JP2007233751A - 自律移動装置 - Google Patents

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【課題】通信を中継可能な自律移動装置を提供する。
【解決手段】自律的に移動する自律移動装置10において、他の装置と通信を行う通信機14と、通信手段を用いて通信目標装置と通信できるか否かを判定する通信状態判定部22と、を備え、通信状態判定部22により通信目標装置と通信できないと判定された場合に、通信ラインを構築するために移動する。また、自律移動装置10の移動により通信目標装置までの通信ラインを構築できない場合には、他の自律移動装置に通信ラインの構築を要求する。
【選択図】図1

Description

本発明は、自律的に移動する自律移動装置に関する。
従来から、自律的に移動する自律移動型ロボットが提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1記載の自律移動型ロボットは、荷物を運搬することを用途としている。また、特許文献1では、複数の自律移動型ロボットが互いに通信を行うことが検討されている。しかしながら、一台の自律移動型ロボットが他の自律移動型ロボットと通信を行う際に、他の自律移動型ロボットが通信可能な領域に存在しているとは限らず、自律移動型ロボットの間で通信できない場合がある。
特開2001−287183号公報
2つの通信装置が互いの通信圏内に存在しない状況では、2つの通信装置の間で通信を行うことができない。このような場合に、2つの通信装置の間に存在する自律移動装置を用いて通信を中継できれば便利である。しかしながら、従来、通信を中継する自律移動装置は存在しない。さらに、自律移動装置を用いて通信を中継しようとする場合に、自律移動装置が通信装置の通信圏内に存在しないと、通信を中継することができない、という問題がある。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、通信を中継可能な自律移動装置を提供することを目的とする。
上述した目的を達成するために、本発明は、自律的に移動する自律移動装置において、他の装置と通信を行う通信手段と、通信手段を用いて所望の通信装置と通信できるか否かを判定する判定手段と、を備え、判定手段により通信装置と通信できないと判定された場合に、通信ラインを構築するために移動することを特徴とする。
この構成によれば、自律移動装置は、通信装置と通信できない場合に、通信ラインを構築するために移動する。よって、自律移動装置が移動した結果、自律移動装置が通信装置と通信可能となった場合には、通信装置までの通信ラインを構築することができる。
上述した自律移動装置は、自律移動装置の移動により通信装置までの通信ラインを構築できない場合に、他の自律移動装置に通信ラインの構築を要求することが好ましい。この構成によれば、自律移動装置は、自律移動装置の移動により通信装置までの通信ラインを構築できない場合に、他の自律移動装置に通信ライン構築処理を要求する。よって、自律移動装置は、他の自律移動装置と協動して通信装置までの通信ラインを構築することができる。
上述した自律移動装置は、自律移動装置の移動により通信装置との通信ラインを構築できない場合に、通信対象のデータを記憶してから、通信装置方向にさらに移動することが好ましい。この構成によれば、自律移動装置は、自律移動装置の移動により通信装置までの通信ラインを構築できない場合に、通信対象のデータを記憶してから、通信装置方向にさらに移動する。よって、自律移動装置は、より長い距離を移動して、通信装置に通信対象のデータを伝達することができる。例えば、自律移動装置は、通信装置と通信できる位置まで移動してから通信対象のデータを通信装置に送信してもよいし、通信装置まで移動することで通信対象のデータを伝達してもよい。
上述した自律移動装置は、通信を中継する機能を有する中継子機を搭載しており、自律移動装置の移動により通信装置との通信ラインを構築できない場合に、中継子機を設置してから、さらに移動することが好ましい。この構成によれば、自律移動装置は、通信装置との通信ラインを構築できない場合に、中継子機を設置してからさらに移動する。よって、自律移動装置は、より長い距離を移動して、通信装置までの通信ラインを構築することができる。
本発明に係る自律移動装置によれば、所望の通信装置までの通信を中継して、通信ラインを構築することができる。
