JP4056317B2 - 屋外拡声装置,防災行政無線システムおよびその屋外拡声方法 - Google Patents

屋外拡声装置,防災行政無線システムおよびその屋外拡声方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4056317B2
JP4056317B2 JP2002218394A JP2002218394A JP4056317B2 JP 4056317 B2 JP4056317 B2 JP 4056317B2 JP 2002218394 A JP2002218394 A JP 2002218394A JP 2002218394 A JP2002218394 A JP 2002218394A JP 4056317 B2 JP4056317 B2 JP 4056317B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
outdoor
station
loudspeaker
slave
broadcast
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2002218394A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2004064314A (ja
Inventor
秀基 三木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Network and System Integration Corp
Original Assignee
NEC Network and System Integration Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Network and System Integration Corp filed Critical NEC Network and System Integration Corp
Priority to JP2002218394A priority Critical patent/JP4056317B2/ja
Publication of JP2004064314A publication Critical patent/JP2004064314A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4056317B2 publication Critical patent/JP4056317B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Radio Relay Systems (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は防災行政無線システムに用いられる屋外拡声装置に関し、特に屋外拡声装置での拡声機能に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の機能を備えた屋外受信装置兼簡易中継装置が、例えば特開平1−181247号公報に開示されている。図3を参照すると、屋外受信装置兼簡易中継装置が他の屋外受信装置へ放送信号を中継する場合の構成が示されている。図3において、受信アンテナ31は親局設備の方向に向けられ、受信機32が親局からの電波を受信し復調したのち、信号選択部33は呼出信号により自局の呼出か否かを判断する。音声増幅部34は音声信号を増幅しスピーカ35を駆動し拡声放送を行う。制御部36は装置各部の制御を行う。録音再生部37は受信した放送信号を録音およびその再生を行い、送信機38は録音再生部37で再生した放送信号を電波にして送信アンテナ39を介し送信する。
【0003】
この装置を使用した従来の技術は、放送電波の届かない防災行政無線固定系システムの屋外受信装置に対して、電波の届く位置に設置された屋外受信装置(屋外受信装置兼簡易中継装置)で、一度親局設備からの放送信号を受信し、録音再生部37に録音しておく。親局設備からの放送終了後、再度この屋外受信装置から電波を送出して親局設備からの電波の届かない屋外受信装置に対して放送を行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の技術においては、一度受信した後に再度送信を行うため、防災行政無線固定系システムに必要なリアルタイムで地域住民に放送できない。また、通常の中継設備と同じく、一台の受信機で受信するため、電波の質による放送信号の選択ができない。さらに、一台の受信機で放送信号を受信するため、ダイバーシティ受信を行うことができないので、フェージングに弱いという問題がある。
