JP2002233978A - 移動ロボット及び移動ロボット間のデータ通信制御方法 - Google Patents

移動ロボット及び移動ロボット間のデータ通信制御方法

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JP2002233978A
JP2002233978A JP2001026454A JP2001026454A JP2002233978A JP 2002233978 A JP2002233978 A JP 2002233978A JP 2001026454 A JP2001026454 A JP 2001026454A JP 2001026454 A JP2001026454 A JP 2001026454A JP 2002233978 A JP2002233978 A JP 2002233978A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 微弱な電波でも複数の移動ロボット間のデー
タ通信により遠隔地へのデータ伝送を可能にする。 【解決手段】 作業空間には、指令を与える無線装置
と、無線データを受信する複数台の移動ロボットが配置
されている。各移動ロボットは、同じ周波数帯の無線デ
ータを受信して、そのデータを本体のメモリに保管す
る。移動ロボットは、さらに場所を移動した先でデータ
未受信の他のロボットに出会うと、保管しておいた受信
データを送信する。このような移動ロボット間のデータ
転送を繰り返し行うことにより、無線装置からは送信不
能な場所までデータを移動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、2以上の
脚部を備えて各脚部による両脚支持及び単脚支持を交互
に繰り返すことにより脚式移動を行う移動ロボットに係
り、特に、自律的な動作により所定の作業空間を自在に
動き回る移動ロボットに関する。
【0002】更に詳しくは、作業空間内で出会った他の
ロボットとデータ通信を行う移動ロボット及び移動ロボ
ット間のデータ通信制御方法に係り、特に、複数のロボ
ットを経由しながら単一の無線送信機だけでは送受信不
能な場所に居るロボットに対してデータ転送を行う移動
ロボット及び移動ロボット間のデータ通信制御方法に関
する。
【0003】
【従来の技術】電気的若しくは磁気的な作用を用いて人
間の動作に似せた運動を行う機械装置のことを「ロボッ
ト」という。ロボットの語源は、スラブ語の"ROBO
TA(奴隷機械)"に由来すると言われている。わが国に
おいてロボットが普及し始めたのは1960年代末から
であるが、その多くは、工場における生産作業の自動化
・無人化などを目的としたマニピュレータや搬送ロボッ
トなどの産業用ロボット(industrial robot)であっ
た。
【0004】アーム式ロボットのように、ある特定の場
所に植設して用いるような据置きタイプのロボットは、
部品の組立・選別作業など固定的・局所的な作業空間で
のみ活動する。これに対し、移動式のロボットは、作業
空間は非限定的であり、所定の経路上または無経路上を
自在に移動して、所定の若しくは任意の人的作業を代行
したり、ヒトやイヌあるいはその他の生命体に置き換わ
る種々の幅広いサービスを提供することができる。なか
でも脚式の移動ロボットは、クローラ式やタイヤ式の移
動ロボットに比し不安定で姿勢制御や歩行制御が難しく
なるが、階段や梯子の昇降や障害物の乗り越えや、整地
・不整地の区別を問わない柔軟な歩行・走行動作を実現
できるという点で優れている。
【0005】最近では、イヌやネコのように4足歩行の
動物の身体メカニズムやその動作を模したペット型ロボ
ット、あるいは、ヒトのような2足直立歩行を行う動物
の身体メカニズムや動作をモデルにしてデザインされた
「人間形」若しくは「人間型」のロボット(humanoid r
obot)など、脚式移動ロボットに関する研究開発が進展
し、実用化への期待もますます高まってきている。
【0006】脚式移動ロボットを、産業活動・生産活動
等における各種作業の代行に適用することができる。例
えば、原子力発電プラントや火力発電プラント、石油化
学プラントにおけるメンテナンス作業、製造工場におけ
る部品の搬送・組立作業、高層ビルにおける清掃、火災
現場その他における救助といったような、人間が容易に
踏み込むことができない現場での危険作業・難作業の代
行である。
【0007】また、脚式移動ロボットの他の用途とし
て、人間と居住空間を同一にする「共生」若しく「エン
ターティンメント」と呼ばれるものが挙げられる。この
種の用途では、ロボットは、作業代行などの生活支援と
いうよりも、生活密着という性格が濃厚である。エンタ
ーティンメント指向のロボットは、産業上の特定用途を
高速・高精度に実現することよりも、作業期間中に実行
する動作パターンそのものが研究・開発上の主題とな
