JP2021081339A - 情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラム Download PDF

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誠彌 四倉
Seiya Shikura
誠彌 四倉
多加志 岩▲崎▼
Takashi Iwasaki
多加志 岩▲崎▼
雄太 金木
Yuta Kaneki
雄太 金木
七瀬 菊地
Nanase Kikuchi
七瀬 菊地
徹 上永
Toru Kaminaga
徹 上永
聖隆 ▲齋▼藤
聖隆 ▲齋▼藤
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Abstract

【課題】測位システムを利用して駐車場所を特定することなく、ユーザが駐車した駐車場所に戻る際に駐車場所に案内する情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムを提供する。【解決手段】情報処理システムにおいて、情報処理装置100は、記憶部120と、案内部134とを備える。記憶部120は、事前にユーザに割り当てる駐車場内の駐車場所の情報を記憶する。案内部134は、ユーザが駐車場所に戻る場合にユーザの端末装置に対して駐車場所への案内情報を提供する。【選択図】図4

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラムに関する。
従来、例えば、GPS(Global Positioning System)やGNSS(Global Navigation Satellite System)等の測位システムを利用して、車両の位置を測位する技術が提案されている(例えば特許文献1参照)。
特開2013−195275号公報
しかしながら、例えば複数の商業施設と提携している立体駐車場のように駐車場と店舗とが離れている場合や、大型商業施設等の駐車場のように同一エリア内に複数の駐車場(第1〜第3駐車場、A棟〜C棟等)が存在する場合には、ユーザが駐車した駐車場所に戻る際、駐車場所が分からなくなることがある。そこで、上記した測位システムを利用して駐車場所を特定することが考えられるが、例えば屋内立体駐車場等においては、GPSの衛星からの信号を受信しにくい場合がある。かかる場合、測位システムを利用して駐車場所を特定することが困難であった。また、GPS等の測位システムでは、駐車場が複数のフロア(階)に分かれている場合、車両を停めた駐車場所がどのフロアにあるのか特定することが困難であった。そのため、測位システムを利用して駐車場所を特定することなく、ユーザが駐車した駐車場所に戻る際に駐車場所に案内することができる技術が求められている。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、測位システムを利用して駐車場所を特定することなく、ユーザが駐車した駐車場所に戻る際に駐車場所に案内することができる情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラムを提供することを目的とする。
本願に係る情報処理装置は、事前に利用者に割り当てる駐車場内の駐車場所を記憶する記憶部と、前記利用者が前記駐車場所に戻る場合に前記利用者の端末装置に対して前記駐車場所への案内情報を提供する案内部とを備えることを特徴とする。
実施形態の一態様によれば、測位システムを利用して駐車場所を特定することなく、ユーザが駐車した駐車場所に戻る際に駐車場所に案内することができる。
図1は、実施形態に係る情報処理の一例を示す説明図である。 図2は、情報処理システムの構成例を示す図である。 図3は、端末装置の構成例を示すブロック図である。 図4は、情報処理装置の構成例を示すブロック図である。 図5は、ユーザ情報記憶部の一例を示す図である。 図6は、駐車場情報記憶部の一例を示す図である。 図7は、予約情報記憶部の一例を示す図である。 図8は、センサ情報記憶部の一例を示す図である。 図9は、情報処理装置における情報処理の流れを示すフローチャートである。 図10は、プログラムを実行するコンピュータのハードウェア構成の一例を示す図である。
以下に、本願に係る情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と記載する)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラムが限定されるものではない。また、以下の実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
〔1.情報処理方法の概要〕
まず、実施形態に係る情報処理の一例について図1を参照して説明する。図1は、実施形態に係る情報処理の一例を示す説明図である。図1の例では、情報処理装置100は、駐車場所に案内する処理等を行うことができるサーバ等である。
具体的には、図1に示すように、情報処理システム1には、端末装置10と、情報処理装置100とが含まれる。端末装置10および情報処理装置100は、それぞれネットワークN(図2参照)を介して有線または無線で互いに通信可能に接続される。
端末装置10は、例えば、スマートフォンやタブレット型端末等のスマートデバイス、PDA(Personal Digital Assistant)、スマートウォッチ、ウェアラブルデバイス(Wearable Device)、ノート型PC(Personal Computer)、デスクトップ型PC、カーナビゲーションシステム等の情報処理装置である。図1に示す例では、端末装置10は、ユーザUが使用する端末装置である。かかるユーザUは、車両Cの利用者である。
また、かかる端末装置10は、LTE(Long Term Evolution)、4G(4th Generation)、5G(5th Generation:第5世代移動通信システム)等の無線通信網や、Bluetooth(登録商標)、無線LAN(Local Area Network)等の近距離無線通信を介してネットワークNに接続し、情報処理装置100と通信することができる。
以下では、ユーザUが車両Cを施設Fに付随又は提携する駐車場Pに停めて駐車する場合を例に挙げて説明する。施設Fは、例えば、大型商業施設(ショッピングセンター/ホームセンター/アウトレットモール/地下街)や大型レジャー施設(テーマパーク/遊園地/遊戯場/動物園/水族館/プール/入浴施設/公園/庭園/名所)、大規模な駐車場を有する飲食店や宿泊施設、スポーツ施設、寺社仏閣、公共機関、医療機関、教育機関、サービスエリア(SA)やパーキングエリア(PA)、又はパークアンドライドに対応した鉄道駅やバス停留所、空港、港湾(乗船場)等であるが、これに限定されるものではない。
駐車場Pは、例えば立体駐車場(地下駐車場を含む)や、広大な平面駐車場等であるが、これに限定されるものではない。図1に示す例では、駐車場Pは、屋内立体駐車場であり、少なくとも、第1駐車フロアPaと、第2駐車フロアPbと、第3駐車フロアPcとを備え、第1〜第3駐車フロアPa〜Pcには、それぞれ複数の駐車枠(車室)が設けられている。そして、第1〜第3駐車フロアPa〜Pcに設けられた複数の駐車枠(車室)の1つである駐車場所Lに、ユーザUは車両Cを停めて駐車する。
ところで、図1に示すような大型の駐車場Pでは、ユーザUが駐車した駐車場所Lに戻る際、駐車場所Lが分からなくなることがある。言い換えると、ユーザUは、駐車場P内の駐車場所Lを見失うことがあり、特に複数の駐車フロアを有する屋内立体駐車場では見失い易かった。例えば、屋内立体駐車場の駐車フロアの3Fと4Fのように、フロアの構造が同じで、周囲の風景も大差ない場合には、自分がいるフロアを勘違いする場合もある。
また、例えば屋内立体駐車場である駐車場Pにおいては、GPSの衛星からの信号を受信しにくい場合がある。かかる場合、GPS等の測位システムを利用して駐車場所Lを特定したり案内したりすることが困難であった。さらに、ユーザUの端末装置10が利用可能なGPS等の測位システムは、一般的に、密集した複数の駐車枠(車室)の1つである駐車場所Lを特定できるほどの精度は無い。
そこで、本実施形態に係る情報処理装置100にあっては、測位システムを利用することなく、駐車場所Lを特定したり案内したりすることができるような構成とした。例えば、本実施形態では、駐車場Pの建物内等、GPSの衛星からの信号を受信しにくく、測位の精度が低下するような場合でも駐車場所Lを特定したり案内したりするようにした。なお、測位の精度の低下は、例えば駐車場Pがビル群の中にあって、GPSによる測位に比較大きな誤差を含む場合にも起こり得るが、本実施形態では、かかる場合であっても駐車場所Lを特定したり案内したりすることができるようにした。