【0005】
本発明の目的は、隣接する屋外拡声装置2台を使い、見かけ上のダイバーシティ受信を行わせ、市町村防災行政無線固定系システムにおいて、上述した問題を改善した品質の良い放送を行うことが可能な屋外拡声装置,防災行政無線システムおよびその屋外拡声方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の無線放送システムは、親局からの放送電波を複数の子局それぞれが受信して屋外で拡声放送を行う無線放送システムであって、近接するいずれかの前記子局との間で予め補完関係を設定し、当該補完関係にある他の子局で受信した前記親局からの放送電波の受信電界強度と当該局で受信した前記親局からの放送電波の受信電界強度とを比較し、その比較結果にもとづいて、当該補完関係にあるいずれの子局で前記親局からの放送電波を受信すべきかを判断する主局屋外拡声装置と、前記補完関係にある他の子局であって、前記主局屋外拡声装置の指示にもとづいて放送信号の中継受信又は、前記親局からの放送電波の受信及び放送信号の中継送信を実行する従局屋外拡声装置とを備え、前記主局屋外拡声装置は、当該局の受信電界強度が大きい場合には当該局で前記放送電波を受信し、前記従局屋外拡声装置に当該局で中継する放送信号を受信することを指示し、当該局の受信電界強度が小さい場合には前記従局屋外拡声装置で前記放送電波を受信して当該局に放送信号を中継送信することを指示する。
【0007】
本発明の無線放送システムにおいて、前記主局屋外拡声装置及び前記従局屋外拡声装置のそれぞれは、前記親局からの放送電波を受信する受信手段と、前記補完関係にある相手局屋外拡声装置との間で無線通信を行う補完送受信手段とを備え、前記従局屋外拡声装置から前記主局屋外拡声装置に通知する前記受信電界強度の情報、前記主局屋外拡声装置から前記従局屋外拡声装置に通知する前記指示の情報、及び相互に中継する前記放送信号は、前記補完送受信手段を介して送受信してもよい。
【0008】
また、本発明の無線放送システムにおいて、前記主局屋外拡声装置は、当該局の受信電界強度と前記従局屋外拡声装置の受信電界強度とを比較し、前記従局屋外拡声装置の受信電界強度の方が小さい場合には、前記従局屋外拡声装置に当該局で中継する放送信号を受信することを指示する第1の制御情報を前記従局屋外拡声装置に送信するとともに、前記受信手段を介して受信する放送信号を屋外拡声手段に接続し、さらに当該放送信号を前記従局屋外拡声装置に中継送信し、前記従局屋外拡声装置の受信電界強度情報の方が大きい場合には、前記従局屋外拡声装置で前記放送電波を受信して当該局に放送信号を中継送信することを指示する第2の制御情報を前記従局屋外拡声装置に送信するとともに、中継受信する放送信号を屋外拡声手段に接続する制御手段をさらに備えてもよい。
さらに、本発明の無線放送システムにおいて、前記従局屋外拡声装置は、前記第1の制御信号を受信すると前記主局屋外拡声装置から中継受信する放送信号を屋外拡声手段に接続し、前記第2の制御信号を受信すると前記受信手段を介して受信する放送信号を前記屋外拡声手段に接続するとともに、当該放送信号を前記主局屋外拡声装置に中継送信する制御手段をさらに備えてもよい。
【0009】
本発明の無線放送の屋外拡声方法は、親局からの放送電波を複数の子局それぞれが受信して屋外で拡声放送を行う無線放送の屋外拡声方法であって、近接するいずれかの前記子局との間で予め主局屋外拡声装置と従局屋外拡声装置の補完関係を設定し、前記主局屋外拡声装置と従局屋外拡声装置のそれぞれにおいて受信した前記親局からの放送電波の受信電界強度を前記主局屋外拡声装置で比較し、前記主局屋外拡声装置で受信した前記受信電界強度が大きい場合には、前記主局屋外拡声装置で前記放送電波を受信し、前記従局屋外拡声装置には前記主局屋外拡声装置で中継する放送信号を受信することを指示し、前記主局屋外拡声装置で受信した前記受信電界強度が小さい場合には、前記従局屋外拡声装置で前記放送電波を受信して前記主局屋外拡声装置に放送信号を中継送信することを指示する。
