JP2004158129A - レンズ保護機構およびこのレンズ保護機構を用いたディスク再生装置 - Google Patents

レンズ保護機構およびこのレンズ保護機構を用いたディスク再生装置 Download PDF

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Abstract

【課題】簡易な構成で、ディスクと光ピックアップレンズとの接触を防ぐと共に、コンパクト化可能なレンズ保護機構及びディスク再生装置を提供すること。
【解決手段】駆動源102を具備し、この駆動源102が作動するディスク12のローディング動作時に、このディスク12をターンテーブル14から離した状態にして搬送機構で搬送する。そして、ディスク12が再生状態/再生待機状態で他ソース/電源オフに切り替えられた場合に、ディスク12をターンテーブル14から持ち上げてディスク12と光ピックアップレンズ176との間の距離を離し、かつディスク12がケース体20から露出しないように、駆動源102の駆動が制御手段180で制御される。
【選択図】 図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、レンズ保護機構およびこのレンズ保護機構を用いたディスク再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ディスク再生装置において使用される光学ピックアップのレンズは、電気制御によって、ディスクの再生中に該ディスクとの距離が一定に保たれている。かかるディスク再生装置のうち、車載用等のディスク再生装置の場合、ディスクを再生している状態において、例えば他ソース/電源オフ(チューナ等を使用した場合、または電源オフにした場合をいう。)に切り替えられると、光学ピックアップのレンズは通電しない状態となる。
【0003】
このような非通電状態では、光ピックアップのレンズのディスクに対する距離の電気制御が為されずに、ディスクとの距離を一定に保てなくなる。そのため、光ピックアップのレンズは、自動車の走行時等に生ずる振動等の外乱により、上下に動く状態となる。特に、ディスクがターンテーブルに載置された状態では、レンズとディスクとの距離が近いため、ディスクにレンズが接触してしまうことがある。
【0004】
このようなディスクとレンズとの接触の防止を図る構成の例としては、特許文献1(特開2002−25094号公報)記載のものがある。この構成では、衝突防止装置にレンズよりも先にディスクに接触する接触部分が設けることで、該レンズの保護を図っている。
【0005】
また、接触させないための従来例としては、他ソースに切り替えられた場合でも、光ピックアップを通電状態とし、電気制御によってレンズの保護を図る構成もある。他の従来例としては、他ソースに切替えられた場合に、光ピックアップをディスクの外周よりも外に移動させて、該光ピックアップを待機させておく、というものがある。
【0006】
【特許文献1】
特開2002−25094号公報(発明の実施の形態全体、図5、図8)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
車載用のディスク再生装置においては、スペース効率を良好にするために薄型化が図られている。かかるディスク再生装置の薄型化を図る場合、光ピックアップのレンズとディスクとの距離が小さくなり、光ピックアップのレンズとディスクとの接触をきたしがちとなる。特に、近年開発が進められているブルーレーザを利用した光学式再生装置では、ディスクとレンズの間の距離が極めて小さく、問題が特に顕著となる。
【0008】
しかしながら、上述した特許文献1記載の構成では、ディスクに対して接触させるための接触パッドを別途設ける必要がある。また、ディスクに対して接触パッドが接触する構成のため、ディスクに傷がつきやすいものとなる。
【0009】
また、他のソースに切り替えられた場合に、光ピックアップを通電状態とし、電気制御によってレンズの保護を図る構成では、消費電力が大きくなってしまう。そのため、ディスク再生装置や車載バッテリの寿命が短くなるという問題がある。また、光ピックアップをディスクの外周よりも外側に移動させ、該光ピックアップを待機させておく構成の場合、ディスク再生装置が大型化し、該ディスク再生装置のコンパクト化が図れない、といった問題が生じる。
【0010】
本発明は、上記の事情に基づきなされたもので、その目的とするところは、簡易な構成かつ低コストで、ディスクと光ピックアップのレンズとの接触を防ぐことが可能なレンズ保護機構およびこのレンズ保護機構を用いたディスク再生装置を提供しよう、とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するため、本発明は、駆動源を具備し、該駆動源が作動するディスクのローディング動作時に、このディスクをターンテーブルから離した状態にして搬送する搬送機構と、ディスクの再生状態/再生待機状態で他ソース/電源オフに切り替えられた場合に、ディスクをターンテーブルから持ち上げてディスクと光ピックアップレンズとの間の距離を離し、かつディスクがローディングされるケース体から露出しないように、駆動源の駆動を制御する制御手段と、を具備するものである。
【0012】
また、他の発明は、上述の発明に加えて更に、制御手段は規定時間だけ駆動源を作動させた後に停止させるタイマー機構を具備していて、規定時間は駆動源の作動によってディスクが持ち上げられて該ディスクと光ピックアップレンズとの間の距離が離されると共に、ディスクがローディングされるケース体から露出しない時間に設定されているものである。
【0013】
さらに、他の発明は、上述の発明に加えて更に、制御手段は、規定位置でディスクを検出した後に駆動源を停止させるセンサを具備していて、規定位置はディスクが持ち上げられて該ディスクと光ピックアップレンズとの間の距離が離された位置であって、ディスクがローディングされるケース体から露出しない位置に設定されているものである。
【0014】
また、他の発明は、上述の各発明に加えて更に、搬送機構は、ディスクの裏面に接触して回転することでディスクを送り込むローラ、および回動中心点となる支点を具備し、この支点を中心としてローラを回動させることによって該ローラに接触するディスクを光ピックアップレンズに対して上下動させる搬送ローラと、搬送ローラに対向して設けられていると共に、搬送ローラが回動してローラが持ち上げられた場合に、該ローラの上方への移動によって持ち上げられたディスクを該ローラとで挟持するディスクガイドと、搬送ローラの支点を中心とした回動を案内する案内機構と、を具備するものである。
【0015】
さらに、他の発明は、上述の発明に加えて更に、案内機構は、ディスクがターンテーブルのチャッキング位置に存する場合にスライドし、このスライドによって搬送ローラが支点を中心として回動させられるものである。
【0016】
また、他の発明は、上述の各発明に加えて更に、搬送機構は、さらに駆動源で発生した駆動力のローラへの伝達および非伝達を切り替える駆動力伝達切り替え機構を具備し、この駆動力伝達切り替え機構は、案内機構のスライドによって駆動力の伝達および非伝達が切り替えられるものである。
【0017】
