間に相当する断面積の小さい区間と、前記2つの区
間を接続させる第3の区間とを有する複数の冷却気体の
流路より構成される。
【0010】また特定的には、前記冷却流路の前記第2
の区間は、複数の冷却流路より構成され、前記冷却流路
の前記第1の区間は、前記第2の区間の複数の冷却流路
に一括的に冷却気体を通過させる各々1以上の小型ファ
ンが設けられている1以上の冷却流路より構成される。
【0011】好適には、前記冷却流路の前記第3の区間
の前記底面の傾斜は、冷却気体を通過させる方向に対し
て30°〜60°の範囲である。
【0012】また好適には、前記冷却流路の前記第2の
区間の断面積は、前記第1の区間の断面積の0.25倍
から0.75倍の範囲である。
【0013】さらに好適には、前記冷却流路を構成する
少なくとも前記放熱面に垂直的な壁面は、任意の形状の
凹部および凸部を有する構造である。
【0014】特定的には、前記冷却流路を構成する少な
くとも前記放熱面に垂直的な壁面は、コルゲートルーバ
ーフィン構造である。
【0015】
【作用】本発明の電子部品用冷却装置によれば、小型フ
ァンにより冷却気流が発生され、徐々に断面積が小さく
なる流路を通過することによりその流速が速められる。
また、その流路は、底面を傾斜させて徐々に断面積を小
さくされているため、底面側の冷却気体の流れが最も速
くなる。すなわち、放熱面に接しており最も温度が上昇
する底面との境界層での冷却気流の速さが速くなる。そ
の結果、その底面から冷却気体への熱の伝達率が向上
し、発熱体である電子部品からの熱を効率よく冷却気体
に放熱することができ、冷却効率が向上する。
【0016】
【実施例】第1実施例 本発明の第1実施例の電子部品用冷却装置を図1〜図6
を参照して説明する。図1は、第1実施例の電子部品用
冷却装置の構造を示す図であって、図1(A)は吸気口
側から見た斜視図、図1(B)は排気口から見た斜視
図、図1(C)は内部の構造を示す概略図である。図2
は図1(A)のZ−Z’における垂直断面図である。図
3は、図1に示した電子部品用冷却装置の実装状態を示
す図である。
【0017】まず、第1実施例の電子部品用冷却装置1
0の構成について説明する。電子部品用冷却装置10
は、複数の冷却気体の流路20a〜20eが形成された
放熱体11と、放熱体11に設けられ流路20a〜20
eに冷却気流を発生するための小型ファン12a〜12
eより構成される。各々の冷却気体の流路20a〜20
eは、一方の開口21a〜21eに連なり断面積の大き
い吸気部23と、吸気部23に連なり底面26が傾斜し
て徐々に断面積を小さくする傾斜部24と、さらにその
傾斜部24に連なり、所定の小さくなった断面積で他方
の開口22a〜22eまで流路を形成する冷却部25よ
り構成される。また、吸気部23には小型ファン12a
〜12eが設けられている。
【0018】次に、この電子部品用冷却装置10によ
り、半導体チップが冷却される状態について説明する。
電子部品用冷却装置10は、図3に示すように、半導体
チップ900の背面上に重ね合わされることにより半導
体チップの発熱を吸収し冷却する。この状態で、小型フ
ァン12a〜12eが外気を吸引する方向に回転するこ
とにより、各流路20a〜20e内に冷却気流が発生さ
れる。発生された冷却気流は、流路の断面積が小さくな
っている傾斜部24でその速度を増して、各々冷却部2
5を通過し、壁面より熱を吸収し、排出される。
【0019】この際、傾斜部24においては、図2に示
すように底面が傾斜をして断面積を小さくしているの
で、底面側の冷却気流の速度の方が速くなる。すなわ
ち、小型ファン12a〜12eにより発生された冷却気
流の速度をv0 、傾斜により絞られた流路の上面側の冷
却気流の速度をv1 、傾斜により絞られた流路の底面側
の冷却気流の速度をv2 とすると、各冷却気流の速度の
関係は式1に示すようになる。
【0020】
