JP2019068331A - インターホン装置及びインターホンシステム - Google Patents

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【課題】撮像部の撮像範囲を広範囲に調節する。【解決手段】インターホン装置1は、撮像部15と、筐体18と、角度調節構造と、角度調節部131と、を備える。撮像部15は、撮像素子151、及び撮像素子151の前方に配置されるレンズ152を含む。筐体18は、少なくとも撮像部15が前面に配置される。角度調節構造は、撮像部15を保持し、筐体18の前面の法線方向に対するレンズ152の光軸の角度を、互いに異なる複数の角度のいずれかに調節した状態で筐体18に取り付けられる。角度調節部131は、撮像部15で撮像される映像の一部を切り出す。【選択図】図1

Description

本開示は、一般にインターホン装置及びインターホンシステムに関し、より詳細には、撮像機能を備えたインターホン装置及びインターホンシステムに関する。
特許文献1には、広角レンズを用いたテレビインターホンが記載されている。特許文献1に記載のテレビインターホンは、子器と、信号伝送系を介して子器に接続される親器と、を備える。子器は、広角レンズを装着したテレビカメラを有する。親器は、子器からの画像を表示するモニターテレビを有する。特許文献1に記載のテレビインターホンでは、広角レンズを用いることによって、テレビカメラの視野範囲を広くすることができる。
特開平6−225312号公報
特許文献1に記載のようなテレビインターホン(インターホンシステム)において、例えば上下方向(鉛直方向)に傾斜する傾斜面を有する取付台に子機(インターホン装置)が取り付けられる場合を想定する。この場合、傾斜面の角度に応じてテレビカメラ(撮像部)により撮像される範囲を上下方向に調節する必要があり、撮像部の撮像範囲を広範囲に調節することができるインターホンシステムが望まれている。
本開示は上記課題に鑑みてなされており、撮像部の撮像範囲を広範囲に調節することができるインターホン装置及びインターホンシステムを提供することを目的とする。
本開示の一態様に係るインターホン装置は、撮像部と、筐体と、角度調節構造と、角度調節部と、を備える。前記撮像部は、撮像素子、及び前記撮像素子の前方に配置されるレンズを含む。前記筐体は、少なくとも前記撮像部が前面に配置される。前記角度調節構造は、前記撮像部を保持し、前記筐体の前記前面の法線方向に対する前記レンズの光軸の角度を、互いに異なる複数の角度のいずれかに調節した状態で前記筐体に取り付けられる。前記角度調節部は、前記撮像部で撮像される映像の一部を切り出す。
本開示の一態様に係るインターホンシステムは、前記インターホン装置と、前記撮像部で撮像される前記映像を前記インターホン装置から受信する通信装置と、を備える。
本開示によれば、撮像部の撮像範囲を広範囲に調節することができる、という効果がある。
本開示の一実施形態に係るインターホン装置及びインターホンシステムのブロック図である。 図2Aは、同上のインターホン装置の正面図である。図2Bは、同上のインターホン装置を取付台に取り付けた状態の側面図である。 図3A及び図3Bは、同上のインターホン装置において第1固定部材を介して撮像部を筐体に取り付けた状態の要部を示し、図3Aは正面図、図3Bは側面図である。図3C及び図3Dは、同上のインターホン装置において第2固定部材を介して撮像部を筐体に取り付けた状態の要部を示し、図3Cは正面図、図3Dは側面図である。 図4A及び図4Bは、同上のインターホン装置の取付状態を示す一部省略した側面図である。 図5は、同上のインターホン装置におけるレンズの光軸の調節範囲を示す模式図である。 図6A〜図6Cは、本開示の一実施形態の第1変形例に係るインターホン装置において角度調節構造を介して撮像部を筐体に取り付けた状態の要部を示し、図6Aは正面図、図6Bは側面図、図6Cは角度調節構造の一部を180度回転させた状態の側面図である。 図7A及び図7Bは、本開示の一実施形態の第2変形例に係るインターホン装置において角度調節構造を介して撮像部を筐体に取り付けた状態の要部を示し、図7Aは側断面図、図7Bは角度調節構造を180度回転させて筐体に取り付けた状態の側断面図である。 図8A及び図8Bは、本開示の一実施形態の第3変形例に係るインターホン装置において角度調節構造を介して撮像部を筐体に取り付けた状態の要部を示し、図8Aは側断面図、図8Bは角度調節構造を180度回転させた状態の側断面図である。
(1)インターホン装置及びインターホンシステムの概要
以下、本実施形態に係るインターホン装置1及びインターホンシステム10の概要について、図1を参照して説明する。本実施形態に係るインターホンシステム10は、図1に示すように、インターホン装置1と、複数(図1では2つ)の通信装置2と、制御装置3と、を備えている。このインターホンシステム10は、制御装置3を介して、インターホン装置1と複数の通信装置2の各々との間で通話等の通信を行うためのシステムであり、例えばマンション等の集合住宅100に適用される。
インターホン装置1は、本実施形態では、集合住宅100の共用玄関102に設置されるロビーインターホン(共用端末)である。インターホン装置1は、第1伝送路51を介して制御装置3に接続されている。インターホン装置1は、制御装置3を介して、各通信装置2との間で通信(例えば、通話、及び映像信号の送信等)を行うように構成されている。
各通信装置2は、本実施形態では、集合住宅100の各住戸101内に設置されるインターホン親機(住戸端末)である。各通信装置2は、第2伝送路52を介して制御装置3に接続されている。第2伝送路52は、幹線521と、複数(図1では2本)の分岐線522と、を含む。複数の分岐線522の各々は、分岐器4を介して幹線521から分岐している。複数の分岐線522は複数の通信装置2と一対一に対応しており、複数の通信装置2の各々は、対応する分岐線522を介して幹線521に接続されている。各通信装置2は、制御装置3を介して、インターホン装置1との間で通信(例えば、通話、制御信号の送信等)を行うように構成されている。
制御装置3は、本実施形態では、集合住宅100の管理室等に設置されている。制御装置3は、インターホン装置1と各通信装置2との間の通信を中継するように構成されている。なお、第1伝送路51及び第2伝送路52は、いずれもツイストペア線である。つまり、実際には、第1伝送路51及び第2伝送路52は2本の電線で構成されるが、図面上では1本の線で表している。
