JPWO2006009116A1 - 情報記録媒体再生装置 - Google Patents

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Abstract

情報記録媒体を出し入れする搬送手段を小型化して、全体を小型化することを可能とする情報記録媒体再生装置を提供する。
CDチェンジャ1は機器本体とディスク搬送部4を備えている。ディスク搬送部4は機器本体にCDを出し入れする。ディスク搬送部4は搬送ローラ13とガイド部材82を備えている。搬送ローラ13とガイド部材82とは互いに近づく方向に付勢されている。機器本体はディスク搬送部4がCDを出し入れする出入位置に位置付けられると搬送ローラ13をガイド部材82から離す押圧部材80,81を備えている。

Description

本発明は、情報記録媒体再生装置に関し、更に詳しくは、例えば、情報記録媒体を機器本体内に収容し、この情報記録媒体に記録された情報を再生する情報記録媒体再生装置に関する。
コンパクトディスク(以下、CDと記す)などの情報記録媒体107(図1に示す)を複数枚収容し、これら複数の情報記録媒体107から任意の一つの情報記録媒体107の情報を再生する情報記録媒体再生装置(例えば、特許文献1参照)が用いられている。この種の情報記録媒体再生装置は、例えば、自動車などに搭載されるとともに、機器本体105(図1に示す)と、複数の保持部材と、分離機構と、再生機構と、搬送手段101(図1に示す)などを備えている。
機器本体105は、扁平な箱状に形成されている。保持部材は、情報記録媒体107を保持する。複数の保持部材は、互いに重ねられた格好で機器本体105内に収容されている。分離機構は、複数の保持部材それぞれを、これらの保持部材が重なる方向に沿って移動する。分離機構は、複数の保持部材を移動して、情報を再生する情報記録媒体107を保持した一つの保持部材を、他の保持部材から離す。
再生機構は、機器本体105に一端部を中心として回転自在に設けられた揺動シャーシと、この揺動シャーシ上に設置されたピックアップ駆動部とを備えている。ピックアップ駆動部は、揺動シャーシに移動自在に設けられた移動フレームと、この移動フレーム上に設けられたターンテーブルと、光ピックアップと、を備えている。ターンテーブルは、情報記録媒体をクランプして、この情報記録媒体を回転する。光ピックアップは、ターンテーブルに接離して、情報記録媒体の情報記録面の所定の位置から情報を読み出す。
搬送手段101は、前記機器本体105に設けられた情報記録媒体107を出し入れするための挿入口102の近傍に設けられている。搬送手段101は、図1(a)及び図1(b)に示すように、搬送ローラ103と、ガイド部材104とを備えている。搬送ローラ103は、機器本体105に固定されており、ローラ106を回転自在に支持している。ガイド部材104は、機器本体105に固定されており、前述した情報記録媒体107との摩擦係数の小さな樹脂などからなり板状に形成されている。ガイド部材104は、搬送ローラ103に回転自在に支持されたローラ106と間隔をあけて配されている。
前述した搬送手段101は、搬送ローラ103とガイド部材104との間に情報記録媒体107を位置付け、前記ローラ106とガイド部材104との間に情報記録媒体107を挟んで、ローラ106を回転することで、情報記録媒体107を機器本体105に出し入れする。前述した情報記録媒体再生装置は、分離機構が一つの情報記録媒体107を保持した保持部材を、他の保持部材から離す。
そして、情報記録媒体再生装置は、再生機構の揺動シャーシが一端部を中心として回転することで、ピックアップ駆動部が、前述した一つの情報記録媒体107と他の情報記録媒体107との間に侵入する。情報記録媒体再生装置は、光ピックアップが情報記録媒体107から情報を読み出して、この読み出した情報を再生する。また、情報記録媒体再生装置は、分離機構が保持部材を移動する際には、揺動シャーシ則ちピックアップ駆動部が前述した一つの情報記録媒体107と他の情報記録媒体107との間から抜け出る。
特開2003−331496号公報
図1に例示された従来の情報記録媒体再生装置の搬送手段101は、前述した搬送ローラ103と、ガイド部材104との双方が機器本体105に固定されている。このため、複数の保持部材が重なる方向に移動する際に、搬送手段101及び揺動シャーシと複数の保持部材が干渉(接触)しないように、情報記録媒体再生装置の奥行きサイズが拡大する傾向であった。
情報記録媒体再生装置の奥行きを小型化するために、揺動シャーシを使用者からみて機器本体105の右側面に配し、揺動シャーシと搬送手段101とを上下に重ねて、ともに上下移動させるようにすることが考えられる。このとき、搬送手段101は、搬送ローラ103とガイド部材104とを含めた全体の厚みDaが厚くなる傾向であった。則ち、搬送手段101が大型化し、機器本体105が厚くなり、機器本体105が大型化する傾向であった。
本発明の目的は、例えば、情報記録媒体を出し入れする搬送手段を小型化して、全体を小型化することを可能とする情報記録媒体再生装置を提供することにある。
前記課題を解決し目的を達成するために、本発明の情報記録媒体再生装置は、情報記録媒体を収容する機器本体と、前記機器本体に挿入された前記情報記録媒体を、前記機器本体の収容位置に搬送する搬送手段と、を備えた情報記録媒体再生装置において、前記搬送手段は、前記機器本体において収容されている前記情報記録媒体の主面に交差する方向に所定区間移動するとともに、搬送される前記情報記録媒体を挟持する一対の挟持部材を備え、前記挟持部材は、前記所定区間の1の位置においては前記情報記録媒体の主面に交差する方向に互いに離間し、前記所定区間の他の位置においては互いに近接することを特徴としている。
従来のCDチェンジャの搬送手段を説明する説明図であり、(a)は搬送手段などの側面図であり、(b)は搬送手段の正面図である。 本発明の一実施例にかかる情報記録媒体再生装置としてのCDチェンジャの外観を示す斜視図である。 図2に示されたCDチェンジャの互いに組み付けられた固定シャーシとディスク搬送部とディスク再生部とディスク収容部と分離機構を示す斜視図である。 図3に示された固定シャーシとディスク再生部とディスク収容部との一部を分解して示す斜視図である。 図4に示されたディスク収容部と駆動シャーシとの組み付け状態を示す斜視図である。 図3に示されたディスク収容部のホルダと離間溝拡縮機構とを示す斜視図である。 図6に示された離間溝拡縮機構を拡大して示す斜視図である。 図7に示された離間溝拡縮機構の移動部材が第2壁から最も離れて一つのホルダの突起と案内溝とが相対した状態を示す斜視図である。 図8に示された状態の離間溝拡縮機構のカム部材等を回転して突起を案内溝の再生部に位置付けた状態を示す斜視図である。 図7に示された離間溝拡縮機構のカム部材が第2壁に最も近づいて一つのホルダの突起と案内溝とが相対した状態を示す斜視図である。 図10に示された状態の離間溝拡縮機構のカム部材等を回転して突起を案内溝のローディング部に位置付けた状態を示す斜視図である。 図7に示された離間溝拡縮機構を拡大して示す斜視図である。 図12に示された離間溝拡縮機構のカム部材と移動部材が最も上方に位置した状態を示す斜視図である。 図12に示された離間溝拡縮機構の移動部材が最も上方に位置しカム部材が中央部に位置した状態を示す斜視図である。 図12に示された離間溝拡縮機構を分解して示す斜視図である。 図7に示された離間溝拡縮機構のカム部材、回転部材及び移動部材をこれらの周方向に展開して示す展開図である。 図16に示されたカム部材の案内溝を一つのホルダの突起と相対させた状態を模式的に示す展開図である。 図17に示された状態からカム部材等を回転して、案内溝内に突起を挿入し始めた状態を模式的に示す展開図である。 図18に示された状態からカム部材等を更に回転して、案内溝のローディング部内に突起が位置した状態を模式的に示す展開図である。 図19に示された状態からカム部材等を更に回転して、案内溝のピックアップ侵入部内に突起が位置した状態を模式的に示す展開図である。 図20に示された状態からカム部材等を更に回転して、案内溝のクランプ部内に突起を位置付けた状態を模式的に示す展開図である。 図21に示された状態からカム部材等を更に回転して、案内溝の再生部内に突起を位置付けた状態を模式的に示す展開図である。 図22に示された下から2つ目のホルダの突起を案内溝の再生部内に位置付けた状態を模式的に示す展開図である。 図22に示された上から2つ目のホルダの突起を案内溝の再生部内に位置付けた状態を模式的に示す展開図である。 図16に示されたカム部材を第2壁に最も近づけた状態を模式的に示す展開図である。 図25に示されたカム部材の案内溝に一つのホルダの突起を相対させた状態を模式的に示す展開図である。 図26に示された状態からカム部材等を回転して、案内溝内に突起を挿入し始めた状態を模式的に示す展開図である。 図27に示された状態からカム部材等を更に回転して、案内溝のローディング部内に突起を位置付けた状態を模式的に示す展開図である。 図28に示された上から2つ目のホルダの突起を案内溝のローディング部内に位置付けた状態を模式的に示す展開図である。 図28に示された下から2つ目のホルダの突起を案内溝のローディング部内に位置付けた状態を模式的に示す展開図である。 図16に示された状態の連動移動機構を示す平面図である。 図17に示された状態の連動移動機構を示す平面図である。 図23に示された状態の連動移動機構を示す平面図である。 図24に示された状態の連動移動機構を示す平面図である。 図25に示された状態の連動移動機構を示す平面図である。 図26に示された状態の連動移動機構を示す平面図である。 図29に示された状態の連動移動機構を示す平面図である。 図30に示された状態の連動移動機構を示す平面図である。 図2に示されたCDチェンジャのホルダとディスク搬送部などを示す平面図である。 図2に示されたCDチェンジャのディスク搬送部が退避位置に位置付けられた状態を示す斜視図である。 図2に示されたCDチェンジャのディスク搬送部が出入位置に位置付けられた状態を示す斜視図である。 図2に示されたCDチェンジャのディスク搬送部が出入位置に位置付けられた状態を他の方向からみた斜視図である。 図2に示されたCDチェンジャのディスク搬送部が退避位置に位置付けられた状態を模式的に示す正面図である。 図2に示されたCDチェンジャのディスク搬送部が出入位置に位置付けられた状態を模式的に示す正面図である。 図43中の矢印A方向からみたディスク搬送部を模式的に示す側面図である。 図44中の矢印C方向からみたディスク搬送部を模式的に示す側面図である。 図43中の矢印B方向からみたディスク搬送部を模式的に示す側面図である。 図44中の矢印D方向からみたディスク搬送部を模式的に示す側面図である。