【数1】 v2 > v1 > v0 ・・・(1)
【0021】したがって、この冷却気流は、底面26と
の境界層において熱伝達率が最も高くなるため、熱をよ
く吸収し、効率よく冷却することができる。
【0022】このような構造の電子部品用冷却装置10
の熱の伝達特性について図4〜図6を参照して説明す
る。なお、図4〜図6の特性は、アルミニウム成形品で
ある放熱体に対して空気を冷却気体とした場合の特性で
ある。まず、電子部品用冷却装置10の流路内の位置x
と放熱体と冷却気体との熱伝達率の関係を図4に示す。
なお、横軸は図2に示すように、吸気口からの距離を示
す。図4に示すように、冷却気体の流路を本実施例のよ
うに絞り込むことにより、いずれの位置においても放熱
体と冷却気体との熱の伝達率が向上している。その結
果、冷却気体が放熱体から吸収する熱量が多くなり、冷
却効率が向上する。
【0023】次に、冷却気体の流路の断面積の差による
放熱体と冷却気体間の熱抵抗の関係を図5に示す。図5
の縦軸は、放熱体と冷却気体との熱抵抗であり、熱伝達
率の逆数に相当する。横軸は、吸気部23と冷却部25
の断面積の比である。ただし、第1実施例の電子部品用
冷却装置10においては、冷却気体の流路の幅はどの位
置においても一定なので、前記断面積比は、図2に示す
ような、吸気部23の流路の高さRi と、冷却部25の
流路の高さRr の比に相当する。また、断面積比が1.
0とは、流路の絞りが無い状態を示す。
【0024】図5に示すように、断面積比が0.2程度
より大きければ、流路の絞りが無い状態より熱抵抗は小
さくなる。また、断面積比が0.5程度の場合に最も熱
抵抗が小さくなる。このように、冷却気体の流路を適度
な断面積まで絞り込むことにより、放熱体と冷却気体間
の熱の伝達率が向上し、冷却効率が向上する。
【0025】次に、冷却気体の流路の絞りの角度、すな
わち、傾斜部24の底面の傾斜角度αによる放熱体と冷
却気体間の熱抵抗の関係を図6に示す。図6の縦軸は、
図5同様に放熱体と冷却気体との熱抵抗である。横軸
は、傾斜部24の底面の冷却気体の流れる方向に対する
角度である。また、傾斜角度αが0°とは、流路の絞り
が無い状態を示す。図6に示すように、底面の傾斜角度
は60°以下であればいずれの場合であっても流路の絞
りが無い状態より熱抵抗は小さくなる。また、絞り角度
が45°程度の場合に最も熱抵抗が小さくなる。このよ
うに、冷却気体の流路を適切な角度で絞り込むことによ
り、放熱体と冷却気体間の熱の伝達率が向上し、冷却効
率が向上する。
【0026】以上詳細に説明したように、第1実施例の
電子部品用冷却装置によれば、冷却気体の流路を、その
半導体チップに接している底面の側から適切な角度で傾
斜させ、前記流路の断面積を適切な大きさまで小さくす
ることにより、冷却効率を上げることができる。
【0027】第2実施例 本発明の第2実施例の電子部品用冷却装置を図7および
図8を参照して説明する。図7および図8は、第2実施
例の電子部品用冷却装置の構造を示す図であって、図7
(A)は吸気口側から見た斜視図、図7(B)は排気口
側から見た斜視図、図8(C)は図7(A)のW−W’
における水平断面図、図8(D)は図7(A)のX−
X’における垂直断面図である。
【0028】第2実施例の電子部品用冷却装置30も、
放熱体31と、冷却気流を発生するための小型ファン3
2a,32bより構成されており、さらに、放熱体31
は、吸気部43、傾斜部44、および、冷却部45より
構成されている。しかし、電子部品用冷却装置30にお
いては、吸気部43と傾斜部44については、流路の分
割をしておらず、全体として1つの流路40fを形成し
ている。すなわち、一方の1つの開口41に連なる吸気
部43と、吸気部43に連なり底面46が傾斜して徐々
に断面積を小さくする傾斜部44と、さらにその傾斜部
44に連なり、小さくなった断面積を5等分して、各々
