JP2003109275A - ディスク搬送装置 - Google Patents

ディスク搬送装置

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JP2003109275A
JP2003109275A JP2001299316A JP2001299316A JP2003109275A JP 2003109275 A JP2003109275 A JP 2003109275A JP 2001299316 A JP2001299316 A JP 2001299316A JP 2001299316 A JP2001299316 A JP 2001299316A JP 2003109275 A JP2003109275 A JP 2003109275A
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gear
feed roller
motor
rotation
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Shigeru Akatani
重 赤谷
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Tanashin Denki Co Ltd
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Tanashin Denki Co Ltd
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    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B17/00Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor
    • G11B17/02Details
    • G11B17/04Feeding or guiding single record carrier to or from transducer unit
    • G11B17/041Feeding or guiding single record carrier to or from transducer unit specially adapted for discs contained within cartridges
    • G11B17/043Direct insertion, i.e. without external loading means
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B17/00Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor
    • G11B17/02Details
    • G11B17/04Feeding or guiding single record carrier to or from transducer unit
    • G11B17/0401Details
    • G11B17/0402Servo control
    • G11B17/0404Servo control with parallel drive rollers

Abstract

(57)【要約】 【課題】ディスクを、傷付けずにスムーズに排出するこ
と。 【解決手段】モータ33により回転駆動される搬送ギヤ42
と、この搬送ギヤを介してモータに駆動されモータの回
転方向に応じて一方向または他方向へ移動する制御部材
28、44と、モータの回転を送りローラへ伝える伝達ギヤ
46とを有し、制御部材には回転制御部49とローラ位置制
御部27とを設ける。そしてディスク排出時は、制御部材
の移動に伴いローラ位置制御部で送りローラをディスク
ガイドに接近させた後、回転制御部で伝達ギヤを伝達位
置へ移動させるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、ディスクを送りロ
ーラとディスクガイドとで挟み、送りローラの回転でデ
ィスクを搬送するディスク搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ディスク挿入口を備えたディスク再生装
置には、ディスクをディスク挿入口とターンテーブルと
の間において搬送するディスク搬送装置が設けられる。
ディスク搬送装置としては、ディスクを送りローラとデ
ィスクガイドとで挟み、送りローラをモータで回転させ
てディスクの搬送を行うものが多用されている。そし
て、最近ではディスク搬送装置のコストダウンを図るた
め、特開2000-298903号公報に紹介されているように、
送りローラをピックアップ駆動用のモータで回転させた
ディスク搬送装置が知られている。上記公報に示された
ディスク搬送装置では、ディスクを送りローラとディス
