JP3055613B2 - レピーター機能付き携帯端末の通信方式 - Google Patents

レピーター機能付き携帯端末の通信方式

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JP3055613B2
JP3055613B2 JP25627297A JP25627297A JP3055613B2 JP 3055613 B2 JP3055613 B2 JP 3055613B2 JP 25627297 A JP25627297 A JP 25627297A JP 25627297 A JP25627297 A JP 25627297A JP 3055613 B2 JP3055613 B2 JP 3055613B2
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健二 高木
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】移動通信の有る基地局サービ
からわずかに外れた位置にいる携帯端末に対し、レピ
ーター機能を有するレピート携帯端末をレピーターとし
てTDD(タイムデビジョンデュープレックス)ハーフ
レートで基地局と携帯端末との間の通信を行うレピータ
ー機能付き携帯端末の通信方式に属する。
【0002】
【従来の技術】従来、携帯端末を持つ加入者が基地局の
サービスエリアからわずかでも外側にいた場合には、携
帯端末によって通信を確保することができない。携帯端
末によって通信を確保するには、基地局を増設するか、
或いは専用のレピーターを基地局のサービスエリアの境
界に設置して基地局と携帯端末からの電波とを中継する
ことによりサービスを確保する必要がある。
【0003】従来の専用レピーターとしては、図5に示
すように、基地局からの電波F1を受信機51によって
受信し、その受信内容を送信機52によって携帯端末方
向へ受信する。このとき、受信周波数と送信周波数とは
同一である。
【0004】一方、形態端末からの電波F2を受信機5
4によって受信し、受信内容を送信機55によって基地
局方向へ送信する。このとき、受信周波数と送信周波数
とは同一である。
【0005】携帯端末から基地局方向への電波もF1の
場合は、回り込みを避けるため、形態端末方向の送信機
が動作中には携帯端末方向の受信機は動作しないように
制御する。同様に、基地局方向の送信機55が動作中に
は、基地局方向の送信機54は、動作しないように制御
する。
【0006】また、基地局から受信した電波と同一周波
数の電波を携帯端末方向に放射するために、送信機51
から受信機52への回り込みをさけるため、受信アンテ
ナ61と送信アンテナ62とのアイソレーションを取っ
ている。
【0007】このように、従来のレピーターは、送信機
52,55及び受信機51,54をそれぞれ2台持つ構
成となっている。
【0008】また、従来技術として、特開平5−344
037公報には、携帯無線電話に基地局からの電波の中
継機能を持たせて、ビルディングや地下街の中など、そ
のままでは基地局からの電波が届かず、通話不能な場合
においては、基地局からの電波を中継することにより通
話を可能にする携帯無線電話が開示されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、基地局
を増設してエリア外の携帯端末の通信を確保する場合に
は、基地局を構築する場合には、送受信機、送受信アン
テナ、電源設備、局舎、鉄塔等を設置する事になるので
コストがかかるのみならず、設置も大変である。
【0010】また、専用レピーターを設置する場合にお
いては、携帯端末と比較するとそれなりの設備が必要で
高価となる。
【0011】すなわち、レピーターは、一般的に基地局
から端末方向とその逆方向の増設器を有する無線送信機
52,55及び受信機(つまり通常の無線機2台分)5
1,54をそれぞれ有しているため、設備が携帯端末ほ
ど簡単ではない。
【0012】また、基地局から受信した電波と同一周波
数の電波を端末方向に放射するために、送信機52から
受信機51への回り込みをさけるため、受信アンテナ6
1と送信アンテナ62のアイソレーションを取る必要が
あり、その為にはアンテナの設置間隔を離す必要がある
のでアンテナを設置するある程度の長さを持ったポール
或いは鉄塔が必要で高価な物になる。
【0013】さらに、特開平5−344037公報のよ
うに携帯無線電話に基地局からの電波の中継機能を持た
せた端末の事例はあるが、本発明の様に一端自端末に具
備した蓄積メモリーに中継先に送るデータまたは中継先
から受けるデータを蓄積し自端末に予め設定した送受信
タイミングでハーフレートで行う端末は報告されていな
い。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、基地局
の移動通信サービスのエリアから外に位置する第1の携
