JP4036440B2 - 新規な感光性化合物及び感光性樹脂並びに感光性組成物 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、新規な感光性化合物及び感光性樹脂並びにこれらを含有する感光性組成物に関し、特に、例えば、ブラウン管用、スクリーン印刷用、その他表示管用、固定化酵素用、PS板用、エッチングレジスト用、カラープルーフ、サンドブラストなどの用途で使用可能な感光性化合物及び感光性樹脂並びにこれらを含有する感光性組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、数多くの種類の様々な感光性組成物が提案されている。例えば特開昭61−166542号公報では、アジド基を有するアズラクトン化合物とアルカリ可溶性ポリマーとで436nmの長波長域での、ホトパターニングレジストが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら近来の微細加工においては、より短波長の光が利用されるようになってきているので、上記アズラクトン化合物は使用し難い。
【0004】
本発明はこのような事情に鑑み、短波長の露光光源に適したアジド基を有する新規な感光性化合物及びこれを用いた感光性樹脂並びに当該感光性化合物又は感光性樹脂を含有する感光性組成物を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決する本発明の第1の態様は、下記一般式(1)で表される感光基ユニットからなり、R及びXに少なくとも1個のアジド基を有することを特徴とする感光性化合物にある。
(但し、Rは下記式から選択され、また、Xは下記式から選択され、Yは水素原子、Zは、下記一般式(2)で表される基又は下記式(I)で表される塩基性窒素を含有する置換基を表し、R 1 がC6までのアルキル基であり、nが1、2又は3である。)
【0006】
【化9】
Figure 0004036440
【0007】
【化10】
Figure 0004036440
【0008】
【化11】
Figure 0004036440
【0009】
【化12】
Figure 0004036440
【0010】
本発明の第2の態様は、第1の態様において、Zが上記一般式(2)で表される基であることを特徴とする感光性化合物にある。
【0012】
本発明の第の態様は、第1または2の態様において、前記感光基ユニットの吸収極大が250nmから400nmの範囲にあることを特徴とする感光性化合物にある。
【0013】
本発明の第の態様は、下記一般式(1)で表される感光基ユニットからなり且つR及びXに少なくとも1個のアジド基を有する感光性化合物を、ポリ酢酸ビニルけん化物にアセタール化してなることを特徴とする感光性樹脂にある。
(但し、Rは下記式から選択され、また、Xは下記式から選択され、Yは、水素原子Zは下記一般式(2)で表され、R1がC6までのアルキル基であり、nが1、2又は3である。)
【0014】
【化13】
Figure 0004036440
【0015】
【化14】
Figure 0004036440
【0016】
【化15】
Figure 0004036440
【0017】
【化16】
Figure 0004036440
【0018】
本発明の第の態様は、第の態様において、前記感光性化合物が、前記ポリ酢酸ビニルけん化物に対して、0.2〜10mol%アセタール化したことを特徴とする感光性樹脂にある。
【0019】
本発明の第の態様は、第又はの態様において、前記感光基ユニットの吸収極大が250nmから400nmの範囲にあることを特徴とする感光性樹脂にある。
【0020】
本発明の第の態様は、第1〜の何れかの態様の感光性化合物を含有することを特徴とする感光性組成物にある。
【0021】
本発明の第の態様は、第4〜6の何れかの態様の感光性樹脂を含有することを特徴とする感光性組成物にある。
【0022】
かかる本発明では、短波長の露光光源に適したアジド基を有する新規で様々な用途に設計可能な感光性化合物及びこれを用いた感光性樹脂並びに当該感光性化合物又は感光性樹脂を含有する感光性組成物を提供することができる。
【0023】
以下に本発明をさらに詳細に説明する。
【0024】
本発明の感光性化合物は、上述したように、上記一般式(1)で示される新規の感光基ユニットそのもの、又は感光基ユニットを含む化合物であり、例えば、一般式(1)で表される感光基ユニット自体からなる感光性化合物の他、感光基ユニットを一部に含む感光性化合物、感光基ユニットが2個以上結合した感光性化合物を挙げることができる。
【0025】
一般式(1)で表される感光基ユニットは、R及びXに少なくとも1個のアジド基を有するものであり、Rがアジド基を有し且つXがアジド基を有していない感光基ユニットやRがアジド基を有さず且つXがアジド基を有する感光基ユニットでもよく、RもXも共にアジド基を有してもよい。
【0026】
また、上述のように置換基Y及びZは、水素原子、アルキル基、アセタール基を有するアルキル基、アリール基、アラルキル基、又は塩基性窒素を含有する置換基であればよい。
【0027】