クガイドとの間で挟み、送りローラをピックアップ駆動
用のモータにより回転させ、ディスクをディスク挿入口
とターンテーブルとの間において搬送するようにしてい
る。
【0003】ところでこの種のディスク再生装置にあっ
ては、図8に示すように、ディスク2の再生が行われて
いるとき、ディスクガイド3及び送りローラ4は、ディス
ク2の面から約2ミリ程度離れてディスクの回転を妨げ
ないようにしている。この状態よりディスク2の取出し
操作を行うと、先ずターンテーブルモータ5の回転が停
止し、次いで図9に示すようにクランパ6がターンテー
ブル7から離反する。そして、図10に示すように送り
ローラ4は、ディスク2に接触した後、図11に示す如
く、ディスク2をディスクガイド3に押し当るように持ち
上げて、送りローラ4の回転でディスク2をフロントパネ
ル8のディスク挿入口9から送り出す。このとき、送り
ローラ4とディスクガイド3とで挟まれたディスク2は、
ディスクガイド3によりディスク挿入口9に接触しない高
さに位置設定がなされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようなディスク取
出し操作において、従来のディスク再生装置では、ディ
スク取出し操作が行われる間中、ずっと送りローラにモ
ータの回転が伝達されている。このため図10に示すよ
うに送りローラ4がディスク2に接触した途端、ディスク
2は送りローラ4の回転によりディスク挿入口9に向けて
搬送されてしまう。そして、ディスク2はディスク挿入
口9の高さに達していないため、先端をディスク挿入口9
の縁に当ててしまうことになる。したがって、ディスク
をスムーズに排出できないばかりか、ディスク挿入口9
の縁に引っ掛かった状態でさらに押上げられるとき、デ
ィスクに傷付ける恐れもあった。本発明の目的は、ディ
スクの排出をスムーズに行なえ、ディスクに傷を付ける
恐れもないディスク搬送装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のディスク搬送装
置は、モータにより回転駆動される搬送ギヤと、この搬
送ギヤを介してモータに駆動されモータの回転方向に応
じて一方向または他方向へ移動する制御部材と、モータ
の回転を送りローラへ伝える伝達ギヤを有し、制御部材
には回転制御部とローラ位置制御部が設けられる。そし
て搬送ギヤの回転方向が伝達ギヤを介して送りローラを
アンローディング方向へ回転させる方向のとき、制御部
材の移動に伴いローラ位置制御部で送りローラをディス
クガイドに接近させた後、回転制御部で伝達ギヤを伝達
位置へ移動させるように構成される。したがって、ディ
スクは、送りローラとディスクガイドとで挟持されてデ
ィスク挿入口の高さと一致した後、送りローラの回転に
より排出されることになり、排出がスムーズに行われ、
ディスクを傷付ける恐れもない。
【0006】ローラ位置制御部および前記回転制御部を
それぞれカム溝にて構成すると、ディスクを送りローラ
とディスクガイドとで挟持するタイミングと送りローラ
の回転開始タイミングとの関係を容易に設定できる。ま
た、制御部材を反転ばねにより両移動終端位置に択一的
に安定保持するようにすると、制御部材がみだりに動く
ことがなく、動作制御が一層容易になる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、図1ない
し図7を参照して説明する。なお従来技術として説明し
た部分と同じ部分には同一符号を附して説明する。図1
は車載用のディスク再生装置の外観を示す斜視図。図2
および図3はディスク再生装置をキャビネット1内に納
めた状態を示す側面図。図4ないし図7はモータの動力
伝達経路を示す平面図である。図1に示す再生基板21
は、外シャーシ22の内部に図示しないばねとダンパ23と
を介してフローティングした状態に取付けられている。
また、この再生基板21の中心にターンテーブル7が配置
され、ターンテーブル7の上方にクランパ6が配置され
る。クランパ6は再生基板21に回動自在に取付けられた
支持板24に支持されている。さらに再生基板21の上方に
ディスクガイド3が取り付けられ、このディスクガイド3
の下面側に送りローラ4が配置されている。
【0008】この再生基板21の片側側面には、クランプ
カム26及びローラカム27(ローラ位置制御部)を有する
カム板28(制御部材その一)が進退自在に取付けられ
る。クランプカム26は、支持板24に係合してクランパ6
をターンテーブル7に接離移動させる。ローラカム27
は、送りローラ4をディスク2から離反した状態保つ上部
水平溝27aと、ディスク2を送りローラ4とディスクガイ
ド3との間に挟持した状態に保つ下部水平溝27bと、両
溝27a,27bを結ぶ傾斜溝27cとで形成される。送りロ
ーラ4は、長尺のゴム製円筒体で、ディスク挿入口9とタ
ーンテーブル7との間に配置され、両端をブラケット29
に回転自在に支持されている。このブラケット29は、両
