JP4045008B2 - 基板処理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、基板に対して一連の処理を行う基板処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
液晶表示装置またはプラズマ表示装置用のガラス基板(FPD基板)や半導体ウエハ等の製造プロセスにおいては、基板の表面にレジスト膜を形成して露光・現像を行う基板処理装置が必要である。この基板処理装置の中には、複数の処理ユニットを接続して一貫した処理を可能にした装置(インラインシステム)があり、例えばフォトリソグラフィ工程では、露光機と接続してレジスト塗布前洗浄からレジスト塗布・露光・現像までを連続して行えるようにしたコータ/デベロッパ装置がある。
【0003】
このような基板処理装置が、例えば特許公報(特許番号第2519096号)に開示されている。この基板処理装置は、回転式洗浄ユニット(スピンスクラバ)、回転式塗布ユニット(スピンコータ)、回転式現像ユニット(スピンデベロッパ)、加熱ユニット、露光機などの処理部を有し、キャリッジ(搬送ロボット)が各処理部に基板を搬入・搬出する。ここでは、キャリッジに基板を保持するピンセットが取り付けられており、キャリッジが水平方向に動いて各処理部間を移動し、ピンセットにより各処理部に基板を搬出入する。
【0004】
また、本願出願人も、特許出願(特願平09−312963号)の基板処理装置を提案している。この基板処理装置は、水平方向に移動しない旋回ロボットにより各処理部に基板を搬入・搬出するもので、受渡部を介して基板が旋回ロボット等で搬送される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記各基板処理装置では、キャリッジが移動するためのスペースや基板を受け渡すための受渡部のスペースが必要となり、基板処理装置の設置に必要な平面的なスペースが大きくなる。この占有スペースの問題は、限られたクリーンルームのスペースに設置しなければならない基板処理装置にあっては、重要な問題である。
【0006】
本発明の課題は、基板処理装置を平面的に小さな装置にすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る基板処理装置は、基板を所定方向に搬送しつつ基板に対して一連の処理を行うための複数の処理部を有するラインを備えた装置であって、多段処理部と、ロボットとを備えている。多段処理部は、ラインに含まれ、搬入室及び搬出室と処理室とが上下方向に重ねられたものである。搬入室は、基板の搬入するためのものであり、搬出室は基板を搬出するためのものである。処理室は、基板に対して処理を施す室である。ロボットは、搬入室、搬出室及び処理室の間で基板の移動を行う。そして、ラインに含まれ多段処理部に隣接する別処理部が、搬入室及び搬出室の少なくとも一方と概ね同じ高さに位置している。
【0008】
従来は、基板を搬入あるいは搬出するための場所がロボットの近傍に設けられており、この場所を利用して基板を搬送している。
【0009】
これに対し、本発明では、基板の搬入あるいは搬出のための場所である搬入室及び搬出室を処理室に重ねている。すなわち、搬入室及び搬出室と処理室とを上下に重ねて配置することで、従来設けられていた基板を搬入あるいは搬出するためのロボット近傍の場所(スペース)を他の目的に使ったり省略することができる。このスペースを詰めていけば、機能や性能を低下させることなく、基板処理装置を平面的に小さな装置とすることができる。また、搬入室及び搬出室を多段処理部に設けているため、例えば、ある基板の搬出前に多段処理部へ別の基板を搬入することも可能となり、また、多段処理部の前処理部の搬送路と多段処理部の後処理部の搬送路とが異なる場合にも、搬入室を前処理部の搬送路に対応させ、搬出室を後処理部の搬送路に対応させることができる。
【0010】
また、別処理部と多段処理部の搬入室及び搬出室の少なくとも一方とが概ね同じ高さに位置しているので、別処理部と多段処理部との間の基板の搬送をスムーズに行わせることができる。例えば、多段処理部での処理を終えた基板を搬出室に移動させれば、隣の別処理部への搬送は、何らかの搬送手段(コンベア搬送手段やスライダー搬送手段等)で基板を平行移動させるだけで済む。
【0011】
請求項2に係る基板処理装置は、請求項1に記載の装置において、多段処理部は上下方向に重ねられた複数の処理室を有している。
【0012】
ここでは、搬送室と複数の処理室とを上下に重ねているので、よりスペース効率が向上し、より基板処理装置の占有スペースを小さくすることができる。
【0013】
請求項3に係る基板処理装置は、請求項1に記載の装置において、搬入室及び搬出室は基板を搬送する搬送手段を有している。