る。
【0008】一般に、ロボットは、オペレータから与え
られた命令(コマンド)に従うようにデザインされる。
ロボットへのコマンド入力あるいはその他のデータ入力
は、例えば機体上に操作パネルを設けてロボット本体に
対して直接入力するようにしてもよい。あるいは、コン
トローラを有線ケーブルでロボット本体に接続して、ケ
ーブル長だけ離れた場所からロボットを遠隔的に操作し
て、ケーブルを介してコマンドやデータを転送するよう
にしてもよい。
【0009】しかしながら、移動ロボットにおいては、
移動中に機体上の操作パネルを操作することは困難であ
る。また、脚式移動ロボットなどのように、障害物を回
避しながら不特定の経路上を自在に移動することができ
るインテリジェントなロボットにおいては、有線ケーブ
ルを介した操作に頼ると、ケーブルが移動作業の著しい
制約条件となってしまい、折角の長所すなわちインテリ
ジェンシを阻害してしまうことになる。例えば、ケーブ
ルと可動脚が絡まってロボットが転倒して、ロボットや
衝突物を損壊させてしまいかねない。
【0010】このような理由により、移動ロボットに対
するコマンド入力やデータを送信する方式として無線デ
ータ通信を利用した遠隔制御方式が極めて有効であると
思料される。
【0011】例えば、特開平10−34570号公報に
は、ロボットの移動方向前方に向けられたカメラによる
撮像画像をモニタ上で安全を確認しながら、操作子で遠
隔操作することができるロボット遠隔制御システムにつ
いて開示されている。
【0012】また、本出願人に既に譲渡されている特願
2000−102634号明細書には、ロボットの仕様
に合致した端末ソフトウェアを用いてロボットを操作す
ることができる、ロボットのための遠隔制御システムに
ついて開示されている。
【0013】しかしながら、電波を利用した無線データ
通信の場合、電波自体が公共性の高い媒体であるため電
波法の規制を受ける。すなわち、電波の許容される出力
が規制され、遠隔地にまで移動したロボットに対してデ
ータを供給することができない。
【0014】例えば、工場などのプラントあるいはその
他の比較的広い作業空間や、壁など無線データ伝送上の
障害物の多い複雑な作業空間においては、単一の無線送
信機のみでは移動ロボットに対する無線データの供給を
保証することができなくなる。
【0015】作業空間に複数の中継局を設けてデータ受
信可能なエリアを拡大させることも可能である。しかし
ながら、ロボットが居場所を時々刻々と自律的に変える
ような場合、中継局の設置場所の選択が問題になり、や
はり移動ロボットに対するデータ送信を保証することが
できなくなる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、自律
的な動作により所定の作業空間を自在に動き回る、優れ
た移動ロボットを提供することにある。
【0017】本発明の更なる目的は、作業空間内で出会
った他のロボットとデータ通信を行うことができる、優
れた移動ロボット及び移動ロボット間のデータ通信制御
方法を提供することにある。
【0018】本発明の更なる目的は、複数のロボットを
経由しながら単一の無線送信機だけでは送受信不能な場
所に居るロボットに対してデータ転送を行うことができ
る、優れた移動ロボット及び移動ロボット間のデータ通
信制御方法を提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明は、上記
課題を参酌してなされたものであり、その第1の側面
は、作業空間を自在に動き回るタイプの移動ロボットで
あって、前記移動ロボットの機体を作業空間内で移動さ
せる駆動部と、無線データを送信する送信部と、無線デ
ータを受信する受信部と、送受信するデータを一時格納
する記憶部と、前記駆動部並びに無線データの送受信を
制御する制御部と、を備え、前記制御部は、ある無線デ
ータ送受信可能領域において前記受信部で受信したデー
タを前記記憶部に一時格納するとともに、他の無線デー
タ送受信可能領域に移動したことに応答して前記記憶部
に記憶しておいたデータを前記送信部から送信する、こ
とを特徴とする移動ロボットである。
【0020】本発明において想定する移動ロボットの作
業空間には、移動ロボットに対して指令を与える無線送
受信装置と、無線データを送受信する複数台の移動ロボ
ットが配置されている。
【0021】本発明の第1の側面によれば、各移動ロボ
ットは、同じ周波数帯の無線データを受信して、そのデ
ータを本体のメモリに保管する。そして、移動ロボット
は、さらに場所を移動した先でデータ未受信のロボット
に出会うと、保管しておいた受信データを送信する。こ
のような移動ロボット間のデータ転送を繰り返し行うこ
とにより、指令の発行元である無線送受信からは送信不
能な場所の移動ロボットにまでデータを供給することが
できる。