ここで本発明の感光性化合物は、YまたはZの何れかにアセタール基を有する場合、特に、Zが例えば上記一般式(2)で示されるようなアセタール基を有するアルキル基である場合には、詳細は後述するが、ポリビニルけん化物に容易にアセタール化することができ、好適な感光性樹脂を得ることができる。なお、Zが一般式(2)で表される場合、Yは、水素原子、メチル基、ベンジル基の何れかであるのが好ましい。
【0028】
また、本発明の感光性化合物は、Y又はZが塩基性窒素原子をもつ置換基である場合は、ポリヒドロキシスチレンとの組み合わせでパーターニングが可能となり、アルカリ現像用の感光性組成物として使用できる。
【0029】
このように本発明の感光性化合物には種々の構造のものが含まれるが、Zがアセタール基を有するアルキル基である場合の具体例としては、下記表1及び表2に示す化合物A−1〜A−16を挙げることができる。これらの化合物A−1〜A−16は、置換基R、X、Y及びZに、表1及び表2に示される置換基を有する。例えばA−1〜A−5はXとしてアジド基を有し、A−6はR、X共にアジド基を有する。
【0030】
【表1】
Figure 0004036440
【0031】
【表2】
Figure 0004036440
【0032】
また、Zが塩基性窒素原子をもつ置換基である感光性化合物の具体例としては、下記表3に示す化合物B−1〜B−4を挙げることができる。
【0033】
【表3】
Figure 0004036440
【0034】
また、本発明の感光性化合物は、Zを介して上述のような様々な一般式(1)の感光基ユニットを2個以上結合させた感光性化合物であってもよい。なおこのような感光性化合物の場合、Yは水素又は置換アルキル基である。
【0035】
本発明の感光性化合物を構成する一般式(1)の感光基ユニットは、下記式で示すように、置換基R及びXとして少なくとも一個のアジド基を含むアズラクトン化合物(a)に、置換基を有する一級アミン、または二級アミンであるアミン化合物(b)を反応させてアジド基を有するアズラクトン環を開環させることにより合成することができる。
【0036】
【化17】
Figure 0004036440
【0037】
この反応は特に触媒を必要とせず、アジド基を有するアズラクトン化合物とアミン化合物を等molか、やや過剰のアミン化合物を適当な溶媒、例えばTHF、アセトニトリル、IPA、DMF等の中で、1〜24時間程度反応して得ることができる。
【0038】
この反応において、アジド基を有するアズラクトン化合物(a)のアズラクトン環が開環することにより400nmよりも短波長側に吸収をもち、生成した本発明の感光基ユニット(1)は、250nmから400nmに吸収極大をもつ。
【0039】
アジド基を有するアズラクトン化合物(a)としては、例えば、特開昭61−166542号公報に示されているものを挙げることができるが、これに限定されるものではない。
【0040】
このアジド基を有するアズラクトン化合物(a)は、例えば、無水酢酸と酢酸ナトリウムの存在下、アジド基を有するアルデヒド化合物または芳香族アルデヒドと、馬尿酸(N−ベンゾイルグリシン)、アジドベンゾイルグリシン、アジドシンナモイルグリシン又はニコチノイルグリシン等を縮合して合成することができる。なお、本発明においては、このアルデヒド及び馬尿酸等のいずれか一方または両者がアジド基を有するものを使用する。
【0041】
アジド基を有するアズラクトン化合物(a)の原料となるアジド基を有するアルデヒドとしては、アジドベンズアルデヒド、アジドシンナムアルデヒド等を挙げることができる。なお、このアジドシンナムアルデヒド化合物は、下記式で表され(但し、式中のRは水素又はスルホン酸塩基、Rは低級アルキル基である)、例えば、アジドベンズアルデヒド化合物に低級アルキルアルデヒドを縮合させることによって製造することができる。
【0042】
【化18】
Figure 0004036440
【0043】
一方、このようなアジド基を有するアズラクトン化合物と反応させるアミン化合物(b)は、上述した通り、置換基を有する一級アミン、または二級アミンであるが、その中でも本発明の感光性化合物の合成に特に有用なものは、アミンとアセタール骨格を有するアミン化合物である。例えば、アミノブチルアルデヒドジメチルアセタール、N−ベンジルアミノブチルアルデヒドジメチルアセタール、N−メチルアミノブチルアルデヒドジメチルアセタール、アミノアセトアルデヒドジメチルアセタール、アミノアセトアルデヒドジエチルアセタール、3−アミノプロピオンアルデヒドジエチルアセタールなどが挙げられる。
【0044】
また、その他のアミン化合物としては、特に、塩基性窒素を置換基に有するアミン、二官能アミン、多官能アミン、アミンをポリマーに有するものが挙げられる。
【0045】
アミノ基を有するポリマーは、アミノ基変性のPVAも含み、例えば、ビニルアセトアミド又はメチルビニルアセトアミドと、酢酸ビニルとの共重合物のけん化により得られる。ビニルアセトアミド又はメチルビニルアセトアミドとの共重合物としては、その他のビニル系単量体との共重合物も使用できる。また、アリルアミンと酢酸ビニルの共重合体およびその部分けん化物も用いることができる。
【0046】