ところで、上述の特許文献1に記載のようなテレビインターホンにおいて、例えば上下方向(鉛直方向)に傾斜する傾斜面を有する取付台に子機(インターホン装置1)が取り付けられる場合を想定する。この場合、傾斜面の角度に応じてテレビカメラ(撮像部15)により撮像される範囲を上下方向に調節する必要があり、テレビカメラの撮像範囲を広範囲に調節することができるシステムが望まれている。
本実施形態に係るインターホン装置1及びインターホンシステム10は、撮像部15の撮像範囲を広範囲に調節できるように、以下のように構成されている。
本実施形態に係るインターホン装置1は、撮像部15と、筐体18と、角度調節構造19(図2A参照)と、角度調節部131と、を備える。撮像部15は、撮像素子151、及び撮像素子151の前方に配置されるレンズ152を含む。筐体18は、少なくとも撮像部15が前面181(図2A参照)に配置される。角度調節構造19は、撮像部15を保持し、筐体18の前面181の法線方向に対するレンズ152の光軸P1(図2B参照)の角度を、互いに異なる複数の角度のいずれかに調節した状態で筐体18に取り付けられる。角度調節部131は、撮像部15で撮像される映像の一部を切り出す。
また、本実施形態に係るインターホンシステム10は、上述のインターホン装置1と、通信装置2と、を備える。通信装置2は、撮像部15で撮像される映像をインターホン装置1から受信する。
このように、レンズ152の光軸P1の角度を調節する角度調節構造19と、撮像部15で撮像される映像の切り出し位置を調節する角度調節部131とを組み合わせることで、撮像部15の撮像範囲を広範囲に調節することができる。
(2)インターホン装置及びインターホンシステムの詳細
以下、本実施形態に係るインターホン装置1及びインターホンシステム10の詳細について、図1を参照して説明する。
(2.1)インターホン装置
まず、インターホン装置1の構成について説明する。インターホン装置1は、図1に示すように、第1制御部11と、第1通信部12と、第1映像処理部13と、第1表示部14(表示部)と、撮像部15と、第1操作部16と、第1記憶部17と、を備えている。さらに、インターホン装置1は、通信装置2との間で通話を実現するための通話部(スピーカ及びマイクロホンを含む)等を備えている。
第1制御部11は、プロセッサ及びメモリを有するマイクロコンピュータで構成されている。つまり、第1制御部11は、プロセッサ及びメモリを有するコンピュータシステムで実現されている。そして、プロセッサが適宜のプログラムを実行することにより、コンピュータシステムが第1制御部11として機能する。プログラムは、メモリに予め記録されていてもよいし、インターネット等の電気通信回線を通じて、又はメモリカード等の非一時的な記録媒体に記録されて提供されてもよい。
第1通信部12は、通信装置2と通信するための通信インターフェースである。第1通信部12は、図1に示すように、第1伝送路51を介して制御装置3に接続されている。第1通信部12は、制御装置3を介して、通信装置2との間で双方向に通信可能に構成されている。第1通信部12は、音声信号及び映像信号等を含む通信信号を通信装置2に送信する。また、第1通信部12は、通信装置2から送信される通信信号を受信し、この通信信号を復調することで音声信号等を取得する。音声信号は、第1制御部11を介して通話部へ出力される。
第1映像処理部13は、例えば、DSP(Digital Signal Processor)又はFPGA(Field-Programmable Gate Array)等で実現される。第1映像処理部13は、撮像部15にて撮像された映像に対して所定の映像処理を行うように構成されている。また、第1映像処理部13は、角度調節部131を有している。角度調節部131は、撮像部15で撮像される映像の一部を切り出すことによって、角度調節構造19(後述する)により調節されたレンズ152の光軸P1を仮想的に調節し、これにより撮像部15の撮像範囲を調節する。例えば、角度調節部131が映像における下寄りの一部を切り出した場合には、撮像部15の撮像範囲が下向きに調節される。また、角度調節部131が映像における上寄りの一部を切り出した場合には、撮像部15の撮像範囲が上向きに調節される。
第1表示部14は、例えば液晶ディスプレイである。第1表示部14は、第1映像処理部13から出力される映像(映像信号)が入力される。そのため、第1表示部14は、撮像部15にて撮像された映像そのものではなく、第1映像処理部13にて映像処理が施された映像信号に基づく映像を表示する。
撮像部15は、撮像素子151と、撮像素子151の前方に配置されるレンズ152と、を含む。撮像部15は、本実施形態では、被写体(訪問者等)を撮像するためのカメラである。そのため、訪問者がインターホン装置1を操作する際に少なくとも訪問者の顔を撮像できるように、撮像部15の撮像エリア(視野)は、インターホン装置1の前方に設定されている。本実施形態では、撮像部15は動画を撮像するカメラである。さらに、本実施形態では、撮像部15はカラー画像を撮像するカメラである。なお、撮像部15は、静止画を撮像するカメラであってもよいし、モノクロ画像を撮像するカメラであってもよい。
撮像素子151は、例えば、CCD(Charge Coupled Devices)イメージセンサ、又はCMOS(Complementary Metal-Oxide Semiconductor)イメージセンサ等の二次元イメージセンサである。撮像部15は、被写体からの光をレンズ152によって撮像素子151の撮像面(受光面)上に結像させ、撮像素子151にて被写体からの光を電気信号に変換する。そして、撮像部15は、撮像素子151の出力信号を映像信号として第1制御部11へ出力する。レンズ152は、例えば、180度以上の画角を有する魚眼レンズ(超広角レンズ)である。
第1操作部16は、集合住宅100への訪問者(配達業者、友人等)の操作入力を受け付けるように構成されている。第1操作部16は、図2Aに示すように、テンキー、「呼出」ボタン等の複数の押ボタンスイッチを有する入力インターフェースである。例えば、訪問者が、テンキーを用いて住戸番号等を入力した後、「呼出」ボタンを押すことによって、対象の住戸101の住人を呼び出すことができる。これに対して、対象の住戸101の住人が、第2操作部25(後述する)に含まれる「応答」ボタンを押すことによって、インターホン装置1と通信装置2との間で音声通話を行うことができる。なお、インターホン装置1がタッチパネルディスプレイを備えている場合には、タッチパネルディスプレイによって第1表示部14と第1操作部16とが兼用されていてもよい。