例えば、図1に示すように、ユーザUは端末装置10を用いて、事前に情報処理装置100に対して駐車場Pの利用予約を行う(ステップS1)。例えば、ユーザUは車両Cの運転開始前にスマートフォンや自宅のデスクトップPC等から時間帯を指定して駐車場Pの利用予約を行うようにしてもよい。あるいは、車両Cに搭載されたカーナビゲーションシステムが駐車場Pの利用予約を行うようにしてもよい。例えば、ユーザUはカーナビゲーションシステムに目的地として施設Fを設定して車両Cを運転する。カーナビゲーションシステムは、車両Cが施設Fに接近した場合、道路状況等から到着予想時間を考慮して(例えば「あと10分で到着」等)、事前に駐車場Pの利用予約を行う。なお、実際には、車両Cを運転するのはユーザUでなくてもよい。すなわち、ユーザUは車両Cの同乗者でもよい。ユーザUが車両Cの同乗者である場合には、車両Cの走行中に駐車場Pの利用予約を行うことも可能である。
情報処理装置100は、ユーザUの端末装置10から駐車場Pの利用予約を受けて、ユーザUの車両Cに割り当てる駐車場P内の駐車場所Lを決定する(ステップS2)。例えば、情報処理装置100は、駐車場P内の駐車枠の空き状況と、駐車場Pの利用予約の状況とに基づいて、ユーザUの車両Cに割り当てる駐車場P内の駐車場所Lを決定する。このとき、情報処理装置100は、各ユーザの車両のカーナビゲーションシステムと連携し、駐車場Pからの距離が近い/到着予想時間の早いユーザの車両から優先的に駐車場所を割り当てるようにしてもよい。また、情報処理装置100は、ユーザUと端末装置10と車両Cとを対応付けて記憶してもよい。また、情報処理装置100は、ユーザUが複数の端末装置10を使用する場合には、それぞれの端末装置10を対応付けて記憶すると好ましい。
そして、情報処理装置100は、ユーザUの端末装置10に対して、駐車場Pの利用予約の登録通知を行う(ステップS3)。このとき、情報処理装置100は、登録通知とともに、駐車場P内の駐車場所Lに関する情報を通知する。なお、情報処理装置100は、駐車場P内の駐車場所Lに関する情報をユーザUのカーナビゲーションシステムとスマートフォンの両方に通知するようにしてもよい。駐車場P内の駐車場所Lに関する情報は、駐車場P内の駐車場所Lの位置情報に限らず、駐車場Pの周辺地図や駐車場Pの屋内地図等の各種地図情報を含んでいてもよい。この場合、情報処理装置100及び端末装置10は、駐車場P内の駐車場所LをPOI(Point of Interest:関心地点)として駐車場所Lの位置を示すシンボルマークを地図上に表示したり、駐車場所Lの駐車場番号や駐車場所Lまでの経路等を音声案内したりして、ユーザUを駐車場所Lまで案内する。また、例えば情報処理装置100及び端末装置10は、ユーザUの車両Cが屋外を航行中はGPS等の測位システムを利用して、車両Cが屋内に入った後は自律航法(DR:Dead Reckoning)等の技術を用いて、車両Cを駐車場所Lまで案内してもよい。
ユーザUは、車両Cを駐車場P内の駐車場所Lに停めて駐車する(ステップS4)。ここでは、駐車場所Lは、駐車場P内の第3駐車フロアPcに設けられた複数の駐車枠(車室)の1つであるものとする。
ユーザUは、駐車場P内の駐車場所Lに駐車した後、端末装置10を用いて、情報処理装置100に対して駐車開始通知を行う(ステップS5)。例えば、ユーザUは、スマートフォンやカーナビゲーションシステムを用いて、情報処理装置100に対して駐車開始通知を行う。実際には、端末装置10は、駐車場所Lに設置されたビーコン(Beacon)発信機が発信する信号を、Bluetooth機能によって検知したとき、車両Cが駐車場所Lに停止したと判断し、停止したことを示す信号を情報処理装置100へ出力してもよい。
ユーザUは、車両Cから降りて、端末装置10とともに、駐車場P内の駐車場所Lから移動する(ステップS6)。以降、端末装置10は、スマートフォン等の携帯型/可搬式の情報処理端末である。ユーザUは、徒歩/シャトルバス/シェアサイクル/パーソナルモビリティ等の移動手段で、施設Fに向かって移動する。情報処理装置100は、ユーザUがシャトルバスを利用する場合には、シャトルバスの乗り場や発着時刻、施設Fまでの所要時間(到着予想時間)、混雑状況等を通知してもよい。なお、ユーザUが駐車場Pから施設Fへ移動するか否かは任意である。実際には、ユーザUは、施設Fへ入場せず、他の目的地へ移動したり周辺を散策したりしてもよい。また、状況によっては、ユーザUは、駐車場Pから退場せずに、駐車場P内を移動してもよい。すなわち、ユーザUは、車両Cから降りて、端末装置10とともに移動すれば十分である。
情報処理装置100は、車両Cから降りて移動したユーザUの端末装置10に対して事前通知を行う(ステップS7)。例えば、情報処理装置100は、駐車場P内の駐車場所Lに駐車中の車両Cについて駐車開始から一定時間(例えば2時間)が経過すると駐車料金が加算される場合、一定時間が経過する前に余裕をもってユーザUの端末装置10に、「あと○○分で駐車料金が××円加算されます」等の事前通知を行う。なお、情報処理装置100は、常時/周期的に、現時点での駐車料金をユーザUの端末装置10に通知するようにしてもよい。また、情報処理装置100は、施設Fや駐車場Pの営業終了時間が経過する前に余裕をもってユーザUの端末装置10に、「あと○○分で施設F/駐車場Pの営業時間が終了します」等の事前通知を行う。このとき、情報処理装置100は、ユーザUの現在位置情報と駐車場P内の駐車場所Lの位置情報とに基づいて、ユーザUが現在地から駐車場所Lに到着するまでに要する時間(帰路所要時間)を算出し、駐車料金が変動したり営業時間が終了したりする期限時刻よりも帰路所要時間以上前に事前通知を行うと好ましい。例えば、「現在地から駐車場所Lまで徒歩で△△分かかるため、今すぐに出発する必要があります」等の事前通知を併せて行う。なお、帰路所要時間には、ユーザUが車両Cに乗車して駐車場Pから退場するまでに要する時間を加算してもよい。また、情報処理装置100は、ユーザUがシャトルバスを利用する場合には、シャトルバスの乗り場や発着時刻、駐車場Pまでの所要時間(到着予想時間)、混雑状況等を通知してもよい。
情報処理装置100は、ユーザUの端末装置10に対して、駐車場P内の駐車場所Lに向かうための帰路案内を行う(ステップS8)。例えば、情報処理装置100は、施設Fと駐車場Pとの間の経路を含む駐車場Pの周辺地図や駐車場Pの屋内地図等の各種地図情報と、地図上での駐車場所Lの位置を示すシンボルマーク等のPOI情報を用いて、ユーザUの現在地から駐車場所Lまで案内する。このとき、情報処理装置100は、上記の各種地図情報と、歩行者自律航法(PDR:Pedestrian Dead Reckoning)等の技術を用いて、ユーザUの現在地から駐車場所Lまで案内してもよい。ユーザUが施設F内にいるときは施設Fの出口から駐車場所Lまで案内する。ユーザUが屋外にいるときはその場所から駐車場所Lまで案内する。なお、実際には、情報処理装置100は、ユーザUの端末装置10が屋外に存在する間はGPS等の測位システムを利用して駐車場Pまで案内し、駐車場Pの屋内に入った時点から歩行者自律航法(PDR)等の技術を用いて駐車場所Lまで案内するようにしてもよい。また、情報処理装置100は、帰路案内として、ユーザUの端末装置10の画面上に、現在地から駐車場P内の駐車場所Lの方向を示す矢印等を表示してもよい。また、情報処理装置100は、ユーザUに帰路案内を行うことで、ユーザUが駐車場所Lに向かっていることを認識し、ユーザUが駐車している駐車場所Lが空くことを予想し、利用予約を行っている他のユーザを駐車場所Lの「空き待ち」(割り当て予定)の状態にしてもよい。
ユーザUは、端末装置10とともに駐車場P内の駐車場所Lに到着する(ステップS9)。あるいは、端末装置10は、駐車場所Lに設置されたビーコン発信機が発信する信号を、Bluetooth機能によって検知したとき、ユーザUが駐車場所Lに到着したと判断し、到着したことを示す信号を情報処理装置100へ出力してもよい。この時点で、情報処理装置100は、ユーザUの端末装置10に対する帰路案内を終了する。
そして、ユーザUは、駐車場P内の駐車場所Lに到着した後、端末装置10を用いて、情報処理装置100に対して駐車終了通知を行う(ステップS10)。例えば、ユーザUは、車両Cの運転を開始する前に、スマートフォンやカーナビゲーションシステムを用いて、情報処理装置100に対して駐車終了通知を行う。実際には、端末装置10は、駐車場Pや第3駐車フロアPcの出入口に設置されたビーコン発信機が発信する信号を、Bluetooth機能によって検知したとき、車両Cが駐車場所Lから退出したと判断し、退出したことを示す信号を情報処理装置100へ出力してもよい。あるいは、情報処理装置100は、ユーザUの端末装置10の速度/加速度の変化を検知して、車両Cが駐車場所Lから退出したと判断するようにしてもよい。これにより、情報処理装置100は、これまでユーザUが駐車していた駐車場所Lが空いたことを認識し、利用予約を行っている他のユーザに駐車場所Lを割り当てることができる。