【0022】本発明の第1の側面に係る制御部は、前記
記憶部上の受信データを解析する。そして、該受信デー
タが自身宛てであれば該受信データが記述した指令に従
って機体動作を制御する。他方、該受信データが自身宛
てでなければ他の無線データ送受信可能領域に移動した
ことに応答して前記記憶部に記憶しておいたデータを前
記送信部から送信するようにすればよい。
【0023】また、前記制御部は、前記受信部でデータ
を成功裏に受信できたことに応答して、データの送信元
に対して確認応答信号を前記送信部から送信するように
してもよい。このような場合、データを送信すると、受
信したすべての移動ロボット1からの確認応答(AC
K)信号をその台数分だけ検出することができる。
【0024】また、前記制御部は、前記受信部で受信し
たデータに欠陥があったことに応答して、データの送信
元に対して否定応答(NACK)信号やストール(ST
ALL)信号を前記送信部から送信して、データの送信
元である無線送受信装置や他の移動ロボットに対してそ
の旨を通知するようにしてもよい。このような場合、デ
ータの送信元は、これらSTALL信号やNACK信号
を受信したことに応答して、再度同じデータを送信する
など、欠陥データの再送制御を行うことができる。
【0025】また、前記制御部は、前記送信部からデー
タを送信した後に確認応答信号を前記受信部で受信でき
なかった場合には、データ受信可能領域に他の移動ロボ
ットが存在しない可能性があるので、前記駆動部を作動
させて機体の居場所を移動させるか又は所定時間経過し
た後に前記送信部からのデータ送信を再開させるように
してもよい。
【0026】また、前記受信部にて同じデータを所定回
数以上受信した場合、送信先の移動ロボットが送信元の
移動ロボットに対して受信データを送信し直すというハ
ウリング現象が発生している可能性が高い。したがっ
て、前記制御部は、前記受信部にて同じデータを所定回
数以上受信したことに応答して、否定応答信号を所定回
数以上前記送信部から送信させて、データ送信元に対し
てハウリングの発生を通知するようにしてもよい。ま
た、他方の送信元にあたる移動ロボットの制御部におい
ては、前記受信部にて否定応答信号を所定回数以上受信
したことに応答して、前記駆動部を作動させて機体の居
場所を移動させるか又は所定時間の経過を待つなど、ハ
ウリングを引き起こす環境を解除した状態で前記送信部
からのデータ送信を再開させるようにしてもよい。
【0027】また、本発明の第2の側面は、作業空間を
自在に動き回るタイプの移動ロボットが他の移動ロボッ
トと無線データ通信を行うためのデータ通信制御方法で
あって、ある無線データ送受信可能領域において無線デ
ータを受信するステップと、該受信データを一時格納す
るステップ、他の無線データ送受信可能領域に移動した
ことに応答して該格納しておいた受信データを送信する
ステップと、を具備することを特徴とする移動ロボット
によるデータ通信方法である。
【0028】本発明において想定する移動ロボットの作
業空間には、移動ロボットに対して指令を与える無線送
受信装置と、無線データを送受信する複数台の移動ロボ
ットが配置されている。本発明の第2の側面によれば、
各移動ロボットは、同じ周波数帯の無線データを受信し
て、そのデータを本体のメモリに保管する。そして、移
動ロボットは、さらに場所を移動した先でデータ未受信
のロボットに出会うと、保管しておいた受信データを送
信する。このような移動ロボット間のデータ転送を繰り
返し行うことにより、指令の発行元である無線送受信か
らは送信不能な場所の移動ロボットにまでデータを供給
することができる。
【0029】本発明の第2の側面に係る移動ロボットに
よるデータ通信方法は、さらに、一時格納した受信デー
タを解析するステップと、該受信データが自身宛てであ
れば該受信データが記述した指令に従って機体動作を制
御するステップと、該受信データが自身宛てでなければ
他の無線データ送受信可能領域に移動したことに応答し
て前記記憶部に記憶しておいたデータを前記送信部から
送信するステップとを備えていてもよい。
【0030】また、データを成功裏に受信できたことに
応答して、データの送信元に対して確認応答信号を送信
するステップをさらに備えてもよい。このような場合、
データを送信すると、受信したすべての移動ロボット1
からの確認応答(ACK)信号をその台数分だけ検出す
ることができる。
【0031】また、受信したデータに欠陥があったこと
に応答して、データの送信元に対して否定応答信号を送
信するステップをさらに備えてもよい。このような場
合、データの送信元は、これらSTALL信号やNAC
K信号を受信したことに応答して、再度同じデータを送
信するなど、欠陥データの再送制御を行うことができ
る。
【0032】また、データを送信した後に確認応答信号
を受信できなかった場合には、機体の居場所を移動させ