さらに、他の発明は、上述のレンズ保護機構の各発明を、ディスク再生装置に適用したものである。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態について、図1から図13に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施の形態に係るディスク再生装置10およびこのディスク再生装置10に用いられるレンズ保護機構11の要部の概略構成を示す平面図である。なお、以下の実施の形態において、特に断りが無い限り、下方(下側)とは、アウターケース20の底部側を指し、上方(上側)とは、アウターケース20の底部から離間する側を指すものとする。また、先端側とは、ディスク差込口13側を指し、後端側とはディスク12が挿入される奥側を指すものとする。
【0019】
ディスク再生装置10は、CD(Compact Disc)等のディスク12(図1、図2、図4および図10から図13参照)を再生するものである。ディスク12には、直径が8cmの小径ディスク12a(図12、図13参照)と、直径が12cmの大径ディスク12b(図10、図11参照)とがある。以下の説明では、小径ディスク12aと大径ディスク12bとをまとめてディスク12という場合がある。なお、ディスク12(記録媒体)は、CD以外の、例えばDVD(Digital Versatile Disc)等、他の円盤状体の記録媒体でも良い。
【0020】
ディスク再生装置10は、各種部品の取り付け、及び挿入されたディスク12を覆う(ディスク12がローディングされ、収納される)ケース体としてのアウターケース20を有している。アウターケース20の内部には、フローティングシャーシ21が設けられている。フローティングシャーシ21は、アウターケース20に対してディスク12の挿入時に所定量だけ沈み込むように、該アウターケース20に対してバネ22およびダンパ23を介して弾性支持されている(図1から図3参照)。
【0021】
バネ22は、一端がアウターケース20に、他端がフローティングシャーシ21に掛け止めされることで、フローティングシャーシ21を浮き上がる方向に引っ張っている。また、ダンパ23は、バネ22によってフローティングシャーシ21が浮き上がろうとする力に抗する抵抗を与えている。なお、ダンパ23には、差込穴(不図示)が設けられていて、フローティングシャーシ21側に設置されるピン状の支持軸24が差し込まれる。
【0022】
なお、フローティングシャーシ21は、そのシャーシ本体21a(図5(b)参照)が、アウターケース20を覆うように設けられている。このフローティングシャーシ21は、図5(a),(b)に示される、第1の駆動伝達経路101(図5〜図8参照)を覆うように設けられている。
【0023】
このフローティングシャーシ21には、クランパアーム組立体(以下、クランパアーム30と呼ぶ。)が一対の回動支点31及び一対の回動軸32(図1参照)を介して、フローティングシャーシ21に対して回動自在に支持されている。クランパアーム30には、図1および図4に示すような板バネ33が取り付けられていて、その取り付け側と反対側が突出ピン34となっている。この突出ピン34は、第1のスライダ60に設けられる揺動溝70内を摺動する部分である。
【0024】
また、クランパアーム30には、ディスク12をターンテーブル14(図4、図11、図13参照)に対して圧接させるクランパ35が設けられている。このクランパ35は、取付金具36を介して回転自在に取り付けられている。そのため、ディスク12を圧接した状態で、モータ15(図4参照)の駆動によりターンテーブル14が回転駆動されると、ディスク12及びこのディスク12を圧接しているクランパ35も回転駆動され、ディスク12が安定して回転する。
【0025】
図1、図10及び図13に示すように、クランパアーム30には、回動軸41を中心として揺動可能にトリガアーム40が取り付けられている。トリガアーム40は、3つの突出端部を有していて、このうち第1の突出端部42は、回動軸41から見て第1のスライダ60側に向かって突出している。また、第2の突出端部43は、回動軸41から見て第2のスライダ80側に向かって突出している。さらに、第3の突出端部44は、第2のスライダ80に向かって突出するものの、第2の突出端部43よりはディスク差込口13側であり、かつより一層第2のスライダ80側に向かって突出している。
【0026】
ここで、クランパアーム30には、第3の突出端部44の回動を規制する回動規制凹部45が形成されている。この回動規制凹部45と後述する突起46,47は、8センチ又は12センチのディスク12が挿入された場合に、該ディスク12の挿入を規制してディスク12のチャッキング位置の位置決めを行うものである。なお、このような位置決めを行うために、第3の突出端部44には、突起46がアウターケース20の底面に向かって突出している。
【0027】
また、突起46は、回動規制凹部45で規制される機能のみならず、8センチの小径ディスク12aの外周縁部に係止する機能を有しているものである。それにより、小径ディスク12aの位置決めが良好に行われる。また、第2の突出端部43にも、突起47がアウターケース20の底面に向かって突出して設けられている。この突起47は、12センチの大径ディスク12bの外周縁部に係止され、それによって該大径ディスク12bの位置決めを良好に行うことを可能としている。
【0028】
なお、図11及び図13に示すように、小径ディスク12aに係止される突起46は、大径ディスク12bが挿入される際に、邪魔にならない高さに形成されている。
【0029】
第1の突出端部42には、凸部48がアウターケース20の底面に向かって突出形成されている。この凸部48は、トリガスライダ50を図1で下方に押して該トリガスライダ50を下方側にスライドさせるものである。なお、図11及び図13に示すように、トリガスライダ50のうち凸部48に対応する部分には、係合部51が形成されている。
【0030】
上述のフローティングシャーシ21には、案内機構としての第1のスライダ60及び第2のスライダ80が、ディスク12の挿入方向に沿ってスライド移動自在となっている。これら第1のスライダ60および第2のスライダ80は、図1に示すように、それぞれアウターケース20の右側側面および左側側面に近接して設けられている。また、第1のスライダ60には、図6から図8に示すように、アウターケース20の底面と略並行を為す受け部61が一体的に設けられている。受け部61は、第1のスライダ60の垂直部分の高さ位置の中途部分から第2のスライダ80に向かって突出形成されている。
【0031】
この受け部61には、同一直線上に一対のガイド溝62が切り欠かれている。ガイド溝62には、トリガスライダ50の一対で計4つの係止爪52が挿入され、かつ掛け止めされる。それにより、トリガスライダ50は、受け部61の上面に載置されると共に、受け部61によって、スライド自在に支持される。
【0032】
また、トリガスライダ50には、後述するキャリア凸部143やリブ部142に衝突するトリガ突起53(図5〜図9参照)が、アウターケース20の底面側に向かうように設けられている。このトリガ突起53は、トリガスライダ50のうち、第2のスライダ80側、かつディスク差込口13側の部位に設けられている。しかも、図6から図8に示すように、トリガ突起53がスライドすることで描かれる該トリガ突起53のキャリア140側の軌跡は、リブ部142やキャリア凸部143よりもキャリア140の中心部に近いものとなっている。
【0033】
