JP6909386B2 - カーファインダシステム - Google Patents

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Description

本発明は、カーファインダシステムに関する。
車両が駐停車された位置を車載機から電子キーに電波で送り、電子キーが受信した車両位置を、位置情報を提示可能な案内表示装置に送信することで構成されるカーファインダシステムがある。この場合、ユーザが車両位置を確認するためにスマートフォンなどの案内表示の画面を注視することがある。しかし、案内表示の画面を注視することによって周囲への注意力が疎かになる可能性が高いので、駐車場などの他の車両への注意が必要な場所で使用する場合には適さないことがある。
特開2014−202705号公報
本発明は、上記事情を考慮してなされたもので、その目的は、使用者に対して周囲への注意力が疎かにならない状態で駐車中の車両へ誘導させることができるカーファインダシステムを提供することにある。
請求項1に記載のカーファインダシステムは、車両に搭載された車載機と、使用者が所持する移動端末および力覚提示装置とを備えたカーファインダシステムであって、前記車載機は、前記車両の位置情報を取得する位置情報取得部と、位置情報を前記移動端末に送信する無線通信部と、前記車両の駐車時に前記位置情報取得部により取得した位置情報を前記無線通信部により前記移動端末に送信させる車載機制御部とを有し、前記移動端末は、現在位置を測位する位置測位部と、前記車載機の無線通信部から前記車両の位置情報を受信する無線通信部と、前記位置測位部により得られた現在位置情報および前記車両の位置情報から使用者の誘導方向を算出する移動体制御部とを有し、前記力覚提示装置は、前記移動端末から前記使用者の誘導方向の情報に基づいて使用者に誘導方向を力覚により提示する力覚提示素子を有し、位置測位をGPS測位により取得する機能を備えた携帯通信端末(6)を前記使用者が所持する場合には、前記移動端末の移動体制御部は、前記現在位置情報を前記携帯通信端末から取得して前記使用者の誘導方向を算出し、前記携帯通信端末は、移動体を利用して移動している状態を検出して移動体利用情報を送信する機能を備える場合に、前記移動端末は、前記携帯通信端末から前記移動体利用情報を受信すると、前記現在位置情報を記憶部に一旦保存し、前記携帯通信端末から前記移動体を利用している状態が終了するまで前記力覚提示装置への誘導方向の情報の送信を停止する。
上記構成を採用することにより、使用者が車両を駐車するときに、車載機は、位置測位部により位置情報を取得すると、車載機制御部により無線通信部から移動端末に駐車位置として位置情報を送信する。移動端末は、位置測位部により現在位置を取得し、この現在位置と移動体制御部により無線通信部により受信した車両の位置情報とから車両の駐車位置への誘導方向を算出して力覚提示装置に通知する。力覚提示装置は、移動端末から与えられる誘導方向の情報に応じて力覚提示素子により誘導方向を力覚により提示する。力覚提示装置を所持している使用者は、力覚提示装置から提示される力覚が誘導する方向に移動することで車両に近づくことができ、このとき誘導方向の情報を手の感覚を通じて伝達されるので、車両に到着するまでの間、周囲の車両などの通行状況を注意しながら移動することができるようになる。
第1実施形態を示す全体のブロック構成図 第1実施形態を示す使用形態を示す作用説明図 第1実施形態を示す車載機の処理の流れ図(その1) 第1実施形態を示す車載機の処理の流れ図(その2) 第1実施形態を示すスマートキーの処理の流れ図(その1) 第1実施形態を示すスマートキーの処理の流れ図(その2) 第1実施形態を示す力覚提示装置の処理の流れ図 第1実施形態を示すシーケンス図 第2実施形態を示す全体のブロック構成図 第2実施形態を示すスマートキーの処理の流れ図 第3実施形態を示す全体のブロック構成図 第3実施形態を示すスマートキーの処理の流れ図(その3) 第3実施形態を示すスマートフォンの処理の流れ図(その1) 第3実施形態を示すスマートキーの処理の流れ図(その4) 第3実施形態を示すスマートフォンの処理の流れ図(その2) 第3実施形態を示すスマートキーの処理の流れ図(その5) 第3実施形態を示すスマートフォンの処理の流れ図(その3) 第3実施形態を示すシーケンス図 力覚提示装置のブロック構成図
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態について、図1〜図8を参照して説明する。
まず、図2を参照して、全体の構成と使用状況について説明する。使用者Pの車両1は、例えば駐車場100の駐車位置に駐車された状態である。駐車場100には例えば8つの駐車位置K1〜K8があり、仕切壁101で4台分ずつに区切られると共に、仕切線102で仕切られている。車両1は、例えば駐車位置K2に駐車されているものとする。また、駐車場100には、他の車両103a〜103dが、例えば駐車位置K1、K5、K6、K8のそれぞれに駐車されているものとする。
車両1には、カーファインダシステムを構成する車載機2が搭載されている。使用者Pは、車両1に対応した移動端末としてのスマートキー3および力覚提示装置4を所持している。スマートキー3および力覚提示装置4は、例えばケースに一体に収容した移動機5として使用者Pが所持することができる。
