JP6991308B2 - 室外機 - Google Patents

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Description

本発明は、空調機の室外機に関する。
室外機の外郭を構成する筐体の内部には、気流を発生させる送風機と、冷媒を圧縮させる圧縮機とが設けられている。筐体の内部には、送風機が配置された送風機室と圧縮機が配置された圧縮機室とを仕切る仕切板が立てられている。圧縮機を駆動させる電子部品が搭載された基板には、圧縮機の駆動時に電子部品から発せられる熱を放熱させる放熱部が設けられており、熱の影響による電子部品の動作不良の低減が図られている。
放熱部であるヒートシンクは、電子部品から発せられる熱を受けるベースと、互いに間隔をなしてベースに立てられた複数のフィンとを有する。送風機室へ複数のフィンを突出させてヒートシンクが設けられることで、ヒートシンクは、フィンの放熱面と送風機室を流動する気流との熱交換による放熱を行う。特許文献1には、仕切板の開口部にヒートシンクを設けて、電源安定化回路を構成する電子部品の放熱を可能とした室外機が開示されている。特許文献1の室外機では、電子部品は、鉛直に配置された基板に搭載される。複数のフィンは、ベースの鉛直面から水平方向に立てられている。ヒートシンクには、長方形のベースの長辺と同じ長さの複数のフィンが、長辺と平行に配置される。または、ヒートシンクには、長辺より長い複数のフィンが、長辺に対して傾けられて配置される。
特開平11-63573号公報
室外機は、鉛直に配置された基板に代えて、水平に配置された基板に電子部品が搭載されることがある。水平に配置された基板に電子部品が搭載されている室外機では、ヒートシンクの複数のフィンは、基板と同様に水平とされたベースから鉛直方向に立てられている。筐体の内部には気流とともに塵埃あるいは砂塵といった異物が入り込むことがあり得ることから、鉛直方向にフィンが立てられることで、水平方向にフィンが立てられる場合に比べて、フィンの放熱面における異物の堆積の低減が可能となる。このため、室外機は、水平に配置された基板に電子部品が搭載されることで、フィンでの異物の堆積による放熱効率の低下を抑制できる。
水平に配置された基板に電子部品が搭載される室外機に上記従来技術のヒートシンクが設けられる場合に、フィンの向きとヒートシンクへ入る気流の向きとが大きく異なるために、フィンとフィンとの間を通過する気流が少なくことがある。このため、従来技術によると、フィンとフィンとの間を通過する気流の不足により、電子部品の放熱効率が低下する場合があるという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、筐体の内部に搭載された電子部品にて発生した熱の放熱効率の向上を図ることができる室外機を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る室外機は、気流の吹出口を有する前面と前面とは逆側の背面とを有する筐体と、筐体の内部にて背面に沿って設けられた熱交換器と、筐体の内部に設けられ、筐体の外部から取り込まれて熱交換器を通過した空気を吹出口へ向けて流動させる送風機と、筐体の内部に設けられた圧縮機と、筐体の内部を、圧縮機が収納される圧縮機室と、送風機と熱交換器とが収納される送風機室とに仕切る仕切板と、筐体の内部に水平に配置され、電子部品が搭載された基板と、送風機室に設けられており、電子部品から発せられた熱を気流により放熱させる放熱部と、を備える。放熱部は、それぞれに放熱面を有する複数のフィンを含む。放熱部は、放熱部のうち圧縮機室の側の端へ到達する気流が、複数のフィンにおけるフィン同士の間の流路を通過するように配置されている。複数のフィンのそれぞれの放熱面、背面と平行であるか、または筐体の内部を上方から見た場合において背面に対し0度より大きくかつ90度未満の角度の傾きをなす。筐体の内部を上方から見た場合において、放熱部のうち圧縮機室の側の端へ到達する気流の向きと背面とがなす角度は、0度より大きくかつ45度未満である。
本発明に係る室外機は、筐体の内部に搭載された電子部品にて発生した熱の放熱効率の向上を図ることができるという効果を奏する。