他方の開口42a〜42eまで流路を形成する冷却部4
5より構成される。また、吸気部43には2つの小型フ
ァン32a,32bが設けられている。
【0029】このような構成においても、第1実施例と
同様に冷却効率を向上させることができる。すなわち、
小型ファン32a,32bにより冷却気流を発生する吸
気部43の断面積に対して、底面を傾斜させて徐々に断
面積を小さくした傾斜部44と、その小さい断面積で冷
却気体を通過させる冷却部45を有する構成であればよ
く、冷却部45、あるいは、傾斜部44が部分的に分割
され複数の流路よりなる構成であっても、全体としての
断面積が前記条件を満足していればよい。
【0030】したがって、第2実施例の電子部品用冷却
装置において、2つの小型ファン32a,32bが外気
を吸引する方向に回転することにより、吸気部43内に
冷却気流が発生し、吸気部43および傾斜部44内の流
路40f内に冷却気流が発生される。発生された冷却気
流は、流路の断面積が小さくなっている傾斜部44でそ
の速度を増して、冷却部45の5つの流路40a〜40
eに分割して通過させられる。各流路40a〜40eに
おいては、第1実施例同様、その底面との境界層付近で
最もその冷却気流の速度が速くなり、底面より効率よく
吸熱しながら排出される。
【0031】このように、電子部品用冷却装置30にお
いては、第1実施例の電子部品用冷却装置10と同様に
効率よく冷却をすることができ、さらに、吸気部43の
構造を簡単にし、小型ファンの数を減らすことができ
る。
【0032】なお、本発明は、第1実施例および第2実
施例に限られるものではなく種々の改変が可能である。
たとえば、冷却装置の各流路を規定する壁面としては、
上述の実施例においては全て平板状の壁面としたが、こ
れに限られるものではなく種々の形状の壁面でよい。そ
のような壁面の例を図9に示す。図9は、冷却装置の壁
面の変形例を示す図であって、(A)は凹凸形状の壁面
を示す図、(B)はコルゲートルーバーフィン形状の壁
面を示す図である。このような壁面にすることにより、
表面積が増え、冷却効率をあげることができる。
【0033】また、第1実施例として5つの流路を有す
る電子部品用冷却装置、第2実施例として冷却部のみ5
つの流路を有する電子部品用冷却装置を示したが、本発
明の流路の構成はこれに限られるものではない。たとえ
ば、吸気部のみ5つの流路にわかれている電子部品用冷
却装置でもよい。前述したように、閉じた冷却気体の流
路を単位とした際に、冷却気流を発生する吸気部全体の
断面積に対して、底面を傾斜させて全体として徐々に断
面積を小さくした傾斜部と、全体としてその小さい断面
積で冷却気体を通過させる冷却部を有する構成であれば
よい。
【0034】また、傾斜部の傾斜の仕方についても、所
定の角度で直線的に傾斜している場合に限られるもので
はなく、連続的に底面側から断面積を小さくする形状で
あればよい。たとえば、曲線的な傾斜を有する形状であ
ってもよい。なお、そのような構成であっても、前述し
たように30°〜60°程度の傾斜を維持した傾斜部で
あることが望ましい。
【0035】
【発明の効果】本発明の電子部品用冷却装置によれば、
発熱体からの熱の伝導により最も高温になる冷却装置の
底面において、冷却気体の流速を速くすることができる
ため、効率よく熱を吸収し、外部に排出することができ
る。したがって、容積を増大させることなく、効率よく
半導体チップなどの電子部品を冷却することができる電
子部品用冷却装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の電子部品用冷却装置の構造を示す
図であって、(A)は吸気口側から見た斜視図、(B)
は排気口から見た斜視図、(C)は内部の構造を示す概
略図である。
【図2】図1に示した電子部品用冷却装置の図1(A)
のZ−Z’における垂直断面図である。
【図3】図1に示した電子部品用冷却装置の実装状態を