第1記憶部17は、例えばフラッシュメモリ等の読み書き可能なメモリで構成されている。第1記憶部17は、撮像部15にて撮像された映像を記憶する。
(2.2)通信装置
次に、通信装置2の構成について説明する。通信装置2は、図1に示すように、第2制御部21と、第2通信部22と、第2映像処理部23と、第2表示部24と、第2操作部25と、第2記憶部26と、を備えている。さらに、通信装置2は、インターホン装置1との間で通話を実現するための通話部(スピーカ及びマイクロホンを含む)等を備えている。
第2制御部21は、プロセッサ及びメモリを有するマイクロコンピュータで構成されている。つまり、第2制御部21は、プロセッサ及びメモリを有するコンピュータシステムで実現されている。そして、プロセッサが適宜のプログラムを実行することにより、コンピュータシステムが第2制御部21として機能する。プログラムは、メモリに予め記録されていてもよいし、インターネット等の電気通信回線を通じて、又はメモリカード等の非一時的な記録媒体に記録されて提供されてもよい。
第2通信部22は、インターホン装置1と通信するための通信インターフェースである。第2通信部22は、図1に示すように、第2伝送路52を介して制御装置3に接続されている。第2通信部22は、制御装置3を介して、インターホン装置1との間で双方向に通信可能に構成されている。第2通信部22は、音声信号及び制御信号等を含む通信信号をインターホン装置1に送信する。また、第2通信部22は、インターホン装置1から送信される通信信号を受信し、この通信信号を復調することで音声信号及び映像信号等を取得する。音声信号は、第2制御部21を介して通話部へ出力され、映像信号は、第2制御部21及び第2映像処理部23を介して第2表示部24へ出力される。
第2映像処理部23は、例えば、DSP又はFPGA等で実現される。第2映像処理部23は、第2通信部22から出力される映像信号に対して所定の映像処理を行うように構成されている。第2映像処理部23は、映像処理を施した映像信号を第2表示部24に出力する。
第2表示部24は、例えば液晶ディスプレイである。第2表示部24は、第2映像処理部23から出力される映像信号に基づく映像を表示する。
第2操作部25は、各住戸101の住人の操作入力を受け付けるように構成されている。第2操作部25は、テンキー、「応答」ボタン等の複数の押ボタンスイッチを有する入力インターフェースである。第2通信部22が、住人を呼び出すための呼出信号をインターホン装置1から受信している状態で、第2操作部25の「応答」ボタンが押されると、インターホン装置1と通信装置2との間で通話可能な状態となる。なお、通信装置2がタッチパネルディスプレイを備えている場合には、タッチパネルディスプレイによって第2表示部24と第2操作部25とが兼用されていてもよい。
第2記憶部26は、例えばフラッシュメモリ等の読み書き可能なメモリで構成されている。第2記憶部26は、通信装置2に対して個別に割り当てられたアドレス情報(識別情報)を記憶する。また、第2記憶部26は、インターホン装置1から送られてくる撮像部15の映像を記憶する。
(2.3)制御装置
次に、制御装置3の構成について説明する。制御装置3は、図1に示すように、第3制御部31と、第3通信部32と、第3記憶部33と、を備えている。
第3制御部31は、プロセッサ及びメモリを有するマイクロコンピュータで構成されている。つまり、第3制御部31は、プロセッサ及びメモリを有するコンピュータシステムで実現されている。そして、プロセッサが適宜のプログラムを実行することにより、コンピュータシステムが第3制御部31として機能する。プログラムは、メモリに予め記録されていてもよいし、インターネット等の電気通信回線を通じて、又はメモリカード等の非一時的な記録媒体に記録されて提供されてもよい。
第3通信部32は、第1伝送路51を介してインターホン装置1の第1通信部12に接続されている。また、第3通信部32は、第2伝送路52を介して各通信装置2の第2通信部22に接続されている。第3通信部32は、インターホン装置1から送信される通信信号を受信し、この通信信号に含まれる住戸番号に対応するアドレスが割り当てられた通信装置2に対して当該通信信号を送信する。また、第3通信部32は、通信装置2から送信される通信信号を受信し、この通信信号をインターホン装置1に送信する。つまり、第3通信部32は、インターホン装置1と通信装置2とを接続し、両者間での通信(通話)を中継する。
第3記憶部33は、例えばフラッシュメモリ等の読み書き可能なメモリで構成されている。第3記憶部33は、集合住宅100の各住戸101の住戸番号と、各住戸101内に設置される通信装置2に個別に割り当てられるアドレスとを紐付けて記憶する。したがって、第3制御部31は、第3記憶部33に記憶させた住戸番号とアドレスとの対応関係に基づいてインターホン装置1からの通信信号に含まれる住戸番号をアドレスに変換し、このアドレスを含む通信信号を第3通信部32から各通信装置2に送信させる。各通信装置2では、通信信号に含まれるアドレスが自己に割り当てられたアドレスと一致する場合に通信信号を受信し、一致しなければ通信信号を破棄する。
(3)インターホン装置の構造
次に、本実施形態に係るインターホン装置1の構造について、図2A〜図5を参照して説明する。以下の説明では、図2A〜図4Bに示す向きにおいて前後、上下、左右の各方向を規定する。ただし、図面中の「前」、「後」、「上」、「下」、「左」、「右」を示す矢印は説明のために表記しているに過ぎず、実体を伴わない。また、上記に示す方向は、インターホン装置1の使用方向を限定する趣旨ではない。
本実施形態に係るインターホン装置1は、上述した第1制御部11、第1通信部12、第1映像処理部13、第1表示部14、撮像部15、第1操作部16及び第1記憶部17の他、筐体18と、角度調節構造19と、を更に備えている。
筐体18は、図2Aに示すように、上下方向に長い矩形の箱状であり、上述した第1制御部11、第1通信部12、第1映像処理部13、第1表示部14、撮像部15、第1操作部16及び第1記憶部17が収納される。筐体18の前面181における上寄りの位置には、撮像部15が配置されている。この撮像部15は、角度調節構造19を介して筐体18に取り付けられる。筐体18の前面181において撮像部15の下部には、複数の押ボタンスイッチを有する第1操作部16が配置されている。さらに、筐体18の前面181において第1操作部16の下部には、キーシリンダー20が配置されている。例えば、いずれかの住戸101の住人がキーシリンダー20にキーを差し込んで所定の方向に回転させることで、集合住宅100の共用玄関102に設置されている自動ドア等を開放することができる。