側板29a、29bを再生基板21の両側面に回動自在に支持
され、片側の側面29aに、外シャーシ22のロック孔30に
係脱する突起31とローラカム27に係合するカムピン29c
とを形成している。
【0009】このブラケット29は図2に示すように、デ
ィスク2が再生されているときは突起31をロック孔30か
ら抜け出して再生基板21を外シャーシ22に対してフロー
ティングした状態としている。しかし、ディスク2を、
ディスク挿入口9を出し入れするときは、図3に示すよ
うに突起31をロック孔30に嵌合するとともに、再生基板
21の外形の上部21aを外シャーシの天井22aに押し当て
るように再生基板21全体を持ち上げて、再生基板21の外
シャーシ22に対するフローティング状態を禁止してい
る。このように再生基板21を外シャーシ22の天井22aに
押し付けてフローティングを禁止すると、ディスク挿入
口9をフロントパネル8の上方に偏らせた位置に設定で
き、フロントパネル8のデイスクプレイ表示面8aの面積
を増加させることができる。
【0010】しかし、この場合、ディスク再生時には再
生基板21の上部21aが外シャーシ22の天井22aから離反
するため、再生基板21を外シャーシ22に対しフローティ
ング状態としたときは、ディスク挿入口9とディスクガ
イド3との高さ方向の寸法に大きな段差が生じている。
【0011】図4に示すように再生基板21の中心にはタ
ーンテーブル7が配置され、基板の裏側にはピックアッ
プ32が再生基板の対角線の方向に移動自在に取付けられ
ている。また、このピックアップ32を進退移動させるピ
ックアップモータ33がその回転軸をピックアップ32の移
動方向と平行になるよう再生基板21に取付けられてい
る。この回転軸にはウォームギヤ34が取付けられ、この
ウォームギヤ34に常時噛合うウォームホイル35が回転軸
の方向に移動可能な移動板35aに取り付けられている。
再生基板21には、第一ギヤ36及び第二ギヤ37が取付けら
れて、ウォームホイル35は一方に移動した位置で第一ギ
ヤ36に、他方に移動した位置で第二ギヤ37に噛合うよう
になっている。第一ギヤ36には一体回転する第三ギヤ38
が形成され、この第三ギヤ38がピックアップ32に形成さ
れるラック板39に噛合っている。ウォームホイル35は、
第一ギヤ36に噛合っているときにピックアップモータ33
が回転すると、その回転方向に応じてピックアップ32が
進退移動する。
【0012】一方、第二ギヤ37には第四ギヤ40が常時噛
合っていて、ウォームホイル35が第二ギヤ37に噛合った
とき、第二ギヤ37の回転は第四ギヤ40と一体の第五ギヤ
41を介して第六ギヤ42(搬送ギヤ)に減速伝達される。
この第六ギヤ42には、一体に形成される第七ギヤ43が制
御板44(制御部材その二)のラック45に噛合っている。
また、第六ギヤ42には第八ギヤ46(伝達ギヤ)が第六ギ
ヤ42の衛星ギヤとして常時噛合っている。この第八ギヤ
46は、第六ギヤ42の回転軸を中心にした回動自在なアー
ム47の一端に取付けられている。このアーム47の他端に
はカムフォロア48が設けられ、カムフォロア48は制御板
44のカム溝49(回転制御部)に嵌合している。一方、再
生基板21には、送りローラ4のローラギヤ50に噛合うギ
ヤ群51が取付けられ、このギヤ群の終端に第八ギヤ46に
噛合い可能な第九ギヤ52が配置されている。第八ギヤ46
が第九ギヤ52に噛合うと、第二ギヤ37の回転は送りロー
ラ4まで回転伝達される。
【0013】上記制御板44は、第二ギヤ37の回転方向に
応じて進退移動するとともに、反転ばね53により両移動
終端位置のいずれにも安定保持される。そして、図7に
示すように制御板44のラック45は制御板44が再生基板21
の奥側に向う移動終端位置で反転ばね53の付勢力により
第六ギヤ43から離脱することができる。また、この制御
板44にはカム板28の角孔28aに嵌合する凸片44aと、移
動板35aの係合片35bに係脱し、係合片35bに係合した
ときには移動板35aの移動を禁止する長溝44bとが形成
されている。
【0014】前記カム溝49(回転制御部)は、制御板44
が移動しても第八ギヤ46と第九ギヤ52とを離反させた状
態に維持する第一直線部49aと、制御板が再生基板22
の奥側に移動してその終端に達したときに、カムフォロ
ア48を押圧してアーム47を回動させ、第八ギヤ46を第九
ギヤ52に噛合わせる傾斜部49bと、制御板44がさらに奥
側に移動したとき、第八ギヤ46と第九ギヤ52との噛合い
状態を維持する第二直線部49cとで形成されている。
【0015】再生基板21の奥側にはトリガ部材55が中間
部を再生基板に回動自在に支持されている。このトリガ
部材55は、制御板44が再生基板21の奥側に向って移動し
たとき、制御板44に当たって回動し、再生位置にあるデ
ィスク2をディスク挿入口9に向けて押し出す。一方、デ
ィスク挿入口9からディスク2がターンテーブル7上に搬