示す図である。
【図4】図1に示した電子部品用冷却装置の、冷却気体
の流路内の位置による熱伝達率を示すグラフである。
【図5】冷却気体の流路の断面積の差による放熱体と冷
却気体間の熱抵抗の関係を示すグラフである。
【図6】冷却気体の流路の絞り傾斜角度による放熱体と
冷却気体間の熱抵抗の関係を示すグラフである。
【図7】第2実施例の電子部品用冷却装置の構造を示す
図であって、(A)は吸気口側から見た斜視図、(B)
は排気口から見た斜視図である。
【図8】図7に示した電子部品用冷却装置の構造を示す
図であって、(C)は図7(A)のW−W’における水
平断面図、(D)は図7(A)のX−X’における垂直
断面図である。
【図9】本発明の冷却装置の壁面の変形例を示す図であ
って、(A)は凹凸形状の壁面を示す図、(B)はコル
ゲートルーバフィン形状の壁面を示す図である。
【図10】従来の冷却方法の説明をする図である。
【符号の説明】
10,30…電子部品用冷却装置 11,31…放熱体 20a〜20e,40a〜40f…流路 21a〜21e,41…第1の開口部 22a〜22e,42a〜42e…第2の開口部 23,43…吸気部 24,44…傾斜部 25,45…冷却部 26,46…底面 12a〜12e,32a〜32b…小型ファン 73…コルゲートルーバーフィン 84…凹部 900…半導体チップ 910…放熱フィン 920…ファン

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子部品の放熱面に設けられる冷却流路を
    有する電子部品用冷却装置であって、 該冷却流路は、 前記放熱面の一辺に開口を有し、冷却気体を通過させる
    小型ファンが収容される第1の区間と、 前記放熱面の他の一辺に開口を有し前記第1の区間の断
    面積より小さい断面積の第2の区間と、 前記放熱面に接する側の前記冷却流路の内部の底面を傾
    斜させ前記第1の区間から前記第2の区間に向かって断
    面積を徐々に小さくして前記第1の区間と前記第2の区
    間を連続的に接続させる第3の区間とを有する電子部品
    用冷却装置。
  2. 【請求項2】前記冷却流路は、各々が前記第1の区間に
    相当する断面積の大きい区間と、前記第2の区間に相当
    する断面積の小さい区間と、前記2つの区間を接続させ
    る第3の区間とを有する複数の冷却気体の流路より構成
    される請求項1記載の電子部品用冷却装置。
  3. 【請求項3】前記冷却流路の前記第2の区間は、複数の
    冷却流路より構成され、 前記冷却流路の前記第1の区間は、前記第2の区間の複
    数の冷却流路に一括的に冷却気体を通過させる各々1以
    上の小型ファンが設けられている1以上の冷却流路より
    構成される請求項1記載の電子部品用冷却装置。
  4. 【請求項4】前記冷却流路の前記第3の区間の前記底面
    の傾斜は、冷却気体を通過させる方向に対して30°〜
    60°の範囲である請求項1〜3いずれか記載の電子部
    品用冷却装置。
  5. 【請求項5】前記冷却流路の前記第2の区間の断面積
    は、前記第1の区間の断面積の0.25倍から0.75
    倍の範囲である請求項1〜4いずれか記載の電子部品用
    冷却装置。
  6. 【請求項6】前記冷却流路を構成する少なくとも前記放
    熱面に垂直的な壁面は、任意の形状の凹部および凸部を
    有する構造である請求項1〜5いずれか記載の電子部品
    用冷却装置。
  7. 【請求項7】前記冷却流路を構成する少なくとも前記放
    熱面に垂直的な壁面は、コルゲートルーバーフィン構造
    である請求項1〜6いずれか記載の電子部品用冷却装
    置。
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