JP2015122778A - 専用端末 - Google Patents
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Abstract
【課題】通信網を介して音声及び画像の双方向通信を行なう会議装置において、発熱デバイスに負荷をかけることで発生する熱を、より効率的に冷却可能とすると共に、収納性、持ち運び性の向上が期待できる会議装置を提供すること。【解決手段】制御基板31に実装された発熱デバイス34を所要の空間で覆い被さるように、且つ、装置前部と装置後部とに亘って延びるようにトンネル部41aを形成して、装置前方の外気を取り込んで装置後方へ排気可能に構成する。さらに、筐体2の天板部22aを、トンネル部41aの上方を上段部22mとさせ、その他の部分を下段部22nとなるように形成し、その下段部22nにカメラ部7を折り畳み可能に設ける。【選択図】図2
Description
本発明は、通信網を介して相手方装置との双方向通信を行なう会議装置と、その会議装置を備えた会議システムに関する。
通信網を介して相手方装置との双方向通信を行なう会議装置がある。この会議装置は、パソコン上で実行する会議アプリケーション(ソフトウェアベース)と専用端末とに大別できる。
前者のソフトウェアベースは、個人用のコミュニケーションツールとして適している。
これに対し、後者の専用端末は、複数人同士のコミュニケーションツールとして適している。この専用端末は、さらに、一部屋を専用のテレビ会議室として構築するような据え置きタイプと、持ち運び可能なポータブルタイプとに大別され、ユーザの使用目的に応じて選択される。
このうち、ポータブルタイプの専用端末は、例えば、以下のものが挙げられる。
(1)撮像素子上に結像した被写体の画像を取得して画像データを出力する撮像装置と、音声を取得して音声データを出力するマイクロフォンと、ネットワークに接続し画像データおよび音声データの送受信を行う送受信装置と、撮像装置で取得した画像データおよび送受信装置を介して受信した受信画像データを外部に表示する表示装置と、マイクロフォンで取得した音声データおよび送受信装置を介して受信した受信音声データを外部に出力するスピーカーとを一体化したテレビ会議装置がある。このテレビ会議装置によれば、簡単に移動、運搬することができる、としている(例えば特許文献1参照)。
(2)電子回路を収容するための内部チャンバを有する一体的なハウジングと、上記チャンバ内に収容され、画像及び音声処理を実行する電子ボードと、上記ハウジングに一体的に取り付けられ、上記電子ボードに接続された画像出力を有するビデオカメラと、上記ハウジングに取り付けられた少なくとも1つのマイクロフォンを有し、且つ上記電子ボードに接続された音声出力を有するマイクロフォン組立体とを備えた一体型のポータブルビデオ会議装置がある。この一体型のポータブルビデオ会議装置によれば、ユーザが容易に携帯できる、としている(例えば特許文献2参照)。
(3)テレビ会議を行うときは、装置本体内に格納されたモニターを引き出し、モニター上部に一体化されて取り付けられている回動可能なテレビカメラをセットして使用することを可能に構成したテレビ会議装置がある。このテレビ会議装置によれば、操作性にすぐれかつ省スペースを実現できる、としている(例えば特許文献3参照)。
ところで、上述の(1)〜(3)に例示したようなポータブルタイプの専用端末(以下、単に「会議装置」という)において、会議装置としての使い勝手の向上はもとより、収納性や持ち運び性の向上と、コミュニケーションツールとしての通信性能の向上との両立を図るためには、各機能を実現させるCPUなどの発熱デバイスを、限られたスペースで効率的に冷却する構造および外観形状なくして達成し得ない。
しかしながら、特許文献1及び3に記載されたテレビ会議装置は、装置内部の構造は何ら開示されていない。
しかも、特許文献1に記載されたテレビ会議装置は、受信画像データを外部に表示する表示装置としてスクリーンに投射するプロジェクターを設けている。従って、投射ランプによって装置内部が極めて高温となる。通信性能に大きく左右する発熱デバイスの他に、発熱量の極めて大きい熱源(投射ランプ)があるにもかかわらず、簡単に移動、運搬することを可能(段落0049において、持ち運び性が向上)とする現実に即した技術的手段、すなわち、装置内部の構造が何ら明らかにされていない。
これに対し、特許文献2に記載されたビデオ会議装置は、ビデオ信号を出力して外部の表示装置に表示することとし、上述した表示装置(プロジェクター)を除いた構成となっている。したがって、表示装置が発する熱対策は不要となる。しかも、段落0019、0020において、電子回路を冷却する必要性について触れている。
もっとも、特許文献2に記載されたビデオ会議装置における熱対策構造は、ファンの動作による振動及びノイズが、受信される音声信号の質に、信号の信号対雑音比を受け入れられないものにする程の甚だしい影響を及ぼすのを、減少または排除するための構造であり、持ち運び性の向上を期待できる内部構造及び外観形状ではない。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、上記問題点を解決できる会議装置、会議システムを提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明にかかる会議装置、会議システムは、下記の技術的手段を講じた。
請求項1にかかる発明は、通信網を介して音声及び画像の双方向通信を行なう会議装置であって、発熱デバイスが実装された制御基板と、前記発熱デバイスとの間に所要の空間が形成可能に前記発熱デバイスを覆うと共に、装置前部と装置後部とに亘って延びるように形成されたトンネル部を備え、装置前方の外気を取り込んで装置後方へ排気可能に構成された通気手段と、前記制御基板と前記通気手段とを備えた構成体が収容され、前記トンネル部の上方を上位とさせた段差状の天板部を備えた筐体と、前記天板部の下位に配置されると共に前記天板部の上位の面と沿うように折り畳み可能に設けられ、画像の取り込みをさせるカメラ部とを備えた会議装置を特徴とする。
請求項2にかかる発明は、請求項1において、前記発熱デバイスは、正面視、前記制御基板の左右方向の何れか一方側に配置され、前記天板部は、前記発熱デバイス側の上位に対しその反対側が下位となるように段差状に形成されていることを特徴とする。
請求項3にかかる発明は、請求項1または2において、前記トンネル部は、前記発熱デバイスの位置より装置後部側に設けられ、取り込んだ空気の流速を変化させるディフューザー部を備え、前記通気手段は、前記ディフューザー部より装置後部側に設けられ、取り込んだ空気を装置後方へ排気させる冷却ファンを備えたことを特徴とする。
