JP2010118107A - 記録媒体再生装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】自動車などに搭載された際に、走行中などの振動が作用しても、選択した任意の記録媒体の情報を確実に再生することが可能な記録媒体再生装置を提供する。
【解決手段】CDチェンジャはディスク収容部とディスク再生部とディスク移動機構からなる。ディスク収容部はCD2を保持し且つ積層配列された複数のホルダ19を有する。ディスク再生部は選択した一つのCD2をクランプして回転させるクランプ部を有する。ディスク移動機構は回転することで前記一つのCD2を保持するホルダ19と他のCD2を保持するホルダ19とを前記配列方向に沿って離間させる離間部材41を有する。離間部材41は、クランプ部が前記一つのCD2をクランプする際に、該一つのCD2を保持するホルダ19のトレイ28に当接する外周面から突出し且つトレイ28の表面側に位置付けられて、前記一つのCD2の外縁を押圧可能な突部68を備えている。
【選択図】図42
【解決手段】CDチェンジャはディスク収容部とディスク再生部とディスク移動機構からなる。ディスク収容部はCD2を保持し且つ積層配列された複数のホルダ19を有する。ディスク再生部は選択した一つのCD2をクランプして回転させるクランプ部を有する。ディスク移動機構は回転することで前記一つのCD2を保持するホルダ19と他のCD2を保持するホルダ19とを前記配列方向に沿って離間させる離間部材41を有する。離間部材41は、クランプ部が前記一つのCD2をクランプする際に、該一つのCD2を保持するホルダ19のトレイ28に当接する外周面から突出し且つトレイ28の表面側に位置付けられて、前記一つのCD2の外縁を押圧可能な突部68を備えている。
【選択図】図42
Description
本発明は、例えば、自動車などに搭載される記録媒体再生装置に関し、更に詳しくは、複数の記録媒体を機器本体内に収容し、これらの記録媒体のうち一つの記録媒体に記録された情報を再生する記録媒体再生装置に関する。
例えば、コンパクトディスク(以下、CDと記す)などの記録媒体を搬送して収容部に複数枚収容し、これら複数の記録媒体から任意の一つの記録媒体の情報を再生する記録媒体再生装置が用いられている(例えば、特許文献1参照)。この種の記録媒体再生装置は、例えば自動車などに搭載されるとともに、機器本体と、複数の保持部材と、離間部材と、クランプ部材と、光ピックアップなどを備えている。
機器本体は、箱状に形成されている。複数の保持部材は、それぞれ、平面形状が半円弧状で且つ板状に形成されている。複数の保持部材には、それぞれ、記録媒体の外縁部に係止する複数の係止部材が設けられている。複数の保持部材は、積層配列され且つ互いに接離自在に設けられている。複数の保持部材は、各々の複数の係止部材が記録媒体の外縁部に係止することで該記録媒体を保持して、機器本体内の収容部に収容されている。
離間部材は、円柱状に形成されているとともに、機器本体の隅部に回転自在に設けられている。離間部材は、回転することで、複数の記録媒体のうち任意に選択された一つの記録媒体を保持する保持部材と他の記録媒体を保持する保持部材とを、これら複数の記録媒体の配列方向に沿って離間させる。
クランプ部材は、前記記録媒体を回転させるためのターンテーブルと、該ターンテーブルを回転させるスピンドルモータと、前記記録媒体をターンテーブルに保持するためのクランプ爪とを備えている。光ピックアップは、ターンテーブルに対して接離自在に設けられている。光ピックアップは、クランプ部材によってクランプされた記録媒体、即ち複数の記録媒体のうち任意に選択された一つの記録媒体の情報を再生する。
前述した構成の記録媒体再生装置は、複数の保持部材から任意に一つの保持部材に保持された記録媒体が選択されると、離間部材が任意に選択された記録媒体を保持する保持部材と他の記録媒体を保持する保持部材とを、これら複数の記録媒体の配列方向に沿って離間させる。すると、クランプ部材が、任意に選択された記録媒体を保持した保持部材と他の保持部材との間に侵入して、該任意に選択された記録媒体をクランプする。そして、光ピックアップが、前述した任意に選択された記録媒体の情報を再生する。
特開2005−276327号公報
しかしながら、前述した従来の記録媒体再生装置では、自動車などに搭載された際に、該自動車の走行中の過度な振動や衝撃により、保持部材の記録媒体の外縁部に係止する複数の係止部材に該記録媒体が乗り上げてしまうことがある。このため、保持部材のトレイの所定位置に記録媒体を位置付けることができず、複数の記録媒体のうち任意に選択された一つの記録媒体から情報を読み出す際に、クランプ部材が選択した記録媒体をクランプすることができないため、光ピックアップが選択した記録媒体の情報を再生することができないという問題があった。
また、複数の記録媒体を機器本体内の収容部に収容可能な記録媒体再生装置では、保持部材の複数の係止部材に記録媒体が乗り上げてしまうことによって、複数の保持部材を所定の間隔で積層配列することができず、複数の記録媒体のうち任意に選択された一つの記録媒体を機器本体外へ排出できなくなる虞があった。
本発明は、このような問題点に対処することを課題の一例とするものである。本発明の目的は、例えば、自動車などに搭載された際に、走行中などの振動が作用しても、選択した任意の記録媒体の情報を確実に再生することが可能な記録媒体再生装置を提供することにある。
前記課題を解決し目的を達成するために、請求項1に記載の本発明の記録媒体再生装置は、記録媒体を保持するとともに積層配列された複数の保持部材と、回転することで一つの記録媒体を保持する保持部材と他の記録媒体を保持する保持部材とを前記記録媒体の配列方向に沿って離間させる円柱状の離間部材と、前記一つの記録媒体をクランプして該一つの記録媒体を回転させるクランプ部材と、を備えた記録媒体再生装置であって、前記複数の保持部材は、それぞれ、平板状に形成され且つ表面に記録媒体が位置付けられるトレイと、前記トレイに設けられ且つ前記トレイ上に位置付けられた前記記録媒体の外縁部に係止する複数の係止部材と、を有しており、前記離間部材は、前記クランプ部材が前記一つの記録媒体をクランプする際に、前記一つの記録媒体を保持する前記保持部材の前記トレイに当接する外周面から該トレイに向かって突出するとともに、前記トレイの前記表面側に位置付けられて前記一つの記録媒体の外縁を押圧可能な突部を備えたことを特徴としている。
以下、本発明における記録媒体再生装置の実施の形態について説明する。本実施の形態における記録媒体再生装置は、離間部材が、クランプ部材が一つの記録媒体をクランプする際に、該一つの記録媒体を保持する保持部材のトレイに当接する外周面から該トレイに向かって突出するとともに、トレイの表面側に位置付けられて前記一つの記録媒体の外縁を押圧可能な突部を備えているので、自動車の走行中の過度な振動や衝撃により、保持部材の複数の係止部材に乗り上げてしまった一つの記録媒体を、前記保持部材のトレイ上の所定位置に位置付けることができる。
こうすることで、クランプ部材によって一つの記録媒体を確実にクランプさせることができ、一つの記録媒体の情報を確実に再生することができるとともに、複数の保持部材を所定の間隔で積層配列することができ、一つの記録媒体を機器本体外へスムーズに排出することができるようにしたものである。
また、離間部材は、突部がトレイの表面側に位置付けられる動作に連動して複数の係止部材の係止を解除する係止解除部が設けられていても良い。この場合、離間部材の突部が、自動車の走行中の過度な振動や衝撃により保持部材の複数の係止部材に乗り上げてしまった一つの記録媒体を、前記保持部材のトレイ上の所定位置にスムーズに位置付けることができる。
さらに、離間部材が、トレイの外縁に沿って互いに間隔をあけて複数設けられていても良い。この場合、複数の離間部材各々の突部によって、クランプ部材が一つの記録媒体をクランプする際に、該一つの記録媒体を保持部材のトレイの中央に向かって押圧可能となるため、自動車の走行中の過度な振動や衝撃により、保持部材の複数の係止部材に乗り上げてしまった一つの記録媒体を、前記保持部材のトレイ上の所定位置に確実に位置付けることができる。
また、トレイが、表面上に記録媒体が載置されるトレイ本体と該トレイ本体の外周に記録媒体の外縁を取り囲むように設けられたフランジ部とを有しているとともに、突部の外周面から離れた側の端部が、当該突部がトレイの表面側に位置付けられた際に、フランジ部の内周縁と配列方向に沿って並ぶ位置に配置されていても良い。この場合、突部が一つの記録媒体を保持部材のトレイの中央に向かって押圧した際に、保持部材のトレイのトレイ本体に確実に載置することができるため、自動車の走行中の過度な振動や衝撃により、保持部材の複数の係止部材に乗り上げてしまった一つの記録媒体を、前記保持部材のトレイ上の所定位置に確実に位置付けることができる。
以下、本発明の一実施例にかかる記録媒体再生装置の一例としてのCDチェンジャ1を、図1乃至図42に基づいて説明する。
図1などに示すCDチェンジャ1は、自動車などの移動体に装備されて、記録媒体としてのCD2(図2などに示す)を複数収容して、これら複数のCD2から任意のCD2に記録された情報を読み出(再生)して、音声として出力する装置である。CD2は、勿論、円板状即ちディスク状に形成されており、コンピュータなどの電子機器で読みとることのできる情報を記録した記録媒体である。
