JP3428715B2 - 感光性樹脂組成物 - Google Patents

感光性樹脂組成物

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は感光性樹脂組成物に関
し、更に詳しくは高感度で経時安定性が良く、製造も容
易である水溶性の感光性樹脂組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、スクリーン印刷版用、カラー
ブラウン管のブラックマトリックスや蛍光体パターン形
成用あるいはCCDやLCDのカラーフィルター形成用
の水溶性感光性樹脂組成物としては、例えばゼラチン,
カゼイン及びグルーのような天然タンパク質に重クロム
酸塩を加えたものや、ポリ酢酸ビニルケン化物のような
水溶性ポリマーにジアゾニウム塩を組み合わせたものが
用いられてきたが、これらの感光性樹脂組成物は公害へ
の配慮が必要となる、経時安定性が悪いなどの欠点を有
している。
【0003】また、ポリビニルピロリドンのような水溶
性ポリマーに水溶性ビスアジド化合物を配合した感光性
樹脂組成物も用いられているが、感度が低いという欠点
を有している。
【0004】この為、高感度な感光性樹脂の開発が進め
られており、例えば、特開平4−26849号,特開平
2−204750号,特開平2−173007号,特開
平2−92905号,特開平1−302348号,特開
平5−197141号及び特開平5−11442号の各
公報などに側鎖にアジド基を含むアジドポリマーが高感
度な感光性樹脂として開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】これらのアジドポリマ
ーは高感度であるが、製造が繁雑である、経時安定性が
良くないなどの問題点が残っている。また、高感度で経
時安定性が良好な水溶性感光性樹脂として、特公昭56
−5761号公報に示されるスチリルピリジウム基ペン
ダントポリビニルアルコール(SbQ−PVAと略称す
る)が知られているが、この感光性樹脂は耐水性が悪
く、現像時に膨潤するため充分な解像度が得られないと
いう欠点がある。
【0006】本発明は上記従来の問題点を解決しようと
するものであり、その目的とするところは、高感度、高
解像度で経時安定性が良く、更に製造も容易である水溶
性の感光性樹脂組成物を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記目的
を達成するために鋭意研究を重ねた結果、下記一般式
(I)で表わされる構成単位を有する高分子化合物と分
子内にカチオン基を有する増感剤とを含有して成る感光
性樹脂組成物がその目的を達成しうることを知見し、こ
れに基づいて本発明を完成するに至った。かかる知見に
基づく本発明の構成は、下記一般式(I)で表わされる
構成単位を有する高分子化合物と分子内にカチオン基を
有する増感剤とを含有することを特徴とする。
【化2】
【0008】また、上記記載の感光性樹脂組成物におい
て、前記一般式(I)のnが、0であることを特徴とす
る。
【0009】さらに、上記記載の感光性樹脂組成物にお
いて、前記分子内にカチオン基を有する増感剤のカチオ
ン基が、4級アンモニウム基であることを特徴とする。
また、上記記載の感光性樹脂組成物において、前記分子
内にカチオン基を有する増感剤が、下記式(S−1)か
ら(S−25)のいずれかで表される増感剤であること
を特徴とする。
【0010】以下、本発明を詳細に説明する。
【0011】本発明の組成物に使用される前記一般式
(I)で表わされる構成単位を有する高分子化合物は、
ポリ酢酸ビニルケン化物あるいはビニルアルコールと他
のビニル化合物との水溶性共重合体に、下記(II)で表
わされるアルデヒドもしくは、
【化3】 下記一般式(III)で表わされるアセタールを、酸触媒下
で反応させることにより容易に得られる。
【化4】
【0012】前記の反応に用いられるポリ酢酸ビニルケ
ン化物としては、例えば平均重合度200から5,00
0、ケン化度60〜100%のものが好適に用いられ
る。ここで、平均重合度を200から5,000とした
のは、重合度が200より小さい場合、十分な感度を得
られず、また一方、5,000より大きい場合には感光
性組成物の溶液の粘度が高くなり、塗布性が悪くなる、
これを避けるために組成物溶液の濃度を低くして使用す
ると、所望の塗布膜厚を得るのが困難になり、共に好ま
しくないからである。また、、ケン化度を60〜100
%と規定したのは、ケン化度が60%より低いと十分な
水溶性及び水現像性が得られないためである。前記ポリ
酢酸ビニルケン化物は、例えば親水基変性,親油基変
性,アニオン変性,カチオン変性あるいはアセトアセチ
ル基のような反応性基変性などの変性ポリ酢酸ビニルケ
ン化物も用いることができる。
【0013】ビニルアルコールと共重合され得るビニル
モノマーとしては、例えばN−ビニルピロリドン,アク
リルアミドなどを挙げることができる。
【0014】このようなポリ酢酸ビニルケン化物類と一
般式(II)又は(III)の化合物とを酸触媒の存在下に反
応させる際には、例えばホルムアルデヒド,アセトアル
デヒド,プロピオンアルデヒド,ブチルアルデヒド,ベ
ンズアルデヒドなどのアルデヒド類もしくはこれらのア
セタール類を同時に反応させることもできる。
【0015】ポリ酢酸ビニルケン化物類に対する一般式
(II)又は(III)のアジド化合物の導入率はモノマー
単位あたり0.1〜5.0モル%程度が好ましい。ここ
で、導入率をモノマー単位あたり0.1〜5.0モル%
程度としたのは、0.1モル%より少ない場合は十分な
硬化膜を得ることが出来ず、また5.0モル%より多い
と、アジドの分解による窒素ガスの発生が多くなり、感
光膜の基板への接着性が低下するからである。
【0016】一般式(II)及び(III)におけるnは、0.