次に、図1を参照して、上記構成の車載機2および移動機5の電気的なブロック構成について説明する。車載機2は、車載機制御部21、位置測位部22、障害物センサ23、無線通信部24およびデータ保存部25を備えている。車載機制御部21は、CPU、メモリなどを内部に備え、後述するプログラムに従って車両1の位置を誘導するための情報を提供する処理を実行する。
位置測位部22は、GPS機能などを備えており、自車1の現在位置を検出して現在位置情報を取得する。位置測位部22は、車両1に搭載されたカーナビゲーション装置の位置測位機能を利用することもできる。障害物センサ23は、車両1の周囲に存在する障害物を、例えば超音波センサや周辺カメラなどにより検出するもので、駐車時などに衝突防止をするために利用される。無線通信部24は、アンテナ24aを通じてスマートキー3と例えばBLE(Bluetooth Low Energy:Bluetoothは登録商標)あるいはqi(氣(チー))等の無線通信方式により情報の授受を可能に設けられている。データ保存部24は、不揮発性メモリなどで構成されるもので、後述する処理のプログラムが記憶されるとともに、車両1の位置情報などが記憶される。
スマートキー3は、セキュリティー機能を有する電子キーの一つであり、車両1への乗車時あるいは駐車時などに、無線通信によりドアのロック、アンロック動作を行わせたり、エンジン始動時のID照合処理などを行わせる機能を備えたものである。また、スマートキー3は、カーファインダシステムにおける機能として、離れた位置に駐車している車両1に移動できるように誘導する機能を備えている。スマートキー3は、移動体制御部31、位置測位部32、無線通信部33およびデータ保存部34などを備えている。
移動体制御部31は、CPU、メモリなどを内部に備え、後述するプログラムが記憶されており、そのプログラムの実行により車両1の駐車位置への誘導方向を算出する処理を行う。位置測位部32は、後述する歩行者自律航法(PDR: Pedestrian Dead Reckoning、以下、単に「自律航法」と称する)を実行するためのセンサとして、例えばジャイロ32a、コンパス32b、加速度センサ32c、気圧センサ32dなどを備えている。自律航法は、GPS信号による位置情報を取得しないで基準位置からの移動状態を検出することで現在位置を算出する技術である。位置測位部32は、これらのセンサ32a〜32dの検出信号に基づいて、スマートキー3の移動状態から位置を測位する。
無線通信部33は、アンテナ33aを通じて車載機2および力覚提示装置4のそれぞれと無線通信により情報の授受を可能に設けられている。データ保存部34は、不揮発性メモリなどで構成されるもので、後述する処理のプログラムが記憶されるとともに、車両1の位置情報が記憶される。
力覚提示装置4は、スマートキー3から与えられる誘導方向の指示信号に応じて誘導方向を振動により力覚を提示するもので、図19に示すように、力覚制御部41、力覚提示素子42、誘導スイッチ43、無線通信部44を備えている。力覚制御部41は、CPU、メモリなどを内部に備え、後述するプログラムが記憶されており、電源がオンされるとそのプログラムの実行により、誘導情報に基づいて力覚提示素子42に力覚提示信号を出力する。電源スイッチは図示していないが、使用時にオン操作されると起動する。
力覚提示素子42は、振動発生機構と振動の組み合わせにより錯覚現象を誘起する素子で、例えば2次元方向への力覚提示を行う2次元誘導方向振動発生機構42aおよび駆動回路42bを備える。ここで、2次元誘導方向振動発生機構42aは、アクチュエータを備えることが好ましいが、これに限定されずに振動を発生する振動装置であればよい。力覚提示素子42は、力覚制御部41から2次元方向への力覚提示の信号が与えられると、駆動回路42bにより2次元誘導方向への振動を発生させるための信号を生成して2次元誘導方向振動発生機構42aに出力して駆動することで振動による力覚提示を行う。使用者Pは、力覚提示装置4を保持した状態で力覚提示を受けると、触覚現象により2次元的な誘導方向への移動を促される。誘導スイッチ43は、誘導オンにする場合にオン操作するスイッチであり、電源スイッチと兼用することもできる。無線通信部44は、アンテナ44aを通じてスマートキー3と無線通信をすることで、誘導スイッチ43の操作情報を送信するとともに、誘導情報を受信するように設けられる。力覚提示装置42は、2次元誘導方向に限らずに1次元誘導方向、又は3次元誘導方向への振動を発生させてもよい。
なお、上記した力覚提示装置4により提示する擬似触覚による力覚提示は、例えば特開2017−73101、特開2007−248478、特開2005−190465(産業技術総合研究所)に示される技術を用いるもので、人間の感覚の非線形性を利用して、引っ張られている感覚を生成、提示できる原理を利用している。これにより、使用者Pに対して、力覚提示装置4を所定状態で所持した状態で、振動により誘導方向への移動を促す感覚を与えることができる。ここで、擬似触覚は、錯触力覚を備える。
次に、上記構成の作用について、図3から図8も参照して説明する。