本実施形態では、GPS等の測位システムを利用して駐車場P内の駐車場所Lを特定しないため、GPSが使用できない状況下でも駐車場の予約及び利用ができる。また、ユーザUが駐車場P内の駐車場所Lに戻る際に、駐車場P内の駐車場所Lが屋内であっても案内することができる。すなわち、屋内/屋外に関係なく、ユーザUを駐車場P内の駐車場所Lに案内することができる。また、ユーザUの端末装置10に対して事前通知を行うため、駐車料金が変動する前にユーザUが駐車場所Lに戻ることを促進することができる。また、ユーザUの端末装置10に対して、駐車場P内の駐車場所Lに向かうための帰路案内を行うため、ユーザUが駐車場所Lを見失って車両Cを探し回るという事態を回避し、駐車場Pからの円滑な退場を促進することができる。その結果、駐車場の混雑状況や空き状況を改善することができる。
〔2.情報処理システム1〕
図2は、情報処理システム1の構成例を示す図である。図2に示すように、本実施形態に係る情報処理システム1は、上記したように、端末装置10および情報処理装置100が含まれ、ネットワークNを介して通信可能に接続される。ネットワークNは、例えば、LAN(Local Area Network)や、インターネット等のWAN(Wide Area Network)である。
図2では、図示の簡略化のため、端末装置10を1台のみ示したが、これはあくまでも例示であって限定されるものではなく、2台以上であってもよい。また、情報処理装置100は、例えば、サーバ装置やクラウドコンピューティング(Cloud Computing)等により実現される。
〔3.端末装置10〕
図3は、端末装置10の構成例を示すブロック図である。なお、図3および後述する図4では、端末装置10や情報処理装置100の説明に必要となる構成要素を示しており、一般的な構成要素についての記載を省略している。図3に示すように、端末装置10は、通信部11と、表示部12と、入力部13と、測位部14と、センサ部20と、制御部30(コントローラ)と、記憶部40とを備える。
〔3.1.通信部11〕
通信部11は、ネットワークNと有線または無線で接続され、ネットワークNを介して、情報処理装置100との間で情報の送受信を行う。例えば、通信部11は、NIC(Network Interface Card)やアンテナ等によって実現される。
〔3.2.表示部12〕
表示部12は、案内情報等各種の情報等を表示する表示デバイスである。例えば、表示部12は、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)や有機ELディスプレイ(Organic Electro-Luminescent Display)である。また、表示部12は、タッチパネル式のディスプレイであるが、これに限定されるものではない。
〔3.3.入力部13〕
入力部13は、ユーザUから各種操作を受け付ける入力デバイスである。入力部13は、例えば、文字や数字等を入力するためのボタン等を有する。また、表示部12がタッチパネル式のディスプレイである場合、表示部12の一部が入力部13として機能する。
〔3.4.測位部14〕
測位部14は、GPSの衛星から送出される信号(電波)を受信し、受信した信号に基づいて端末装置10の現在位置を示す位置情報(例えば、緯度および経度)を取得する。すなわち、測位部14は、端末装置10の位置を測位する。なお、例えば、端末装置10が車両Cにある場合、測位部14は、車両Cの位置を測位するともいえる。
〔3.5.センサ部20〕
センサ部20は、端末装置10に搭載される各種のセンサを含む。図3に示す例では、センサ部20は、加速度センサ21と、ジャイロセンサ22と、気圧センサ23と、気温センサ24と、音センサ25と、光センサ26と、歩数センサ27と、画像センサ(カメラ)28とを備える。
なお、上記した各センサ21〜28は、あくまでも例示であって限定されるものではない。すなわち、センサ部20は、各センサ21〜28のうちの一部を備える構成であってもよいし、各センサ21〜28に加えてあるいは代えて、湿度センサ等その他のセンサを備えてもよい。また、端末装置10が車両Cと連携している場合には、端末装置10に搭載された各センサ21〜28の代わりに、車両Cに搭載された各センサを利用してもよい。
加速度センサ21は、例えば、3軸加速度センサであり、端末装置10の移動方向、速度、および、加速度等の端末装置10の物理的な動きを検知する。ジャイロセンサ22は、端末装置10の角速度等に基づいて3軸方向の傾き等の端末装置10の物理的な動きを検知する。気圧センサ23は、例えば端末装置10の周囲の気圧を検知する。
端末装置10は、上記した加速度センサ21やジャイロセンサ22、気圧センサ23等を備えることから、これらの各センサ21〜23等を利用した歩行者自律航法(PDR)等の技術を用いて端末装置10の位置を検知することが可能になる。
気温センサ24は、例えば端末装置10の周囲の気温を検知する。音センサ25は、例えば端末装置10の周囲の音を検知する。光センサ26は、端末装置10の周囲の照度を検知する。歩数センサ27は、ユーザUの歩数を検知する。画像センサ28は、端末装置10の周囲の画像を撮像する。
上記した気圧センサ23、気温センサ24、音センサ25、光センサ26および画像センサ28は、それぞれ気圧、気温、音、照度を検知したり、周囲の画像を撮像したりすることで、端末装置10の周囲の状況等を検知することができる。
〔3.6.記憶部40〕
記憶部40は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。かかる記憶部40には、各種プログラムや設定データ等が記憶される。
〔3.7.制御部30〕
制御部30は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM、入出力ポート等を有するマイクロコンピュータや各種の回路を含む。また、制御部30は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路等のハードウェアで構成されてもよい。制御部30は、送信部31と、受信部32と、処理部33とを備える。
〔3.7.1.送信部31〕
送信部31は、例えば端末装置10に搭載された各センサ21〜28によって検知された各種の情報や、測位部14によって測位された端末装置10(端末装置10が車両Cにある場合の車両C)の位置情報を、通信部11を介して情報処理装置100へ送信することができる。
〔3.7.2.受信部32〕
受信部32は、通信部11を介して、情報処理装置100から提供される案内情報等の各種情報を受信することができる。
〔3.7.3.処理部33〕
処理部33は、表示部12等を含め、端末装置10全体を制御する。例えば、処理部33は、受信部32によって受信された案内情報等を表示部12へ出力して表示させることができる。
〔4.情報処理装置100〕
次いで、上記した情報処理装置100の構成について具体的に説明する。図4は、情報処理装置100の構成例を示すブロック図である。図4に示すように、情報処理装置100は、通信部110と、記憶部120と、制御部70とを備える。
〔4.1.通信部110〕
通信部110は、ネットワークNと有線または無線で接続され、ネットワークNを介して、端末装置10との間で情報の送受信を行う。例えば、通信部110は、NIC(Network Interface Card)やアンテナ等によって実現される。
〔4.2.記憶部120〕
記憶部120は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。本実施形態に係る記憶部120は、ユーザ情報記憶部121と、駐車場情報記憶部122と、予約情報記憶部123と、センサ情報記憶部124とを備える。
〔4.2.1.ユーザ情報記憶部121〕
ユーザ情報記憶部121は、端末装置10を使用するユーザに関する情報を記憶する。図5は、ユーザ情報記憶部121の一例を示す図である。
図5に示すように、ユーザ情報記憶部121には、「ユーザID」、「属性情報」、「車両ID」及び「端末ID」のそれぞれの情報が含まれ、これらの情報は互いに関連付けられている。
「ユーザID」は、ユーザUを識別するための識別情報である。「属性情報」は、ユーザUの属性を示す情報である。ユーザUの属性には、例えば、性別/年齢/住所等のデモグラフィック(人口統計学的属性)やサイコグラフィック(心理学的属性)等、任意の属性が採用可能である。「車両ID」は、車両Cを識別するための識別情報である。「端末ID」は、端末装置10を識別するための識別情報である。端末IDには、ユーザUが使用する全ての端末装置10を対応付けて記憶する。すなわち、端末IDは複数でもよい。
図5では、ユーザ情報記憶部121は、ユーザUのユーザIDが「U1」、ユーザUの属性情報が「A1」、ユーザUが搭乗する車両Cの車両IDが「C1」、ユーザUが使用する端末装置10の端末IDが「D1a、D1b、・・・」である例を示している。なお、図5に示す例では、理解の便宜のため、「U1」、「A1」、「C1」及び「D1a」といった抽象的な符号を用いて図示するが、「U1」、「A1」、「C1」及び「D1a」には具体的な情報が記憶されるものとする。以下、他の情報に関する図においても、抽象的な符号を図示する場合がある。