本発明の実施の形態1に係る室外機の構成を示す図 図1に示す室外機の正面図 図1に示す室外機の内部構成のうち、放熱部と、基板に搭載された電子部品とを示す第1の図 図1に示す室外機における筐体の内部の気流の向きについて説明する図 図1に示す室外機における放熱部へ到達する気流の向きと放熱面とがなす角度とフィンの間を通過する気流の速度との関係について説明する図 図1に示す室外機の内部構成のうち、放熱部と、基板に搭載された電子部品とを示す第2の図 本発明の実施の形態2に係る室外機の構成を示す図 本発明の実施の形態3に係る室外機の要部構成を示す図
以下に、本発明の実施の形態に係る室外機を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る室外機100の構成を示す図である。図2は、図1に示す室外機100の正面図である。室外機100は、空調機の室外ユニットであって、室外に配置される。空調機は、室外機100と室内に配置される室内機との間を循環する冷媒を使用して室内の空気と室外の空気との間の熱移動を行い、室内の空調を行う。図1では、室外機100を上から見た場合における室外機100の内部構成を模式的に示している。
室外機100は、室外機100の外郭を構成する筐体1を有する。筐体1は、気流の吹出口8を有する前面2と、前面2とは逆側の背面3と、2つの側面4,5と、下面6と、上面7との6つの面を有する箱体である。なお、実施の形態1にて、室外機100のうち吹出口8が向けられている方向を前方、前方とは逆の方向を後方と称することがある。また、前方と後方とを合わせて前後方向と称することがある。また、室外機100を前方から見た場合における左右の方向を、左右方向と称することがある。側面4は、室外機100を前方から見た場合における左側の側面である。側面5は、室外機100を前方から見た場合における右側の側面である。
室外機100は、筐体1の内部に設けられ、筐体1の外部から取り込まれた空気を吹出口8へ進行させる送風機9を有する。送風機9は、吹出口8の後方に位置している。送風機9は、羽根車13と、羽根車13の動力源であるファンモータ14とを有する。羽根車13は、ファンモータ14の駆動に伴って回転し、気流を発生させる。
室外機100は、筐体1の内部に設けられた圧縮機10と熱交換器11とを有する。圧縮機10は、冷媒を圧縮する。圧縮機10は、吹出口8および送風機9よりも右方、すなわち吹出口8および送風機9よりも側面5側の位置に配置されている。熱交換器11は、冷媒と空気との熱交換を行う。熱交換器11は、背面3と側面4とに沿って設けられている。筐体1の内部には、下面6の上に立てられた仕切板12が設けられている。仕切板12は、送風機9と熱交換器11とが収納されている送風機室15と、圧縮機10が収納されている圧縮機室16とを仕切る。図1に示す仕切板12の形状は、平面の組み合わせからなる形状である。圧縮機室16は、送風機9よりも右方に位置している。仕切板12の形状は、曲面を含む形状であっても良い。図1に示す内部構成において、圧縮機10の周囲は、筐体1と仕切板12とによって囲われている。
室外機100は、電子部品が搭載された基板17と、電子部品から発せられた熱を放熱させる放熱部18とを備える。基板17は、室外機100にてほぼ水平に設けられている。基板17には、圧縮機10を駆動させる電子部品と送風機9を駆動させる電子部品とが搭載されている。基板17と電子部品とは、電装品箱20に収納されている。電装品箱20は、ベルマウス19の後方端29よりも右方の位置に配置されている。仕切板12は、筐体1の内部のうち電装品箱20より後方では下面6と上面7との間にて送風機室15と圧縮機室16とを仕切る。また、仕切板12は、電装品箱20の下方では下面6と電装品箱20との間にて送風機室15と圧縮機室16とを仕切る。圧縮機10は、圧縮機室16のうち電装品箱20の下方の位置に配置されている。なお、図1および図2では、電子部品の図示を省略している。図1では、電装品箱20の図示を省略している。
