JP4043256B2 - 駆動装置 - Google Patents

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    • G11B7/08582Sled-type positioners

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  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)
  • Moving Of Heads (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ローディング機構とピックアップ移動機構とを単一のモータによって駆動する駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば、音楽再生用のコンパクトディスクなどのディスクプレーヤでは、特開2000−298903号公報に記載されているように、ローディング機構とピックアップ移動機構とを単一のモータによって選択的に駆動する駆動切換機構を用いることにより、モータの数を削減したものが知られている。
【0003】
このディスクプレーヤでは、駆動切換機構として、モータからの駆動力により回転する駆動ギヤの軸を中心に回動可能とするアイドラプレートを有し、このアイドラプレートに設けられたアイドラギヤと駆動ギヤとの間に生じるフリクションにより、駆動ギヤの回転方向に応じて、アイドラプレートがローディング機構に駆動力を伝達するディスクローディング位置またはピックアップ移動機構に駆動力を伝達するピックアップ移動位置に回動し、アイドラギヤからの駆動力をローディング機構またはピックアップ移動機構のいずれか一方に切り換えて伝達している。
【0004】
このようなディスクプレーヤの構成では、アイドラプレートの回動途中に、駆動ギヤの駆動力がアイドラギヤからローディング機構およびピックアップ移動機構のいずれにも伝達されない駆動力伝達の中立点が生じ、動作が不安定になる問題がある。そこで、アイドラギヤがローディング機構とピックアップ移動機構との間を移動して駆動伝達が切り換わる際、アイドラギヤがローディング機構とピックアップ移動機構との間に配設された仲介部材に噛合して移動することにより、動作が不安定になるのを防止している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のディスクプレーヤの構成では、アイドラプレートの回動途中に、駆動ギヤの駆動力がアイドラギヤからローディング機構およびピックアップ移動機構のいずれにも伝達されない駆動力伝達の中立点が生じ、動作が不安定になる問題があり、それを解決するには仲介部材を別途用いる必要があり、部品点数が増加し、構造が複雑化する問題がある。
【0006】
また、アイドラプレートがディスクローディング位置またはピックアップ移動位置に回動した各位置において、ローディング機構またはピックアップ移動機構を自由に動作させるためには、すなわちモータを正逆転させるためには、アイドラプレートを各位置にロックするロック手段を別途用いる必要があり、構造が複雑化および大形化する問題がある。
【0007】
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、ローディング機構およびピックアップ移動機構に対して、単一のモータからの駆動力の伝達、切換を確実にできる駆動装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の駆動装置は、モータによって回転駆動される駆動ギヤと、この駆動ギヤに常時噛合するローディング伝達ギヤを有し、このローディング伝達ギヤから駆動力が伝達されてディスクをローディングおよびアンローディングするローディング機構と、ピックアップ伝達ギヤを有し、このピックアップ伝達ギヤに駆動力が伝達されてピックアップを移動させるピックアップ移動機構と、前記駆動ギヤに常時噛合するとともに前記ピックアップ伝達ギヤに対して接離可能に噛合するアイドラギヤと、前記ディスクの未装着状態で位置する第1の位置とディスクのローディング状態で位置する第2の位置との間を移動し、第2の位置への移動によって前記アイドラギヤをピックアップ伝達ギヤに噛合させるとともに、第2の位置からの移動によって前記アイドラギヤをピックアップ伝達ギヤから離反させる第1のスライダと、前記ディスクのローディング時に第1の位置に位置する第1のスライダに前記駆動ギヤからの駆動力を伝達させて第1のスライダを第2の位置へ移動させ、アンローディング時に第2の位置に位置する第1のスライダに前記駆動ギヤからの駆動力を伝達させて第1のスライダを第1の位置へ移動させる第2のスライダとを具備しているものである。
【0009】
そして、この構成では、ローディング機構に対しては、単一のモータで回転駆動される駆動ギヤに常時噛合するローディング伝達ギヤによって駆動力を常時伝達し、一方、ピックアップ移動機構に対しては、駆動ギヤに常時噛合するアイドラギヤをピックアップ移動機構のピックアップ伝達ギヤに接離させる構成として、このアイドラギヤをディスクの未装着状態で位置する第1の位置およびローディング状態で位置する第2の位置に移動する第1のスライダによってピックアップ伝達ギヤに対して接離させるので、ローディング機構およびピックアップ移動機構に対して、駆動力伝達の中立点がなく動作が安定するとともに動作を安定させるための別部品を必要とせず、単一のモータからの駆動力の伝達、切換が確実になる。しかも、第2のスライダによって第1のスライダを第1および第2の各位置に移動可能とし、構成が簡単になる。
【0010】
請求項2記載の駆動装置は、請求項1記載の駆動装置において、駆動ギヤから駆動力が伝達されて回転するスライダ駆動ギヤを備え、第2のスライダは、第1のスライダと一緒に移動するとともに第1のスライダに対して揺動可能に設けられ、第1の位置と第2の位置との中間位置で前記スライダ駆動ギヤと噛合状態に保持されるとともに第1の位置と第2の位置とでスライダ駆動ギヤに対して接離可能とするラックを有し、この第2のスライダをラックがスライダ駆動ギヤから離反する方向に付勢する付勢手段が設けられているものである。
【0011】
そして、この構成では、第1および第2の各位置において、第2のスライダを付勢手段の付勢に抗して揺動させてラックをスライダ駆動ギヤに噛合させれば、第2のスライダと一緒に第1のスライダが移動し、また、第1のスライダが第1および第2の各位置に移動すれば、第2のスライダが付勢手段の付勢によって揺動してラックがスライダ駆動ギヤから外れ、第1および第2の各スライダが停止する。
【0012】
請求項3記載の駆動装置は、請求項1または2記載の駆動装置において、ローディング時に、ディスクと当接して第1の位置に位置する第2のスライダを揺動させてラックをスライダ駆動ギヤに噛合させるローディング側トリガ部材と、アンローディング時に、ディスクの中心側へ向けて移動するピックアップ側と当接して第2の位置に位置する第2のスライダを揺動させてラックをスライダ駆動ギヤに噛合させるアンローディング側トリガ部材とを備えているものである。