〔4.2.2.駐車場情報記憶部122〕
図4の説明に戻ると、駐車場情報記憶部122は、車両Cが駐車される駐車場Pに関する情報を記憶する。図6は、駐車場情報記憶部122の一例を示す図である。
図6に示すように、駐車場情報記憶部122は、「施設ID」、「駐車場ID」、「案内図」、「フロアID」、「車室ID」、「空き状況」及び「利用時間」のそれぞれの情報が含まれ、これらの情報は互いに関連付けられている。
「施設ID」は、施設Fを識別するための識別情報である。「駐車場ID」は、施設Fに付随又は提携する駐車場Pを識別するための識別情報である。「案内図」は、駐車場Pの周辺地図や屋内地図等の各種地図情報である。すなわち、案内図は、施設Fと駐車場Pとの間の経路や駐車場P内の各駐車枠(車室)の所在(位置)を示す地図情報である。案内図は、ユーザUの端末装置10に対する帰路案内等に使用される。
「フロアID」は、駐車場Pが立体駐車場である場合に、駐車場P内の各駐車フロア(階)を識別するための識別情報である。駐車場Pが平面駐車場である場合には、フロアIDは一律に同じID(「1F」等)としてもよいし、未入力等で省略してもよい。「車室ID」は、駐車場P内の各駐車枠(車室)を識別するための識別情報である。なお、車室IDに駐車場P内の駐車フロア(階)を示す情報が含まれている場合には、フロアIDは省略してもよい。
「空き状況」は、駐車場P内の駐車枠(車室)の空き状況を示す情報である。空き状況には、例えば、車両Cが駐車している場合は「使用中」、車両Cが駐車していない場合は「空き」等を示す情報を記憶する。また、車両Cが駐車していないが既に利用予約を行ったユーザUの車両Cに割り当てている場合には「予約済」等を示す情報を記憶してもよい。「予約済」のまま一定時間経過しても「使用中」とならない場合には、ユーザUの利用予約を取り消して「空き」に戻してもよい。また、車両Cが駐車しているがユーザUの帰路案内中で近いうちに空くことが予想される場合には「戻り中」等を示す情報を記憶してもよい。
「利用時間」は、駐車場P内の駐車枠(車室)にユーザUが車両Cを停めた日時(駐車開始時刻)や、駐車を開始してから経過した時間(経過時間)等を示す情報である。車両Cが駐車していない場合には、利用時間は未入力等で省略してもよい。
図6では、駐車場情報記憶部122は、施設Fの施設IDが「F1」、施設Fに付随又は提携する駐車場Pの駐車場IDが「P1」、駐車場所Lが所在するフロアのフロアIDが「3F」、駐車場所Lの車室IDが「L31」、駐車場所Lの空き状況が「使用中」、駐車場所Lの利用時間が「T31」である例を示している。なお、図6に示す例では、理解の便宜のため、「F1」、「P1」、「M1」、「L31」及び「T31」といった抽象的な符号を用いて図示するが、「F1」、「P1」、「M1」、「L31」及び「T31」には具体的な情報が記憶されるものとする。以下、他の情報に関する図においても、抽象的な符号を図示する場合がある。
〔4.2.3.予約情報記憶部123〕
図4の説明に戻ると、予約情報記憶部123は、車両Cが駐車される駐車場Pの利用予約に関する情報を記憶する。図7は、予約情報記憶部123の一例を示す図である。
図7に示すように、予約情報記憶部123は、「ユーザID」、「端末ID」、「車両ID」、「駐車場ID」、「フロアID」、「駐車場所」、「状態」及び「経過時間」のそれぞれの情報が含まれ、これらの情報は互いに関連付けられている。
「ユーザID」は、駐車場Pの利用予約を行ったユーザUを識別するための識別情報である。「端末ID」は、駐車場Pの利用予約を行ったユーザUが使用する全ての端末装置10を対応付けて記憶する。「車両ID」は、駐車場Pに駐車する車両Cを識別するための識別情報である。
「駐車場ID」は、車両Cが駐車される駐車場Pを識別するための識別情報である。「フロアID」は、駐車場P内で車両Cが駐車される駐車場所Lが存在する駐車フロアを識別するための識別情報である。「駐車場所」は、駐車場P内の駐車枠(車室)のうち、車両Cが駐車される駐車場P内の駐車場所Lを識別するための識別情報である。
「状態」は、車両Cが駐車される駐車場P内の駐車場所Lの状態を示す情報である。状態には、ユーザUが既に車両Cを駐車場P内の駐車場所Lに停めて駐車を開始している場合には「使用中」、ユーザUが既に未だ車両Cを駐車場P内の駐車場所Lに停めていない場合には「未到着」等を示す情報を記憶する。また、使用中であるがユーザUの帰路案内中で近いうちに空くことが予想される場合には「戻り中」等を示す情報を記憶してもよい。また、「使用中」のユーザUが駐車を終了して駐車場P内の駐車場所Lから車両Cが離れた場合には「使用終了」等を示す情報を記憶してもよい。また、ユーザUが利用予約をキャンセルした場合や、「未到着」の状態のまま一定時間経過した場合には「予約取消」等を示す情報を記憶してもよい。なお、「使用終了」や「予約取消」の場合には、予約情報記憶部123からそのユーザUの利用予約の情報を削除してもよい。
「経過時間」は、上記状態が「使用中」や「未到着」に変化してからの経過時間を示す情報である。例えば、経過時間は、状態が「使用中」の場合には車両Cを駐車場所Lに停めて(駐車開始)から経過した時間(利用時間)を示す。状態が「未到着」の場合には駐車場Pの利用予約を行ってから経過した時間を示す。
図7では、予約情報記憶部123は、ユーザUのユーザIDが「U1」、ユーザUが使用する端末装置10の端末IDが「D1a、D1b、・・・」、ユーザUが搭乗する車両Cの車両IDが「C1」、駐車場Pの駐車場IDが「P1」、駐車場所Lが所在するフロアのフロアIDが「3F」、駐車場所Lの車室IDが「L31」、駐車場所Lの状態が「使用中」、駐車場所Lの使用開始からの経過時間時間が「T31」である例を示している。なお、図6に示す例では、理解の便宜のため、「経過時間」を「T31」といった抽象的な符号を用いて図示するが、「T31」には具体的な情報が記憶されるものとする。以下、他の情報に関する図においても、抽象的な符号を図示する場合がある。
〔4.2.4.センサ情報記憶部124〕
センサ情報記憶部124は、端末装置10に搭載されたセンサ21〜28から出力されるセンサ情報を記憶する。図8は、センサ情報記憶部124の一例を示す図である。
図8に示すように、センサ情報記憶部124には、「ユーザID」、「端末ID」、「センサ情報の内容」及び「取得日時」のそれぞれの情報が含まれ、これらの情報は互いに関連付けられている。
「ユーザID」は、ユーザUを識別するための識別情報である。「端末ID」は、ユーザUが使用する端末装置10を識別するための識別情報である。「取得日時」は、端末装置10の各センサ21〜28から出力されるセンサ情報を取得した日時を示す情報である。「センサ情報の内容」は、端末装置10の各センサ21〜28から出力されるセンサ情報の内容(挙動情報、動作情報等)を示す情報である。
「センサ情報の内容」には、例えば、車両Cが駐車場Pに入場してから駐車場所Lに到着するまでのセンサ情報において、車両Cの挙動に関する挙動情報が含まれる。具体的に、挙動情報には、例えば、加速度センサ21やジャイロセンサ22、気圧センサ23、画像センサ28のセンサ情報等が含まれるが、これらに限定されるものではない。少なくとも、挙動情報は、自律航法(DR)等の技術に利用可能な情報であれば良い。
また、「センサ情報の内容」には、例えば、施設Fから駐車場所Lまでのセンサ情報において、ユーザUの動作に関する動作情報が含まれる。具体的に、動作情報には、例えば、端末装置10の各センサ21〜28のセンサ情報が含まれる。より具体的には、動作情報には、加速度に関する情報、気圧に関する情報、気温に関する情報、音に関する情報、照度に関する情報、歩数に関する情報、および、画像情報等が含まれるが、これらに限定されるものではない。少なくとも、動作情報は、歩行者自律航法(PDR)等の技術に利用可能な情報であれば良い。
図8では、センサ情報記憶部124は、ユーザUのユーザIDが「U1」、ユーザUとともに移動する端末装置10の端末IDが「D1a」、端末装置10のセンサ情報の取得日時が「G1」、端末装置10のセンサ情報の内容が「E1」である例を示している。なお、図8に示す例では、理解の便宜のため、取得日時を「G1」、「センサ情報の内容」を「E1」といった抽象的な符号を用いて図示するが、「G1」及び「E1」には具体的な情報が記憶されるものとする。以下、他の情報に関する図においても、抽象的な符号を図示する場合がある。
〔4.3.制御部130〕
図4の説明に戻ると、制御部130は、コントローラ(controller)であり、例えば、CPU、ROM、RAM、入出力ポート等を有するマイクロコンピュータや各種の回路を含む。また、制御部130は、例えば、ASICやFPGA等の集積回路等のハードウェアで構成されてもよい。制御部130は、受付部131と、取得部132と、通知部133と、案内部134とを備える。