図2に示すように、吹出口8は、前面2において円形をなしている。ベルマウス19は、吹出口8の周縁から筐体1の内部へ突出して設けられている。ベルマウス19の後方端29は、ベルマウス19のうち筐体1の内部へ突出する端部である。後方端29は、ベルマウス19のうち吹出口8とは逆側の端である。背面3と側面4とには、筐体1の外部の空気を筐体1の内部へ取り入れるための開口が設けられている。筐体1の外部から背面3と側面4との開口を通って筐体1の内部へ取り込まれた空気は、熱交換器11での熱交換を経て、吹出口8へ向けて流動する。電装品箱20よりも後方にまで送風機室15を延伸させるように仕切板12が設けられていることで、室外機100は、電装品箱20の後方にて熱交換器11を通過した気流を、吹出口8へ向けて進行させることができる。なお、図1および図2では、背面3および側面4に設けられている開口の図示を省略している。
放熱部18は、複数のフィン22を含むヒートシンクである。放熱部18は、電装品箱20の下面のうち仕切板12よりも左方の部分に取り付けられている。放熱部18は、基板17よりも下方に設けられている。図1に示すように、放熱部18は、ベルマウス19の後方端29よりも後方、すなわちベルマウス19の後方端29よりも背面3側の位置に配置されている。図2に示すように、放熱部18は、ベルマウス19よりも上方の位置に配置されている。さらに、図1および図2に示すように、放熱部18は、ベルマウス19の後方端29よりも右方、すなわちベルマウス19の後方端29よりも圧縮機10側の位置に配置されている。なお、図2では、筐体1の内部に設けられている構成要素のうち、圧縮機10と、仕切板12と、基板17と、放熱部18と、電装品箱20とを、破線により示している。
放熱部18は、電子部品から発せられる熱を受けるベース21と、互いに間隔をなして配列されている複数のフィン22とを有する。放熱板である複数のフィン22は、水平に配置されているベース21から下方へ向けて立てられている。図2には、前後方向に配列されている複数のフィン22のうちの1つを示している。
図3は、図1に示す室外機100の内部構成のうち、放熱部18と、基板17に搭載された電子部品とを示す第1の図である。図3では、放熱部18と、複数の電子部品である第1の電子部品25および第2の電子部品26と、基板17とを互いに離して示している。発熱体である第1の電子部品25と第2の電子部品26とは、放熱を要する電子部品である。なお、第1の電子部品25および第2の電子部品26とベース21との間には、電装品箱20のうち下面をなす部分である下面部が介在している。図3では、電装品箱20の下面部の図示を省略している。
ベース21は、長方形の平面24を有する板部材である。平面24の形状である長方形の長辺は、前後方向の直線である。フィン22は、ベース21の平面24に垂直に立てられた板部材である。放熱面23は、フィン22を構成する各面である放熱面のうち空気への伝熱を担う主な平面である。空気への伝熱を担う主な平面とは、フィン22の各面のうち面積が最小である面以外の面であって、例えば、フィン22の各面のうち面積が最大である面とする。板形状のフィン22において、空気への伝熱を担う主な平面とは、フィン22の各面のうち面積が最大であって、かつ板における表と裏との位置関係にある2つの平面であるものとする。複数のフィン22は、互いに隣り合うフィン22同士にて放熱面23を対向させて配列されている。フィン22同士の各間隔は、電子部品からの熱を受けた気流が通過する流路である。室外機100は、フィン22同士の間を通過して熱を受け取る気流が多いほど、電子部品を効率良く放熱することができる。
放熱面23の形状は、ベース21の平面24の短辺と同じ長さの長辺を有する長方形である。以下の説明にて、放熱面23の長辺の方向を、フィン22の長手方向と称することがある。各フィン22の長手方向は、ベース21の平面24の短辺と平行であり、かつ左右方向である。放熱部18に設けられている複数のフィン22の放熱面23は、筐体1の背面3と平行である。