このような筐体18は、例えば図2Bに示すように、集合住宅100の共用玄関102に設けられた取付台6に取り付けられる。図2Bに示す例では、取付台6は、水平面(上下方向と直交する平面)に対して傾斜角がα1に設定された傾斜面61を有しており、筐体18は傾斜面61に取り付けられる。例えば、図2Bに示すように、レンズ152の光軸P1が筐体18の前面181の法線方向と平行である場合には、撮像部15の撮像範囲が上向きに設定されることになり、前方に位置する訪問者等が撮像部15の撮像範囲に含まれなくなる可能性がある。したがって、この場合には、筐体18の前面181の法線方向に対してレンズ152の光軸P1が下向きとなるように、レンズ152の光軸P1の角度を調節可能であることが好ましい。本実施形態に係るインターホン装置1は、レンズ152の光軸P1の角度を調節できるように、角度調節構造19を備えている。以下、角度調節構造19について、図3A〜図3Dを参照して説明する。なお、ここでいう「レンズの光軸」とは、画角(視野角)の中心のことであり、レンズが写す画像のうち撮像素子に写る範囲の中心のことである。
角度調節構造19は、図3A〜図3Dに示すように、第1固定部材191及び第2固定部材192を有している。
第1固定部材191は、図3A及び図3Bに示すように、前面部1911と上面部1912と下面部1913と左面部1914と右面部1915とで、左右方向から見た形状が台形状の四角錘台に形成されている。上面部1912は、前方に行くほど斜め下向きに傾斜し、下面部1913は、前方に行くほど斜め上向きに傾斜している。また、左面部1914は、前方に行くほど斜め右向きに傾斜し、右面部1915は、前方に行くほど斜め左向きに傾斜している。前面部1911の中央には、撮像部15のレンズ152を前方に露出させるための円形の窓孔1916が設けられている。
第2固定部材192は、図3C及び図3Dに示すように、上面部1921と下面部1922と左面部1923と右面部1924とで、左右方向から見た形状が三角状に形成されている。上面部1921は、前方に行くほど斜め下向きに傾斜し、下面部1922は、前方に行くほど斜め上向きに傾斜している。また、左面部1923は、前方に行くほど斜め右向きに傾斜し、右面部1924は、前方に行くほど斜め左向きに傾斜している。下面部1922の中央には、撮像部15のレンズ152を前方に露出させるための円形の窓孔1925が設けられている。
ここで、本実施形態に係るインターホン装置1では、当該インターホン装置1が取り付けられる取付場所に応じて、第1固定部材191と第2固定部材192とのいずれか一方を選択し、選択した固定部材を介して撮像部15を筐体18に取り付けることになる。
例えば、図4Aに示すように、鉛直方向(上下方向)に伸びる壁面200にインターホン装置1が取り付けられる場合には、撮像部15は、第1固定部材191を介して筐体18に取り付けられるのが好ましい。この場合、レンズ152の光軸P1(=P11)は、筐体18の前面181の法線方向と平行な方向となり、インターホン装置1の前方に位置する訪問者等を撮像部15の撮像範囲に含めることができる。
また、図4Bに示すように、取付台6の傾斜面61にインターホン装置1が取り付けられる場合には、撮像部15は、第2固定部材192を介して筐体18に取り付けられるのが好ましい。この場合、撮像部15が第2固定部材192の下面部1922に取り付けられており、第1固定部材191を用いた場合と比較して、レンズ152の光軸P1(=P12)が下向きに調節される。その結果、インターホン装置1の前方に位置する訪問者等を撮像部15の撮像範囲に含めることができる。言い換えると、第2固定部材192を介して撮像部15を筐体18に取り付けた場合には、レンズ152の光軸P1は、筐体18の前面181の法線方向に対して(下向きに)傾斜する。
本実施形態に係るインターホン装置1では、角度調節構造19は、レンズ152の光軸P1の調節角度が互いに異なる複数種類の固定部材(第1固定部材191及び第2固定部材192)を有している。そして、撮像部15は、レンズ152の光軸P1の調節角度に応じて、複数種類の固定部材のいずれかを介して筐体18に取り付けられる。この構成によれば、複数種類の固定部材(第1固定部材191及び第2固定部材192)のうち選択する固定部材に応じて、レンズ152の光軸P1の角度を段階的に調節することができる。
また、第1固定部材191と第2固定部材192とのいずれか一方によって撮像部15が筐体18に取り付けられた状態では、図3B及び図3Dに示すように、レンズ152は、筐体18の前面181よりも前方に突出している。この構成によれば、撮像素子151の撮像範囲に筐体18等の一部が写り込みにくくなるという利点がある。
(4)撮像部の撮像範囲の調節方法
次に、撮像部15の撮像範囲の調節方法について説明する。
まず、施工者は、インターホン装置1の取付場所に応じて第1固定部材191と第2固定部材192とのいずれか一方を選択し、選択した固定部材を介して撮像部15を筐体18に取り付ける。施工者は、インターホン装置1を壁面200に取り付ける場合には第1固定部材191を選択し、インターホン装置1を取付台6の傾斜面61に取り付ける場合には第2固定部材192を選択する。第1固定部材191を介して撮像部15を筐体18に取り付けた場合には、図4Aに示すように、レンズ152の光軸P1は、筐体18の前面181の法線方向と平行な方向となる。また、第2固定部材192を介して撮像部15を筐体18に取り付けた場合には、図4Bに示すように、レンズ152の光軸P1は、筐体18の前面181の法線方向に対して斜め下向きとなる。その結果、撮像部15のレンズ152の光軸P1が調節される。
次に、施工者は、第1操作部16に対して所定の操作を行うことで、撮像部15で撮像される映像を第1表示部14に表示させる。そして、施工者は、第1表示部14に表示させた映像を見ながら撮像部15の撮像範囲を調節する。例えば、撮像部15の撮像範囲を上向きに調節する場合、施工者は、第1操作部16に含まれる「1」ボタンを押す。第1操作部16からの操作信号が入力されると、第1映像処理部13の角度調節部131は、第1表示部14に表示された映像の上寄りの一部を切り出し、切り出した映像を第1表示部14に表示させる。これにより、レンズ152の光軸P1が仮想的に上向きに調節され、その結果、撮像部15の撮像範囲が上向きに調節される。また、撮像部15の撮像範囲を下向きに調節する場合、施工者は、第1操作部16に含まれる「2」ボタンを押す。第1操作部16からの操作信号が入力されると、角度調節部131は、第1表示部14に表示された映像の下寄りの一部を切り出し、切り出した映像を第1表示部14に表示させる。これにより、レンズ152の光軸P1が仮想的に下向きに調節され、その結果、撮像部15の撮像範囲が下向きに調節される。すなわち、角度調節部131は、角度調節構造19を介して筐体18に取り付けられた撮像部15からの映像を第1表示部14に表示させた状態で、ユーザ(施工者)からの操作入力を受け付ける第1操作部16からの信号に基づいて映像の切り出し位置を調節する。