使用者Pが移動機5つまりスマートキー3および力覚提示装置4を所持した状態で車両1に乗車したときに、イグニッション(IG)がオンされると、車載機2は図3および図4に示す処理を実行して移動機5のスマートキー3と無線で接続する。具体的には、車載機2の車載機制御部21は、ステップA1で、無線通信部24からスマートキー3に対して接続の通信を実施する。この後、車載機制御部21は、ステップA2で、イグニッションがオフされるのを待機する。
この状態で、位置測位部22は、車両1の現在位置の情報を逐次取得しており、また、障害物センサ23は車両1の周囲に存在する障害物を検出している。この後、イグニッションがオフされると、車載機制御部21は、ステップA2でYESと判断してステップA3に移行する。車載機制御部21は、ステップA3で、位置測位部22により検出された車両1の現在位置を駐車位置としてスマートキー3に送信する。
このとき、障害物センサ23から障害物の検出がある場合には、この情報をスマートキー3側に送信する。図4に示すように、車載機制御部21は、スマートキー3と接続処理を行っていない場合には、ステップA11で接続処理を行い、この後、ステップA12で、取得した障害物情報をスマートキー3に送信して処理を終了する。
一方、図5に示すように、スマートキー3は電源オンの状態であるので、移動体制御部31は、無線通信部33により車載機2から接続の要求が受信されると、ステップB1で車載機2と接続の処理をする。移動体制御部31は、この後、車載機2からイグニッションオフの無線通知が受信されるまでステップB2で待機する状態となる。
車両1が停車された後、イグニッションオフになると、移動体制御部31は、車載機2からの無線通知によりステップB2でYESとなり、ステップB3に進む。移動体制御部31は、車載機2から送信される車両1の駐車位置を受信すると、これを車両1の駐車位置としてデータ保存部34に記憶し、自律航法の算出機能を起動する。
次に、移動体制御部31は、受信した車両1の駐車位置の情報を基準として、自律航法により現在位置を算出してこれを現在位置情報としてデータ保存部34に保存する。続いて、移動体制御部31は、ステップB5で、力各提示装置4の誘導スイッチ43がオン操作されるのを待機する。この間、移動体制御部31は、ステップB5でYESになるまで、ステップB4、B5を繰り返して位置情報を更新記憶しながら待機する。
移動体制御部31は、自律航法を実施することによって、位置測位部32のジャイロ32a、コンパス32b、加速度センサ32c、気圧センサ32dからの検出信号に基づいて、移動経路を算出する。これにより、移動体制御部31は、車両1の駐車位置に対して移動経路の算出結果から現在位置を算出することができ、これをデータ保存部34に保存する。そして、上記のようにステップB4、B5を繰り返す間に、スマートキー3の現在位置を逐次書き換え保存することで使用者Pの現在位置を認識している。
この後、移動体制御部31は、力覚提示装置4から誘導オンの通知が送信されると、ステップB5でYESとなり、ステップB6に進む。移動体制御部31は、データ保存部34に記憶されている駐車位置の情報とステップB4で算出していた現在位置の情報から車両1の駐車位置へ誘導するための方向を算出する。
このとき、障害物センサ23から障害物の検出がある場合には、この情報を車載機2から取得して記憶する。図6に示すように、移動体制御部31は、車載機2と接続処理を行っていない場合には、ステップB11で接続処理を行い、この後、ステップB12で、障害物情報の受信を待機する。移動体制御部31は、障害物情報を受信すると、ステップB13に進み、取得した障害物情報をデータ保存部34に保存して処理を終了する。
図5のステップB6では、移動体制御部31は、現在位置の情報から車両1の駐車位置へ誘導するための方向を算出する際に、障害物情報が取得記憶されている場合には、この情報も考慮して誘導方向を算出する。
これは、例えば、図2に示しているように、使用者Pの位置にいる状態では、車両1の駐車位置は矢印Rx1の方向であるが、他の車両103dや仕切壁101が障害物となっているので、矢印Rx1の方向を誘導方向とする場合にはそのまま車両1に到達することができない。また、同様に矢印Rx2で示す経路も仕切壁101が障害物となっているので誘導方向とする場合にはそのまま車両1に到達することができない。そこで、車両1の駐車位置とスマートキー3の現在位置だけでなく、障害物としての仕切壁101や他の車両103dの位置情報が取得できていると、障害物が存在しない矢印R1、R2のような誘導方向を算出することができる。
この後、移動体制御部31は、算出した誘導方向の情報を、次のステップB7で力覚提示装置4に無線通信部33から送信する。続いて、移動体制御部31は、ステップB8で、駐車位置に到着したかどうかを判断し、到着していない場合にはNOと判断してステップB4に戻り、以下、上記したステップB4〜B8を繰り返す。そして、移動体制御部31は、スマートキー3の現在位置が駐車位置に到着すると、ステップB8でYESとなってステップB9に進み、力覚提示装置4に到着を通知して処理を終了する。
次に、スマートキー3からの誘導情報に基づいて力覚提示を行う力覚提示装置4の動作について、図7を参照して説明する。力覚提示装置4は、使用者Pにより電源がオンされた状態では図7に示す処理を開始している。力覚制御部41は、無線通信部44によりスマートキー3からの接続要求を受信すると、ステップC1で、スマートキー3と無線接続を行う。この状態では、力覚制御部41は、ステップC2で、誘導スイッチ43が使用者によりオン操作されるのを待機する。