符号の説明
1 CDチェンジャ(情報記録媒体再生装置)
2 CD(情報記録媒体)
3 機器本体
4 ディスク搬送部(搬送手段)
5 ディスク再生部
13 搬送ローラ(挟持部材)
16 移動シャーシ(支持手段)
80,81 押圧部材(押圧手段)
82 ガイド部材(挟持部材)
82a 突部
K CDの主面に交差する方向(情報記録媒体の主面に交差する方向)
以下、本発明の一実施形態にかかる情報記録媒体再生装置を説明する。本発明の一実施形態にかかる情報記録媒体再生装置は、搬送手段が移動する所定区間の1の位置において挟持部材を互いに離し、他の位置において挟持部材を互いに近接させる。こうすることで、一対の挟持部材を含んだ搬送手段全体の厚みを抑制している。こうして、搬送手段則ち情報記録媒体再生装置全体の小型化を可能としている。
また、1の位置は所定区間の一方の終端付近で良く、他の位置は所定区間の他方の終端付近で良い。
また、搬送手段が情報記録媒体から情報を読み出す再生手段と連動して、情報記録媒体の主面に対し交差する方向に沿って移動しても良い。
以下、本発明の一実施例にかかる情報記録媒体再生装置の一例としてのCDチェンジャ1を、図2ないし図48に基づいて説明する。図2などに示すCDチェンジャ1は、自動車などの移動体に装備されて、情報記録媒体としてのCD2(図3などに示す)を複数収容して、これらのCD2から任意のCD2に記録された情報を読み出(再生)して、音声として出力する装置である。本明細書に記したディスク形情報記録媒体即ちCD2は、勿論、円板状即ちディスク状に形成されており、コンピュータなどの電子機器で読みとることのできる情報を記録した情報記録媒体である。
CDチェンジャ1は、図3に示すように、機器本体3(図2に示す)と、図示しない操作部と、搬送手段としてのディスク搬送部4と、ディスク再生部5と、移動手段としての移動機構60(図4に示す)と、収容部としてのディスク収容部6と、分離手段としての分離機構7とを備えている。なお、以下、図3中の矢印XをCDチェンジャ1の幅方向と記し、矢印YをCDチェンジャ1の奥行き方向と記し、矢印ZをCDチェンジャ1の厚み方向と記す。
機器本体3は、板金からなる図2に示す外側ケース8と、板金などからなる図3などに示す固定シャーシ9などを備えている。外側ケース8は、扁平な箱状に形成されている。外側ケース8には、CD2を出し入れ可能な挿入口10が設けられている。挿入口10は、外側ケース8の外壁を貫通している。挿入口10は、内側にCD2を通すことができる。挿入口10を通して、前記CD2は、外側ケース8即ち機器本体3内に収容されたり、該機器本体3内から排出される。
固定シャーシ9は、外側ケース8内に収容されているとともに、該外側ケース8に固定されている。固定シャーシ9は、図4に示すように、板状の底板11と、この底板11の外縁から立設した周板12と、底板11と間隔をあけて相対する天井板(図示せず)を備えている。底板11は、外側ケース8の図2中下側に位置する壁上に重ねられている。
天井板は、周板12の底板11から離れた側の縁に連なっている。天井板は、底板11と平行に配されている。天井板は、本明細書に記した一方側則ち後述の矢印K1側の壁をなしている。底板11は、本明細書に記した他方側則ち後述の矢印K2側の壁をなしている。前述した構成の機器本体3は、CD2を収容するディスク収容部6を収容することで、複数枚のCD2を収容する。
さらに、前述した機器本体3は、一対の押圧部材80,81(図43及び図44に示す)を備えている。一対の押圧部材80,81は、ディスク搬送部4を、機器本体3の幅方向Xに沿って互いの間に位置付けている。押圧部材80,81は、前述した挿入口10の近傍に配されている。一方の押圧部材80(図42に示す)は、前述した固定シャーシ9の底板11から立設している。他方の押圧部材81(図40及び図41に示す)は、前述した固定シャーシ9の挿入口10が形成された周板12から機器本体3の奥行きY方向に沿って該機器本体3の奥に向かって延びている。
前述した押圧部材80,81は、ディスク搬送部4が後述の出入位置に位置付けられると、後述の搬送ローラ13の突出ピン86,87と接触して、搬送ローラ13のローラ14をコイルばね85の付勢力に抗して、ガイド部材82から離れる方向に押圧する。そして、押圧部材80,81は、ディスク搬送部4が後述の出入位置に位置付けられると、搬送ローラ13のローラ14をガイド部材82から離す。このように、押圧部材80,81は、ディスク搬送部4が後述の出入位置に位置付けられると、ローラ14則ち搬送ローラ13と当接して、該搬送ローラ13をガイド部材82から離して、搬送ローラ13のローラ14とガイド部材82とが互いの間にCD2を挟むことを許容する。前述した押圧部材80,81は、本明細書に記した押圧手段をなしている。
操作部は、機器本体3と別体でかつこの機器本体3に接続している。操作部は、CDチェンジャ1の使用者により押圧されるなどして操作される。操作部は、使用者に操作されることで、挿入口10を通して機器本体3内に挿入されるCD2を保持する後述のホルダ19を設定するために用いられる。操作部は、使用者に操作されることで、挿入口10を通して機器本体3外に排出されるCD2を保持したホルダ19を設定するために用いられる。操作部は、使用者に操作されることで、複数のホルダ19に保持されたCD2のうち情報を読み出すCD2を設定するために用いられる。
ディスク搬送部4は、図39に示すように、機器本体3内に収容されており、前述した挿入口10の近傍に配されている。ディスク搬送部4は、図43〜図48に示すように、搬送ローラ13と、ガイド部材82とを備えている。搬送ローラ13は、アーム本体83と、ローラ14とを備えている。アーム本体83は、板金などからなり、長手方向が機器本体3の幅方向Xに沿った帯状に形成されている。アーム本体83則ち搬送ローラ13は、機器本体3の固定シャーシ9に昇降自在に支持された後述の移動シャーシ16に固定されたロードフレーム84(図3などに示す)に取り付けられている。
搬送ローラ13は、該アーム本体83の幅方向の前述した挿入口10から離れた側の一方の端部83aを中心として回転自在に前記ロードフレーム84に支持されている。アーム本体83則ち搬送ローラ13の回転中心は、機器本体3の幅方向Xと平行である。搬送ローラ13のローラ14の後述の突出ピン87と移動シャーシ16とには、付勢手段としてのコイルばね85が掛け渡されている。コイルばね85は、搬送ローラ13のアーム本体83の幅方向の前述した挿入口10寄りの他方の端部83bがガイド部材82に近づく方向に付勢している。このように、アーム本体83則ち搬送ローラ13は、ガイド部材82に近づく方向に付勢されている。
ローラ14は、搬送ローラ13のアーム本体83の幅方向の前述した挿入口10寄りの他方の端部83bに軸芯P周りに回転自在に支持されている。ローラ14の軸芯Pは、機器本体3の幅方向Xと平行である。ローラ14は、外周面に挿入口10内を通されるCD2が接触する。ローラ14は、複数の歯車15などを介して後述のモータ41により、軸芯P周りに回転される。
また、前述した搬送ローラ13は、突出ピン86,87(図40ないし図42に示す)を備えている。突出ピン86,87は、アーム本体83の幅方向Xの縁から該幅方向Xに沿って突出している。突出ピン87は、ローラ14の軸芯Pと同軸に設けられ、アーム本体83の前述した他方の端部83bから突出している。突出ピン86は、アーム本体83の前述した一方の端部83aと他方の端部83bとの間に中央部83cから突出している。
ガイド部材82は、長手方向が機器本体3の幅方向Xに沿った帯状に形成されている。ガイド部材82は、前述した情報記録媒体としてのCD2の周縁部と接触する突部82aを備え、摩擦係数の小さな合成樹脂などからなる。則ち、突部82aは、CD2に向かって凸に形成されており、CD2の搬送方向に直交(交差)する方向に直線状に延びている。突部82aは、ローラ14を互いの間に位置付けるように2箇所離間して形成されている。則ち、突部82aのCD2と接触する位置と、搬送ローラ13のローラ14の軸芯Pとは、CD2の搬送方向に沿って離間している。ガイド部材82は、前述した搬送ローラ13とロードフレーム84との間に配され、ロードフレーム84に取り付けられている。
