JPH09252277A - 移動体通信における中継方式 - Google Patents

移動体通信における中継方式

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JPH09252277A
JPH09252277A JP8058643A JP5864396A JPH09252277A JP H09252277 A JPH09252277 A JP H09252277A JP 8058643 A JP8058643 A JP 8058643A JP 5864396 A JP5864396 A JP 5864396A JP H09252277 A JPH09252277 A JP H09252277A
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JP
Japan
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station
relay
mobile
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master
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JP8058643A
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English (en)
Inventor
Noriaki Katsumata
憲明 勝俣
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Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

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  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Radio Relay Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 親局の通信情報を担うようにしたことによ
り、局地的な情報を広範囲に効率良く伝送することでき
るようにした。 【解決手段】 中継局を搭載した移動局A〜D局の場合
に固定局から送信された情報が、どのように伝送される
かについて述べる。なお、各移動局は電波の届く範囲に
いるものとする。固定局から送信された情報は、まず移
動局A局で受信され、送信側アルゴリズムと受信側アル
ゴリズムに従って移動局A局で処理されてから移動局B
局に中継される。以後順次情報は移動局B局から、C
局、D局へ中継される。このようにして情報を中継する
ことで小電力での通信で、広い範囲に情報が通信可能と
なる。また、再送信の上限値の規定により、情報を局地
的なものとすることができる。このように、小電力での
通信であるため、大電力による通信で発生する希望地域
外への混信等の害を防止する事ができるようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、親局から自動車
等の移動体に対する通信の際に、親局以外にも各移動体
が親局の通信を担うようにした移動体通信における中継
方式に関する。
【0002】
【従来の技術】移動体通信システムには、テレターミナ
ル方式、ディジタル自動車電話方式、ディジタルMCA
方式および携帯電話やPHS等のディジタルコードレス
電話方式等がある。テレターミナル方式は、図12に示
すようにユーザの無線端末と無線中継基地(テレターミ
ナル)、共同利用センタ、各ユーザセンタから構成さ
れ、ユーザの無線端末に入力されたデータは、テレター
ミナルを経由して共同利用センタへ有線回線を通して伝
送され、ここからユーザセンタへ無線回線または専用線
で伝送されるようにしたものである。
【0003】ディジタル自動車電話方式は、自動車電話
交換局、無線回線制御局および無線基地局から構成され
る。自動車電話交換局は自動車電話と一般電話、自動車
電話相互間の接続を行うとともに、自動車位置の記憶、
自動車電話料金の課金等を行う。無線回線制御局は無線
回線の設定、切換指令、監視・制御を行い、無線基地局
は無線区間の各種信号の送受信、無線回線の品質の監視
を行う。
【0004】ディジタルMCA方式は、制御局、指令局
および移動局から構成され、制御局は指令局と移動局、
移動局相互間の通信を中継するために利用される無線局