1 又は2であるが、これらをそれぞれ単独でも混合して
用いても良いが、n=0のアルデヒドとアセトアルデヒ
ドの反応混合物をそのまま用いても良い。特に、n=0
のアルデヒドとアセトアルデヒドの反応混合物を用いた
場合は、その製造が容易となる。また、n=1,2のも
のは、n=0のアジド化合物より吸収波長が長波になる
ため、光反応性が更に向上する点で好ましい。
【0017】一般式(I)に於けるXは、カチオン種を
表わすが、例えばLi,Na,K,アンモニウムなどを
挙げることができる。
【0018】本発明組成物で使用される増感剤は、例え
ばアンモニウム基,フォスホニウム基,スルホニウム基
およびオキソニウム基のようなカチオン基を分子内に少
なくとも1個有する増感剤であるが、製造が容易な点で
アンモニウム基が好ましい。このような増感剤の好適な
具体例(S−1〜S−25)を、以下に挙げる。
【0019】
【化5】
【0020】
【化6】
【0021】
【化7】
【0022】
【化8】
【0023】
【化9】
【0024】
【化10】
【0025】
【化11】
【0026】本発明組成物において、一般式(I)で表
わされる構成単位に対する分子内にカチオン基を有する
増感剤の配合割合は、10〜90モル%位が好適であ
る。これは、10モル%未満であると、多少の増感効果
は得られるが、アジド基の光反応速度が遅く、導入した
アジド基の性能が十分に発揮されない点で好ましくな
く、また90モル%を超えると、水現像性が低下した
り、基板との接着性が低下したりする点で好ましくない
からである。又、90モル%位以上添加しても、更なる
増感効果も得られないからである。
【0027】本発明の組成物には上述の高分子化合物以
外の高分子化合物、特にピロリドンやアミド構造のよう
なアジド基と光反応を起こしやすい基を含む高分子化合
を配合することにより、更に感度を高めることもでき
る。この高分子化合物の一例としては、例えばポリビニ
ルピロリドン、ダイアセトンアクリルアミドとアクリル
アミドとの共重合体、ポリアクリルアミド等を挙げるこ
とが出来る。
【0028】また、本発明の組成物には、塗膜の強度、
耐水性などの性質の改良するために高分子エマルジョン
を混合することができる。このような高分子エマルジョ
ンとしては、例えば、ポリ酢酸ビニルエマルジョン,酢
酸ビニル−エチレン共重合体エマルジョン,酢酸ビニル
−アクリル酸エステル共重合体エマルジョン,ポリスチ
レンエマルジョン,エチレン−ブタジエン共重合体エマ
ルジョン,スチレン−アクリル酸エステル共重合体エマ
ルジョン,アセトニトリル−ブタジエン共重合体エマル
ジョン,クロロプレン重合体エマルジョン,ポリ塩化ビ
ニルエマルジョン,シリコーン樹脂エマルジョン,ポリ
ウレタンエマルジョン等を挙げることができる。
【0029】本発明の組成物には、その他必要に応じ、
塗布性や現像性を改良する界面活性剤、接着性を改善す
る接着助剤、ハレーションを防止する染料や顔料、さら
に保存安定剤,消泡剤等も適宜配合することができる。
【0030】本発明の組成物は、前述した側鎖にアジド
基を有する高分子化合物および分子内にカチオン基を有
する増感剤ならびに必要に応じた各種の配合剤を、水を
主体とする溶剤に溶解あるいは分散させることにより調
製することができる。
【0031】この際用いられる溶剤としては、一般には
水が用いられるが、これに50重量%以下の割合で水に
可溶な溶剤、例えば、メチルアルコール,エチルアルコ
ール,イソプロピルアルコール,アセトン,テトラヒド
ロフラン,ジオキサン,ジメチルホルムアミド、N−メ
チルピロリジノンなどの水可溶性剤、エチレングリコー
ルモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチル
エーテル等を加えることができる。
【0032】上述のようにして得られた本発明の感光性
樹脂組成物は、用途に応じて、アルミニウムやステンレ
ス等の金属板、スクリーンメッシュ、紙、ガラス板、半
導体基板、その他任意の基材上に、例えば0.5〜10
00μmの乾燥厚さとなるように塗布し、乾燥して使用
される。
【0033】これらの塗膜には、紫外線、例えば波長3
00〜500nmのような活性光線を照射して照射部を硬
化させた後、非照射部を水等により除去すれば、パター