なお、前述した搬送ローラ13とガイド部材82は、それぞれ、CD2を互いの間に挟んで、該CD2を機器本体3に出し入れする挟持部材をなしている。これらの搬送ローラ13とガイド部材82は、コイルばね85により互いに近づく方向に付勢されており、前述した出入位置以外で、互いに近接している。
また、前述したディスク搬送部4は、前述したロードフレーム84に取り付けられていることで、駆動源としての後述のモータ41の駆動力により、ディスク再生部5と一体に(連動して)矢印K則ち複数のCD2を積層配列する方向則ちCD2の主面に直交(交差)する方向に沿って、移動する。そして、ディスク搬送部4は、前述したガイド部材82と搬送ローラ13との間が前述した挿入口10と略同一平面上に位置する出入位置(図41及び図42などに示す)と、この出入位置より前述した天井板に近づいて前述した出入位置から退避した退避位置(図40などに示す)とに亘って、矢印Kに沿って移動自在である。
こうして、ディスク搬送部4は、CD2の主面に直交(交差)する方向に沿って、出入位置と退避位置とに亘る所定区間移動する。なお、出入位置は、本明細書に記した1の位置と所定区間の一方の終端付近をなしている。退避位置は、本明細書に記した他の位置と所定区間の他方の終端付近をなしている。
前述した出入位置では、ディスク搬送部4の突出ピン86,87が押圧部材80,81に当接して、搬送ローラ13がガイド部材82から離される。出入位置では、ローラ14とガイド部材82とがCD2の主面に直交(交差)する方向に互いに間隔をあける。そして、出入位置では、ローラ14とガイド部材82との間に挿入されたCD2がローラ14の外周面に接触して、ローラ14とガイド部材82との間にCD2を挟んで、ローラ14がモータ41により回転駆動されることで、ディスク搬送部4は、挿入口10内にCD2を通して、CD2を機器本体3に出し入れする。このとき、搬送ローラ13は、CD2を搬送し、ガイド部材82がCD2を搬送経路に維持する。突部82aがCD2と接触する位置と、搬送ローラ13がCD2と接触する位置とが、CD2の搬送方向に沿って離間している。なお、搬送経路とは、CD2が挿入口10からディスク収容部6に収容される位置に至る経路である。なお、CD2が、ディスク収容部6に収容される位置は、本明細書に記した収容位置をなしている。
また、前述した出入位置から退避位置に向かって移動すると、ディスク搬送部4は、コイルばね85の付勢力により、ローラ14とガイド部材82とが互いに近接することにより、ディスク搬送部4全体の厚みDを抑制する。
ディスク再生部5は、機器本体3内に収容されており、図4に示すように、支持手段としての移動シャーシ16と、揺動シャーシ17と、CD2から情報を読み出す再生手段としての図示しないピックアップ再生部と、を備えている。移動シャーシ16は、板金などからなり、枠状に形成されている。移動シャーシ16は、ディスク収容部6のホルダ19の配列方向(互いに重なる方向)K(図3などに矢印で示す)に沿って移動自在に、固定シャーシ9の周板12などに支持されている。移動シャーシ16は、ディスク搬送部4と、図示しないピックアップ再生部とを共に支持する。
揺動シャーシ17は、板金などからなり、帯板状に形成されている。揺動シャーシ17は、一端部を中心として回動自在に移動シャーシ16に支持されている。揺動シャーシ17は、一端部を中心として回動することで、ディスク収容部6に収容される複数のCD2間に他端部が侵入する状態と、ディスク収容部6に収容される複数のCD2間から他端部が抜け出る状態とに亘って変位自在になっている。
ピックアップ再生部は、揺動シャーシ17にダンパやばねなどにより防振支持されたCRGシャーシ上に設けられている。ピックアップ再生部は、ターンテーブルと、ピックアップ部などを備えている。ターンテーブルは、回転テーブルと、スピンドルモータと、複数のクランプ爪とを備えている。回転テーブルは、CRGシャーシの他端部に回転自在に支持されている。回転テーブルは、円板状に形成されており、表面上にCD2が置かれる。
スピンドルモータは、CRGシャーシの他端部と回転テーブルとの間に設けられている。スピンドルモータは、回転テーブルを回転する。クランプ爪は、回転テーブルの表面から突没自在に設けられている。クランプ爪は、回転テーブルの表面から突出すると、回転テーブル上のCD2の中央孔内に突出して、回転テーブルとの間にCD2を挟む。クランプ爪は、回転テーブルとの間に挟むことで、CD2をクランプする。
ピックアップ部は、図4中に二点鎖線で示す光ピックアップ66と、ピックアップ移動部とを備えている。光ピックアップ66は、ターンテーブルに接離する方向に移動自在にCRGシャーシに支持されている。光ピックアップ66は、ターンテーブルに支持されたCD2から情報を読み出す。即ち、光ピックアップ66は、ホルダ19に保持されていたCD2を再生する。再生時、CD2は、ホルダ19から厚み方向Zに退避する。ピックアップ移動部は、光ピックアップ66をターンテーブルに接離させる。なお、接離とは、互いに近づいたり離れたりすることである。
ディスク再生部5は、揺動シャーシ17の他端部がCD2間に侵入して、ターンテーブルのクランプ爪がCD2をクランプするとともに、ターンテーブルの回転テーブルがCD2を回転する。ディスク再生部5は、ピックアップ部の光ピックアップ66が、ターンテーブルにより回転されたCD2から情報を読み出す。また、ディスク再生部5は、後述するように矢印Kに沿って移動する。こうして、ディスク再生部5は、矢印Kに沿って移動するとともに、ホルダ19に保持されたCD2をクランプして再生する。
移動機構60は、図4などに示すように、第1のスライドシャーシ61と、第2のスライドシャーシ62と、揺動アーム63と、保持シャーシ92(図39に示す)とを備えている。第1のスライドシャーシ61は、板金からなり、水平部64と、鉛直片65とを一体に備えている。水平部64は、平板状に形成され、かつ固定シャーシ9の板状の底板11上に重ねられている。
水平部64は、他端部が複数のCD2間から抜け出た状態の揺動シャーシ17の長手方向に沿ってスライド自在に前記底板11に支持されている。水平部64は、分離機構7の後述するモータ20の駆動力により、他端部が複数のCD2間から抜け出た状態の揺動シャーシ17の長手方向に沿って移動する。鉛直片65は、水平部64の縁から上方即ち第2のスライドシャーシ62に向かって延びている。
第2のスライドシャーシ62は、平板状に形成されている。第2のスライドシャーシ62は、移動シャーシ16と底板11との間に配されているとともに、移動シャーシ16に重ねられている。第2のスライドシャーシ62は、他端部が複数のCD2間から抜け出た状態の揺動シャーシ17の長手方向に沿ってスライド自在に移動シャーシ16に支持されている。
また、第2のスライドシャーシ62には、前述した鉛直片65が係止している。このため、第2のスライドシャーシ62は、鉛直片65とともに、モータ20の駆動力により、他端部が複数のCD2間から抜け出た状態の揺動シャーシ17の長手方向に沿って移動する。
揺動アーム63は、板金からなり、平板状に形成されている。揺動アーム63の平面形状は、図4に示すように、略く字状に形成されている。揺動アーム63は、前述した移動シャーシ16に中央部を中心として回転自在に支持されている。揺動アーム63は、一端部が前述した第2のスライドシャーシ62に連結している。揺動アーム63は、他端部が揺動シャーシ17に回転自在に連結している。揺動アーム63は、第2のスライドシャーシ62が前述した長手方向に沿ってスライドすると、中央部を中心として回転して、揺動シャーシ17の一端部を中心として、該揺動シャーシ17を揺動させる。
保持シャーシ92は、板金からなり、平板状に形成されている。保持シャーシ92は、第2のスライドシャーシ62に重ねられており、移動シャーシ16に取り付けられている。
移動機構60は、モータ20の駆動力により、第1のスライドシャーシ61と第2のスライドシャーシ62を移動させるとともに、揺動アーム63を回転して、一端部を中心として揺動シャーシ17を揺動させる。移動機構60は、一端部を中心として揺動シャーシ17を揺動することで、ホルダ19に保持されたCD2の情報記録面と対向する位置に光ピックアップ66則ちディスク再生部5を移動する。
ディスク収容部6は、機器本体3内に収容されており、図4に示すように、第1壁としての移動シャーシ18と、保持部材としての複数のホルダ19を備えている。移動シャーシ18は、板金などからなり、板状に形成されている。移動シャーシ18は、固定シャーシ9の底板11と間隔をあけて平行に配されている。移動シャーシ18は、固定シャーシ9の底板11との間にディスク再生部5を位置付けている。移動シャーシ18は、前述した矢印Kに沿って移動自在に固定シャーシ9の周板12などに支持されている。
ホルダ19は、合成樹脂からなり、板状に形成されている。ホルダ19の平面形状は、C字状に形成されている。ホルダ19は、底板11と移動シャーシ18との双方と平行な状態で、移動シャーシ18に支持されている。ホルダ19は、そのC字状に形成された開口部が挿入口10と相対する状態に配されている。
ホルダ19は、挿入口10を通して機器本体3に挿入されたCD2が、開口部を通して内側に侵入することで、このCD2を保持する。複数のホルダ19は、各々が保持するCD2の主面が互いに平行になるように、互いに重ねられて配されている。ホルダ19は、前記矢印Kに沿って移動自在に移動シャーシ18などに支持されている。各々のホルダ19には、外方向に向かって突出した突起29(図16ないし図22に示す)が設けられている。ディスク収容部6は、CD2を保持可能な複数のホルダ19を積層配列して収容する。