第1の電子部品25と第2の電子部品26とは、基板17に搭載された他の電子部品よりも多くの熱を発生させる電子部品である。第1の電子部品25は、直流電力を交流電力に変換して圧縮機10を駆動するインバーター回路を構成する部品である。第2の電子部品26は、交流電力を直流電力に変換するコンバーター回路を構成する部品である。第1の電子部品25と第2の電子部品26とは、半導体素子またはリアクトルである。第1の電子部品25と第2の電子部品26とは、前後方向および左右方向においてベース21の平面24の範囲内に収められるように配置されている。第1の電子部品25と第2の電子部品26とは、第1の電子部品25の一部または第2の電子部品26の一部がベース21の平面24の範囲からはみ出して配置されていても良い。
第1の電子部品25と第2の電子部品26とには、炭化ケイ素、窒化ガリウム、酸化ガリウム、ダイヤモンド等のワイドバンドギャップ半導体が使用されても良い。一般的に他の半導体と比べて発熱が少ないワイドバンドギャップ半導体が使用されることで、室外機100は、第1の電子部品25と第2の電子部品26との過熱を抑制できる。
第1の電子部品25と第2の電子部品26とから発せられた熱は、ベース21に伝えられる。放熱部18は、ベース21へ伝えられた熱を、各フィン22の放熱面23から空気へ伝達させる。なお、第1の電子部品25とベース21との間と、第2の電子部品26とベース21との間とには、絶縁性の材料が介在されても良い。
筐体1の内部には、気流とともに塵埃あるいは砂塵といった異物が入り込むことがあり得る。実施の形態1では、基板17が水平に配置されていることで、複数のフィン22は、基板17と同様に水平に配置されたベース21から鉛直方向に立てられている。室外機100は、各フィン22の放熱面23が鉛直面であることで、放熱面23が水平面である場合に比べて、放熱面23における異物の堆積を低減できる。これにより、室外機100は、水平に配置された基板17に電子部品が搭載されることで、フィン22への異物の堆積による放熱効率の低下を抑制できる。室外機100は、塵埃あるいは砂塵が多い環境での使用に適している。
仮に、基板17が垂直に配置される場合には、室外機100は、水平方向に延ばされるフィン22とベルマウス19または送風機9との干渉回避のための空間の確保を要する。室外機100は、基板17を水平に配置して、フィン22が鉛直方向へ延ばされていることで、基板17から左右方向における空間の確保が不要である。また、室外機100は、基板17を水平配置としたことで、圧縮機10の上方に設けられたスペースに基板17と電子部品とを配置できるため、少ない制約にて基板17と電子部品とを配置することができる。これにより、室外機100は、小型化に適した内部構成を実現できる。このため、室外機100の構成は、小型の機種への採用に適している。室外機100の構成は、大型の機種に採用されても良い。
次に、放熱部18のフィン22の向きと気流の向きとの関係について説明する。図4は、図1に示す室外機100における筐体1の内部の気流の向きについて説明する図である。図4では、図1に示す構成要素のうち一部の構成要素の図示を省略している。また、図1に示す基板17と放熱部18とのうち、各フィン22を実線により示し、基板17とベース21とを破線により示している。図4に示す矢印は、気流の向きを表している。
羽根車13の回転により背面3および側面4の開口から筐体1の内部に取り込まれた気流は、図1に示す熱交換器11を通過して、吹出口8へ向けて進行する。羽根車13と吹出口8とが基板17よりも左方に配置されているため、基板17の後方にて熱交換器11を通過した気流は、左前方斜めの向きに進行する。ベルマウス19の後方端29よりも後方、かつベルマウス19よりも上方かつ右方の位置に放熱部18が配置されているため、放熱部18には、左前方斜めの向きの気流が到達する。
図4に示す角度αは、放熱部18の右端へ到達する気流の向きを、背面3に対する角度により表したものとする。角度αは、上方から見た場合の角度とする。角度αが0度である場合とは、気流の向きは背面3に平行であり、左右方向である場合を表す。角度αが90度である場合とは、気流の向きは背面3に垂直であり、前後方向である場合を表す。角度αが0度より大きく90度より小さい場合、気流の向きは、左前方斜めの向きに傾けられている。上述するように放熱部18には左前方斜めの向きに進行する気流が到達するため、角度αは0度より大きく90度より小さい角度となる。さらに、実施の形態1の室外機100において、放熱部18は、放熱部18の右端へ到達する気流のうち左右方向の成分が前後方向の成分より多い位置に配置されている。角度αは、0度より大きく45度より小さい。なお、羽根車13の回転により、放熱部18にはさまざまな向きの気流が到達することになる。角度αは、放熱部18の右端へ到達する気流の向きのうち平均的な向きを表すものとする。