以下、図面を参照して、本発明の自律移動装置に係る好適な実施の形態について詳細に説明する。説明の理解を容易にするため、各図面において同一の構成要素に対しては可能な限り同一の参照番号を附し、重複する説明は省略する。
先ず、図1を参照して、実施形態に係る自律移動装置10の構成について説明する。図1は、自律移動装置10の構成を示すブロック図である。自律移動装置10は、周囲環境を認識するためのカメラ12と、通信機能を有する他の装置との間で通信を行うための通信機14と、自律移動装置10の動作を制御するためのECU20と、ECU20により制御される電動モータ30と、電動モータ30により駆動される車輪32と、自律移動装置10の存在位置を認識するためのGPS装置34と、ユーザに対して各種情報を出力するディスプレイ36及びスピーカ38と、を備えている。これらの構成について、より詳しく説明する。
カメラ12は、周囲環境の画像を取得するCCDカメラと、取得した画像を画像処理することによって周囲の障害物や路面状況などを認識する画像処理部とを有している。この画像処理部では、CCDカメラで取得した画像からエッジ抽出やパターン認識処理などによって周囲の障害物などを抽出して認識する。カメラ12と後述する電子制御装置(以下ECUという)20とは接続されており、カメラ12により取得された情報はECU20に伝送される。
通信機14は、送信機16および受信機18を含んで構成され、例えば、自律移動装置10の周囲にある他の自律移動装置10や、無線電話網の中継基地局などのインフラストラクチャなどとの間で情報を送受信するものである。通信機14は、例えば半径約100mの範囲で情報の送受信を行うことが可能に設定されている。通信機14とECU20とは、相互に情報の交換が可能となるように構成されている。即ち、ECU20で生成された送信情報は、ECU20から送信機16に伝送される。一方、受信機18によって受信された各種の情報は、受信機18からECU20に伝送される。なお、上述した通信機14は電波を用いて他の通信装置と無線通信を行うが、光や音などを用いて他の通信装置と無線通信を行うものであってもよい。
GPS装置34は、自律移動装置10が存在する位置を検出する手段である。GPS装置34とECU20とは接続されており、GPS装置34により検出された位置情報はECU20に伝送される。ディスプレイ36及びスピーカ38は、ユーザに対して情報を出力する手段である。ディスプレイ36とECU20とは接続されており、ECU20からディスプレイ36に制御信号が出力されると、ディスプレイ36はECU20からの制御信号に応じて各種情報を表示する。また、スピーカ38とECU20とは接続されており、ECU20からスピーカ38に制御信号が出力されると、スピーカ38はECU20からの制御信号に応じて音声情報を発する。なお、ディスプレイ36に傍には、ユーザが情報を入力する手段としてキーボードやタッチパネルなどが設けられている。
ECU20は、演算を行うマイクロプロセッサ、マイクロプロセッサに各処理を実行させるためのプログラム等を記憶するROM、演算結果などの各種データを記憶するRAM及びバッテリによってその記憶内容が保持されるバックアップRAM等により構成されている。そして、上記構成によって、ECU20は、通信機能の有する他の通信装置との間で通信が可能であるか否かを判定する通信状態判定部22としての機能と、電動モータ30、ディスプレイ36、スピーカ38などの動作を制御するアクチュエータ制御部24としての機能を有している。なお、ROMは、自律移動装置10の周辺の地図情報を記憶する記憶手段となっている。
電動モータ30とアクチュエータ制御部24とは接続されており、アクチュエータ制御部24から電動モータ30に制御信号が出力されると、電動モータ30はアクチュエータ制御部24からの制御信号に応じて駆動される。これにより、電動モータ30に取り付けられている車輪32を回転駆動して、自律移動装置10を移動させる。ここで、アクチュエータ制御部24は、カメラ12により取得された情報を取り込んで、障害物等を避けながら自律移動装置10を移動させる。また、アクチュエータ制御部24は、GPS装置34により検出された位置情報を取り込んで、ROMに記憶された地図情報を参照しつつ、目的地まで自律移動装置10を移動させる。