CDチェンジャ1は、図2に示すように、機器本体3(図1に示す)と、図示しない操作部と、ディスク搬送部4と、ディスク再生部5と、ディスク収容部6と、ディスク移動機構7とを備えている。なお、以下、図2中の矢印XをCDチェンジャ1の幅方向と記し、矢印YをCDチェンジャ1の奥行き方向と記し、矢印ZをCDチェンジャ1の厚み方向と記す。
機器本体3は、合成樹脂からなる図1に示す外側ケース8と、板金などからなる図2などに示す固定シャーシ9などを備えている。外側ケース8は、扁平な箱状に形成されている。外側ケース8には、CD2を出し入れ可能な挿入口10が設けられている。挿入口10は、外側ケース8の外壁を貫通して形成されている。挿入口10は、内側にCD2を通すことができる。そして、挿入口10を通して、前記CD2が外側ケース8即ち機器本体3内に収容されたり、該機器本体3内から排出される。
固定シャーシ9は、外側ケース8内に収容されているとともに、該外側ケース8に固定されている。固定シャーシ9は、図2又は図3に示すように、板状の底板11と、この底板11の外縁から立設した周板12とを備えている。底板11は、外側ケース8の図1中下側に位置する壁上に重ねられている。
操作部は、機器本体3と別体で且つ該機器本体3に接続している。操作部は、CDチェンジャ1の使用者により押圧されるなどして操作される。操作部は、使用者に操作されることで、挿入口10を通して機器本体3内に挿入されるCD2を保持する後述のホルダ19を設定するために用いられる。操作部は、使用者に操作されることで、挿入口10を通して機器本体3外に排出されるCD2を保持したホルダ19を設定するために用いられる。操作部は、使用者に操作されることで、複数のホルダ19に保持されたCD2のうち情報を読み出すCD2を設定するために用いられる。
ディスク搬送部4は、機器本体3内に収容されており、図2に示すように、ローラアーム13と、ローラ14とを備えている。ローラアーム13は、板金などからなり、長手方向が機器本体3の幅方向Xに沿った帯状に形成されている。ローラアーム13は、挿入口10の近傍に配され、機器本体3の固定シャーシ9に取り付けられている。
ローラ14は、ローラアーム13に軸芯周りに回転自在に支持されている。ローラ14の軸芯即ち長手方向は、CDチェンジャ1の幅方向Xに沿っている。ローラ14は、外周面に挿入口10内を通されるCD2が接触する。ローラ14は、複数の歯車15などを介して後述のモータ70により、軸芯周りに回転される。ローラ14の外周面にCD2が接触し、ローラ14がモータ70により回転駆動されることで、ディスク搬送部4は、挿入口10内にCD2を通す。
ディスク再生部5は、機器本体3内に収容されており、図3に示すように、移動シャーシ16と、揺動シャーシ17と、移動機構20と、ピックアップ再生部25と、を備えている。
移動シャーシ16は、板金などからなり、枠状に形成されている。移動シャーシ16は、ディスク収容部6の後述するホルダ19の配列方向(互いに重なる方向)K(図3などに矢印で示す)、即ち複数のCD2が互いに重なる方向に沿って移動自在に、固定シャーシ9の周板12などに支持されている。前記配列方向Kは、CDチェンジャ1の厚み方向Z(図1などに矢印で示す)と平行に配されている。
揺動シャーシ17は、板金などからなり、帯板状に形成されている。揺動シャーシ17は、一端部17aを中心として回動自在に移動シャーシ16に支持されている。揺動シャーシ17は、一端部17aを中心として回動することで、ディスク収容部6に収容される複数のCD2間に他端部17bが侵入する状態と、ディスク収容部6に収容される複数のCD2間から他端部17bが抜け出る状態とに亘って変位自在になっている。
移動機構20は、図3などに示すように、第1のスライドシャーシ21と、第2のスライドシャーシと、揺動アーム22とを備えている。第1のスライドシャーシ21は、板金からなり、水平部23と、鉛直片24とを一体に備えている。
水平部23は、平板状に形成され且つ固定シャーシ9の底板11上に重ねられている。水平部23は、他端部が複数のCD2間から抜け出た状態の揺動シャーシ17の長手方向に沿ってスライド自在に前記底板11に支持されている。水平部23は、ディスク移動機構7の後述するモータ40の駆動力により、他端部が複数のCD2間から抜け出た状態の揺動シャーシ17の長手方向に沿って移動する。鉛直片24は、水平部23の縁から上方即ち第2のスライドシャーシに向かって延びている。
第2のスライドシャーシは、板金からなり、平板状に形成されている。第2のスライドシャーシは、移動シャーシ16と固定シャーシ9の底板11との間に配されているとともに、移動シャーシ16に重ねられている。第2のスライドシャーシは、他端部が複数のCD2間から抜け出た状態の揺動シャーシ17の長手方向に沿ってスライド自在に移動シャーシ16に支持されている。
また、第2のスライドシャーシには、前述した鉛直片24が係止している。このため、第2のスライドシャーシは、鉛直片24とともに、ディスク移動機構7の後述するモータ40の駆動力により、他端部が複数のCD2間から抜け出た状態の揺動シャーシ17の長手方向に沿って移動する。
揺動アーム22は、板金からなり、平板状に形成されている。揺動アーム22は、図3に示すように、平面形状が略く字状に形成されている。揺動アーム22は、前述した移動シャーシ16に中央部を中心として回転自在に支持されている。揺動アーム22は、一端部が前述した第2のスライドシャーシに連結しているとともに、他端部が揺動シャーシ17に回転自在に連結している。揺動アーム22は、第2のスライドシャーシが前述した長手方向に沿ってスライドすると、中央部を中心として回転して、揺動シャーシ17の一端部17aを中心として該揺動シャーシ17を揺動させる。
前述した構成の移動機構20は、ディスク移動機構7の後述するモータ40の駆動力により、第1のスライドシャーシ21と第2のスライドシャーシを移動させるとともに、揺動アーム22を回転して、一端部17aを中心として揺動シャーシ17を揺動させる。移動機構20は、一端部17aを中心として揺動シャーシ17を揺動することで、ディスク収容部6の後述するホルダ19に保持されたCD2の情報記録面と対向する位置に後述の光ピックアップを移動する。
ピックアップ再生部25は、揺動シャーシ17に設けられている。ピックアップ再生部25は、クランプ部材26と、ピックアップ部27などを備えている。
クランプ部材26は、ターンテーブルと、スピンドルモータと、複数のクランプ爪とを備えている。ターンテーブルは、揺動シャーシ17の他端部17bに回転自在に支持されている。ターンテーブルは、円板状に形成されており、表面上にCD2が置かれる。
スピンドルモータは、揺動シャーシ17の他端部17bとターンテーブルとの間に設けられている。スピンドルモータは、ターンテーブルを回転する。クランプ爪は、ターンテーブルの表面から突没自在に設けられている。クランプ爪は、ターンテーブルの表面から突出すると、ターンテーブル上のCD2の中央孔内に突出して、ターンテーブルとの間にCD2を挟む。クランプ爪は、ターンテーブルとの間に挟むことで、CD2をクランプする。
ピックアップ部27は、光ピックアップと、ピックアップ移動部とを備えている。光ピックアップは、クランプ部材26に接離する方向に移動自在に揺動シャーシ17に支持されている。光ピックアップは、クランプ部材26に支持されたCD2から情報を読み出す。ピックアップ移動部は、光ピックアップをクランプ部材26に接離させる。なお、接離とは、互いに近づいたり離れたりすることである。
前述した構成のディスク再生部5は、揺動シャーシ17の他端部17bがCD2間に侵入して、クランプ部材26のクランプ爪がCD2をクランプするとともに、クランプ部材26のターンテーブルがCD2を回転させる。そして、ディスク再生部5は、ピックアップ部27の光ピックアップが、クランプ部材26により回転されたCD2から情報を読み出す。
ディスク収容部6は、機器本体3内に収容されており、図2又は図3に示すように、移動シャーシ18と、複数の保持部材としてのホルダ19とを備えている。
移動シャーシ18は、板金などからなり、板状に形成されている。移動シャーシ18は、固定シャーシ9の底板11と間隔をあけて平行に配されている。移動シャーシ18は、固定シャーシ9の底板11との間にディスク再生部5を位置付けている。移動シャーシ18は、前述した厚み方向Zに沿って移動自在に固定シャーシ9の周板12などに支持されている。
ホルダ19は、図4に示すように、底板11と移動シャーシ18との双方と平行な状態で、移動シャーシ18に支持されている。ホルダ19は、底板11と移動シャーシ18とが互いに重なる方向(前述した矢印K)に沿って、互いに重ねられて複数設けられている。複数のホルダ19は、それぞれ、図5に示すように、表面にCD2が位置付けられるトレイ28と、複数の係止部材としての第1の係止部材31、第2の係止部材32、第3の係止部材33と、を備えている。
トレイ28は、合成樹脂からなり、板状に形成されている。トレイ28は、トレイ本体29aと、フランジ部29bとを一体に備えている。トレイ本体29aは、平板状に形成されているとともに、平面形状が半円弧状(半環状、半リング状、C字状ともいう)に形成されている。トレイ本体29aは、その表面上にCD2が載置される。このため、トレイ28は、表面上にCD2を位置付ける。
フランジ部29bは、トレイ本体29aの外周側の外縁から立設しているとともに、該トレイ本体29aの外周方向に延在している。このため、トレイ本体29aの表面上に載置されたCD2は、フランジ部29bの内周縁と当接することで、トレイ本体29a即ちトレイ28上に位置決めされる。