実施の形態1では、放熱面23と背面3とが平行であるため、放熱部18の右端へ到達する気流の向きと放熱面23とがなす角度θは、角度αと等しい。上述するように角度αが0度より大きく45度より小さいことから、角度θも0度より大きく45度より小さい。
図5は、図1に示す室外機100における放熱部18へ到達する気流の向きと放熱面23とがなす角度θとフィン22の間を通過する気流の速度との関係について説明する図である。図5には、横軸を角度θ、縦軸をcosθとするグラフを表している。以下の説明では、放熱部18へ到達する気流の向きが一定であるとして、フィン22の間を通過する気流の速度がcosθに比例するものとする。θが0度に近いほど気流の速度は速くなり、θが90度に近いほど気流の速度は遅くなる。
図5によると、角度θが0度以上かつ45度未満である場合、角度θが45度以上かつ90度以下である場合に比較して、角度θの増大に対するcosθの低下は緩やかである。室外機100は、角度θを45度より小さい角度とすることで、フィン22の間を通過する気流の速度の低下を抑制することができ、電子部品を効率良く放熱することが可能となる。
仮に、フィン22の長手方向をベース21の長方形における長辺と平行である前後方向とした場合、各フィン22の放熱面23は背面3に垂直とされる。この場合、角度αである気流の向きと放熱面23とがなす角度θは45度より大きくなるため、各フィン22の放熱面23が背面3に平行である場合に比べて、放熱面23に当たる気流が多くなる。放熱面23に当たる気流が多くなることで、各放熱面23に沿ってフィン22の間を通過する気流が少なくなるため、電子部品の効率的な放熱が困難となる。室外機100は、各フィン22の放熱面23が背面3に平行とされたことで、各フィン22の放熱面23を背面3に垂直とした場合に比べて、電子部品を効率良く放熱することが可能となる。
放熱部18へ到達する気流のうち背面3に平行な方向の成分が背面3に垂直な方向の成分より多いことで、放熱面23が背面3に垂直である場合よりも放熱面23が背面3に平行である場合のほうが、各フィン22同士の間隔である流路から剥離して吹出口8へ向かう気流の量が少なくなる。室外機100は、放熱部18の流路から剥離する気流の量が少なくなることで、電子部品の効率的な放熱が可能となる。
実施の形態1では、フィン22の長手方向をベース21の長方形における短辺と平行としたことで、フィン22の長手方向をベース21の長方形における長辺と平行とした場合よりも、放熱部18の流路が短くなる。流路の長さは、ベース21の長辺の長さよりも短い。室外機100は、放熱部18の流路が短いほど、放熱面23と気流との摩擦による気流の速度の低下を抑えることができる。
また、各フィン22の放熱面23が背面3に垂直とされた場合、放熱面23に沿って前方へ向けて進行した気流がベルマウス19の右方における筐体1の内面に当たることにより、フィン22から熱を奪った空気の滞留が生じ易くなる。各フィン22の放熱面23が背面3に平行とされることで、放熱面23に沿って左方へ向けて進行した気流は吹出口8へ向けて進行し、筐体1の外部へ排出される。室外機100は、フィン22から熱を奪った空気の排出が促されることで、放熱部18による効率的な放熱が可能となる。さらに、室外機100は、ベルマウス19の後方端29よりも後方に放熱部18が配置されているため、ベルマウス19の右方での空気の滞留をさらに抑制でき、放熱部18を通過した気流を効率良く吹出口8へ向けて進行させることができる。室外機100は、放熱部18による効率的な放熱が可能であることで、気温が高い環境での使用に適している。
室外機100は、上述するようにフィン22の間を通過する気流の速度の低下を抑制できることで、気流とともに流動する異物の放熱面23への付着を低減可能とする。室外機100は、フィン22への異物の堆積による放熱効率の低下を抑制できる。室外機100は、筐体1の内部における空気の滞留を低減可能とすることで、気流とともに流動する異物の筐体1内における堆積を抑制できる。室外機100は、塵埃あるいは砂塵が多い環境での使用に適している。