【0013】
そして、この構成では、ローディング時には、ディスクと当接するローディング側トリガ部材により、第1の位置に位置する第2のスライダを揺動させてラックをスライダ駆動ギヤに噛合させ、また、アンローディング時には、ディスクの中心側へ向けて移動するピックアップ側と当接するアンローディング側トリガ部材により、第2の位置に位置する第2のスライダを揺動させてラックをスライダ駆動ギヤに噛合させる。
【0014】
請求項4記載の駆動装置は、請求項3記載の駆動装置において、アンローディング側トリガ部材は、第1のスライダの第2の位置からの移動によってピックアップを係止するとともに、第1のスライダの第2の位置への移動によってピックアップの係止を解除するものである。
【0015】
そして、この構成では、第1のスライダの第2の位置からの移動によってアンローディング側トリガ部材がピックアップを係止するため、ディスクの未装着状態でのピックアップの位置ずれを防止する。
【0016】
請求項5記載の駆動装置は、請求項1ないし4いずれか記載の駆動装置において、第1および第2の各位置へ移動した第1のスライダの戻りを規制する戻り規制手段を備えているものである。
【0017】
そして、この構成では、戻り規制手段により第1および第2の各位置へ移動した第1のスライダの戻りを規制し、誤動作を防止する。
【0018】
請求項6記載の駆動装置は、請求項1ないし5いずれか記載の駆動装置において、ローディング機構は、第1のスライダの第2の位置への移動によってローディング動作が解除されるとともに、第1のスライダの第2の位置からの移動によってローディング動作状態に切り換えられるものである。
【0019】
そして、この構成では、ローディング機構では、第1のスライダの第2の位置への移動によってローディング動作を解除するとともに、第1のスライダの第2の位置からの移動によってローディング動作状態に切り換えるので、ローディング機構に対して駆動力が常時伝達されていてもローディング動作の切換が確実になる。
【0020】
請求項7記載の駆動装置は、請求項1ないし6いずれか記載の駆動装置において、ピックアップ移動機構は、アンローディング時に第1のスライダが第2の位置から移動してアイドラギヤからピックアップ伝達ギヤへの駆動力の伝達が解除されるまでの間、ピックアップ伝達ギヤからピックアップへの駆動力の伝達を解除する伝達解除手段が設けられているものである。
【0021】
そして、この構成では、ピックアップ移動機構では、アンローディング時に第1のスライダが第2の位置から移動してアイドラギヤからピックアップ伝達ギヤへの駆動力の伝達が解除されるまでの間、ピックアップ伝達ギヤからピックアップへの駆動力の伝達を解除する伝達解除手段を設けているので、アンローディング動作を許容する。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態を図面を参照して説明する。
【0023】
本実施の形態の駆動装置を適用したディスクプレーヤで取り扱うディスクとしては、例えば、音楽再生用のコンパクトディスクであって、アルバムタイプの12cmのディスクを例にとって説明する。
【0024】
図2および図3において、11はディスクプレーヤの本体で、この本体11は、シャーシ12およびこのシャーシ12の上面に取り付けられた天板13を有し、前面にディスクDを水平姿勢で挿脱するディスク挿入口14が形成されている。なお、以下、図2において、本体11のディスク挿入口14側を前、ディスク挿入口14と反対側を後、ディスク挿入口14に交差する一側を右側、他側を左側として説明する。
【0025】
シャーシ12の内側には、ベース17が複数のダンパー18と図示しない複数の吊りばねによってフローティング状態に支持されている。このベース17には、ディスクDのローディングおよびチャッキングに共用する駆動部19、ディスクDをローディングするローディング機構20、ベース17上の再生位置にローディングされたディスクDを回転させるディスク回転機構21、ディスク回転機構21との間にディスクDをチャックするチャック機構22、ディスクDに記録された情報を光学的に読み取るピックアップ23、ピックアップ23をディスクDの径方向へ移動させるピックアップ移動機構24、ディスクDのローディングまたはアンローディングに応じて各動作を切り換える切換機構25などが配設されている。
【0026】
駆動部19は、ベース17の下面前側に配設され、モータ28を有し、このモータ28の駆動軸にウォームギヤ29が取り付けられ、このウォームギヤ29に駆動ギヤ30が噛合されている。駆動ギヤ30はベース17の下面に軸31によって回転自在に軸支され、この駆動ギヤ30の軸31を中心としてスイングプレート32が揺動可能に設けられ、このスイングプレート32に駆動ギヤ30に常時噛合するアイドラギヤ33が回転自在に軸支されている。
【0027】
また、ローディング機構20では、駆動ギヤ30に常時噛合するローディング伝達ギヤ36およびこのローディング伝達ギヤ36に噛合する中間ギヤ37がベースの下面に回転自在に軸支されるとともに、中間ギヤ37に噛合するウォームギヤ38およびこのウォームギヤ38に噛合する端部ギヤ39がベース17の右側部に回転自在に軸支されており、モータ28の駆動時には端部ギヤ39まで駆動力が常時伝達されて回転される。
【0028】
ディスク挿入口14の上側にガイド板42が配設され、下側にガイド板42との間でディスクDを挟持して搬送するローディングローラ43が配設されている。ガイド板42は天板13の下面に取り付けられ、これらガイド板42と天板13との間にはディスク挿入口14に挿入されるディスクDをローディング方向の中心線に沿って挿入させるディスク挿入位置決め機構44が配設されている。ローディングローラ43は、ローラシャフト45の周囲に嵌合されたもので、ローラシャフト45の両端がローディングローラ支持体46に回転自在に軸支され、ローラシャフト45の右端に端部ギヤ39に噛合可能とするギヤ47が取り付けられている。ローディングローラ支持体46は、ベース17の前端両側に設けられた支持片48に対して軸49(図5(b)(c)に示す)で揺動可能に支持されており、切換機構25の切換動作によって、ローディングローラ43が上昇してディスクDに接触する接触位置であってローディングローラ43とガイド板42との間にディスクDを挟持するとともにギヤ47が端部ギヤ39に噛合してディスクDを搬送するローディング動作位置(図5(b)(c)に示す位置)と、ローディングローラ43が下降してディスクDから離反する離反位置であってローディングローラ43とガイド板42との間でのディスクDの挟持を解除するとともにギヤ47が端部ギヤ39から離反してディスクDの再生を許容するローディング動作解除位置(図12(b)(c)に示す位置)とに移動する。ローディングローラ支持体46とベース17との間にはスプリング50が張設され、このスプリング50によってローディングローラ43が上昇位置であるローディング動作位置へ向けて付勢されている。なお、ローディングローラ支持体46のローディング動作位置への移動はチャック機構22によるチャッキング解除時であり、ローディングローラ支持体46のローディング動作解除位置への移動はチャック機構22によるチャッキング時である。