るか又は所定時間経過した後にデータ送信を再開させる
ステップをさらに備えてもよい。このような場合、デー
タ受信可能領域に他の移動ロボットが存在しない可能性
がある場合には、データ送信する環境を変えて、より効
率的にデータ転送を行うことができる。
【0033】また、同じデータを所定回数以上受信した
ことに応答して、否定応答信号を所定回数以上送信する
ステップをさらに備えてもよい。このような場合、、否
定応答信号を所定回数以上前記送信部から送信させて、
データ送信元に対してハウリングの発生を通知するよう
にしてもよい。また、他方の送信元にあたる移動ロボッ
ト側においては、否定応答信号を所定回数以上受信した
ことに応答して、機体の居場所を移動させるか又は所定
時間の経過を待つステップを実行することによって、ハ
ウリングを引き起こす環境を解除した状態でデータ送信
を再開させるようにしてもよい。
【0034】本発明のさらに他の目的、特徴や利点は、
後述する本発明の実施例や添付する図面に基づくより詳
細な説明によって明らかになるであろう。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施例を詳解する。
【0036】図1及び図2には、本発明の実施に供され
る「人間形」又は「人間型」の脚式移動ロボット1が直
立している様子を前方及び後方の各々から眺望した様子
を示している。図示の通り、脚式移動ロボット1は、脚
式移動を行う左右2足の下肢と、体幹部と、左右の上肢
と、頭部とで構成される。
【0037】左右各々の下肢は、大腿部と、膝関節と、
脛部と、足首と、足平とで構成され、股関節によって体
幹部の略最下端にて連結されている。また、左右各々の
上肢は、上腕と、肘関節と、前腕とで構成され、肩関節
によって体幹部上方の左右各側縁にて連結されている。
また、頭部は、首関節によって体幹部の略最上端中央に
連結されている。
【0038】体幹部ユニット内には、図1及び図2では
見えていない制御部が配備されている。この制御部は、
脚式移動ロボット1を構成する各関節アクチュエータの
駆動制御や各センサ(後述)などからの外部入力を処理
するコントローラ(主制御部)や、電源回路その他の周
辺機器類を搭載した筐体である。制御部は、その他、遠
隔操作並びに無線データ送受信用の通信インターフェー
スや通信装置を含んでいてもよい。
【0039】図示の脚式移動ロボット1は、首、肩、両
肘、両手首、体幹、股関節、両膝、両足首など、多数の
関節軸を備えた多軸構造の機械装置である。各関節自由
度は例えば、指示値通りに回転位置や回転各速度を制御
可能な関節アクチュエータによって実現される。関節ア
クチュエータとしては、小型ACサーボ・アクチュエー
タを適用することができる。(例えば、本出願人に既に
譲渡されている特願平11−33386号明細書には、
脚式ロボットに適用可能な小型ACサーボ・アクチュエ
ータについて開示されている。同明細書に記載のサーボ
・アクチュエータは、ギア直結型で且つサーボ制御系を
ワンチップ化してモータ・ユニットに内蔵して構成され
る。)
【0040】図3には、脚式移動ロボット1の電気・制
御系統の構成図を模式的に示している。同図に示すよう
に、脚式移動ロボット1は、全体の動作の統括的制御や
その他のデータ処理を行う制御部20と、入出力部40
と、駆動部50と、電源部60とで構成される。以下、
各部について説明する。
【0041】入出力部40は、入力部として移動ロボッ
ト1の目に相当するCCD(ChargeCoupled Device)カ
メラ15や、耳に相当するマイクロフォン16、触感に
相当するタッチセンサ18、あるいは五感に相当するそ
の他の各種のセンサを含む。また、出力部として、口に
相当するスピーカ17、あるいは点滅の組み合わせや点
灯のタイミングにより顔の表情を形成するLEDインジ
ケータ19などを装備している。これら出力部は、脚な
どによる機械運動パターン以外の形式で移動ロボット1
からのユーザ・フィードバックを表現することができ
る。
【0042】脚式移動ロボット1は、カメラ15を含む
ことで、作業空間上に存在する任意の物体の形状や色彩
を認識することができる。
【0043】駆動部50は、制御部20が指令する所定
の運動パターンに従って移動ロボット1の機械運動を実
現する機能ブロックであり、首関節7、尻尾関節8、股
関節11A〜11D、膝関節12A〜12Dなどのそれ
ぞれの関節におけるロール、ピッチ、ヨーなど各軸毎に
設けられた駆動ユニットで構成される。図示の例では、
移動ロボット1はn個の関節自由度を有し、したがって
駆動部50はn個の駆動ユニットで構成される。各駆動
ユニットは、所定軸回りの回転動作を行うモータ51
と、モータ51の回転位置を検出するエンコーダ52
と、エンコーダ52の出力に基づいてモータ51の回転
位置や回転速度を適応的に制御するドライバ53の組み