この後、力覚制御部41は、誘導スイッチ43がオン操作されると、ステップC2でYESと判断してステップC3に移行し、スマートキー3側に誘導オンの通知を無線通信部44から送信する。次に、力覚制御部41は、ステップC4で、スマートキー3側から誘導する方向の情報を受信するのを待機し、誘導方向の情報を受信すると、ステップC5に移行して力覚提示素子42により2次元方向への力覚を提示の動作を実施する。
力覚制御部41は、この後、使用者Pが駐車場100の車両1の駐車位置に到着するまで、スマートキー3から送信される誘導方向の情報に応じて力覚提示素子42に力覚提示の動作を行わせる。そして、スマートキー3から駐車位置への到達通知が送信されると、ステップC6でYESとなってステップC7に移行する。力覚制御部41は、ステップC7で、力覚提示素子42に対して到着状態を示す振動状態により力覚提示して処理を終了する。
次に図2および図8を参照して、上記した車載機2、スマートキー3および力覚提示装置4の各動作に対応した一連の処理により行われる全体の動作について説明する。
図8において、使用者Pが車両1に乗車して移動している状態では、車載機2はスマートキー3と無線接続した状態である(図3:A1、図5:B1)。図8中S1で示すように、使用者Pが車両1を停車してイグニッションスイッチをオフ操作すると、図8中S2で示すように、車載機2がこれを認識して車両1の現在位置を駐車位置として記憶するとともに、スマートキーに駐車位置として通知する(図3:A2、A3)。図8中S3で示すように、スマートキー3は、これを受けて自律航法を起動し、駐車位置を基準としてセンサの検出信号に基づいて現在位置を算出する処理を繰り返し実行する(図5:B2〜B4)。
いま、車両1の駐車位置が、図2に示す駐車場100の駐車位置S2に駐車した状態であるとする。使用者Pが移動先から多数の車両103が駐車された駐車場100に戻ったときに、車両1の位置がわからなくなるような場合がある。この場合に、使用者Pにより、図8中S4、S5で示すように、力覚提示装置4の電源スイッチがオン操作され、さらに誘導スイッチ43がオン操作されたとする。すると、力覚提示装置4は、スマートキー3と接続処理を行い、図8中S6に示すように、スマートキー3側に誘導オンの通知をする(図7:C1〜C3)。これにより、力覚提示装置4は、スマートキー3から誘導方向の情報を受信できる状態となる。
スマートキー3は、力覚提示装置4から誘導オンの通知を受け取ると、図8中S7に示すように、駐車位置への方向を算出して力覚提示装置4に誘導方向を送信する(図5:B5〜B7)。これを受けて、図8中S8で示すように、力覚提示装置4は、力覚提示素子42により力覚提示動作を実施する(図7:C4、C5)。スマートキー3は、力覚提示装置4に対する誘導方向の通知を、駐車位置に到着するまで繰り返し実行し、図8中S9で示すように、駐車位置に到着すると到着通知をする(図5:B8、B9)。これにより、力覚提示装置4は、図8中S10で示すように、力覚提示素子42により到着を示す力覚提示を実行する(図7:C6、C7)。
これにより、使用者Pは、図2の位置で力覚提示装置4の誘導スイッチ43をオン操作すると、スマートキー3および力覚提示装置4により、車両1の駐車位置K2への誘導が実施される。まず、使用者Pは、所持している力覚提示装置4によりR1方向への誘導の力覚提示がなされる。このとき、使用者Pは、力覚提示装置4により力覚提示により誘導方向を伝えられるので、スマートキー3や力覚提示装置4を見ることなく、駐車場100の周囲の状況を注意して見ながらR1方向へ移動することができる。この後、Paの位置に使用者が到着すると、今度は力覚提示装置4によりR2方向への誘導の力覚提示がなされ、さらに、車両1の前まで移動することができる。
このような第1実施形態によれば、車両1に車載機2を搭載し、車両1から離れるときに使用者Pがスマートキー3および力覚提示装置4を所持するようにした。使用者Pは、車両1を駐車して離れた後に、所持しているスマートキー3および力覚提示装置4により、手に誘導方向の力覚提示を受けて車両1の位置まで移動することができ、これによって、駐車場100内を歩行する際に、他の車両の通行を注意しながら車両1まで移動することができるようになる。
また、第1実施形態によれば、車両1側に備えられた障害物センサ23により車載機2側から障害物が検出されたときにはその情報をスマートキー3側に通知することができ、これによって、スマートキー3により車両1の駐車位置への誘導方向を算出する際に、障害物を回避するように算出することができ、これによって障害物を回避しながら使用者Pを誘導することができる。
なお、上記実施形態では、障害物センサ23を備えている場合の例を示したが、障害物センサを備えない場合には、スマートキー3による使用者Pの誘導方向が、例えば図2に示したRx1方向のように現在位置から車両1の駐車位置に向かう直線的な方向となる。しかし、この場合でも、使用者Pが車両1の駐車位置の直線的な方向がわかることで、周囲を見ながら障害物がある場合にはこれを回避して車両1の方向を目指して歩行することができるので、安全に車両1に到達することができるようになる。
(第2実施形態)