ここで、図5は、レンズ152の光軸P1の調節範囲を示す模式図である。図5におけるP11は、第1固定部材191を介して撮像部15を筐体18に取り付けた場合のレンズ152の光軸である。また、図5におけるP12は、第2固定部材192を介して撮像部15を筐体18に取り付けた場合のレンズ152の光軸である。すなわち、第1固定部材191と第2固定部材192とのいずれを用いるかによって、レンズ152の光軸P1の角度をθ2の範囲で調節することができる。一方、角度調節部131は、撮像部15で撮像された映像の切り出し位置に応じて光軸P1を仮想的に調節する。角度調節部131は、角度調節構造19によって調節された光軸P1(P11又はP12)に対して上側にθ1、下側にθ1の範囲で光軸P1を仮想的に調節することができる。したがって、本実施形態に係るインターホン装置1では、角度調節構造19と角度調節部131とを組み合わせることで、(4×θ1)の範囲で撮像部15の撮像範囲を調節することができる。
ここで、角度調節部131による調節角度の刻み幅(最小幅)θ1は、角度調節構造19による調節角度の刻み幅θ2、言い換えると第1固定部材191と第2固定部材192とを交換することによる調節角度の刻み幅θ2よりも小さい。これにより、撮像部15の撮像範囲を調節する場合において、角度調節構造19によって大きく調節することができ、さらに角度調節部131によって微調節を行うことができる。すなわち、本実施形態に係るインターホン装置1によれば、撮像部15の撮像範囲について、広範囲に調節可能であり、かつ微調節が可能であるという利点がある。なお、図5における二点鎖線P2は、角度調節部131による仮想的な光軸を表している。
(5)変形例
上述の実施形態は、本開示の様々な実施形態の一つに過ぎない。上述の実施形態は、本開示の目的を達成できれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。以下、上述の実施形態の変形例を列挙する。以下に説明する変形例は、適宜組み合わせて適用可能である。
(5.1)第1変形例
上述の実施形態では、角度調節構造19が第1固定部材191と第2固定部材192とを有し、インターホン装置1の取付場所に応じていずれか一方を選択する場合を例として説明した。これに対して、図6A〜図6Cに示すように、保持部材193と回転部材194とで角度調節構造19Aが構成されていてもよい。以下、第1変形例のインターホン装置1の構造(角度調節構造19A)について、図6A〜図6Cを参照して説明する。なお、角度調節構造19A以外の構成については、上述の実施形態と同様であり、ここでは説明を省略する。
第1変形例に係る角度調節構造19Aは、図6A〜図6Cに示すように、保持部材193と、保持部材193に回転可能に保持される回転部材194とで構成される。
保持部材193は、図6A〜図6Cに示すように、上面部1931と下面部1932と左面部1933と右面部1934とで、左右方向から見た形状が三角状に形成されている。上面部1931は、前方に行くほど斜め下向きに傾斜し、下面部1932は、前方に行くほど斜め上向きに傾斜している。また、左面部1933は、前方に行くほど斜め右向きに傾斜し、右面部1934は、前方に行くほど斜め左向きに傾斜している。
回転部材194は、円錐台の重心を偏心させた偏心円錐台状に形成されている。回転部材194の前面部1941の中央には、撮像部15のレンズ152を前方に露出させるための円形の窓孔1942が設けられている。この回転部材194は、保持部材193の下面部1932に回転可能に取り付けられている。この回転部材194によれば、重心を偏心させているので、保持部材193に対する回転部材194の回転角度に応じてレンズ152の光軸P1の角度を調節することができる。
保持部材193に対する回転部材194の回転角度を、図6A及び図6Bに示す角度に設定した場合、レンズ152の光軸P1(=P11)は、筐体18の前面181の法線方向に平行な方向となる。したがって、この場合には、鉛直方向に伸びる壁面にインターホン装置1を取り付けることで、インターホン装置1の前方に位置する訪問者等を撮像部15の撮像範囲に含めることができる。
図6A及び図6Bに示す状態から、保持部材193に対して回転部材194を180度回転させた場合、レンズ152の光軸P1(=P12)は、図6Cに示すように、筐体18の前面181の法線方向に対して斜め下向きとなる。したがって、この場合には、取付台に設けられた傾斜面にインターホン装置1を取り付けることで、回転部材194の回転角度が図6Bに示す角度である場合と比較して、レンズ152の光軸P1の角度を斜め下向きに調節することができる。その結果、インターホン装置1の前方に位置する訪問者等を撮像部15の撮像範囲に含めることができる。なお、図6B及び図6Cにおける破線A1は、保持部材193に対する回転部材194の回転軸を表している。
すなわち、第1変形例のインターホン装置1では、角度調節構造19Aの少なくとも一部(回転部材194)は、筐体18に対して回転可能である。そして、互いに異なる複数の回転角度のうちのいずれかの回転角度で角度調節構造19Aの少なくとも一部を回転させることによって、光軸P1の角度が調節される。この構成によれば、筐体18に対して角度調節構造19Aの少なくとも一部(回転部材194)を回転させるだけで、光軸P1の角度を調節することができる。
ところで、回転部材194を回転させてレンズ152の光軸P1を調節した場合、回転部材194の回転に伴って撮像部15も回転するため、このままでは第1表示部14に表示される映像も回転することになる。したがって、この場合には、第1映像処理部13が、撮像部15で撮像される映像を回転部材194の回転角度に応じて回転させるように構成されていることが好ましい。この構成によれば、回転部材194の回転角度に応じて映像の向きを調節することができる。