である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した移動体通信シ
ステムは、特定の加入者間の通信に対しては有効である
が、一般の自動車等の移動体に対するラジオなどからの
放送ではローカルな情報に対しては対応が難しい状況に
ある。特に、ラジオからの放送による渋滞情報等では、
大都市の情報が主体で、ローカルな地域に対するきめ細
かい情報サービス等はほとんど行われない状況である。
このようなローカルな地域に対するきめ細かい情報サー
ビスを実現するには、局所的な通信が必要である。局所
的は通信を行う際にも、多数の周波数帯域を使用する
と、限られた資源である電波を使う関係上、当然実現が
不可能となるために、少ない周波数帯域での電波を使用
して実現させる必要がある。
【0006】実現の一つの方法として、送信レベルを抑
えることで、局地的な伝送方式とし、他の情報を必要と
していない地域に対しては通信が到達する事を避け、混
信などの悪影響が発生するのを防ぐ手段が考えられる。
このため、各ローカルな地域に根差したローカルな情報
に対しては、到達距離の限られた通信方式でないと、実
用に供し難くなる。例えば、無線LANなどでは、極め
て高い周波数が選択されるのは、これら高い周波数の電
波は、直進性、吸収性などにより、広域の伝送には不向
きなどの性質で、他の地域への混信の低減につながるか
らである。
【0007】ところが、上記の性質は自動車等の移動体
を対象とする場合には、極めて都合が悪くなる。すなわ
ち、自動車等の移動体に対して、渋滞情報などの各地域
のローカルな情報を提供したい場合、各道路の交差点、
トンネル内、ビルディング等の建物の谷間など、多くの
場所に送信所を設置しなければ、提供したい情報が確実
に伝送されなくなり、極めて効率が悪くかつコスト的に
も高くつく伝送方式となる問題がある。
【0008】この発明は上記の事情に鑑みてなされたも
ので、親局からの通信情報を受信した移動局が、その通
信情報を他の移動局へ再送信させるようにして親局の通
信情報を担うようにしたことにより、局地的な情報を広
範囲に効率良く伝送することできるようにした移動体通
信における中継方式を提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の課題
を達成するために、第1発明は、親局から自動車等の移
動体に設けた移動局に対する通信の際に、親局からの通
信情報を移動局に設けた中継局で受信し、その中継局が
受信した通信情報を他の移動局に向けて再送信させ、そ
の他の移動局に設けた中継局で受信した後、順次他の移
動局へ前記通信情報を再送信させるようにして親局の通
信情報を移動局の中継局が担うようにしたことを特徴と
するものである。
【0010】第2発明は、前記中継局を親局にも設け
て、各移動局から送信される通信情報を親局の中継局で
受信して通信情報の加工を行った後、再度移動局へ送信
させるようにしたことを特徴とするものである。
【0011】第3発明は、親局から自動車等の移動体に
設けた移動局に対する通信の際に、親局からの通信情報
を伝送する移動局を選定するために、親局から各移動局
へ同報送信を行ったとき、各移動局の中継局の内で受信
レベルが最大の値を示す中継局を選択してその中継局に
通信情報を伝送することを特徴とするものである。
【0012】第4発明は、親局から自動車等の移動体に
設けた移動局に対する通信の際に、親局からの通信情報
を親局が指定した第1移動局に設けた第1中継局で受信
し、その第1中継局が受信した通信情報を第2、第3移
動局に設けた第2、第3中継局に向けて再送信させたと
き、第1中継局を介して親局は、第2あるいは第3中継
局にサーチを行わせ、このサーチにより返送されて来た
データから親局はさらに第4移動局の存在を認識して、
次に伝送する時には、第2あるいは第3中継局をも指定
した中継局にして伝送させるようにしたことを特徴とす
るものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下この発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は自動車等の移動体に移動局
として搭載される中継局のブロック図で、この中継局は
送受信機11と伝送制御部12、さらに、これらを制御
するコンピュータ部13から構成される。14は送受信
用のアンテナである。この中継局の伝送制御等のアルゴ
リズムはコンピュータ部13で制御される。図2は送信
側のアルゴリズムを示すフローチャートで、図2におい