分離機構7は、機器本体3内に収容されており、モータ20(図4に示す)と、離間溝拡縮機構21(図7ないし図11に示す)と、連動移動機構22(図31ないし図38に示す)とを備えている。モータ20は、図4に示すように、固定シャーシ9に固定されている。
離間溝拡縮機構21は、図6に示すように、3つ設けられており、機器本体3の隅部に設けられている。離間溝拡縮機構21は、図7ないし図15に示すように、円柱状に形成されており、回転部材25と、移動部材26と、カム部材24とを備えている。
回転部材25は、図13ないし図15に示すように、互いに同軸に配された円板部68と、円柱部69とを一体に備えている。円板部68は、円板状に形成され、固定シャーシ9の底板11に軸芯周りに回転自在に支持されている。円柱部69は、円柱状に形成されており、円板部68から立設している。
回転部材25の軸芯は、前述した矢印Kと平行に配されている。回転部材25は、円板部68の外縁部に設けられた歯が底板11に回転自在に設けられた複数の歯車67に噛み合っている。回転部材25は、歯車67を介してモータ20のピニオンと接続されたカム67b上のカム67aにより、モータ20の駆動力により軸芯周りに回転される。回転部材25がモータ20の駆動力により軸芯周りに回転されることは、本明細書に記した回転部材25がモータ20の駆動力により移動されることを示している。回転部材25は、移動部材26とカム部材24の各々を同軸的に配するとともに、移動部材26とカム部材24の各々を回転させる。
移動部材26は、図12ないし図15に示すように、円管状に形成されており、回転部材25の外周に取り付けられてこの回転部材25と同軸に配されている。移動部材26と回転部材25とは、回転部材25に設けられた突起70と、移動部材26に設けられたキー溝とからなるキーにより互いに取り付けられている。
移動部材26は、前述した矢印Kに沿って移動自在に回転部材25に取り付けられている。移動部材26は、カム部材24とは独立して、矢印Kに沿って、移動可能である。さらに、移動部材26の底板11から離れた側の縁(上端)には、係止溝71が設けられている。また、移動部材26は、前述した回転部材25と一体に(連動して)前述した軸芯周りに回転する。
また、移動部材26は、図7、図16ないし図30に示すように、第1壁としての移動シャーシ18に取り付けられているとともに、第2壁27bが設けられている。移動シャーシ18と第2壁27bは、移動部材26の軸芯方向の両縁に設けられており、矢印Kと平行な軸芯に沿って互いに常に一定の間隔をあけて配されている。移動シャーシ18と第2壁27bは、移動部材26の両縁から外周方向に突出している。
移動部材26は、固定シャーシ9の底板11から離れた側の縁に設けられた係止溝71により移動シャーシ18に取り付けられている。このことを、本発明では、第1壁としての移動シャーシ18は、移動部材26の上端に設けられているという。このため、移動部材26は、移動シャーシ18と一体に(連動して)矢印Kに沿って移動する。また、移動シャーシ18は、移動部材26などが軸芯周りに回転することを許容する(妨げない)。移動シャーシ18は、前述した矢印Kに対し直交する方向に沿った平板状に形成されている。
第2壁27a,27bは、回転部材25と移動部材26とに亘って設けられている。回転部材25では、第2壁27aは、図12ないし図15に示すように、円板部68の外縁から立設しており、断面形状が回転部材25の軸芯を中心とした円弧状に形成されている。このため、第2壁27aは、円板部68の外周に配されている。
移動部材26では、第2壁27bは、図12ないし図15に示すように、固定シャーシ9の底板11寄りの縁(即ち、移動部材26の下端)に設けられている。第2壁27bは、移動部材26の外周に配され、移動部材26と同軸に配されている。第2壁27a,27bは、回転部材25と移動部材26とに亘って、面一に形成されている。第2壁27a,27bは、移動部材26から回転部材25に向かうにしたがって、移動シャーシ18から徐々に離れる方向に、前述した矢印Kとこの矢印Kに対し直交する方向との双方に交差した方向に延びている。
また、前述した移動シャーシ18と第2壁27a,27bとの間において、矢印Kに沿って互いの間にカム部材24の後述のくさび部30が位置付けられていない部分では、前述した移動シャーシ18と第2壁27a,27bとの間隔は、ホルダ19の数と突起29の矢印K方向の溝幅との積に等しい又は略等しい。
回転部材25と移動部材26は、前述した移動シャーシ18と第2壁27a,27bとの間に、突起29を位置付けて、前述したホルダ19を保持する。また、回転部材25と移動部材26は、軸芯周りに回転することで、前述した移動シャーシ18と第2壁27a,27bとの間で突起29が後述の連結壁28から接離するように矢印Kに対し交差する方向に沿って移動することを許容する。
このため、カム部材24と回転部材25と移動部材26は、モータ20の駆動力により、後述の離間溝39,40の奥に向かって突起29が侵入する方向に移動される。さらに、カム部材24と回転部材25と移動部材26は、後述のホルダ収容位置で、すべてのホルダ19の突起29を、移動シャーシ18と第2壁27a,27bとの間に位置付ける。
カム部材24は、図12ないし図15に示すように、円管状に形成されており、移動部材26の外周に取り付けられて、回転部材25及び移動部材26等と同軸に配されている。カム部材24と移動部材26とは、カム部材24に設けられた突起72と、移動部材26に設けられた突起とからなるキーにより互いに取り付けられている。カム部材24は、前述した矢印Kに沿って移動自在に移動部材26に取り付けられている。また、カム部材24は、前述した回転部材25及び移動部材26と一体(連動して)に前述した軸芯周りに回転する。
さらに、カム部材24の底板11から離れた側の縁に係止溝73が設けられている。カム部材24の係止溝73には、ディスク再生部5の移動シャーシ16が係止して、取り付けられている。このため、カム部材24は、移動シャーシ16即ち前述した光ピックアップ66と一体に(連動して)矢印Kに沿って移動する。このため、カム部材24は、矢印Kに沿って、移動可能である。また、移動シャーシ16は、カム部材24などが軸芯周りに回転することを許容する(妨げない)。
さらに、カム部材24は、くさび部30と、案内溝31と、連結壁28とを備えている。くさび部30は、前述した移動シャーシ18と、第2壁27との間に位置しているとともに、連結壁28と間隔をあけて配されている。このため、カム部材24のくさび部30は、前述した移動シャーシ18と第2壁27との間を矢印Kに沿って移動する。くさび部30は、移動部材26に向かうにしたがって、矢印Kに沿う溝幅が徐々に細くなるように形成されている。
案内溝31は、くさび部30に設けられている。案内溝31は、カム部材24のくさび部30の外周面に形成されている。即ち、案内溝31は、カム部材24のくさび部30の外周面から凹に形成されている。案内溝31の矢印Kに沿う溝幅は、一つの突起29の矢印Kに沿う幅と略等しい。
案内溝31は、図16ないし図30に示すように、連結壁28に相対する開口部32と、ローディング部33と、ピックアップ侵入部34と、第1連結部35と、クランプ部36と、第2連結部37と、再生部38とを備えている。ローディング部33と、ピックアップ侵入部34と、クランプ部36と、再生部38とは、矢印Kに対し直交する方向に沿って延びている。第1連結部35と、第2連結部37とは、矢印Kとこの矢印Kに対し直交する方向との双方に対し交差する方向に沿って延びている。
ローディング部33は、開口部32に連なり、この開口部32の連結壁28から離れた側に配されている。ピックアップ侵入部34は、ローディング部33に連なり、このローディング部33の連結壁28から離れた側に配されている。さらに、ピックアップ侵入部34は、ローディング部33より回転部材25の第2壁27aから離れた側に配されている。
第1連結部35は、ピックアップ侵入部34に連なり、このピックアップ侵入部34の連結壁28から離れた側に配されている。第1連結部35は、ピックアップ侵入部34から離れるのにしたがって徐々に回転部材25の第2壁27aに近づく方向に延びている。クランプ部36は、第1連結部35に連なり、この第1連結部35の連結壁28から離れた側に配されている。
第2連結部37は、クランプ部36に連なり、このクランプ部36の連結壁28から離れた側に配されている。第2連結部37は、クランプ部36から離れるのにしたがって徐々に回転部材25の第2壁27aに近づく方向に延びている。再生部38は、第2連結部37に連なり、この第2連結部37の連結壁28から離れた側に配されている。
案内溝31は、開口部32を通して、突起29が侵入することを許容する。即ち、案内溝31内には、突起29即ちホルダ19が摺動可能である。さらに、案内溝31は、ローディング部33と、ピックアップ侵入部34と、第1連結部35と、クランプ部36と、第2連結部37と、再生部38内に順に突起29が移動することを許容する。
ローディング部33内に位置付けられた突起29を設けたホルダ19は、挿入口10と矢印Yに沿って相対する。そして、ローディング部33内に位置付けられた突起29を設けたホルダ19は、挿入口10を通して挿入されたCD2を保持できるとともに、挿入口10を通して保持したCD2を機器本体3外に排出できる。