このため、トリガアーム40の図1、図10および図12の各図で時計方向の回動により、凹部48が係合部51を押し込んで、図6に示す状態のトリガスライダ50をディスク差込口13側に向けてスライドさせる。それによって、トリガスライダ50は、図6に示す状態から、図7に示す状態に移行し、トリガ突起53がキャリア凸部143に衝突してキャリア140を図7の矢示B方向に回転させる状態となる。また、キャリア140が所定だけさらに回転した後は、トリガ突起53の後端がリブ部142と衝突した状態(図8参照)となり、以後この衝突状態が維持される。
【0034】
また、トリガスライダ50の係合部51が、凸部48に押されて第1のスライダ60の受け部61に対してスライドする場合に、係止爪52がガイド溝62の溝端部62aに衝突し、以後トリガスライダ50の受け部61に対するスライドが規制される。トリガスライダ50がキャリア140の回動に伴って、さらにディスク差込口13側に押されると、図7から図8に示すように、トリガスライダ50を介して第1のスライダ60が先端側にスライドするようになる。
【0035】
なお、トリガスライダ50と受け部61との間には、バネ63(図6〜図8参照)が掛け渡されている。このバネ63の一方側はトリガスライダ50の爪部50aに、他方側は受け部61の爪部61aに掛け止めされる。このバネ63によって、トリガスライダ50には、第1のスライダ60からアウターケース20の奥側(後端側)に向かう付勢力、および第1のスライダ60には、トリガスライダ50からディスク差込口13側(先端側)に向かう付勢力が与えられる。
【0036】
第1のスライダ60には、アウターケース20から突出形成された側面絞り部64a,64b(図1参照)に存する突出部66a,66bがスライド自在となる、スライド溝65a,65bが設けられている。スライド溝65a,65bは、図1および図2に示すように、その長手方向がアウターケース20(フローティングシャーシ21)の底面と平行を為すように形成されている。
【0037】
また、スライド溝65a,65bの一端側(後端側)は、夫々開放して設けられていて、このスライド溝65a,65bへの突出部66a,66bの入り込みおよび抜けが自在となっている。すなわち、側面絞り部64a,64bには、その先端側にアウターケース20内方の第1のスライダ60側に向かってピン状に突出したピン突出部66a,66bが設けられ、このピン突出部66a,66bが、スライド溝65a,65bに挿通されている。
【0038】
なお、スライド溝65a,65bは、側面絞り部64a,64bの設けられている位置に対応して、第1のスライダ60の側面に2つ設けられている。そのうち1つであるスライド溝65aは、第1のスライダ60の長手方向中途部に設けられていて、図2において上方側(フローティングシャーシ21の底面から離れた側)に位置している。また、他の1つであるスライド溝65bは、第1のスライダ60の後端側に設けられていて、かつ図2において下方側に位置している。
【0039】
また、図2に示すように、第1のスライダ60のうち、スライド溝65a,65bよりもディスク差込口13側には、アームガイド溝67及び逃がし溝68が設けられている。このうち、アームガイド溝67は、後述するロックアーム112の傾倒ガイド軸115が挿入される部分である。アームガイド溝67は、スライド溝65aより下方側に位置していて、起こし部67aと寝かせ部67bとから構成されている。
【0040】
このアームガイド溝67のうち、起こし部67aは、後述するロックアーム112を起こした状態にして、第2のロードギヤ111とローラギヤ97との噛み合いを切り離し、駆動力がローラシャフト94側に伝わらないようにする部分である。また、寝かせ部67bは、起こし部67aよりもディスク差込口13側に位置していて、この部分に傾倒ガイド軸115が位置すると、ロックアーム112が寝かされて(傾いて)、第2のロードギヤ111とローラギヤ97とが噛み合い、駆動力の伝達が行えるようにする部分である。なお、アームガイド溝67は、起こし部67aの方が、寝かせ部67bよりも長く設けられている。
【0041】
また、このアームガイド溝67の下方に、逃がし溝68が位置している。逃がし溝68は、ロックアーム112を回転自在とする回転軸113が挿入される部分である。なお、この逃がし溝68は、ディスク12の挿入方向に沿う方向に、直線状に形成されていて、しかもその両端がアームガイド溝67の各両端よりも、それぞれアウターケース20の奥側に位置している。
【0042】
また、第1のスライダ60のうち、アームガイド溝67及び逃がし溝68よりもディスク差込口13側には、レバーガイド溝69(図2参照)が設けられている。レバーガイド溝69には、ローラレバー90のバネ係止ピン71aが挿入される。このバネ係止ピン71aは、図2に示すように、第1のスライダ60のスライドに伴って、レバーガイド溝69内を移動する。それにより、ローラレバー90が回動される。なお、バネ係止ピン71aには、バネ72の一端が掛け止めされ、このバネ72の他端側は、フローティングシャーシ21のディスク差込口13側かつ上方側の側面に存するバネ受け部71bに掛け止めされる。
【0043】
ここで、レバーガイド溝69は、ディスク差込口13側である一端側が、該第1のスライダ60のうち高さ方向(フローティングシャーシ21の法線方向)の略中途部に位置すると共に、所定長だけフローティングシャーシ21の底面と略並行に設けられている。それにより、ディスク12を挿入する前のバネ係止ピン71aの初期状態を維持可能としている。
【0044】
また、レバーガイド溝69は、その一端側(先端側)からアウターケース20の奥側(後端側)に向かうと、該レバーガイド溝69は、緩やかにフローティングシャーシ21の底面に向かって、斜め方向に進行していく。そして、所定長だけ斜め方向に延伸してフローティングシャーシ21の底面に近接した後に、レバーガイド溝69は、フローティングシャーシ21の底面と略並行となる直線状部分を有する構成となる。それによって、ディスク12が挿入された後の、ローラレバー90の閉じ状態(ローラ95がディスク12と非接触な状態)を維持可能としている。
【0045】
さらに、第1のスライダ60のうち、ディスク差込口13から離れた位置(アウターケース20の奥側)には、揺動溝70が設けられている。この揺動溝70は、その一端側(先端側)が第1のスライダ60の上方側に位置している。また、揺動溝70は、先端側から後端側に向かうにつれて、少しだけ上方に向かった後に、下方に向かう曲線状に形成されている。そして、この揺動溝70は、下方の所定位置に届くと、その位置から後端までは、フローティングシャーシ21の底面と略平行を為している。この揺動溝70に板バネ33の突出ピン34が位置することで、第1のスライダ60の移動に伴って、板バネ33が取り付けられたクランパアーム30が法線方向に揺動することを可能としている。
【0046】
また、図1および図3に示すように、アウターケース20の内部において、第1のスライダ60と幅方向において対向する側には、第2のスライダ80が設けられている。第2のスライダ80も、フローティングシャーシ21に移動自在に設けられていて、その移動は第1のスライダ60に追従するものである。そのため、第2のスライダ80、およびこの第2のスライダ80と対向するアウターケース20の内壁面は、上述の第1のスライダ60側に対応した略同様の構成を有している。