また、本発明の無線放送の屋外拡声方法において、前記主局屋外拡声装置の受信電界強度が大きい場合には、前記主局屋外拡声装置は、受信した前記放送電波の放送信号を屋外で拡声放送し、当該放送信号を前記従局屋外拡声装置に中継送信し、当該中継送信する放送信号を受信することを指示する第1の制御情報を送信し、前記主局屋外拡声装置の受信電界強度が小さい場合には、前記主局屋外拡声装置は、前記従局屋外拡声装置で前記放送電波を受信してその放送信号を前記主局屋外拡声装置に中継送信することを指示する第2の制御情報を送信し、前記従局屋外拡声装置から中継受信した放送信号を屋外で拡声放送してもよい。
さらに、本発明の無線放送の屋外拡声方法において、前記第1の制御信号を受信した前記従局屋外拡声装置は、前記主局屋外拡声装置から中継受信する放送信号を屋外で拡声放送し、前記第2の制御信号を受信した前記従局屋外拡声装置は、受信した前記放送電波の放送信号を屋外で拡声放送し、当該放送信号を前記主局屋外拡声装置に中継送信してもよい。
【0012】
本発明によれば、屋外拡声装置同士による受信信号の補完動作によって、フェージング等による受信障害を減らし、市町村防災行政無線システム内の全ての屋外拡声装置で安定した受信を行うことを可能にしている。
【0013】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0014】
図1(a)を参照すると、市町村防災行政無線固定系システムは、放送用親局設備(以降、親局設備と略称する)1と、この親局設備1から送出される無線電波を受信して復調信号を拡声放送する屋外拡声装置2,3および家庭用の受信機である戸別受信機4を備えて構成されている。このうち、戸別受信機4と親局設備1については発明の対象ではないので詳細の説明を省略する。また、この市町村防災行政無線固定系システムについても周知されている技術であるので、このシステムについての説明も省略する。
【0015】
以下に、図1における屋外拡声装置2の構成を図1(b)を参照して説明する。なお,屋外拡声装置3の構成についても図1(b)と同様なので図示を省略する。屋外拡声装置は2、60MHz防災用送受信部(以降、防災用送受信部と略称する)21と、相互補完用送受信部(以降、補完用送受信部と略称する)22と、主制御部23と、拡声部24とを備える。
【0016】
防災用送受信部21は、親局から送信される60MHzの電波を受信してその電界強度を検出するとともに信号として復調し親局からの制御信号により要求された自己の状態を示す制御信号をアンテナから60MHzの電波として送信する。補完用送受信部22はあらかめ補完グループを設定した近隣の屋外拡声装置との間で無線信号の送受信を行う。主制御部23は、防災用送受信部21および補完用送受信部22で復調した信号を解読して親局からの要求を判断し、自己の状態を示す制御信号を作成して防災用送受信部21から送信させ、自局および補完グループを設定した他方の屋外拡声装置で電界強度の大きい方から他方へ親局からの放送信号を補完用送受信部22を介し送信する。拡声部24は復調された音声信号を主制御部23の制御により拡声放送する。
【0017】
また、補完用送受信部22は、補完グループを形成するもう一方の屋外拡声装置とはこの市町村防災行政無線固定系システムのシステム構築上、拡声放送到達範囲は最大でも約300mなので、屋外拡声装置間は数100m程度しか離れない場合が多く、送信電力の小さな機能で充分な役割を果たせる。
【0018】
次に、本発明の実施の形態における屋外拡声装置の実際の動作について説明する。
【0019】
始めに、受信の相互補完を行うために、あらかじめ2台の屋外拡声装置同士を補完グループとしての設定を行う。すなわち、近隣の屋外拡声装置同士をグループ化し、2台の屋外拡声装置のうちで1台を主局側装置、他方を従局側装置として設定する。また、どちらに設定された場合も相手局のID番号を各装置の主制御部のメモリ(図示せず)に書込み登録する。
【0020】
次に、これら主局側装置、従局側装置の屋外拡声装置グループの動作を図2に示すタイムチャートを参照して説明する。
【0021】
図2(a)を参照すると、ある屋外拡声装置の補完グループにて、2台の屋外拡声装置が親局設備からの放送起動信号を防災用送受信部で受信し、まず従局側屋外拡声装置が、主局側屋外拡声装置に対して補完用送受信部から自局の受信時の受信電界強度信号を無線で送出する。この情報を主局側屋外拡声装置が補完用送受信部から受信すると、自局が先ほど受けた親局設備からの放送起動信号受信時の受信電界強度情報と比較する。ここで比較結果が自局で受信した信号の受信電界強度が大きければ、主局側屋外拡声装置は補完用送受信部から従局側屋外拡声装置に対して主局受動信号を送出する。