また、第1変形例のインターホン装置1では、図6B及び図6Cに示すように、回転部材194の回転角度に応じて、筐体18の前面181に対するレンズ152の突出量が変化している。すなわち、第1変形例によれば、回転部材194の回転角度に応じてレンズ152の突出量を調節することができる。
なお、第1変形例では、回転部材194の回転角度が180度である場合を例として説明したが、回転部材194の回転角度は180度に限らず、任意の角度でよい。また、回転部材194を回転させることによって、レンズ152の光軸P1を連続的に調節できるように構成されていてもよい。
(5.2)第2変形例
上述の第1変形例では、保持部材193に対する回転部材194の回転角度を調節することによって、光軸P1の角度を調節する場合を例として説明した。これに対して、図7A及び図7Bに示すように、筐体18に対する角度調節構造19Bの取付向きを変更することによって、光軸P1の角度を調節できるように構成されていてもよい。以下、第2変形例のインターホン装置1の構造(角度調節構造19B)について、図7A及び図7Bを参照して説明する。なお、筐体18及び角度調節構造19B以外の構成については、上述の実施形態と同様であり、ここでは説明を省略する。
筐体18は、上下方向に長い矩形の箱状である(図2A参照)。筐体18の前面181には、前方に突出する突台部182が一体に形成されている。突台部182は、上面部1821と下面部1822とで左右方向から見た形状が三角状に形成されている。上面部1821は、前方に行くほど斜め下向きに傾斜し、下面部1822は、前方に行くほど斜め上向きに傾斜している。また、下面部1822には、角度調節構造19Bを取り付けるための取付孔1823が設けられている。
角度調節構造19Bは、図7Aに示すように、上下方向に長い取付部195と、取付部195の下端から斜め下向きに傾斜する傾斜部196と、取付部195及び傾斜部196の後面から後方に突出する突部197とが一体に形成されている。第2変形例に係る角度調整構造19Bでは、レンズ152を含む撮像部15は、図7Aに示すように、レンズ152を前方に露出させた状態で取付部195に取り付けられる。この角度調節構造19Bは、筐体18の前面181に設けられた突台部182の取付孔1823に突部197を差し込むことで筐体18に取り付けられる。また、この角度調節構造18Bは、図7Bに示すように、筐体18に対して180度回転させた状態で筐体18に取り付けることもできる。
図7Aに示す向きで角度調節構造19Bが筐体18に取り付けられた場合、レンズ152の光軸P1(=P11)は、筐体18の前面181の法線方向に平行な方向となる。したがって、この場合には、鉛直方向に伸びる壁面にインターホン装置1を取り付けることで、インターホン装置1の前方に位置する訪問者等を撮像部15の撮像範囲に含めることができる。
図7Bに示す向き、言い換えると図7Aに示す状態から180度回転させた向きで角度調節構造19Bが筐体18に取り付けられた場合、レンズ152の光軸P1(=P12)は、筐体18の前面181の法線方向に対して斜め下向きとなる。したがって、この場合には、取付台に設けられた傾斜面にインターホン装置1を取り付けることで、図7Aに示す向きで角度調節構造19Bを筐体18に取り付けた場合と比較して、レンズ152の光軸P1の角度を下向きに調節することができる。その結果、インターホン装置1の前方に位置する訪問者等を撮像部15の撮像範囲に含めることができる。この構成によれば、筐体18に対して角度調節構造19Bを取り付ける向きを変えるだけで、レンズ152の光軸P1の角度を調節することができる。
なお、第2変形例では、レンズ152の光軸P1を調節する場合における角度調節構造19Bの取付向きを180度回転させた場合を例として説明したが、任意の角度でよい。
(5.3)第3変形例
上述の第1変形例では、角度調節構造19Aの一部である回転部材194を回転させることでレンズ152の光軸P1の角度を調節する場合を例として説明した。これに対して、図8A及び図8Bに示すように、筐体18に対して角度調節構造19Cの全体を回転させることでレンズ152の光軸P1の角度を調節するように構成されていてもよい。以下、第3変形例のインターホン装置1の構造(角度調節構造19C)について、図8A及び図8Bを参照して説明する。なお、筐体18及び角度調節構造19C以外の構成については、上述の実施形態と同様であり、ここでは説明を省略する。
筐体18は、上下方向に長い矩形の箱状である(図2A参照)。筐体18の前面181には、角度調節構造19Cを収納するための円形の収納凹部183が一体に形成されている。収納凹部183の内周面のうち、左右方向と直交する平面に対して一方側(図8Bにおける紙面の奥側)の内周面には、螺旋状に形成された第1溝1831が設けられている。また、収納凹部183の内周面のうち、上記平面に対して他方側(図8Bにおける紙面の手前側)の内周面には、上下方向(鉛直方向)に沿って形成された第2溝(図示せず)が設けられている。
角度調節構造19Cは、図8A及び図8Bに示すように、前面部198と前面部198の端縁から後方に突出する側面部199とで、一面(図8Aにおける右面)が開口した円筒状に形成されている。側面部199は、図8Aに示すように、下端部において突出量が最も大きく、上側に行くほど突出量が小さくなるように傾斜した形状である。また、側面部199は、第1突起1991及び第2突起1992を有している。第1突起1991は、図8Aに示すように、側面部199の下側の開口端縁から外向き(下向き)に突出している。また、第2突起1991は、図8Aに示すように、側面部199の上側の開口端縁から外向き(上向き)に突出している。この角度調節構造19Cは、筐体18に対して、図8Aに示す位置と図8Bに示す位置との間で回転可能である。このとき、第1突起1991は、筐体18の収納凹部183に形成された第1溝1831に沿って移動し、第2突起1992は、第2溝に沿って移動する。
図8Aに示すように、角度調節構造19Cが筐体18の収納凹部183に収納された状態では、レンズ152の光軸P1(=P11)は、筐体18の前面181の法線方向に平行な方向となる。したがって、この場合には、鉛直方向に伸びる壁面にインターホン装置1を取り付けることで、インターホン装置1の前方に位置する訪問者等を撮像部15の撮像範囲に含めることができる。