【0047】
すなわち、アウターケース20には、側面絞り部64a,64bに対応して、幅方向で対向する部位(実際は僅かにずれて対向している部位)に側面絞り部81a,81bが形成されている。また、第2のスライダ80は、第1のスライダ60におけるスライド溝65a,65bと同様なスライド溝82a,82bを有している。さらに、側面絞り部81a,81bには、第1のスライダ60におけるピン突出部66a,66bと同様なピン突出部83a,83bが設けられている。なお、スライド溝82bは、上述のスライド溝65bとは異なり、第2のスライダ80のうち上方側に設けられている。また、側面絞り部81bも、スライド溝82bに対応して、上方側に設けられている。
【0048】
また、上述のレバーガイド溝69に対応して、第2のスライダ80にも、レバーガイド溝84が設けられている。このレバーガイド溝84にも、バネ係止ピン85が挿入されている。また、第2のスライダ80のディスク差込口13側の所定位置には、バネ係止部86が設けられている。バネ係止部86には反転バネ87の一端が掛け止めされ、また他端はバネ係止ピン85に掛け止めされる。この反転バネ87が反転することにより、バネ係止ピン85は、レバーガイド溝84の両端側に向かう付勢力が与えられる。
【0049】
ここで、図1〜図5に示すように、フローティングシャーシ21には、支点となる回動軸91を介して、ローラレバー90が回動自在に取り付けられている。このローラレバー90には、ディスク差込口13側に向かい突出した防御ピン92が、ディスク差込口13のフローティングシャーシ21の底面から離れる上方に向かって突出形成されている。この防御ピン92により、既にディスク12が挿入されている場合において、再度のディスク12の挿入が防止される。
【0050】
また、図1〜図5に示すように、ローラレバー90には、その側方側(ローラシャフト94の両端側)に側方支持部材93が一対設けられている。この側方支持部材93により、ローラシャフト94は回転自在に支持されている。ここで、ローラシャフト94は、ローラレバー90のうち、後端側の部位に取り付けられている。それにより、回動軸91を挟んで、ディスク差込口13側(先端側)には防御ピン92が設けられていると共に、逆のアウターケース20の奥側(後端側)にはローラシャフト94が設けられる構成となっている。
【0051】
図1及び図5に示すように、ローラシャフト94には、ローラカバー95(以下、ローラ95とする。)がその外周を覆うように取り付けられている。ローラ95は、例えばゴムや樹脂等のように、ディスク12の裏面に接触した場合に摩擦力を良好に与えると共に、該ディスク12の裏面に損傷を生じさせない柔らかめの材質から構成されている。また、これらローラシャフト94とローラ95とで、搬送ローラ96を構成している。
【0052】
図1、図4および図5に示すように、ローラシャフト94の第1のスライダ60側には、ローラギヤ97がローラシャフト94の回転と一体的に回転するように取り付けられている。このローラギヤ97は、側方支持部材93と第1のスライダ60の間の位置に設けられている。そして、このローラギヤ97が、後述するロックアーム112の第2のロードギヤ111と噛み合う場合には、搬送ローラ96に駆動力が伝達される構成である。
【0053】
以下、搬送ローラ96を回転駆動させるための、ローラ回転機構100の構成について述べる。なお、後述するローラ回転機構100と、搬送ローラ96、第1のスライダ60、第2のスライダ80、トリガスライダ50、および後述するディスクガイド16によって、搬送機構が構成されている。
【0054】
図5に示すように、フローティングシャーシ21のディスク差込口13とは反対側のアウターケース20の奥側(後端側)には、駆動源としてのモータ102が取り付けられている。
【0055】
図5から図8に示すように、モータ102の駆動力は、第1のウオーム103、第1のウオームホイール104、第1のウオームホイール104と同軸上に固定的に設けられている減速ギヤ105、サンギヤ120(外周ギヤ部121)、第1のギヤ輪列106を経て、ローラギヤ97に伝達可能となっている。なお、第1のギヤ輪列106には、ロックアーム112に軸支されている第1のロードギヤ110、第2のロードギヤ111が含まれている。
【0056】
また、第2のロードギヤ111は、ローラギヤ97と噛合/離間可能に設けられている。それにより、モータ102の駆動力は、第2のロードギヤ111がローラギヤ97と噛み合っている場合には、順次これらのギヤを介して、搬送ローラ96に伝達される。なお、第1のウオーム103、第1のウオームホイール104、減速ギヤ105、サンギヤ120(外周ギヤ部121)、第1のギヤ輪列106、ローラギヤ97により、第1の駆動力伝達経路101が形成される。
【0057】
また、第1のロードギヤ110を軸支している回転軸113は、フローティングシャーシ21の側面部分に回転自在に軸支されている。回転軸113は、ロックアーム112を回動自在に軸支していて、さらにロックアーム112は、上述の第1のロードギヤ110と第2のロードギヤ111とを回転自在に支持している。なお、ロックアーム112には、回転軸113を挿通させるための孔部(不図示)が形成されている。また、回転軸113の先端部分は、逃がし溝68に挿入されて、第1のスライダ60のスライドを妨げない構成となっている。また、第2のロードギヤ111は、ロックアーム112と一体的に設けられた回転軸114に対して、回転自在に取り付けられている。
【0058】
また、ロックアーム112のうち、回転軸113,114の間の部位には、傾倒ガイド軸115が設けられている。傾倒ガイド軸115は、図5(a)に示すように、ロックアーム112から第1のスライダ60に向かう(アウターケース20の外側に向かう)ように設けられている。
【0059】
この傾倒ガイド軸115は、上述のアームガイド溝67に挿入される。この傾倒ガイド軸115が、アームガイド溝67の起こし部67aに位置するか、寝かせ部67bに位置するかで、該傾倒ガイド軸115の高さ位置が変化する。そのため、ロックアーム112が傾倒したり、起き上がったりし、それによって第2のロードギヤ111がローラギヤ97に接離して、駆動力の伝達及び非伝達が切り替えられる構成となる。
【0060】
なお、ローラギヤ97、第1のスライダ60(アームガイド溝67および逃がし溝68)、ロックアーム112に取り付けられている第1のロードギヤ110、第2のロードギヤ111、回転軸113、および傾倒ガイド軸115によって、駆動伝達切り替え機構が構成されている。
【0061】
ここで、サンギヤ120は、図5(b)及び図9に示すように、該サンギヤ120の円盤平面の中央部に円筒状に突出した周壁部122を有していて、さらにこの周壁部122の中央部に軸受孔123を有している。軸受孔123には、フローティングシャーシ21から突出形成されている回転軸130が挿通される。それにより、回転軸130によってサンギヤ120が回転自在に支持され、周壁部122でのガイドにより安定的に回転が行えるものとなる。
【0062】
また、周壁部122の突出端側(フローティングシャーシ21側)には、サンギヤ部124が形成されている。サンギヤ部124は、後述するキャリア140に取り付けられている遊星ギヤ150と噛み合って遊星ギヤ機構を構成する。そして、このサンギヤ部124は、該遊星ギヤ150が取り付けられているキャリア140を、該サンギヤ部124と同一の中心軸回りに回転駆動させる。