ピックアップ侵入部34内に位置付けられた突起29を設けたホルダ19は、図3中下方に位置する他のホルダ19から離れて、この図中下方に位置するホルダ19との間に揺動シャーシ17の他端部即ちピックアップ再生部が侵入することを許容する。クランプ部36内に位置付けられた突起29を設けたホルダ19は、保持したCD2をディスク再生部5のターンテーブルがクランプすることを許容する。再生部38内に位置付けられた突起29を設けたホルダ19は、ターンテーブルにクランプされたCD2から離されて、ターンテーブルにより回転されるCD2に干渉(接触)しない。即ち、CD2が回転することを許容する。
連結壁28は、前述した矢印Kに沿って直線状に延びている。連結壁28は、くさび部30に設けられた案内溝31の開口部32と矢印Kに対し直交する方向に沿って、間隔をあけて相対している。連結壁28は、移動シャーシ18と第2壁27とを互いに連結する格好になっている。
こうして、カム部材24は、一つのCD2を保持するホルダ19の突起29が摺動可能に係合する案内溝31を有している。
前述した構成の回転部材25と、移動部材26と、カム部材24とは、図12に示すように、互いに同軸に配されている。また、移動部材26と、カム部材24とは、図12ないし図14に示すように、互いに独立して、矢印Kに沿って移動可能である。
また、前述した移動シャーシ18とカム部材24のくさび部30との間は、本明細書に記した第1離間溝39をなしている。第1離間溝39は、移動シャーシ18と、カム部材24のくさび部30の底板11から離れた側の上面部とで構成されている。第1離間溝39は、案内溝31に係合する一つのCD2を保持するホルダ19より上方(矢印K1側)に位置する他のホルダ19と係合する。
さらに、前述した第2壁27とカム部材24のくさび部30との間は、本明細書に記した第2離間溝40をなしている。第2離間溝40は、第2壁27とカム部材24のくさび部30の底板11寄りの下面部とで構成されている。第2離間溝40は、案内溝31に係合する一つのCD2を保持するホルダ19より下方(矢印K2側)に位置する他のホルダ19と係合する。
第1離間溝39と第2離間溝40は、案内溝31に係合する一つのCD2を保持するホルダ19の他のホルダ19の突起29が侵入することを許容する(他のホルダ19が係合する)。第1離間溝39と第2離間溝40は、本明細書に記した離間溝をなしている。第1離間溝39と第2離間溝40即ち離間溝は、一つのCD2を保持するホルダ19の他のホルダ19が摺動可能に係合するとともに、カム部材24と移動部材26との相対的な移動により形成される。
第1離間溝39と第2離間溝40とは、カム部材24と移動部材との相対的に矢印Kに沿って移動することで、互いに連動して矢印Kに沿った溝幅が可変する(拡がったり狭くなる)。カム部材24が矢印Kに沿ってスライドした際に、第1離間溝39の溝幅が拡がると第2離間溝40の溝幅が狭くなり、第2離間溝40の溝幅が拡がると第1離間溝39の溝幅が狭くなる。
また、第1離間溝39の溝幅と第2離間溝40の溝幅との和は、ホルダ19の数から1を引いて得られる数と一つの突起29の矢印K方向の幅との積に等しい又は略等しい。前述した第1及び第2離間溝39,40即ち離間溝は、カム部材24と移動部材26との相対的な移動により矢印Kに沿った溝幅が可変する。即ち、第1及び第2離間溝39,40は、カム部材24と移動部材26との相対的な移動により矢印Kに沿った溝幅が相対的に可変する。
前述した構成によれば、移動シャーシ18と第2壁27との間に位置付けられたすべてのホルダ19の突起29は、モータ20の駆動力が複数の歯車67を介して伝達されて、回転部材25と移動部材26とカム部材24とが一体に(連動して)回転(移動)することで、一つの突起29が案内溝31内に侵入する。
残りの突起29のうち案内溝31に侵入した突起29より矢印K1(図7などに示す)側に位置するホルダ19の突起29が第1離間溝39内に侵入し、案内溝31に侵入した突起29より矢印K2(図7などに示す)側に位置するホルダ19の突起29が第2離間溝40内に侵入する。なお、矢印K1は、前述した矢印Kの一方側をなしているとともに、矢印K2は、前述した矢印Kの他方側をなしている。
すべてのホルダ19の突起29が、案内溝31に侵入することなく連結壁28に近づいて移動シャーシ18と第2壁27との間に位置する状態は、本明細書では、ホルダ19がホルダ収容位置に位置するという。また、カム部材24のくさび部30が連結壁28と間隔をあけているため、ホルダ収容位置では、第1離間溝39と第2離間溝40とは、一体になっている。したがって、ホルダ収容位置では、複数のホルダ19が互いに近接する。
突起29が、案内溝31の再生部38内と、第1及び第2離間溝39,40の奥に侵入する状態は、本明細書では、ホルダ19が再生位置に位置するという。再生位置では、カム部材24のくさび部30により、前記案内溝31内に突起29が侵入したホルダ19は、ホルダ収容位置より他のホルダ19から離れる。再生位置では、情報を再生するCD2を保持したホルダ19が他のホルダ19から離れるとともに、情報を再生するCD2を保持したホルダ19と他のホルダ19との間に光ピックアップ66が侵入可能になる。
突起29が、移動部材26の第2壁27bと移動シャーシ18との間に位置し、案内溝31のローディング部33内と、第1及び第2離間溝39,40に侵入した状態は、本明細書では、ホルダ19がローディング位置に位置するという。
また、前述した再生位置では、第1離間溝39内に情報を再生するCD2を保持したホルダ19の矢印K1側のホルダ19の突起29が侵入する。第1離間溝39は、前記矢印K1側のホルダ19を、情報を再生するCD2を保持したホルダ19から離す。
さらに、再生位置とローディング位置では、第2離間溝40内に情報を再生するCD2を保持したホルダ19の矢印K2側のホルダ19の突起29が侵入する。第2離間溝40は、前記矢印K2側のホルダ19を、情報を再生するCD2を保持したホルダ19から離す。
連動移動機構22は、図31などに示すように、駆動源としてのモータ41(図4に示す)と、駆動シャーシ42(図4及び図5に示す)と、第2駆動シャーシ53(図4及び図5に示す)と、第1突起43と、第1孔44と、第2突起45と、第2孔46とを備えている。なお、図4には、駆動シャーシ42と第2駆動シャーシ53を2つずつ示しているが、実際には、駆動シャーシ42と第2駆動シャーシ53は一つずつ設けられている。
連動移動機構22は、ディスク収容部6のホルダ19をホルダ収容位置と再生位置とに亘って移動させる際には、移動部材26を、回転部材25に対し矢印Kに沿って移動して、回転部材25から最も遠ざけておく。そして、連動移動機構22は、再生位置に位置付けるCD2を保持したホルダ19の突起29が案内溝31に侵入できる位置に、カム部材24を位置付ける。
連動移動機構22は、ディスク収容部6のホルダ19を再生位置とローディング位置とに亘って移動させる即ちCD2を機器本体3内に出し入れする際には、カム部材24を、移動部材26に対し矢印Kに沿って移動して、回転部材25に最も近づけておく。そして、連動移動機構22は、ローディング位置に位置付けられた即ち出し入れされたCD2を保持するホルダ19の突起29が案内溝31に侵入できる位置に、移動部材26を位置付ける。連動移動機構22は、駆動源としてのモータ41の駆動力により、前述したように、カム部材24即ちディスク再生部5の移動シャーシ16と、移動部材26即ちディスク収容部6の移動シャーシ18とを連動して、矢印Kに沿って移動する。
モータ41は、固定シャーシ9の底板11などに取り付けられている。駆動シャーシ42は、板金からなり、板状に形成されている。駆動シャーシ42の平面形状は、矩形状に形成されている。駆動シャーシ42は、機器本体3の固定シャーシ9の周板12に、矢印Kに対し直交(交差)する方向に沿って移動自在に支持されている。
第2駆動シャーシ53は、板金からなり、板状に形成されている。第2駆動シャーシ53の平面形状は、矩形状に形成されている。第2駆動シャーシ53は、機器本体3の固定シャーシ9の周板12に、矢印Kに対し直交(交差)する方向に沿って移動自在に支持されている。第2駆動シャーシ53には、モータ41の駆動力により回転される歯車48と噛み合ったラック47が形成されている。
第1突起43は、ディスク収容部6の移動シャーシ18から駆動シャーシ42と第2駆動シャーシ53に向かって突出している。第1孔44は、駆動シャーシ42と第2駆動シャーシ53に設けられている。勿論、第1孔44は、駆動シャーシ42と第2駆動シャーシ53を貫通している。第1孔44には、図5に示すように、第1突起43が侵入する。
第1孔44は、図31ないし図38に示すように、第1平行部49と第1傾斜部50とを備えている。第1平行部49は、前述した矢印Kに対し直交する方向に沿って直線状に延びている。第1傾斜部50は、第1平行部49の端に連なりかつ前述した矢印Kと該矢印Kに対し直交する方向との双方に対し交差する方向に沿って直線状に延びている。第1傾斜部50は、第1平行部49から離れるにしたがって徐々に固定シャーシ9の底板11に近づく方向に傾斜している。
第2突起45は、ディスク再生部5の移動シャーシ16から駆動シャーシ42に向かって突出している。第2孔46は、駆動シャーシ42に設けられている。勿論、第2孔46は、駆動シャーシ42を貫通している。第2孔46には、第2突起45が侵入する。
第2孔46は、第2傾斜部51と第2平行部52とを備えている。第2傾斜部51は、前述した矢印Kと該矢印Kに対し直交する方向との双方に対し交差する方向に沿って直線状に延びている。第2傾斜部51は、第2平行部52から離れるにしたがって、徐々に固定シャーシ9の底板11から離れる方向に傾斜している。第2傾斜部51は、第1傾斜部50と平行である。第2平行部52は、第2傾斜部51の端に連なりかつ前述した矢印Kに対し直交する方向に沿って直線状に延びている。