【0029】
ローディングローラ支持体46の両端近傍には、ローディングローラ43が上昇してディスクDとの接触位置に移動するチャッキング解除時に、シャーシ12側に当接して押圧する当接部53が下方に突設されているとともに、シャーシ12側と係合してシャーシ12に対するベース17のディスク面と平行な方向の位置を位置決め係止する第1の位置決め部としてのガイド部54が突設されている。
【0030】
図5(c)および図6に示すように、シャーシ12には、ローディングローラ支持体46の両側の当接部53の各位置に対応して、チャッキング解除時に各当接部53が当接して載り上げる受部55が山形に切り起こし形成されている。さらに、図5(b)および図6に示すように、シャーシ12には、チャッキング解除時にガイド部54と係合してシャーシ12に対するベース17のディスク面と平行な方向の位置を位置決め係止する第1の係合部56が設けられている。この第1の係合部56は、シャーシ12の底板から立ち上げられるとともに後方へ折曲された略L字形の係合片57を有し、この係合片57の前端側にガイド部54が係合されるロック溝58が形成されている。ロック溝58の後端側は前方へ向けて拡開形成されている。
【0031】
また、図3に示すように、ディスク回転機構21は、ベース17上の再生位置にローディングされたディスクDの中心孔が着脱可能に嵌合するターンテーブル61を有し、このターンテーブル61がベース17の下面に取り付けられたスピンドルモータ62によって回転駆動される。
【0032】
また、図3および図5(a)に示すように、チャック機構22は、ベース17上の後部側に配置されるチャック体としてのチャックアーム65を有し、このチャックアーム65の前端中央にターンテーブル61との間にディスクDをチャッキングするクランパ66がクランパ支持金具67によって回転可能に取り付けられている。チャックアーム65の両側に取付片68が折曲形成され、これら両側の取付片68がベース17の両側後部の支持片69に支軸70によって回動可能に軸支されており、チャッキング時にチャックアーム65の前端側が下方へ揺動されてディスクDがチャッキングされ、チャッキング解除時にチャックアーム65の前端側が上方へ揺動されてディスクDのチャッキングが解除される。
【0033】
チャックアーム65の右側の取付片68には受部71が形成され、この受部71にベース17に取り付けられたスプリング72の一端が連結され、このスプリング72によってチャックアーム65の前端側が下降するチャッキング方向へ付勢されている。
【0034】
チャックアーム65の前端両側近傍位置には、チャッキング解除時にチャックアーム65の前端側が上方へ揺動した際に、天板13に当接して押圧する当接部73が突出形成されている。天板13には、各当接部73が当接する位置に合成樹脂製の受部材74が取り付けられている。
【0035】
また、図2および図3に示すように、ピックアップ23は、ピックアップ移動機構24により、ベース17に設けられた開口部76を通じてディスクDの情報が記録されたディスク面に対向され、ディスクDの径方向へ移動しながら回転するディスクDに記録された情報を読み取る。
【0036】
また、図2、図3および図7に示すように、ピックアップ移動機構24は、ピックアップ23を搭載したピックアップ移動台79を有し、このピックアップ移動台79がベース17の開口部76の一側に回転可能に配設された送りシャフト80と他側に形成されたガイド縁部81とに沿ってディスクDの内周方向または外周方向に移動可能に支持されている。
【0037】
送りシャフト80のアイドラギヤ33に臨む一端にそのアイドラギヤ33が接離可能とするピックアップ伝達ギヤ82が回転自在に配設され、このピックアップ伝達ギヤ82に取り付けられたかさ歯車83に送りシャフト80に取り付けられたかさ歯車84が噛合されている。
【0038】
送りシャフト80は、両端がベース17に回転自在に軸支され、螺旋状のねじ部85が形成されているとともに、このねじ部85の一端であってピックアップ移動台79の内周方向への移動方向に対応した一端にはねじ部85より小径の小径部86が形成されている。
【0039】
ピックアップ移動台79には、送りシャフト80に臨んでピックガイド89が取り付けられ、このピックガイド89に、送りシャフト80のねじ部85に噛合される第1の歯部90が形成されているとともに、送りシャフト80のねじ部85に噛合される第2の歯部91を設けた板ばね92が取り付けられている。そして、送りシャフト80の回転により、ねじ部85と第1の歯部90および第2の歯部91との噛合によってピックアップ移動台79が内周方向または外周方向へ移動する。ピックアップ移動台79が最内周位置へ移動した場合には、その最内周位置でピックアップ移動台79の移動が規制され、第1の歯部90が小径部86に進入して噛合が解除されるとともに、第2の歯部91が板ばね92の弾性によって歯飛びして駆動力伝達が解除される。すなわち、ピックアップ伝達ギヤ82からピックアップ23への駆動力の伝達を解除する伝達解除手段93が構成されている。
【0040】
ピックガイド89の端面94には係止片95が突出形成され、この係止片95の上面に係止溝96が形成されている。
【0041】
ベース17上には、ピックアップ移動台79が内周位置に移動したことを検知するスイッチ97が配設されている。
【0042】
また、図1ないし図4に示すように、切換機構25は、モータ28の駆動力が伝達されるスライダ駆動ギヤ100、スライダ駆動ギヤ100から駆動力が伝達されて動作するローディング部材としての第1のスライダ101および第2のスライダ102を有している。
【0043】
スライダ駆動ギヤ100は、ベース17から突設されたピン103によって回転自在に軸支され、中間ギヤ37に噛合されている。
【0044】
第1のスライダ101は、ベース17の下面に配置されるスライダ基部106、ベース17の右側面に配置されるスライダ側部107を一体に有し、ローディング方向に対応した前後方向に移動可能に取り付けられている。そして、後方の位置をアンローディング完了位置またはローディング待機位置に対応した第1の位置(図1および図2に示す位置)とし、前方の位置をディスク再生位置、ローディング完了位置またはアンローディング開始位置に対応した第2の位置(図11に示す位置)としている。
【0045】
第1のスライダ101のスライダ基部106の前後部分には、ベース17に設けられた前後のピン103,108に挿通して第1のスライダ101の前後方向の移動を案内する長孔109,110が前後方向に沿って形成されている。
【0046】