次に、図2を参照して、上述した自律移動装置10が使用される状況について説明する。図2は、自律移動装置10が使用される状況を示す概略図である。図2に示されるように、複数の自律移動装置10A,10B,10C,10D,10E,10F,10G,10Hや、無線電話網の中継基地局52A,52B,52Cなどが、互いに離れた位置に存在している。ここでは、図中左下の自律移動装置10Aと図中右上の自律移動装置10Hとの間で通信ラインを構築することを目的としている。両自律移動装置10A,10H間で通信ラインを構築することにより、ユーザが自律移動装置10Aを利用して、画像、音声、文書等のデジタルデータを自律移動装置10Hに送信することが可能となる。このように通信ラインの構築が必要となる状況としては、例えば、地震等の被災時である。
通信ラインは、両自律移動装置10A,10Hの間に存在する複数の自律移動装置10B〜10Gを利用して構築される。例えば、図中左下の通信始端となる自律移動装置10Aから送信されたデータは、途中に存在する3つの自律移動装置10C,10D,10Fにより中継されて、通信目標となる自律移動装置10Hにより受信される。なお、以下の説明では、通信始端となる自律移動装置10Aを「通信始端装置」と呼び、通信を中継する自律移動装置10B〜10Gを「通信中継装置」と呼び、通信目標となる自律移動装置10Hを「通信目標装置」と呼ぶ。
また、通信ラインは、公衆電話回線網を利用して構築される場合もある。例えば、通信始端装置10Aから送信されたデータは、通信中継装置10Bにより中継されて公衆電話回線網の中継基地局52Aに送られる。その後、センター50を介して別の中継基地局52Cに送られ、最終的に通信目標装置10Hにより受信される。さらに、通信ラインは、インターネットを利用して構築される場合もある。インターネットを利用して通信ラインを構築する場合には、データの送信先となる通信目標装置として、自律移動装置10Hに代えて、インターネット接続サービスが提供されるホットスポットに接続されたコンピュータ装置が、通信目標となる通信装置として設定されてもよい。
次に、図3を参照して、通信中継装置10B〜10Gが通信ラインを構築する動作について説明する。図3は通信ラインの構築処理の手順を示すフローチャートである。図3のフローチャートに示される通信ラインの構築処理は、主としてECU20によって行われるものであり、ユーザの入力操作に応じて通信ラインの構築を要求するリクエスト情報が通信始端装置10Aから送信されると、通信中継装置10B〜10Gがリクエスト情報を受信したタイミングで実行される。
通信中継装置10B〜10Gが通信始端装置10Aから送られてきたリクエスト情報を受信すると、通信中継装置10B〜10Gは、リクエスト情報が受信されたことを示す応答情報を通信始端装置10Aに送信すると共に、通信始端装置10Aと通信可能か否かを判定する(S301,S302)。ここで、通信中継装置10B〜10Gは、通信始端装置10Aと通信可能と判定した場合には、さらに通信目標装置10Hと通信可能か否かを判定する(S303)。一方、通信中継装置10B〜10Gは、通信始端装置10Aと通信不能と判定した場合には、ステップ305の処理に進む。
ステップ303において、通信中継装置10B〜10Gは、通信目標装置10Hと通信可能と判定した場合には、通信始端装置10Aに通信ラインの構築が完了した旨を通知する(S304)。この通知を受信すると、通信始端装置10Aは、通信ラインが構築された旨をディスプレイ36又はスピーカ38を用いて情報送信者Pに知らせる。情報送信者Pがデジタルデータを送信する処理を行うことにより、通信始端装置10Aから通信目標装置10Hに向けてデジタルデータが送信されると、通信中継装置10B〜10Gは通信の中継を行う。
一方、ステップ303において、通信中継装置10B〜10Gと通信目標装置10Hとの間で通信不能であることが判定された場合には、通信中継装置10B〜10Gは、通信目標装置10Hに向けて予め設定された距離だけ移動する(S306)。この通信中継装置10B〜10Gの移動により、通信ラインが構築されたか否かを判定するために、通信中継装置10B〜10Gは、再びステップ302及びステップ303の処理を行って、通信始端装置10A及び通信目標装置10Hと通信可能か否かを判定する。
ここで、通信中継装置10B〜10Gの移動方法としては、様々な方法がある。例えば、通信中継装置10B〜10Gと通信目標装置10Hとの間に障害物が存在しない状況では、通信中継装置10B〜10Gは、通信目標装置10H(公衆電話回線網を利用する場合、中継基地局52A〜52C)に向けて直線的に移動すればよい。また、通信中継装置10B〜10Gと通信目標装置10Hとの間に障害物が存在する場合には、通信中継装置10B〜10Gは、ROMに記憶された地図情報を参照して障害物を避けながら、通信目標装置10H(公衆電話回線網を利用する場合、中継基地局52A〜52C)との間で通信可能となる位置を探して移動すればよい。さらには、通信中継装置10B〜10Gは、通信始端装置10A及び通信目標装置10Hと通信可能か否かを判定しながら移動したり、移動方向及び移動距離をランダムに決定して移動してもよい。