請求項4にかかる発明は、請求項3において、前記トンネル部は、断熱性の材料で形成されていることを特徴とする。
請求項5にかかる発明は、請求項1乃至4の何れか1項において、前記制御基板から放射される不要輻射を抑制させるシールド部を備えたことを特徴とする。
請求項6にかかる発明は、請求項1乃至5の何れか1項において、前記筐体は、収音用孔が設けられた前側壁を備え、前記天板部が装置前部から装置後部に向かって高くなる斜面状となるように形成され、前記天板部の上位側にスピーカー音を通す音声出力孔が形成されてなり、前記音声出力孔の裏面側に配置され、音声出力させるスピーカー部と、前記収音用孔の裏面側に配置され、音声入力させるマイクロフォンとを備えたことを特徴とする。
請求項7にかかる発明は、請求項1乃至6の何れか1項に記載の会議装置と、前記会議装置同士の双方向通信にかかる音声及び画像の転送を管理する中継装置と、該中継装置と前記会議装置とのデバイス管理を行なう通信管理装置とを備えた会議システムを特徴とする。
本発明によれば、発熱デバイスとの間に所要の空間が形成可能に発熱デバイスに覆うように、且つ、装置前部と装置後部とに亘って延びるようにトンネル部を形成し、装置前方の外気を取り込んで装置後方へ排気可能に構成したから、発熱デバイスに負荷をかけることで発生する熱を、より効率的に冷却することが可能な会議装置が提供できる。
また、筐体の天板部を、トンネル部の上方を上位とさせ、その他の部分を下位となるように形成し、その下位となる位置に、上位の面と沿うように折り畳み可能にカメラ部を設けたことで、カメラ部が筐体から大きく出っ張らずに収納可能になったから、収納性、持ち運び性の向上が期待できる。
本発明にかかる会議装置及び会議システムの実施の形態を説明する。先ず、本実施の形態にかかる会議装置を、図1〜図10を参照しながら説明する。
本実施の形態にかかる会議装置1は、図2〜図4に示すように、筐体2と、制御基板部3と、通気手段4と、スピーカー部5と、マイクロフォン6と、カメラ部7とを備えてなる。
筐体2は、下筐体21と上筐体22とを備えてなる。
下筐体21は、底板21aと、頂側を僅かに前方に傾斜させた前側壁21bと、その前側壁21bより高い後側壁21cと、平面視、緩やかに凸湾曲された左右の側壁21dとで、上部が開口した箱状に形成されている。
また、図4において、前側壁21bの略全域に設けられた複数の吸気孔21eと、後側壁21cの略全域に設けられた複数の排気孔21fと、左右の側壁21dと後側壁21cの下部に各種の接続端子等を通すための窓部21gと、前側壁21bの中央部とその右方に設けられた収音用孔21mとが夫々形成されている。
なお、本実施の形態では、前側壁21bの略全域に吸気孔21eを設けたものを例示したが、この吸気孔21eは、少なくとも、前側壁21bの、後述するトンネル部41aの対面位置に設けていれば良いもので、形成位置は、特に限定されない。
各側壁の上縁部には、段差状の被嵌合部21hが形成されている。底板21aには、図4に示すように、所要長さの第1のボス21kが、複数の個所から上方へ向かって延びるように形成されている。この第1のボス21kは、底板21aの外底面から止めビスを挿入可能に、座繰り孔付の貫通孔が形成されている。そして、この第1のボス21kは、内部フレーム41(詳細は後述する)の支持脚部41dの下部と衝き合わされ、止めビスにより後述する内部フレーム41を固定支持させるようになっている。
上筐体22は、正面視(図2)、左方側を上位とさせた上段部22m、右方側を下位とさせた下段部22nの段差状に形成されると共に、側面視(図3)、凸湾曲状に形成された天板部22aと、被嵌合部21hに嵌め込まれる段差状の嵌合部22cが形成された前後左右の側壁22bとで、蓋状に形成されている。
また、下段部22nには、後述するカメラ部7のアーム74とカメラハウジング75とを前方に折り畳んで収納させる傾斜状の凹部22pが形成されている(図1)。
さらに、この天板部22aには、図2に示すように、内部フレーム41(詳細は後述する)の支持脚部41dの上部と衝き合わされ、止めビスにより後述する内部フレーム41を固定支持させる第2のボス22dが下方に向かって延びるように複数形成されていると共に、上段部22m側にスピーカー音を通す複数の音声出力孔22fと、その音声出力孔22fを挟んで上下に、操作ボタン331や電源スイッチ332等を通すための複数の操作用の貫通穴が形成されている。
また、図2に示すように、天板部22aの下段部22n側の装置後部にヒンジ73を通すヒンジ用の貫通穴22hと、そのヒンジ用の貫通穴22hの周囲に第3のボス22kが下方に向かって延びるように複数形成されている。
このように構成された筐体2は、内部フレーム41の支持脚部41dの上部に挿入した止めビスを第2のボス22dに捩じ込み、嵌合部22cを被嵌合部21hに嵌め込み、第1のボス21kから挿入した止めビスを内部フレーム41の支持脚部41dの下部に捩じ込むことで、上筐体22と下筐体21とが接続して、天板部22aが装置後部より装置前部が低くなる斜面状、且つ、全体に丸みを帯びた矩形体状に一体化する。
制御基板部3は、図2〜図5に示すように、制御基板としてのメインボード31と、ヒートシンク32と、サブボード33とを備えてなる。
メインボード31は、正面視(図2)、左方側に発熱デバイス34としてのCPU(Central Processing Unit)やチップセットが実装されると共に、下筐体21に形成した窓部21gと対応する位置に各種の接続端子等が実装され、さらに、リモートコントローラ(図示せず)からの操作信号を受信する受信部(図示せず)が実装されている。また、複数の取り付け用の孔31aが周縁部に形成されている。なお、発熱デバイス34はCPUに限定されない。
このように構成されたメインボード31は、窓部21gに各種の接続端子等を位置させ、上段部22m側に発熱デバイス34を位置させた状態で、下シールド体432(詳細は後述する)と内部フレーム41とに挟み込まれるように、下シールド体432から挿入された止めビスが取り付け用の孔31aを介してネジ孔部41eに捩じ込まれて、固定・支持されている(図2)。
ヒートシンク32は、図2、図3、図6に示すように、放熱フィン同士間の谷部が装置の前後部に向くように、且つ、発熱デバイス34に被さるように、メインボード31の左方側に取り付けられており、発熱デバイス34から発した熱の放散を行なうようになっている。
サブボード33は、図5に示すように、第1の操作基板333と、第2の操作基板334と、音声処理基板335とを備えてなる。