さらに、前述したトレイ28には、トレイ本体29aの外周側の外縁から外方向に向かって突出した突起30(図5などに示す)が設けられている。そして、トレイ28は、トレイ本体29aの半円弧状に形成された開口部が前述した挿入口10と相対する状態に配されている。
第1の係止部材31は、合成樹脂からなり、帯板状で且つアーム状に形成されている。第1の係止部材31は、トレイ28の図5中の左側に位置する一端部28a側のフランジ部29bに、その長手方向の中央部を中心として回転自在に支持されている。即ち、第1の係止部材31は、トレイ28の一端部28aに回転自在に設けられている。
第1の係止部材31は、図5中手前側(トレイ28の端側)に位置する一端部31aに係止爪34が設けられている。第1の係止部材31は、係止爪34がフランジ部29bの内周縁からトレイ本体29a上に突出する係止位置(図6に示す)と、係止爪34がフランジ部29bの内周縁に没してトレイ本体29a上から退避する非係止位置(図7に示す)とに亘って、回転自在である。
また、第1の係止部材31は、トレイ28に、係止位置と非係止位置とに亘る回転が許容されているとともに、前記係止位置と非係止位置を越えて回転することが規制されている。第1の係止部材31は、前述した係止位置で係止爪34とトレイ本体29a即ちトレイ28との間にCD2の外縁部を位置付けて、該CD2の外縁部に係止する。即ち、第1の係止部材31は、トレイ28のトレイ本体29a上に位置付けられたCD2の外縁部に係止する。
第2の係止部材32は、合成樹脂からなり、帯板状で且つアーム状に形成されている。第2の係止部材32は、トレイ28の図5中の右側に位置する他端部28b側のフランジ部29bに、その長手方向の中央部を中心として回転自在に支持されている。即ち、第2の係止部材32は、トレイ28の他端部28bに回転自在に設けられている。
第2の係止部材32は、図5中手前側(トレイ28の端側)に位置する一端部32aに係止爪35が設けられている。第2の係止部材32は、係止爪35がフランジ部29bの内周縁からトレイ本体29a上に突出する係止位置(図6に示す)と、係止爪35がフランジ部29bの内周縁に没してトレイ本体29a上から退避する非係止位置(図7に示す)とに亘って、回転自在である。
また、第2の係止部材32は、トレイ28に、係止位置と非係止位置とに亘る回転が許容されているとともに、前記係止位置と非係止位置を越えて回転することが規制されている。第2の係止部材32は、前述した係止位置で係止爪35とトレイ本体29a即ちトレイ28との間にCD2の外縁部を位置付けて、該CD2の外縁部に係止する。即ち、第2の係止部材32は、トレイ28のトレイ本体29a上に位置付けられたCD2の外縁部に係止する。
さらに、第2の係止部材32は、トレイ28のフランジ部29bに取り付けられたねじりコイルばね36により、係止爪35がフランジ部29bの内周縁からトレイ本体29a上に突出する方向即ち係止位置に向かって付勢されている。即ち、第2の係止部材32は、係止爪35がトレイ28上のCD2の外縁部に係止する(トレイ本体29aの内側に向かう)方向に付勢されている。
第3の係止部材33は、合成樹脂からなり、帯板状で且つアーム状に形成されている。第3の係止部材33は、トレイ28の前述した一端部28aと他端部28bとの間の中央部28cに位置するフランジ部29bに、その長手方向の中央部を中心として回転自在に支持されている。即ち、第3の係止部材33は、トレイ28の一端部28aと他端部28bとの間の中央部28cに回転自在に設けられている。
第3の係止部材33は、図5中奥側(トレイ28の中央側)に位置する一端部33aに係止爪37が設けられている。第3の係止部材33は、係止爪37がフランジ部29bの内周縁からトレイ本体29a上に突出する係止位置(図6に示す)と、係止爪37がフランジ部29bの内周縁に没してトレイ本体29a上から退避する非係止位置(図7に示す)とに亘って、回転自在である。
また、第3の係止部材33は、トレイ28に、係止位置と非係止位置とに亘る回転が許容されているとともに、前記係止位置と非係止位置を越えて回転することが規制されている。第3の係止部材33は、前述した係止位置で係止爪37とトレイ本体29a即ちトレイ28との間にCD2の外縁部を位置付けて、該CD2の外縁部に係止する。即ち、第3の係止部材33は、トレイ28のトレイ本体29a上に位置付けられたCD2の外縁部に係止する。
さらに、第3の係止部材33の他端部33bは、第1の係止部材31の他端部31bよりもトレイ本体29a寄り即ちトレイ28の内側に配されているとともに、前記第1の係止部材31の他端部31bに当接する。また、第3の係止部材33は、トレイ28のフランジ部29bに取り付けられたねじりコイルばね38により、係止爪37がフランジ部29bの内周縁からトレイ本体29a上に突出する方向即ち係止位置に向かって付勢されている。即ち、第3の係止部材33は、係止爪37がトレイ28上のCD2の外縁部に係止する(トレイ本体29aの内側に向かう)方向に付勢されている。
また、第3の係止部材33の他端部33bが第1の係止部材31の他端部31bよりトレイ28の内側に位置し且つ第1の係止部材31の他端部31bに当接しているので、前述したねじりコイルばね38は、第1の係止部材31を前記係止爪34がフランジ部29bの内周縁からトレイ本体29a上に突出する方向即ち係止位置に向かって付勢している。即ち、第1の係止部材31と第3の係止部材33とは、同一のねじりコイルばね38により、係止爪34,37がトレイ28上のCD2の外縁部に係止する(トレイ本体29aの内側に向かう)方向に付勢されている。
さらに、前述した第1の係止部材31の一端部31aと、第2の係止部材32の他端部32bとには、それぞれ、連動突起39が設けられている。
前述した構成のディスク収容部6は、挿入口10を通して機器本体3に挿入されたCD2が、ホルダ19のトレイ28の開口部を通して内側に侵入してトレイ本体29a上に位置し、第1乃至第3の係止部材31,21,33がCD2の外縁部に係止することで、ホルダ19がCD2を保持する。
また、前述した構成のディスク収容部6は、複数のホルダ19の各々が保持するCD2の表面が互いに平行になるように、該複数のホルダ19が互いに重ねられて配されている。さらに、ディスク収容部6は、複数のホルダ19が前述した配列方向K(厚み方向Z)に沿って移動自在に移動シャーシ18などに支持されている。こうして、ディスク収容部6は、CD2を保持可能な複数のホルダ19を積層配列して収容する。
ディスク移動機構7は、機器本体3内に収容されており、モータ40(図2又は図3に示す)と、離間部材41(図8乃至図17に示す)と、連動移動部材42(図33乃至図40に示す)とを備えている。モータ40は、図3に示すように、固定シャーシ9に固定されている。
離間部材41は、図4に示すように、3つ(以下、図4中の右から順に、符号41a,41b,41cを付して示す)設けられており、機器本体3の隅部に配されている。離間部材41a,41b,41cは、それぞれ、図8乃至図17に示すように、円柱状に形成されており、回転部材43と、移動部材44と、カム部材45とを備えている。
回転部材43は、図8乃至図12に示すように、互いに同軸に配された円板部46と、円柱部47とを一体に備えている。円板部46は、円板状に形成され且つ外周縁部に歯が設けられている。円板部46は、固定シャーシ9の底板11に軸芯周りに回転自在に支持されている。円柱部47は、円柱状に形成されており、円板部46から立設している。この円柱部47の外面には、移動部材44に設けられた後述する係合溝(図示せず)に係合する突起48が設けられている。
回転部材43の軸芯は、前述した矢印Kと平行に配されている。回転部材43は、円板部46の外縁部に設けられた歯が、固定シャーシ9の底板11に回転自在に設けられた複数の歯車84(図3に示す)に噛み合っている。回転部材43は、これらの歯車84を介して、前述したモータ40の出力軸に取り付けられたピニオンと接続している。回動部材43は、モータ40の駆動力により歯車84とともに軸芯周りに回転される。回転部材43は、移動部材44とカム部材45の各々を同軸的に配するとともに、移動部材44とカム部材45の各々を回転させる。
移動部材44は、図8乃至図12に示すように、円管状に形成されており、回転部材43の外周に取り付けられて該回転部材43と同軸に配されている。また、移動部材44の内面には、前述した回転部材43に設けられた突起48が係合する係合溝(図示せず)が設けられている。移動部材44は、係合溝に回転部材43の突起48が係合することで、前述した矢印Kに沿って移動自在に回転部材43に取り付けられているとともに、回転部材43と一体に(連動して)前述した軸芯周りに回転する。
また、移動部材44の外面には、カム部材45に設けられた後述する突起54に係合する係合突起52が設けられている。移動部材44は、カム部材45とは独立して前述した矢印Kに沿って移動可能に、回転部材43に取り付けられるとともに、カム部材45と一体に(連動して)前述した軸芯周りに回転する。さらに、移動部材44の固定シャーシ9の底板11から離れた側の端部(上端)には、当該移動部材44の外周に沿って係止溝51が設けられている。
前述した回転部材43と移動部材44とには、図18乃至図32に示すように、前述したディスク収容部6の移動シャーシ18が取り付けられているとともに、摺動部49が設けられている。摺動部49は、カム部材45の後述する連結壁56から離れる方向であり、その上方から下方に向かって傾斜した傾斜面50a,50bを有している。この傾斜面50a,50bはホルダ19の突起30が摺動する摺動面に相当する。摺動部49は、回転部材43に設けられた第1摺動壁49aと、移動部材44に設けられた第2摺動壁49bとにより構成される。