【0014】
ここでは、搬送手段を働かせることにより、基板を多段処理部に搬入したり多段処理部から搬出したりできる。
【0015】
請求項4に係る基板処理装置は、請求項1に記載の装置において、ロボットは基板保持アームを有している。基板保持アームは、上下方向に移動可能であり、搬入室、搬出室及び処理室に進入及び退出が可能である。
【0016】
ここでは、ロボットが、基板保持アームによって基板を保持して、基板を搬入室、搬出室及び処理室の間で移動させる。
【0017】
請求項5に係る基板処理装置は、請求項1に記載の装置において、別処理部と、別処理部と隣接する搬入室又は搬出室と、の間で基板を平行移動させる搬送手段をさらに備えている。
【0018】
請求項6に係る基板処理装置は、請求項1から5のいずれかの記載の装置において、別処理部は、基板の通過のための通過室と基板に対して処理を施す処理室とが上下方向に重ねられた多段構成であり、別処理部の通過室が搬入室と概ね同じ高さに位置する。
【0019】
請求項7に係る基板処理装置は、所定位置にある基板を各処理部に搬送して一連の処理を行った後に基板を所定位置に戻す装置であって、行きラインと帰りラインとから成る。この基板処理装置は、第1多段処理部と、第2多段処理部と、ロボットとを備えている。第1多段処理部は、行きライン及び帰りラインの一方に含まれるもので、通過室と処理室とが上下方向に重ねられている。通過室は、基板の通過のための室である。処理室は、基板に対して処理を施す室である。第2多段処理部は、行きライン及び帰りラインの他方に含まれるとともに第1多段処理部と対向して配置され、基板に対して処理を施す処理室を少なくとも含んでいる。ロボットは、第1多段処理部及び第2多段処理部の処理室への基板の移動を行う。そして、行きライン又は帰りラインでの基板に対する1つの処理部が第1多段処理部と第2多段処理部の処理室によって施される。
【0020】
この基板処理装置は、行きラインと帰りラインとを有しており、各処理を終えた基板を元の場所に戻す装置である。このような装置の場合、レイアウト上、あるいは類似の処理部に関する設備を集約したりする関係上、帰りラインの途中に行きラインでの処理で使用する処理部が配置されたり、行きラインの途中に帰りラインでの処理で使用する処理部が配置されたりすることがある。こうしたレイアウトのときには、これらの処理部を回避するようにして基板が搬送される。この回避は、旋回ロボットと受渡部との組み合わせや平面上を移動するロボット等により行われる。
【0021】
これに対し、本発明では、通過室と処理室とを上下方向に重ねた第1多段処理部を備えているため、例えばこれを帰りラインの途中に配置して行きラインでの処理に第1多段処理部の処理室を使用するとした場合でも、帰りラインを搬送されている基板が、第1多段処理部を回避することなく、通過室を通過することができる。これにより、第1多段処理部を回避する基板の搬送に関する手間を省くことができ、装置コストや搬送時間を抑えることができる。
【0022】
請求項8に係る基板処理装置は、請求項7に記載の装置において、第2多段処理部は、処理室と上下方向に重ねて配置され、基板の搬入あるいは搬出のための搬送室をさらに含み、ロボットは、第1多段処理部の処理室、第2多段処理部の処理室、及び第2多段処理部の搬送室の間で基板の移動を行う。
【0023】
ここでは、ロボットのアクセスにより、第1及び第2多段処理部の処理室を使って一連の処理を基板に施すことができる。なお、第1多段処理部の通過室は、単に基板を通過させるだけの室であるため、ロボットのアクセスがない。
【0024】
請求項9に係る基板処理装置は、請求項7又は8に記載の装置において、第1及び第2多段処理部は、基板に対して加熱を行う加熱室を含む多段オーブンである。
【0025】
ここでは、第1及び第2多段処理部が多段オーブンであり、これらを近接させれば計器やユーティリティを集中させることができる。
【0026】
請求項10に係る基板処理装置は、請求項9に記載の装置において、第1及び第2多段処理部の処理室における処理の前に基板に洗浄処理を含む処理を施す洗浄処理部をさらに備えており、洗浄処理部は、連続的に搬送される基板に対して処理を行う処理部である。また、第1及び第2多段処理部の少なくとも一方はバッファ室を有している。バッファ室は、基板の一時保管のための室であり、処理室、通過室、あるいは搬送室と上下方向に重ねられている。
【0027】
ここでは、洗浄処理部において基板が連続的に処理されるため、制御の困難性を和らげるために、バッファ室を第1及び第2多段処理部の少なくとも一方に設けている。バッファ室は処理室、通過室、あるいは搬送室と上下方向に重ねて配置されており、バッファ室のための新たなスペースは必要ない。
【0028】