図9および図10は第2実施形態を示すもので、以下、第1実施形態と異なる部分について説明する。この実施形態では、力覚提示装置4aとして、力覚制御部41、誘導スイッチ43および無線通信部44を備えず、力覚提示素子42が直接外部端子Yから誘導の指令信号が与えられる構成としたものである。
図9に示すように、スマートキー3aには、スマートキー3の構成と同様であるが、外部端子Xが設けられている。また、力覚提示装置4aは、力覚提示素子42および駆動電源を主体とした構成である。力覚提示装置4aには外部端子Yが設けられ、スマートキー3aの外部端子Xを介して移動体制御部31に接続されている。力覚提示装置4aは、移動体制御部31から力覚制御素子42に対して直接力覚提示の制御信号が与えられる構成である。
力覚提示装置4aは、力覚制御部41、電源スイッチや誘導スイッチ43あるいは無線通信部44などを省いた構成としているので、全体として小型化されており、スマートキー3aの外部端子Xに接続した移動機5aの状態では、さらに携帯し易いコンパクトなものとすることができる。
図10は、スマートキー3aの処理内容を示している。これは、第1実施形態における図5に示した処理に図7の処理を組み込んだものである。すなわち、スマートキー3aの移動体制御部31は、前述同様にして処理を進め、ステップB6で、現在位置の情報から車両1の駐車位置へ誘導するための方向を算出する際に、障害物情報が取得記憶されている場合には、この情報も考慮して誘導方向を算出する。
この後、移動体制御部31は、算出した誘導方向について、次のステップB7aで力覚提示素子42に外部端子Xを通じて制御信号として出力し、力覚提示素子42により力覚提示の動作を実施させる。この後、移動体制御部31は、スマートキー3aの現在位置が駐車位置に到着するまでステップB4〜B8を実施し、駐車位置に到着するとステップB9aで、力覚提示素子42に対して到着状態を示す振動状態により力覚提示して処理を終了する。
このような第2実施形態によっても、第1実施形態とほぼ同様の作用効果を得ることができる。
また、この実施形態では、力覚提示装置4aとして、力覚提示素子42を主体とした構成とすることができるので、小型化を図ることができ、さらに携帯し易いコンパクトな移動機5aとすることができる。
なお、上記実施形態では、力覚提示装置4aとして、力覚提示素子42を備えたものを用いる場合を示したが、第1実施形態で示した力覚提示装置4に外部端子Yを設けた構成として、無線通信部44を使わないで、直接スマートキー3aの外部端子Xに接続する構成とすることで、直接誘導方向の指示を得るようにすることができる。
(第3実施形態)
図11から図18は第3実施形態を示すもので、以下、第1実施形態と異なる部分について説明する。この実施形態では、使用者Pが携帯通信端末としてのスマートフォン6を利用して利便性の向上を図っている。
図11に示すように、全体構成としては、第1実施形態の構成に加えて、スマートフォン6を設けた構成としている。スマートフォン6は、カーファインダシステムに関連する構成として、通信制御部61、位置測位部62、無線通信部63およびデータ保存部64などを備えている。
通信制御部61は、CPU、メモリなどを内部に備え、通常のスマートフォンとしての機能を実施することに加えて、後述するプログラムが記憶されており、そのプログラムの実行によりカーファインダシステムの機能を高める動作を行うことができる。位置測位部62は、GPS信号を受信して現在位置を特定する機能を備えている。
無線通信部63は、アンテナ63aを通じて車載機2、スマートキー3および力覚提示装置4のそれぞれと無線通信により情報の授受を可能に設けられている。データ保存部64は、不揮発性メモリなどで構成されるもので、後述する処理のプログラムが記憶されている。
スマートフォン6は、上記したように、GPS信号を受信して現在位置を特定する機能を備えているので、スマートキー3による自律航法の誘導に代えて、スマートフォン6から得られる現在位置情報に基づいて誘導を行うことができる。なお、スマートフォン6は、使用者Pが所持した状態で車両1の車載機2と通信可能な状態にあるときには、接続処理を行った後、スマートキー3と同様にして、駐車時に駐車位置の情報が車載機2から送信される。
以下は、基本動作は第1実施形態で示した作用を実行することで行うものにおいて、スマートフォン6により追加された機能について説明する。追加例として示す機能は、次の3つの場合を想定している。
第1は、スマートフォン6で取得されるGPS信号に基づいた現在位置情報を利用する処理である。第2は、使用者Pが車両1を離れて移動中に、スマートフォン6をフライトモードに設定した場合の処理である。第3は、使用者Pが上下方向への移動をする状態をスマートフォン6が検出した場合の処理である。
まず、第1の場合について、図12および図13を参照して説明する。スマートフォン6は、GPS信号から現在位置情報を取得することができ、これによって、スマートキー3による自律航法により算出する現在位置の誤差を補正することができる。
図12はスマートキー3の処理3を示しており、図13はスマートフォン6の処理1を示している。それぞれの処理を実行することで、スマートキー3とスマートフォン6との間で無線接続を行って情報の授受をする。