前述したディスク収容部6の移動シャーシ18と摺動部49(第1及び第2摺動壁49a,49b)とは、移動部材44の軸芯方向の両縁に設けられており、矢印Kと平行な軸芯に沿って互いに間隔をあけて配されている。このため、移動シャーシ18と摺動部49(第1及び第2摺動壁49a,49b)とは、移動部材44の両縁から外周方向に突出している。
前記移動シャーシ18は、移動部材44の固定シャーシ9の底板11から離れた側の縁に設けられた係止溝51に係止して、取り付けられている。即ち移動シャーシ18は移動部材44の上端に設けられている。このため、移動部材44は、移動シャーシ18と一体に(連動して)前述した矢印Kに沿って移動する。また、前記移動シャーシ18は、移動部材44などが軸芯周りに回転することを許容する(妨げない)。移動シャーシ18は、前述した矢印Kに対し直交する方向に沿った平板状に形成されている。
第1摺動壁49aは、回転部材43に設けられている。第1摺動壁49aは、図8乃至図12に示すように、回転部材43の円板部46の外縁から立設しており、断面形状が回転部材43の軸芯を中心とした円弧状に形成されている。即ち、第1摺動壁49aは、回転部材43の円板部46の外周に配されている。また、第1摺動壁49aは、前述した傾斜面50a,50bの一部を構成する第1傾斜面50aを有している。
第2摺動壁49bは、移動部材44に設けられている。第2摺動壁49bは、図8乃至図12に示すように、移動部材44の固定シャーシ9の底板11寄りの縁(即ち、移動部材44の下端)に設けられている。第2摺動壁49bは、移動部材44の外周に配され、該移動部材44と同軸に配されている。第2摺動壁49bは、カム部材45の後述する連結壁56と回転部材43の第1摺動壁49aとの間に配されており、移動部材44の前述した矢印K方向への移動により同方向に移動する。また、第2摺動壁49bは、前述した傾斜面50a,50bの一部を構成する第2傾斜面50bを有している。
また、第2摺動壁49bは、移動部材44が回転部材43に対して前述した矢印K方向における上方に向かって所定距離移動すると、カム部材45の後述する連結壁56と回転部材43の第1摺動壁49aとの間に配置された状態を脱して、第1及び第2摺動壁49a,49bの第1及び第2傾斜面50a,50bが回転部材43と移動部材44とに亘って、同一面(面一)となる。これら同一面となった傾斜面50a,50bは、移動部材44から回転部材43に向かうにしたがって、移動シャーシ18から徐々に離れる方向に、前述した矢印Kとこの矢印Kに対し直交する方向との双方に交差した方向に延びている。
また、上方に位置する第2摺動壁49bが、移動部材44とともに下方に移動して、回転部材43の第1摺動壁49aとカム部材45の後述する連結壁56との間に配置された状態では、第1及び第2摺動壁49a,49bの第1及び第2傾斜面50a,50bは、同一面(面一)にならない。即ち、傾斜面50a,50bが分割された状態となる。
また、前述した移動シャーシ18と摺動部49(第1及び第2摺動壁49a,49b)との間において、前述した矢印Kに沿って互いの間にカム部材45の後述するくさび部57が位置付けられていない部分では、前述した移動シャーシ18と摺動部49(第1及び第2摺動壁49a,49b)との間隔は、ホルダ19の数と突起30の前述した矢印K方向の幅との積に等しい又は略等しい。
回転部材43と移動部材44とは、前述した移動シャーシ18と摺動部49(第1及び第2摺動壁49a,49b)との間に、突起30を位置付けて、前述したホルダ19を保持する。また、回転部材43と移動部材44とは、軸芯周りに回転することで、前述した移動シャーシ18と摺動部49(第1及び第2摺動壁49a,49b)との間で突起30がカム部材45の後述する連結壁56から接離するように前述した矢印Kに対し交差する方向に沿って移動することを許容する。
このため、回転部材43と移動部材44とカム部材45とは、モータ40の駆動力により、後述の離間溝58,59の奥に向かって突起30が侵入する方向に移動される。さらに、回転部材43と移動部材44とカム部材45とは、後述の収容位置で、すべてのホルダ19の突起30を、移動シャーシ18と摺動部49(第1及び第2摺動壁49a,49b)との間に位置付ける。
カム部材45は、図8乃至図12に示すように、円管状に形成されており、移動部材44の外周に取り付けられて、回転部材43及び移動部材44等と同軸に配されている。また、カム部材45の内面には、前述した移動部材44の係合突起52が係合する突起54が設けられている。カム部材45は、突起54に移動部材44の係合突起52が係合することで、前述した矢印Kに沿って移動自在に移動部材44に取り付けられるとともに、前述した回転部材43及び移動部材44と一体(連動して)に前述した軸芯周りに回転する。
また、カム部材45の前述した固定シャーシ9の底板11から離れた側の端部(上端)には、当該カム部材45の外周に沿って係止溝55が設けられている。カム部材45の係止溝55には、ディスク再生部5の移動シャーシ16が係止して、取り付けられている。このため、カム部材45は、移動シャーシ16即ち前述したピックアップ部27と一体に(連動して)前述した矢印Kに沿って移動する。即ち、カム部材45は、前述した矢印Kに沿って移動可能である。また、前記移動シャーシ16は、カム部材45などが軸芯周りに回転することを許容する(妨げない)。
さらに、カム部材45は、連結壁56と、くさび部57とを備えている。連結壁56は、前述した矢印Kに沿って直線状に延びている。連結壁56は、くさび部57に設けられた後述する案内溝60の開口部61と前述した矢印Kに対し直交する方向に沿って、間隔をあけて相対している。連結壁56は、移動シャーシ18と第2摺動壁49bとを互いに連結する格好になっている。
くさび部57は、前述した移動シャーシ18と摺動部49(第1及び第2摺動壁49a,49b)との間に位置しているとともに、連結壁56と間隔をあけて配されている。このため、カム部材45のくさび部57は、前述した移動シャーシ18と摺動部49(第1及び第2摺動壁49a,49b)との間を前述した矢印Kに沿って移動する。くさび部57は、連結壁56に向かうにしたがって鋭角になるように形成されている。また、くさび部57には、案内溝60と、突部68と、係止解除部69とが設けられている。
案内溝60は、カム部材45のくさび部57の外周面に設けられ且つ該外周面から凹に形成されている。案内溝60の前述した矢印Kに沿う溝幅は、前述したホルダ19のトレイ28に設けられた一つの突起30の前述した矢印Kに沿う幅と略等しい。案内溝60は、図18乃至図32に示すように、連結壁56に相対する開口部61と、ローディング部62と、ピックアップ侵入部63と、第1連結部64と、クランプ部65と、第2連結部66と、再生部67とを備えている。
案内溝60は、ローディング部62とピックアップ侵入部63とクランプ部65と再生部67とが、前述した矢印Kに対し直交する方向に沿って延びているとともに、第1連結部64と第2連結部66とが、前述した矢印Kとこの矢印Kに対し直交する方向との双方に対し交差する方向に沿って延びている。
ローディング部62は、開口部61に連なり且つ該開口部61の連結壁56から離れた側に配されている。ピックアップ侵入部63は、ローディング部62に連なり且つ該ローディング部62の連結壁56から離れた側に配されている。さらに、ピックアップ侵入部63は、ローディング部62より回転部材43の第1摺動壁49aから離れた側に配されている。
第1連結部64は、ピックアップ侵入部63に連なり且つ該ピックアップ侵入部63の連結壁56から離れた側に配されている。さらに、第1連結部64は、ピックアップ侵入部63から離れるのにしたがって徐々に回転部材43の第1摺動壁49aに近づく方向に延びている。クランプ部65は、第1連結部64に連なり且つ該第1連結部64の連結壁56から離れた側に配されている。
第2連結部66は、クランプ部65に連なり且つ該クランプ部65の連結壁56から離れた側に配されている。さらに、第2連結部66は、クランプ部65から離れるのにしたがって徐々に回転部材43の第1摺動壁49aに近づく方向に延びている。再生部67は、第2連結部66に連なり且つ該第2連結部66の連結壁56から離れた側に配されている。
前述した構成の案内溝60は、開口部61を通して、前述したホルダ19のトレイ28に設けられた一つの突起30が侵入することを許容する。即ち、案内溝60内には、突起30即ちホルダ19が摺動可能である。さらに、案内溝60は、ローディング部62と、ピックアップ侵入部63と、第1連結部64と、クランプ部65と、第2連結部66と、再生部67内に順に突起30が移動することを許容する。
前述したローディング部62内に位置付けられた突起30を設けたホルダ19は、挿入口10と前述した幅方向Yに沿って相対する。そして、ローディング部62内に位置付けられた突起30を設けたホルダ19は、挿入口10を通して挿入されたCD2を保持できるとともに、挿入口10を通して保持したCD2を機器本体3外に排出できる。
前述したピックアップ侵入部63内に位置付けられた突起30を設けたホルダ19は、図2中下方に位置する他のホルダ19から離れて、この図中下方に位置するホルダ19との間に揺動シャーシ17の他端部17b即ちピックアップ再生部25が侵入することを許容する。
前述したクランプ部65内に位置付けられた突起30を設けたホルダ19は、前述した第1乃至第3係止部材31,32,33が非係止位置に位置付けられて、CD2の外縁部への係止が解除されることで、保持したCD2をディスク再生部5のクランプ部材26がクランプすることを許容する。