なお、室外機100は、基板17よりも下方に放熱部18が配置された上記の構成に代えて、基板17よりも上方に放熱部18が配置された構成としても良い。基板17よりも上方に放熱部18が配置される場合、複数のフィン22は、ベース21から上方へ向けて立てられる。室外機100は、基板17よりも上方に放熱部18が配置される場合も、上記の場合と同様に気流が流動することで、電子部品を効率良く放熱することができ、かつ異物の堆積を抑制できる。
図6は、図1に示す室外機100の内部構成のうち、放熱部18と、基板17に搭載された電子部品とを示す第2の図である。図6には、放熱部18と、基板17に搭載された電子部品とを上方から見たときの様子を示している。図6では、基板17とフィン22とを破線により示している。
第3の電子部品27は、基板17に搭載された電子部品のうち、第1の電子部品25および第2の電子部品26以外の電子部品の1つである。第3の電子部品27は、直流電力を交流電力に変換してファンモータ14を駆動するインバーター回路を構成する部品である。第3の電子部品27は、半導体素子またはリアクトルである。基板17には、第1の電子部品25、第2の電子部品26および第3の電子部品27以外の電子部品が搭載されていても良い。
図6では、第1の電子部品25と第2の電子部品26とが配列されている方向を、中心線28の方向により表している。中心線28は、左右方向における第1の電子部品25の中心位置と、左右方向における第2の電子部品26の中心位置とを結ぶ直線である。中心線28の方向は、前後方向であって、かつ放熱面23に垂直である。第1の電子部品25と第2の電子部品26とが配列されている方向と放熱面23とは、互いに垂直である。流路を通過する気流の方向と、第1の電子部品25と第2の電子部品26とが配列されている方向とは、90度の角度をなしている。第1の電子部品25と第2の電子部品26とが配列されている方向に垂直な向きの気流が、放熱部18において流動する。第1の電子部品25から熱を受ける気流と、第2の電子部品26から熱を受ける気流とは、放熱部18における互いに異なる流路を通過する。
仮に、中心線28の向きが放熱面23の向きと平行である場合、第1の電子部品25からの熱を受ける気流と第2の電子部品26からの熱を受けた気流とは、放熱部18において共通の流路を通過する。この場合、第1の電子部品25からの熱を受けた気流が第2の電子部品26の放熱に使用されることとなるため、第2の電子部品26の効率的な放熱が困難となる。実施の形態1によると、室外機100は、中心線28の向きと気流の向きとが一致している場合に比べて、第1の電子部品25と第2の電子部品26との双方の効率的な放熱が可能となる。
実施の形態1によると、室外機100は、複数のフィン22の放熱面23を筐体1の背面3と平行としたことで、フィン22の間を通過する気流の速度の低下を抑制することができる。これにより、室外機100は、筐体1の内部に搭載された電子部品にて発生した熱の放熱効率の向上を図ることができるという効果を奏する。
実施の形態2.
図7は、本発明の実施の形態2に係る室外機100の構成を示す図である。実施の形態1の室外機100では放熱面23は背面3と平行とされていたのに対し、実施の形態2の室外機100における放熱面32は、上方から見て背面3に対し0度より大きくかつ90度未満の角度の傾きをなす。実施の形態2では、実施の形態1と同一の構成要素には同一の符号を付し、実施の形態1と重複する説明を省略する。図7では、図1に示す構成要素と同じ構成要素のうち、一部の構成要素の図示を省略している。
放熱部30は、複数のフィン31を含むヒートシンクである。放熱部30は、実施の形態1における放熱部18と同様の位置に配置されている。フィン31は、図3に示すフィン22と同様に、ベース21の平面24に垂直に立てられた板部材である。放熱面32は、フィン31を構成する各面である放熱面のうち空気への伝熱を担う主な平面である。放熱面32は、フィン31の各面のうち面積が最大であって、かつ板における表と裏との位置関係にある2つの平面である。複数のフィン31は、互いに隣り合うフィン31同士にて放熱面32を対向させて配列されている。なお、図7では、基板17と放熱部30とのうち、各フィン31を実線により示し、基板17とベース21とを破線により示している。