合わせで構成される。
【0044】電源部60は、その字義通り、脚式移動ロ
ボット1内の各電気回路等に対して給電を行う機能モジ
ュールである。本実施形態に係る脚式移動ロボット1
は、バッテリを用いた自律駆動式であり、電源部60
は、充電バッテリ61と、充電バッテリ61の充放電状
態を管理する充放電制御部62とで構成される。
【0045】充電バッテリ61は、例えば、複数本のニ
ッケル・カドミウム(Ni−Cd)電池セルをカートリ
ッジ式にパッケージ化した「バッテリ・パック」の形態
で構成される。
【0046】また、充放電制御部62は、バッテリ61
の端子電圧や充電/放電電流量、バッテリ61の周囲温
度などを測定することでバッテリ61の残存容量を把握
し、充電の開始時期や終了時期などを決定するようにな
っている。充放電制御部62が決定する充電の開始及び
終了時期は制御部20に通知され、移動ロボット1が充
電オペレーションを開始及び終了するためのトリガとな
る。
【0047】制御部20は、「頭脳」に相当し、例えば
移動ロボット1の頭部ユニット3あるいは胴体部ユニッ
ト2に搭載される。
【0048】図3には、制御部20の構成をさらに詳細
に図解している。同図に示すように、制御部20は、メ
イン・コントローラとしてのCPU(Central Processi
ng Unit)21が、メモリその他の各回路コンポーネン
トや周辺機器とバス接続された構成となっている。バス
27は、データ・バス、アドレス・バス、コントロール・
バスなどを含む共通信号伝送路である。
【0049】RAM(Random Access Memory)22は、
DRAM(Dynamic RAM)などの揮発性メモリで構成さ
れた書き込み可能メモリであり、CPU21が実行する
プログラム・コードをロードしたり、実行プログラムに
よる作業データの一時的な保存のために使用される。
【0050】ROM(Read Only Memory)23は、プロ
グラムやデータを恒久的に格納する読み出し専用メモリ
である。ROM23に格納されるプログラム・コードに
は、移動ロボット1の電源投入時に実行する初期化・自
己診断プログラムや、移動ロボット1の動作を規定する
動作制御プログラムなどが挙げられる。動作制御プログ
ラムの中には、他の移動ロボットとの間でデータ送受信
や受信データのメモリ保管などの処理手続(後述)を規
定した制御プログラムが含まれる。
【0051】不揮発性メモリ24は、例えばEEPRO
M(Electrically Erasable and Programmable ROM)の
ように、電気的に消去再書き込みが可能なメモリ素子で
構成され、逐次更新すべきデータを不揮発的に保持する
ために使用される。逐次更新すべきデータには、例え
ば、製造番号や暗号鍵などのセキュリティ情報や、移動
ロボット1の行動パターンを規定する各種モデルなどが
挙げられる。
【0052】インターフェース25は、制御部20外の
機器と相互接続し、データ交換を可能にするための装置
である。インターフェース25は、例えば、カメラ15
やマイクロフォン16、スピーカ17との間でデータ入
出力を行う。また、インターフェース25は、駆動部5
0内の各ドライバ53−1…との間でデータやコマンド
の入出力を行う。
【0053】また、インターフェース25は、RS(Re
commended Standard)−232Cなどのシリアル・イン
ターフェース、IEEE(Institute of Electrical an
d electronics Engineers)1284などのパラレル・
インターフェース、USB(Universal Serial Bus)イ
ンターフェース、i−Link(IEEE1394)イ
ンターフェース、SCSI(Small Computer System In
terface)インターフェース、メモリ・カード・インタ
ーフェースなどのような、コンピュータの周辺機器接続
用の汎用インターフェースを備え、ローカル接続された
外部機器との間でプログラムやデータの移動を行うよう
にしてもよい。
【0054】さらに、制御部20は、無線通信インター
フェース26やネットワーク・インターフェース・カー
ド(NIC)27などを含み、無線データ通信、あるい
はLAN(Local Area Network:例えばEthernet)やイ
ンターネットを経由して、外部のホスト・コンピュータ
とデータ通信を行うことができる。
【0055】このような脚式移動ロボット1とホストコ
ンピュータ100間におけるデータ通信の1つの目的
は、ロボット機外(すなわち遠隔)のコンピュータ資源
を用いて、脚式移動ロボット1の複雑な動作制御を演算
したり、リモート・コントロールすることである。ま
た、該データ通信の他の目的は、動作モデルやその他の
プログラム・コードなど脚式移動ロボット1の動作制御