【0063】
図5(b)及び図9に示すように、サンギヤ120のフローティングシャーシ21側には、回転部材としてのキャリア140が取り付けられている。キャリア140は、サンギヤ120の周壁部122により軸支されることで、サンギヤ120とは独立した回転を可能としている。また、キャリア140の円盤平面上の径方向の中途部には、回転軸141が突出形成されている。回転軸141には、遊星ギヤ150が回転自在に軸支され、それによって遊星ギヤ150がサンギヤ部124と良好に噛み合うことを可能としている。
【0064】
また、キャリア140には、外観が突条かつ弧状を呈するリブ部142が設けられている。リブ部142には、トリガスライダ50のトリガ突起53がその先端部分に係合する。このリブ部142は、キャリア140の円盤平面から、フローティングシャーシ21側に向かって突出するように設けられている(図9参照)。
【0065】
キャリア140には、リブ部142と同一径の位置であって、該リブ部142と所定間隔だけ離れた部位にキャリア凸部143が形成されている。キャリア凸部143は、トリガ突起53と衝突する部分である。すなわち、トリガスライダ50がスライドして、キャリア凸部143にトリガ突起53が衝突することにより、キャリア140が回転し、キャリア140に取り付けられている遊星ギヤ150が、後述する固定ギヤ131と噛み合う状態となる。
【0066】
なお、キャリア140には、このキャリア140の径方向外方に向かって、突出部144が突出形成されている。この突出部144は、フローティングシャーシ21から突出しているピン145(図6参照)に係合する。この係合により、キャリア140の反時計回りの回転(矢示Bとは逆の方向の回転)が停止され、この位置がディスク12の排出後、次のディスク12の搬入に対しての初期位置となる。
【0067】
フローティングシャーシ21には、上述のサンギヤ120の軸受孔123に差し込まれて該サンギヤ120を軸支する回転軸130が、アウターケース20の底面に向かって突出形成されている(図5(b)参照)。また、フローティングシャーシ21には、固定ギヤ131が、同じくアウターケース20の底面に向かって突出形成されている。なお、固定ギヤ131の各歯は、回転軸130に向かう内歯状に構成されている。固定ギヤ131は、遊星ギヤ150の外周側と噛み合うものであり、上述のリブ部142よりはやや角度範囲が大きく(略180〜210度)なるように設けられている。
【0068】
ここで、図5から図8に示すように、遊星ギヤ150のうちキャリア140の回転中心側は、サンギヤ部124と噛み合っている。このため、キャリア140がトリガスライダ50のスライドに伴って押されて回転すると、固定ギヤ131と遊星ギヤ150とが噛み合い、サンギヤ120の回転駆動が遊星ギヤ150に伝達され、キャリア140が回動可能となる。なお、噛み合い始めの状態は、図7に示されるものである。
【0069】
フローティングシャーシ21には、第2のギヤ輪列160が設けられている。図6から図8には、第2のギヤ輪列160のうち、ラックギヤ部171と噛み合うピックアップギヤ161のみが図示されている。この第2のギヤ輪列160は、不図示の駆動源で生じる駆動力を、ラック170に伝達するものである。
【0070】
かかる第2のギヤ輪列160により、ラックギヤ部171を介して駆動力が伝達されるラック170は、主軸172に沿ってスライドがガイドされる。この主軸172は、ラック170と一体的に設けられている軸受部173の軸受孔174に貫挿していて、該軸受部173が主軸172に対してスライド自在となっている。また、軸受部173は、光ピックアップ175と一体的に設けられている。光ピックアップ175は、光ピックアップレンズ176を保持している。光ピックアップ175は、一端側が主軸172にガイドされるとともに、他端側が不図示の副軸にガイドされている。
【0071】
また、光ピックアップ175のうち、軸受部173の付け根の部分は、ラック170が取付固定されるラック取付部177となっている。ラック取付部177には、ラック170の長手方向が主軸172と略並行をなすようにラック170が取り付けられている。
【0072】
また、図4、図11および図13に示すように、フローティングシャーシ21には、ディスク差込口13側にディスクガイド16が設けられている。チャッキング前には、ディスクガイド16と搬送ローラ96とによって、ディスク12は挟み込まれる。この挟み込み状態で搬送ローラ96が駆動することにより、該ディスク12が搬送可能となる。この場合、搬送ローラ96は、ローラレバー90に取り付けられているので、このローラレバー90が回動することにより、ディスク12の厚みに対応して該ディスク12をディスクガイド16側へ押圧し、該ディスク12の搬送が可能となる。
【0073】
また、ディスクガイド16と搬送ローラ96とでディスク12を挟み込んでいる状態においては、ディスク12と光ピックアップレンズ176との間の距離は、十分に保たれている(図4(b)参照)。そのため、この挟み込み状態で振動が発生しても、ディスク12と光ピックアップレンズ176とが衝突しない構成となっている。
【0074】
なお、ディスクガイド16のフローティングシャーシ21に対する取付位置は、該ディスク12を良好に搬送できる位置であれば、ディスク12の上面側においてどのような位置・配置で取り付けられていても構わない。通常は、第1のスライダ60又は第2のスライダ80の少なくとも一方に近接した部位に、ディスクガイド16が取り付けられている。
【0075】
また、ディスク再生装置10には、その内部に制御手段を構成する制御部180(図5(a)参照)が設けられている。制御部180は、モータ102の駆動を制御するものであり、このモータ102に対して電気的に接続されている。かかる制御部180での制御により、モータ102の作動が適切に制御され、後述するように他ソース/電源オフに切り替えた場合に、ディスク12のチャッキングを解除して搬送ローラ96によりディスク12を持ち上げて、光ピックアップレンズ176とディスク12との距離を適切に保つことが可能となる。
【0076】
なお、制御部180の構成としては、ディスク13がターンテーブル52に載置された状態、またはディスク13が再生されない休止状態(再生状態/再生待機状態)から他ソース/電源オフに切り替えられた場合(チューナ等を使用した場合、または電源オフにした場合をいう。)に、モータ102の駆動を適切に制御作動させるものであれば良く、かかる動作をするスイッチ機構や、かかる動作を行うプログラムが記憶されたマイコン等、種々のものを用いることが可能である。
【0077】
かかる動作を行う制御部180は、タイマー機能を用いてモータ102を所定時間作動後に停止させるものであっても良く、またセンサを用いてモータ102の作動を停止させるものであっても良い。また、タイマー機能と併せて、モータ102にかかる負荷の検知を行っても良く、一定以上の負荷がモータ102に掛かった場合に、該モータ102の作動を停止させるようにしても良い。
【0078】
以上のような構成を有するディスク再生装置10の作用について、以下に説明する。
【0079】