前述した再生部67内に位置付けられた突起30を設けたホルダ19は、クランプ部材26にクランプされたCD2から離されて、クランプ部材26により回転されるCD2に干渉(接触)しない。即ち、CD2が回転することを許容する。
突部68は、図9乃至図12に示すように、カム部材45のくさび部57の外周面に設けられ且つ該外周面から凸に形成されている。突部68は、くさび部57から突出するにしたがって先細となる台形状に形成されている。突部68は、図9に示すように、くさび部57の前述した案内溝60の係止溝55側に隣接して設けられているとともに、案内溝60のクランプ部65の図9中の直上方に配されている。
突部68は、前述した案内溝60内の突起30がクランプ部65に位置した際に、ホルダ19のトレイ28の外縁に当接するカム部材45のくさび部57の外周面に設けられている。そして、突部68は、前述した案内溝60内の突起30がクランプ部65に位置すると、図42に示すように、ホルダ19のトレイ28のフランジ部29b上(表面側)に位置付けられるとともに、くさび部57の外周面から離れた側の端部68aがフランジ部29bの内周縁と前述した矢印K方向に沿って並ぶ位置に配置される。なお、前記くさび部57外周面は、特許請求の範囲に記載の外周面に相当する。
そして、前述した突部68は、図42に示すように、ホルダ19のトレイ28のフランジ部29b上(表面側)に位置付けられると、ホルダ19の第1乃至第3係止部材31,32,33に乗り上げてしまったCD2の外縁を、ホルダ19のトレイ28の中央に向かって押圧可能となる。
また、前述した突部68は、前記フランジ部29b上(表面側)に位置付けられると、くさび部57の外周面から離れた側の端部68aがフランジ部29bの内周縁と前述した矢印K方向に沿って並ぶ位置に配置されるので、第1乃至第3係止部材31,32,33に乗り上げてしまったCD2の外縁を押圧した際に、該CD2をトレイ28のトレイ本体29a上即ちホルダ19上の所定位置に位置付けることができる。
係止解除部69は、図8乃至図12に示すように、カム部材45のくさび部57の外周面に設けられ且つ該外周面から凸に形成されている。係止解除部69は、図9に示すように、くさび部57の前述した案内溝60の底板11側に隣接して設けられているとともに、案内溝60のローディング部62の開口部61から離れた側(ピックアップ侵入部63に連なる側)の端部及びピックアップ侵入部63の図9中の直下方に配されている。
係止解除部69は、前述した案内溝60内の突起30がクランプ部65に位置すると、第1及び第2係止部材31,32各々の連動突起39を押圧して、第1乃至第3の係止部材31,32,33をねじりコイルばね36,38の付勢力に抗して前述した非係止位置に向かって回転させることで、これら第1乃至第3の係止部材31,32,33を図7及び図42に示すように非係止位置に位置付ける。
前述した構成のカム部材45は、一つのCD2を保持するホルダ19の突起30が摺動可能に係合する案内溝60を有している。また、カム部材45は、ホルダ19のトレイ28のフランジ部29b上(表面側)に位置付けられることで、第1乃至第3係止部材31,32,33に乗り上げてしまった一つのCD2の外縁を押圧して、該一つのCD2をトレイ28のトレイ本体29a上即ちホルダ19上の所定位置に位置付け可能な突部68を有している。さらに、カム部材45は、一つのCD2を保持するホルダ19の第1及び第2係止部材31,32各々の連動突起39を押圧して、第1乃至第3係止部材31,32,33を非係止位置に位置付ける係止解除部69を有している。
前述した構成の離間部材41は、回転部材43と移動部材44とカム部材45とが、図10に示すように、互いに同軸に配されている。また、離間部材41は、移動部材44とカム部材45とが、図10乃至図12に示すように、互いに独立して、前述した矢印Kに沿って移動可能である。
また、前述した移動シャーシ18とカム部材45のくさび部57との間、即ち移動シャーシ18と、カム部材45のくさび部57の底板11から離れた側の上面部との間を、本明細書では、第1離間溝(以下、符号58で示す)という。第1離間溝58は、図13乃至図32に示すように、案内溝60に係合する一つのCD2を保持するホルダ19より上方(矢印K1側)に位置する他のホルダ19と係合する。
さらに、前述した摺動部49(第1及び第2摺動壁49a,49b)とカム部材45のくさび部57との間、即ち、摺動部49(第1及び第2摺動壁49a,49b)の傾斜面50a,50bと、カム部材45のくさび部57の底板11寄りの下面部との間を、本明細書では、第2離間溝(以下、符号59で示す)という。第2離間溝59は、図13乃至図32に示すように、案内溝60に係合する一つのCD2を保持するホルダ19より下方(矢印K2側)に位置する他のホルダ19と係合する。
なお、後述するが、第2離間溝59は、一つのCD2を保持するホルダ19の突起30を案内溝60の再生部67に位置付ける際の溝長と、案内溝60のローディング部62に位置付ける際の溝長とが異なる。再生部67に位置付ける際の溝長よりローディング部62に位置付ける際の溝長が短い。
第1離間溝58と第2離間溝59は、案内溝60に係合する一つのCD2を保持するホルダ19以外の他のホルダ19の突起30が侵入することを許容する(他のホルダ19が係合する)。第1離間溝58と第2離間溝59は、一つのCD2を保持するホルダ19以外の他のホルダ19が摺動可能に係合するとともに、カム部材45と移動部材44との相対的な移動により形成される。
第1離間溝58と第2離間溝59は、カム部材45と移動部材44とが相対的に前述した矢印Kに沿って移動することで、互いに連動して前述した矢印Kに沿った溝幅が可変する(拡がったり狭くなる)。即ち、第1離間溝58と第2離間溝59は、カム部材45と移動部材44との相対的な移動により前述した矢印Kに沿った溝幅が相対的に可変する。
また、カム部材45が矢印Kに沿ってスライドした際に、第1離間溝58の溝幅が拡がると第2離間溝59の溝幅が狭くなり、第2離間溝59の溝幅が拡がると第1離間溝58の溝幅が狭くなる。さらに、第1離間溝58の溝幅と第2離間溝59の溝幅との和は、ホルダ19の数から1を引いて得られる数と一つの突起30の前述した矢印K方向の幅との積に等しい又は略等しい。
前述した構成によれば、移動シャーシ18と摺動部49(第1及び第2摺動壁49a,49b)との間に位置付けられたすべてのホルダ19の突起30は、モータ40の駆動力が複数の歯車84を介して伝達されて、回転部材43と移動部材44とカム部材45とが一体に(連動して)回転(移動)することで、一つの突起30が案内溝60内に侵入する。
そして、残りの突起30のうち案内溝60に侵入した突起30より矢印K1(図10などに示す)側に位置するホルダ19の突起30が第1離間溝58内に侵入し、案内溝60に侵入した突起30より矢印K2(図10などに示す)側に位置するホルダ19の突起30が第2離間溝59内に侵入する。なお、矢印K1は、前述した矢印Kの一方側をなしているとともに、矢印K2は、前述した矢印Kの他方側をなしている。
また、図18に示すように、すべてのホルダ19の突起30が、案内溝60に侵入することなく連結壁56に近づいて移動シャーシ18と摺動部49(第1及び第2摺動壁49a,49b)との間に位置する状態は、本明細書では、ホルダ19が収容位置に位置するという。また、カム部材45のくさび部57が連結壁56と間隔をあけているため、収容位置では、第1離間溝58と第2離間溝59とは、一体になっている。さらに、収容位置では、複数のホルダ19が互いに近接する。
そして、図24乃至図26に示すように、複数のホルダ19の突起30が、案内溝60の再生部67内と、第1及び第2離間溝58,59の奥とに侵入する状態は、本明細書では、ホルダ19が再生位置に位置するという。再生位置では、カム部材45のくさび部57により、前記案内溝60内に突起30が侵入したホルダ19は、収容位置より他のホルダ19から離れる。また、再生位置では、情報を再生するCD2を保持したホルダ19が他のホルダ19から離れるとともに、情報を再生するCD2を保持したホルダ19と他のホルダ19との間にピックアップ部27が侵入可能になる。
さらに、図21に示すように、複数のホルダ19の突起30が、移動部材44の第2摺動壁49bと移動シャーシ18との間に位置するとともに、案内溝60のローディング部62内と、第1及び第2離間溝58,59とに侵入した状態は、本明細書では、ホルダ19がローディング位置に位置するという。
また、前述した再生位置では、第1離間溝58内に、情報を再生するCD2を保持したホルダ19以外の矢印K1側のホルダ19の突起30が侵入する。第1離間溝58は、前記矢印K1側のホルダ19を、情報を再生するCD2を保持したホルダ19から離す。
さらに、前述した再生位置とローディング位置では、第2離間溝59内に、情報を再生するCD2を保持したホルダ19、又は、搬送されるCD2を保持するホルダ19以外の矢印K2側のホルダ19の突起30が侵入する。第2離間溝59は、前記矢印K2側のホルダ19を、情報を再生するCD2を保持したホルダ19から離す。
連動移動部材42は、図33などに示すように、モータ70(図2又は図3に示す)と、駆動シャーシ71(図7及び図8に示す)と、第2駆動シャーシ72(図7及び図8に示す)と、第1突起73と、第1孔74と、第2突起75と、第2孔76とを備えている。なお、図7には、駆動シャーシ71と第2駆動シャーシ72とを2つずつ示しているが、実際には、駆動シャーシ71と第2駆動シャーシ72は一つずつ設けられている。