て、ステップS21で送信要求があると、ステップS2
2に処理が進む。ステップS22では他の移動局の通信
が終了したかを判断し、「NO」なら再びステップS2
2の処理を行う。ステップS22で「YES」すなわ
ち、他の移動局への送信が終了したことからステップS
21による送信要求でステップS23で信号が送信され
る。
【0014】図3は受信側のアルゴリズムを示すフロー
チャートで、図3において、ステップS31は移動局へ
の受信要求で、この受信要求で移動局がステップS32
で受信有りと判断したならステップS33で情報を受信
する。受信なしの場合にはステップS32の動作を繰り
返す。ステップS33で受信した情報に中継データがあ
るかどうかをステップS34で判断し、中継データ有り
の場合には再送信限度内であるかをステップS35で判
断する。ステップS35での判断で再送信限度内なら受
信データの再送信回数のカウンタ値を確認し、この値が
規定値以下であれば、さらに、再送信される。この再送
信の場合にはステップS36の再送信カウンタを「1」
増量する。このように、再送信カウンタを「1」増量す
るのは、1個の情報が際限なく中継されるのを防止する
ためで、システムの要求により、最適な値が選択され
る。再送信カウンタが「1」増量されたなら、ステップ
S37に進んでデータが送信(または再送信)され、受
信がステップS38で終了する。なお、ステップS34
とステップS35で「NO」の場合には、いずれもステ
ップS38に進んで受信が終了する。
【0015】なお、上述した中継局は移動局に搭載する
場合について述べて来たが、親局にも中継局を搭載して
通信情報を再送信するようにして情報の内容を変化させ
るようにしても良い。これによりよりきめの細かい情報
サービスが可能となる。
【0016】上記のようにして固定局(親局)よりの通
信情報を移動局が中継することで見かけ上の伝送距離を
拡大することができる。なお、上記再送信回数の上限が
大きいほど、見かけ上の伝送距離が大きくなるが、各移
動局の再送信回数も増大するため、オーバーヘッドが増
大し、効率が低下するので、最適値を選択するようにし
ている。
【0017】次に、上述した中継局を搭載した移動局が
図4に示すようにA〜D局の場合に固定局から送信され
た情報が、どのように伝送されるかについて、図4の固
定局と移動局の配置図および図5のタイムチャートによ
り述べる。なお、各移動局は電波の届く範囲にいるもの
とする。固定局から送信された情報は、まず移動局A局
で受信され、上述した図2の送信側アルゴリズムと図3
の受信側アルゴリズムに従ってA局で処理されてから移
動局B局に中継される。以後順次情報は移動局B局か
ら、C局、D局へ中継される。このようにして情報を中
継することで小電力での通信で、広い範囲に情報が通信
可能となる。また、図3に示したように再送信の上限値
の規定により、情報を局地的なものとすることができ
る。このように、小電力での通信であるため、大電力に
よる通信で発生する希望地域外への混信等の害を防止す
る事ができる。
【0018】上記図4における移動局の関係は既に中継
局(移動局)が決定している状態での情報中継方式であ
るが、次に中継局(移動局)が決定していない場合にお
いて、中継局を決定する方法について図6の説明図によ
り述べるに、図6では固定局を親局と、移動局を子局と
称して説明する。なお、伝送装置は、一般的なものを想
定し、同報送信は、ノードアドレス「0」で全局受信と
なる一般的なものとして述べる。
【0019】図6において、親局の信号が子局1、2ま
でしか到達しない場合、まず、親局は、伝送路の状態に
より、中継の必要性を判断するため、コマンドBRQを送
信する。このコマンドBRQの相手局アドレスは、同報伝
送のため、全ノードが受信するノードアドレス、例えば
アドレス「0」等に設定する。子局1、2は十分な電界
強度でコマンドBRQを受信すると、子局1、2は応答と
して、コマンドBACKを相手局アドレスを「0」アドレス
として、伝送する。このとき、子局1、2はCSMAあ
るいはノードアドレスの固定時間のWAITなどの調停によ
り、衝突を回避する。
【0020】次に子局3では親局より正常にコマンドBR
Qが伝送されない。これにより子局3はコマンドBRQを受
信しないにもかかわらず、コマンドBACKのみを受信する
ことで親局が存在するにもかかわらず、親局の信号を正
常に受信しないか、あるいは受信レベル検出機能で正常
な受信レベル以下等の理由で親局より直接伝送されるこ
とが不可能であると認識する。このため、中継が必要で
あると認識した子局3は、中継局探しを開始する。子局