スライダ基部106の前側の長孔109の右側にはベース17に設けられたピン112が挿通する挿通溝113が前後方向に形成され、長孔109の左側にはスイングプレート32に設けられたカムピン114が係合可能とするカム溝115およびこのカム溝115の右側にスイングプレート32が係合可能とする突起116が形成されている。カム溝115は、前面が開口され、前部側が前後方向に沿って直線状で、後部側が右方向へ傾斜されている。そして、第1のスライダ101が後方の第1の位置に位置する状態では、スイングプレート32のカムピン114がカム溝115の前方に外れるが、スイングプレート32が突起116に係合することにより、アイドラギヤ33がピックアップ伝達ギヤ82から離反した状態に保持する。第1のスライダ101が後方の第1の位置から前方の第2の位置に達する直前の移動範囲において、カムピン114に対してカム溝115の直線部分が係合移動し、アイドラギヤ33がピックアップ伝達ギヤ82から離反した状態を維持する。第1のスライダ101が前方の第2の位置に移動することにより、カムピン114に対してカム溝115の右方向への傾斜部分が係合し、スイングプレート32を回動させてアイドラギヤ33をピックアップ伝達ギヤ82に噛合させる。
【0047】
スライダ基部106の中央には第2のスライダ102から突設された連結ピン119が係合する台形状の連結孔120が形成されている。
【0048】
スライダ基部106の後端右側にはスプリング72の他端の端部72aが係合する突起123が形成され、後端左側には切欠部124が形成されている。スプリング72の端部72aは、図5(a)に示すように、略L字形に形成され、第1のスライダ101が第1の位置に位置する状態でスプリング72の端部72aが突起123の前側に係合し、第1のスライダ101の前方への戻りが規制される。すなわち、突起123およびスプリング72によって第1のスライダ101が第1の位置から第2の位置側へ戻るのを規制する戻り規制手段125が構成されている。
【0049】
スライダ側部107の前部側には、ウォームギヤ38の軸の端部と係合する長孔128が前後方向に形成され、ローラシャフト45の一端が係合するカム溝129が形成されている。このカム溝129は、図8に示すように、第1のスライダ101の第1の位置への移動によりローディングローラ43を上昇させるとともにギヤ47を端部ギヤ39に噛合させるローディング動作位置に保持するローディング用溝部130と、第1のスライダ101の第2の位置への移動によりローディングローラ43を下降させるとともにギヤ47を端部ギヤ39から離反させるローディング動作解除位置に保持するローディング解除用溝部131と、およびこれらローディング用溝部130とローディング解除用溝部131との間の傾斜溝部132とを有している。ローディング解除用溝部131の入口部には突起133が突設されており、第1のスライダ101が前方の第2の位置に移動してローディング解除用溝部131がローラシャフト45に係合した後に第1のスライダ101が後方へ戻るのが規制される。すなわち、ローラシャフト45および突起133によって第1のスライダ101が第2の位置から第1の位置側へ戻るのを規制する戻り規制手段125が構成されている。
【0050】
スライダ側部107の後部側には、図5(a)に示すように、第1のスライダ101の第1の位置でチャックアーム65の受部71を押し上げてチャック解除させるとともに、第1のスライダ101の第2の位置への移動によって受部71から外れるチャック作動部136が形成されている。
【0051】
また、図4および図5(b)に示すように、第1のスライダ101のスライダ基部106の後部には第2の位置決め部としてのガイド部139が突設されている。図5(b)および図6に示すように、シャーシ12には、第1のスライダ101の第1の位置への移動時にガイド部139と係合してシャーシ12に対するベース17のディスク面と平行な方向の位置を位置決め係止する第2の係合部140が設けられている。この第2の係合部140は、シャーシ12の底板から立ち上げられるとともに前方へ折曲された略L字形の係合片141を有し、この係合片141の前端側にガイド部139が係合されるロック溝142が形成されている。ロック溝142の前端側は前方へ向けて拡開形成されている。
【0052】
スライダ側部107の前部側の上下部および後部側には、第1のスライダ101の第1の位置への移動時にシャーシ12側に当接する当接部143,144,145が形成されている。シャーシ12には、第1のスライダ101の第1の位置への移動時に第1のスライダ101の各当接部143,144,145が係合してシャーシ12に対するベース17のディスク面に垂直な方向の位置を位置決め係止する一側係合部146,147,148が設けられている。当接部143は一側係合部146の上面に、当接部144は一側係合部147の下面に、当接部145は一側係合部148の下面にそれぞれ当接して位置決めする。
【0053】
図1、図2および図4に示すように、第2のスライダ102には、ベース17に設けられたピン108に係合する長孔151が前後方向に沿って形成されている。この第2のスライダ102は、連結ピン119が第1のスライダ101の連結孔120内を移動する範囲内で前後方向およびピン108を中心とした揺動方向を含めて、第1のスライダ101に対して移動可能に連結され、第1のスライダ101と一緒に第1の位置と第2の位置とに移動する。
【0054】
第2のスライダ102の前端側にはスライダ駆動ギヤ100の右側に配置されるレバー部152が形成され、このレバー部152にスライダ駆動ギヤ100のギヤ部100aと噛合可能とするラック153が形成されている。
【0055】
レバー部152には、ベース17に設けられたピン112が係合するカム溝154が形成され、このカム溝154は、前後方向の規制溝部155とこの規制溝部155の前後両端で左側のラック153側に幅広となる第1の係止溝部156および第2の係止溝部157を有している。第2のスライダ102の第1の位置または第2の位置でピン112に第1の係止溝部156または第2の係止溝部157が係合し、第2のスライダ102の揺動を許容してラック153がスライダ駆動ギヤ100のギヤ部100aに対して接離可能とし、また、第2のスライダ102の第1の位置と第2の位置との中間位置でピン112に規制溝部155が係合し、第2のスライダ102の揺動を規制してラック153がスライダ駆動ギヤ100のギヤ部100aと噛合する状態に保持する。
【0056】
第2のスライダ102をラック153がスライダ駆動ギヤ100のギヤ部100aから離反する方向に付勢する付勢手段としてのスプリング158が第1のスライダ101に取り付けられている。
【0057】
第2のスライダ102の後端には係合片159が突設され、第2のスライダ102のピックアップ移動機構24に臨む左側には係合片160が突設されている。
【0058】
また、図1ないし図3に示すように、ローディング時に、ディスクDと当接して第1の位置に位置する第2のスライダ102を揺動させてラック153をスライダ駆動ギヤ100に噛合させるローディング側トリガ部材163を備えている。このローディング側トリガ部材163は、チャックアーム65に支点164を中心として回動可能に軸支され、ディスクDと当接するディスク当接部165、第2のスライダ102の係合片159に当接する当接部166が設けられている。
【0059】