なお、その他、アジド基を有するアズラクトン化合物と反応できるアミン化合物の具体例としては、エチレンジアミン、1,3−ジアミノプロパン、1,4−ジアミノブタン、1,6−ジアミノヘキサン、1,7−ジアミノヘプタン、1,9−ジアミノノナン、1,12−ジアミノドデカン、4,4′−ジアミノジシクロヘキシルメタン、N,N−ジメチル−1,3−プロパンジアミン(アミン−113)、N,N−ジエチルエチレンジアミン(アミン−222)、N,N−ジメチルエチレンジアミン(アミン−112)、3−(ジ−n−ブチルアミノ)プロピルアミン(アミン−443)、3−ピコリルアミン、4−ピコリルアミン、2−ピコリルアミン、アミノプロピルモルホリン、アミノエチルモルホリン、アミノメチルピペラジン、アミノトリアゾール、アミノテトラゾール、アミノプロピルイミダゾール、2−メチル−1,5−ペンタメチレンジアミン、トリメチルヘキサン−1,6−ジアミン、2,2,4−および/または2,4,4−トリメチルヘキサメチレンジアミン、トリメチルヘキサメチレンジアミン、5−メチルノナメチレンジアミン、デカメチレンジアミン、イソホロンジアミン、ビス(4−アミノシクロヘキシル)メタン、ビス(3−メチル−4−アミノシクロヘキシル)メタン、ビス(3−メチル−4−アミノ−5−エチルシクロヘキシル)メタン、1,2−ビス(4−アミノシクロヘキシル)エタン、2,2′−ビス(4−アミノシクロヘキシル)プロパン、2,2′−ビス(3−メチル−4−アミノシクロヘキシル)プロパン、メチルアミン、ジメチルアミン、エチルアミン、ジエチルアミン、プロピルアミン、ジプロピルアミン、イソプロピルアミン、ジイソプロピルアミン、ブチルアミン、ジブチルアミン、イソブチルアミン、ジイソブチルアミン、ヘキシルアミン、シクロヘキシルアミン、2−(シクロヘキサアミノ)スルホン酸、オクチルアミン、デシルアミン、ドデシルアミン、ヘキサデシルアミン、オクタデシルアミン、プロパルギルアミン、アリルアミン、ジグリコールアミン、ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミン、テトラエチレンペンタミン、1−(2−アミノエチル)ピペラジン、N−(2−アミノエチル)−1,3−プロパンジアミン、4−(アミノメチル)ピペリジン、1,2−ジアミノプロパン、3,3′−ジアミノジプロピルアミン、1,6−ヘキサンジアミン、1,8−ジアミノオクタン、1,10−ジアミノデカン、1,2−ジアミノシクロヘキサン、ジェファーミン(Jeffamine)C−346(ハンツマンコーポレーション社製:商品名)、ジェファーミンD−230、ジェファーミンD−400、ジェファーミンD−2000、ジェファーミンD−4000、ジェファーミンDU−700、ジェファーミンED−600、ジェファーミンED−900、ジェファーミンED−2001、ジェファーミンED−4000、ジェファーミンED−6000、ジェファーミンEDR−148、ジェファーミンT−403、ジェファーミンT−3000、ジェファーミンT−5000、ヘキサメチレン−ビス−トリアセトンジアミン、2−(2−アミノエトキシ)エタノール、2−(2−アミノエチルアミノ)エタノール、2−(2−アミノエチルアミノ)イソプロパノール、N−アミノエチルイソプロパノールアミン、2−アミノ−2−エチル−1,3−プロパンジオール、1−アミノ−4−(2−ヒドロキシエチル)ピペラジン、6−アミノ−1−ヘキサノール、アミノメタントリメタノール、5−アミノ−1−ペンタノール、2−アミノ−1−ペンタノール、2−アミノフェノール、3−アミノフェノール、4−アミノフェノール、N−メチルアミノプロピルトリメトキシシラン、メチル[2−(3−トリメトキシシリルプロピルアミノ)エチルアミノ]−3−プロピオネート、N−(3−アクリロキシ−2−ヒドロキシプロピル)−3−アミノプロピルトリエトキシシラン、4−アミノブチルジメチルメトキシシラン、4−アミノブチルトリエトキシシラン、(アミノエチルアミノメチル)フェニルエチルトリメトキシシラン、N−(2−アミノエチル)−3−アミノプロピルトリメトキシシラン、N−(6−アミノヘキシル)アミノプロピルトリメトキシシラン、3−アミノプロピルジメチルエトキシシラン、3−アミノプロピルメチルジエトキシシラン、3−アミノプロピルジイソプロピルエトキシシラン、3−アミノプロピルトリエトキシシラン、3−アミノプロピルトリメトキシシラン、ビス(2−ヒドロキシエチル)−3−アミノプロピルトリエトキシシラン、1,4−ビス[3−(トリメトキシシリル)プロピル]エチレンジアミン、ビス[3−(トリエトキシシリル)プロピル]アミン、トリメトキシシリルプロピルジエチレントリアミン、および上記のアルコキシアミノシランの加水分解および縮合から誘導されるポリアミノシラン類縁体、1,4−ビス(3−アミノプロピル)ピペラジン、ビス(6−アミノヘキシル)アミン、N,N−ビス(3−アミノプロピル)メチルアミン、トリス(2−アミノエチル)アミン、L−グルタミンなどのアミノ酸系化合物、N′−メチル−2,2′−ジアミノジエチルアミン、3,9−ビス(3−アミノプロピル)−2,4,8,10−テトラオキソスピロ[5,5]ウンデカンポリアリルアミン、ポリビニルアミン、ポリアミジン、ポリエチレンイミン、ジアミノシロキサン(シリコーンを有するアミン)、たとえば、BY16−853、BY16−853B(東レ・ダウコーニング・シリコーン社製:商品名)、キトサン、ビスアミノプロピルポリテトラハイドロフラン化合物、例えば、BAP−PTHF750、BAP−PTHF1100、BAP−PTHF2100(BASF社製:商品名)等を挙げることができる。