3はすべてのコマンドBACKが伝送されるまで、適当な時
間待機する。コマンドBACKのフレーム内の自局アドレス
を受信することで、正常に親局より信号を受信可能な子
局のアドレスを認識することが可能である。なぜなら、
この伝送は同報伝送で行われるため、子局3でも受信が
可能であるからである。
【0021】子局の中から任意のアドレスを選択する際
の、アドレスの選択の条件として、もし、受信機に受信
レベルのモニタ機能があれば、コマンドBACKのレベルで
中継局を選択することが可能となる。さらに、コマンド
BACKのフレーム中のデータの一部にコマンドBRQ信号
(親局からの信号)の受信時のレベルを記録する方式と
すると、子局3は子局1、2の親局よりの受信強度と、
自局がその信号を受信した時の両方を得られる。この信
号強度は、各経路の通信距離に比例すると考えられ、こ
の2つの信号強度が最大の組み合わせを選択することで
最短の中継経路を選択することが期待できる。以上の処
理で、この例では子局2を子局3が選択したことにな
る。すると、子局3は子局2に対してコマンドRPREQを
送信する。
【0022】この時、相手局アドレスとしては子局2の
アドレスを付加する。子局2は、コマンドRPREQを受信
すると、コマンドRPACKを同報送信する。もし、親局が
コマンドBRQを送信する情報を元に、子局2は同報伝送
でなく、個別アドレスでコマンドRPACKを親局に伝送す
ることも可能である。これは、同報通信でも送り元のア
ドレスはフレーム内に存在するからである。親局はコマ
ンドBRQに対して、コマンドRPACKを受信することで、自
局のデータが伝送されない子局3の存在を認知すること
が可能となる。また、親局は、コマンドRPACKが返送さ
れるまで、一定時間待機する必要がある。なお、図7は
上述したフレームの一構成例である。また、受信レベル
検出には後述する受信機を用いる。
【0023】次に経路確立後の伝送例について図8を参
照して述べる。図8において、親局は、相手局アドレス
を子局2のアドレスに設定して中継データを送信する。
子局2はコマンドRPDATAより中継データと認識して、子
局3に相手局アドレスを付け変えて送信する。コマンド
RPDATAを受信した子局3は、自局が中継局でないことに
より、自局宛のデータと認識する。正常に受信した子局
3は、中継局(子局2)に対して、正常に受信した応答
コマンドRPACKを送り返す。すると、子局2は自局が中
継局であると認識して親局にコマンドRPACKを送り返
す。このような動作により、中継局を介して小電力で情
報を遠距離に伝送ができるようになる。
【0024】図9は中継局が複数必要な場合の対応関係
を示す説明図で、この図9は子局4、5がさらに存在す
る場合で、図9において、親局および各子局間を接続し
た実線は伝送可能なリンクである。親局は中継局(子局
2)を介して子局3、5と通信可能であるから、親局は
子局2、3、5のノードアドレスも認識しており、子局
2を介して、子局3、5と通信が可能となる。一方、親
局は中継局を介して子局3にコマンドBRQによるサーチ
を行わせる。これはそのためのコマンドを送信すること
を意味する。これに対して子局4のコマンドBACKも返送
され、このデータが親局に返送される。親局はこの情報
を元に子局4の存在を認識して、次に伝送する時は、子
局3をも中継局に指定して伝送する。これらにより複数
中継局の確立が可能となる。
【0025】図10は中継フレームの構成例を示す説明
図で、この例は親局が全ての中継局を指定する場合のも
のである。各中継局は、コマンドRPDATAから中継局と認
識し、次に中継局は、自局の中継アドレスをフレーム内
で探し、自局の後ろにもまだアドレスがある場合には、
その中継局アドレスを相手局アドレスに付け変えて送信
する。最後に、受信局アドレスに一致した局はこのデー
タを取り込む。中継カウンタは、中継回数を示し、中継
する度に、その回数を減少させる。従って、このカウン
タによっても経過を知ることが可能となる。
【0026】図11は受信レベル検出するための各子局
に使用される受信機のブロックダイヤグラムで、図11
において、41はアンテナで、このアンテナ41で捕ら
えた信号はバンドパスフィルタ(BPF)42に入力さ
れて、所望の信号だけが通過して高周波増幅器(RFA
MP)43に供給される。RFAMP43の出力は自動
利得調整増幅器(AGCAMP)44を介してRFAM
P43に戻されてRFAMP43の利得が自動的に調整
される。一方、AGCAMP44の出力はA/D変換器
45でディジタル信号に変換された後、図示しないCP