また、図1ないし図4に示すように、アンローディング時に、ディスクDの中心側へ向けて移動するピックアップ23側と当接して第2の位置に位置する第2のスライダ102を揺動させてラック153をスライダ駆動ギヤ100に噛合させるアンローディング側トリガ部材169を備えている。このアンローディング側トリガ部材169は、略L字形に形成され、中間部がベース17側に支軸170によって回動可能に軸支され、一端にピックガイド89の端面94に当接可能とする当接部171が形成され、他端に第2のスライダ102の係合片160に当接可能とする当接部172が形成されている。当接部171には、ピックガイド89の係止溝96に係合可能とする係止突部173が形成されている。
【0060】
また、図4、図5(c)および図10に示すように、ベース17には、第1のスライダ101の後端の左側部位置に、支点176を中心として回動可能に係合部材177が取り付けられている。この係合部材177には、第1のスライダ101の切欠部124と係合可能とする突起178が形成され、第1のスライダ101の第1の位置への移動で図10中反時計回り方向に回動され、第2の位置への移動で図10中時計回り方向に回動される。係合部材177の下面には、第1のスライダ101の第1の位置への移動時にベース17側に係合可能とする略L字形の係止部179が突設されている。図3、図5(c)および図6に示すように、シャーシ12には、第1のスライダ101の第1の位置への移動時に係合部材177の係止部179が係合してシャーシ12に対するベース17のディスク面に垂直な方向の位置を位置決め係止する略L字形の係止片180が切り起こし形成されている。
【0061】
また、図3、図5(c)および図6に示すように、ベース17の後部には当接部183が折曲形成され、シャーシ12にはチャック解除時にチャックアーム65が天板13に当接してベース17を下方へ押え付けた際に当接部183が当接する受部184が形成されている。
【0062】
次に、ディスクプレーヤの作用を説明する。
【0063】
図1、図2、図5および図6にディスクの未装着状態を示す。なお、図1および図2にはローディング過程にあるディスクDを示しているが、各機構の位置はまだディスクDをローディングする前の状態にある。
【0064】
各スライダ101,102が後方の第1の位置に位置し、第2のスライダ102のカム溝154の前端に設けられている第1の係止溝部156がピン112に係合し、ラック153がスライダ駆動ギヤ100の右方に外れている。
【0065】
スイングプレート32が第1のスライダ101の突起116に係合し、アイドラギヤ33がピックアップ伝達ギヤ82から離反している。
【0066】
アンローディング側トリガ部材169の当接部172が第1のスライダ101の左側面に係合し、アンローディング側トリガ部材169の係止突部173がピックガイド89の係止溝96に係合し、ピックアップ移動台79をロックしている。
【0067】
図5に示すように、ローディングローラ43のシャフト45が第1のスライダ101のカム溝129で押し上げられ、ガイド板42との間にディスクDを挟持可能とするとともにギヤ47が端部ギヤ39に噛合している。また、チャックアーム65は、受部71が第1のスライダ101のチャック作動部136で押し上げられ、チャック解除位置に位置している。
【0068】
また、図5および図6に示すように、ローディングローラ支持体46の各当接部53がシャーシ12の各受部55の上面に当接し、チャックアーム65の当接部73が天板13の受部材74の下面に当接してベース17をシャーシ12に対して下方へ押し下げ、ベース17の当接部183がシャーシ12の受部184に当接し、第1のスライダ101のスライダ側部107の各当接部143,144,145がシャーシ12の一側の各一側係合部146,147,148に当接し、係合部材177の係止部179がシャーシ12の係止片180に係合し、シャーシ12に対するベース17のディスク面に垂直な方向の位置を位置決め係止している。さらに、ローディングローラ支持体46のガイド部54がシャーシ12の第1の係合部56に係合するとともに、第1のスライダ101のガイド部139がシャーシ12の第2の係合部140に係合し、シャーシ12に対するベース17のディスク面に平行な方向の位置を位置決め係止している。したがって、フローティング状態に支持されているベース17をシャーシ12に対して固定したフローティングロック状態にある。
【0069】
次に、ディスクDのローディング動作について説明する。
【0070】
ディスクDをディスク挿入口14に挿入することにより、別途有する挿入検知スイッチでディスクDの挿入を検知し、モータ28がローディング方向に回転駆動する。このモータ28のローディング方向への回転駆動により、駆動ギヤ30が図1および図2中時計回り方向に回転し、この駆動ギヤ30からの駆動力がローディング伝達ギヤ36、中間ギヤ37、ウォームギヤ38、端部ギヤ39およびギヤ47を経てローディングローラ43に伝達され、このローディングローラ43がローディング方向に回転する。
【0071】
ディスク挿入口14に挿入されたディスクDの先端がガイド板42とローディングローラ43との間で挟持することにより、ローディングローラ43でディスクDを本体11内の再生位置へ向けて搬送開始する。
【0072】
ディスクDが再生位置に搬送するまでの間は、ローディング機構20のみが作動し、他の機構は初期状態を保つ。すなわち、モータ28の駆動で駆動ギヤ30が回転するが、アイドラギヤ33およびスライダ駆動ギヤ100は空転するだけで、離反されているピックアップ伝達ギヤ82や各スライダ101,102に対して駆動力を伝達しない。
【0073】
そして、ディスクDを再生位置まで搬送すれば、図9に示すように、ディスクDのローディング方向の先端縁がローディング側トリガ部材163の当接部165に当接し、ローディング側トリガ部材163が支点164を中心として図9中時計回り方向に回動し、ローディング側トリガ部材163の当接部166で第2のスライダ102をスプリング158の付勢に抗してピン108を中心として図9中時計回り方向に揺動させる。
【0074】
第2のスライダ102の図9中時計回り方向への揺動により、第2のスライダ102のカム溝154の前端に設けられている第1の係止溝部156がピン112から外れ、ラック153がスライダ駆動ギヤ100のギヤ部100aに噛合し、第2のスライダ102が前方の第2の位置へ向けて移動する。第2のスライダ102の移動開始により、カム溝154の規制溝部155がピン112に係合し、第2のスライダ102の揺動を規制してラック153がスライダ駆動ギヤ100と噛合する状態に保持する。
【0075】
第2のスライダ102の移動により、第2のスライダ102の連結ピン119が第1のスライダ101の連結孔120の前縁に当接し、第2のスライダ102に連動して引っ張られるかたちで第1のスライダ101も一体的に前方の第2の位置へ向けて移動を開始する。
【0076】
第1のスライダ101の移動により、図12に示すように、ローディングローラ43のローラシャフト45が第1のスライダ101のカム溝129で押し下げられ、ローディングローラ43がディスクDから離反するとともにギヤ47が端部ギヤ39から離反し、ローディングローラ43が回転停止する。また、チャックアーム65は、受部71に対する第1のスライダ101のチャック作動部136による押し上げが解除され、スプリング72の付勢で下降し、クランパ66とターンテーブル61との間にディスクDをチャッキングする。