【0047】
これらアミン化合物とアジド基を有するアズラクトン化合物との反応により本発明の感光基ユニットを有する感光性化合物が得られるが、前述のようにアミン化合物やアジド基を有するアズラクトン化合物は多くあり、様々な用途に合わせたアジド基を有する感光性化合物を設計することが容易であるという効果を奏する。
【0048】
例えば、二官能以上のアミンを有する化合物とアジド基を有するアズラクトン化合物との反応により容易に、多官能のアジド基を有する化合物が得られる。この多官能のアジド基を有する本発明の化合物は、従来から知られているポリマー、例えば、ポリビニルピロリドン、ポリビニルフェノール、フェノールノボラック樹脂等を光架橋させることができる。
【0049】
本発明の感光性化合物は、ポリ酢酸ビニルけん化物にアセタール化して感光性樹脂とすることができる。
【0050】
詳述すると、特定の置換基、特にZにアセタール基を有するアミン化合物と、アジド基を有するアズラクトン化合物から得られる本発明の感光性化合物は、ポリ酢酸ビニルけん化物に酸性下で、反応収率も良くアセタール化することができる。得られる感光性樹脂は、例えば、下記一般式(3)に示される構成単位を有する。
【0051】
【化19】
Figure 0004036440
【0052】
本発明の感光性樹脂は感光基ユニットが数mol%でも良好な光硬化性を有し、特に感光性化合物をポリ酢酸ビニルけん化物に対して、0.2〜10mol%アセタール化させると、好適な感光性樹脂になる。
【0053】
本発明で用いられるポリ酢酸ビニルけん化物とは、ポリビニルアルコール、又はビニルアルコールと他のビニル化合物との水溶性共重合体をいい、例えば、親水基変性、疎水基変性、アニオン変性、カチオン変性、アミド基変性、又はアセトアセチル基のような反応基変性などの変性酢酸ビニルけん化物を含むものである。
【0054】
ここで用いられるポリビニルアルコールは、例えば、平均重合度200〜5000、けん化度60〜100%のものが好適である。平均重合度が200より小さい場合には、十分な感度が得られ難く、また、平均重合度が5000より大きい場合には、感光性樹脂の溶液の粘度が高くなり、塗布性が悪くなるという不具合が発生し易く、さらに、粘度を下げるために濃度を低くすると、所望の塗布膜厚を得るのが困難となる。また、けん化度が60%より低いと十分な水溶性及び水現像性が得られ難い。
【0055】
一方、ビニルアルコールと他のビニル化合物との共重合体としては、例えば、平均重合度200〜5000のものが使用できる。なお、ビニルアルコールと共重合され得るビニルモノマーとしては、例えば、N−ビニルピロリドン、アクリルアミド等を挙げることができる。
【0056】
このようなポリ酢酸ビニルけん化物類と、上記一般式(1)で示される感光性化合物とを酸触媒存在下で反応させて、感光性樹脂を得る場合、例えば、ホルムアルデヒド、アセトアルデヒド、プロピオンアルデヒド、ブチルアルデヒド、クロトンアルデヒド等の脂肪族アルデヒド類、ベンズアルデヒド、スルホン酸塩、ベンズアルデヒドージスルホン酸塩、ソジウム4−アジド−2−スルホベンズアルデヒド、カルボキシベンズアルデヒド、ヒドロキシベンズアルデヒド、ホルミルスチリルピリジニウム塩等の芳香族アルデヒド類又はこれらのアセタール類、アセトン、メチルエチルケトンなどのケトン類を同時に反応させることもできる。
【0057】
また、アセタール化するときの溶媒としては、水、水と混合使用できる有機溶媒(例えば、メタノール、エタノール、イソプロピルアルコール、ブタノール、プロピレングリコールモノメチルエーテル、γブチロラクトン等)との混合使用ができる。
【0058】
本発明の感光性化合物及び感光性樹脂を感光性組成物に含有させると好適な感光性組成物となる。
【0059】
本発明の感光性化合物及び感光性樹脂は、感光基ユニットの吸収極大が250nmから400nmなので、感光性組成物に含有させると低波長の光源に対しても好適な感光基ユニットを含む感光性組成物とすることができる。
【0060】
例えば、本発明の感光性化合物は、ポリビニルピロリドン、ポリビニルフェノールなどの光架橋できるポリマーと共に用いて感光性組成物とすることができる。この場合、他の水溶性ポリマーや、添加剤、さらに他の水溶性アジド化合物を添加することができる。
【0061】
また、例えば一般式(3)に例示される本発明の感光性樹脂は、基本的には水溶液、または水及び有機溶媒の混合溶媒の溶液とし、添加剤等を添加することによって感光性組成物となる。この場合も、光架橋可能なポリマー、他の水溶性ポリマー、添加剤、さらに他の水溶性アジド化合物を添加することができる。
【0062】
ここで、感光性組成物に添加することのできる水溶性ポリマーとしては、ポリ酢酸ビニルケン化物、ゼラチン、セルロース誘導体、カゼイン等の天然物ポリマーや、水溶性ビニルモノマーからなるポリマー又は共重合体等を挙げることができる。ここで、水溶性ビニルモノマーとしては、N−ビニルホルムアミド、N−ビニルアセトアミド、ビニルピロリドン、アクリルアミド、ジアセトンアクリルアミド、N,N−ジメチルアクリルアミド、ビニルピリジン、メタアクリルアミド、アリルチオ尿素などを挙げることができる。