ン画像が得られて、例えば、スクリーン印刷版、カラー
ブラウン管のブラックマトリックスや螢光体パターン形
成、CCDやLCDのカラーフィルター、印刷のカラー
プルーフや各種エッチングレジスト等として利用でき
る。
【0034】
【実施例】次に実施例により、本発明の内容を更に詳細
に説明する。
【0035】(合成例) 合成例1〈アジド基を含有する高分子化合物P−1〉 ポリビニルアルコール(GH−17:日本合成化学工業
製)50gを水200mlに溶解した。p−アジドベン
ズアルデヒド−o−スルホン酸の2.4%水溶液を17
0g加え、50℃で10時間反応させた。反応後冷却さ
せ、5%NaOH水溶液19.5g添加し、中和処理を
してアセタール化を完了し、高分子化合物P−1の水溶
液を得た。上記水溶液をアセトン再沈し、UV吸収より
ポリビニルアルコールへのp−アジドベンズアルデヒド
−o−スルホン酸ナトリウムの導入率を測定したとこ
ろ、1.6モル%であった。
【0036】合成例2〈アジド基を含有する高分子化合
物P−2〉 ポリビニルアルコール(EG−30:日本合成化学工業
製)50gを水200mlに溶解した。p−アジドベン
ズアルデヒド−o−スルホン酸ナトリウム1.03gと
p−アジドベンズアルデヒド−o−スルホン酸の2.4
%水溶液を170g加え、30℃で24時間反応させ
た。反応後冷却させ、5%NaOH水溶液19.5g添
加し、中和処理をしてアセタール化を完了し、高分子化
合物P−2の水溶液を得た。上記水溶液をアセトン再沈
し、UV吸収よりポリビニルアルコールへのp−アジド
ベンズアルデヒド−o−スルホン酸ナトリウムの導入率
を測定したところ、2.0モル%であった。
【0037】合成例3〈アジド基を含有する高分子化合
物P−3〉 p−アジドベンズアルデヒド−o−スルホン酸ナトリウ
ム10g(0.046モル)とアセトアルデヒド10.
14g(0.23モル)を水160mlに溶解した。こ
れを2〜3℃まで冷却してから、10%水酸化ナトリウ
ム水溶液9.2gを加え、2〜3℃で4時間、更に60
℃で1時間半攪拌し反応させた。得られた反応混合物に
食塩を加え塩析させた後、イソプロピルアルコール/水
から精製してオレンジ色の結晶を得た。この結晶を高速
液体クロマトグラフィーで分析したところ、p−アジド
アルデヒド−o−スルホン酸ナトリウム(一般式(II)
に於いて、n=0,X=Naである。)38.5%,p
−アジドシンナムアルデヒド−o−スルホン酸ナトリウ
ム(一般式(II)においてn=1,X=Naである。)
34.2%、及び一般式(II)に於いて、n=2以上
(X=Na)のアルデ0ド15.6%の混合物であるこ
とが示された。ポリビニルアルコール(EG−30:日
本合成化学工業製)50gを水200mlに溶解し、こ
れに上記のオレンジ色の結晶4.3g及びリン酸1.5
gを加え、40℃で15時間反応させた。反応混合物を
イオン交換樹脂で処理することにより、リン酸触媒を除
去し、アジド基を含有する高分子化合物P−3の水溶液
を作成した。
【0038】合成例4〈アジド基を含有する高分子化合
物P−4〉 合成例2のEG−30をアクリルアミド変性ポリビニル
アルコール(EP−240:電気化学工業製)に変更し
た以外は合成例2と全く同様に操作して、アジド基を含
有する高分子化合物P−4の水溶液を得た。
【0039】合成例5<アジド基を含有する高分子化合
物P−5> ポリビニルアルコール(GH−17:日本合成化学工業
製)50gを水200mlに溶解した。p−アジドベン
アルデヒド−o−スルホン酸ナトリウムの2.4%水
溶液170g及びクロトンアルデヒド3.6gを加え、
30℃で24時間反応させた。反応後冷却させ、5%水
酸化ナトリウム水溶液19.5gで中和させることによ
り、アジド基を含有する高分子化合物P−5の水溶液を
得た。
【0040】〔実施例1〜20〕次に上記合成例1〜5
で得られた高分子化合物を用いて、実施例1〜20及び
比較例1〜3を実施した。
【0041】感度 合成例1〜5で得られたアジド基を含む高分子化合物P
−1〜P−4の水溶液10g、表に示すカチオン基を有
する増感剤及び水7gを混合、溶解及びろ過し感光性組
成物を調製した。これらの組成物をガラス基板上にスピ
ンコートで塗布して、70℃で20分間乾燥することに
より、1.2μmの膜厚の感光層を形成した。照度5.