帯端末に対して前記基地局及び前記第1の携帯端末間で
通信を仲介する第2の携帯端末を有し、該第2の携帯端
末は、通信内容を一時的に蓄積するメモリーと、該メモ
リーへの送受信データを蓄積した後、前記メモリーから
レピート先へ転送を行なうために切り替えを行うスイッ
チ機能とを具備し、前記基地局及び前記第2の携帯端末
間の通信をハーフレートによって行うレピーター機能付
き携帯端末の通信方式において、仲介される通信内容を
前記第2の携帯端末が受信したい場合に、前記第2の携
帯端末がハーフレート化された前記送信データを送信で
きるまで待ち、前記スイッチ機能を切り替えることによ
って前記第1の携帯端末へ送信することを特徴とするレ
ピーター機能付き携帯端末の通信方式が得られる。
【0015】
【0016】
【発明の実施の形態】図1は、本発明のレピーター機能
付き携帯端末の通信方式の一実施の形態例を示してい
る。図2は、レピーター機能付き携帯端末を示してい
る。
【0017】図1及び図2を参照して、レピーター機能
付き携帯端末の通信方式は、基地局Aの移動通信サービ
スのエリアから外に位置する第1の携帯端末Cに対して
基地局A及び第1の携帯端末C間で通信を仲介する第2
の携帯端末Bを有している。
【0018】第2の携帯端末Cは、通信内容を一時的に
蓄積するメモリー11と、メモリー11への送受信デー
タを蓄積した後、メモリー11からレピート先へ転送を
行うために切り替えを行うスイッチ機能12a,12b
と、送受信を共用するアンテナ13と、アンテナ共用器
14と、アンテナ共用器14へ送信する送信機15と、
アンテナ共用器14から受信する受信機16と、受信機
16から音声を発生させるスピーカー17と、送信機1
5へ音声信号を送信するマイク18を具備している。
【0019】基地局Aと第1の携帯端末C間の通信は、
TDD(タイム・デビジョン・デュープレックス)ハー
フレートにより行なわれる。第1の携帯端末Cが基地局
Aのサービスエリア外に位置する場合、そのままでは第
1の携帯端末Cに基地局Aとの通信を提供できないが、
レピーター機能を有する第2の携帯端末Bを基地局Aの
サービスエリア境界線内に配置し、サービスエリア外に
位置する第1の携帯端末Cが第2の携帯端末Bと通信可
能な範囲に位置すれば、第1の携帯端末CはTDDハー
フレートで基地局Aとの通信が可能となる。
【0020】図1に示したように、先ず、エリア外に位
置する第1の携帯端末Cが基地局Aと通信したい場合、
第2の携帯端末Bを基地局Aのサービスエリア境界内に
配置する。この場合、第2の携帯端末Bと第1の携帯端
末Cとは、通信可能な距離にあることとする。基地局A
と第1の携帯端末Cはレピーターを使用するモードによ
って、且つTDDハーフレートで通信を行うモードに設
定する。
【0021】図2に示したように、第2の携帯端末B
は、通常の構成に内部にメモリー11を持ち、スイッチ
機能12aのX,スイッチ機能12bのYで受信内容を
一時メモリー11に蓄えた後、送信側に転送する。
【0022】図3は通信のフローを示している。基地局
Aと第1の携帯端末Cは、レピーターを使用するモード
で、且つ通常の送信回数の半分の送受信回数となるた
め、TDDハーフレートで通信を行うモードに設定す
る。
【0023】以下、実施の形態例の動作を説明する。図
1を参照して、第2の携帯端末Bは、レピーターとして
使用することを基地局Aに通知する。基地局Aはレピー
ターとして使用することを認識する。第1の携帯端末C
は第2の携帯端末Bの仲介を受けるモードに設定する。
基地局Aと第1の携帯端末Cとの間の通信は、TDDハ
ーフレートとなる。
【0024】図3を参照して、基地局Aは周波数F1で
[1],[2],[3]の通信内容を送信する。この場
合、[1]はレピート携帯端末Bが基地局Aと通信する
時に使われる。[2]は第2の携帯端末Bにより仲介さ
れる通信内容とする。2回で送信のデータを1回分にハ
ーフレート化する。[3]は別の携帯端末を使用するも
のとする。
【0025】第2の携帯端末Bが基地局Aと通話する
時、第2の携帯端末Bが[1]を受信した場合、図2に
示したスイッチYはT側に接続され、受信内容がスピー
カー17から聞ける。また、スイッチXはU側に接続さ
れ、第2の携帯端末Bの通信内容が第2の携帯端末Bの
送信タイミング[4]で基地局Aに送信される。
【0026】次に、第2の携帯端末Bが基地局Aと第1
の携帯端末Cの仲介をする時、第2の携帯端末Bが
[2]を受信したい場合、スイッチYはS側に接続され
受信内容は一時的にメモリーに蓄積される。
【0027】第2の携帯端末Bが[2]を送信出来るタ
イミング間で待ち、スイッチXをV側に接続する。受信
内容は送信機15より第1の携帯端末Cに送信する。送
信回数が半分となるので2回で送信のデータを1回分に
ハーフレート化する。
【0028】第2の携帯端末Bが基地局Aと第1の携帯
端末Cとの仲介の場合、[2]が基地局Aより送信さ
れ、第2の携帯端末Bで受信される。第2の携帯端末B