〔4.3.1.受付部131〕
受付部131は、端末装置10から通信部110を介して各種の情報の登録を受け付ける。例えば、受付部131は、ユーザ情報の登録を受け付け、ユーザ情報記憶部121に記憶する。
また、受付部131は、施設Fや駐車場Pの管理者から、事前に駐車場情報の登録を受け付け、駐車場情報記憶部122に記憶する。
また、受付部131は、ユーザUの端末装置10から、駐車場Pの利用予約を受け付け、予約情報記憶部123に記憶する。
また、受付部131は、駐車場Pの利用予約を受け付けた場合、ユーザUの車両Cに割り当てる駐車場P内の駐車場所Lを決定する。これにより、制御部130は、ユーザUの車両Cに割り当てる駐車場P内の駐車場所Lを特定することができる。
そして、受付部131は、ユーザUの端末装置10に対して、駐車場Pの利用予約の登録を通知する。これにより、端末装置10は、受付部131によってユーザUの車両Cに割り当てられた駐車場P内の駐車場所Lを認識することができる。
また、受付部131は、ユーザUの端末装置10から駐車場所Lへの駐車開始の通知を受け付けると、駐車場所Lへの駐車開始から経過した時間(利用時間)をカウントし、常時/周期的に、駐車場情報記憶部122及び予約情報記憶部123にアクセスして、駐車場所Lへの駐車開始から経過した時間(利用時間)を記憶する。
また、受付部131は、ユーザUの端末装置10から駐車場所Lへの駐車終了の通知を受け付けると、駐車場の空き状況を更新する。例えば、受付部131は、駐車場情報記憶部122の駐車場所Lの空き状況を「空き」に変更して利用時間を「0」に戻す(初期化)。また、受付部131は、予約情報記憶部123の駐車場所Lの状態を「使用終了」に変更して経過時間を「0」に戻す。あるいは、受付部131は、予約情報記憶部123からユーザUの駐車場Pの利用予約に関する情報を削除する。
〔4.3.2.取得部132〕
取得部132は、端末装置10から通信部110を介して各種の情報を取得する。例えば、取得部132は、センサ21〜28から出力されるセンサ情報を取得する。
(車両Cの挙動に関する挙動情報の取得)
例えば、取得部132は、車両Cが駐車場Pに駐車される際、端末装置10からセンサ情報として、車両Cの挙動に関する挙動情報を取得する。具体的には、取得部132は、加速度センサ21やジャイロセンサ22等のセンサから、車両Cが右折・左折を何回したか、どの程度移動したか等、車両Cの挙動に関する挙動情報をセンサ情報として取得する。
また、例えば、取得部132は、車両Cが駐車場Pのどの位置を走行しているか等の挙動情報を、画像センサ28のセンサ情報(画像情報)から取得してもよい。なお、上記では、挙動情報に含まれるセンサ情報として、端末装置10に搭載される画像センサ28の画像情報が含まれるようにしたが、これに限られない。すなわち、例えば、車両Cに、車両Cの周辺を撮像する車載画像センサ(カメラ)が搭載されている場合、かかる車載画像センサの画像情報から、挙動情報を取得してもよい。
また、例えば、取得部132は、GPSが利用できない場合に、挙動情報を取得してもよい。詳しくは、取得部132は、GPS等の所定の位置測位システムから受信される信号に基づいて車両Cの位置を測位する端末装置10の測位部14によって信号が受信されない場合に、挙動情報を取得してもよい。
これにより、本実施形態にあっては、GPSの衛星からの信号が受信されない場合であっても、取得された挙動情報に基づいて駐車場所Lに案内することが可能となる。
また、取得部132は、車両Cが駐車場所Lを有する駐車場Pに入場したことを示す情報を取得したとき、挙動情報の取得を開始してもよい。例えば、駐車場Pが屋内立体駐車場等である場合、GPSの衛星からの信号を受信しにくくなるおそれがあるため、車両Cが駐車場Pに入場した時点で挙動情報の取得を開始する。
これにより、本実施形態にあっては、車両Cが駐車場P内を走行中に、GPSの衛星からの信号を受信しにくくなっても、駐車場Pに入場した時点から既に取得を開始している挙動情報に基づいて、駐車場所Lに案内することが可能となる。
なお、車両Cが駐車場Pに入場したことは、例えば、端末装置10のBluetooth機能を利用して検知してもよい。例えば、端末装置10は、駐車場Pの入場ゲート101aに設置されたビーコン発信機が発信する信号を、Bluetooth機能によって検知するとき、車両Cが駐車場Pに入場したと推定し、入場したことを示す信号を情報処理装置100へ出力する。情報処理装置100では、車両Cが入場したことを示す信号を端末装置10から取得したとき、挙動情報の取得を開始する。
(ユーザUの動作に関する動作情報の取得)
同様に、取得部132は、ユーザUが駐車場所Lへの帰路についた際、端末装置10からセンサ情報として、ユーザUの動作に関する動作情報を取得する。具体的には、取得部132は、加速度センサ21やジャイロセンサ22等のセンサから、ユーザUが右折・左折を何回したか、どの程度移動したか等、ユーザUの動作に関する動作情報をセンサ情報として取得する。
また、例えば、取得部132は、ユーザUが駐車場Pのどの位置を移動しているか等の動作情報を、画像センサ28のセンサ情報(画像情報)から取得してもよい。なお、上記では、動作情報に含まれるセンサ情報として、端末装置10に搭載される画像センサ28の画像情報が含まれるようにしたが、これに限られない。すなわち、例えば、端末装置10に、ユーザUの周辺を撮像する画像センサ(カメラ)が搭載されている場合、かかる画像センサの画像情報から、動作情報を取得してもよい。
また、例えば、取得部132は、GPSが利用できない場合に、動作情報を取得してもよい。詳しくは、取得部132は、GPS等の所定の位置測位システムから受信される信号に基づいてユーザUの位置を測位する端末装置10の測位部14によって信号が受信されない場合に、動作情報を取得してもよい。
これにより、本実施形態にあっては、GPSの衛星からの信号が受信されない場合であっても、取得された動作情報に基づいて駐車場所Lに案内することが可能となる。
また、取得部132は、ユーザUが駐車場所Lを有する駐車場Pに入場したことを示す情報を取得したとき、動作情報の取得を開始してもよい。例えば、駐車場Pが屋内立体駐車場等である場合、GPSの衛星からの信号を受信しにくくなるおそれがあるため、ユーザUが駐車場Pに入場した時点で動作情報の取得を開始する。
これにより、本実施形態にあっては、ユーザUが駐車場P内を移動中に、GPSの衛星からの信号を受信しにくくなっても、駐車場Pに入場した時点から既に取得を開始している動作情報に基づいて、駐車場所Lに案内することが可能となる。
なお、ユーザUが駐車場Pに入場したことは、例えば、端末装置10のBluetooth機能を利用して検知してもよい。例えば、端末装置10は、駐車場Pの入場ゲート101aに設置されたビーコン発信機が発信する信号を、Bluetooth機能によって検知するとき、ユーザUが駐車場Pに入場したと推定し、入場したことを示す信号を情報処理装置100へ出力する。情報処理装置100では、ユーザUが入場したことを示す信号を端末装置10から取得したとき、動作情報の取得を開始する。
〔4.3.3.通知部133〕
通知部133は、車両Cから降りたユーザUの端末装置10に対して事前通知を行う。例えば、通知部133は、常時/周期的に、駐車場情報記憶部122又は予約情報記憶部123にアクセスして、駐車場所Lへの駐車開始から経過した時間(利用時間)を読み出す。そして、通知部133は、駐車場P内の駐車場所Lに駐車中の車両Cについて駐車開始から一定時間(例えば2時間)が経過すると駐車料金が加算される場合、一定時間が経過する前に余裕をもってユーザUの端末装置10に事前通知を行う。なお、通知部133は、常時/周期的に、現時点での駐車料金をユーザUの端末装置10に通知するようにしてもよい。また、通知部133は、施設Fや駐車場Pの営業終了時間が経過する前にも余裕をもってユーザUの端末装置10に事前通知を行う。
このとき、通知部133は、ユーザUの現在位置情報と駐車場P内の駐車場所Lの位置情報とに基づいて、ユーザUが現在地から駐車場所Lに到着するまでに要する時間(帰路所要時間)を算出し、駐車料金が変動する期限時刻よりも帰路所要時間以上前に事前通知を行うと好ましい。なお、帰路所要時間には、ユーザUが車両Cに乗車して駐車場Pから退場するまでに要する時間を加算してもよい。また、通知部133は、ユーザUがシャトルバスを利用する場合には、シャトルバスの乗り場や発着時刻、駐車場Pまでの所要時間(到着予想時間)、混雑状況等を通知してもよい。
また、通知部133は、事前通知を行った場合、ユーザUに対して、駐車場所Lに戻るか否かを確認する。事前通知を受けたユーザUが必ずしもその時点で駐車場所Lに戻るとは限らないためである。例えば、通知部133は、ユーザUの端末装置10に対して、駐車場所Lに戻るか否かを確認する問合せのメッセージを通知する。ユーザUは、この問合せのメッセージに対して、端末装置10を用いて、駐車場所Lに戻るか否かを回答する。