連動移動部材42は、ディスク収容部6のホルダ19を収容位置と再生位置とに亘って移動させる際には、移動部材44を、回転部材43に対し矢印Kに沿って移動して、回転部材43の第1摺動壁49aから最も遠ざけておく。この際、第1及び第2摺動壁49a,49bの第1及び第2傾斜面50a,50bは同一面となる。そして、連動移動部材42は、再生位置に位置付けるCD2を保持したホルダ19の突起30が案内溝60に侵入できる位置に、カム部材45を位置付ける。
連動移動部材42は、ディスク収容部6のホルダ19を再生位置とローディング位置とに亘って移動させる即ちCD2を機器本体3内に出し入れする際には、カム部材45を、移動部材44に対し矢印Kに沿って移動して、回転部材43の第1摺動壁49aに最も近づけておく。そして、連動移動部材42は、ローディング位置に位置付けられた即ち出し入れされたCD2を保持するホルダ19の突起30が案内溝60に侵入できる位置に、移動部材44を位置付ける。
そして、連動移動部材42は、モータ70の駆動力により、前述したように、カム部材45即ちディスク再生部5の移動シャーシ16と、移動部材44即ちディスク収容部6の移動シャーシ18とを連動して、矢印Kに沿って移動する。
モータ70は、固定シャーシ9の底板11などに取り付けられている。駆動シャーシ71は、板金からなり、板状に形成されている。駆動シャーシ71は、平面形状が矩形状に形成されている。駆動シャーシ71は、機器本体3の固定シャーシ9の周板12に、矢印Kに対し直交(交差)する方向に沿って移動自在に支持されている。
第2駆動シャーシ72は、板金からなり、板状に形成されている。第2駆動シャーシ72の平面形状は、矩形状に形成されている。第2駆動シャーシ72は、機器本体3の固定シャーシ9の周板12に、矢印Kに対し直交(交差)する方向に沿って移動自在に支持されている。第2駆動シャーシ72には、モータ70の駆動力により回転される歯車78と噛み合ったラック77が形成されている。
第1突起73は、ディスク収容部6の移動シャーシ18から駆動シャーシ71と第2駆動シャーシ72に向かって突出している。第1孔74は、駆動シャーシ71と第2駆動シャーシ72に設けられている。勿論、第1孔74は、駆動シャーシ71と第2駆動シャーシ72とを貫通している。第1孔74には、図2又は図3に示すように、第1突起73が侵入する。
第1孔74は、図33乃至図40に示すように、第1平行部79と第1傾斜部80とを備えている。第1平行部79は、前述した矢印Kに対し直交する方向に沿って直線状に延びている。第1傾斜部80は、第1平行部79の端に連なり且つ前述した矢印Kと該矢印Kに対し直交する方向との双方に対し交差する方向に沿って直線状に延びている。第1傾斜部80は、第1平行部79から離れるにしたがって徐々に回転部材43の第1摺動壁49aに近づく方向に傾斜している。
第2突起75は、ディスク再生部5の移動シャーシ16から駆動シャーシ71に向かって突出している。第2孔76は、駆動シャーシ71に設けられている。勿論、第2孔76は、駆動シャーシ71を貫通している。第2孔76には、第2突起75が侵入する。
第2孔76は、第2傾斜部81と第2平行部82とを備えている。第2傾斜部81は、前述した矢印Kと該矢印Kに対し直交する方向との双方に対し交差する方向に沿って直線状に延びている。第2傾斜部81は、第2平行部82から離れるにしたがって、徐々に回転部材43の第1摺動壁49aから離れる方向に傾斜している。第2傾斜部81は、第1傾斜部80と平行である。第2平行部82は、第2傾斜部81の端に連なり且つ前述した矢印Kに対し直交する方向に沿って直線状に延びている。
第1突起73が第1傾斜部80内に位置付けられると、第2突起75が第2平行部81内に位置付けられる。第1突起73が第1平行部79内に位置付けられると、第2突起75が第2傾斜部81内に位置付けられる。
前述した連動移動部材42は、モータ70の駆動力により、第2駆動シャーシ72を矢印Kに対し直交する方向に沿って移動する。すると、第2駆動シャーシ72の第1の孔74内を第1突起73が移動して、移動シャーシ18が第2駆動シャーシ72に対し矢印Kに沿って移動する。そして、駆動シャーシ71の第1の孔74内を第1突起73が移動して、駆動シャーシ71が矢印Kに対し直交する方向に沿って移動する。
このように、駆動シャーシ71は、モータ70の駆動力により、第2駆動シャーシ72が矢印Kに対し直交する方向に沿ってスライドすることで、矢印Kに対し直交する方向に沿ってスライドする。即ち、駆動シャーシ71は、モータ70の駆動力により、矢印Kに対し交差(直交)する方向に沿って固定シャーシ9の周板12に対し移動される。このため、連動移動部材42即ちディスク移動機構7は、カム部材45と移動部材44との各々を矢印Kに沿って駆動(移動)する単一のモータ70を備えている。
前述した連動移動部材42は、モータ70の駆動力により、ホルダ19をローディング位置に位置付ける際即ちCD2を機器本体3内に出し入れする際には、第2突起75が第2平行部82内を移動し、第1突起73が第1傾斜部80内を移動する位置に駆動シャーシ71を位置付ける。
また、前述した連動移動部材42は、モータ70の駆動力により、ホルダ19を再生位置と収容位置とに亘って移動する際には、第2突起75が第2傾斜部81内を移動し、第1突起73が第1平行部79内を移動する位置に駆動シャーシ71を位置付ける。
なお、前述した連動移動部材42により、第2突起75が第2平行部82内に位置付けられると、カム部材45が最も回転部材43の第1摺動壁49aに近づく。最も回転部材43の第1摺動壁49aに近づいたカム部材45の案内溝60のローディング部62内に突起30が位置付けられたホルダ19は、前述した挿入口10を通して出し入れされるCD2を保持できる位置に位置付けられる。
前述した構成のCDチェンジャ1は、機器本体3内に収容した複数のCD2のうち前述した操作部などにより任意に選択された一つのCD2の情報を読み出す際には、図18に示すように、モータ40の駆動力によりすべてのホルダ19の突起30を連結壁56に接触させておく。さらに、ディスク再生部5の揺動シャーシ17の他端部即ちピックアップ再生部25のクランプ部材26とピックアップ部27とを、複数のCD2間から退避させておく。
また、モータ70の駆動力により、図33に示すように、第1突起73が第1孔74の第1平行部79内に位置する位置に駆動シャーシ71を位置付ける。そして、図18に示すように、移動部材44に取り付けられた移動シャーシ18を回転部材43の第2摺動壁49aから最も遠ざけておく。
さらに、各ホルダ19の第1乃至第3の係止部材31,32,33が、図5及び図6に示すように、ねじりコイルばね36,38の付勢力により前述した係止位置に保たれている。即ち、各ホルダ19の第1乃至第3の係止部材31,32,33は、CD2の外縁部に係止している。
そして、モータ70の駆動力により、図34に示すように、第2突起75が第2孔76の第2傾斜部81内を移動して、情報が読み出される任意に選択された一つのCD2を保持したホルダ19の突起30が案内溝60に矢印Kに対し直交する方向に沿って相対する位置に、駆動シャーシ71を位置付ける。
さらに、図14及び図19に示すように、カム部材45の案内溝60を、矢印Kに対し直交する方向に沿って、情報が読み出される任意に選択された一つのCD2を保持したホルダ19の突起30と相対させる。なお、図14及び図19では、図中上から四つ目のホルダ19の突起30とカム部材45に設けられた案内溝60とを相対させている。
そして、モータ40の駆動力により、離間部材41a,41b,41c各々の回転部材43と移動部材44及びカム部材45を一体に回転させると、すべてのホルダ19の突起30が、連結壁56から徐々に離れる。すると、図20に示すように、情報が読み出される任意に選択された一つのCD2を保持したホルダ19の突起30が、案内溝60の開口部61に侵入する。さらに、他のCD2を保持したホルダ19の突起30が、カム部材45のくさび部57に接触するとともに、第1及び第2離間溝58,59に係合して溝内を移動する。なお、第2離間溝59内では同一面(面一)となった第1及び第2傾斜面50a,50bに沿って摺動する。
さらに、モータ40の駆動力により、離間部材41a,41b,41c各々の回転部材43と移動部材44及びカム部材45を一体に回転させると、図21に示すように、情報が読み出される任意に選択された一つのCD2を保持したホルダ19の突起30がローディング部62内に位置する。そして、他のCD2を保持したホルダ19の突起30が、カム部材45のくさび部57により第1の離間溝58及び第2の離間溝59の奥即ち連結壁56から離れた側に移動する。
その後、図22に示すように、前述した一つのCD2を保持したホルダ19の突起30が案内溝60のピックアップ侵入部63内に位置する。すると、図41に示すように、離間部材41a,41b,41c各々のカム部材45の突部68がホルダ19のトレイ28の外縁に隣接する位置に位置付けられる。このとき、揺動シャーシ17が、一端部17aを中心として回転して、他端部17b即ちピックアップ再生部25のクランプ部材26とピックアップ部27とが前述した一つのCD2と他のCD2との間に侵入する。