請求項11に係る基板処理装置は、請求項7に記載の基板処理装置において、第1多段処理部と第2多段処理部とはロボットを挟んで対向するように配置されている。また、この基板処理装置は、請求項7に記載の基板処理装置において、第3多段処理部と、第4多段処理部と、第2ロボットとをさらに備えている。第3多段処理部は、行きライン及び帰りラインのうち第1多段処理部と同じラインに含まれる処理部であり、第1多段処理部に隣接して設けられる。この第3多段処理部は、基板の搬入のための第1搬送室と、基板の搬出のための第2搬送室と、基板に対して処理を施す処理室とが上下方向に重ねられたものである。第4多段処理部は、行きライン及び帰りラインのうち第2多段処理部と同じラインに含まれる処理部であり、第2多段処理部に隣接して設けられる。第4多段処理部と第3多段処理部とは対向するように配置される。この第4多段処理部は、基板の通過のための通過室と、基板に対して処理を施す処理室とが上下方向に重ねられたものである。第2ロボットは、第1及び第2多段処理部の間のロボットとは別個に設けられるロボットであり、第3及び第4多段処理部の間に設けられる。この第2ロボットは、第3及び第4多段処理部の処理室及び各搬送室にアクセスが可能である。
【0029】
ここでは、例えば第1及び第3多段処理部が行きラインに第2及び第4多段処理部が帰りラインに含まれている場合、行きラインで行う一連の処理を第3及び第4多段処理部の各処理室に第2ロボットで基板を運んで行わせ、帰りラインで行う一連の処理を第1及び第2多段処理部の各処理室にロボットで基板を運んで行わせることができる。行きラインでは使用しない第1多段処理部が行きラインに、帰りラインでは使用しない第4多段処理部が帰りラインに含まれているが、これらの第1及び第4多段処理部にはそれぞれ通過室があるため、基板は、これらの第1及び第4多段処理部を平面的に迂回することなく、通過室を通過することができる。
【0030】
請求項12に係る基板処理装置は、請求項11に記載の基板処理装置において、第3多段処理部は第1多段処理部の通過室を通過して搬送されてきた基板を搬入する搬入室をさらに有し、第1多段処理部の通過室と第3多段処理部の搬入室とは同じ高さ位置に配置されている。
【0031】
請求項13に係る基板処理装置は、請求項11に記載の基板処理装置において、第1多段処理部の通過室は基板をコンベア搬送するものであり、第3多段処理部の搬送室は基板の搬入あるいは搬出のためのコンベアを有しており、通過室のコンベアと第2多段処理部のコンベアとが基板を搬送可能とすべく同じ高さに設けられている
【0032】
発明の実施の形態】
[第1実施形態]
<構成>
本発明の基板処理装置の一実施形態(第1実施形態)を図1に示す。基板処理装置は、複数の処理ユニットを接続して一貫した処理を可能にしたコータ/デベロッパ装置であって、露光機50、タイトラー60、及びエッジ露光機70と接続し、フォトリソグラフィ工程においてレジスト塗布前洗浄からレジスト塗布・露光・現像までを連続して行えるようにするものである。
【0033】
基板処理装置は、主として、インデクサー部2、洗浄ユニット10、脱水ベークユニット20a,20b、レジスト塗布ユニット30、プリベークユニット40a,40b、現像ユニット80、及びポストベークユニット90a,90b、空冷ユニット99の各処理部と、旋回ロボット4a〜4eとを備えている。インデクサー部2から露光機50までの行きラインには、洗浄ユニット10、ポストベークユニット90b、脱水ベークユニット20a、レジスト塗布ユニット30、プリベークユニット40a等が配置される。露光機50からの帰りラインには、プリベークユニット40b、現像ユニット80、脱水ベークユニット20b、ポストベークユニット90a、空冷ユニット99等が配置される。また、旋回ロボット4eの近傍には、露光機50に対して基板を受け渡す際の受け渡し場所あるいは一時的な待避場所となるバッファ部8a〜8cが設けられている。この基板処理装置はユニカセット方式であり、インデクサー部2に載置されたカセット3からガラス基板(以下、基板という。)を取り出して各処理部へ送り出し、各処理工程を終えた基板を同じカセット3に収納する。カセット3からの取り出し及びカセット3への収納は、基板を保持して旋回可能なアームを備えカセット3の列に沿って移動可能なインデクサーロボット2aによって行う。
【0034】
洗浄ユニット10は、連続枚葉式の処理部であって、搬入部12、洗浄部13、液滴除去部14、及び搬出部15からなる。また、搬入部12の上部には、UVオゾン洗浄室11が設けられている。すなわち、洗浄ユニット10の上にUVオゾン洗浄室11が重ねられている。UVオゾン洗浄室11から搬入部12まではインデクサーロボット2aにより基板を搬送する。搬入部12から搬出部15までは、コンベアによって基板を搬送しつつ、洗浄や液滴除去等の処理を行う。洗浄部13では、純水あるいは薬液を用いたブラシ,超音波,高圧スプレー等による洗浄が行われる。なお、コンベアはクリーンルーム内に対応した発塵性の少ないローラコンベアを採用している。