〔4.3.4.案内部134〕
案内部134は、車両Cが駐車場Pに接近した場合、又は通知部133によってユーザUが駐車場所Lに戻ることが確認された場合に、ユーザUの端末装置10に対して、受付部131によって決定された駐車場所Lまでの案内情報を提供する。ここでは、案内部134は、案内情報の提供として、駐車場Pの周辺地図や駐車場Pの屋内地図等の各種地図情報、地図上での駐車場所Lの位置を示すシンボルマーク等のPOI情報、及びユーザUを駐車場所Lに案内するためのナビゲーション情報を提供する。すなわち、案内部134は、ユーザUが駐車場所Lに戻るまでのナビゲーションを行う。
例えば、案内部134は、駐車場情報記憶部122にアクセスして、駐車場Pの周辺地図や屋内地図等の各種地図情報と、受付部131によって決定された駐車場所Lの情報を読み出す。
そして、案内部134は、読み出した地図情報と駐車場所Lの情報とに基づいて、駐車場所Lまでの案内を示す案内情報を生成し、生成した案内情報をユーザU(正確にはユーザUの端末装置10)に対して提供する。このとき、案内部134は、施設Fから駐車場所LまでのユーザUの動作を示す動作情報を逆算した経路も案内情報として提供してもよい。また、案内部134は、車両Cの現在地から駐車場所Lまでの車両Cの挙動を示す挙動情報を逆算した経路も案内情報として提供してもよい。
これにより、ユーザUは、駐車した駐車場所Lに戻る際、駐車場所Lが分からなくなった場合であっても、案内情報により駐車場所Lへ容易に戻ることが可能となる。
また、案内部134は、ユーザUに対するナビゲーションの結果として、ユーザUが駐車場所Lに到着した場合、駐車場の空き状況を更新してもよい。例えば、案内部134は、駐車場情報記憶部122の駐車場所Lの空き状況を「空き」に変更して利用時間を0に戻し(初期化)、予約情報記憶部123の状態を「使用終了」に変更して経過時間を0に戻す。あるいは、案内部134は、予約情報記憶部123からユーザUの利用予約に関する情報を削除してもよい。
〔5.情報処理装置100の処理フロー〕
次に、情報処理装置100における情報処理の手順について説明する。図9は、情報処理装置100における情報処理の流れを示すフローチャートである。なお、図9では、挙動情報を用いて特定された駐車場所と、動作情報を用いて特定された駐車場所とを組み合わせる処理について説明する。
図9に示すように、情報処理装置100の制御部130は、通信部110を介してユーザUの端末装置10と通信を行い、ユーザUの端末装置10から駐車場Pの利用予約を受け付ける(ステップS101)。
制御部130は、ユーザUの端末装置10から駐車場Pの利用予約を受けて、ユーザUの車両Cに割り当てる駐車場P内の駐車場所Lを決定する(ステップS102)。例えば、制御部130は、駐車場情報記憶部122にアクセスして、駐車場P内の駐車枠の空き状況と、駐車場Pの利用予約の状況とに基づいて、ユーザUの車両Cに割り当てる駐車場P内の駐車場所Lを決定する。そして、制御部130は、ユーザUからの利用予約に関する情報を予約情報記憶部123に記憶し、ユーザUの端末装置10に対して、駐車場Pの利用予約の登録通知を行う。
そして、制御部130は、ユーザUを駐車場P内の駐車場所Lに案内する(ステップS103)。例えば、制御部130は、ユーザUの端末装置10に対して、駐車場P内の駐車場所Lに関する情報を通知する。駐車場P内の駐車場所Lに関する情報は、駐車場P内の駐車場所Lの位置情報に限らず、駐車場Pの周辺地図や駐車場Pの屋内地図等の各種地図情報を含んでいてもよい。この場合、制御部130及び端末装置10は、駐車場P内の駐車場所LをPOIとして駐車場所Lの位置を示すシンボルマークを地図上に表示したり、駐車場所Lの駐車場番号や駐車場所Lまでの経路等を音声案内したりして、ユーザUを駐車場所Lまで案内する。また、制御部130及び端末装置10は、ユーザUの車両Cが屋外を航行中はGPS等の測位システムを利用して、車両Cが屋内に入った後は自律航法(DR)の技術を用いて、車両Cを駐車場所Lまで案内してもよい。
制御部130は、ユーザUの端末装置10から、駐車開始の通知を受信する(ステップS104)。例えば、端末装置10は、ユーザUが駐車場P内の駐車場所Lに車両Cを停めた(駐車した)後、制御部130に対して駐車開始を通知する。あるいは、端末装置10は、駐車場所Lに設置されたビーコン発信機が発信する信号を、Bluetooth機能によって検知したとき、車両Cが駐車場所Lに停止したと判断し、駐車開始を示す信号を制御部130へ出力してもよい。なお、制御部130は、ユーザUの端末装置10から、駐車開始の通知を受信すると、駐車場P内の駐車場所Lへの案内を終了する。その後、ユーザUは、車両Cから降りて、端末装置10とともに、駐車場P内の駐車場所Lから移動する。
制御部130は、車両Cから降りて移動したユーザUの端末装置10に対して事前通知を行う(ステップS105)。例えば、制御部130は、駐車場P内の駐車場所Lに駐車中の車両Cについて駐車開始から一定時間(例えば2時間)が経過すると駐車料金が加算される場合、一定時間が経過する前に余裕をもってユーザUの端末装置10に、「あと○○分で駐車料金が××円加算されます」等の事前通知を行う。また、制御部130は、施設Fや駐車場Pの営業終了時間が経過する前にも余裕をもってユーザUの端末装置10に、「あと○○分で施設F/駐車場Pの営業時間が終了します」等の事前通知を行う。
制御部130は、事前通知を行った場合、ユーザUに対して、駐車場所Lに戻るか否かを確認する(ステップS106)。制御部130は、事前通知を受けたユーザUがその時点では駐車場所Lへ戻らない場合には(ステップS106;No)、次の事前通知のタイミングまで待機する(ステップS105へ戻る)。
制御部130は、ユーザUが駐車場所Lに戻る場合には(ステップS106;Yes)、ユーザUの端末装置10に対して、受付部131によって決定された駐車場所Lまでの帰路案内を行う(ステップS107)。例えば、制御部130は、駐車場Pの周辺地図や駐車場Pの屋内地図等の各種地図情報と、駐車場所Lの位置を示すシンボルマーク等のPOI情報を用いて、ユーザUの現在地から駐車場所Lまで案内する。
制御部130は、ユーザUが駐車場P内の駐車場所Lへ到着したことを確認する(ステップS108)。例えば、制御部130は、ユーザUの端末装置10から、ユーザUの動作に関する動作情報をセンサ情報として受信して、歩行者自律航法(PDR)等の技術を用いてユーザUが駐車場P内の駐車場所Lへ到着したことを確認する。あるいは、端末装置10は、駐車場所Lに設置されたビーコン発信機が発信する信号を、Bluetooth機能によって検知したとき、ユーザUが駐車場所Lに到着したと判断し、到着したことを示す信号を制御部130へ出力してもよい。この時点で、制御部130は、ユーザUの端末装置10に対する帰路案内を終了する。
制御部130は、ユーザUの端末装置10から、駐車終了の通知を受信する(ステップS109)。例えば、端末装置10は、ユーザUが端末装置10とともに駐車場P内の駐車場所Lに到着すると、制御部130に対して駐車終了通知を行う。実際には、端末装置10は、駐車場Pや第3駐車フロアPcの出入口に設置されたビーコン発信機が発信する信号を、Bluetooth機能によって検知したとき、車両Cが駐車場所Lから退出したと判断し、退出したことを示す信号を制御部130へ出力してもよい。あるいは、制御部130は、ユーザUの端末装置10の速度/加速度の変化を検知して、車両Cが駐車場所Lから退出したと判断するようにしてもよい。
〔6.変形例〕
上記実施形態に係る情報処理装置100は、上記実施形態以外にも種々の異なる形態にて実施されてよい。そこで、以下では、情報処理装置100の他の実施形態について説明する。
例えば、上記実施形態では、ユーザUが車両Cを施設Fに付随又は提携する駐車場Pに停めて駐車する場合を例に挙げて説明しているが、実際には、駐車場Pは、カーシェアリングのステーションでもよい。例えば、ユーザUが、自分が予約した車両が駐車しているステーションの位置や、ステーション内の駐車場所が分からない場合に、情報処理装置100は、ユーザUの端末装置10に対して、予約した時間よりも前に事前通知を行い、駐車場P内の駐車場所Lとして予約した車両の駐車場所までの案内を行うと好ましい。
また、車両Cは、高速バス等でもよい。例えば、高速バスが夜間に乗客のトイレ休憩等のためサービスエリア等に寄った際、ユーザUが下車した後に買物や用を済ませて自分の座席に戻る場合に、自分の戻るべきバスに乗り遅れたり、自分の戻るべきバスを見失ったり、乗り間違えたりする可能性がある。このような事態を防ぐため、情報処理装置100は、ユーザUの端末装置10に対して、高速バスの発車時刻よりも前に事前通知を行い、駐車場P内の駐車場所Lとして高速バスの駐車場所までの帰路案内を行うようにしてもよい。このとき、情報処理装置100は、高速バスから自動的に/高速バスの乗務員やユーザUからの設定登録により、高速バスの発車時刻等の情報を取得してもよい。また、端末装置10は、高速バスの出入口に設置されたビーコン発信機が発信する信号を、Bluetooth機能によって検知したとき、下車/乗車したことを示す信号を情報処理装置100へ出力してもよい。情報処理装置100は、下車したことを示す信号に応じてユーザUの端末装置10に対する事前通知の実施を決定し、乗車したことを示す信号に応じてユーザUの端末装置10に対する帰路案内を終了する。また、情報処理装置100は、駐車場P内の駐車場所Lとして、高速バス内の座席(自席)までの帰路案内を行うようにしてもよい。この場合、ユーザUにとって、高速バス自体が駐車場Pに相当し、自席が駐車場所Lに相当する。
