JP2011049989A - インターホン機器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 カメラを構成するカメラユニット11を、レンズや撮像素子を組み付けたカメラ部13と、パン/チルト操作するための操作レバー9を備えた背部支持部材14とで、撮像回路が組み付けられたカメラ基板12を挟持して構成した。カメラ部13の周囲と背部支持部材14の操作レバー9形成部周囲とを同一の中心を有する球面で形成する一方、ケース上にはカメラ部13の球面に係合する前方保持部23を設け、ケース下には背部支持部材14の球面と係合する後方保持部24を設け、カメラユニット11をケース上とケース下とで挟持し、操作レバー9によりパン/チルト操作されると、カメラユニット11が回動し、カメラがパン/チルト動作する。
【選択図】 図2
Description
例えば、特許文献1に記載の玄関子機では、カメラを組み込んだカメラユニットに左右に延びたフランジを設け、このフランジに回転軸を配置してカメラのチルト動作を可能とし、玄関子機ケースの背面に設けた摘み部を操作してカメラの撮像方向を上下に変更可能としている。
そのため、パン操作も可能に構成すれば良いが、上記特許文献1に記載されたチルト機構のように、チルト可能な構成とするだけでも機器ケース内の広いスペースを使用しているのに加え、パン操作機能を加えようとするとパン/チルト機構部が占有するスペースが大きくなり、玄関子機ケースが大型化してしまうし、複雑な機構になるためコストアップを招いてしまう。
この構成によれば、チルト操作に加えてパン操作を行うこともできるため、インターホン機器の設置環境に依らず、来訪者等撮像対象を確実に撮像することが可能となる。
そして、カメラを組み込んだカメラユニットは、ケース上とケース下とで挟持されてパン/チルト動作するので、回転軸を必要とせず、パン/チルト機構を小さなスペースの中で構成することができる。
この構成によれば、回路素子が組み付けられた部位であっても、脚片をカメラ基板上の素子の隙間に合わせて配置すれば、回路素子上に背部支持部材を配置することができる。そのため、カメラ基板に背部支持部材専用のスペースを別途設ける必要がなく、カメラ基板を小型にできる。
この構成によれば、背部支持部材を分割して構成することで、両者の間の干渉作用によりケース形状のばらつきやカメラユニット構成部材の形状ばらつきを吸収して、ケース上とケース下によるカメラユニット挟持動作を維持させることができる。そして、複数のリブによりマウント部材と操作レバー支持部材の間でズレが発生することがない。
この構成によれば、干渉部材が、マウント部材と操作レバー支持部材の間に発生する隙間を吸収し、ガタツキの発生を無くしてスムーズなパン/チルト動作を実施できる。
この構成によれば、パン/チルトした状態が固定されるので、最初に設定したカメラの角度が自然に変化してしまうことが無く、良好な撮像を継続できる。
一方、ケース下1bにはカメラをパン/チルト操作するための操作孔8が形成され、ケース内からパン/チルト操作する棒状の操作レバー9が突出している。
マウント部材16は略板状に形成され、カメラ基板12に面する下面は図4に示すように形成されている。図4はマウント部材16の下面の斜視図を示し、カメラ基板12に設けられた一対の係合凸部12a(図3に示す)を挿入して係合させる一対の筒状片16aと、カメラ基板12に当接させて安定させるための脚片16bが形成され、この脚片16bは中央と周囲4箇所の計5箇所に設けられている。
また上面には、図3に示すように操作レバー支持部材17と係合するためのリブ20が複数形成されている。具体的に、中央には操作レバー支持部材17を位置決めするために十字状の切り込みが形成されて4分割された位置決めリブ20aが形成され、その周囲となる四方に操作レバー支持部材17を固定するための固定リブ20bが対を成して形成されている。
そして、図6のケース上1aの内面形状を示す部分斜視図に示すように、ケース上1aの撮像窓2には、レンズ枠13bの球面に当接してカメラユニット11の前方を保持する前方保持部23がリング状に形成されている。この前方保持部23は、レンズ枠13bの球面と同一の曲率を有する球面を有し、当接したレンズ枠13bがその曲率中心を移動させることなく滑らかに摺動するよう形成されている。
後方保持部24に形成された球面は、操作レバー支持部材17に形成された球面と同一の曲率で形成され、当接した操作レバー支持部材17がその曲率中心を移動することなく滑らかに摺動するよう形成されている。そして、操作孔8は横方向と縦方向の長孔を交差させた十字状を成し、パン操作とチルト操作を可能としている。
詳しくは、操作レバー支持部材17に形成された凸部22が、図5(a)に示すように曲率中心Mに対して16度の角度を設けて形成されており、この角度に合わせて最も中央寄りの4個の凹部26(26a,26a,26b,26b)も曲率中心Mに対して16度の角度を有する部位に形成されている。