第1突起43が第1傾斜部50内に位置付けられると、第2突起45が第2平行部52内に位置付けられる。第1突起43が第1平行部49内に位置付けられると、第2突起45が第2傾斜部51内に位置付けられる。
前述した連動移動機構22は、駆動源としてのモータ41の駆動力により、第2駆動シャーシ53を矢印Kに対し直交する方向に沿って移動する。第2駆動シャーシ53の動きに連動して、図4に示すリンクアーム111により第2駆動シャーシ53と連結された駆動シャーシ42は矢印Kに対し直交する方向に沿って移動する。
このため、連動移動機構22即ち分離機構7は、カム部材24と移動部材26との各々を矢印Kに沿って駆動(移動)する単一の駆動源としてのモータ41を備えている。
連動移動機構22は、駆動源としてのモータ41の駆動力により、ホルダ19をローディング位置に位置付ける際即ちCD2を機器本体3内に出し入れする際には、第2突起45が第2平行部52内を移動し、第1突起43が第1傾斜部50内を移動する位置に駆動シャーシ42を位置付ける。前述した連動移動機構22は、駆動源としてのモータ41の駆動力により、ホルダ19を再生位置とホルダ収容位置とに亘って移動する際には、第2突起45が第2傾斜部51内を移動し、第1突起43が第1平行部49内を移動する位置に駆動シャーシ42を位置付ける。
なお、連動移動機構22により、第2突起45が第2平行部52内に位置付けられると、カム部材24が最も回転部材25の第2壁27に近づく。最も回転部材25の第2壁27aに近づいたカム部材24の案内溝31のローディング部33内に突起29が位置付けられたホルダ19は、前述した挿入口10を通して出し入れされるCD2を保持できる位置に位置付けられる。
前述した構成のCDチェンジャ1は、機器本体3内に収容した複数のCD2のうち前述した操作部などにより任意に選択された一つのCD2の情報を読み出す際には、図16に示すように、モータ20の駆動力によりすべてのホルダ19の突起29を第2壁27bの水平部A上に位置付けておく。
また、モータ41の駆動力によりディスク搬送部4を出入位置より天井板に向かって移動して再生位置に位置付ける。すると、図45及び図47に示すように、押圧部材80,81が突出ピン86,87に接触しない。そして、コイルばね85の付勢力により、図43に示すように、ローラ14がガイド部材82と近接する。さらに、ディスク再生部5の揺動シャーシ17の他端部即ちターンテーブルとピックアップ再生部を、複数のCD2間から退避させておく。
また、駆動源としてのモータ41の駆動力により、図31に示すように、第1突起43が第1孔44の第1平行部49内に位置する位置に駆動シャーシ42を位置付ける。そして、図16に示すように、移動シャーシ18を回転部材25の第2壁27aから最も遠ざけておく。
そして、駆動源としてのモータ41の駆動力により、図32に示すように、第2突起45が第2孔46の第2傾斜部51内を移動して、情報が読み出される任意に選択された一つのCD2を保持したホルダ19の突起29が案内溝31に矢印Kに対し直交する方向に沿って相対する位置に、駆動シャーシ42を位置付ける。そして、図8及び図17に示すように、カム部材24の案内溝31の開口部32を、矢印Kに対し直交する方向に沿って、情報が読み出される任意に選択された一つのCD2を保持したホルダ19の突起29と相対させる。なお、図8及び図17では、図中上から四つ目のホルダ19の突起29とカム部材24に設けられた案内溝31とを相対させている。
そして、モータ20の駆動力により、回転部材25と移動部材26及びカム部材24を一体に回転させる。そして、すべてのホルダ19の突起29が、連結壁28から徐々に離れる。すると、図18に示すように、情報が読み出される任意に選択された一つのCD2を保持したホルダ19の突起29が、案内溝31の開口部32に侵入する。さらに、他のCD2を保持したホルダ19の突起29が、カム部材24のくさび部30に接触するとともに、くさび部30などにより、第1及び第2離間溝39,40内を移動する。
さらに、モータ20の駆動力により、回転部材25と移動部材26及びカム部材24を一体に回転させると、図19に示すように、情報が読み出される任意に選択された一つのCD2を保持したホルダ19の突起29がローディング部33内に位置する。また、前述した一つのCD2と、この一つのCD2より矢印K1側の他のCD2と、この一つのCD2より矢印K2側の他のCD2とが徐々に離れる。
その後、図20に示すように、前述した一つのCD2を保持したホルダ19の突起29が案内溝31のピックアップ侵入部34内に位置する。このとき、揺動シャーシ17が、一端部を中心として回転して、他端部即ちターンテーブルとピックアップ再生部が前述した一つのCD2と他のCD2との間に侵入する。
そして、前述した一つのCD2を保持したホルダ19の突起29が、第1連結部35内を通り、図21に示すように、クランプ部36内に位置する。このとき、ディスク再生部5のターンテーブルが前述した一つのCD2をクランプする。そして、前述した一つのCD2を保持したホルダ19の突起29が、第2連結部37内を通り、図9及び図22に示すように、再生部38内に位置する。
さらに、前述した一つのCD2の矢印K1側に位置するCD2を保持したホルダ19の突起29が、カム部材24のくさび部30により第1離間溝39の奥即ち連結壁28から離れた側に移動する。さらに、前述した一つのCD2の矢印K2側に位置するCD2を保持したホルダ19の突起29が、カム部材24のくさび部30により第2離間溝40の奥即ち連結壁28から離れた側に移動する。
そして、図9及び図22に示すように、カム部材24のくさび部30に設けられた案内溝31により、前述した一つのCD2を保持したホルダ19が位置決めされる。さらに、カム部材24のくさび部30と、移動シャーシ18及び第2壁27とにより即ち第1及び第2離間溝39,40により、前述した一つのCD2を保持したホルダ19を他のホルダ19から離す。さらに、他のホルダ19を、第1及び第2離間溝39,40により、位置決めする。
さらに、前述した一つのCD2を保持したホルダ19の突起29が再生部38内に位置すると、該ホルダ19が、ディスク再生部5のターンテーブルによりクランプされたCD2から遠ざけられる。そして、ホルダ19にCD2の回転が妨げられることが防止される。ターンテーブルがクランプしたCD2を回転するとともに、ピックアップ再生部の光ピックアップ66がCD2の所望の位置から情報を読み出す。前述した一つのCD2からの情報の読み出しを停止する際には、モータ20の駆動力により、回転部材25と移動部材26及びカム部材24を先ほどと逆向きに回転する。
前述したように、分離機構7は、カム部材24を矢印Kに沿って移動して、第1離間溝39の溝幅と第2離間溝40の溝幅とを連動して拡縮することで、所望のCD2を保持したホルダ19を位置決めするとともに他のホルダ19から離す。このように、分離機構7は、一つのCD2を保持したホルダ19と他のホルダ19とを、矢印Kに沿って、離間する。
例えば、図23に示すように、図中下から二番目のCD2を保持したホルダ19を再生位置に位置付ける際や、図24に示すように、図中上から二番目のCD2を保持したホルダ19を再生位置に位置付ける際も同様である。なお、図23及び図24に示す状態では、図33及び図34に示すように、第1突起43が第1平行部49内に位置するとともに、第2突起45が第2傾斜部51内に位置する。
また、前述した構成のCDチェンジャ1は、操作部などの命令により、機器本体3内に収容した複数のCD2のうち任意に選択された一つのCD2を機器本体3外に排出したり、CD2を機器本体3内に挿入して任意に選択された一つのホルダ19に保持させる際には、図7、図10及び図25に示すように、モータ20の駆動力によりすべてのホルダ19の突起29を第2壁27bの水平部A上に位置付けておく。さらに、ディスク再生部5の揺動シャーシ17の他端部即ちターンテーブルとピックアップ再生部を、複数のCD2間から退避させておく。
そして、図35に示すように、駆動源としてのモータ41の駆動力により第2突起45が第2孔46の第2平行部52内に位置する位置に駆動シャーシ42を位置付ける。そして、モータ41の駆動力により、前述したディスク搬送部4を出入位置に位置付ける。すると、図48に示すように、一方の押圧部材80が突出ピン86則ち搬送ローラ13と当接して、ローラ14がガイド部材82から離れる方向に突出ピン86則ち搬送ローラ13を押圧する。
また、図46に示すように、他方の押圧部材81が突出ピン87則ち搬送ローラ13と当接して、ローラ14がガイド部材82から離れる方向に突出ピン87則ち搬送ローラ13を押圧する。そして、図44に示すように、搬送ローラ13のローラ14がガイド部材82から離れる。そして、図7、図10及び図25に示すように、カム部材24を回転部材25の第2壁27aに最も近づけておく。
そして、駆動源としてのモータ41の駆動力により、図36に示すように、第1突起43が第1孔44の第1傾斜部50内を移動して、機器本体3内に挿入されたCD2を保持する又は保持したCD2を機器本体3外に排出する一つのホルダ19の突起29が案内溝31の開口部32に矢印Kに対し直交する方向に沿って相対する位置に、駆動シャーシ42を位置付ける。