放熱面32の形状は、ベース21の平面24の長方形が有する短辺より長い長辺を有する長方形である。以下の説明にて、放熱面32の長辺の方向を、フィン31の長手方向と称することがある。各フィン31の長手方向は、ベース21の平面24の短辺に対し傾けられており、かつ左右方向に対して傾けられている。平面24において、長方形の短辺に放熱面32を交差させずに短辺に対して放熱面32が角度をなして、複数のフィン31が設けられている。実施の形態2では、フィン31の長手方向をベース21の長辺と平行とした場合よりも、放熱部30の流路が短くなる。流路の長さは、ベース21の長辺の長さよりも短い。室外機100は、放熱部30の流路が短いほど、放熱面32と気流との摩擦による気流の速度の低下を抑えることができる。
フィン31の長手方向は、ベース21の平面24の短辺とは角度βの傾きをなす。角度βは、上方から見た場合の角度とする。放熱部30に設けられている複数のフィン31の放熱面32は、背面3に対し角度βの傾きをなす。角度βが0度である場合とは、放熱面32は背面3に平行であり、実施の形態1と同じとなる。角度βが90度である場合とは、放熱面32は背面3に垂直であり、前後方向に平行である場合を表す。角度βが0度より大きく90度より小さい場合、放熱面32の向きは、左方ほど前方へ向かうように傾けられている。実施の形態1の放熱部18と同様に、放熱部30は、放熱部30の右端へ到達する気流のうち左右方向の成分が前後方向の成分より多い位置に配置されている。角度αは、0度より大きく45度より小さい。
次に、放熱部30のフィン31の向きと気流の向きとの関係について説明する。実施の形態2に係る室外機100では、実施の形態1と同様に、放熱部30の右端には背面3に対し角度αの向きの気流が到達する。実施の形態2では、背面3に対し放熱面32が角度βの傾きをなすことから、放熱部30の右端へ到達する気流の向きと放熱面32とがなす角度θは、角度αから角度βを差し引いた差分に等しく、θ=α―βの関係が成り立つ。
角度βが角度αと等しい場合、すなわち角度θが0度であるとき、放熱部30へ到達する気流の向きは放熱面32と平行となる。放熱面32の向きが気流の向きに近いほど、放熱部30における放熱効率が高くなる。0度より大きくかつ45度未満の角度αに対し、角度βが0度より大きくかつ90度未満の角度とされることで、実施の形態1と同様に、角度θの振れ幅を、電子部品の効率的な放熱が可能となる45度未満とすることができる。これにより、室外機100は、電子部品を効率良く放熱することができる。
実施の形態2では、図6に示す中心線28と放熱面32とがなす角度は、0度より大きくかつ90度未満となる。第1の電子部品25と第2の電子部品26とが配列されている方向に対し、放熱面32が傾けられている。流路を通過する気流の方向と、第1の電子部品25と第2の電子部品26とが配列されている方向とは、0度より大きくかつ90度未満の角度をなしている。実施の形態2では、第1の電子部品25の下方を通過する気流と、第2の電子部品26の下方を通過する気流とが、放熱部30において互いに異なる流路を通過するように、角度βが設定される。これにより、室外機100は、第1の電子部品25と第2の電子部品26との双方の効率的な放熱が可能となる。
角度βが0度より大きくかつ45度未満の角度である場合、室外機100は、0度より大きくかつ45度未満の角度αの気流を効率良く放熱部30の流路にて進行させることができる。これにより、室外機100は、電子部品をさらに効率良く放熱することができる。
実施の形態2によると、室外機100は、複数のフィン31の放熱面32が背面3に対し0度より大きくかつ90度未満の角度の傾きをなすことで、フィン31の間を通過する気流の速度の低下を抑制することができる。これにより、室外機100は、筐体1の内部に搭載された電子部品にて発生した熱の放熱効率の向上を図ることができるという効果を奏する。
実施の形態3.