そして、前述した一つのCD2を保持したホルダ19の突起30が、第1連結部64内を通り、図23に示すように、クランプ部65内に位置する。すると、図42に示すように、離間部材41a,41b,41c各々のカム部材45の突部68がホルダ19のトレイ28のフランジ部29b上に位置付けられる。なお、図42には、離間部材41bを代表して示す。さらに、離間部材41a,41c各々のカム部材45の係止解除部69が前述した一つのCD2を保持したホルダ19の第1及び第2の係止部材31,32の連動突起71を押圧して、図7に示すように、第1乃至第3の係止部材31,32,33を前述した非係止位置に位置付けて、前記一つのCD2の外縁部への係止が解除される。このとき、ディスク再生部5のクランプ部材26が前述した一つのCD2をクランプする。
また、前述した一つのCD2を保持したホルダ19の突起30がクランプ部65内に位置した際、即ちクランプ部材26が前記一つのCD2をクランプする際に、前記一つのCD2がホルダ19の第1乃至第3係止部材31,32,33に乗り上げている場合、離間部材41a,41b,41c各々のカム部材45の突部68は、前記一つのCD2の外縁をホルダ19のトレイ28の中央に向かって押圧して、該一つのCD2をホルダ19のトレイ28のトレイ本体29a上即ちトレイ28上の所定位置に位置付ける。
そして、前述した一つのCD2を保持したホルダ19の突起30が、第2連結部66内を通り、図15及び図24に示すように、再生部67内に位置する。このとき、前述した一つのCD2が、該CD2を保持していたホルダ19から離される。
さらに、前述した一つのCD2の矢印K1側に位置するCD2を保持したホルダ19の突起30が、カム部材45のくさび部57により第1離間溝58の奥即ち連結壁56から離れた側に移動する。さらに、前述した一つのCD2の矢印K2側に位置するCD2を保持したホルダ19の突起30が、同一面(面一)になった第1及び第2傾斜面50a,50bに沿って摺動することにより第2離間溝59の奥即ち連結壁56から離れた側に移動する。
そして、図15及び図24に示すように、カム部材45のくさび部57に設けられた案内溝60により、前述した一つのCD2を保持したホルダ19が位置決めされる。さらに、カム部材45のくさび部57と、移動シャーシ18及び摺動部49(第1及び第2摺動壁49a,49b)とにより即ち第1及び第2離間溝58,59により、前述した一つのCD2を保持したホルダ19を他のホルダ19から離す。さらに、他のホルダ19を、第1及び第2離間溝58,59により、位置決めする。
さらに、前述した一つのCD2を保持したホルダ19の突起30が再生部67内に位置すると、該ホルダ19が、ディスク再生部5のクランプ部材26によりクランプされたCD2から遠ざけられる。そして、ホルダ19にCD2の回転が妨げられることが防止される。クランプ部材26がクランプしたCD2を回転するとともに、ピックアップ部27の光ピックアップがCD2の所望の位置から情報を読み出す。前述した一つのCD2からの情報の読み出しを停止する際には、モータ40の駆動力により、回転部材43と移動部材44及びカム部材45を先ほどと逆向きに回転する。
前述したように、ディスク移動機構7は、カム部材45を矢印Kに沿って移動して、第1離間溝58の溝幅と第2離間溝59の溝幅とを連動して拡縮することで、所望のCD2を保持したホルダ19を位置決めするとともに他のホルダ19から離す。このように、ディスク移動機構7は、一つのCD2を保持したホルダ19と他のホルダ19とを、矢印Kに沿って、離間する。
例えば、図25に示すように、図中下から二番目のCD2を保持したホルダ19を再生位置に位置付ける際や、図26に示すように、図中上から二番目のCD2を保持したホルダ19を再生位置に位置付ける際も同様である。なお、図25及び図26に示す状態では、図35及び図36に示すように、第1突起73が第1平行部79内に位置するとともに、第2突起75が第2傾斜部81内に位置する。
また、前述したように、ディスク移動機構7は、複数のホルダ19を互いに近接する収容位置と、複数のホルダ19のうち一つのホルダ19を他のホルダ19から離して該一つのホルダ19に保持されたCD2の情報を読み出す再生位置とに亘って、複数のホルダ19を移動する。また、ディスク移動機構7は、一つのホルダ19に保持されたCD2の情報を読み出す際に、この一つのホルダ19の第1乃至第3の係止部材31,32,33を、非係止位置即ち係止爪34,35,37のホルダ19上のCD2の外縁部への係止を解除する方向に回転させる。
また、前述した構成のCDチェンジャ1は、操作部などの命令により、機器本体3内に収容した複数のCD2のうち任意に選択された一つのCD2を機器本体3外に排出したり、CD2を機器本体3内に挿入して任意に選択された一つのホルダ19に保持させる際には、図13、図16及び図27に示すように、モータ40の駆動力によりすべてのホルダ19の突起30を連結壁56に接触させておく。さらに、ディスク再生部5の揺動シャーシ17の他端部即ちピックアップ再生部25のクランプ部材26及びピックアップ部27を、複数のCD2間から退避させておく。
また、図37に示すように、モータ70の駆動力により第2突起75が第2孔76の第2平行部82内に位置する位置に駆動シャーシ71を位置付ける。そして、図13、図16及び図27に示すように、カム部材45を回転部材43の第1摺動壁49aに最も近づけておく。さらに、各ホルダ19の第1乃至第3の係止部材31,32,33が、図5及び図6に示すように、ねじりコイルばね36,38の付勢力により前述した係止位置に保たれている。
そして、モータ70の駆動力により、図38に示すように、第1突起73が第1孔74の第1傾斜部80内を移動して、機器本体3内に挿入されたCD2を保持する又は保持したCD2を機器本体3外に排出する一つのホルダ19の突起30が案内溝60に矢印Kに対し直交する方向に沿って相対する位置に、駆動シャーシ71を位置付ける。この際、第1摺動壁49aの第1傾斜面50aと同一面(面一)の状態にある第2摺動壁49bの第2傾斜面50bは移動部材44の下方への移動に伴い移動される。そして、傾斜面50a,50bの一部が分割される。
そして、図13、図16及び図28に示すように、カム部材45の案内溝60を、矢印Kに対し直交する方向に沿って、前述した一つのホルダ19の突起30と相対させる。なお、図13、図16及び図28では、図中上から四つ目のホルダ19の突起30とカム部材45に設けられた案内溝60とを相対させている。
そして、モータ40の駆動力により、回転部材43と移動部材44及びカム部材45を一体に回転させる。そして、すべてのホルダ19の突起30が、連結壁56から徐々に離れる。すると、図29に示すように、前述した一つのホルダ19の突起30が、案内溝60の開口部61に侵入する。さらに、前述した他のホルダ19の突起30が、カム部材45のくさび部57に接触するとともに、第1及び第2離間溝58,59に係合して溝内を移動する。
なお、第2離間溝59の溝長は上述した一のホルダ19の突起30を案内溝60の再生部67に位置付ける際の溝長より短くなっている。この溝長は、第2摺動壁49bの第2傾斜面50bの長さのみとなるため、不要な第2離間溝59の溝長を削除することができる。つまり、他のホルダ19を摺動させるために必要な第2傾斜面50bをもつ第2摺動壁49bのみを下方に移動させて傾斜面50a,50bを分割させているため、記録媒体(CD2)を搬送する際に不要となる第1傾斜面50aを下方に移動させず、装置1自体の高さ方向Zの厚みを大きくさせない。
さらに、モータ40の駆動力により、回転部材43と移動部材44及びカム部材45を一体に回転させると、図17及び図30に示すように、前述した一つのホルダ19の突起30が、案内溝60のローディング部62内に位置する。さらに、前述した他のホルダ19の突起30が、カム部材45のくさび部57により第1離間溝58及び第2離間溝59に係合して移動し、第2離間溝59においては第2摺動壁49bの第2傾斜面50bに沿って摺動する。
そして、図17及び図30に示すように、カム部材45のくさび部57に設けられた案内溝60により、前述した一つのホルダ19がローディング位置に位置決めされる。さらに、カム部材45のくさび部57と移動シャーシ18及び摺動部49(第1及び第2摺動壁49a,49b)とにより即ち第1及び第2離間溝58,59により、前述した一つのホルダ19を他のホルダ19から離す。さらに、第1及び第2離間溝58,59により、他のホルダ19を位置決めする。
そして、モータ70の駆動力によりローラ14がCD2を出し入れする方向に応じて回転する。ローラ14が回転することで、挿入口10を通して機器本体3内にCD2の出し入れが行われる。前述したCD2の出し入れを停止する際には、ローラ14の回転を停止するとともに、モータ40の駆動力により、回転部材43と移動部材44及びカム部材45を先ほどと逆向きに回転する。
前述したように、カム部材45を矢印Kに沿って移動することで、第1離間溝58の溝幅と第2離間溝59の溝幅とを連動して拡縮して、所望のホルダ19をローディング位置に位置決めするとともに他のホルダ19から離す。例えば、図31に示すように、図中上から二番目のホルダ19をローディング位置に位置付ける際や、図32に示すように、図中下から二番目のホルダ19をローディング位置に位置付ける際も同様である。
なお、図31及び図32に示す状態では、図39及び図40に示すように、第2突起75が第2平行部82内に位置するとともに、第1突起73が、第1傾斜部80内に位置する。
本実施例によれば、離間部材41が、クランプ部材26が一つのCD2をクランプする際に、該一つのCD2を保持するホルダ19のトレイ28に当接する外周面から該トレイ28に向かって突出するとともに、トレイ28の表面側に位置付けられて前記一つのCD2の外縁を押圧可能な突部68を備えているので、自動車の走行中の過度な振動や衝撃により、ホルダ19の第1乃至第3の係止部材31,32,33に乗り上げてしまった一つのCD2を、前記ホルダ19のトレイ28上の所定位置に位置付けることができる。