【0022】
主局受動信号を受信した従局側屋外拡声装置は、主制御部でその信号受信を認識すると、親局設備から放送信号を拡声するために防災用送受信部に接続していた拡声部を補完用送受信部に切り替えて接続する。そして親局設備から放送起動信号に続いて送出されてくる放送信号を防災用送受信部で受信した主局側屋外拡声装置は、自局の拡声部で拡声放送を行うとともに、その放送信号を補完用送受信部から従局側屋外拡声装置に対して送信する。従局側屋外拡声装置はその主局側から転送されてくる放送信号を受信して拡声放送を行う。
【0023】
次に、屋外拡声装置の補完グループで放送起動信号を受信し、従局側屋外拡声装置の補完用送受信部から送出されてくる受信電界強度信号を主局側屋外拡声装置で比較した結果、従局側の屋外拡声装置の方が受信電界強度が大きかった場合について説明する。
【0024】
図2(b)を参照すると、従局側屋外拡声装置から送出されてきた受信電界強度信号を自局の受信電界強度情報と比較し、従局側屋外拡声装置の方が受信電界強度が大きければ、主局側屋外拡声装置は従局側屋外拡声装置に対して従局受動信号を補完用送受信部から無線で送出する。また、従局受動信号送出と同時に、親局設備から放送起動信号に続いて送出されてくる放送信号を拡声するために防災用送受信部に接続していた拡声部を補完用送受信部に切り替えて接続する。従局受動信号を受信した従局側屋外拡声装置は、主制御部でその信号受信を認識すると、防災用送受信部の復調信号を補完用送受信部に出力できるように回路を接続する。
【0025】
そして、親局設備から放送起動信号に続いて送出されてくる放送信号を防災用送受信部で受信した従局側屋外拡声装置は、自局の拡声部で拡声放送を行うとともに、その放送信号を補完用送受信部から主局側屋外拡声装置に対して送信する。主局側屋外拡声装置はその従局側から転送されてくる放送信号を受信して拡声放送を行う。
【0026】
前述した実施の形態は、防災用無線にFM変調技術を利用した防災行政無線固定系システムを前提に説明したが、デジタル変調技術を用いた、TDMA/TDD(時分割多重接続/時分割復信方式)の防災行政無線固定系システムの場合、前述した屋外拡声装置において相互補完用送受信部が必要なくなり、防災用送受信部にて、拡声放送用の放送信号とは別のチャンネルスロットを用いて補完グループのもう一方の屋外拡声装置に放送信号を送信すればよい。また、受信レベルでの比較の他に、符号誤り率(ビットエラーレート)により回線品質を比較し、符号誤り率の小さい方から大きい方の屋外拡声装置へ信号を送信する構成とすることも可能である。
【0027】
また、前述のとおり補完グループの屋外拡声装置は互いに近隣に設置されているので、もう一方の屋外拡声装置に放送信号を送出する場合は、防災用送受信部の送信電力を低下させて送信すればよく、複数の補完グループが同一システム内にある場合でも、他グループに自グループの補完用の放送信号を受信させないように無線エリアを分けてやれば影響を与えない。その場合は時分割多重数を少なくできるので無線機の機能を減らすこととなり、設計コストの削減につなげることができる。
【0028】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、2台の受信機で受信した信号のうち、電界強度の強い信号を復調し拡声しているので、音質の良い信号を放送できる。また、2台の受信機を使ったダイバーシティ構成を形成しているのでフェージングに強くなり、安定した拡声放送ができる。通常、無線の固定通信である市町村防災行政無線固定系システムでも、電波伝搬状況の悪い地域では、季節や天候によるフェージングが発生し、拡声放送に悪影響を及ぼすことがある。しかし、このダイバーシティ構成でこのフェージングの影響を抑える効果が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は防災行政無線システムの構成を示す図である。(b)は本発明の実施の形態における屋外拡声装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態における動作を説明するためのタイムチャートである。
【図3】従来の屋外受信装置の一例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 放送用親局設備
2,3 屋外拡声装置
4 戸別受信機
21 60MHz防災用送受信部
22 相互補完用送受信部
23 主制御部
24 拡声部