【0035】
脱水ベークユニット20a,20bは、静止式の処理室、コンベア室(搬送室)、及び通過室が多段に積み上げられたユニットである。図3に脱水ベークユニット20a,20bの構成を示す。脱水ベークユニット20aは、下から、冷却室(CP)25a、搬入用コンベア室(IN C/V)21、搬出用コンベア室(OUT C/V)26、冷却室(CP)25c、密着強化室(AP)24の順で多段に室が重ねられたユニットである。脱水ベークユニット20bは、旋回ロボット4bを挟んで脱水ベークユニット20aと反対側の帰りラインに配置されており、下から、冷却室(CP)25b、通過室(THROUGH C/V)27、バッファ室(BF)22、2つの加熱室(HP)23a,23bの順で多段に室が重ねられたユニットである。バッファ室22内には、複数の基板を保管することができるように、複数の載置部22aが設けられている。搬入用コンベア室21、搬出用コンベア室26、及び通過室27には、それぞれコンベアが配備されている。脱水ベークユニット20aの搬入用コンベア室21の高さレベルは、洗浄ユニット10の搬出部15の高さレベルと同じである。
【0036】
レジスト塗布ユニット30は、枚葉式の処理部であって、搬入部31、スピンコータ部32、レベリング処理部33、エッジリンス部34、及び搬出部35からなる。搬入部31の高さレベルは、脱水ベークユニット20aの搬出用コンベア室26の高さレベルと同じである。搬入部31から搬出部35までは、基板を隣接する処理部へ順送りしてゆくスライダー5a〜5dによって基板を搬送する。スライダー5a〜5dについては後に詳述する。
【0037】
プリベークユニット40a,40bは、静止式の処理室及び搬送室が多段に積み上げられたものである。図4にプリベークユニット40a,40bの構成を示す。プリベークユニット40aは、下から、冷却室(CP)43a、空室、搬入用コンベア室(IN C/V)41、冷却室(CP)43b、加熱室(HP)42aの順で多段に室が重ねられたユニットである。プリベークユニット40bは、旋回ロボット4cを挟んでプリベークユニット40aと反対側の帰りラインに配置されており、下から、冷却室(CP)43c、通過室(THROUGH C/V)44、空室、2つの加熱室(HP)42b,42cの順で多段に室が重ねられたユニットである。搬入用コンベア室41及び通過室44には、それぞれコンベアが配備されている。プリベークユニット40aの搬入用コンベア室41の高さレベルは、レジスト塗布ユニット30の搬出部35の高さレベルと同じである。
【0038】
現像ユニット80は、連続枚葉式の処理部であって、搬入部81、現像部82、水洗部83、乾燥部84、及び搬出部85からなる。搬入部81から搬出部85までは、コンベアによって基板を水平方向に搬送する。搬入部81の高さレベルは、プリベークユニット40aの通過室44の高さレベルと同じである。
【0039】
ポストベークユニット90a,90bは、静止式の処理室、搬送室、及び通過室が多段に積み上げられたユニットである。図5にポストベークユニット90a,90bの構成を示す。ポストベークユニット90aは、下から、冷却室(CP)94b、搬入用コンベア室(IN C/V)91、搬出用コンベア室(OUTC/V)95、2つの加熱室(HP)93b,93cの順で多段に室が重ねられたユニットである。ポストベークユニット90bは、旋回ロボット4aを挟んで反対側の行きラインに配置されており、下から、冷却室(CP)94a、通過室(THROUGH C/V)96、バッファ室(BF)92、空室、加熱室(HP)93aの順で多段に室が重ねられたユニットである。バッファ室92内には、複数の基板を保管することができるように、複数の載置部92aが設けられている。搬入用コンベア室91、搬出用コンベア室95、及び通過室96には、それぞれコンベアが配備されている。ポストベークユニット90aの搬入用コンベア室91の高さレベルは、脱水ベークユニット20bの通過室27、現像ユニット80の搬出部85、及びプリベークユニット40bの通過室44の高さレベルと同じである。また、ポストベークユニット90aの搬出用コンベア室95の高さレベルは、空冷ユニット99の高さレベルと同じである。
【0040】