図8Aに示す状態から、角度調節構造19Cを一方向(図8Aにおける前側から見て時計回りの方向)に180度回転させると、図8Bに示すように、筐体18の収納凹部183から角度調節構造19Cが突出した状態になる。このとき、レンズ152の光軸P1(=P12)は、筐体18の前面181の法線方向に対して斜め下向きとなる。したがって、この場合には、取付台に設けられた傾斜面にインターホン装置1を取り付けることで、角度調節構造19Cを筐体18の収納凹部183に収納させた場合と比較して、レンズ152の光軸P1の角度を下向きに調節することができる。その結果、インターホン装置1の前方に位置する訪問者等を撮像部15の撮像範囲に含めることができる。そして、この構成によれば、筐体18に対して角度調節構造19Cを回転させるだけで、レンズ152の光軸P1の角度を調節することができる。
なお、第3変形例では、角度調節構造19Cの回転角度が180度である場合を例として説明したが、角度調節構造19Cの回転角度は180度に限らず、任意の角度でよい。
(5.4)その他の変形例
以下、上述の実施形態のその他の変形例について列挙する。以下に説明する変形例は、適宜組み合わせて適用可能である。
本開示におけるインターホンシステム10の実行主体は、コンピュータシステムを含んでいる。コンピュータシステムは、ハードウェアとしてのプロセッサ及びメモリを有する。コンピュータシステムのメモリに記録されたプログラムをプロセッサが実行することによって、本開示におけるインターホンシステム10の実行主体としての機能が実現される。プログラムは、コンピュータシステムのメモリに予め記録されていてもよいが、電気通信回線を通じて提供されてもよい。また、プログラムは、コンピュータシステムで読み取り可能なメモリカード、光学ディスク、ハードディスクドライブ等の非一時的な記録媒体に記録されて提供されてもよい。コンピュータシステムのプロセッサは、半導体集積回路(IC)又は大規模集積回路(LSI)を含む1乃至複数の電子回路で構成される。複数の電子回路は、1つのチップに集約されていてもよいし、複数のチップに分散して設けられていてもよい。複数のチップは、1つの装置に集約されていてもよいし、複数の装置に分散して設けられていてもよい。
また、第1制御部11、第2制御部21及び第3制御部31の各々の機能は、1つの装置に設けられていてもよいし、複数の装置に分散して設けられていてもよい。さらに、第1制御部11、第2制御部21及び第3制御部31の各々の少なくとも一部の機能は、例えば、クラウド(クラウドコンピューティング)によって実現されていてもよい。
上述の実施形態では、角度調節部131による調節角度の刻み幅θ1が、角度調節構造19による調節角度の刻み幅θ2よりも小さい場合を例として説明した。これに対して、刻み幅θ1は、刻み幅θ2と同じであってもよいし、刻み幅θ2よりも大きくてもよい。
上述の実施形態では、レンズ152は、角度調節構造19を介して撮像部15が筐体18に取り付けられた状態で筐体18の前面181よりも前方に突出しているが、筐体18の前面181よりも前方に突出していなくてもよい。
上述の実施形態では、角度調節構造19が2つの固定部材(第1固定部材191及び第2固定部材192)を有している場合を例に説明したが、固定部材の個数は2つに限らず、3つ以上であってもよい。
上述の実施形態では、インターホン装置1が集合住宅100の共用玄関102に設置されるロビーインターホンである場合を例として説明した。これに対して、インターホン装置1は、ロビーインターホンに限らず、例えば各住戸101の外玄関に設置されるインターホン子機(ドアホン子機)であってもよい。
上述の実施形態では、通信装置2が集合住宅100の各住戸101に設置されるインターホン親機である場合を例として説明した。これに対して、通信装置2は、インターホン親機に限らず、例えば集合住宅100の管理室等に設置される通信装置であってもよい。
上述の実施形態では、インターホンシステム10が集合住宅100に適用される場合を例として説明した。これに対して、インターホンシステム10の適用対象は、集合住宅100に限らず、例えば戸建て住宅であってもよいし、オフィスビル、工場、病院等の非住宅であってもよい。
上述のシーキリンダー20は一例であって、例えば、非接触型のキーリーダーであってもよい。
また、角度調節部131が切り出した映像は、第1表示部14及び第2表示部24にそのまま表示させてもよいし、その一部を表示させてもよい。例えば、切り出した映像を第2表示部24に表示させる場合、切り出した映像の範囲内で映像を拡大、縮小、移動可能なように、切り出した映像の一部を第2表示部24に表示させることが好ましい。
(まとめ)
以上述べた実施形態から明らかなように、第1の態様に係るインターホン装置(1)は、撮像部(15)と、筐体(18)と、角度調節構造(19,19A〜19C)と、角度調節部(131)と、を備える。撮像部(15)は、撮像素子(151)、及び撮像素子(151)の前方に配置されるレンズ(152)を含む。筐体(18)は、少なくとも撮像部(15)が前面(181)に配置される。角度調節構造(19,19A〜19C)は、撮像部(15)を保持し、筐体(18)の前面(181)の法線方向に対するレンズ(152)の光軸(P1)の角度を、互いに異なる複数の角度のいずれかに調節した状態で筐体(18)に取り付けられる。角度調節部(131)は、撮像部(15)で撮像される映像の一部を切り出す。
第1の態様によれば、角度調節構造(19,19A〜19C)と角度調節部(131)とを組み合わせることで、撮像部(15)の撮像範囲を広範囲に調節することができる。
第2の態様に係るインターホン装置(1)では、第1の態様において、角度調節部(131)による調節角度の刻み幅(θ1)は、角度調節構造(19,19A〜19C)による調節角度の刻み幅(θ2)よりも小さい。
第2の態様によれば、撮像部(15)の撮像範囲について、角度調節構造(19,19A〜19C)によって大きく調節することができ、さらに角度調節部(131)によって微調節が可能である。
第3の態様に係るインターホン装置(1)では、第1又は2の態様において、レンズ(152)は、角度調節構造(19,19A〜19C)が筐体(18)に取り付けられた状態で筐体(18)の前面(181)よりも前方に突出している。
第3の態様によれば、レンズ(152)が筐体(18)の前面(181)よりも前方に突出しているので、撮像素子(151)の撮像範囲に筐体(18)等の一部が写り込みにくくなるという利点がある。
第4の態様に係るインターホン装置(1)では、第1〜3のいずれかの態様において、光軸(P1)は、角度調節構造(19,19A〜19C)が筐体(18)に取り付けられた状態で筐体(18)の前面(181)の法線方向に対して傾斜している。
第4の態様によれば、例えば傾斜面(61)を有する取付台(6)にインターホン装置(1)が取り付けられる場合に、インターホン装置(1)の前方に位置する人物を撮像部(15)の撮像範囲に含めることができる。
第5の態様に係るインターホン装置(1)は、第1〜4のいずれかの態様において、撮像部(15)で撮像される映像を表示する表示部(第1表示部(14))を更に備える。角度調節部(131)は、角度調節構造(19,19A〜19C)を介して筐体(18)に取り付けられた撮像部(15)からの映像を表示部に表示させた状態で、操作部(第1操作部(16))からの信号に基づいて映像の切り出し位置を調節する。操作部は、ユーザからの操作入力を受け付ける。
第5の態様によれば、ユーザが、表示部に表示させた映像を見ながら撮像部(15)の撮像範囲を調節することができる。
第6の態様に係るインターホン装置(1)では、第1〜5のいずれかの態様において、角度調節構造(19)は、光軸(P1)の調節角度が互いに異なる複数種類の固定部材(第1固定部材191、第2固定部材192)を有する。撮像部(15)は、光軸(P1)の調節角度に応じて、複数種類の固定部材のいずれかを介して筐体(18)に取り付けられる。
第6の態様によれば、複数種類の固定部材のうち選択する固定部材に応じて光軸(P1)の角度を段階的に調節することができる。
第7の態様に係るインターホン装置(1)では、第1〜5のいずれかの態様において、角度調節構造(19A〜19C)の少なくとも一部は、筐体(18)に対して回転可能である。そして、互いに異なる複数の回転角度のうちのいずれかの回転角度で角度調節構造(19A〜19C)の少なくとも一部を回転させることによって光軸(P1)の角度が調節される。
第7の態様によれば、筐体(18)に対して角度調節構造(19A〜19C)の少なくとも一部を回転させるだけで光軸(P1)の角度を調節することができる。
第8の態様に係るインターホン装置(1)は、第7の態様において、撮像部(15)で撮像される映像に対して所定の映像処理を行う映像処理部(第1映像処理部(13))を更に備える。映像処理部は、筐体(18)に対する角度調節構造(19A〜19C)の少なくとも一部の回転角度に応じて映像を回転させる。
第8の態様によれば、角度調節構造(19A〜19C)の少なくとも一部の回転角度に応じて映像の向きを調節することができる。
第9の態様に係るインターホン装置(1)では、第7又は8のいずれかの態様において、筐体(18)に対する角度調節構造(19A〜19C)の少なくとも一部の回転角度に応じて筐体(18)の前面(181)に対するレンズ(152)の突出量が変化する。
第9の態様によれば、角度調節構造(19A〜19C)の少なくとも一部の回転角度に応じてレンズ(152)の突出量を調節することができる。
第10の態様に係るインターホンシステム(10)は、第1〜9のいずれかの態様のインターホン装置(1)と、撮像部(15)で撮像される映像をインターホン装置(1)から受信する通信装置(2)と、を備える。
第10の態様によれば、角度調節構造(19,19A〜19C)と角度調節部(131)とを組み合わせることで、撮像部(15)の撮像範囲を広範囲に調節することができる。
第2〜第9の態様に係る構成については、インターホン装置(1)の必須の構成ではなく、適宜省略可能である。
1 インターホン装置
13 第1映像処理部(映像処理部)
131 角度調節部
14 第1表示部(表示部)
15 撮像部
151 撮像素子
152 レンズ
16 第1操作部(操作部)
18 筐体
181 前面
19,19A〜19C 角度調節構造
191 第1固定部材(角度調節構造)
192 第2固定部材(角度調節構造)
2 通信装置
P1 光軸

Claims (10)

  1. 撮像素子、及び前記撮像素子の前方に配置されるレンズを含む撮像部と、
    少なくとも前記撮像部が前面に配置される筐体と、
    前記撮像部を保持し、前記筐体の前記前面の法線方向に対する前記レンズの光軸の角度を、互いに異なる複数の角度のいずれかに調節した状態で前記筐体に取り付けられる角度調節構造と、
    前記撮像部で撮像される映像の一部を切り出す角度調節部と、を備える
    インターホン装置。
  2. 前記角度調節部による調節角度の刻み幅は、前記角度調節構造による調節角度の刻み幅よりも小さい
    請求項1に記載のインターホン装置。
  3. 前記レンズは、前記角度調節構造が前記筐体に取り付けられた状態で前記筐体の前記前面よりも前方に突出している
    請求項1又は2に記載のインターホン装置。
  4. 前記光軸は、前記角度調節構造が前記筐体に取り付けられた状態で前記法線方向に対して傾斜している
    請求項1〜3のいずれか1項にインターホン装置。
  5. 前記撮像部で撮像される前記映像を表示する表示部を更に備え、
    前記角度調節部は、前記角度調節構造を介して前記筐体に取り付けられた前記撮像部からの前記映像を前記表示部に表示させた状態で、ユーザからの操作入力を受け付ける操作部からの信号に基づいて前記映像の切り出し位置を調節する
    請求項1〜4のいずれか1項に記載のインターホン装置。
  6. 前記角度調節構造は、前記光軸の調節角度が互いに異なる複数種類の固定部材を有し、
    前記撮像部は、前記光軸の調節角度に応じて、前記複数種類の固定部材のいずれかを介して前記筐体に取り付けられる
    請求項1〜5のいずれか1項に記載のインターホン装置。
  7. 前記角度調節構造の少なくとも一部は、前記筐体に対して回転可能であり、
    互いに異なる複数の回転角度のうちのいずれかの回転角度で前記角度調節構造の少なくとも一部を回転させることによって前記光軸の角度が調節される
    請求項1〜5のいずれか1項に記載のインターホン装置。
  8. 前記撮像部で撮像される前記映像に対して所定の映像処理を行う映像処理部を更に備え、
    前記映像処理部は、前記筐体に対する前記角度調節構造の少なくとも一部の前記回転角度に応じて前記映像を回転させる
    請求項7に記載のインターホン装置。
  9. 前記筐体に対する前記角度調節構造の少なくとも一部の前記回転角度に応じて前記筐体の前記前面に対する前記レンズの突出量が変化する
    請求項7又は8に記載のインターホン装置。
  10. 請求項1〜9のいずれか1項に記載のインターホン装置と、
    前記撮像部で撮像される前記映像を前記インターホン装置から受信する通信装置と、を備える
    インターホンシステム。
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