まず、ユーザがディスク差込口13にディスク12を差し込む。すると、このディスク12の差し込みが、不図示のディスク差込検知機構によって検知され、モータ102の駆動が開始される。ディスク12の差し込み当初においては、第1のスライダ60も、図2(a)に示すように、ディスク差込口13とは反対側(後端側)に存していて、第2のロードギヤ111と、ローラギヤ97とが噛み合っている状態となっている。
【0080】
このため、ディスク12を挿入すると、モータ102の駆動によって、順次第1のウオーム103からローラギヤ97までが回転駆動され、搬送ローラ96が回転駆動される。そして、搬送ローラ96の駆動によって、ディスク12がディスク再生装置10の内部に送り込まれる。このモータ102の駆動によって、サンギヤ120の外周ギヤ部121は、図5で矢示A方向に回転する。この外周ギヤ部121の矢示A方向の回転によって、サンギヤ部124も同様に矢示A方向に回転を継続する。
【0081】
図11、図13に示すように、ディスク12の縁部は、内部への送り込みによって、突起46又は突起47に衝突する。径が12cmの大径ディスク12bが挿入される場合、この大径ディスク12bは、ディスクガイド16によってアウターケース20内部を水平に進行し、突起47に衝突する(図11参照)。一方、径が8cmの小径ディスク12aが挿入されると、ディスクガイド16の一方であって前後方向に傾き(奥側が上方に向かうような傾き)が設けられている部分によって案内され(図13参照)、わずかに斜め上方に向かって小径ディスク12aが案内されていき、突起46に衝突する。
【0082】
かかる突起46又は突起47への衝突により、トリガアーム40が回動する。この回動は、突起46が回動規制凹部45に衝突するまで行われる。また、トリガアーム40の回動により、凸部48がトリガスライダ50の係合部51に衝突して該トリガスライダ50を先端側、すなわち図10および図12で下方に向かって押す。それによって、図6から図8に示すように、トリガスライダ50はスライドし、このトリガスライダ50のスライドに伴って、トリガ突起53はキャリア凸部143を押す。それによって、キャリア140が図6〜8に示す矢示B方向に回転し、遊星ギヤ150が固定ギヤ131の先端部と噛み合う状態となる。
【0083】
ここで、遊星ギヤ150は、サンギヤ120のサンギヤ部124と噛み合っているため、サンギヤ部124の図5の矢示A方向の回転駆動により、常時回転駆動させられている。そのため、遊星ギヤ150が固定ギヤ131と噛み合うと、サンギヤ部124によって遊星ギヤ150は矢示A方向とは逆方向に回転駆動され、一方、遊星ギヤ150を支持しているキャリア140は、図7の状態から矢示B方向(時計回り方向)に進行し、図8に示す状態となる。
【0084】
キャリア140が回転駆動する状態になると、今度はリブ部142がトリガ突起53を後端から押す。それにより、トリガスライダ50は先端側へのスライドを継続し、第1のスライダ60が所定位置までスライドする。この変化は図7から図8に示される通りである。この場合、図8に示すように、トリガ突起53はリブ部142の先端に接触した状態が維持される。なお、第1のスライダ60がスライドすると、図2に示すように、バネ係止ピン71aがレバーガイド溝69に従って摺動する。それにより、ローラレバー90が回動され、この回動によって図2(b)に示すように、搬送ローラ96がディスク12への付勢状態を解除して離れる。
【0085】
また、ローラレバー90がディスク12から離れると共に、第1のスライダ60のスライドにより、突出ピン34が揺動溝70内においてアウターケース20の底面側に移動する。それにより、クランパアーム30が回動して、図2(b)および図4(a)に示すようにクランパ35がディスク12をターンテーブル14上に圧接する。なお、このディスク12の圧接状態では、ディスク12の裏面と光ピックアップレンズ176との距離が、近接したものとなっている。
【0086】
なおこのチャッキング動作においては、ラック170は、ディスク12の外周方向(図6〜図8で斜め上方)に向かって駆動される。
【0087】
以上のようにして、ディスク12の挿入時のローディング動作、およびチャッキング動作がなされる。そして、これらの動作の終了と同時に、不図示の他のモータによって光ピックアップ175がディスク12の内周側に駆動されると共に、ディスク12が回転駆動され、ディスク12に記録されている情報の読み取りによる演奏が開始される。
【0088】
また、演奏終了後のディスク12の排出時、およびディスク12の再生時において他ソース/電源オフに切り替えられた場合には、上述の機構の全てが、上述のディスク12の挿入時の場合とは全く逆の動作を行う。以下、それについて説明する。なお、ディスク12の再生時に他ソース/電源オフに切り替えられた場合は、ディスク12を排出するまでには至らず、図4(b)に示す状態を継続する。
【0089】
まず、不図示のイジェクトボタンの押し込み、または他ソース/電源オフへの切り替えのにより、モータ102は作動させられる。他ソース/電源オフへの切り替えの場合は、モータ102は、制御部180での制御指令によって作動させられる。しかしながら、イジェクトボタン押し込みの場合は、その押し込みのスイッチオン状態の検知に伴って、直接モータ102が作動させられる。なお、他ソース/電源オフへの切り替えのみならず、イジェクトボタン押し込み後におけるモータ102の作動を、制御部180を介して行うようにしても良い。
【0090】
上述のようにして、モータ102が駆動された当初は、このモータ102の駆動によって、サンギヤ120が図5で反時計回りに回転させられる。それにより、サンギヤ部124も同時に反時計回りに回転し、またサンギヤ部124および固定ギヤ131に噛み合っている遊星ギヤ150は、それ自身時計回りに回転しながら図5で反時計方向に進行していく。それにより、遊星ギヤ150を軸支しているキャリア140は、遊星ギヤ150の回転進行によって、反時計回りに回転させられる。
【0091】
キャリア140の反時計回りの回転によって、図8の状態から、キャリア凸部143がトリガ突起53に衝突し、トリガスライダ50は、キャリア140に押されてアウターケース20の奥側にスライドする。このスライドに伴って、第1のスライダ60がスライドし、突出ピン34が揺動溝70内においてアウターケース20の上面側に移動する。それにより、クランパアーム30が回動して、クランパ35がディスク12から離れて、ディスク12の圧接が解かれる。
【0092】
上述のクランパアーム30の上方側への回動と同時または先んじて、バネ係止ピン71aもレバーガイド溝69内において下方側から上方側に移動する。それにより、搬送ローラ96が上方に回動され、ディスク12のターンテーブル14への圧接が解除され、ディスク12が持ち上げられる(図4(b)参照)。また、ディスク12の圧接解除と共に、ロックアーム112が起こし部67aから寝かせ部67bに移動し、第2のロードギヤ111とローラギヤ97が噛み合う状態となる(図2(a)参照)。ディスク12の再生時/再生待機時に、他ソース/電源オフに切り替えられたときは、この状態で停止する。光ピックアップ175も再生状態/再生待機状態の位置で保持される。
【0093】
ここで、ディスク12の排出動作を行う場合には、搬送ローラ96の回転駆動により、ディスク12はディスク差込口13に向かって排出され、所定位置までのディスク12の排出されると、その排出が停止される。しかしながら、ディスク12の再生状態/再生待機状態で、他ソース/電源オフへ切り替えた場合には、ディスク12は、上述したように、ディスク差込口13から排出されないようにして、制御部180は、モータ102の作動を停止させる。