旋回ロボット4a〜4eは、旋回することはできるが水平方向に移動するような機構は有していない、いわゆるクラスタタイプのロボットである。この旋回ロボット4a〜4eは、図2に示すように、それぞれ、旋回と昇降が可能な胴部101と、胴部101から延びるアーム部102と、アーム部102の先端に装着され基板を保持する保持部103とを有している。旋回ロボット4a〜4eは、多段に重ねて積み上げられた各処理室、コンベア室、及び通過室に対して旋回と昇降の動作をして正対し、アーム部102の進退及び胴部101の上下動により基板の取り替えまたは受渡しの動作をして基板を移動させる。例えば、脱水ベークユニット20a,20b間に配置された旋回ロボット4bは、図2において実線及び点線で示すように態様を変えることができる。
【0041】
スライダー5a〜5dは、矩形運動により基板の位置を一方向に対して所定距離だけスライドさせるものであり、レジスト塗布ユニット30の各部間に設けられている。例えば、搬入部31とスピンコータ部32との間に配置されるスライダー5aは、図6の点線で示す位置に移動し両腕を広げて搬入部31から基板をすくい上げる。そして、スピンコータ部32に水平移動して基板を下ろす。
【0042】
<基板処理>
次に、基板処理装置による基板の処理について、順に説明する。
【0043】
インデクサー部2においてインデクサーロボット2aによりカセット3から取り出された基板は、まず、UVオゾン洗浄室11に運ばれ、紫外線の照射によって表面の有機汚染物が酸化分解される。この処理を終えた基板は、インデクサーロボット2aによって搬入部12に移される。基板は、搬入部12から洗浄部13へと運ばれ、ロールブラシによるスクラブ洗浄、超音波スプレー洗浄、及び高圧ジェットスプレーによる純水での洗浄が行われる。ここでの洗浄は、例えばアルカリ洗浄液等を用いて処理するものであってもよい。この後、基板は、液滴除去部14において、エアーナイフにより表面に残留する純水の液滴が飛ばされる。
【0044】
洗浄ユニット10での処理を終えて搬出部15に移された基板は、コンベアによってポストベークユニット90bの通過室96を通過して運ばれ、脱水ベークユニット20aの搬入用コンベア室21に入る。脱水ベークユニット20a,20bにおいては、基板は旋回ロボット4bによって各処理室に運ばれる。搬入用コンベア室21に搬送されてきた基板は、加熱室23a,23bのうち空いているところに運ばれる。ここで基板は、ホットプレートによって加熱されて水分が取り除かれる。なお、このとき、後段の露光機50におけるマスクチェンジやスピンコータ部32の装置洗浄等を行う際等においては、基板は適宜バッファ室22で一時保管された後、加熱室23a,23bへ運ばれる。次に基板は密着強化室24に運ばれる。密着強化室24では、レジスト膜と基板との密着性向上を目的として、基板に対して加熱を施しつつHMDS(ヘキサメチルジシラザン)を蒸気状にして塗布する。この後、基板は、さらに冷却室25a,25b,25cのうちいずれかに運ばれ、クールプレートによって冷却される。このようにレジスト塗布処理の前処理として脱水ベークが行われた基板は、搬出用コンベア室26へ運ばれ、そこからコンベアでレジスト塗布ユニット30の搬入部31に運ばれる。
【0045】
レジスト塗布ユニット30では、まずスライダー5aによって基板がスピンコータ部32に運ばれ、基板に対してレジスト(塗布液)の塗布が行われる。スピンコータ部32は、レジスト供給系、スピンモータ、カップ等により構成されており、水平にした基板上にレジストを滴下し基板を回転させることによって基板上に均一なレジスト膜を形成させる。レジスト膜が形成された基板は、スライダー5bによりレベリング処理部33に運ばれて、レジスト膜のレベリング及び乾燥処理が行われる。この後、基板はスライダー5cによってエッジリンス部34に移される。エッジリンス部34では、基板端面のレジスト膜が剥がれて発塵してしまうことを防止するために、基板表面の周辺や端面部分のレジストを溶剤により取り除く処理が行われる。これらのレジスト塗布に関する各処理を終えた基板は、スライダー5dによって搬出部35に運ばれる。
【0046】
搬出部35から搬出部35に隣接するプリベークユニット40aの搬入用コンベア室41に運ばれた基板は、旋回ロボット4cによって、加熱室42a,42b,42cのいずれかに移される。ここでは、基板上のレジスト膜中の残留溶剤の蒸発と基板の密着性強化を目的として、加熱処理が行われる。その後基板は冷却室43a,43b,43cのいずれかで冷却され、旋回ロボット4cにより多段受渡部9に運ばれる。
【0047】
さらに基板は、旋回ロボット4d,4eにより露光機50に移され、露光処理が施される。具体的には、基板上のレジストに対し原画上にあるパターンを感光させる処理が施される。露光された基板は、露光機50から旋回ロボット4eにより取り出されて、バッファ部8cを介して、旋回ロボット4dに保持される。なお、露光機50への搬入,搬出の際には、基板はもし必要があればバッファ部8a,8b,8cにおいて一時的に保管される。
【0048】