また、ステップ302において、通信中継装置10B〜10Gが通信目標装置10Hに向けて移動したことにより、通信中継装置10B〜10Gと通信始端装置10Aとの間で通信不能となったことが判定された場合には、通信中継装置10B〜10Gによる処理はステップ305に進む。ステップ305において、通信中継装置10B〜10Gは、通信始端装置10Aと通信可能な位置まで戻ってから、通信ラインの構築を指示するリクエスト情報を他の通信中継装置10B〜10Gに向けて送信する。このリクエスト情報を受けて、他の通信中継装置10B〜10Gは、上述したステップ301〜ステップ306の処理を行う。
次に、図4を参照して、上述した通信ラインの構築処理の効果について説明する。図4は通信ラインの構築処理による通信中継装置10B,10Cの動作を示す図である。図4(a)では、通信目標装置10Hは、通信中継装置10B,10Cの通信圏内Area_B,Area_Cに存在しておらず、通信始端装置10Aと通信目標装置10Hとの間の通信ラインは構築されていない。このような状況で上述した通信ラインの構築処理を実行すれば、図4(b)に示されるように、通信中継装置10B,10Cが移動する。これにより、通信中継装置10Bの通信圏内Area_Bには、通信始端装置10A及び通信中継装置10Cが存在し、さらに、通信中継装置10Cの通信圏内Area_Cには、通信中継装置10B及び通信目標装置10Hが存在する。よって、通信中継装置10B,10Cにより通信を中継可能となるので、通信始端装置10Aと通信目標装置10Hとの間の通信ラインを構築することができる。
次に、図5を参照して、通信ラインの構築処理の変形例について説明する。図5は通信ラインの構築処理の手順を示すフローチャートである。この変形例に係る通信ラインの構築処理では、図3に示される通信ラインの構築処理とステップ301〜ステップ306までは同じであり、図3に示される通信ラインの構築処理に対してステップ307〜ステップ309が追加されている。よって、ステップ307〜ステップ309の処理について重点的に説明する。
ステップ305において、通信中継装置10B〜10Gが他の通信中継装置10B〜10Gにリクエスト情報を送信すると、通信中継装置10B〜10Gは、他の通信中継装置10B〜10Gから応答情報が送られてきたか否かを判定する(S307)。ここで、他の通信中継装置10B〜10Gから応答情報の送信があった場合には、他の通信中継装置10B〜10Gが通信ラインの構築処理を行うので、通信中継装置10B〜10Gは待機する(S308)。一方、他の通信中継装置10B〜10Gから応答情報の送信がない場合には、通信中継装置10B〜10Gは、通信始端装置10Aと通信を行うことにより通信対象のデータを通信始端装置10Aから取得してROMに記憶する。そして、通信中継装置10B〜10Gは、自らの移動による情報伝達を試行する(S309)。
次に、図6を参照して、上述した通信ラインの構築処理の効果について説明する。図6は通信ラインの構築処理による通信中継装置10Bの動作を示す図である。上述した通信ラインの構築処理によれば、例えば図6(a)に示されるように、通信始端装置10Aから通信中継装置10Bまでしか通信できない状況から、図6(b)に示されるように、通信中継装置10Bが通信対象のデータを記憶したまま通信目標装置10Hと通信可能な位置まで移動してから、通信中継装置10Bが通信目標装置10Hに通信対象のデータを送信する処理を行う。このように、通信始端装置10Aが通信目標装置10Hと通信できない場合でも、通信対象のデータを通信目標装置10Hに送信することができる。なお、上述した変形例では、通信中継装置10B〜10Gは移動してから通信対象のデータを送信したが、他の変形例では、通信中継装置10B〜10Gが通信目標装置10Hまで移動してから、ディスプレイ36を用いて通信対象のデータを表示したり、スピーカ38を用いて通信対象のデータを音声出力することで通信対象のデータを伝達してもよい。
次に、図7を参照して、通信ラインの構築処理の他の変形例について説明する。図7は通信ラインの構築処理の手順を示すフローチャートである。この変形例に係る通信ラインの構築処理では、図3に示される通信ラインの構築処理とステップ301〜ステップ304及びステップ306は同じであり、図3に示される通信ラインの構築処理に対してステップ310〜ステップ312が異なる。よって、ステップ310〜ステップ312の処理について重点的に説明する。