に必要なデータやプログラムを、ネットワーク経由で遠
隔の装置から脚式移動ロボット1に供給することにあ
る。
【0056】制御部20は、テンキー及び/又はアルフ
ァベット・キーからなるキーボード29を備えておいて
もよい。キーボード29は、ロボット1の作業現場にお
いてユーザが直接的なコマンド入力のために使用する
他、パスワードなどの所有者認証情報の入力に用いられ
る。
【0057】次いで、複数の脚式移動ロボット1A,1
B,…間で無線データ送受信を行う処理について説明す
る。
【0058】図5及び図6には、本発明の実施に適した
脚式移動ロボット1の作業空間を模式的に示している。
【0059】同図に示す例では、作業空間には、データ
の発信元(イニシエータ)である無線送受信装置100
と、無線データ送受信機能を備えた複数台の脚式移動ロ
ボット1A,1B,…が配設されている。勿論、脚式移
動ロボット1A,1B,…はそれぞれ自律的に脚式移動
する能力を有しており、作業空間内での居場所は不定で
ある。
【0060】例えば、データの発信元である無線送受信
装置100が、現在は無線データの送受信不能な場所に
存在する脚式移動ロボット1Nに対してデータ送信した
い場合について考えてみる。
【0061】図示の例では、無線送受信装置100とデ
ータ送受信可能な範囲内には脚式移動ロボット1Aが存
在する。また、脚式移動ロボット1Aとデータ送受信可
能な範囲内(あるいは、脚式移動ロボット1Aが無線送
受信装置100からデータ受信後さらに移動した場所に
おいてデータ送受信可能な範囲内)には、他の脚式移動
ロボット1Bが存在する。
【0062】各脚式移動ロボット1A,1B,…は、無
線送受信装置100あるいは他の脚式移動ロボットなど
無線データ送信元からデータ受信可能な範囲に突入する
と、まず通信データをリアルタイムで受信し、さらにこ
の受信データを機体内のメモリ(例えばRAM22)に
保管しておく。
【0063】さらに、各脚式移動ロボット1A,1B
は、メモリに受信データを保管した後は無線データ送信
元として機能する。例えば、脚式移動ロボット1Aは、
現在の居場所(あるいはデータ受信後に移動した場所)
においてデータ送受信可能な他の脚式移動ロボット1B
を発見すると、これに対して無線データ送信を行う。
【0064】このような脚式移動ロボット間の無線デー
タ送受信を繰り返し実行することによって、無線送受信
装置100からはデータ送受信不能な場所にまで通信デ
ータが順次移動していき、最終的には脚式移動ロボット
1Nにまでデータが届くこととなる。
【0065】図7には、脚式移動ロボット1における無
線データの送受信メカニズムを模式的に示している。
【0066】(1)まず、上位からの送信データを、無
線通信インターフェース26の受信部において受信す
る。
【0067】(2)受信したデータが、当該脚式移動ロ
ボット1自身に宛てられたデータであるとき、この受信
データをメモリ22に記憶する。CPU21は、メモリ
22上の受信データを解析し、データが記述した指令に
従って、行動パターンの発現、音声処理、画像処理など
を実行する。そして、無線通信インターフェース26の
送信部から確認応答及びデータ信号を送信して、上位す
なわち無線データ送信元に対して受信確認を行う。
【0068】このとき、無線データ伝搬路の環境など何
らかの原因で受信データに欠陥が発見された場合には、
無線通信インターフェース26の送信部からストール
(STALL)信号を送信して、上位に対してその旨を
伝える。または、CPU21は受信データの処理中に継
続して上位からデータ送信されるような場合には、無線
通信インターフェース26の送信部からNACK信号を
送信して、上位に対してその旨を伝える。上位すなわち
無線データ送信側は、これらSTALL信号やNACK
信号を受信したことに応答して、再度同じデータを送信
する。
【0069】(3)他方、受信したデータが脚式移動ロ
ボット1自身に宛てられたものではない場合には、受信
データをメモリ22に一旦記憶して、無線通信インター
フェース26の送信部からACK信号並びにデータ信号
を送出して、上位に対して受信確認データを送信する。
【0070】このとき、無線データ伝搬路の環境など何
らかの原因で受信データに欠陥が発見された場合には、
無線通信インターフェース26の送信部からストール
(STALL)信号を送信して、上位に対してその旨を
伝える。または、CPU21は受信データの処理中に継
続して上位からデータ送信されるような場合には、無線
通信インターフェース26の送信部からNACK信号を
送信して、上位に対してその旨を伝える。
【0071】次に、ACK信号を発生した後、メモリ2
2に一旦記憶した上位からの受信データを、無線通信イ
ンターフェース26の送信部から送出する。もし送信先
からACK信号が返されない場合、CPU21は、メモ
リ22に送信データを一時記憶して、機体動作により場