Uに入力されて受信レベルを検出するために利用され
る。
【0027】前記RFAMP43の出力は第1ミクサ
(MIX)46に入力され、このMIX46で第1局部
発振器47からの出力とここで混合される。MIX46
からの出力は第1中間周波増幅器48に入力された後、
第2MIX49に供給される。この第2MIX49には
第2局部発振器50からの出力が供給されて、第2MI
X49の出力に第1中間周波増幅器48よりは低い周波
数の第2中間周波(図示省略)を得る。この第2中間周
波の信号は低周波増幅器51に入力されて増幅された
後、FSK復調器52で復調されて伝送制御部を構成す
るLSI(図示省略)に供給される。
【0028】上記のように構成された受信機はコリンズ
タイプのダブルスーパーヘテロダインと称されるもの
で、この受信機のAGC電圧をA/D変換器で取り込む
ことにより、中継局の受信レベルを知ることができる。
【0029】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば、
親局以外の局でも中継を行うため、より確実な無線通信
が可能であるとともに、局地的な情報を、小電力な伝送
方式で、広範囲の伝送が可能となる。また、電波の到達
範囲を再送信回数で制御することができるようになるた
め、通信する情報の内容等で再送信回数を変化させる等
のきめ細かい情報サービスが可能となる。また、工場内
で産業用ロボットなどを無線通信で制御する場合、工場
内では機械類などで電波の伝搬に対して所謂「陰」がで
き易いことにも対処できるなどの利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動車等の移動体に移動局として搭載される中
継局のブロック図。
【図2】送信側アルゴリズムを示すフローチャート。
【図3】受信側アルゴリズムを示すフローチャート。
【図4】固定局と移動局の配置図。
【図5】タイムチャート。
【図6】中継局決定方法説明図。
【図7】フレーム構成図。
【図8】経路確立後の伝送例の説明図。
【図9】複数中継局の確立説明図。
【図10】中継フレーム構成例を示す説明図。
【図11】受信機のブロック図。
【図12】テレターミナルシステムの構成図。
【符号の説明】
11…送受信機 12…伝送制御部 13…コンピュータ部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 親局から自動車等の移動体に設けた移動
    局に対する通信の際に、親局からの通信情報を移動局に
    設けた中継局で受信し、その中継局が受信した通信情報
    を他の移動局に向けて再送信させ、その他の移動局に設
    けた中継局で受信した後、順次他の移動局へ前記通信情
    報を再送信させるようにして親局の通信情報を移動局の
    中継局が担うようにしたことを特徴とする移動体通信に
    おける中継方式。
  2. 【請求項2】 前記中継局を親局にも設けて、各移動局
    から送信される通信情報を親局の中継局で受信して通信
    情報の加工を行った後、再度移動局に向けて送信させる
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の移動体通信
    における中継方式。
  3. 【請求項3】 親局から自動車等の移動体に設けた移動
    局に対する通信の際に、親局からの通信情報を伝送する
    移動局を選定するために、親局から各移動局へ同報送信
    を行ったとき、各移動局の中継局の内で受信レベルが最
    大の値を示す中継局を選択してその中継局に通信情報を
    伝送することを特徴とする移動体通信における中継方
    式。
  4. 【請求項4】 親局から自動車等の移動体に設けた移動
    局に対する通信の際に、親局からの通信情報を親局が指
    定した第1移動局に設けた第1中継局で受信し、その第
    1中継局が受信した通信情報を第2、第3移動局に設け
    た第2、第3中継局に向けて再送信させたとき、第1中
    継局を介して親局は、第2あるいは第3中継局にサーチ
    を行わせ、このサーチにより返送されて来たデータから
    親局はさらに第4移動局の存在を認識して、次に伝送す
    る時には、第2あるいは第3中継局をも指定した中継局
    にして伝送させるようにしたことを特徴とする移動体通
    信における中継方式。
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