次に基板は、旋回ロボット4dからタイトラー60及びエッジ露光機70に移されて、それぞれ印字焼き付け、エッジ露光が行われる。エッジ露光では、基板上のディスプレイ部を除く基板周辺のレジストを除去すべく露光処理される。ここではエッジ露光機70をこの位置に配しているが、必要に応じて、ここに裏面露光ユニットを配してもよい。また、タイトラー60の代わりに裏面露光ユニットを配しても良い。これらの処理を終えた基板は、旋回ロボット4dによって多段受渡部9に移されて、図示しないスライダーによってコンベア部79に載せられる。そして、基板はコンベア部79からプリベークユニット40bの通過室44を通って現像ユニット80の搬入部81に搬送される。
【0049】
現像ユニット80において、基板は搬入部81から搬出部85へとコンベアによって搬送される。そして、現像部82においては、ノズルより噴霧状の現像液を基板表面にシャワー状にかけるスプレー現像、または基板上に現像液たまりを形成するパドル現像が行われる。水洗部83,乾燥部84においては、現像後の基板に対して洗浄及び乾燥が行われる。これらの処理を終えた基板は、搬出部85からプリベークユニット20bの通過室27を通ってポストベークユニット90aの搬入用コンベア室91にコンベアで運ばれる。
【0050】
ポストベークユニット90a,90bでは、基板上のレジスト膜中または表面に残留した現像液やリンス液を蒸発除去し、レジストの硬化及び基板との密着性強化を目的とした熱処理を行う。具体的には、加熱室93a,93b,93cのいずれかのホットプレートによって基板を加熱し、冷却室94a,94bのいずれかのクールプレートによって基板を冷却する。ここでも、加熱室及び冷却室を複数設けているのは、十分な加熱、冷却時間を得るためである。また、適宜バッファ室92に基板が一時的に保管される。これらの処理が施された基板は、搬出用コンベア室95に移され空冷ユニット99に運ばれる。そして、空冷ユニット99で空冷された基板は、インデクサーロボット2aによって元のカセット3に収容される。
【0051】
<装置の特徴>
まず、ここでは、多段オーブンである脱水ベークユニット20a,20b、プリベークユニット40a,40b、及びポストベークユニット90a,90bに、搬入用及び搬出用コンベア室21,26,41,91,95やバッファ室22,92を組み込んでいる。このため、基板を搬入あるいは搬出するためにロボット近傍のスペースに従来設けられていた受渡部や基板の一時保管のためのバッファ部をなくすことができる。これらのスペースを詰めることで、本基板処理装置の設置に必要な床面積は小さくなっている。
【0052】
さらに、多段オーブンである脱水ベークユニット20b、プリベークユニット40b、及びポストベークユニット90bには、基板を通過させるための通過室27,44,96が組み込まれている。この基板処理装置は、互いに概ね平行に配置される行きラインと帰りラインとを有している。そして、レイアウト上、帰りラインの途中に行きラインでの脱水ベーク処理で使用する脱水ベークユニット20bが配置され、行きラインの途中に帰りラインでのポストベーク処理で使用するポストベークユニット90bが配置されている。しかし、上記のように、これらのユニット20b,90bに通過室27,96を組み込んでいるため、これらのユニット20b,90bを平面的に回避して基板を搬送する必要がなく、装置コストや搬送時間が抑えられている。また、行きラインと帰りラインとの対向する位置に同じ処理を行う多段オーブンの2つのユニット(例えば、脱水ベークユニット20a,20b)を配しているため、1つの処理(例えば、脱水ベーク)を行うためのロボットは、これらの2つのユニットの間に旋回可能なものを1つ配置すれば良く、水平移動の機能を持たせる必要がない。
【0053】
また、ここでは、搬入用コンベア室と搬出用コンベア室とを別個に、例えば脱水ベークユニット20aにおいて、搬入用コンベア室21と搬出用コンベア室26とを別個に多段に設けており、これで、洗浄ユニット10の基板搬送中心線とレジスト塗布ユニット30の基板搬送中心線とがずれていることに対応している。また、洗浄ユニット10の制御に合わせて搬入用コンベア室21のコンベアを駆動させ、レジスト塗布ユニット30の制御に合わせて搬出用コンベア室26のコンベアを駆動させている。このように、前工程である洗浄と後工程であるレジスト塗布との制御がリンクしていないときにも、搬入用コンベア室21と搬出用コンベア室26とを別個に設けているため、制御のずれを吸収することができる。
【0054】
また、ここでは、搬入用コンベア室あるいは搬出用コンベア室と隣接するユニットとの基板を搬送する位置が同じ高さにある。例えば、洗浄ユニット10の基板搬送の高さ位置と脱水ベークユニット20aの搬入用コンベア室21の高さ位置とは一致しており、レジスト塗布ユニット30の基板搬送の高さ位置と脱水ベークユニット20aの搬出用コンベア室26の高さ位置とは一致している。このため、ユニット間の基板の搬送がスムーズに短時間で行える。