図12において、スマートキー3の移動体制御部31は、ステップB21で、無線通信部33により、スマートフォン6と無線で接続し、続くステップB22で、スマートフォン6に対して測位ステータスを要求する。移動体制御部31は、ステップB23で、スマートフォン6がGPS測位できているか否かを受信するまで待機し、GPS測位ステータスが受信されるとYESと判断してステップB24に移行する。
移動体制御部31は、ステップB24で、スマートフォン6に対して現在位置情報を要求する。移動体制御部31は、スマートフォン6から応答があると、続くステップB25で、スマートキー3の現在位置情報として取得し、これをデータ保存部34に記憶保存する。
一方、図13において、スマートフォン6の通信制御部61は、ステップD1で、無線通信部63により、スマートキー3と無線で接続し、続くステップD2で、スマートキー3からGPS測位ステータス要求を受信するのを待機する。この後、通信制御部61は、GPS測位ステータス要求を受信すると、ステップD2でYESと判断し、続くステップD3でGPSステータスをスマートキー3に送信する。
次いで、通信制御部61は、ステップD4で、スマートキー3から現在位置情報の要求が来るまでの間、上記したステップD2〜D4を繰り返し実行して待機する。そして、スマートキー3から送信される現在位置情報の要求を受信すると、通信制御部61は、ステップD4でYESと判断してステップD5に移行し、スマートキー3に現在位置情報を送信する。
これにより、スマートキー3は、スマートフォン6が取得するGPS測位による現在位置情報を必要に応じて逐次取得することができる。この結果、スマートキー3による自律航法での現在位置の算出処理では、随時スマートフォン6から取得した現在位置情報を参照することで、誤差を修正した誘導方向のデータの算出を行うことができるようになる。
次に、第2の場合について、図14および図15を参照して説明する。使用者Pが飛行機などに搭乗する際に、スマートフォン6をフライトモードに設定した場合には、そのフライトモードの情報を利用するものである。
図14はスマートキー3の処理4を示しており、図15はスマートフォン6の処理2を示している。それぞれの処理を実行することで、スマートキー3とスマートフォン6との間で無線接続を行ってフライトモードの情報の授受をする。
図14において、スマートキー3の移動体制御部31は、ステップB31で、無線通信部33により、スマートフォン6と無線で接続し、続くステップB32で、スマートフォン6からフライトモード通知を受信するのを待機する。これにより、スマートキー3は、スマートフォン6によるフライトモードの設定を監視する状態となる。
この後、移動体制御部31は、スマートフォン6からフライトモード設定の通知を受信すると、ステップB32でYESと判断してステップB33に移行する。移動体制御部31は、ステップB33で、それまで計測した結果であるスマートキー3の現在位置情報を取得してこれをデータ保存部34に一旦保存して処理を終了する。
一方、図15において、スマートフォン6の通信制御部61は、ステップD11で、無線通信部63により、スマートキー3と無線で接続し、続くステップD12で、フライトモードへの切り替え操作が行われるのを待機する。これにより、スマートフォン6は、使用者Pによるフライトモードの設定操作を監視する状態となる。
この後、フライトモードへの切り替え操作が発生した場合には、通信制御部61は、ステップD12でYESと判断し、次のステップD13で、スマートキー3にフライトモードの設定を通知する。通信制御部61は、この後、ステップD14で、自身の状態をフライトモードに切り替えて処理を終了する。
これにより、使用者Pが飛行機に搭乗する場合には、フライトモード切り替えの通知をスマートキー3に送信することで、スマートキー3側においては、使用者Pから力覚提示装置4での車両1への誘導の必要がなくなるため、自律航法による現在位置の出処理を停止して待機することができる。
次に、第3の場合について、図16および図17を参照して説明する。スマートフォン6の機能として、使用者Pがエスカレータやエレベータなどの高さ方向への移動を伴う移動体に搭乗する際に、高さ方向の移動を検出することで移動体を使用する状態を検知する機能がある。この場合には、スマートキー3が2次元方向での移動を自律航法で検出している場合に、スマートキー3による自律航法を一旦停止する。
図16はスマートキー3の処理5を示しており、図17はスマートフォン6の処理3を示している。それぞれの処理を実行することで、スマートキー3とスマートフォン6との間で無線接続を行って移動体使用の情報の授受をする。
図16において、スマートキー3の移動体制御部31は、ステップB41で、無線通信部33により、スマートフォン6と無線で接続し、続くステップB42で、スマートフォン6から移動体使用の通知を受信するのを待機する。これにより、スマートキー3は、スマートフォン6による移動体使用の検出を監視する状態となる。
この後、移動体制御部31は、スマートフォン6から移動体使用の通知を受信すると、ステップB42でYESと判断してステップB43に移行する。移動体制御部31は、ステップB43で、現在位置情報を一旦データ保存部34に保存すると共に、歩行者自律航法を停止する。
この状態で、移動体制御部31は、ステップB44で、スマートフォン6から移動体使用の終了通知を受信するのを待機する。そして、移動体制御部31は、スマートフォン6から移動体使用の終了通知を受信すると、ステップB44でYESと判断してステップB45に移行し、再び現在位置情報を受信して歩行者自律航法を再開するようになる。