は一時的に受信内容を蓄積メモリーに蓄積(ストアー)
する。第2の携帯端末Bの送信タイミングまで待ち
[2]を送信する。[2]は第1の携帯端末Cに受信さ
れる。同時に基地局Aにも受信されるが、基地局Aはこ
れを無視する。第1の携帯端末Cは仲介を受けるモード
に設定されるため、次は[12]が来るまで受信を受け
付けない。
【0029】一方、第1の携帯端末Cからの通信内容は
[7]のタイミングで第1の携帯端末Cから送信され
る。この時点で混信を避ける為、基地局Aは電波を発射
しない。[7]は第2の携帯端末Bに受信され、一時的
にメモリーに蓄積される。次に、第2の携帯端末Bの送
信タイミングに基地局Aに向け送信される。
【0030】図4は、送信機15及び受信機16の具体
例を示している。図4において、送信機15は、変調回
路15aと電力増幅回路15bとを有している。受信機
16は、高周波増幅回路16a、混合回路16b、及び
復調回路16cとを有している。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、エリア外に位置する携
帯端末に通信を提供するため、基地局のサービスエリア
内の境界線付近にレピーター機能を有する第2の携帯端
末を配置し、基地局とサービスエリアのわずかに外にい
る第1の携帯端末との間の通信を仲介させハーフレート
で通信することにより、基地局の増設或いは専用のレピ
ーター(送信機及び受信機それぞれ2台で構成)の様な
高価な設備を設置することなく、しかもそれらを設置し
たと同様の効果を得られる。
【0032】また、レピーター機能(通信内容を一時的
に蓄積するメモリーと受信タイミング及び送信タイミン
グでメモリーに蓄積或いは読み出しの為のスイッチ)を
有する第2の携帯端末をレピーターとして使用すること
により、大がかりな基地局や専用のレピーターを設置し
なくとも、基地局サービスエリアよりわずかに外側にい
る携帯端末に通信を提供できるという効果がある。
【0033】したがって、レピーター機能を有する携帯
端末(メモリー及びスイッチを有する)を使用すること
により、基地局の通信をエリア外の携帯端末に転送可能
となることから、従来の専用レピーターを使用すること
なく、簡易的な携帯端末により、通信を仲介する事が出
来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のレピーター機能付き携帯端末の通信
式の一実施の形態例を示す構成図である。
【図2】図1に示したレピーター機能を有する第2の携
帯端末の構成を示すブロック図である。
【図3】図1に示したレピーター機能の通信内容の実施
フローを示すフロー図である。
【図4】図2に示した第2の携帯端末の具体例を示すブ
ロック図である。
【図5】従来の専用レピーターを示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
11 メモリー 12a,12b スイッチ機能 13 アンテナ 14 アンテナ共用器 15 送信機 16 受信機 17 スピーカー A 基地局 B 第2の携帯端末 C 第1の携帯端末
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/26 H04Q 7/04 - 7/38

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基地局の移動通信サービスのエリアから
    外に位置する第1の携帯端末に対して前記基地局及び前
    記第1の携帯端末間で通信を仲介する第2の携帯端末を
    有し、該第2の携帯端末は、通信内容を一時的に蓄積す
    るメモリーと、該メモリーへの送受信データを蓄積した
    後、前記メモリーからレピート先へ転送を行なうために
    切り替えを行うスイッチ機能とを具備し、前記基地局及
    び前記第2の携帯端末間の通信をハーフレートによって
    行うレピーター機能付き携帯端末の通信方式において、 仲介される通信内容を前記第2の携帯端末が受信したい
    場合に、前記第2の携帯端末がハーフレート化された前
    記送信データを送信できるまで待ち、前記スイッチ機能
    を切り替えることによって前記第1の携帯端末へ送信す
    ことを特徴とするレピーター機能付き携帯端末の通信
    方式
JP25627297A 1997-09-22 1997-09-22 レピーター機能付き携帯端末の通信方式 Expired - Lifetime JP3055613B2 (ja)

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KR101319553B1 (ko) * 2011-10-17 2013-10-29 주식회사 호서텔넷 단일채널을 이용한 데이터중계시스템 및 방법

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