Claims (7)

  1. 親局からの放送電波を複数の子局それぞれが受信して屋外で拡声放送を行う無線放送システムにおいて、
    近接するいずれかの前記子局との間で予め補完関係を設定し、当該補完関係にある他の子局で受信した前記親局からの放送電波の受信電界強度と当該局で受信した前記親局からの放送電波の受信電界強度とを比較し、その比較結果にもとづいて、当該補完関係にあるいずれの子局で前記親局からの放送電波を受信すべきかを判断する主局屋外拡声装置と、
    前記補完関係にある他の子局であって、前記主局屋外拡声装置の指示にもとづいて放送信号の中継受信又は、前記親局からの放送電波の受信及び放送信号の中継送信を実行する従局屋外拡声装置と
    を備え、
    前記主局屋外拡声装置は、当該局の受信電界強度が大きい場合には当該局で前記放送電波を受信し、前記従局屋外拡声装置に当該局で中継する放送信号を受信することを指示し、当該局の受信電界強度が小さい場合には前記従局屋外拡声装置で前記放送電波を受信して当該局に放送信号を中継送信することを指示する
    ことを特徴とする無線放送システム。
  2. 前記主局屋外拡声装置及び前記従局屋外拡声装置のそれぞれは、
    前記親局からの放送電波を受信する受信手段と、前記補完関係にある相手局屋外拡声装置との間で無線通信を行う補完送受信手段とを備え、
    前記従局屋外拡声装置から前記主局屋外拡声装置に通知する前記受信電界強度の情報、前記主局屋外拡声装置から前記従局屋外拡声装置に通知する前記指示の情報、及び相互に中継する前記放送信号は、前記補完送受信手段を介して送受信することを特徴とする請求項1記載の無線放送システム。
  3. 前記主局屋外拡声装置は、
    当該局の受信電界強度と前記従局屋外拡声装置の受信電界強度とを比較し、
    前記従局屋外拡声装置の受信電界強度の方が小さい場合には、前記従局屋外拡声装置に当該局で中継する放送信号を受信することを指示する第1の制御情報を前記従局屋外拡声装置に送信するとともに、前記受信手段を介して受信する放送信号を屋外拡声手段に接続し、さらに当該放送信号を前記従局屋外拡声装置に中継送信し、
    前記従局屋外拡声装置の受信電界強度情報の方が大きい場合には、前記従局屋外拡声装置で前記放送電波を受信して当該局に放送信号を中継送信することを指示する第2の制御情報を前記従局屋外拡声装置に送信するとともに、中継受信する放送信号を屋外拡声手段に接続する制御手段を
    さらに備えることを特徴とする請求項2記載の無線放送システム。
  4. 前記従局屋外拡声装置は、
    前記第1の制御信号を受信すると前記主局屋外拡声装置から中継受信する放送信号を屋外拡声手段に接続し、前記第2の制御信号を受信すると前記受信手段を介して受信する放送信号を前記屋外拡声手段に接続するとともに、当該放送信号を前記主局屋外拡声装置に中継送信する制御手段を
    さらに備えることを特徴とする請求項3記載の無線放送システム。
  5. 親局からの放送電波を複数の子局それぞれが受信して屋外で拡声放送を行う無線放送の屋外拡声方法において、
    近接するいずれかの前記子局との間で予め主局屋外拡声装置と従局屋外拡声装置の補完関係を設定し、
    前記主局屋外拡声装置と従局屋外拡声装置のそれぞれにおいて受信した前記親局からの放送電波の受信電界強度を前記主局屋外拡声装置で比較し、
    前記主局屋外拡声装置で受信した前記受信電界強度が大きい場合には、前記主局屋外拡声装置で前記放送電波を受信し、前記従局屋外拡声装置には前記主局屋外拡声装置で中継する放送信号を受信することを指示し、
    前記主局屋外拡声装置で受信した前記受信電界強度が小さい場合には、前記従局屋外拡声装置で前記放送電波を受信して前記主局屋外拡声装置に放送信号を中継送信することを指示する
    ことを特徴とする無線放送の屋外拡声方法。
  6. 前記主局屋外拡声装置の受信電界強度が大きい場合には、前記主局屋外拡声装置は、受信した前記放送電波の放送信号を屋外で拡声放送し、当該放送信号を前記従局屋外拡声装置に中継送信し、当該中継送信する放送信号を受信することを指示する第1の制御情報を送信し、
    前記主局屋外拡声装置の受信電界強度が小さい場合には、前記主局屋外拡声装置は、前記従局屋外拡声装置で前記放送電波を受信してその放送信号を前記主局屋外拡声装置に中継送信することを指示する第2の制御情報を送信し、前記従局屋外拡声装置から中継受信した放送信号を屋外で拡声放送する
    ことを特徴とする請求項5記載の無線放送の屋外拡声方法。
  7. 前記第1の制御信号を受信した前記従局屋外拡声装置は、前記主局屋外拡声装置から中継受信する放送信号を屋外で拡声放送し、
    前記第2の制御信号を受信した前記従局屋外拡声装置は、受信した前記放送電波の放送信号を屋外で拡声放送し、当該放送信号を前記主局屋外拡声装置に中継送信する
    ことを特徴とする請求項6記載の無線放送の屋外拡声方法。
JP2002218394A 2002-07-26 2002-07-26 屋外拡声装置,防災行政無線システムおよびその屋外拡声方法 Expired - Fee Related JP4056317B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002218394A JP4056317B2 (ja) 2002-07-26 2002-07-26 屋外拡声装置,防災行政無線システムおよびその屋外拡声方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002218394A JP4056317B2 (ja) 2002-07-26 2002-07-26 屋外拡声装置,防災行政無線システムおよびその屋外拡声方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004064314A JP2004064314A (ja) 2004-02-26
JP4056317B2 true JP4056317B2 (ja) 2008-03-05