第1の操作基板333は、電源スイッチ332、通信切断用のボタンや音量調整用ボタン等の操作ボタン331が設けられ、これらのスイッチやボタンが音声出力孔22fより上側の操作用の貫通穴に操作可能に挿し込まれるように、内部フレーム41の天面のネジ孔部41eにビス止めされている(図3、図4)。
第2の操作基板334は、メニューボタン、マイクミュート、選択・決定ボタンなどの操作ボタン331が設けられ、これらのスイッチやボタンが音声出力孔22fより下側の操作用の貫通穴に操作可能に挿し込まれるように、内部フレーム41の天面のネジ孔部41eにビス止めされている(図3、図4)。
音声処理基板335は、双方向通信時、当該会議装置1のスピーカー部5から再生された音波を当該会議装置1のマイクロフォン6が収音し、相手先の会議装置1と音波のループを形成して発生するエコー現象を抑制させるエコーキャンセル処理や、マイクロフォン6で収音された音、例えば空調の作動音などを低減させるノイズキャンセル処理等が実行可能に構成され、第2の操作基板334の支持位置より右方の、内部フレーム41の天面のネジ孔部41eにビス止めされている(図3、図4)。
この制御基板部3は、音声データ及び画像データをエンコード処理またはデコード処理をして、通信網としてのインターネットを介して音声及び画像の双方向通信を可能とさせるもので、そのハードウェアの基本的な構成は、図8に示すように、発熱デバイス34としてのCPU、ROM(Read Only Memory)301、RAM(Random Access Memory)302、HDD(Hard Disk Drive)304(もしくはストレージまたは記録デバイス)、メディアドライブ305、操作ボタン331、電源スイッチ332、ネットワークI/F(Interface)306、撮像素子I/F307、音声入出力I/F308、画像出力I/F309の各構成要素が、アドレスバスやデータバス等のバスライン310を介して、双方向通信可能に接続されてなる。なお、上述した画像データは、動画または間欠画像(一定時間間隔の静止画像)のデータである。
発熱デバイス34としてのCPUは、所定のプログラムに基づいて会議装置1全体の動作を制御する。なお、会議装置用プログラムに従ったCPUの命令による、インターネットを介した音声及び画像の双方向通信にかかる一連の動作は後述する。
ROM301は、IPL(Initial Program Loader)等のCPUの駆動に用いられるプログラムが記憶されている。
RAM302は、CPUのワークエリアとして使用される。
HDD304は、会議装置用プログラム、画像データ、及び音声データ等の各種データが記憶される。なお、HDDに限らず、SSD(Solid State Drive)等を用いてもよい。
上述した会議装置用プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルで、記録メディア等の、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して流通させるようにしてもよい。また、この会議装置用プログラムは、HDD304ではなく、ROM301に記憶されるようにしてもよい。
SSD304は、CPUの制御にしたがってHDD304に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御する。
メディアドライブ305は、フラッシュメモリ等の記録メディアに対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御する。記録メディアは、会議装置1に対して着脱自在な構成となっている。また、CPUの制御にしたがってデータの読み出し又は書き込みを行う不揮発性メモリであれば、フラッシュメモリに限らず、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable ROM)等を用いてもよい。
操作ボタン331は、メニュー表示、各種メニューの選択・決定、双方向通信を行なう相手先の会議装置の宛先を選択・決定、通信の切断、音量の調整、マイクミュートなどに用いられる押しボタンまたはタッチスイッチであり、上述したように、第1の操作基板333と第2の操作基板334の夫々に取り付けられている。
電源スイッチ332は、会議装置1の電源のON/OFFを切り換えるための押しボタンまたはタッチスイッチであり、上述したように、第1の操作基板333に取り付けられている。
ネットワークI/F306は、接続端子(イーサネット端子)を備え、インターネットを介したデータの入出力のやりとりを仲介するようになっている。
撮像素子I/F307は、後述するカメラ部7で撮像されて出力された信号を所定の画像データとして取り込むようになっている。なお、カメラ部7の詳細は後述する。
音声入出力I/F308は、後述するマイクロフォン6で収録された信号を所定の音声データとして取り込むと共に、通信網を介して受信されたデータのうち音声データを後述するスピーカー部5で再生可能な信号に変換するようになっている。
画像出力I/F309は、接続端子を備え、通信網を介して音声及び画像の双方向通信を行なう相手先の会議装置の宛先や画質調整、出力信号の選択などの操作用アイコン等のメニュー画面や、通信網を介して受信されたデータのうちエンコードされた画像データや当該会議装置1のカメラ部7が撮像した画像データを、プロジェクターPが受け入れ可能な所定のアナログまたはデジタルの画像信号に変換して出力するようになっている。なお、エンコードされた画像データを所定のコーデックを用いてデコードするのは発熱デバイス34としてのCPUによる。
この所定の画像信号としては、アナログRGB信号(VGA)、コンポーネントビデオ信号、HDMI(High―Definition Multimedia Interface)信号、DVI(Digital Video Interactive)信号が挙げられる。
本実施の形態にかかる会議装置1では、アナログRGB信号用端子が、後側壁21cの下部の窓部21gを介して露出するようにメインボード31上に実装され、DVI端子が、右の側壁21dの下部の窓部21gを介して露出するようにメインボード31上に実装されている。
なお、本実施の形態にかかる会議装置1は、図1、図9に示すように、画像出力機器であるプロジェクターPに接続させた状態を例示しているが、接続させる画像出力機器は特に限定されない。
通気手段4は、図6に示すように、内部フレーム41と、冷却ファン42と、シールド部43とを備えてなる。
内部フレーム41は、両側壁と天板とで底が開口した平面視L字状のトンネル部41aと、そのトンネル部41aとで、平面視、中央部が開口した矩形状に枠組されるように、かつ、トンネル部41aの下部から延びるように形成された梁部41bと、トンネル部41aの天板と連続するようにトンネル部41aの略中央部と梁部41bの略中央部とに亘って正面視略L字状に形成されたアーチ部41cと、上下に延びるように外周部の複数個所に形成され、第1のボス21kと衝き合わされてビス止めされるネジ孔が下部に形成されると共に、第2のボス22dと衝き合わせされてビス止めされるビスを通す孔が上部に形成された支持脚部41dと、天面と底面の夫々に複数個形成され各構成体を取り付ける突起状のネジ孔部41eと、収音用孔21mと対応する位置に設けられ、後述するマイクロフォン6を取り付けるマイクロフォン取付孔41gとを備え、断熱性の材料で一体に成形されてなる。
上述したトンネル部41aは、前部から後部に向かってアーチ部41cを過ぎた所要の位置までの天板の高さを下位とし、後部の天板の高さを上位とし、その下位と上位とを天板で傾斜状に結ぶように形成されており、装置後部側に形成された傾斜状の部分が、前部の開口から取り込んだ空気の流速を落とすディフューザー部41fとなっている。また、ディフューザー部41fを過ぎたトンネル部41aの後部は、所要長さの直線部分が形成され、その直線部分から幅方向に広がるように平面視L字状に形成されて、筐体2の後側壁の略全体から排気可能になっている。さらに、トンネル部41aの内側の側壁は、図2に示すように、トンネル部41aの外側の側壁より若干短くなっている。
このように構成された内部フレーム41は、正面視(図2)、上段部22m側にトンネル部41aを位置させ、内部フレーム41の支持脚部41dの上部に止めビスを挿入し、上筐体22の第2のボス22dに捩じ込み、嵌合部22cを被嵌合部21hに嵌め込み、下筐体21の第1のボス21kから止めビスを挿入し、その止めビスを内部フレーム41の支持脚部41dの下部に捩じ込むことで、上筐体22と下筐体21とを接続すると共に筐体2内に収納される。
冷却ファン42は、外観が矩形体状の周知構造のもので、図3及び図6に示すように、トンネル部41aの後部の所要長さの直線部分に収まるように設けられて、吸気孔21eを介して取り込んだ空気を、排気孔21fを介して装置後方へ排気させるようになっている。
シールド部43は、図2、図3、図6に示すように、上シールド体431と、下シールド体432とを備えてなる。
上シールド体431は、天板の高さが下位となる直線状のトンネル部41aの内面と沿うように形成された凸状部43aと、正面視、その凸状部43aの内側の下端から水平方向に延びるように、且つ、平面視、装置後部へ延びるように形成された張り出し部43bと、凸状部43aと張り出し部43bとの夫々から外側に延びるように設けられた複数の取り付け部43cとが、メインボート31から放射される不要輻射(EMI;Electro−Magnetic Interference)を抑制可能な金属板で折り曲げ形成されてなる。
下シールド体432は、上シールド体431と同様に、メインボート31から放射される不要輻射を抑制可能な金属板で、メインボード31の形状と略合わせた平坦部の端部から複数の取り付け部43dが立ち上がるように折り曲げ形成されてなる。
このように構成されたシールド部43は、上シールド体431を、トンネル部41aの天板の高さが下位となる部分の内部フレーム41の内面と沿うように凸状部43aを位置させ、メインボード31を挟んで、下シールド体432を、そのメインボード31に合わせるように位置させ、下シールド体432から挿入された止めビスを、上シールド体431及び下シールド体432の取り付け部43c、43dと取り付け用の孔31aとを介してネジ孔部41eに捩じ込むことで、内部フレーム41に固定・支持されている(図2)。
このようにして、上シールド体431が、トンネル部41aの内面に沿うように、且つ、トンネル部41aの内側の側壁の下端から張り出し部43bが延びて、メインボード31の表面上方を覆うように配置され、下シールド体432がメインボード31の裏面下方を覆うように配置されて、メインボート31から放射される不要輻射を上下方から抑制させている。
さらに、トンネル部41aとメインボード31の左方の表面側とで、装置前部から装置後部に向かう直線状の第1の通気路a1が形成されると共に、メインボード31の裏面側と下シールド体432とで、装置前部から装置後部に向かう直線状の第2の通気路a2が形成される。また、張り出し部43bとメインボード31との間に第3の通気路a3が形成される(図2)。
このように構成された通気手段4は、冷却ファン42の駆動により、吸気孔21eを介して外気が第1の通気路a1に流入し、ヒートシンク32を通過し、排気孔21fを介して装置後方に排気する。このとき、ディフューザー部41fによって、冷却ファン42より後方側の空気の流速に対し、冷却ファン42より前方側の空気の流速を高めて、発熱デバイス34の熱が伝熱したヒートシンク32から効率的に吸熱する。なお、冷却ファン42の駆動により、第2の通気路a2と第3の通気路a3にも吸気孔21eを介して外気が流入し、装置後方に向かう気流が発生し、メインボード31等の熱を吸熱して、排気孔21fを介して装置後方に排気する。
また、ディフューザー部41fより前方側のトンネル部41a内の空気の流速を確保するのに必要な風量を、ディフューザー部41fより前方側トンネル部41aの内寸法に収まるような冷却ファン(小型の冷却ファン)より大きい大型の冷却ファンによって得ていることで、その駆動音・風きり音が小型の冷却ファンに対して低くなり、静粛性をも確保する。
また、シールド部43が、メインボート31から放射される不要輻射を抑制する。
なお、本実施の形態では、ディフューザー部41fを内部フレーム41の一部に形成させたものを例示したが、内部フレーム41と別部材、または、内部フレーム41を複数の部材による組み立て構成にして、ディフューザー部41fを組み付ける構成にしても良い。
スピーカー部5は、図2、図3、図5に示すように、スピーカーボックス51と、スピーカー52とを備えてなる。
スピーカーボックス51は、内部フレーム41のアーチ部41cに載せ置かれるように装置幅方向に延びるように形成された底板と、上筐体22の上段部22mの傾斜面に沿うように、且つ、音声出力孔22fを取り囲むように形成された上位側の天板部51aと、上筐体22の下段部22nの傾斜面に沿うように、且つ、装置幅方向に延びるように形成された下位側の天板部51dと、上位側の天板部51a及び下位側の天板部51dと底板とを結ぶ左右前後の側壁とを備えて、中空の箱体状に形成されている。