所を移動するか又は所定時間経過後にデータ送信を再開
し、上述の処理を繰り返す。
【0072】(4)また、同じデータを3回(又は所定
回数)以上受信した場合、NACK信号を3回(又は所
定回数)だけ送出する。上位すなわちデータ送信側は、
NACK信号を受信したことに応答して、同じデータを
送信するが、3回(又は所定回数)以上のNACK信号
を受信した場合は、ハウリングを生じた可能性が高いの
で、データ送信を中止する。ハウリングは、図8に示す
ように、送信先の脚式移動ロボット1Jが送信元の脚式
移動ロボット1Kに対して受信データを送信し直す現象
である。同図に示すようなデータ伝送上のループを放置
すると、無限に信号が発信されてしまう。このような場
合、送信先から3回(又は所定回数)以上のNACK信
号を受信した場合は、CPU21はメモリ22に送信デ
ータを一時記憶して、機体動作により場所を移動するか
又は所定時間経過後にデータ送信を再開し、上述の処理
を繰り返す。
【0073】上位すなわちデータ送信元となる無線送受
信装置や脚式移動ロボットは、上述した(1)〜(4)
の動作を利用して、通信可能な脚式移動ロボット1の台
数を検出することができる。データを送信すると、受信
したすべての脚式移動ロボット1からのACK信号をそ
の台数分だけ検出することができる。
【0074】[追補]以上、特定の実施例を参照しなが
ら、本発明について詳解してきた。しかしながら、本発
明の要旨を逸脱しない範囲で当業者が該実施例の修正や
代用を成し得ることは自明である。
【0075】本発明の要旨は、必ずしも「ロボット」と
称される製品には限定されない。すなわち、電気的若し
くは磁気的な作用を用いて人間の動作に似せた運動を行
う機械装置であるならば、例えば玩具等のような他の産
業分野に属する製品であっても、同様に本発明を適用す
ることができる。
【0076】また、本明細書中では、2足直立歩行を行
う人間形の脚式移動ロボットを例に挙げて本発明につい
て説明してきたが、4足歩行ロボットや他の構成の移動
ロボットに対しても、本発明を同様に適用することが可
能である。
【0077】要するに、例示という形態で本発明を開示
してきたのであり、限定的に解釈されるべきではない。
本発明の要旨を判断するためには、冒頭に記載した特許
請求の範囲の欄を参酌すべきである。
【0078】
【発明の効果】以上詳記したように、本発明によれば、
作業空間内で出会った他のロボットとデータ通信を行う
ことができる、優れた移動ロボット及び移動ロボット間
のデータ通信制御方法を提供することができる。
【0079】また、本発明によれば、複数のロボットを
経由しながら単一の無線送信機だけでは送受信不能な場
所に居るロボットに対してデータ転送を行うことができ
る、優れた移動ロボット及び移動ロボット間のデータ通
信制御方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施に供される脚式移動ロボット1を
前方から眺望した様子を示した図である。
【図2】本発明の実施に供される脚式移動ロボット1を
後方から眺望した様子を示した図である。
【図3】脚式移動ロボット1の電気・制御系統の構成図
を模式的に示した図である。
【図4】制御部20の構成をさらに詳細に示した図であ
る。
【図5】本発明の実施に適した脚式移動ロボット1の作
業空間を模式的に示した図である。
【図6】本発明の実施に適した脚式移動ロボット1の作
業空間を模式的に示した図である。
【図7】脚式移動ロボット1における無線データの送受
信メカニズムを模式的に示した図である。
【図8】送信元と送信先の脚式移動ロボット間でデータ
伝送のハウリングが生じた様子を示した図である。
【符号の説明】
1…脚式移動ロボット 15…CCDカメラ 16…マイクロフォン 17…スピーカ 18…タッチセンサ 19…LEDインジケータ 20…制御部 21…CPU 22…RAM 23…ROM 24…不揮発メモリ 25…インターフェース 26…無線通信インターフェース 27…ネットワーク・インターフェース・カード 28…バス 29…キーボード 40…入出力部 50…駆動部 51…モータ 52…エンコーダ 53…ドライバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // G05D 1/00 H04B 7/26 A

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】作業空間を自在に動き回るタイプの移動ロ
    ボットであって、 前記移動ロボットの機体を作業空間内で移動させる駆動
    部と、 無線データを送信する送信部と、 無線データを受信する受信部と、 送受信するデータを一時格納する記憶部と、 前記駆動部並びに無線データの送受信を制御する制御部