【0094】
この場合、センサ機能でのディスク12の所定位置までの排出の検知や、タイマー機能で所定時間の経過によって、排出動作が停止される。それにより、外観上は、ディスク12がディスク再生装置10の内部に留まっている状態となる。
【0095】
なお、制御部180は、第2のロードギヤ111とローラギヤ97が噛み合う前に、モータ102の作動を停止させても良い。すなわち、搬送ローラ96が所定だけ上方に回動し、ディスク12を所定だけ上方に持ち上げた状態で、モータ102の作動を停止するようにしても良い。この場合も、モータ102の作動は、上述したように、タイマー機能またはセンサでの検知によって停止させられる。
【0096】
ここで、制御部180でのモータ102の制御作動により、ディスク12と光ピックアップレンズ176の間の距離が離間される前後様子を、図4(a),(b)に示す。図4(a)は、ディスク12がターンテーブル14上にチャッキングされている状態を示すものである。この状態における、ディスク12の裏面と、光ピックアップレンズ176の間の距離を、L1とする。
【0097】
また、図4(b)は、クランパアーム30およびローラレバー90の回動により、ディスク12のターンテーブル14に対するチャッキングが解除され、搬送ローラ96とディスクガイド16での挟持によって、ディスク12がターンテーブル14上に浮き上がった状態を示すものである。この状態における、ディスク12の裏面と、光ピックアップレンズ176の間の距離を、L2とする。すると、図4から明らかなように、L2>L1となっている。
【0098】
このような構成のレンズ保護機構11、およびこのレンズ保護機構11を用いたディスク再生装置10によれば、搬送機構を利用し、モータ102を制御部180で制御することにより、ディスク12と光ピックアップレンズ176との間の距離を離間させることができる。
【0099】
すなわち、ディスク再生装置10が他ソース/電源オフに切り替えられて、ディスク12と光ピックアップレンズ176の間の距離を、電気制御機構によって一定間隔に維持することができなくなっても、上述のように搬送機構を作動させることで、ディスク12と光ピックアップレンズ176の間の距離を離すことができる。それにより、ディスク12と光ピックアップレンズ176とが接触するのを防止することができ、ディスク12や光ピックアップレンズ176に傷が付くのを防ぐことができる。また、このように傷が付くのを防止することで、ディスク再生装置10の長寿命化を図ることができる。
【0100】
また、特に、搬送機構を利用したレンズ保護機構11を具備しているため、ローラレバー90を回動させてディスク12を持ち上げ、ディスクガイド16および搬送ローラ96で該ディスク12を挟持する状態となると、ディスク12は、光ピックアップレンズ176から大きく離間する。そのため、ディスク12と光ピックアップレンズ176とが接触するのを、一層良好に防止することができる。
【0101】
しかも、搬送機構は、ディスクガイド16を備えているため、搬送ローラ96とディスクガイド16とでディスク12を挟持することで、ディスク12が光ピックアップレンズ176から離間した状態を良好に維持可能となる。特に、ディスク12は、最大でも12cm程度であるため、ディスクガイド16と搬送ローラ96とによる片持ち状態でも、該ディスク12を良好に保持できる。
【0102】
また、従来のように、ディスク再生装置10が、再生状態/再生待機状態で他ソース/電源オフに切り替えられた場合、光ピックアップ175に通電しなくても、ディスク12と光ピックアップレンズ176とが接触しない状態とすることができる。このように、他ソース/電源オフへの切り替え時に、通電しなくても良いので、電力の消費を抑えることができる。また、別途通電のための機構を設ける必要もなくなる。
【0103】
また、既にディスク再生装置10に存している搬送機構を利用し、さらに制御部180が加えられてレンズ保護機構11が構成されている。このため、ディスク12の外周側に光ピックアップレンズ176を退避させるタイプの従来のレンズ保護機構と比較して、光ピックアップレンズ176やディスク12の十分な保護を図りながらでも、ディスク再生装置10の大型化を抑えることができる。それにより、ディスク再生装置10の薄型化、および光ピックアップ175の薄型化も可能となる。また、かかる薄型化が可能となることにより、特に車載用のディスク再生装置10としては、最適な装置構成とすることができる。
【0104】
また、既にディスク再生装置10に存している搬送機構を利用したレンズ保護機構11とすることで、光ピックアップレンズ176やディスク12の十分な保護を図りながらも、コストの増加を抑えることが可能となる。
【0105】
また、本実施の形態のレンズ保護機構11では、ディスク12をローディング動作途中の状態で保持するために、他ソース/電源オフに切り替えられた状態から、再びディスク12を再生しようとすると、即座にディスク12をターンテーブル14に圧接することができる。加えて、光ピックアップ175は移動していない。このため、他ソース/電源オフに切り替えられた状態から、再びディスク12を再生しようとすると、他ソース/電源オフに切り替えられる前の再生位置から、ディスク12を素早く再生させることができる。
【0106】
以上、本発明の一実施の形態について述べたが、本発明はこれ以外にも種々変形可能となっている。以下、それについて述べる。
【0107】
上述の実施の形態では、モータ102は、ローラ95の回転と、第1のスライダ60および第2のスライダ80のスライドに対して駆動力を与えている。しかしながら、モータ102の駆動力を、ラック170にも与える構成を採用しても良い。このラック170に駆動力を与えるには、図14に示す機構を用いれば良い。
【0108】
この図14に示す構成では、キャリア140の外周部分に、所定長さの弧状ギヤ部146が設けられている。この弧状ギヤ部146は、キャリア140の進行に応じて、第1のギヤ輪列160と接離するように設けられている。なお、図14は、上述の実施の形態の図8に対応するものであり、図6および図7に対応する状態では、弧状ギヤ部146は第2のギヤ輪列160と噛み合わずに、離間した状態となっている。
【0109】
また、図14に示す構成では、ディスク12が再生状態/再生待機状態で他ソース/電源オフに切り替えられると、光ピックアップ175および光ピックアップレンズ176がディスク12の内周側に移動する。その場合には、ディスクガイド16および搬送ローラ96によるディスク12の挟持部分に光ピックアップレンズ176が近づくため、ディスク12が振動しても、より一層光ピックアップレンズ176に接触し難い構成となる。
【0110】
また、上述の実施の形態では、搬送機構として、第1のスライダ60、第2のスライダ80等を具備する構成であるが、ディスク12のターンテーブル14へのチャッキングを解除し、ターンテーブル14からディスク12が離間される構成であれば、搬送機構は、どのような構成であっても良い。
【0111】