【0063】
また、水溶性アジド化合物としては、例えば、4,4′−ジアジドスチルベン−2,2′−ジスルホン酸、4,4′−ジアジドベンザルアセトフェノン−2−スルホン酸、4,4′−ジアジドスチルベン−α−カルボン酸及びこれらのアルカリ金属塩、アンモニウム塩、有機アミン塩などを挙げることができる。さらに、特公昭50−27404号公報、特開昭50−141403号公報、特開平2−204750号公報、特開平4−26849号公報、特開平5−11442号公報、特開平5−113661号公報、特開平6−239930号公報などに記載の水溶性アジド化合物を好適に使用することができる。
【0064】
さらに感光性組成物に用いる添加剤としては、塗布特性及び保湿特性の改良のための、例えば、エチレングリコール、ソルビトールあるいは界面活性剤等が挙げられる。
【0065】
基板への接着性の改良のための接着促進剤である、いわゆるシランカップリング材も添加剤として挙げることができる。これらの接着促進剤は、例えば、N−β(アミノエチル)−アミノプロピルメチルジメトキシシラン、N−β(アミノエチル)−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン等の水溶性を持つ接着促進剤が用いられる。
【0066】
また、防腐剤、消泡剤、pH調整剤や、例えば膜強度、耐水性、種々の基板への接着性の改良等のために疎水性高分子エマルジョンを添加することができる。ここで、疎水性エマルジョンとしては、ポリ酢酸ビニルエマルジョン、ポリアクリル酸エステルエマルジョン、ウレタンエマルジョン等が例示される。疎水性高分子エマルジョンを含む組成物を用いるパターン形成は、例えば、スクリーン印刷版に好適に用いることができる。
【0067】
更に、露光によるハレーションの防止、又は着色画像を得るために本発明で用いる感光性樹脂組成物に顔料、染料等の着色剤も添加剤として挙げることができる。
【0068】
特に、本発明で用いる感光性組成物に顔料を分散させて得られる着色画像は、例えば液晶ディスプレー用カラーフィルター、カラーブラウン管用カラーフィルター、プラズマディスプレー用カラーフィルター、印刷用カラープルーフ、第二原図等に応用できる。
【0069】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を各実施例に基づいて詳細に説明する。
(合成例1)化合物A−1の合成
馬尿酸17.9g、アジドベンズアルデヒド15g、無水酢酸20g、酢酸ソーダ1.0g、トルエン25g、アセトニトリル20gを混合して、70℃で6時間加熱後放冷し、16時間後に室温でろ過した。その後、ろ過床上で冷メタノール40gで洗浄し、減圧乾燥して、アジド基を有するアズラクトン化合物4−((4−アジドフェニル)メチレン)−2−フェニル−1,3−オキザゾリン−5−オン[4−((4−azidophenyl)methylene)−2−phenyl−1,3−oxazoline−5−one]17gを得た。このアズラクトン化合物は、390nmに吸収極大をもっていた。
【0070】
このアズラクトン化合物をTHF150gに分散し、アミノブチルアルデヒドジメチルアセタール8.6gを5〜10℃でゆっくりと加えた。2時間後、反応液の吸収から390nmの吸収は消失し、あらたに310nmに吸収をもつようになった。その後水500gを加え、さらに2時間攪拌をし、析出物をろ別してA−1の化合物3−(4−アジドフェニル)−N−(4,4′−ジメトキシブチル)−2−フェニルカルボニルアミノ−プロパ−2−エンアミド)[3−(4−azidophenyl)−N−(4,4′−dimetoxybutyl)−2−(phenylcarbonylamino)−propa−2−eneamide]18gを得た。得られた物質は表4に示すH−NMR測定結果によりA−1の化合物であることを確認した。
【0071】
【表4】
Figure 0004036440
【0072】
(実施例1)化合物A−1を使用した感光性PVAの合成
ポリビニルアルコール(EG−30、日本合成製)100gを水700g、メタノール200gに溶解し、これに、合成例1のA−1の化合物10g、燐酸3gを加え、60℃で24時間反応した。アセタール化率は97%であった。燐酸をイオン交換処理により除去し、感光基がPVAに対し0.8mol%導入された感光液を調整した。この感光液を水/メタノール=70/30(wt比)の液で希釈し、5.5wt%感光液を調整した。ガラス板に膜厚1.0μm塗布した。超高圧水銀灯(紫外線照度5mW/cm:UV−35(オーク製照度計))にて、10秒露光した。ついで水現像した。この結果、現像残りのない、50μmの線幅がきれいに現像されていた。
【0073】
(合成例2)化合物A−2の合成
合成例1の操作で、アミノブチルアルデヒドジメチルアセタールをアミノアセトアルデヒドジメチルアセタール8.6gにかえ、A−2の化合物3−(4−アジドフェニル)−N−(2,2′−ジメトキシエチル)−2−フェニルカルボニルアミノ−プロパ−2−エンアミド)[3−(4−azidophenyl)−N−(2,2′−dimetoxyetyl)−2−(phenylcarbonylamino)−propa−2−eneamide]17gを得た。化合物の吸収極大は、310nmであった。