また、このスピーカーボックス51は、上位側の天板部51aと底板とを結ぶ外側の側壁の角部に取り付け部51bが形成されると共に、下位側の天板部51dから底板とを貫通するように取り付け部51bが形成されており、これらの取り付け部51bから止めビスを挿入し、その止めビスを内部フレーム41のアーチ部41cに形成されたネジ孔部41eに捩じ込むことで、内部フレーム41に固定・支持されている。
また、上位側の天板部51aには、シリコンゴムやウレタンゴム等の弾性部材からなる環状の緩衝部材51cが設けられており、上筐体22の上段部22mの傾斜面にその緩衝部材51cが密着されるようになっている(図2)。このようにすることで、スピーカー52の音が筐体2に伝わることで生じる筐体2のビビリを抑え込んだり、また、スピーカー52の音が筐体2を伝わって、マイクへの回り込みを抑え込んだりすることができる。
スピーカー52は、フルレンジタイプのスピーカーであり、音声入出力I/F308に結線されると共にスピーカーボックス51の上位側の天板部51aに取り付けられている。
マイクロフォン6は、無指向性のマイクロフォンであり、音声入出力I/F308に結線されると共に、下筐体21の前側壁21bの中央部に設けられた収音用孔21mを介して収音可能に内部フレーム41の中央部側のマイクロフォン取付孔41gに取付けられている。
マイクロフォン6による収音位置を下筐体21の前側壁21bとすることで、スピーカー部5から再生された音波を当該マイクロフォン6が収音して生じるエコー現象を回避または低減することが期待できる。
なお、本実施の形態では、内部フレーム41の中央部側のマイクロフォン取付孔41gに取付けたものを例示したが、内部フレーム41の右方側のマイクロフォン取付孔41gに取付けても良い。すなわち、当該会議装置1の動作音の収音の回避や、エコー現象の回避または低減可能な位置であれば、特に限定されない。
カメラ部7は、図1及び図2に示すように、アーム部71と、カメラ本体77とを備えてなる。
アーム部71は、取付ブラケット72と、ヒンジ73と、アーム74と、カメラハウジング75とを備えてなる。
取付ブラケット72は、正面視L字状に形成された板状の部材であり、短辺側が内部フレーム41に接して支持されるように図2において右方側に下向くように、且つ、ヒンジ用の貫通穴22hの直下に配置される共に、第3のボス22kにビス止めされて、上筐体22に取り付けられている。また、この取付ブラケット72は、長辺側の中央部に後述するヒンジ73が取り付けられる取り付け穴が形成されている。
ヒンジ73は、図2に示すように、正面視、T字状に構成された軸体であり、取付ブラケット72の取り付け穴を介して、その取付ブラケット72に取り付けられた固定軸73aと、天板部22aの下段部22n側の装置後部に形成されたヒンジ用の貫通穴22hを介して突き出るように、且つ、固定軸73aに対して周方向に回転可能に設けられた第1の可動軸73bと、その第1の可動軸73bから直交方向へ突き出るように、且つ、周方向に回転可能に設けられ、先端部にL字状の取り付け部73dが設けられた第2の可動軸73cと、その第2の可動軸73cが突き出るように第1の可動軸73bに被せられたキャップ73eとを備えてなる。
このヒンジ73はトルクヒンジであり、第1の可動軸73bと、第2の可動軸73cは、任意の回転角度で停止した状態を保持するようになっていると共に、所要の力を加えることで、その停止状態から回転移動可能になっている。
アーム74は、図7に示すように、前方に折り畳んで凹部22pに収納させた際に、天板部22aの上段部22m側の面と沿うように形成され、折り畳み方向の前面側と後面側とが組み付けられて一体化された中空の角棒状部材であり、図2に示すように、下方に向かって開口した第1の凹部74aが基部に形成され、上方に向かって開口した第2の凹部74bが先部に形成されている。
そして、このアーム74は、第1の凹部74aがキャップ73eを介して第1の可動軸73bを跨ぐように、且つ、第1の凹部74aの側壁からその第1の凹部74aを形成する脚部74cに入り込むように第2の可動軸73cが挿し込まれ、その脚部74cが第2の可動軸73cの取り付け部73dを介してビス止めされて、ヒンジ73に取り付けられている(図2)。
このアーム74は、正面を0度として概ね±180度のパン角θ1の範囲で、且つ、第2の可動軸73cにより概ね90度のチルト角θ2の範囲(0度と45度の傾き時にクリック感が発生するようになっている)で、ヒンジ73の第1の可動軸73bにより、上下左右方向に回転可能になっている(図1、図7)。
なお、第1の凹部74aの一方の側壁からヒンジ73を経由して装置内部に向かってカメラケーブルが這い回わされている。
カメラハウジング75は、図7に示すように、前方に折り畳んで凹部22pに収納させた際に、天板部22aの上段部22m側の面と沿うように形成された中空の矩形体状部材であり、図2に示すように、その底部に下方に向かって延びる凸部75aが形成され、正面側の壁にレンズ穴が形成されている。そして、このカメラハウジング75は、凸部75aを第2の凹部74b内に位置させる共に、第2の凹部74bを形成する腕部74dに保持された一対の支軸76が、凸部75aの側面部に、任意の回転角度で停止した状態を保持可能に回転可能に挿入されて、その一対の支軸76を介してアーム74に取り付けられている。
このカメラハウジング75は、アーム74に対して直線状となるようにした状態を0度として、装置前方側に概ね100度、装置後方側に概ね90度のチルト角θ3の範囲で、一対の支軸76により上下に回転可能になっている(図1、図7)。
なお、上述した一対の支軸76は、その一方が中空軸となっており、その中空軸を経由してアーム74内に向かってカメラケーブルが這い回わされている(図2中、二点鎖線で図示)。
カメラ本体77は、絞りを備え、焦点距離の短い単焦点の広角レンズ部77aと、その広角レンズ部77aを通った被写体の像が結像されるように配置され、光を電荷に変換して被写体の像を電子化する撮像素子部(図示せず)とを備え、被写界深度の深いパンフォーカスとなるように構成されている。このカメラ本体77は、上述したカメラハウジングに形成されたレンズ穴に広角レンズ部77aが位置するように組み込まれている。なお、広角レンズ部77aの前玉の前にアクリル材またはガラス材で形成されたレンズカバーが取り付けられており、広角レンズ部77aを保護させている。
この広角レンズ部77aの画角θ4は、概ね100度であり、図9に示すように、一般的な使用環境において、会議の参加者全員が撮像可能になっている。
撮像素子部は、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)や、CCD(Charge Coupled Device)等の撮像素子を備えてなる。