さらに、上述の実施の形態では、ローラギヤ97と第2のロードギヤ111との接離により、ローラ95への駆動力の伝達が切り替えられる構成となっている。しかしながら、この駆動力の伝達の切り替えを、制御部180でのモータ102の駆動制御によって行うようにしても良い。このような、制御部180によりモータ102の駆動制御を行う構成では、第1のスライダ60におけるアームガイド溝67、逃がし溝68、および第2のロードギヤ111を回動させてローラギヤ97に接離させるためのロックアーム112、傾倒ガイド軸115等の構成を省略することができる。
【0112】
【発明の効果】
本発明によれば、簡易な構成かつ低コストで、ディスクと光ピックアップのレンズとの接触を防ぐことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るレンズ保護機構を有するディスク再生装置の要部構成を示す平面図である。
【図2】図1のディスク再生装置において、第1のスライダの構成を示す側面図であり、(a)はディスクを挿入する前の状態、(b)はディスクの挿入が完了した状態を示すものである。
【図3】図1のディスク再生装置において、第2のスライダの構成を示す側面図であり、(a)はディスクを挿入する前の状態、(b)はディスク挿入が完了した状態を示すものである。
【図4】図1のディスク再生装置において、ターンテーブルに対するディスクの圧接の前後の状態を示す側断面図であり、(a)はディスクがターンテーブルに圧接されて光ピックアップに近接している状態、(b)はディスクのターンテーブルへの圧接が解除されて光ピックアップから離れた状態を示すものである。
【図5】図1のディスク再生装置において、第1の駆動力伝達経路からローラまでの回転伝達の様子を示す図であり、(a)は平面図、(b)は側断面図である。
【図6】図1のディスク再生装置において、搬送機構を構成する第1の駆動力伝達経路および光ピックアップの要部を示す平面図であり、トリガ突起がキャリア凸部を押す前の状態を示すものである。
【図7】図1のディスク再生装置において、搬送機構を構成する第1の駆動力伝達経路および光ピックアップの要部を示す平面図であり、遊星ギヤが固定ギヤに噛み合い始めると共に、第1のスライダがスライドし始めた状態を示すものである。
【図8】図1のディスク再生装置において、搬送機構を構成する第1の駆動力伝達経路および光ピックアップの要部を示す平面図であり、キャリアの回転によって第1のスライダがスライドし、ディスク差込口側に移動した状態を示すものである。
【図9】図1のディスク再生装置において、フローティングシャーシ、サンギヤおよびキャリアの形状を示す分解斜視図である。
【図10】図1のディスク再生装置において、12cmのディスクが挿入されたときのトリガアームの回動の様子を示す図である。
【図11】図1のディスク再生装置において、12cmのディスクをターンテーブル上にクランプする際の様子を示す側面図である。
【図12】図1のディスク再生装置において、8cmのディスクが挿入されたときのトリガアームの回動の様子を示す図である。
【図13】図1のディスク再生装置において、8cmのディスクをターンテーブル上にクランプする際の様子を示す側面図である。
【図14】本発明の変形例に係り、1つのモータの駆動力を、ラックにも与える構成を示す平面図である。
【符号の説明】
10…ディスク再生装置
11…レンズ保護機構
12…ディスク
14…ターンテーブル
16…ディスクガイド(搬送機構の一部)
20…アウターケース(ケース体)
21…フローティングシャーシ
30…クランパアーム
40…トリガアーム
50…トリガスライダ(搬送機構の一部)
60…第1のスライダ(案内機構、搬送機構の一部)
80…第2のスライダ(案内機構、搬送機構の一部)
90…ローラレバー(搬送機構の一部)
91…回動軸(支点、搬送機構の一部)
96…搬送ローラ(搬送機構の一部)
97…ローラギヤ(搬送機構の一部、駆動力伝達切り替え機構の一部)
100…ローラ回転機構(搬送機構の一部)
102…モータ(駆動源、搬送機構の一部)
120…サンギヤ(搬送機構の一部)
140…キャリア(搬送機構の一部)
150…遊星ギヤ(搬送機構の一部)
170…ラック
175…光ピックアップ
176…光ピックアップレンズ
180…制御部(制御手段)

Claims (7)

  1. 駆動源を具備し、該駆動源が作動するディスクのローディング動作時に、このディスクをターンテーブルから離した状態にして搬送する搬送機構と、
    上記ディスクの再生状態/再生待機状態で他ソース/電源オフに切り替えられた場合に、上記ディスクを上記ターンテーブルから持ち上げて上記ディスクと光ピックアップレンズとの間の距離を離し、かつ上記ディスクがローディングされるケース体から露出しないように、上記駆動源の駆動を制御する制御手段と、
    を具備することを特徴とするレンズ保護機構。
  2. 前記制御手段は規定時間だけ前記駆動源を作動させた後に停止させるタイマー機構を具備していて、上記規定時間は前記駆動源の作動によって前記ディスクが持ち上げられて該ディスクと前記光ピックアップレンズとの間の距離が離されると共に、前記ディスクがローディングされる前記ケース体から露出しない時間に設定されていることを特徴とする請求項1に記載のレンズ保護機構。
  3. 前記制御手段は、規定位置で前記ディスクを検出した後に前記駆動源を停止させるセンサを具備していて、上記規定位置は前記ディスクが持ち上げられて該ディスクと前記光ピックアップレンズとの間の距離が離された位置であって、前記ディスクがローディングされる前記ケース体から露出しない位置に設定されていることを特徴とする請求項1に記載のレンズ保護機構。
  4. 前記搬送機構は、
    前記ディスクの裏面に接触して回転することで前記ディスクを送り込むローラ、および回動中心点となる支点を具備し、この支点を中心として上記ローラを回動させることによって該ローラに接触する前記ディスクを前記光ピックアップレンズに対して上下動させる搬送ローラと、
    上記搬送ローラに対向して設けられていると共に、上記搬送ローラが回動して上記ローラが持ち上げられた場合に、該ローラの上方への移動によって持ち上げられた前記ディスクを該ローラとで挟持するディスクガイドと、
    上記搬送ローラの上記支点を中心とした回動を案内する案内機構と、
    を具備することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のレンズ保護機構。
  5. 前記案内機構は、前記ディスクが前記ターンテーブルのチャッキング位置に存する場合にスライドし、このスライドによって前記搬送ローラが前記支点を中心として回動させられることを特徴とする請求項4記載のレンズ保護機構。
  6. 前記搬送機構は、さらに前記駆動源で発生した駆動力の前記ローラへの伝達および非伝達を切り替える駆動力伝達切り替え機構を具備し、この駆動力伝達切り替え機構は、前記案内機構のスライドによって駆動力の伝達および非伝達が切り替えられることを特徴とする請求項5記載のレンズ保護機構。
  7. 請求項1から6のいずれか1項に記載のレンズ保護機構を具備することを特徴とするディスク再生装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014130665A (ja) * 2012-12-28 2014-07-10 Jvc Kenwood Corp ディスク駆動装置

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