【0077】
図12および図13に示すように、ローディングローラ支持体46の各当接部53がシャーシ12の各受部55から離反し、チャックアーム65の当接部73が天板13の受部材74から離反してベース17のシャーシ12に対する押し下げを解除し、ベース17の当接部183がシャーシ12の受部184から離反し、第1のスライダ101のスライダ側部107の各当接部143,144,145がシャーシ12の一側の各一側係合部146,147,148から外れ、係合部材177の係止部179がシャーシ12の係止片180から外れ、シャーシ12に対するベース17のディスク面に垂直な方向の位置決め係止を解除する。さらに、ローディングローラ支持体46のガイド部54がシャーシ12の第1の係合部56から外れるとともに、第1のスライダ101のガイド部139がシャーシ12の第2の係合部140から外れ、シャーシ12に対するベース17のディスク面に平行な方向の位置決め係止を解除する。したがって、ベース17をシャーシ12に対して固定していたフローティングロックを解除し、ベース17をシャーシ12に対してフローティング状態に支持する。
【0078】
また、図10に示すように、各スライダ101,102が第2の位置まで移動すれば、第2のスライダ102のカム溝154の後端に設けられている第2の係止溝部157がピン112の位置に達し、図11に示すように、スプリング158の付勢で第2のスライダ102がピン108を中心に図11中反時計回り方向に揺動し、第2の係止溝部157がピン112に係合し、ラック153がスライダ駆動ギヤ100の右方に外れる。したがって、第2の位置で各スライダ101,102の移動が停止する。
【0079】
図8および図12(a)に示すように、第1のスライダ101が前方の第2の位置に移動してローディング解除用溝部131がローラシャフト45に係合した状態で、ローディング解除用溝部131の入口部に設けた突起133でローラシャフト45を係止し、第1のスライダ101が第2の位置から第1の位置側へ戻るのを規制する。
【0080】
また、図10および図11に示すように、第1のスライダ101が前方の第2の位置へ移動することにより、アンローディング側トリガ部材169の当接部172に第2のスライダ102の係合片160が係合し、アンローディング側トリガ部材169が図10中時計回り方向に回動して係止突部173がピックガイド89の係止溝96から外れ、ピックアップ移動台79のロックを解除する。
【0081】
第1のスライダ101のカム溝115でスイングプレート32が図10中時計回り方向に回動し、アイドラギヤ33がピックアップ伝達ギヤ82に噛合し、ピックアップ伝達ギヤ82が回転する。
【0082】
ピックアップ伝達ギヤ82に伝達された駆動力は、送りシャフト80に伝達され、送りシャフト80が回転される。送りシャフト80の回転により、この送りシャフト80のねじ部85と板ばね92の第2の歯部91との噛合により、ピックアップ移動台79が外周方向へ移動し、さらに、ピックアップ移動台79の外周方向への移動により、ピックガイド89の第1の歯部90がねじ部85に噛合し、確実な噛合状態が得られる。
【0083】
また、図11に示すように、各スライダ101,102が前方の第2の位置で各スライダ101,102の移動が停止した後、モータ28が逆回転し、外周方向へ移動したピックアップ移動台79を内周側の再生位置まで戻す。ピックアップ移動台79が外周方向に移動した時点でスイッチ97が切り換わってスピンドルモータ62が回転しており、内周側の再生位置へ戻ったピックアップ23でディスクDのデータ記録領域の最内周に記録されたTOC情報を読み取り、ディスクDの再生が可能となる。
【0084】
そして、ディスクDの再生動作時には、各スライダ101,102が前方の第2の位置に保持され、スライダ102のラック153はスライダ駆動ギヤ100から離反して噛合せず、アイドラギヤ33がピックアップ伝達ギヤ82に噛合した状態に保持されるので、モータ28の駆動力はピックアップ移動機構24にのみ伝達される。そのため、モータ28の正逆転駆動により、ピックアップ23がディスクDの内周方向または外周方向に移動する。
【0085】
次に、ディスクDのアンローディング動作を説明する。
【0086】
アンローディング時には、図11に示すように、モータ28がローディング方向とは逆のアンローディング方向に回転駆動し、ピックアップ移動台79が最内周位置へ移動する。
【0087】
図14に示すように、ピックアップ移動台79が最内周位置に移動することにより、ピックガイド89の端面94がアンローディング用トリガ部材169の当接部171に当接し、アンローディング用トリガ部材169が支軸170を中心に図14中反時計回り方向へ回動する。
【0088】
アンローディング用トリガ部材169の当接部172が第2のスライダ102の係合片160に係合し、第2のスライダ102がスプリング158の付勢に抗してピン108を中心に図14中時計回り方向に揺動する。
【0089】
第2のスライダ102の図14中時計回り方向への揺動により、第2のスライダ102のカム溝154の後端に設けられている第2の係止溝部157がピン112から外れ、ラック153がスライダ駆動ギヤ100のギヤ部100aに噛合し、第2のスライダ102が後方の第1の位置へ向けて移動する。第2のスライダ102の移動開始により、カム溝154の規制溝部155がピン112に係合し、第2のスライダ102の揺動を規制してラック153がスライダ駆動ギヤ100と噛合する状態に保持する。
【0090】
第2のスライダ102の移動により、第2のスライダ102の連結ピン119が第1のスライダ101の連結孔120の後縁に当接し、第2のスライダ102に連動して引っ張られるかたちで第1のスライダ101も一体的に後方の第1の位置へ向けて移動を開始する。
【0091】
第1のスライダ101の移動により、図5に示すように、チャックアーム65は、受部71が第1のスライダ101のチャック作動部136で押し上げられ、ディスクDのチャックを解除する。また、ローディングローラ43のローラシャフト45が第1のスライダ101のカム溝129で押し上げられ、ガイド板42との間にディスクDを挟持するとともにギヤ47が端部ギヤ39に噛合し、ディスクDを前方のアンローディング方向に搬送する。
【0092】
また、図5および図6に示すように、ローディングローラ支持体46の各当接部53がシャーシ12の各受部55の上面に当接し、チャックアーム65の当接部73が天板13の受部材74の下面に当接してベース17をシャーシ12に対して下方へ押し下げ、ベース17の当接部183がシャーシ12の受部184に当接し、第1のスライダ101のスライダ側部107の各当接部143,144,145がシャーシ12の一側の各一側係合部146,147,148に当接し、係合部材177の係止部179がシャーシ12の係止片180に係合し、シャーシ12に対するベース17のディスク面に垂直な方向の位置を位置決め係止する。さらに、ローディングローラ支持体46のガイド部54がシャーシ12の第1の係合部56に係合するとともに、第1のスライダ101のガイド部139がシャーシ12の第2の係合部140に係合し、シャーシ12に対するベース17のディスク面に平行な方向の位置を位置決め係止する。したがって、フローティング状態に支持されているベース17をシャーシ12に対して固定したフローティングロック状態とする。