そして、その他周囲の凹部26は操作孔8に沿って上下左右に夫々2対ずつ形成され、隣接する凹部26に対して8度の角度を設けて形成されている。こうしてパン/チルト共に、正面方向に対して8度、16度と2段階で角度変更ができ、その角度を固定できるよう構成されている。
この一段階の変更でチルト角度が8度上方に変更される。同様に、操作レバー9を更に下に移動すると、2段階の変更が成されてチルト角度が16度上方に変更されて固定される。そして、カメラを下に向けた場合は、この逆の操作が行われる。
また、パン操作は、操作レバー9を操作孔8の中央に配置した状態から左右に移動することで実施される。この操作で、チルト操作の場合と同様に、1段階で8度のパン操作を実施できるし、2段階の操作で16度のパン操作を行うことができる。
また、背部支持部材14に脚片16bを設けることで、回路素子が組み付けられた部位であっても、脚片16bをカメラ基板12上の素子の隙間に合わせて配置すれば、回路素子上に背部支持部材14を配置することができ、カメラ基板12に背部支持部材14専用のスペースを別途設ける必要がなく、カメラ基板12を小型にできる。
更に、背部支持部材14をマウント部材16と操作レバー支持部材17に分離して構成することで、両者の間の干渉作用によりケース形状のばらつきやカメラユニット構成部材の形状ばらつきを吸収して、ケース1によるカメラユニット挟持動作を維持させることができる。そして、干渉部材としてのパッキン18が、マウント部材16と操作レバー支持部材17の間に発生する隙間を吸収するので、ガタツキの発生を無くしてスムーズなパン/チルト動作を実施できる。
また、操作レバー支持部材17と後方保持部24の間で形成した凸部22,凹部26により、パン/チルトした状態が固定されるので、最初に設定したカメラの角度が自然に変化してしまうことが無く、良好な撮像を継続できる。
また、玄関子機を例に説明したが、カメラを備えたインターホン機器に対して上記構成を適用することで、簡易な構成でカメラのパンチルト操作を行うことができる。
また、レンズ枠13bの周囲に形成した球面と操作レバー支持部材17に形成した球面とを異なる径としたが同一の径であっても良い。
Claims (5)
- ケース内に、カメラ、マイク、スピーカ等を収容し、ケース背部に前記カメラの角度を変更操作するための操作レバーを備えたインターホン機器において、
前記ケースは、前記カメラの撮像窓を備えたケース上と、前記操作レバーを備えたケース下とを備えて、前記カメラが、前記ケース上及び前記ケース下により挟持されて保持されるカメラユニットに組み込まれ、
前記カメラユニットが、撮像回路が組み付けられたカメラ基板を、レンズや撮像素子を組み付けたカメラ部と、前記操作レバーを備えた背部支持部材とで挟持して構成され、
前記カメラ部の周囲と前記背部支持部材の前記操作レバー形成部周囲とは同一の中心を有する同一或いは異なる球体の一部から成る球面を備える一方、前記ケース上に前記カメラ部の球面に係合する前方保持部を設け、前記ケース下に前記背部支持部材の球面に係合する後方保持部を設け、
前記操作レバーによりパン操作あるいはチルト操作されると、前記カメラユニットが回動してパン動作あるいはチルト動作することを特徴とするインターホン機器。 - 前記背部支持部材は、前記カメラ基板上に起立するように当接する脚片を介して前記カメラ基板裏面に配置されることを特徴とする請求項1記載のインターホン機器。
- 前記背部支持部材は、前記脚片を備えたマウント部材と、前記操作レバーを備えた操作レバー支持部材とから成り、
前記マウント部材及び前記操作レバー支持部材の互いの当接面には、互いに係合する複数のリブを有することを特徴とする請求項2記載のインターホン機器。 - 前記背部支持部材は、前記マウント部材と前記操作レバー支持部材との間に、両者の間に発生する隙間を吸収する軟質樹脂から成る干渉部材を備えたことを特徴とする請求項3記載のインターホン機器。
- 前記ケース下には、前記操作レバーを挿通して後方からパン/チルト操作するための操作孔が開口形成され、
前記操作孔の周囲が前記カメラユニットの前記後方保持部を構成し、前記背部支持部材に形成された前記球面と、前記後方保持部との間に、パン/チルト操作した前記カメラに対して特定の複数の角度で前記カメラを固定するための凹凸部を設けたことを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載のインターホン機器。
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2009
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