【0055】
[第2実施形態]
本発明の基板処理装置の一実施形態(第2実施形態)を図7に示す。この基板処理装置は、露光の前処理を行う装置であって、レジスト塗布前洗浄からレジスト塗布までの処理を行う。
【0056】
この基板処理装置では、インデクサー部2、洗浄ユニット10、脱水ベークユニット20a,20b、レジスト塗布ユニット30、プリベークユニット40a,40bの各処理部と、旋回ロボット4b,4cとが図7に示すように配置されている。
【0057】
ここでは、第1実施形態と同一又は同様なものの符号は同一符号を付し、各処理部については第1実施形態と同一又は同様であるため説明を省略する。
【0058】
図7に示すようなレイアウトの基板処理装置においても、脱水ベークユニット20a,20b及びプリベークユニット40a,40bに搬入用及び搬出用コンベア室やバッファ室を組み込んでいるため、基板を搬入あるいは搬出するためにロボット近傍のスペースに従来設けられていた受渡部や基板の一時保管のためのバッファ部をなくすことができ、本基板処理装置の設置に必要な床面積は小さくなっている。
【0059】
また、プリベークユニット40bに通過室44を組み込んでいるため、プリベークユニット40bを回避して基板を搬送する必要がなくなり、装置コストや搬送時間が抑えられている。
【0060】
[第3実施形態]
本発明の基板処理装置の一実施形態(第3実施形態)を図8に示す。この基板処理装置は、露光の後処理を行うための装置であって、露光機50、タイトラー60、及びエッジ露光機70と接続し、基板の現像を行う。
【0061】
この基板処理装置では、インデクサー部2、基板を搬送するスライダー部110、現像ユニット80、及びポストベークユニット90a,90bの各処理部と、旋回ロボット4a,4d,4eとが図8に示すように配置されている。ここでは、第1実施形態と同一又は同様なものの符号は同一符号を付し、各処理部については第1実施形態と同一又は同様であるため説明を省略する。
【0062】
図8に示すようなレイアウトの基板処理装置においても、ポストベークユニット90a,90bに搬入用及び搬出用コンベア室やバッファ室を組み込んでいるため、基板を搬入あるいは搬出するためにロボット近傍のスペースに従来設けられていた受渡部や基板の一時保管のためのバッファ部をなくすことができ、本基板処理装置の設置に必要な床面積は小さくなっている。
【0063】
また、ポストベークユニット90bに通過室96を組み込んでいるため、ポストベークユニット90bを回避して基板を搬送する必要がなくなり、装置コストや搬送時間が抑えられている。
【0064】
[第4実施形態]
本発明の基板処理装置の一実施形態(第4実施形態)を図9に示す。この基板処理装置は、図1に示す第1実施形態の装置から洗浄ユニット10、脱水ベークユニット20a,20b、及び空冷ユニット99を省いたものである。予め洗浄処理が施された基板を処理する際に適用される装置である。
【0065】
【発明の効果】
本発明では、搬送室と処理室とを上下に重ねて配置した多段処理部を採用したため、基板処理装置が平面的に小さくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態による基板処理装置の平面図。
【図2】 旋回ロボットの概略図。
【図3】 脱水ベークユニットの横断面図。
【図4】 プリベークユニットの横断面図。
【図5】 ポストベークユニットの横断面図。
【図6】 スライダーの動作図。
【図7】 本発明の第2の実施形態による基板処理装置の平面図。
【図8】 本発明の第3の実施形態による基板処理装置の平面図。
【図9】 本発明の第4の実施形態による基板処理装置の平面図。
【符号の説明】
4a〜4e 旋回ロボット
10 洗浄ユニット(別処理部)
20a,20b 脱水ベークユニット(第1,第2多段処理部あるいは第3,第4多段処理部)
21 搬入用コンベア室(搬送室)
22 バッファ室
22a 載置部(載置手段)
23a,23b 加熱室(処理室)
24 密着強化室(処理室)
25a,25b 冷却室(処理室)
26 搬出用コンベア室(搬送室)
27 通過室
30 レジスト塗布ユニット(別処理部)
40a,40b プリベークユニット(第1,第2多段処理部あるいは第3,第4多段処理部)
80 現像ユニット(別処理部)
90a,90b ポストベークユニット(第1,第2多段処理部)
101 胴部
102 アーム部(基板保持アーム)
103 保持部

Claims (13)

  1. 基板を所定方向に搬送しつつ基板に対して一連の処理を行うための複数の処理部を有するラインを備えた基板処理装置であって、