このカメラ部7は、撮像素子部が撮像素子I/F307に結線されると共に、天板部22aの下段部22n側の装置後部に、カメラハウジング75を任意の向き及び任意の高さに調整して被写体を撮像可能に設けられている。
また、このカメラ部7は、会議装置1の不使用時に、前方に折り畳むことで、凹部22pにアーム74の中途部からカメラハウジング75が中途部まで入り込んで、カメラハウジング75とアーム74との背面が天板部22aの上段部22m側の面と沿って、外観視、大きな出っ張り部分がないようになっている。なお、カメラ部7の折り畳み時、カメラハウジング75とアーム74との背面が、天板部22aの上段部22m側の面と面一が好ましいが、収納性や持ち運び性に支障がない程度の多少の高低があっても良い。
さらに、このカメラ部7は、図7に示すように、アーム74及びカメラハウジング75を立ち上げた状態のレンズ中心と、会議装置1の設置面との距離Lは、平均的な体格の成人が椅子に着座し、一般的な会議テーブルを用いた場合(使用状態時を想定)に、ヒトの目あたりにレンズ中心が位置するような距離、すなわち、アイレベルのカメラポジションとなるように設定されている。
カメラ部7の使用例として、図9に示すような会議参加者を撮像したり、図10に示すように、アーム74を旋回させ、カメラハウジング75を下向きにさせて、テーブルT上の資料Sや商品等を撮像したりする。このようにカメラ部7は、天板部22aの一方側に設けたことで、筐体2からのアーム74の突き出し量を多くとることができ、テーブルT上の資料Sを撮像する場合などにも好適な配置レイアウトになっている。
以上のように構成された会議装置1は、外部から電源供給状態にし、ネットワークI/F306に結線された接続端子とインターネットに接続された接続端子とをケーブルで繋ぎ、画像出力I/F309に結線された接続端子と画像出力機器の接続端子とをケーブルで繋ぎ、カメラハウジング75とアーム74とを立ち上げ、電源スイッチ332の操作による電源投入、各種操作ボタン331の操作による各種調整、相手先の会議装置の選択をして、インターネットを介した相手先の会議装置と音声及び画像の双方向通信を行なう。なお、上述した会議装置用プログラムに従ったCPUの命令による会議装置1の動作例は、後述する会議システムにおいて説明する。
本実施の形態にかかる会議装置1によれば、メインボード31の正面視、左方側に、ヒートシンク32を載せたCPU等の発熱デバイス34を配置し、そのメインボード31の左方側を、上シールド体431を介した内部フレーム41で所要の空間が形成されるように覆い、冷却ファン42の駆動により、吸気孔21eを介して装置前方の外気を取り込んで、排気孔21fを介して装置後方へ排気可能な構成にしたから、発熱デバイス34に負荷をかけることで発生する熱を、より効率的に冷却可能な会議装置1が提供できる。
また、上筐体22の天板部22aを、発熱デバイス34側である左方側に対し、その右方側が下段部22nとなるように段差状に形成し、天板部22aの下段部22n側に、上段部22m側の天板部22aの面と沿うように折り畳み可能なカメラ部7を設けたことで、そのカメラ部7を折り畳むことで大きな出っ張り部分が無くなり、当該会議装置1の移動の際における持ち運び性の向上、不使用時の収納性の向上が期待できる。しかも、会議装置1の不使用時の際に、全体に丸みを帯びた外観形状となるから、室内に溶け込む外観形状を形成することができる。
また、カメラ部7を天板部22aの一方側に設けて、筐体2からのアーム74の突き出し量を多くとることで、テーブル上の資料を撮像する場合などがし易く、使い勝手の向上が期待できる。
また、本実施の形態にかかる会議装置1は、第1の通気路a1の途中にディフューザー部41fを設け、そのディフューザー部41fより装置後部側、すなわち、第1の通気路a1の断面積の大きい位置に冷却ファン42を配置し、ディフューザー部41fより装置前部側、すなわち、第1の通気路a1の断面積の小さい位置に発熱デバイス34及びヒートシンク32を配置している。このように構成することで、第1の通気路a1の断面積の小さい領域の空気の流速が高まって冷却性を向上させることが可能になると共に、第1の通気路a1の断面積の小さい位置に冷却ファンを設けるのに比較して、冷却ファン42の回転数を下げることが可能となり、従って冷却ファンの駆動音・風きり音が低くなり、静粛性も確保することが可能になる。
また、トンネル部41aを備え、断熱性の材料で一体に成形した内部フレーム41を採用することで、使用者が直接手に触れる筐体へ熱が伝わるのを抑制して、熱による使用者の不快を和らげると共に、組み立て性の向上、ケーブル配線の作業性の向上、部品点数の削減が期待できる。
また、上シールド体431と下シールド体432とを備えて構成されたシールド部43によって、メインボード31の表裏を覆うようにしたから、メインボート31から放射される不要輻射を抑制できる。
また、装置前部から装置後部に向かって高くなる斜面状となるように天板部22aを構成し、天板部22aの上段部22m側からスピーカー音を通す音声出力孔22fを形成し、その音声出力孔22fの裏面側に音声出力させるスピーカー部5を配置し、筐体の前側壁に収音用孔21mを形成し、その収音用孔21mの裏面側に音声入力させるマイクロフォンを配置している。このように構成することで、スピーカー部5から再生された音波を当該マイクロフォン6が収音して生じるエコー現象を回避または低減することが期待できると共に、スピーカー音の聞き取りやすさの向上が期待できる。
特に、会議装置1を一般的な会議テーブルに載せ、平均的な体格の成人が椅子に着座した場合(使用状態時を想定)に、再生音の向きがヒトの耳に向かうような配置構成とすることで、より聞き取りやすさの向上が期待できる。
次に、上述した会議装置1を備えた会議システムを説明する。
本実施の形態にかかる会議システムは、図11に示すように、インターネットに接続された末端のルータR1とそのルータR1に接続された複数のルータR2とを備えて構築された通信網としてのLAN(Local Area Network)と、その複数のルータR2の夫々に接続された複数の会議装置1及び中継装置8と、インターネットに接続された通信管理装置9とを備えて構築されている。
会議装置1は、電源投入後に、接続された画像出力機器(例えばプロジェクターP)にメニュー画面を表示させる。このメニュー画面は、各種調整や会議の開始(双方向通信の開始)などの各項目がアイコンと文字情報で表示される。各項目の選択や決定の操作は、会議装置1の天板部22aに設けられた操作ボタン331による操作のほかに、図示しないリモートコントローラによる操作が可能になっている。