また、上記実施形態において、情報処理装置100は、ユーザUの端末装置10に対して事前通知及び帰路案内を行っているが、実際には、ユーザUの端末装置10だけでなく、車両Cの搭乗者全員(運転者及び同乗者)の端末装置10に同様の事前通知及び帰路案内を行ってもよい。例えば、駐車場P内の駐車場所Lに駐車して車両Cから降りた後、車両Cの搭乗者が各自バラバラに行動することも想定される。そのような場合でも、車両Cが駐車場所Lから退出する際には車両Cの搭乗者が全員そろう必要がある。また、運転者は駐車場所Lの位置を覚えていても、同乗者は駐車場所Lの位置を覚えていない可能性もある。さらに、同乗者が、車両Cを覚えていない可能性や、車両Cと他の車両との見分けがつかない可能性もある。したがって、情報処理装置100は、車両Cの搭乗者の各自の端末装置10に事前通知及び帰路案内を行うと好ましい。この場合、情報処理装置100は、予約情報記憶部123に、車両Cの搭乗者全員のユーザIDを対応付けて記憶するか、通知の対象となる全ての端末装置10の端末IDを対応付けて記憶する。
また、上記実施形態において、情報処理装置100は、ユーザUの端末装置10に対して、駐車料金が変動したり営業時間が終了したりする期限時刻よりも前に事前通知を行っているが、実際には、ユーザUが指定/設定した予定時刻よりも前に事前通知を行ってもよい。この場合、予定時刻が期限時刻となる。例えば、ユーザUに他に用事があって、遅くとも予定時刻には駐車場Pを出発しなければならない場合や、予定時刻までに他の目的地に到着しなければならない場合等に、情報処理装置100は、ユーザUの端末装置10に対して、その予定時刻よりも前に事前通知を行う。なお、情報処理装置100は、ユーザUのスケジュール情報やSNS(Social Networking Service)等から予定時刻を取得してもよい。また、情報処理装置100は、ユーザUが現在地から駐車場所Lに到着するまでに要する時間(帰路所要時間)や駐車場Pから他の目的地までの所要時間等を算出し、これらを基に予定時刻から逆算して事前通知を行うタイミングを決定してもよい。
また、上記実施形態において、情報処理装置100は、ユーザUの端末装置10に対して、駐車場P内の駐車場所Lに向かうための帰路案内を行っているが、実際には、情報処理装置100ではなくユーザUの端末装置10がナビゲーション用のアプリケーション(アプリ)により帰路案内を行ってもよい。この場合、情報処理装置100は、ユーザUの端末装置10に対して、帰路案内に利用できる案内図や駐車場所Lの所在(位置)に関する情報を提供する。
また、上記実施形態において、情報処理装置100は、ユーザUの属性を考慮して、ユーザUに割り当てる駐車場所Lを決定したり、事前通知を行うタイミングを決定したりしてもよい。例えば、ある電子決済サービスの事業者が施設Fの駐車場P内の駐車枠(車室)をいくつか確保している場合、当該電子決済サービスの利用頻度が高いユーザから優先的に、確保した駐車枠の中から駐車場所Lを割り当てるようにしてもよい。また、ユーザUの電子決済サービスの利用額が一定額(例えば5万円/月等)を超えた場合には、ユーザUが駐車場Pの利用予約を行った時に駐車場所Lの駐車料金を割引/無料にするようにしてもよい。また、ユーザUが高齢者等である場合には事前通知を行うタイミングを早くするようにしてもよい。また、情報処理装置100は、ユーザUの性別や年齢等を考慮して、ユーザUが現在地から駐車場所Lに到着するまでに要する時間(帰路所要時間)を算出するようにしてもよい。このとき、情報処理装置100は、端末装置10の各センサ21〜28から出力されるセンサ情報からユーザUの移動速度を求め、ユーザUの移動速度に基づいて帰路所要時間を算出してもよい。
〔7.効果〕
上述してきたように、本願に係る情報処理装置100は、記憶部120と、案内部134とを備えることを特徴とする。記憶部120は、事前にユーザUに割り当てる駐車場P内の駐車場所Lの情報を記憶する。案内部134は、ユーザUが駐車場所Lに戻る場合にユーザUの端末装置10に対して駐車場所Lへの案内情報を提供する。これにより、測位システムを利用して駐車場所を特定することなく、ユーザが駐車した駐車場所に戻る際に駐車場所に案内することができる。
駐車場所Lは、測位システムを利用せずに特定される。このように、本願に係る情報処理装置は、駐車場所を特定する際に、GPS等の測位システムを利用する必要がない。これにより、測位システムが利用できない状況下でも駐車場の予約及び利用ができる。
また、本願に係る情報処理装置100は、受付部131をさらに備えることを特徴とする。受付部131は、ユーザUが駐車場Pを利用する前にユーザUから駐車場Pの利用予約を受け付け、利用予約に応じてユーザUに割り当てる駐車場所Lを決定し、決定した駐車場所Lの情報を記憶部120に記憶する。このように、駐車場の利用予約に伴い駐車場所の位置が特定されるため、測位システムを利用して駐車場所を特定することなく、ユーザが駐車した駐車場所に戻る際に駐車場所に案内することができる。
案内部134は、ユーザUが搭乗する車両Cが駐車場所Lに到着する前に、ユーザUの端末装置10に対して車両Cを駐車場所Lへ案内するための案内情報を提供する。これにより、ユーザUが駐車場所Lに戻る場合に限らず、車両Cを駐車場所Lまで案内することもできる。なお、GPS等の測位システムを利用したナビゲーションシステムとは異なり、駐車場所Lが屋内であっても、車両Cを駐車場所Lまで案内することができる。
本願に係る情報処理装置100は、ユーザUに駐車場所Lへの戻りを促す事前通知を行う通知部133をさらに備えることを特徴とする。このように、ユーザUの端末装置10に対して事前通知を行うため、ユーザUが駐車場所Lに戻ることを促進することができる。
通知部133は、駐車場所Lの利用料金が加算される期限時刻よりも前に事前通知を行う。このように、駐車料金が変動する前にユーザUの端末装置10に対して事前通知を行うことで、駐車料金が変動する前にユーザUが駐車場所Lに戻ることを促進することができる。
通知部133は、駐車場Pの営業時間が終了する期限時刻よりも前に事前通知を行う。このように、営業時間が終了する前にユーザUの端末装置10に対して事前通知を行うことで、営業時間が終了する前にユーザUが駐車場所Lに戻ることを促進することができる。
通知部133は、ユーザUが駐車場所Lに到着するまでの所要時間を算出し、期限時刻よりも所要時間以上前に事前通知を行う。このように、ユーザが駐車場所に到着するまでの所要時間(帰路所要時間)を算出することで、駐車料金が変動したり営業時間が終了したりする期限時刻よりも帰路所要時間以上前に事前通知を行うことができる。
通知部133は、駐車場Pまでの移動手段に関する情報を通知する。例えば、ユーザがシャトルバスを利用する場合には、シャトルバスの乗り場や発着時刻、施設までの所要時間(到着予想時間)、混雑状況等を通知する。これにより、ユーザの円滑な移動を促進することができる。
案内部134は、案内情報の提供により、ユーザUが駐車場所Lに戻るまで案内する。これにより、ユーザが駐車場所を見失って車両を探し回るという事態を回避し、駐車場からの円滑な退場を促進することができる。その結果、駐車場の混雑状況や空き状況を改善することができる。
案内部134は、案内情報の提供として、端末装置10がユーザUを駐車場所Lまで案内するために用いる情報を提供する。これにより、ユーザの所持する端末装置がナビゲーションアプリ等によりユーザを現在地から駐車場所まで案内することができる。
案内部134は、案内情報を提供した結果、ユーザUが駐車場所Lに到着した場合には、案内情報の提供を終了し、駐車場所Lの空き状況に関する情報を更新する。これにより、これにより、これまでユーザが駐車していた駐車場所が空いたことを認識し、利用予約を行っている他のユーザに駐車場所を割り当てることができる。
〔8.ハードウェア構成〕
上述してきた実施形態に係る端末装置10や情報処理装置100は、例えば図10に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。以下、端末装置10や情報処理装置100を例に挙げて説明する。図10は、端末装置10や情報処理装置100の機能を実現するコンピュータ1000の一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ1000は、CPU1100、RAM1200、ROM(Read Only Memory)1300、HDD(Hard Disk Drive)1400、通信インターフェイス(I/F)1500、入出力インターフェイス(I/F)1600、およびメディアインターフェイス(I/F)1700を有する。