一方、図17において、スマートフォン6の通信制御部61は、ステップD21で、無線通信部63により、スマートキー3と無線で接続し、続くステップD22で、車載機2と接続中であるか否かを判断する。スマートフォン6は、ここでは、車載機2と接続中の場合すなわちステップD22でYESの場合はこの機能は使用しないため、車載機2との接続が切断されるまで待機する。また、通信制御部61は、車載機2との接続が切断されると、次のステップD23で移動体の使用を待機する状態となる。以後、通信制御部61は、ステップD22、D23を繰り返し実行することで移動体の使用を監視する。
そして、使用者が移動体を使用してスマートフォン6の機能としてこれが検出されると、通信制御部61は、ステップD23でYESと判断してステップD24に移行し、スマートキー3に対して移動体の使用を通知する。この後、通信制御部61は、ステップD25で、移動体の使用が終了するのを待機し、移動体の使用終了が検出されるとYESと判断してステップD26に移行する。通信制御部61は、ステップD26で、移動体の使用終了をスマートキー3に通知し、続くステップD27で、現在位置情報をスマートキー3に通知して処理を終了する。
これにより、使用者Pが移動体を使用している期間中は、スマートフォン6によりこの状態が検知されることで、スマートキー3による自律航法の実施を停止することができるようになる。
図18は、一連の動作を示すシーケンス図であり、第1実施形態における図8に対応したものである。以下の説明では、スマートフォン6により追加された機能について説明する。
すなわち、使用者Pがスマートフォン6を所持して車両1に搭乗した場合には、車載機2はスマートフォン6と無線接続を行い、図18中S20で示すように、車両1の駐車時に車載機2から駐車位置の情報が通知される。
そして、スマートフォン6は、図18中S21、S22で示すように、スマートキー3側から現在位置情報の要求があると(図12:B24、B25)、GPS測位により取得した現在位置情報を通知する(図13:D4、D5)。
このような第3実施形態によれば、携帯通信端末としてのスマートフォン6の機能を利用してスマートキー3の機能を支援することができる。
すなわち、スマートフォン6は、GPS測位機能を備えているので、これにより、スマートキー3による自律航法の誤差を補正することができる。また、スマートフォン6に対するフライトモードの設定があったときには、スマートキー3にもフライトモードの通知を行うことで、スマートキー3の現在位置情報を一旦保存することができる。さらに、スマートフォン6による高さ方向への移動を伴う移動体の使用をスマートキー3に通知することで、移動体の使用中は歩行者自律航法を停止することができる。
なお、上記実施形態では、スマートフォン6によるフライトモードの検出や移動体の検出を行う場合を示したが、これに加えて、電車や他の車両を利用する状況についても適用することが有効である。この場合においても、スマートキー3にその移動体の使用状態を通知することで、歩行者自律航法を一旦停止することができる。
(他の実施形態)
なお、本発明は、上述した実施形態のみに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の実施形態に適用可能であり、例えば、以下のように変形または拡張することができる。
スマートキー3には、位置測位部32として、ジャイロ32a、コンパス32b、加速度センサ32cおよび気圧センサ32dを設ける構成としたが、位置測位部としてはジャイロ32aおよび加速度センサ32cを備えていれば自律航法を実施することができる。
移動端末として、スマートキー3を用いる場合を示したが、スマートフォンを移動端末として利用して力覚提示装置4に誘導の指示を与えるように利用することもできる。また、スマートフォン以外に、タブレット端末やウェアラブル端末なども移動端末として利用することができる。
携帯通信端末として、スマートフォン6を用いる場合を示したが、タブレット端末やウェアラブル端末などで通信機能および位置測位機能を備えるものであれば、移動端末と協働して利用することができる。
上記各実施形態では、使用者Pが歩行により車両1に誘導される例を示したが、使用者Pが車椅子等の移動体を利用している場合でも、歩行の場合と同様にして利用することができるものである。なお、この場合には、車椅子の場合を考慮した条件などを付加することがさらに利便性を高めることに貢献する。
上記各実施形態では、力覚提示装置4として、2次元方向への力覚提示を行う2次元誘導方向振動提示機構42aを備えた力覚提示素子42を設ける構成を示したが、3次元方向への力覚提示を行う力覚提示素子を設けることもできる。この場合には、例えば使用者Pを3次元的に誘導することができ、立体駐車場のような上下方向への移動も誘導することができる。
本開示は、実施例に準拠して記述されたが、本開示は当該実施例や構造に限定されるものではないと理解される。本開示は、様々な変形例や均等範囲内の変形をも包含する。加えて、様々な組み合わせや形態、さらには、それらに一要素のみ、それ以上、あるいはそれ以下、を含む他の組み合わせや形態をも、本開示の範疇や思想範囲に入るものである。