    と、を備え、前記制御部は、 ある無線データ送受信可能領域において前記受信部で受
    信したデータを前記記憶部に一時格納するとともに、他
    の無線データ送受信可能領域に移動したことに応答して
    前記記憶部に記憶しておいたデータを前記送信部から送
    信する、ことを特徴とする移動ロボット。
  2. 【請求項2】前記制御部は、 前記記憶部上の受信データを解析し、 該受信データが自身宛てであれば該受信データが記述し
    た指令に従って機体動作を制御し、 該受信データが自身宛てでなければ他の無線データ送受
    信可能領域に移動したことに応答して前記記憶部に記憶
    しておいたデータを前記送信部から送信する、ことを特
    徴とする請求項1に記載の移動ロボット。
  3. 【請求項3】前記制御部は、 前記受信部でデータを成功裏に受信できたことに応答し
    て、データの送信元に対して確認応答信号を前記送信部
    から送信する、ことを特徴とする請求項1に記載の移動
    ロボット。
  4. 【請求項4】前記制御部は、 前記受信部で受信したデータに欠陥があったことに応答
    して、データの送信元に対して否定応答信号を前記送信
    部から送信する、ことを特徴とする請求項1に記載の移
    動ロボット。
  5. 【請求項5】前記制御部は、 前記送信部からデータを送信した後に確認応答信号を前
    記受信部で受信できなかった場合には、前記駆動部を作
    動させて機体の居場所を移動させるか又は所定時間経過
    した後に前記送信部からのデータ送信を再開させる、こ
    とを特徴とする請求項1に記載の移動ロボット。
  6. 【請求項6】前記制御部は、 前記受信部にて同じデータを所定回数以上受信したこと
    に応答して、否定応答信号を所定回数以上前記送信部か
    ら送信させる、ことを特徴とする請求項1に記載の移動
    ロボット。
  7. 【請求項7】前記制御部は、 前記受信部にて否定応答信号を所定回数以上受信したこ
    とに応答して、前記駆動部を作動させて機体の居場所を
    移動させるか又は所定時間経過した後に前記送信部から
    のデータ送信を再開させる、ことを特徴とする請求項1
    に記載の移動ロボット。
  8. 【請求項8】作業空間を自在に動き回るタイプの移動ロ
    ボットが他の移動ロボットと無線データ通信を行うため
    のデータ通信制御方法であって、 ある無線データ送受信可能領域において無線データを受
    信するステップと、 該受信データを一時格納するステップ、 他の無線データ送受信可能領域に移動したことに応答し
    て該格納しておいた受信データを送信するステップと、
    を具備することを特徴とする移動ロボットによるデータ
    通信方法。
  9. 【請求項9】一時格納した受信データを解析するステッ
    プと、 該受信データが自身宛てであれば該受信データが記述し
    た指令に従って機体動作を制御するステップと、 該受信データが自身宛てでなければ他の無線データ送受
    信可能領域に移動したことに応答して前記記憶部に記憶
    しておいたデータを前記送信部から送信するステップ
    と、をさらに備えることを特徴とする請求項8に記載の
    移動ロボットによるデータ通信方法。
  10. 【請求項10】データを成功裏に受信できたことに応答
    して、データの送信元に対して確認応答信号を送信する
    ステップ、をさらに備えることを特徴とする請求項8に
    記載の移動ロボットによるデータ通信方法。
  11. 【請求項11】受信したデータに欠陥があったことに応
    答して、データの送信元に対して否定応答信号を送信す
    るステップ、をさらに備えることを特徴とする請求項8
    に記載の移動ロボットによるデータ通信方法。
  12. 【請求項12】データを送信した後に確認応答信号を受
    信できなかった場合には、機体の居場所を移動させるか
    又は所定時間経過した後にデータ送信を再開させるステ
    ップ、をさらに備えることを特徴とする請求項8に記載
    の移動ロボットによるデータ通信方法。
  13. 【請求項13】同じデータを所定回数以上受信したこと
    に応答して、否定応答信号を所定回数以上送信するステ
    ップ、をさらに備えることを特徴とする請求項8に記載
    の移動ロボットによるデータ通信方法。
  14. 【請求項14】否定応答信号を所定回数以上受信したこ
    とに応答して、機体の居場所を移動させるか又は所定時
    間経過した後にデータ送信を再開させるステップ、をさ
    らに備えることを特徴とする請求項8に記載の移動ロボ
    ットによるデータ通信方法。
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