【0074】
(合成例3)化合物A−3の合成
ニコチノイルグリシン18.0g、アジドベンズアルデヒド15g、無水酢酸30g、酢酸ソーダ1.0g、シクロヘキサン30gを混合して、70℃で6時間加熱後放冷し、16時間後にIPA30gを加え、室温でろ過した。その後、ろ過床上で冷メタノール30gで洗浄し、減圧乾燥して、アジド基を有するアズラクトン化合物4−((4−アジドフェニル)メチレン−2−(3−ピリジル)−1,3−オキザゾリン−5−オン)[4−((4−azidophenyl)methylene)−2−(3−pyridyl)−1,3−oxazoline−5−one]10gを得た。このアズラクトン化合物は、390nmに吸収極大をもっていた。
【0075】
このアズラクトン化合物をIPA55gに分散し、アミノブチルアルデヒドジメチルアセタール4.6gを5〜10℃でゆっくりと加えた。2時間後、反応液の吸収から390nmの吸収は消失し、あらたに310nmに吸収をもつようになった。その後水500gを加え、アンモニア水でpH=8.0に調整し、さらに2時間、5℃で攪拌をし、析出物をろ別した。これにより、A−3の化合物3−(4−アジドフェニル)−N−(4,4′−ジメトキシブチル)−2−[(3−ピリジル)カルボニルアミノ]−プロパ−2−エンアミド[3−(4−azidophenyl)−N−(4,4′−dimetoxybutyl)−2−[(3−pyridyl)carbonylamino]−propa−2−eneamide]6gを得た。
【0076】
(実施例2)化合物A−3を使用した感光性PVAの合成
ポリビニルアルコール(EG−30、日本合成製)100gを水900gに溶解し、これに、合成例3のA−3の化合物10g、燐酸3gを加え、60℃で24時間反応した。アセタール化率は97%であった。燐酸をイオン交換処理により除去し、感光基がPVAに対し0.8mol%導入された感光液を調整した。この感光液を水で希釈し、5.5%感光液を調整した。ガラス板に膜厚1.0μm塗布した。超高圧水銀灯(紫外線照度5mW/cm:UV−35(オーク製照度計))にて、10秒露光した。ついで水現像した。この結果、現像残りのない、50μmの線幅がきれいに現像されていた。
【0077】
(合成例4)化合物A−7の合成
アジドベンゾイルグリシン10g、3−ピリジンアルデヒド5g、無水酢酸12g、酢酸ソーダ1.0g、シクロヘキサン12gを混合して、70℃で6時間加熱後放冷し、IPA20gを加え、16時間後、室温でろ過した。その後、ろ過床上で冷メタノール40gで洗浄し、減圧乾燥して、アジド基を有するアズラクトン化合物2−(4−アジドフェニル)−4−(3−ピリジルメチレン)−1,3−オキザゾリン−5−オン][2−(4−azidophenyl)−4−(3−pyridylmethylene)−1,3−oxazolin−5−one]10gを得た。このアズラクトン化合物は、372.4nmに吸収極大をもっていた。
【0078】
このアズラクトンをメタノール100gに分散し、アミノブチルアルデヒドジメチルアセタール6.0gを5〜10℃でゆっくりと加えた。2時間後、反応液の吸収から372.4nmの吸収は消失し、あらたに271.6nmに吸収をもつようになった。その後水150gを加え、アンモニア水2ccを加え、さらに2時間攪拌をし、析出物をろ別した。これにより、A−7の化合物2−((4−アジドフェニル)カルボニルアミノ)−N−(4,4−ジメトキシブチル)−3−(3−ピリジル)プロプ−2−エンアミド[2−((4−azidophenyl)carbonylamino)−N−(4,4−dimethoxybutyl)−3−(3−pyridyl)prop−2−eneamide]6gを得た。
【0079】
(合成例5)化合物A−8の合成
アジドシンナモイルグリシン9g、3−ピリジンアルデヒド4g、無水酢酸12g、酢酸ソーダ0.6g、シクロヘキサン35gを混合し、70℃で6時間加熱後放冷し、IPA30gを加え、16時間後、室温でろ過した。その後ろ過床上で冷メタノール30gで洗浄し、減圧乾燥し、アジド基を有するアズラクトン化合物2−(2−(4−アジドフェニル)ビニル)−4−(3−ピリジルメチレン)−1,3−オキサゾリン−5−オン][2−(2−(4−azidophenyl)vinyl)−4−(3−pyridylmethylene)−1,3−oxazolin−5−one]7gを得た。このアズラクトン化合物は、390nmに吸収極大をもっていた。
【0080】
このアズラクトンをTHF70gに分散し、アミノブチルアルデヒドジメチルアセタール3.0gを5〜10℃でゆっくりと加えた。2時間後、反応液の吸収から390nmの吸収は消失し、あらたに316nmに吸収をもつようになった。水200gを加え、アンモニア水2ccを加え、さらに2時間攪拌をし、析出物をろ別した。これにより、A−8の化合物2−(3−(4−アジドフェニル)プロプ−2−エノイルアミノ)−N−(4,4−ジメトキシブチル)−3−(3−ピリジル)プロプ−2−エンアミド][2−(3−(4−azidophenyl)prop−2−enoylamino)−N−(4,4−dimetoxybutyl)−3−(3−pyridyl)prop−2−enamide]3.5gを得た。得られた物質は表5に示すH−NMR測定結果によりA−8の化合物であることを確認した。