ステップ302において、通信中継装置10B〜10Gと通信始端装置10Aとが通信不能と判定された場合には、通信中継装置10B〜10Gはステップ310の処理に進む。ステップ310では、通信中継装置10B〜10Gは、通信を中継する機能を有する中継子機40が通信中継装置10B〜10Gに搭載されているか否かを判定する。ここで、通信中継装置10B〜10Gに中継子機40が搭載されていると判定された場合には、通信中継装置10B〜10Gの処理はステップ311に進む。ステップ311では、通信中継装置10B〜10Gは、通信始端装置10Aと通信可能な位置まで戻ってから、中継子機40をその場に設置する。そして、通信中継装置10B〜10Gは、通信目標装置10H(公衆電話回線網を利用する場合、中継基地局52A〜52C)に向けてさらに移動する。
一方、ステップ310において、通信中継装置10B〜10Gに中継子機40が搭載されていないと判定された場合には、通信中継装置10B〜10Gの処理はステップ312に進む。ステップ312の処理は、図3のステップ305と同じであり、通信中継装置10B〜10Gは、通信始端装置10Aと通信可能な位置まで戻ってから、通信ラインの構築を指示するリクエスト情報を他の通信中継装置10B〜10Gに向けて送信する。
次に、図8を参照して、上述した通信ラインの構築処理の効果について説明する。図8は通信ラインの構築処理による通信中継装置10Bの動作を示す図である。上述した通信ラインの構築処理によれば、例えば図8(a)に示されるように、通信始端装置10Aから通信中継装置10Bまでしか通信できない状況から、図8(b)に示されるように、通信中継装置10Bが中継子機40を設置してさらに移動することにより、中継子機40及び通信中継装置10Bにより中継されて通信始端装置10Aから通信目標装置10Hまで通信可能な状況となる。上述したように、通信始端装置10Aが通信目標装置10Hと直接に通信できない状況でも、通信中継装置10B及び中継子機40を用いて通信ラインを構築することができる。
自律移動装置の構成を示すブロック図である。 自律移動装置が使用される状況を示す概略図である。 通信ラインの構築処理の手順を示すフローチャートである。 通信ラインの構築処理による通信中継装置の動作を示す説明図である。 第1変形例に係る通信ラインの構築処理の手順を示すフローチャートである。 第1変形例に係る通信ラインの構築処理による通信中継装置の動作を示す説明図である。 第2変形例に係る通信ラインの構築処理の手順を示すフローチャートである。 第2変形例に係る通信ラインの構築処理による通信中継装置の動作を示す説明図である。
符号の説明
10…自律移動装置、10A…通信始端装置、10B〜10G…通信中継装置、10H…通信目標装置、12…カメラ、14…通信機、16…送信機、18…受信機、20…ECU、22…通信状態判定部、24…アクチュエータ制御部、30…電動モータ、32…車輪、34…GPS装置、36…ディスプレイ、38…スピーカ、40…中継子機。

Claims (4)

  1. 自律的に移動する自律移動装置において、
    他の装置と通信を行う通信手段と、
    前記通信手段を用いて所望の通信装置と通信できるか否かを判定する判定手段と、
    を備え、
    前記判定手段により前記通信装置と通信できないと判定された場合に、通信ラインを構築するために移動することを特徴とする自律移動装置。
  2. 前記自律移動装置の移動により前記通信装置までの通信ラインを構築できない場合に、他の自律移動装置に通信ラインの構築を要求することを特徴とする請求項1に記載の自律移動装置。
  3. 前記自律移動装置の移動により前記通信装置との通信ラインを構築できない場合に、通信対象のデータを記憶してから、前記通信装置方向にさらに移動することを特徴とする請求項1又は2に記載の自律移動装置。
  4. 前記自律移動装置は、通信を中継する機能を有する中継子機を搭載しており、
    前記自律移動装置の移動により前記通信装置との通信ラインを構築できない場合に、前記中継子機を設置してから、さらに移動することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の自律移動装置。
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