また、この会議装置1は、カメラ部7で撮像された画像を、撮像素子I/F307によって所定のデシタルの画像データとして取り込み、所定のコーデックを用いて、高解像度(例えば、横が640画素、縦が480画素)、中解像度(例えば、横が320画素、縦が240画素)、低解像度(例えば、横が160画素、縦が120画素)の各画像品質となるようにエンコードし、そのエンコードした画像データを出力するようになっている。
上述したように、このエンコードした画像データは、当該会議装置1において、動画または間欠画像(一定時間間隔の静止画像)にデコード可能なデータであり、メニュー画面から、動画または間欠画像のいずれかに選択が可能になっている。
また、会議に参加している複数の相手方の会議装置からの複数の画像データを合成処理して同時出力するピクチャー・イン・ピクチャー機能を始めとした多彩な画像表現が可能になっている。
エンコードやデコード、多彩な画像表現処理など、これらの処理は、上述したように、会議装置用プログラムに従ったCPUの処理による。そのため、発熱デバイス34としてのCPUの発熱量も大きく、十分な熱対策が必要となるが、上述したように本実施の形態にかかる会議装置1は、効率的な冷却が可能な構成となっている。
中継装置8は、所定の制御プログラムに従って、各種機能を実現させるコンピュータであり、通信網の品質(伝送速度)を常時モニタし、その伝送速度に適した解像度の画像データを設定するようになっている。すなわち、この中継装置8は、通信網の状態、会議装置1の処理状況などの影響により、双方向通信時の会議装置1同士において、画像データと音声データとにずれ(遅延)が生じていないかを常時検知し、音声データと画像データとにずれが生じている場合、高解像度の画像データ、中解像度の画像データ、低解像度の画像データの中から、そのずれが生じている会議装置1に対し、最も適した解像度を選択し、相手側の会議装置1に送信するようになっている。これにより、通信網の品質が悪化した場合でも、途切れずに動画像の通信が可能になっている。
また、この中継装置8は、画像データと音声データとのずれを解消するために、上述した解像度の変更の他、フレームレートの変更、両者のバランスを重視した解像度及びフレームレートの変更が可能になっている。
このように中継装置8は、通信網の品質(伝送速度)を常時モニタし、ずれ検知、解像度の指定など、動画像および音声の転送にかかわる管理を行なっている。
通信管理装置9は、所定の制御プログラムに従って、全ての会議装置1を管理するコンピュータであり、全ての会議装置の現在の動作状況(双方向通信中、通信待機中、非通電状態など)の把握、会議装置1のデバイス認証、デバイス認証された会議装置1への宛先リストの付与、中継装置8の選定、会議装置同士の双方向通信に対する課金など、会議装置1と中継装置8とを一元的に管理するようになっている。
以上のように構成された会議システムの一連の動作を説明する。
なお、会議装置1と画像出力機器とを接続させ、これらのものが電源投入状態であることを前提とする。また、各種情報の表示は、会議装置1に接続された画像出力機器によるものであるが、説明の便宜上、画像出力機器が表示する旨を省略する。また各種情報の入力は、会議装置側の操作ボタン331、リモートコントローラの操作によるものであり、この操作部による操作を前提にして説明する。また、IPアドレスは、説明の便宜上、個々の会議装置1に割り振られた固有のIPアドレスとする(図11中、括弧内4つの数字で表す。例えば通信管理装置9は(1.1.1.2))。
先ず、会議装置1は、会議の開始(双方向通信の開始)が選択されると、その旨の信号を、通信網(LAN、インターネット)介して、通信管理装置9に送信する。
通信管理装置9は、その会議装置1に対しデバイス認証を行い、その認証後、当該会議装置1に、当該会議装置1以外の複数の会議装置(当該通信管理装置9に登録されている会議装置)の現在の動作状況を示した宛先リストを送信、表示させる。この宛先リストは、直感的な操作が可能なアイコン表示と文字情報とからなり、適宜、更新される。
宛先リストの中の、非通電状態以外の会議装置の中から、双方向通信を行ないたい会議装置が選択されると、通信管理装置9は、複数の中継装置8の中から最適な中継装置8を選択する。通常は、当該会議装置1と物理的に近い中継装置8が選択されるが、その中継装置8に何らかの不具合がある場合、他の中継装置8が選択される。例えば、IPアドレス(1.2.1.5)の会議装置の場合、IPアドレス(1.2.1.2)の中継装置8が選択されるが、その中継装置8がダウンしているときは、IPアドレス(1.2.2.2)の中継装置8が選択される。
通信管理装置9による中継装置8が選択されると、即座に、その中継装置8を介して、IPアドレスに基づいて相手側の会議装置1へ双方向通信の要求が送信される。相手側の会議装置1は、その双方向通信の要求が着信していることを表示し、接続を容認することで、当該会議装置1と相手側の会議装置1との双方向通信が開始される。この着信の表示や操作は、相手側の会議装置1に表示された宛先リストを介して表示及び操作が行なわれる。
中継装置8は、上述したように、通信網の品質(伝送速度)を常時モニタしており、通信網の品質が悪化した場合、現在の解像度より一段下げた解像度の画像データに切り替えた中継、または、フレームレートを下げた中継、または、両者を下げた中継を行なう。
通信管理装置9は、会議装置同士の双方向通信の開始と共に、その会議装置同士の特定、通信時間の計測など、本実施の形態にかかる会議システムの使用に対する課金のための処理が実行される。
操作ボタン331やリモートコントローラによる操作により、当該会議装置1と相手側の会議装置1との双方向通信が終了する。
このように本実施の形態にかかる会議システムは、十分な熱対策を講じた会議装置1と、中継装置8と、通信管理装置9とを備えて構築することで、会議装置同士の双方向通信を円滑化させた極めて好適なものになっている。しかも、十分な熱対策を講じた会議装置1は、持ち運び性の向上をも期待できることから、会議システムの利用促進が期待できる。
以上、本実施の形態にかかる会議装置1及び会議システムを説明したが、上述した実施の形態は、本発明の好適な実施の形態の一例を示すものであり、本発明はそれに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内において、種々変形実施が可能である。
例えば、正面視、メインボード31の両側に発熱部材を実装し、正面視、両側にトンネル部41aを設け、正面視、天板部22aの中央部を凹ませて、その凹んだ中央部に、天板部22aの上段部22mと沿うように折り畳み可能にカメラ部7を設けても良い。