CPU1100は、ROM1300又はHDD1400に記憶されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM1300は、コンピュータ1000の起動時にCPU1100によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ1000のハードウェアに依存するプログラム等を記憶する。
HDD1400は、CPU1100によって実行されるプログラム、および、かかるプログラムによって使用されるデータ等を記憶する。通信インターフェイス1500は、通信ネットワーク(図2に示したネットワークNに対応)を介して他の機器からデータを受信してCPU1100へ送り、CPU1100が生成したデータを、通信ネットワークを介して他の機器へ送信する。
CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、および、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して生成したデータを出力装置へ出力する。
メディアインターフェイス1700は、記録媒体1800に記憶されたプログラム又はデータを読み取り、RAM1200を介してCPU1100に提供する。CPU1100は、かかるプログラムを、メディアインターフェイス1700を介して記録媒体1800からRAM1200上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体1800は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、又は半導体メモリ等である。
例えば、コンピュータ1000が実施形態に係る端末装置10や情報処理装置100として機能する場合、コンピュータ1000のCPU1100は、RAM1200上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部130の機能を実現する。また、HDD1400には、記憶部120内のデータが記憶される。コンピュータ1000のCPU1100は、これらのプログラムを記録媒体1800から読み取って実行するが、他の例として、他の装置から通信ネットワークを介してこれらのプログラムを取得してもよい。
〔9.その他〕
以上、本願の実施形態を説明したが、これら実施形態の内容により本発明が限定されるものではない。また、前述した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のもの、いわゆる均等の範囲のものが含まれる。さらに、前述した構成要素は適宜組み合わせることが可能である。さらに、前述した実施形態の要旨を逸脱しない範囲で構成要素の種々の省略、置換又は変更を行うことができる。
また、上記実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部又は一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部又は一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部又は一部を、各種の負荷や使用状況等に応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。
例えば、上述した情報処理装置100は、複数のサーバコンピュータで実現してもよく、また、機能によっては外部のプラットホーム等をAPI(Application Programming Interface)やネットワークコンピューティング等で呼び出して実現する等、構成は柔軟に変更できる。
また、上述してきた実施形態および変形例は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
また、上記してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」等に読み替えることができる。例えば、受付部131は、受付手段や受付回路に読み替えることができる。
1 情報処理システム
10 端末装置
14 測位部
21 加速度センサ
22 ジャイロセンサ
23 気圧センサ
24 気温センサ
25 音センサ
26 光センサ
27 歩数センサ
28 画像センサ
100 情報処理装置
121 ユーザ情報記憶部
122 駐車場情報記憶部
123 予約情報記憶部
124 センサ情報記憶部
130 制御部
131 受付部
132 取得部
133 通知部
134 案内部

Claims (14)

  1. 事前に利用者に割り当てる駐車場内の駐車場所の情報を記憶する記憶部と、
    前記利用者が前記駐車場所に戻る場合に前記利用者の端末装置に対して前記駐車場所への案内情報を提供する案内部と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記駐車場所は、測位システムを利用せずに特定される
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記利用者が駐車場を利用する前に前記利用者から前記駐車場の利用予約を受け付け、前記利用予約に応じて前記利用者に割り当てる前記駐車場所を決定し、決定した前記駐車場所の情報を前記記憶部に記憶する受付部
    をさらに備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記案内部は、前記利用者が搭乗する車両が前記駐車場所に到着する前に、前記利用者の端末装置に対して前記車両を前記駐車場所へ案内するための案内情報を提供する
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  5. 前記利用者に前記駐車場所への戻りを促す事前通知を行う通知部
    をさらに備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  6. 前記通知部は、前記駐車場所の利用料金が加算される期限時刻よりも前に前記事前通知を行う
    ことを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記通知部は、前記駐車場の営業時間が終了する期限時刻よりも前に前記事前通知を行う
    ことを特徴とする請求項5又は6に記載の情報処理装置。
  8. 前記通知部は、前記利用者が前記駐車場所に到着するまでの所要時間を算出し、期限時刻よりも前記所要時間以上前に前記事前通知を行う
    ことを特徴とする請求項6又は7に記載の情報処理装置。
  9. 前記通知部は、前記駐車場までの移動手段に関する情報を通知する
    ことを特徴とする請求項5〜8のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  10. 前記案内部は、前記案内情報の提供により、前記利用者が前記駐車場所に戻るまで案内する
    ことを特徴とする請求項1〜9のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  11. 前記案内部は、前記案内情報の提供として、前記端末装置が前記利用者を前記駐車場所まで案内するために用いる情報を提供する
    ことを特徴とする請求項1〜9のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  12. 前記案内部は、前記案内情報を提供した結果、前記利用者が前記駐車場所に到着した場合には、前記案内情報の提供を終了し、前記駐車場所の空き状況に関する情報を更新する
    ことを特徴とする請求項1〜11のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  13. コンピュータが実行する情報処理方法であって、
    事前に利用者に割り当てる駐車場内の駐車場所を記憶する記憶工程と、
    前記利用者が前記駐車場所に戻る場合に前記利用者の端末装置に対して前記駐車場所への案内情報を提供する案内工程と
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
  14. 事前に利用者に割り当てる駐車場内の駐車場所を記憶する記憶手段と、
    前記利用者が前記駐車場所に戻る場合に前記利用者の端末装置に対して前記駐車場所への案内情報を提供する案内手段と
    をコンピュータに実行させることを特徴とする情報処理プログラム。
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