図面中、1は車両、2は車載機、3、3aはスマートキー(移動端末)、4、4aは力覚提示装置、5は移動機、6はスマートフォン(携帯通信端末)、21は車載機制御部、22は位置測位部、23は障害物センサ、24は無線通信部、25はデータ保存部、31は移動体制御部、32は位置測位部、32aはジャイロ、32bはコンパス、32cは加速度センサ、32dは気圧センサ、33は無線通信部、34はデータ保存部、41は力覚制御部、42は力覚提示素子、43は誘導スイッチ、44は無線通信部、100は駐車場、101は仕切壁(障害物)、103a〜103dは他の車両(障害物)、Pは使用者、Paは移動途中の使用者Pである。

Claims (7)

  1. 車両に搭載された車載機(2)と、使用者が所持する移動端末(3)および力覚提示装置(4)とを備えたカーファインダシステムであって、
    前記車載機は、前記車両の位置情報を取得する位置測位部(22)と、位置情報を前記移動端末に送信する無線通信部(24)と、前記車両の駐車時に前記位置測位部により取得した位置情報を前記無線通信部により前記移動端末に送信させる車載機制御部(21)とを有し、
    前記移動端末は、現在位置を測位する位置測位部(32)と、前記車載機の無線通信部から前記車両の位置情報を受信する無線通信部(33)と、前記位置測位部により得られた現在位置情報および前記車両の位置情報から使用者の誘導方向を算出する移動体制御部(31)とを有し、
    前記力覚提示装置は、前記移動端末から前記使用者の誘導方向の情報に基づいて使用者に誘導方向を力覚により提示する力覚提示素子(42)を有し、
    位置測位をGPS測位により取得する機能を備えた携帯通信端末(6)を前記使用者が所持する場合には、
    前記移動端末の移動体制御部は、前記現在位置情報を前記携帯通信端末から取得して前記使用者の誘導方向を算出し、
    前記携帯通信端末は、移動体を利用して移動している状態を検出して移動体利用情報を送信する機能を備える場合に、
    前記移動端末は、前記携帯通信端末から前記移動体利用情報を受信すると、前記現在位置情報を記憶部に一旦保存し、前記携帯通信端末から前記移動体を利用している状態が終了するまで前記力覚提示装置への誘導方向の情報の送信を停止するカーファインダシステム。
  2. 車両に搭載された車載機(2)と、使用者が所持する移動端末(3)および力覚提示装置(4)とを備えたカーファインダシステムであって、
    前記車載機は、前記車両の位置情報を取得する位置測位部(22)と、位置情報を前記移動端末に送信する無線通信部(24)と、前記車両の駐車時に前記位置測位部により取得した位置情報を前記無線通信部により前記移動端末に送信させる車載機制御部(21)とを有し、
    前記移動端末は、現在位置を測位する位置測位部(32)と、前記車載機の無線通信部から前記車両の位置情報を受信する無線通信部(33)と、前記位置測位部により得られた現在位置情報および前記車両の位置情報から使用者の誘導方向を算出する移動体制御部(31)とを有し、
    前記力覚提示装置は、前記移動端末から前記使用者の誘導方向の情報に基づいて使用者に誘導方向を力覚により提示する力覚提示素子(42)を有し
    前記車載機は、前記車両の周囲に存在する障害物を検出する障害物センサ(23)を備え、前記車載機制御部は、前記車両の駐車時に前記位置情報に加えて前記障害物センサにより検出された障害物情報も前記移動端末に送信させるカーファインダシステム。
  3. 前記力覚提示装置は、前記移動端末の前記無線通信部と通信可能な無線通信部(44)を備え、
    前記移動端末は、前記移動体制御部により算出した誘導方向の情報を、前記無線通信部を介して前記力覚提示装置の前記無線通信部に送信する請求項1または2に記載のカーファインダシステム。
  4. 前記移動端末の位置測位部は、前記車載機から受信した前記車両の位置情報に基づいて自律航法により現在位置情報を算出する請求項1から3のいずれか一項に記載のカーファインダシステム。
  5. 前記力覚提示装置は、
    力覚制御部(41)と力覚提示素子(42)とを備え、
    前記力覚制御部は、入力情報として使用者の誘導方向を示す指示信号を受け付けると、前記力覚提示素子に出力して振動により力覚提示動作を行わせる請求項1から4のいずれか一項に記載のカーファインダシステム。
  6. 前記力覚提示素子(42)は、異なる方向への振動を組み合わせて提示する振動発生機構(42a)を備え、前記使用者の誘導方向を示す指示信号を受けると、前記振動発生機構による振動の組み合わせによって錯覚現象を利用した誘導方向への移動を提示する前記力覚提示動作を行う請求項に記載のカーファインダシステム。
  7. 前記移動端末としてのスマートキー(3、3a)あるいはスマートフォン(6)から与えられる誘導方向の指示情報、誘導情報、接続要求情報およびGPS情報のうちの少なくとも1つを入力情報として入力可能に設けられるとともに、前記移動端末としてのスマートキーあるいはスマートフォンに対して誘導オンの通知、無線接続の通知の少なくとも1つを出力情報として出力可能に設けられた無線通信部(44)を備えた請求項5に記載のカーファインダシステム。
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