【0093】
また、図14において、第1のスライダ101が前方の第2の位置から後方へ移動することにより、第1のスライダ101のカム溝115でスイングプレート32が図14中反時計回り方向に回動し、アイドラギヤ33がピックアップ伝達ギヤ82から離反し、ピックアップ移動機構24への駆動力の伝達を解除する。
【0094】
このピックアップ移動機構24への駆動力の伝達を解除するまでの間は、モータ28からの駆動力はピックアップ移動機構24へ伝達され続けるため、ピックアップ移動台79が最内周位置に達して移動規制されても、送りシャフト80の回転は継続する。これは、図7に示すように、ピックアップ移動台79が最内周位置へ移動した場合に、第1の歯部90が小径部86に進入して噛合が解除されるとともに、第2の歯部91が板ばね92の弾性によって歯飛びして駆動力伝達が解除されることによる。
【0095】
また、図15に示すように、各スライダ101,102が第1の位置まで移動すれば、第2のスライダ102のカム溝154の前端に設けられている第1の係止溝部156がピン112の位置に達し、スプリング158の付勢で第2のスライダ102がピン108を中心に図15中反時計回り方向に揺動し、第1の係止溝部156がピン112に係合し、ラック153がスライダ駆動ギヤ100の右方に外れる。したがって、第2の位置で各スライダ101,102の移動が停止する。
【0096】
ディスクDのアンローディング方向の前端縁がディスク挿入口14から所定寸法だけ突出した時点でモータ28を停止する。
【0097】
以上のように、ローディング機構20に対しては、単一のモータ28で回転駆動される駆動ギヤ30に常時噛合するローディング伝達ギヤ36によって駆動力を常時伝達し、一方、ピックアップ移動機構24に対しては、駆動ギヤ30に常時噛合するアイドラギヤ33をピックアップ移動機構24のピックアップ伝達ギヤ82に接離させる構成として、このアイドラギヤ33をディスクDの未装着状態で位置する第1の位置およびローディング状態で位置する第2の位置に移動する第1のスライダ101によってピックアップ伝達ギヤ82に対して接離させるので、ローディング機構20およびピックアップ移動機構24に対して、駆動力伝達の中立点がなく動作が安定するとともにその動作を安定させるための別部品が必要なく、単一のモータ28からの駆動力の伝達、切換を確実にできる。しかも、第2のスライダ102によって第1のスライダ101を第1および第2の各位置に移動させることができ、構成を簡単にできる。
【0098】
また、第1および第2の各位置において、第2のスライダ102をスプリング158の付勢に抗して揺動させてラック153をスライダ駆動ギヤ100に噛合させれば、第2のスライダ102と一緒に第1のスライダ101が移動し、また、第1のスライダ101が第1および第2の各位置に移動すれば、第2のスライダ102がスプリング158の付勢によって揺動してラック153がスライダ駆動ギヤ100から外れ、第1および第2の各スライダ101,102を停止させることができる。
【0099】
また、ローディング時には、ディスクDと当接するローディング側トリガ部材163により、第1の位置に位置する第2のスライダ102を揺動させてラック153をスライダ駆動ギヤ100に噛合させ、また、アンローディング時には、ディスクDの中心側へ向けて移動するピックアップ23側と当接するアンローディング側トリガ部材169により、第2の位置に位置する第2のスライダ102を揺動させてラック153をスライダ駆動ギヤ100に噛合させることができる。
【0100】
第1のスライダ101の第2の位置からの移動によってアンローディング側トリガ部材169がピックアップ側23を係止するため、ディスクDの未装着状態でのピックアップ23の位置ずれを防止できる。
【0101】
また、戻り規制手段125により第1および第2の各位置へ移動した第1のスライダ101の戻りを規制し、誤動作を防止できる。
【0102】
また、ローディング機構20では、第1のスライダ101の第2の位置への移動によってローディング動作を解除するとともに、第1のスライダ101の第2の位置からの移動によってローディング動作状態に切り換えるので、ローディング機構20に対して駆動力が常時伝達されていてもローディング動作の切換を確実にできる。
【0103】
また、ピックアップ移動機構24では、アンローディング時に第1のスライダ101が第2の位置から移動してアイドラギヤ33からピックアップ伝達ギヤ82への駆動力の伝達が解除されるまでの間、ピックアップ伝達ギヤ82からピックアップ23への駆動力の伝達を解除する伝達解除手段93を設けているので、アンローディング動作を許容できる。
【0104】
なお、駆動装置で取り扱うディスクには、音楽用の再生専用の12cmのコンパクトディスクに限らず、音楽用の再生専用の8cmのコンパクトディスクにも適用でき、さらには、光学ディスク、光磁気ディスク、フレキシブル磁気ディスクなどにも適用でき、同様の作用効果が得られる。
【0105】
また、駆動装置は、ディスクプレーヤに限らず、ディスクに対して記録可能なディスク記録再生装置にも適用でき、同様の作用効果が得られる。
【0106】
【発明の効果】
請求項1記載の駆動装置によれば、ローディング機構に対しては、単一のモータで回転駆動される駆動ギヤに常時噛合するローディング伝達ギヤによって駆動力を常時伝達し、一方、ピックアップ移動機構に対しては、駆動ギヤに常時噛合するアイドラギヤをピックアップ移動機構のピックアップ伝達ギヤに接離させる構成として、このアイドラギヤをディスクの未装着状態で位置する第1の位置およびローディング状態で位置する第2の位置に移動する第1のスライダによってピックアップ伝達ギヤに対して接離させるので、ローディング機構およびピックアップ移動機構に対して、駆動力伝達の中立点がなく動作が安定するとともに動作を安定させるための別部品が必要なく、単一のモータからの駆動力の伝達、切換を確実にできる。しかも、第2のスライダによって第1のスライダを第1および第2の各位置に移動させることができ、構成を簡単にできる。
【0107】
請求項2記載の駆動装置によれば、請求項1記載の駆動装置の効果に加えて、第1および第2の各位置において、第2のスライダを付勢手段の付勢に抗して揺動させてラックをスライダ駆動ギヤに噛合させれば、第2のスライダと一緒に第1のスライダが移動し、また、第1のスライダが第1および第2の各位置に移動すれば、第2のスライダが付勢手段の付勢によって揺動してラックがスライダ駆動ギヤから外れ、第1および第2の各スライダを停止させることができる。
【0108】
請求項3記載の駆動装置によれば、請求項1または2記載の駆動装置の効果に加えて、ローディング時には、ディスクと当接するローディング側トリガ部材により、第1の位置に位置する第2のスライダを揺動させてラックをスライダ駆動ギヤに噛合させ、また、アンローディング時には、ディスクの中心側へ向けて移動するピックアップ側と当接するアンローディング側トリガ部材により、第2の位置に位置する第2のスライダを揺動させてラックをスライダ駆動ギヤに噛合させることができる。