送されたときは、ディスク2の外周がトリガ部材55に当
たってトリガ部材55を回動させ、トリガ部材55が制御板
44を反転ばね53のばね力に抗して移動させてラック45を
第七ギヤ43に噛み合わせる。
【0016】前記第四ギヤ40の回転軸には回動板56が回
動自在に取付けられており、この回動板56は、ピックア
ップ32がディスク再生を行うためディスク外周方向に移
動を開始したとき、ピックアップ32のラック板39に形成
されるカム39aにより一方に回動して、移動板35aの移
動を禁止してウォームホイル35と第一ギヤ36との噛合い
状態を維持する。一方、ピックアップ32がディスク2の
リードイン位置に移動されたときは、ラック板39のカム
39aに押されて他方に回動し、移動板35aの移動の禁止
を解除する。この後ウォームホイル35は、ウォームギヤ
34の推力で第二ギヤ37に向けて移動して第二ギヤ37に噛
合い、ピックアップモータ33の回転を第七ギヤ43まで回
転伝達する。
【0017】本発明のディスク搬送装置によりディスク
2をターンテーブル7上の再生位置からフロントパネル8
のディスク挿入口9まで搬送させる動作の説明を図2か
ら図7に亘って説明する。図2においてディスク2はタ
ーンテーブル7とクランパ6とで挟持されたディスク再生
位置にあり、送りローラ4は、カムピン29cがローラカ
ム27の上部水平溝27aに位置していることによりディス
ク2の面から離反している。また、ディスク2はディスク
ガイド3からも離反している。一方、再生基板22は外シ
ャーシ21のほぼ中央に位置して外シャーシ21に対しフロ
ーティングの状態となっている。そして、ディスク挿入
口9とディスクガイド3との高さ位置の差が大きく離れて
いる。
【0018】このとき、図4に示すようにウォームホイ
ル35が第一ギヤ36に噛合った状態に維持され、ピックア
ップ32はディスク2の外周方向に向けて移動あるいは移
動可能となっている。また第八ギヤ46は、カムフォロア
48が第一直線部49aに位置することで第九ギヤ52から離
反した位置に留められて、送りローラ4への回転伝達を
遮断している。この状態よりディスク2の取出し操作が
なされると、ピックアップモータ33がピックアップ32を
ターンテーブル7に接近する方向に回転し、ピックアッ
プ32がリードイン位置に達すると回動板56が回動して移
動板35aの固定を解除する。するとウォームホイル35は
ウォームギヤ34の推力を受けて第二ギヤ37に向けて移動
し、第二ギヤ37に噛合ってピックアップモータ33の回転
を第七ギヤ43まで伝達する。
【0019】このときピックアップモータ33の回転は制
御板44を再生基板21の奥側に向けて移動させるよう第七
ギヤ46を回転させる。制御板44は第七ギヤ46の回転によ
り再生基板21の奥に向かって移動を開始し、このとき移
動板35aの係合片35bが制御板44の長溝44b内に嵌合し
て、移動板35aはウォームホイル35と第二ギヤ37とが噛
合った状態に維持される。また、カム板28も制御板44と
ともに再生基板21の奥に向けて移動を開始する。そし
て、図3に示すようにクランプカム26が支持板24を押上
げてクランパ6によるディスク2のターンテーブル7への
保持を解除する。また、このときブラケット29のカムピ
ン29cは傾斜溝27cを通って下部水平溝27bに案内さ
れ、送りローラ4はディスク面に接した後にディスク2を
ディスクガイド3に向けて押上げる。しかし、このとき
は図5に示すように、まだカムフォロア48が第一直線部
49a内に位置していて第八ギヤ46は第九ギヤ52に噛合っ
ておらず、ピックアップモータ33の回転は送りローラ4
に伝達されていない。
【0020】そして、さらに制御板44及びカム板28が再
生基板21の奥に向かって移動すると、カムピン29cは下
部水平溝27bに達し、送りローラ4はディスク2をディス
クガイド3に押付けて挟持する。これに伴ってブラケッ
ト29は、突起31をロック孔30に嵌合させ、再生基板21の
上部21aを外シャーシ22の天井22aに押付けて、再生基
板21の外シャーシ22に対するフローティング状態を禁止
する。そして、ディスク2は送りローラ4によりディスク
ガイド3に押し当てられて、ディスクガイド3の高さ位置
をディスク挿入口9の高さ位置に一致させる。一方、再
生基板21の外シャーシ22に対するフローティング状態が
禁止されたとき、図6に示すようにカムフォロア48は傾
斜部49bを通って第二直線部49cに達し、アーム47を回
動させて第八ギヤ47を第九ギヤ52に噛合わせる。
【0021】そして、ピックアップモータ33の回転が送
りローラ4まで伝達され、図7に示すようにディスク2は
送りローラ4とディスクガイド3とに挟まれた状態でディ
スク挿入口9から排出される。このとき制御板44は、反
転ばね53のばね力でラック45と第七ギヤ43との噛合いが
解かれて、第七ギヤ43による移動が解除されている。
【0022】このように本実施形態のディスク搬送装置