そして、図7、図10及び図26に示すように、カム部材24の案内溝31を、矢印Kに対し直交する方向に沿って、前述した一つのホルダ19の突起29と相対させる。なお、図7、図10及び図26では、図中上から四つ目のホルダ19の突起29とカム部材24に設けられた案内溝31とを相対させている。
そして、モータ20の駆動力により、回転部材25と移動部材26及びカム部材24を一体に回転させる。そして、すべてのホルダ19の突起29が、連結壁28から徐々に離れる。すると、図27に示すように、前述した一つのホルダ19の突起29が、案内溝31の開口部32に侵入する。さらに、前述した他のホルダ19の突起29が、カム部材24のくさび部30に接触するとともに、くさび部30などにより、第1及び第2離間溝39,40内を移動する。すると、前述した一つのホルダ19と、他のホルダ19とが、徐々に互いに離れる。
さらに、モータ20の駆動力により、回転部材25と移動部材26及びカム部材24を一体に回転させると、図11及び図28に示すように、前述した一つのホルダ19の突起29が、案内溝31のローディング部33内に位置する。さらに、前述した他のホルダ19の突起29が、カム部材24のくさび部30により第1離間溝39及び第2離間溝40の奥即ち連結壁28から離れた側に移動する。
そして、図11及び図28に示すように、カム部材24のくさび部30に設けられた案内溝31により、前述した一つのホルダ19がローディング位置に位置決めされる。さらに、カム部材24のくさび部30と移動シャーシ18及び第2壁27とにより即ち第1及び第2離間溝39,40により、前述した一つのホルダ19を他のホルダ19から離す。さらに、第1及び第2離間溝39,40により、他のホルダ19を位置決めする。
そして、駆動源としてのモータ41の駆動力によりローラ14がCD2を出し入れする方向に応じて回転する。ローラ14が回転することで、挿入口10を通して機器本体3内にCD2の出し入れが行われる。前述したCD2の出し入れを停止する際には、ローラ14の回転を停止するとともに、モータ20の駆動力により、回転部材25と移動部材26及びカム部材24を先ほどと逆向きに回転する。
前述したように、カム部材24を矢印Kに沿って移動することで、第1離間溝39の溝幅と第2離間溝40の溝幅とを連動して拡縮することで、所望のホルダ19をローディング位置に位置決めするとともに他のホルダ19から離す。例えば、図29に示すように、図中上から二番目のホルダ19をローディング位置に位置付ける際や、図30に示すように、図中下から二番目のホルダ19をローディング位置に位置付ける際も同様である。なお、図29及び図30に示す状態では、図37及び図38に示すように、第2突起45が第2平行部52内に位置するとともに、第1突起43が、第1傾斜部50内に位置する。
本実施例によれば、ディスク搬送部4が互いに近づく方向に付勢された搬送ローラ13とガイド部材82を備え、機器本体3にCD2を出し入れする出入位置で押圧部材80,81が搬送ローラ13をガイド部材82から離して、これら搬送ローラ13のローラ14とガイド部材82との間にCD2を挟んで、該CD2を機器本体3に出し入れしている。そして、機器本体3にCD2を出し入れする時のみ搬送ローラ13とガイド部材82とをCD2の主面に直交(交差)する方向に互いに離し、機器本体3にCD2を出し入れしない時には搬送ローラ13とガイド部材82を互いに近づけておく。
こうすることで、特に、機器本体3にCD2を出し入れしない時則ちディスク搬送部4の非搬送時の搬送ローラ13とガイド部材82を含んだディスク搬送部4全体の厚みD(図43などに示す)を抑制している。このため、ディスク搬送部4則ちCDチェンジャ1全体の小型化を可能としている。
また、前述した実施形態では、出入位置則ち1の位置である一方の終端付近で搬送ローラ13とガイド部材82とが離間し、それ以外では搬送ローラ13とガイド部材82とが近接している。しかしながら、本発明では、出入位置則ち一方の終端付近で搬送ローラ13とガイド部材82とが離間し、収容位置則ち他方の終端付近で搬送ローラ13とガイド部材82とが近接すれば、出入位置と収容位置との間では搬送ローラ13とガイド部材82とが近接しても良く離間しても良い。
一対の挟持部材の一方がCD2を搬送する搬送ローラ13であり、他方がCD2を搬送経路に維持するガイド部材82である。このガイド部材82は、合成樹脂により形成されているため、搬送ローラ13を上下に設置する場合よりも、ディスク搬送部4の厚みDを薄くすることが可能である。
ガイド部材82の突部82aがCD2と接触する位置と、搬送ローラ13がCD2と接触する位置とが、CD2の搬送方向(機器本体3の奥行き方向Y)に沿って離間している。このため、搬送ローラ13のローラ14とガイド部材82が互いに近づいて近接する場合に、突部82aとローラ14が当接しないため、ディスク搬送部4の厚みDを更に抑制し、CDチェンジャ1全体の小型化を可能としている。
ディスク搬送部4がCD2から情報を読み出すディスク再生部5と共にロードフレーム84(移動シャーシ16)に支持され、CD2の主面に対し交差する方向(前述した矢印K)に沿って移動する。このため、ディスク搬送部4を移動するために専用の駆動源などを設ける必要がないので、部品点数の増加を防止でき、より一層の小型化を図ることができる。
任意に選択されたCD2を保持したホルダ19の突起29を案内溝31に係合させる。選択されたホルダ19の矢印K1側(上方)の他のホルダ19の突起29を第1離間溝39に係合させ、かつ矢印K2側(下方)の他のホルダ19の突起29を第2離間溝40に係合させる。こうして、突起29を案内溝31と第1離間溝39と第2離間溝40に係合させて、選択されたCD2を他のCD2から離して、選択されたCD2から情報を読み出す。
また、離間溝拡縮機構21により、第1及び第2離間溝39,40の溝幅が互いに連動して(相対的に)変化するとともに、第1離間溝39の溝幅と第2離間溝40の溝幅の和がホルダ19の数から1を引いて得られた数と突起29の幅との積に略等しい。このため、がたつくことなく、前述した選択されたCD2を保持したホルダ19と、他のホルダ19を位置決めできる。
このため、コイルばねを設けることなく、離間溝拡縮機構21が第1及び第2離間溝39,40の溝幅を連動して(相対的に)変化することで、選択された任意のCD2を保持したホルダ19を、他のホルダ19から離すことができる。これにより、CDチェンジャ1が自動車などに搭載されて、走行中などの振動が作用しても、ホルダ19が振動することを防止できる。したがって、確実に任意に選択されたCD2を保持したホルダ19を確実に再生位置に位置付けることができる。自動車などに搭載されて、走行中などの振動が作用しても、任意に選択されたCD2の情報を確実に再生することができる。
離間溝拡縮機構21が、移動部材26と、この移動部材26に矢印Kに沿って移動自在に設けられたカム部材24とを備えている。移動部材26に取り付けられた移動シャーシ18とカム部材24のくさび部30との間が第1離間溝39を形成し、移動部材26の第2壁27bとカム部材24のくさび部30との間が第2離間溝40を形成し、カム部材24のくさび部30に案内溝31が形成されている。
このため、カム部材24を矢印Kに沿ってスライドすることで、第1及び第2離間溝39,40の溝幅を確実に連動して(相対的に)変化できる。さらに、任意に選択された情報が再生されるCD2を保持したホルダ19の位置に応じて、カム部材24がスライドする。したがって、確実に任意に選択されたCD2を保持したホルダ19を確実に再生位置に位置付けることができる。
カム部材24と光ピックアップ66とが一体に(連動して)移動するので、カム部材24と光ピックアップ66との相対的な位置が常に一定に保たれる。このため、カム部材24に設けられた案内溝31により再生位置に位置決めされたホルダ19に保持されたCD2から光ピックアップ66で情報を確実に再生することができる。
CD2から情報を読み出す際には、移動部材26を矢印K1側に移動させて、選択された情報を再生するCD2を保持したホルダ19の位置に応じて、カム部材24をスライドさせる。このため、CD2から情報を読み出す際には、任意のCD2を再生位置に位置付けることができる。したがって、任意のCD2から情報を読み出して再生できる。
また、CD2を出し入れする際には、カム部材24を矢印K2側に移動させて、このカム部材24の位置と出し入れするCD2に対応したホルダ19の位置に応じて、移動部材26をスライドさせる。このため、機器本体3に出し入れされるCD2を保持する又は保持したホルダ19と機器本体3との相対的な位置を一定に保つことができる。このため、CD2を挿入口10内を通して確実に出し入れすることができるとともに、機器本体3内に挿入されたCD2をホルダ19に確実に保持できる。
また、連動移動機構22により、ホルダ19をホルダ収容位置と再生位置とに亘って移動することと、ホルダ19をローディング位置に位置決めすることを一連の動作で行うことができる。このため、部品点数の削減とコストの低減を図ることができる。さらに、ホルダ19をホルダ収容位置と再生位置とに亘って移動する状態とCD2を出し入れする状態とをスムーズに切り換えることができる。
連動移動機構22が、第1孔44と第2孔46が設けられた駆動シャーシ42と、ディスク収容部6の移動シャーシ18に設けられた第1突起43と、ディスク再生部5の移動シャーシ16に設けられた第2突起45とを備えている。第1孔44は、第1傾斜部50と第1平行部49とからなり、第2孔46は、第2傾斜部51と第2平行部52とからなる。