【0081】
【表5】
Figure 0004036440
【0082】
(実施例3)化合物A−8を使用した感光性PVAの合成
ポリビニルアルコール(EG−30、日本合成製)50gを水450gに溶解し、これに、合成例5のA−8の化合物3.5g、燐酸1.5gを加え、60℃で24時間反応した。アセタール化率は97%であった。燐酸をイオン交換処理により除去し、感光基がPVAに対し0.8mol%導入された感光液を調整した。この感光液を水で希釈し、5.5%感光液を調整した。ガラス板に膜厚1.0μm塗布した。超高圧水銀灯(紫外線照度5mW/cm:UV−35(オーク製照度計))にて、3秒露光した。ついで水現像した。この結果、現像残りのない、50μmの線幅がきれいに現像されていた。
【0083】
(合成例6)化合物A−9の合成
4−アジドベンズアルデヒド29.42g(0.2mol)とプロピオンアルデヒド12.22g(0.2mol)をイソプロピルアルコール100gと純水50gの混合溶媒中に溶解し、氷浴で冷却しながら、純水20gに溶かした水酸化ナトリウム2gをこれに加え、2時間攪拌した。この混合物に、再び、プロピオンアルデヒド12.22g(0.2mol)を加え、さらに3時間攪拌した。析出した生成物をろ過後、乾燥させ、p−アジド−2−メチルシンナムアルデヒド(αメチルアジドシンナムアルデヒド)23.14gを黄色結晶として得た。収率は62%であった。
【0084】
馬尿酸17.9g、上記αメチルアジドシンナムアルデヒド18.7g、無水酢酸30g、酢酸ソーダ1.0g、トルエン25g、アセトニトリル20gを混合し、60℃で24時間加熱後放冷し、16時間後、室温でろ過した。ろ過床上で冷メタノール40gで洗浄し、減圧乾燥し、アジド基を有するアズラクトン化合物4−(4−アジド−β−メチル−シンナミリデン)−2−フェニル−2−オキザゾリン−5−オン[4−(4−azido−β−methyl−cinnamylidene)−2−phenyl−2−oxazoline−5−one]23gを得た。このアズラクトン化合物は、398nmに吸収極大をもっていた。このアズラクトンをTHF230gに分散し、アミノブチルアルデヒドジメチルアセタール10gを5〜10℃でゆっくりと加えた。2時間後、反応液の吸収から398nmの吸収は消失し、あらたに328nmに吸収をもつようになった。反応液を水345gに加え、さらに2時間攪拌をし、析出物をろ別した。これにより、A−9の化合物5−(4−アジドフェニル)−N−(4,4′−ジメトキシブチル)−4−メチル−2−フェニルカルボニルアミノ−ペンタ−2,4−ジエンアミド[5−(4−azidophenyl)−N−(4,4′−dimetoxybutyl)−4−methyl−2−phenylcarbonylamino−penta−2,4−dieneamide]29gを得た。得られた物質は表6に示すH−NMR測定結果によりA−9の化合物であることを確認した。
【0085】
【表6】
Figure 0004036440
【0086】
(実施例4)化合物A−9を使用した感光性PVAの合成
ポリビニルアルコール(EG−05、日本合成製)100gを水630gとメタノール270gの混合溶媒に溶解し、これに、合成例6のA−9の化合物7g、燐酸3gを加え、60℃で24時間反応した。アセタール化率は98%であった。燐酸をイオン交換処理により除去し、感光基がPVAに対し0.8mol%導入された感光液を調製した。この感光液を水−メタノール7:3の混合溶媒で希釈し、8%感光液を調製した。ガラス版に膜厚1.0μm塗布した。超高圧水銀灯(紫外線強度5mW/cm:UV−35(オーク製照度計))にて、10秒露光した。ついで水現像した。この結果、現像残りの少ない、50μmの線幅がきれいに現像されていた。
【0087】
(合成例7)化合物A−10の合成
ニコチノイルグリシン18g、合成例6のαメチルアジドシンナムアルデヒド18.7g、無水酢酸30g、酢酸ソーダ1.0g、シクロヘキサン30g、アセトニトリル10gを混合し、60℃で24時間加熱後放冷し、IPA30gを追加、16時間後、室温でろ過した。ろ過床上で冷メタノール40gで洗浄し、減圧乾燥し、アジド基を有するアズラクトン化合物4−(4−アジド−β−メチル−シンナミリデン)−2−(3−ピリジル)−2−オキザゾリン−5−オン[4−(4−azido−β−methyl−cinnamylidene)−2−(3−pyridyl)−2−oxazoline−5−one]18gを得た。このアズラクトン化合物は、401nmに吸収極大をもっていた。
【0088】
このアズラクトンをTHF230gに分散し、アミノブチルアルデヒドジメチルアセタール10gを5〜10℃でゆっくりと加えた。2時間後、反応液の吸収から401nmの吸収は消失し、あらたに323nmに吸収をもつようになった。水49.5gを加え、さらに2時間攪拌をし、析出物をろ別した。これによりA−10の化合物5−(4−アジドフェニル)−N−(4,4′−ジメトキシブチル)−4−メチル−2−[(3−ピリジル)カルボニルアミノ]−ペンタ−2,4−ジエンアミド[5−(4−azidophenyl)−N−(4,4′−dimetoxybutyl)−4−methyl−2−[(3−pyridyl)carbonylamino]−penta−2,4−dieneamide]27gを得た。