によれば、ディスク2を送りローラ4とディスクガイド3
とで位置決めした後に、送りローラ4を回転させてディ
スク挿入口9から搬送するので、ディスク2がディスク挿
入口9の縁に当接したり引っ掛けたりせずに排出するこ
とができる。しかも、本実施形態のようにフロントパネ
ル8のデイスプレイ表示面8aの面積を大きくするため、
フロントパネル8に対してディスク挿入口9を上方位置に
偏らせたディスク再生装置においても、確実かつ安全に
ディスク2をディスク挿入口9から排出することができ
る。また、本実施形態では、カム板28および制御板44を
制御部材とし、ローラ位置制御部27と回転制御部49とを
それぞれに分けて設けたが、カム板28と制御板44とを一
体のものとして形成してもよい。
【0023】
【発明の効果】本発明のディスク搬送装置は、ディスク
挿入口とターンテーブルとの間に送りローラとディスク
ガイドとを配置し、モータにより回転する搬送ギヤと、
送りローラを回転させるローラギヤと、搬送ギヤとロー
ラギヤとに選択的に噛合う伝達ギヤと、モータから回転
を受けて進退移動する制御部材とを備えている。そし
て、この制御部材に、ディスクを挿入口に向けて押出す
ときに、ディスクを送りローラとディスクガイドとで挟
持させるローラ位置制御部と伝達ギヤを搬送ギヤとロー
ラギヤとに噛合わせる回転制御部を形成した。ディスク
は、挿入口に向けて排出されるとき、送りローラとディ
スクガイドとで挟持した後に送りローラが回転してディ
ス挿入口から排出される。ディスクは、ディスクガイド
によりディスク挿入口に対する排出位置の設定が行われ
た後に、ディスク挿入口に向けて搬送されるので、ディ
スク挿入口の縁に当接したり引っ掛かったりすることが
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディスク搬送装置を組込んだディスク
再生装置の外観図。
【図2】ディスクの再生状態を示す側面図。
【図3】ディスクを取出しているときの状態を示す側面
図。
【図4】ディスクの再生状態を示す平面図。
【図5】ディスク取出し操作が行われたときの状態を示
す平面図。
【図6】ディスク取出し動作のが行われているときの状
態を示す平面図
【図7】ディスクが取出されているときの状態を示す平
面図。
【図8】従来のディスク再生装置のディスク再生状態を
示す側面図。
【図9】従来の装置でクランパがターンテーブルから離
反した時の状態を示す側面図。
【図10】従来の装置で送りローラがディスクに接触し
たときの状態を示す側面図。
【図11】従来の装置でディスクがディスク挿入口から
排出されるとき状態を示す側面図。
【符号の説明】
2 ディスク 3 ディスクガイド 4 送りローラ 7 ターンテーブル 9 ディスク挿入口 27 ローラ位置制御部 33 モータ 42 搬送ギヤ 28、44 制御部材 46 伝達ギヤ 49 回転制御部 52 ローラギヤ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】送りローラ(4)をディスクガイド(3)に
    接近させ、送りローラによりターンテーブル(7)上の
    ディスクをターンテーブルから離反させた後、送りロー
    ラとディスクガイド(3)とで挟み、送りローラをモー
    タ(33)によりアンローディング方向へ回転させてディ
    スクをディスク挿入口(9)へ向けて搬送するディスク
    搬送装置において、 前記モータに回転駆動される搬送ギヤ(42)と、 この搬送ギヤを介して前記モータに駆動され、モータの
    回転方向に応じて一方向または他方向へ移動する制御部
    材(28、44)と、 伝達位置および非伝達位置に択一的に位置し伝達位置に
    おいて前記モータの回転を送りローラへ伝える伝達ギヤ
    (46)とを具備し、 前記制御部材に、その移動範囲の一部において伝達ギヤ
    を非伝達位置から伝達位置へ移動させる回転制御部(4
    9)と、その移動範囲の他の一部において送りローラを
    ディスクガイドに対する離反位置から接近位置へ移動さ
    せるローラ位置制御部(27)とを設け、 前記搬送ギヤの回転方向が伝達ギヤを介して送りローラ
    をアンローディング方向へ回転させる方向のとき、前記
    制御部材の移動に伴い前記ローラ位置制御部で送りロー
    ラをディスクガイドに接近させた後、前記回転制御部で
    伝達ギヤを伝達位置へ移動させることを特徴とするディ
    スク搬送装置。
  2. 【請求項2】前記ローラ位置制御部および回転制御部
    を、それぞれカム溝にて構成したことを特徴とする請求
    項1に記載のディスク搬送装置。
  3. 【請求項3】前記制御部材は、反転ばね(53)により両
    移動終端位置に択一的に安定保持されることを特徴とす
    る請求項1に記載のディスク搬送装置。
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