CD2を出し入れする際には、第2突起45が第2平行部52内を移動し、第1突起43が第1傾斜部50内を移動する。これにより、CD2を出し入れする際には、ディスク再生部5の移動シャーシ16即ちカム部材24が、スライドせずに、位置決めされる。さらに、CD2を出し入れする際には、ディスク収容部6の移動シャーシ18と移動部材26即ちホルダ19が、矢印Kに沿って移動する。
このため、機器本体3に出し入れされるCD2を保持する又は保持したホルダ19と機器本体3との相対的な位置を一定に保つことができる。したがって、挿入口10内を通して、CD2を確実に出し入れすることができるとともに、機器本体3内に挿入したCD2をホルダ19に確実に保持できる。
ホルダ19をホルダ収容位置と再生位置とに亘って移動する際には、第1突起43が第1平行部49内を移動し、第2突起45が第2傾斜部51内を移動する。これにより、ホルダ19をホルダ収容位置と再生位置とに亘って移動する際には、ディスク収容部6の移動シャーシ18と移動部材26即ちホルダ19を、スライドせずに位置決めできる。さらに、ホルダ19をホルダ収容位置と再生位置とに亘って移動する際には、ディスク再生部5の移動シャーシ16即ちカム部材24が、矢印Kに沿って移動する。
このため、CD2から情報を読み出す際には、任意のCD2を再生位置に確実に位置決めすることができる。したがって、任意のCD2から情報を読み出して再生できる。
移動部材26が円管状に形成され、カム部材24が円管状に形成されている。移動シャーシ18と第2壁27は移動部材26の両縁に設けられている。移動部材26とカム部材24と回転部材25は、同軸に配され、モータ20の駆動力により一体に回転する。このように、移動部材26とカム部材24と回転部材25を回転することで、ホルダ19をホルダ収容位置と再生位置とに亘って移動できる。したがって、移動部材26とカム部材24と回転部材25の移動軌跡を最小限にすることができ、機器本体3即ちCDチェンジャ1の小型化を図ることができる。
さらに、カム部材24と移動部材26とを矢印Kに沿ってスライドすることを単一のモータ41で行っている。このため、部品点数を抑制でき、CDチェンジャ1の小型化と低コスト化を図ることができる。
前述した実施例では、ディスク形情報記録媒体としてのCD2を複数収容するCDチェンジャ1を示している。しかしながら、本発明では、例えば、ディスク形情報記録媒体としてのMD(Mini Disc)を複数収容するMDチェンジャや、例えば、DVD(Digital Versatile Disc)などの他のディスク形情報記録媒体を複数収容する情報記録媒体再生装置に適用しても良い。さらに、本発明は、前述したMDやDVDなどの情報記録媒体を1枚だけ収容して、収容した1枚の情報記録媒体の情報を読み出す情報記録媒体再生装置に適用しても良いことは勿論である。
また、前述した実施例では、ディスク搬送部4とディスク再生部5とを一体に矢印Kに沿って移動自在にしている。しかしながら、本発明では、ディスク搬送部4とディスク再生部5とが連動して矢印Kに沿って移動自在であっても良く、ディスク搬送部4とディスク再生部5とが連動して(一体に)矢印Kに沿って移動しなくても良い。
さらに、前述した実施例では、搬送ローラ13をガイド部材82から離すことで、搬送ローラ13のローラ14とガイド部材82との間にCD2を挟んで、該CD2を機器本体3に出し入れする。しかしながら、本発明では、ガイド部材82を搬送ローラ13から離すことで、搬送ローラ13のローラ14とガイド部材82との間にCD2を挟んで、該CD2を機器本体3に出し入れしても良い。
また、前述した実施例では、カム部材24と回転部材25と移動部材26等を円柱状に形成し、軸芯周りに回転することで、これらを移動している。しかしながら、本発明では、カム部材24と回転部材25と移動部材26等を例えば板状などの円管及び円管状以外の形状に形成し、例えば、スライドなどの軸芯周りの回転以外の方向にこれらを移動しても良い。
さらに、前述した実施例では、カム部材24と光ピックアップ66とを一体に移動している。しかしながら、本発明では、カム部材24と光ピックアップ66とを必ずしも一体に移動しなくても良い。要するに、本発明では、カム部材24と光ピックアップ66とを連動させて移動することで、これらの相対的な位置間隔を一定に保つことができれば良い。
また、前述した実施例では、連動移動機構22により、カム部材24の移動と、移動部材26の移動とを、一つの駆動源により行えるようにしている。しかしながら、本発明では、カム部材24の移動と、移動部材26の移動とを、互いに独立した駆動源により行っても良い。
前述した実施例によれば、以下のCDチェンジャ1が得られる。
(付記1) CD2を収容する機器本体3と、
前記機器本体3に挿入された前記CD2を、前記機器本体3の収容位置に搬送するディスク搬送部4と、
を備えたCDチェンジャ1において、
前記ディスク搬送部4は、前記機器本体3において収容されている前記CD2の主面に交差する方向Kに所定区間移動するとともに、
搬送される前記CD2を挟持する搬送ローラ13とガイド部材82を備え、
前記搬送ローラ13とガイド部材82は、前記所定区間の1の位置においては前記CD2の主面に交差する方向に互いに離間し、前記所定区間の他の位置においては互いに近接することを特徴とするCDチェンジャ1。
(付記2) 前記1の位置は、前記所定区間の一方の終端付近であり、前記他の位置は、前記所定区間の他方の終端付近であることを特徴とする付記1に記載のCDチェンジャ1。
(付記3) 前記CD2から情報を読み出す再生手段と、
前記ディスク搬送部4と前記再生手段を共に支持する移動シャーシ16を備え、
前記移動シャーシ16の移動により、前記ディスク搬送部4が前記再生手段と共に前記所定区間移動することを特徴とする付記1に記載のCDチェンジャ1。
なお、前述した実施例は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施例に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
【0003】
ローラ103とガイド部材104とを含めた全体の厚みDaが厚くなる傾向であった。則ち、搬送手段101が大型化し、機器本体105が厚くなり、機器本体105が大型化する傾向であった。
[0010]
本発明の目的は、例えば、情報記録媒体を出し入れする搬送手段を小型化して、全体を小型化することを可能とする情報記録媒体再生装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
[0011]
前記課題を解決し目的を達成するために、本発明の情報記録媒体再生装置は、情報記録媒体を収容する機器本体と、前記機器本体に挿入された前記情報記録媒体を、前記機器本体の収容位置に搬送する搬送手段と、前記情報記録媒体から情報を読み出す再生手段と、前記搬送手段と前記再生手段を共に支持する支持手段と、を備えた情報記録媒体再生装置において、
前記搬送手段は、前記機器本体において収容されている前記情報記録媒体の主面に交差する方向に所定区間移動するとともに、搬送される前記情報記録媒体を挟持する一対の挟持部材を備え、前記挟持部材は、前記所定区間の1の位置においては前記情報記録媒体の主面に交差する方向に互いに離間し、前記所定区間の他の位置においては互いに近接するとともに、前記支持手段の移動により、前記搬送手段が前記再生手段と共に前記所定区間移動することを特徴としている。
【図面の簡単な説明】
[0012]
[図1]従来のCDチェンジャの搬送手段を説明する説明図であり、(a)は搬送手段などの側面図であり、(b)は搬送手段の正面図である。
[図2]本発明の一実施例にかかる情報記録媒体再生装置としてのCDチェンジャの外観を示す斜視図である。
[図3]図2に示されたCDチェンジャの互いに組み付けられた固定シャーシとディスク搬送部とディスク再生部とディスク収容部と分離機構を示す斜視図である。
[図4]図3に示された固定シャーシとディスク再生部とディスク収容部との一部を分解して示す斜視図である。
[図5]図4に示されたディスク収容部と駆動シャーシとの組み付け状態を示す斜視図である。
[図6]図3に示されたディスク収容部のホルダと離間溝拡縮機構とを示す斜視図である。
[図7]図6に示された離間溝拡縮機構を拡大して示す斜視図である。

Claims (3)

  1. 情報記録媒体を収容する機器本体と、
    前記機器本体に挿入された前記情報記録媒体を、前記機器本体の収容位置に搬送する搬送手段と、
    を備えた情報記録媒体再生装置において、
    前記搬送手段は、前記機器本体において収容されている前記情報記録媒体の主面に交差する方向に所定区間移動するとともに、
    搬送される前記情報記録媒体を挟持する一対の挟持部材を備え、
    前記挟持部材は、前記所定区間の1の位置においては前記情報記録媒体の主面に交差する方向に互いに離間し、前記所定区間の他の位置においては互いに近接することを特徴とする情報記録媒体再生装置。
  2. 前記1の位置は、前記所定区間の一方の終端付近であり、前記他の位置は、前記所定区間の他方の終端付近であることを特徴とする請求項1に記載の情報記録媒体再生装置。
  3. 前記情報記録媒体から情報を読み出す再生手段と、
    前記搬送手段と前記再生手段を共に支持する支持手段を備え、
    前記支持手段の移動により、前記搬送手段が前記再生手段と共に前記所定区間移動することを特徴とする請求項1に記載の情報記録媒体再生装置。
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