【0109】
請求項4記載の駆動装置によれば、請求項3記載の駆動装置の効果に加えて、第1のスライダの第2の位置からの移動によってアンローディング側トリガ部材がピックアップを係止するため、ディスクの未装着状態でのピックアップの位置ずれを防止できる。
【0110】
請求項5記載の駆動装置によれば、請求項1ないし4いずれか記載の駆動装置の効果に加えて、戻り規制手段により第1および第2の各位置へ移動した第1のスライダの戻りを規制し、誤動作を防止できる。
【0111】
請求項6記載の駆動装置によれば、請求項1ないし5いずれか記載の駆動装置の効果に加えて、ローディング機構では、第1のスライダの第2の位置への移動によってローディング動作を解除するとともに、第1のスライダの第2の位置からの移動によってローディング動作状態に切り換えるので、ローディング機構に対して駆動力が常時伝達されていてもローディング動作の切換を確実にできる。
【0112】
請求項7記載の駆動装置によれば、請求項1ないし6いずれか記載の駆動装置の効果に加えて、ピックアップ移動機構では、アンローディング時に第1のスライダが第2の位置から移動してアイドラギヤからピックアップ伝達ギヤへの駆動力の伝達が解除されるまでの間、ピックアップ伝達ギヤからピックアップへの駆動力の伝達を解除する伝達解除手段を設けているので、アンローディング動作を許容できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の駆動装置を適用したディスクプレーヤの一実施の形態を示し、第1のスライダが第1の位置にある状態のディスクプレーヤの一部の平面図である。
【図2】同上ディスクプレーヤの第1のスライダが第1の位置にある状態の全体の平面図である。
【図3】同上ディスクプレーヤの分解状態の斜視図である。
【図4】同上ディスクプレーヤの切換機構の分解状態の斜視図である。
【図5】同上第1のスライダが第1の位置にある状態での各箇所の側面を(a)(b)(c)に示すディスクプレーヤの側面図である。
【図6】同上ディスクプレーヤの第1のスライダが第1の位置にある状態のシャーシの平面図である。
【図7】同上ディスクプレーヤのピックアップ移動機構の平面図である。
【図8】同上ディスクプレーヤの第1のスライダの一部の側面図である。
【図9】同上図1に続くディスクのローディング動作を示す平面図である。
【図10】同上図9に続くディスクのローディング動作を示す平面図である。
【図11】同上第1のスライダが第2の位置にある状態のディスクプレーヤの平面図である。
【図12】同上第1のスライダが第2の位置にある状態での各箇所の側面を(a)(b)(c)に示すディスクプレーヤの側面図である。
【図13】同上ディスクプレーヤの第1のスライダが第2の位置にある状態のシャーシの平面図である。
【図14】同上図11の状態からのディスクのアンローディング動作を示す平面図である。
【図15】同上図14に続くディスクのアンローディング動作を示す平面図である。
【符号の説明】
20 ローディング機構
23 ピックアップ
24 ピックアップ移動機構
28 モータ
30 駆動ギヤ
33 アイドラギヤ
36 ローディング伝達ギヤ
82 ピックアップ伝達ギヤ
93 伝達解除手段
100 スライダ駆動ギヤ
101 第1のスライダ
102 第2のスライダ
125 戻り規制手段
153 ラック
158 付勢手段としてのスプリング
163 ローディング側トリガ部材
169 アンローディング側トリガ部材
D ディスク

Claims (7)

  1. モータによって回転駆動される駆動ギヤと、
    この駆動ギヤに常時噛合するローディング伝達ギヤを有し、このローディング伝達ギヤから駆動力が伝達されてディスクをローディングおよびアンローディングするローディング機構と、
    ピックアップ伝達ギヤを有し、このピックアップ伝達ギヤに駆動力が伝達されてピックアップを移動させるピックアップ移動機構と、
    前記駆動ギヤに常時噛合するとともに前記ピックアップ伝達ギヤに対して接離可能に噛合するアイドラギヤと、
    前記ディスクの未装着状態で位置する第1の位置とディスクのローディング状態で位置する第2の位置との間を移動し、第2の位置への移動によって前記アイドラギヤをピックアップ伝達ギヤに噛合させるとともに、第2の位置からの移動によって前記アイドラギヤをピックアップ伝達ギヤから離反させる第1のスライダと、
    前記ディスクのローディング時に第1の位置に位置する第1のスライダに前記駆動ギヤからの駆動力を伝達させて第1のスライダを第2の位置へ移動させ、アンローディング時に第2の位置に位置する第1のスライダに前記駆動ギヤからの駆動力を伝達させて第1のスライダを第1の位置へ移動させる第2のスライダと
    を具備していることを特徴とする駆動装置。
  2. 駆動ギヤから駆動力が伝達されて回転するスライダ駆動ギヤを備え、
    第2のスライダは、第1のスライダと一緒に移動するとともに第1のスライダに対して揺動可能に設けられ、第1の位置と第2の位置との中間位置で前記スライダ駆動ギヤと噛合状態に保持されるとともに第1の位置と第2の位置とでスライダ駆動ギヤに対して接離可能とするラックを有し、
    この第2のスライダをラックがスライダ駆動ギヤから離反する方向に付勢する付勢手段が設けられている
    ことを特徴とする請求項1記載の駆動装置。
  3. ローディング時に、ディスクと当接して第1の位置に位置する第2のスライダを揺動させてラックをスライダ駆動ギヤに噛合させるローディング側トリガ部材と、
    アンローディング時に、ディスクの中心側へ向けて移動するピックアップ側と当接して第2の位置に位置する第2のスライダを揺動させてラックをスライダ駆動ギヤに噛合させるアンローディング側トリガ部材とを備えている
    ことを特徴とする請求項1または2記載の駆動装置。
  4. アンローディング側トリガ部材は、第1のスライダの第2の位置からの移動によってピックアップを係止するとともに、第1のスライダの第2の位置への移動によってピックアップの係止を解除する
    ことを特徴とする請求項3記載の駆動装置。
  5. 第1および第2の各位置へ移動した第1のスライダの戻りを規制する戻り規制手段を備えている
    ことを特徴とする請求項1ないし4いずれか記載の駆動装置。
  6. ローディング機構は、第1のスライダの第2の位置への移動によってローディング動作が解除されるとともに、第1のスライダの第2の位置からの移動によってローディング動作状態に切り換えられる
    ことを特徴とする請求項1ないし5いずれか記載の駆動装置。
  7. ピックアップ移動機構は、アンローディング時に第1のスライダが第2の位置から移動してアイドラギヤからピックアップ伝達ギヤへの駆動力の伝達が解除されるまでの間、ピックアップ伝達ギヤからピックアップへの駆動力の伝達を解除する伝達解除手段が設けられている
    ことを特徴とする請求項1ないし6いずれか記載の駆動装置。
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