【0089】
(実施例5)化合物A−10を使用した感光性PVAの合成
ポリビニルアルコール(EG−30、日本合成製)100gを水900gに溶解し、これに、合成例7のA−10の化合物7g、燐酸3gを加え、60℃で24時間反応した。アセタール化率は98%であった。燐酸をイオン交換処理により除去し、感光基がPVAに対し0.8mol%導入された感光液を調製した。この感光液を水で希釈し、4.8%感光液を調製した。ガラス版に膜厚1.0μm塗布した。超高圧水銀灯(紫外線強度5mW/cm:UV−35(オーク製照度計))にて、2秒露光した。ついで水現像した。この結果、現像残りの少ない、50μmの線幅がきれいに現像されていた。
【0090】
(合成例8)化合物B−2の合成
合成例1に記載の方法で、アジド基を有するアズラクトン化合物4−((4−アジドフェニル)メチレン)−2−フェニル−1,3−オキザゾリン−5−オン[4−((4−azidophenyl)methylene)−2−phenyl−1,3−oxazoline−5−one]17gを得た。
【0091】
このアズラクトン化合物をTHF150gに分散し、1−(3−アミノプロピル)イミダゾール8.1gを5〜10℃でゆっくりと加えた。2時間後、反応液の吸収から390nmの吸収は消失し、あらたに310nmに吸収をもつようになった。水500gを加え、2時間攪拌後、析出物をろ別し、B−2の化合物3−(4−アジドフェニル)−N−(3−イミダゾイルプロピル)−2−フェニルカルボニルアミノ−プロパ−2−エンアミド)[3−(4−azidophenyl)−N−(3−imidazoylpropyl)−2−(phenylcarbonylamino)−propa−2−eneamide]を16g得た。
【0092】
(実施例6)化合物B−2を使用した感光性PHSの感光性評価
ポリヒドロキシスチレン(VP15000,日本曹達製)1gをγ―ブチルラクトン4gに溶解し、これに合成例8のB−2の化合物0.25gを入れ溶解させて感光液を調整した。これをシリコンウェハー上に膜厚1.0μm塗布し、80℃で5分間乾燥した。そして、このフィルムを超高圧水銀灯(紫外線照度5.0mW/cm:UV−35(オーク製照度計))にて、200mJ/cm照射した。露光後このフィルムを80℃で5分間乾燥させ、アルカリ現像液(2.38%TMAH水溶液)で現像した。この結果、現像残りのないパターンが得られた。
【0093】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によると、短波長の露光光源に適したアジド基を有する新規な感光性化合物及びこれを用いた感光性樹脂並びに当該感光性化合物又は感光性樹脂を含有する感光性組成物を提供することができる。この感光性化合物は使用できる原料が種々あるため、様々な用途に合わせたアジド基を有する感光性化合物を容易に設計することができ、また、その感光性化合物は感光性樹脂及び感光性組成物とすることができるため幅広い用途に利用できるという効果を奏する。

Claims (8)

  1. 下記一般式(1)で表される感光基ユニットからなり、R及びXに少なくとも1個のアジド基を有することを特徴とする感光性化合物。
    (但し、Rは下記式から選択され、また、Xは下記式から選択され、Yは水素原子、Zは、下記一般式(2)で表される基又は下記式(I)で表される塩基性窒素を含有する置換基を表し、R 1 がC6までのアルキル基であり、nが1、2又は3である。)
    Figure 0004036440
    Figure 0004036440
    Figure 0004036440
    Figure 0004036440
  2. 請求項1において、Zが上記一般式(2)で表される基であることを特徴とする感光性化合物。
  3. 請求項1または2において、前記感光基ユニットの吸収極大が250nmから400nmの範囲にあることを特徴とする感光性化合物。
  4. 下記一般式(1)で表される感光基ユニットからなり且つR及びXに少なくとも1個のアジド基を有する感光性化合物を、ポリ酢酸ビニルけん化物にアセタール化してなることを特徴とする感光性樹脂。
    (但し、Rは下記式から選択され、また、Xは下記式から選択され、Yは、水素原子Zは下記一般式(2)で表され、R1がC6までのアルキル基であり、nが1、2又は3である。)
    Figure 0004036440
    Figure 0004036440
    Figure 0004036440
    Figure 0004036440
  5. 請求項において、前記感光性化合物が、前記ポリ酢酸ビニルけん化物に対して、0.2〜10mol%アセタール化したことを特徴とする感光性樹脂。
  6. 請求項4又は5において、前記感光基ユニットの吸収極大が250nmから400nmの範囲にあることを特徴とする感光性樹脂。
  7. 請求項1〜の何れかの感光性化合物を含有することを特徴とする感光性組成物。
  8. 請求項4〜6の何れかの感光性樹脂を含有することを特徴とする感光性組成物。
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