また、本実施の形態にかかる会議装置1に用いる会議装置用プログラムを、パソコンを利用したソフトウェアベースのものと同等とすることで、中継装置8や通信管理装置9の不要な会議システムが構築可能(LANやWANのみを用いた会議システムも構築可能)となる。このように本実施の形態にかかる会議装置1は、上述した会議システムの構築に用いることに限定されない。
1 会議装置
2 筐体
21 下筐体
21m 収音用孔
21b 前側壁
22 上筐体
22a 天板部
22f 音声出力孔
22m 上段部(上位)
22n 下段部(下位)
31 メインボード(制御基板)
32 ヒートシンク
34 発熱デバイス
4 通気手段
41 内部フレーム
41a トンネル部
41f ディフューザー部
41g マイクロフォン取付孔
42 冷却ファン
43 シールド部
5 スピーカー部
6 マイクロフォン
7 カメラ部
8 中継装置
9 通信管理装置
2 筐体
21 下筐体
21m 収音用孔
21b 前側壁
22 上筐体
22a 天板部
22f 音声出力孔
22m 上段部(上位)
22n 下段部(下位)
31 メインボード(制御基板)
32 ヒートシンク
34 発熱デバイス
4 通気手段
41 内部フレーム
41a トンネル部
41f ディフューザー部
41g マイクロフォン取付孔
42 冷却ファン
43 シールド部
5 スピーカー部
6 マイクロフォン
7 カメラ部
8 中継装置
9 通信管理装置
本発明は、通信網を介して双方向通信を行なう専用端末に関する。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、持ち運び易い専用端末を提供することを目的とする。
通信網を介して通信を行なう専用端末であって、発熱デバイスが設けられた制御基板と、前記制御基板を収容し、凹部が設けられた筐体と、外気を取り込んで前記制御基板の少なくとも一部を経由して前記筐体の外へ排気する通気手段と、前記凹部に折り畳み可能に設けられたカメラ部と、を備え、前記筐体は、少なくとも前記制御基板の一部を前記凹部と重なるように収容し、前記発熱デバイスは、前記凹部と重ならないように前記制御基板上に配置されている、ことを特徴とする専用端末。
持ち運び易い専用端末を提供することができる。
このように本実施の形態にかかる会議システムは、十分な熱対策を講じた会議装置1と、中継装置8と、通信管理装置9とを備えて構築することで、会議装置同士の双方向通信を円滑化させた極めて好適なものになっている。しかも、十分な熱対策を講じた会議装置1は、持ち運び性の向上をも期待できることから、会議システムの利用促進が期待できる。
また、発熱デバイス34との間に所要の空間が形成可能に発熱デバイス34に覆うように、且つ、会議装置1前部と会議装置1後部とに亘って延びるようにトンネル部41aを形成し、会議装置1前方の外気を取り込んで会議装置1後方へ排気可能に構成したから、発熱デバイス34に負荷をかけることで発生する熱を、より効率的に冷却することが可能である。
更に、筐体2の天板部22aを、トンネル部41aの上方を上位とさせ、その他の部分を下位となるように形成し、その下位となる位置に、上位の面と沿うように折り畳み可能にカメラ部7を設けたことで、カメラ部7が筐体2から大きく出っ張らずに収納可能になったから、収納性、持ち運び性の向上が期待できる。
また、発熱デバイス34との間に所要の空間が形成可能に発熱デバイス34に覆うように、且つ、会議装置1前部と会議装置1後部とに亘って延びるようにトンネル部41aを形成し、会議装置1前方の外気を取り込んで会議装置1後方へ排気可能に構成したから、発熱デバイス34に負荷をかけることで発生する熱を、より効率的に冷却することが可能である。
更に、筐体2の天板部22aを、トンネル部41aの上方を上位とさせ、その他の部分を下位となるように形成し、その下位となる位置に、上位の面と沿うように折り畳み可能にカメラ部7を設けたことで、カメラ部7が筐体2から大きく出っ張らずに収納可能になったから、収納性、持ち運び性の向上が期待できる。
Claims (7)
- 通信網を介して音声及び画像の双方向通信を行なう会議装置であって、
発熱デバイスが実装された制御基板と、
前記発熱デバイスとの間に所要の空間が形成可能に前記発熱デバイスを覆うと共に、装置前部と装置後部とに亘って延びるように形成されたトンネル部を備え、装置前方の外気を取り込んで装置後方へ排気可能に構成された通気手段と、
前記制御基板と前記通気手段とを備えた構成体が収容され、前記トンネル部の上方を上位とさせた段差状の天板部を備えた筐体と、
前記天板部の下位に配置されると共に前記天板部の上位の面と沿うように折り畳み可能に設けられ、画像の取り込みをさせるカメラ部と
を備えたことを特徴とする会議装置。 - 前記発熱デバイスは、正面視、前記制御基板の左右方向の何れか一方側に配置され、
前記天板部は、前記発熱デバイス側の上位に対しその反対側が下位となるように段差状に形成されていること
を特徴とする請求項1に記載の会議装置。 - 前記トンネル部は、
前記発熱デバイスの位置より装置後部側に設けられ、取り込んだ空気の流速を変化させるディフューザー部を備え、
前記通気手段は、
前記ディフューザー部より装置後部側に設けられ、取り込んだ空気を装置後方へ排気させる冷却ファン
を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の会議装置。 - 前記トンネル部は、断熱性の材料で形成されていることを特徴とする請求項3に記載の会議装置。
- 前記制御基板から放射される不要輻射を抑制させるシールド部を備えたことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の会議装置。
- 前記筐体は、収音用孔が設けられた前側壁を備え、前記天板部が装置前部から装置後部に向かって高くなる斜面状となるように形成され、前記天板部の上位側にスピーカー音を通す音声出力孔が形成されてなり、
前記音声出力孔の裏面側に配置され、音声出力させるスピーカー部と、
前記収音用孔の裏面側に配置され、音声入力させるマイクロフォンと
を備えたことを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の会議装置。 - 請求項1乃至6の何れか1項に記載の会議装置と、
前記会議装置同士の双方向通信にかかる音声及び画像の転送を管理する中継装置と、
該中継装置と前記会議装置とのデバイス管理を行なう通信管理装置と
を備えたことを特徴とする会議システム。
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