図8は、本発明の実施の形態3に係る室外機100の要部構成を示す図である。実施の形態3に係る室外機100は、放熱部18へ向けて気流の向きを調整する風向調整部を備える。実施の形態3では、実施の形態1および2と同一の構成要素には同一の符号を付し、実施の形態1および2と重複する説明を省略する。
実施の形態3に係る室外機100は、実施の形態1の室外機100に風向調整部が追加されたものとする。図8には、放熱部18と、基板17に搭載された電子部品とを上方から見たときの様子を示している。図8では、基板17とフィン22とを破線により示している。なお、実施の形態3の風向調整部は、実施の形態2の室外機100に設けられても良い。
風向調整部である風向調整板40,41は、ベース21から右斜め後方へ延伸させて設けられている。風向調整板40は、ベース21の右後方の角から右斜め後方へ延伸されている。風向調整板41は、ベース21のうち右前方の角から右斜め後方へ延伸されている。ケーブルあるいは他の部品である構成要素は、2つの風向調整板40,41とベース21とにより囲われている範囲の外に配置される。気流の進行の妨げとなるような構成要素が当該範囲外に配置されることで、放熱部18へ効率良く気流を進行させることができる。
熱交換器11から2つの風向調整板40,41の間へ進行した気流は、風向調整板40,41により向きが調整されて、放熱部18へ集められる。室外機100は、放熱部18へ多くの気流を進行させることで、電子部品を効率良く放熱することができる。なお、風向調整板40,41の位置および形状は、図8に示す位置および形状に限られず適宜変更しても良い。風向調整部は、1つの風向調整板であっても良く、2つより多くの風向調整板であっても良い。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1 筐体、2 前面、3 背面、4,5 側面、6 下面、7 上面、8 吹出口、9 送風機、10 圧縮機、11 熱交換器、12 仕切板、13 羽根車、14 ファンモータ、15 送風機室、16 圧縮機室、17 基板、18,30 放熱部、19 ベルマウス、20 電装品箱、21 ベース、22,31 フィン、23,32 放熱面、24 平面、25 第1の電子部品、26 第2の電子部品、27 第3の電子部品、28 中心線、29 後方端、40,41 風向調整板、100 室外機。

Claims (6)

  1. 気流の吹出口を有する前面と前記前面とは逆側の背面とを有する筐体と、
    前記筐体の内部にて前記背面に沿って設けられた熱交換器と、
    前記筐体の内部に設けられ、前記筐体の外部から取り込まれて前記熱交換器を通過した空気を前記吹出口へ向けて流動させる送風機と、
    前記筐体の内部に設けられた圧縮機と、
    前記筐体の内部を、前記圧縮機が収納される圧縮機室と、前記送風機と前記熱交換器とが収納される送風機室とに仕切る仕切板と、
    前記筐体の内部に水平に配置され、電子部品が搭載された基板と、
    前記送風機室に設けられており、前記電子部品から発せられた熱を前記気流により放熱させる放熱部と、を備え、
    前記放熱部は、それぞれに放熱面を有する複数のフィンを含み、かつ、前記放熱部のうち前記圧縮機室の側の端へ到達する前記気流が、前記複数のフィンにおけるフィン同士の間の流路を通過するように配置されており、
    前記複数のフィンのそれぞれの前記放熱面、前記背面と平行であるか、または前記筐体の内部を上方から見た場合において前記背面に対し0度より大きくかつ90度未満の角度の傾きをなし、
    前記筐体の内部を上方から見た場合において、前記放熱部のうち前記圧縮機室の側の端へ到達する前記気流の向きと前記背面とがなす角度は、0度より大きくかつ45度未満である室外機。
  2. 前記放熱部は、前記複数のフィンが立てられている長方形の面を有するベースを含み
    前記流路の長さは、前記ベースの長辺の長さよりも短い請求項1に記載の室外機。
  3. 前記基板には、発熱体である複数の前記電子部品が配列されており、
    前記複数の前記電子部品が配列されている方向と前記流路を通過する気流の方向とは角度をなしている請求項1または2に記載の室外機。
  4. 前記吹出口の周縁から前記筐体の内部へ突出して設けられ、前記筐体の内部へ突出する端部を有するベルマウスを備え、
    前記放熱部は、前記ベルマウスの前記端部よりも前記背面側の位置に配置されている請求項1から3のいずれか1つに記載の室外機。
  5. 前記放熱部へ向けて気流の向きを調整する風向調整部を備える請求項1から4のいずれか1つに記載の室外機。
  6. 前記電子部品にワイドバンドギャップ半導体が使用されている請求項1から5のいずれか1つに記載の室外機。
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