0mW/cm2 (オーク製作所製紫外線照度計UV−M
01でUV35センサーを使用して測定)の超高圧水銀
灯の光のもとに、富士ステップガイドを通して露光し
た。露光後1分間水洗現像し、1%メチレンブルーによ
り硬化膜を染色し、硬化ステップ段数により感度を評価
した。この結果を、「表1」に示す。
【0042】
【表1】 この表1の結果から判る様に、本発明の実施例1〜21
に係る感光性組成物はいずれも比較例1〜3の増感剤を
加えないものにくらべて高感度であることが、判明し
た。
【0043】解像度 実施例1の組成物とSbQ−PVA(SPP−H−1
3:東洋合成工業製)を前述と同様にしてガラス基板上
に塗布、乾燥し、1.2μmの膜厚の感光層を形成し
た。この感光層に50μm中のパターンのクロムマスク
を密着させ露光し、水現像した。得られた50μm中の
パターンをノマルスキー微分干渉顕微鏡で観察したとこ
ろ、SbQ−PVAではパターン表面にしわが観察され
たが、実施例1の組成物ではパターン表面はきれいであ
った。また感光層とクロムマスクの間に0.15mmのギ
ャップを設けて露光し、同様に観察したところ、実施例
1の組成物ではきれいなパターンが得られたが、SbQ
−PVAでは多数のフリンジが観察された。
【0044】〔実施例21〜32〕次に上記合成例1で
得られた高分子化合物を用いて、実施例21〜32を実
施した。感度 合成例1で得られたアジド基を含む高分子化合物P−1
の水溶液10gと、表2に示す増感剤及び水7gを混
合、溶解及びろ過し、感光製組成物を調製し、上述の実
施例と全く同様に操作して、感度を評価した。この結果
を、「表2」に示す。
【0045】
【表2】
【0046】この表2の結果から、本発明の実施例21
から32に係る感光性樹脂組成物は、何れも比較例1の
増感剤を加えないものに較べて、高感度であることが実
証された。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の感光性樹
脂組成物は高感度、高解像度で経時安定性が良く、更に
製造も容易であり、例えば、スクリーン印刷版、カラー
ブラウン管のブラックマトリックスや螢光体パターン形
成、CCDやLCDのカラーフィルター、印刷のカラー
プルーフや各種エッチングレジスト等として用いて好適
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 菊地 英夫 千葉県船橋市米ケ崎町563番地 東洋合 成工業株式会社感光材研究所内 (56)参考文献 特開 昭51−105823(JP,A) 特開 昭50−133002(JP,A) 特開 昭50−32924(JP,A) 特開 昭55−137523(JP,A) 特開 平4−253060(JP,A) 特開 平5−212242(JP,A) 特開 平6−27668(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03F 7/00 - 7/42

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式(I)で表される構成単位を
    有する高分子化合物と分子内にカチオン基を有する増感
    剤とを含有することを特徴とする感光性樹脂組成物。 【化1】
  2. 【請求項2】 請求項1記載の感光性樹脂組成物におい
    て、前記一般式(I)のnが、0であることを特徴とす
    る感光性樹脂組成物。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載の感光性樹脂
    組成物において、前記分子内にカチオン基を有する増感
    剤のカチオン基が、4級アンモニウム基であることを特
    徴とする感光性樹脂組成物。
  4. 【請求項4】 請求項1又は請求項2記載の感光性樹脂
    組成物において、前記分子内にカチオン基を有する増感
    剤が、下記式(S−1)から(S−25)のいずれかで
    表される増感剤であることを特徴とする感光性樹脂組成
    物。 【化12】
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