こうすることで、クランプ部材26によって一つのCD2を確実にクランプさせることができ、光ピックアップが一つのCD2の情報を確実に再生することができるとともに、複数のホルダ19を所定の間隔で積層配列することができ、一つのCD2を機器本体3外へスムーズに排出することができる。
また、本実施例によれば、離間部材41は、突部68がトレイ28の表面側に位置付けられる動作に連動して、第1乃至第3の係止部材31,32,33の係止を解除する係止解除部69が設けられていている。このため、離間部材41の突部68が、自動車の走行中の過度な振動や衝撃により、ホルダ19の第1乃至第3の係止部材31,32,33に乗り上げてしまった一つのCD2を、前記ホルダ19のトレイ28上の所定位置にスムーズに位置付けることができる。
さらに、本実施例によれば、離間部材41が、トレイ28の外縁に沿って互いに間隔をあけて複数設けられていている。このため、複数の離間部材41各々の突部68によって、クランプ部材26が一つのCD2をクランプする際に、該一つのCD2をホルダ19のトレイ28の中央に向かって押圧することができる。よって、自動車の走行中の過度な振動や衝撃により、ホルダ19の第1乃至第3の係止部材31,32,33に乗り上げてしまった一つのCD2を、前記ホルダ19のトレイ28上の所定位置に確実に位置付けることができる。
また、本実施例によれば、トレイ28が、表面上にCD2が載置されるトレイ本体29aと該トレイ本体29aの外周にCD2の外縁を取り囲むように設けられたフランジ部29bとを有しているとともに、突部68の外周面から離れた側の端部68aが、当該突部68がトレイ28の表面側に位置付けられた際に、フランジ部29bの内周縁と配列方向に沿って並ぶ位置に配置されている。
このため、突部68が一つのCD2をホルダ19のトレイ28の中央に向かって押圧した際に、ホルダ19のトレイ28のトレイ本体29aに確実に載置することができるため、自動車の走行中の過度な振動や衝撃により、ホルダ19の第1乃至第3の係止部材31,32,33に乗り上げてしまった一つのCD2を、前記ホルダ19のトレイ28上の所定位置に確実に位置付けることができる。
前述した実施例では、記録媒体としてのCD2を複数収容するCDチェンジャ1を示している。しかしながら、本発明では、例えば、ディスク形記録媒体としてのMD(Mini Disc)を複数収容するMDチェンジャや、例えば、DVD(Digital Versatile Disc)などの他のディスク形記録媒体を複数収容する記録媒体再生装置に適用しても良い。さらに、本発明は、前述したMDやDVDなどの記録媒体を1枚だけ収容して、収容した1枚の記録媒体の情報を読み出す記録媒体再生装置に適用しても良いことは勿論である。
前述した実施例によれば、以下のCDチェンジャ1が得られる。
(付記)CD2を保持するとともに積層配列された複数のホルダ19と、回転することで一つのCD2を保持するホルダ19と他のCD2を保持するホルダ19とを前記CD2の配列方向に沿って離間させる円柱状の離間部材41と、前記一つのCD2をクランプして該一つのCD2を回転させるクランプ部材26と、を備えたCDチェンジャ1であって、
前記複数のホルダ19は、それぞれ、平板状に形成され且つ表面にCD2が位置付けられるトレイ28と、前記トレイ28に設けられ且つ前記トレイ28上に位置付けられた前記CD2の外縁部に係止する複数の係止部材31,32,33と、を有しており、
前記離間部材41は、前記クランプ部材26が前記一つのCD2をクランプする際に、前記一つのCD2を保持する前記ホルダ19の前記トレイ28に当接する外周面から該トレイ28に向かって突出するとともに、前記トレイ28の前記表面側に位置付けられて前記一つのCD2の外縁を押圧可能な突部68を備えたことを特徴とするCDチェンジャ1。
前記複数のホルダ19は、それぞれ、平板状に形成され且つ表面にCD2が位置付けられるトレイ28と、前記トレイ28に設けられ且つ前記トレイ28上に位置付けられた前記CD2の外縁部に係止する複数の係止部材31,32,33と、を有しており、
前記離間部材41は、前記クランプ部材26が前記一つのCD2をクランプする際に、前記一つのCD2を保持する前記ホルダ19の前記トレイ28に当接する外周面から該トレイ28に向かって突出するとともに、前記トレイ28の前記表面側に位置付けられて前記一つのCD2の外縁を押圧可能な突部68を備えたことを特徴とするCDチェンジャ1。
付記によれば、自動車の走行中の過度な振動や衝撃により、ホルダ19の複数の係止部材31,32,33に乗り上げてしまった一つのCD2を、前記ホルダ19のトレイ28上の所定位置に位置付けることができる。
こうすることで、クランプ部材26によって一つのCD2を確実にクランプさせることができ、光ピックアップが一つのCD2の情報を確実に再生することができるとともに、複数のホルダ19を所定の間隔で積層配列することができ、一つのCD2を機器本体3外へスムーズに排出することができる。
なお、前述した実施例は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施例に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
1 CDチェンジャ(記録媒体再生装置)
2 CD(記録媒体)
3 機器本体
19 ホルダ(保持部材)
26 クランプ部材
28 トレイ
29a トレイ本体
29b フランジ部
31 第1の係止部材(係止部材)
32 第2の係止部材(係止部材)
33 第3の係止部材(係止部材)
41 離間部材(41a,41b,41c)
68 突部
68a 端部
69 係止解除部
2 CD(記録媒体)
3 機器本体
19 ホルダ(保持部材)
26 クランプ部材
28 トレイ
29a トレイ本体
29b フランジ部
31 第1の係止部材(係止部材)
32 第2の係止部材(係止部材)
33 第3の係止部材(係止部材)
41 離間部材(41a,41b,41c)
68 突部
68a 端部
69 係止解除部
Claims (4)
- 記録媒体を保持するとともに積層配列された複数の保持部材と、回転することで一つの記録媒体を保持する保持部材と他の記録媒体を保持する保持部材とを前記記録媒体の配列方向に沿って離間させる円柱状の離間部材と、前記一つの記録媒体をクランプして該一つの記録媒体を回転させるクランプ部材と、を備えた記録媒体再生装置であって、
前記複数の保持部材は、それぞれ、平板状に形成され且つ表面に記録媒体が位置付けられるトレイと、前記トレイに設けられ且つ前記トレイ上に位置付けられた前記記録媒体の外縁部に係止する複数の係止部材と、を有しており、
前記離間部材は、前記クランプ部材が前記一つの記録媒体をクランプする際に、前記一つの記録媒体を保持する前記保持部材の前記トレイに当接する外周面から該トレイに向かって突出するとともに、前記トレイの前記表面側に位置付けられて前記一つの記録媒体の外縁を押圧可能な突部を備えたことを特徴とする記録媒体再生装置。 - 前記離間部材は、前記突部が前記トレイの前記表面側に位置付けられる動作に連動して前記複数の係止部材の係止を解除する係止解除部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の記録媒体再生装置。
- 前記離間部材が、前記トレイの外縁に沿って互いに間隔をあけて複数設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の記録媒体再生装置。
- 前記トレイは、表面上に前記記録媒体が載置されるトレイ本体と、該トレイ本体の外周に前記記録媒体の外縁を取り囲むように設けられたフランジ部と、を有しており、
前記突部は、前記トレイの前記表面側に位置付けられた際に、当該突部の前記外周面から離れた側の端部が、前記フランジ部の内周縁と前記配列方向に沿って並ぶ位置に配置されることを特徴とする請求項1乃至請求項3に記載の記録媒体再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008289987A JP2010118107A (ja) | 2008-11-12 | 2008-11-12 | 記録媒体再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008289987A JP2010118107A (ja) | 2008-11-12 | 2008-11-12 | 記録媒体再生装置 |
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ID=42305688
Family Applications (1)
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JP2008289987A Withdrawn JP2010118107A (ja) | 2008-11-12 | 2008-11-12 | 記録媒体再生装置 |
Country Status (1)
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-
2008
- 2008-11-12 JP JP2008289987A patent/JP2010118107A/ja not_active Withdrawn
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