    前記ラインに含まれ、基板の搬入のための搬入室と、基板の搬出のための搬出室と、基板に対して処理を施す処理室とが上下方向に重ねられた多段処理部と、
    前記搬入室、搬出室及び処理室の間で基板の移動を行うロボットと、
    を備え、
    前記ラインに含まれ前記多段処理部に隣接する別処理部が、前記搬入室及び搬出室の少なくとも一方と概ね同じ高さに位置する、
    基板処理装置。
  2. 前記多段処理部は上下方向に重ねられた複数の処理室を有している、請求項1に記載の基板処理装置。
  3. 前記搬入室及び搬出室は前記基板を搬送する搬送手段を有している、請求項1に記載の基板処理装置。
  4. 前記ロボットは、上下方向に移動可能で前記搬入室、搬出室及び処理室に進入及び退出が可能な基板保持アームを有している、請求項1に記載の基板処理装置。
  5. 前記別処理部と、前記別処理部と隣接する前記搬入室又は搬出室と、の間で基板を平行移動させる搬送手段をさらに備えた請求項1に記載の基板処理装置。
  6. 前記別処理部は、基板の通過のための通過室と基板に対して処理を施す処理室とが上下方向に重ねられた多段構成であり、
    前記別処理部の通過室が前記搬入室と概ね同じ高さに位置する、
    請求項1から5のいずれかに記載の基板処理装置。
  7. 所定位置にある基板を各処理部に搬送して一連の処理を行った後に基板を前記所定位置に戻す、行きラインと帰りラインとから成る基板処理装置であって、
    前記行きライン及び前記帰りラインの一方に含まれ、基板の通過のための通過室と基板に対して処理を施す処理室とが上下方向に重ねられた第1多段処理部と、
    前記行きライン及び前記帰りラインの他方に含まれるとともに前記第1多段処理部と対向して配置され、基板に対して処理を施す処理室を少なくとも含む第2多段処理部と、
    前記第1多段処理部及び前記第2多段処理部の処理室への基板の移動を行うロボットと、
    を備え、
    前記行きライン又は帰りラインでの基板に対する1つの処理が前記第1多段処理部と前記第2多段処理部の処理室によって施される、
    基板処理装置。
  8. 前記第2多段処理部は、前記処理室と上下方向に重ねて配置され基板の搬入あるいは搬出のための搬送室をさらに含み、
    前記ロボットは、前記第1多段処理部の処理室、前記第2多段処理部の処理室、及び前記第2多段処理部の搬送室の間で基板の移動を行う、
    請求項7に記載の基板処理装置。
  9. 前記第1及び第2多段処理部は、基板に対して加熱を行う加熱室を含む多段オーブンである、請求項7又は8に記載の基板処理装置。
  10. 前記第1及び第2多段処理部の処理室における処理の前に基板に洗浄処理を含む処理を施す洗浄処理部をさらに備え、
    前記洗浄処理部は、連続的に搬送される基板に対して処理を行う処理部であり、
    前記第1及び第2多段処理部の少なくとも一方は、前記処理室、前記通過室、あるいは前記搬送室と上下方向に重ねられている基板の一時保管のためのバッファ室を有している、
    請求項9に記載の基板処理装置。
  11. 前記第1多段処理部と前記第2多段処理部とは前記ロボットを挟んで対向するように配置されており、
    前記行きライン及び前記帰りラインのうち前記第1多段処理部と同じラインに含まれ、前記第1多段処理部に隣接して設けられ、基板の搬入のための第1搬送室と、基板の搬出のための第2搬送室と、基板に対して処理を施す処理室とが上下方向に重ねられた第3多段処理部と、
    前記行きライン及び前記帰りラインのうち前記第2多段処理部と同じラインに含まれ、前記第2多段処理部に隣接して前記第3多段処理部と対向するように設けられ、基板の通過のための通過室と、基板に対して処理を施す処理室とが上下方向に重ねられた第4多段処理部と、
    前記第3及び第4多段処理部の間に設けられ、前記第3及び第4多段処理部の処理室及び各搬送室にアクセスが可能である、前記ロボットとは別の第2ロボットと、
    をさらに備えた請求項7に記載の基板処理装置。
  12. 前記第3多段処理部は前記第1多段処理部の通過室を通過して搬送されてきた基板を搬入する搬入室をさらに有し、
    前記第1多段処理部の通過室と前記第3多段処理部の搬入室とは同じ高さ位置に配置されている、
    請求項11に記載の基板処理装置。
  13. 前記第1多段処理部の通過室は基板をコンベア搬送するものであり、
    前記第3多段処理部の搬送室は基板の搬入あるいは搬出のためのコンベアを有しており、
    前記通過室のコンベアと前記第3多段処理部のコンベアとが基板を搬送可能とすべく同じ高さに設けられている、請求項11に記載の基板処理装置
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