Family

ID=31939598

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002218394A Expired - Fee Related JP4056317B2 (ja) 2002-07-26 2002-07-26 屋外拡声装置,防災行政無線システムおよびその屋外拡声方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4056317B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7539307B2 (en) * 2003-11-26 2009-05-26 International Business Machines Corporation System, method, and service for delivering enhanced multimedia content on physical media

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62236222A (ja) * 1986-04-07 1987-10-16 Japan Radio Co Ltd 障害端回線切替方式
JPH03278727A (ja) * 1990-03-28 1991-12-10 Ricoh Co Ltd 移動体間回線接続方式
JPH05120583A (ja) * 1991-10-29 1993-05-18 Fujitsu Ltd 老人監視システム
JP3233995B2 (ja) * 1992-07-10 2001-12-04 マツダ株式会社 車両の通報システムおよび通報装置
JPH0816970A (ja) * 1994-06-28 1996-01-19 Fujitsu Ltd 小規模無線中継装置
JPH0884373A (ja) * 1994-07-13 1996-03-26 Nec Corp 移動通信ネットワークおよびそのための通信方式
JPH09162822A (ja) * 1995-12-12 1997-06-20 Fujitsu Ltd 同報通信用無線中継システム
JPH09252277A (ja) * 1996-03-15 1997-09-22 Meidensha Corp 移動体通信における中継方式
JPH10163984A (ja) * 1996-12-04 1998-06-19 Nippon Denki Ido Tsushin Kk 無線通信システム
JP3308837B2 (ja) * 1996-12-06 2002-07-29 松下電器産業株式会社 Phs端末装置及びこれを用いたデータ収集システム
JPH11168526A (ja) * 1997-12-04 1999-06-22 Omron Corp 無線ネットワーク中継管理方法および装置
JP3430057B2 (ja) * 1999-02-03 2003-07-28 松下電器産業株式会社 無線通信システム
JP2000261361A (ja) * 1999-03-08 2000-09-22 Fujitsu Denso Ltd 無線中継システム及び無線中継方法
JP3785863B2 (ja) * 1999-07-26 2006-06-14 松下電工株式会社 無線通信システム
JP2002158672A (ja) * 2000-11-22 2002-05-31 Hitachi Kokusai Electric Inc デジタル通信方式

Also Published As

Publication number Publication date
JP2004064314A (ja) 2004-02-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6374119B1 (en) System and method for in-building mobile communications
JP2009296205A (ja) 市区町村防災デジタル同報無線システム
JPH09252277A (ja) 移動体通信における中継方式
JP4881495B2 (ja) 告知放送システム、および受信端末装置
JP4056317B2 (ja) 屋外拡声装置,防災行政無線システムおよびその屋外拡声方法
JP2002271280A (ja) 移動通信試験装置および方法
JP5008780B1 (ja) デジタル同報無線システム
EP1509051B1 (en) Wireless communication system and wireless communication repeater for use therein
JP2000332674A (ja) 移動通信試験方法およびその装置
JP5301296B2 (ja) 無線告知放送システム
JP2954196B1 (ja) 市町村防災無線システム
JPH0816970A (ja) 小規模無線中継装置
JP2859786B2 (ja) 無線通信システム
JP3055613B2 (ja) レピーター機能付き携帯端末の通信方式
JPH11154918A (ja) 地域防災無線中継移動局
JP2000068926A (ja) 無線システムにおける音声一斉通報の受信方式
JP2003318799A (ja) 移動無線通信システム
JPH06140970A (ja) 中継装置
JP2001268001A (ja) 無線通信システム
JP2956622B2 (ja) 無線電話装置及び無線電話システム
JPH0530051A (ja) 屋外拡声受信装置再放送方式
KR100729306B1 (ko) 기지국 시스템에서 효율적인 리던던시를 위한 장치 및 방법
JPH01181247A (ja) 屋外受信装置兼簡易中継装置
JPS58143637A (ja) 無線中継方式
JP2007235200A (ja) 通信システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20040423

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

RD01 Notification of change of attorney

Effective date: 20050322

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

RD01 Notification of change of attorney

Effective date: 20070126

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20070423

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070612

A521 Written amendment

Effective date: 20070809

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070828

A521 Written amendment

Effective date: 20071025

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20071113

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20071211

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101221

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 4

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111221

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111221

Year of fee payment: 4

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees