JP3163036B2 - 感光性化合物及び感光性樹脂 - Google Patents

感光性化合物及び感光性樹脂

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新規な感光性化合
物及び感光性樹脂に関し、特に、例えば、カラーブラウ
ン管用、スクリーン印刷用、その他表示管用、固定化酵
素用、PS板用、エッチングレジスト用などの用途で使
用可能な感光性化合物及び感光性樹脂に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、感光性ユニットとして、未変
性ポリビニルアルコールにスチリルピリジウム塩化合物
又はスチリルキノリウム塩化合物などの第4級アンモニ
ウム塩を縮合反応させた感光性樹脂を含有するもの(以
下、PVA−SbQ系レジストという)が知られている
(特公昭56−5761号公報、特公昭56−5762
号公報、特開昭56−11906号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかるPVA−SbQ
系レジストは、感光速度が速い等の利点を有している
が、イオン的にはカチオン性のものに限定されてしまう
ので、用途及び組成物の制限が出てくる。また、露光光
源として、水銀灯(365nm)の他、メタルハライド
(400nm)の光源を用いるため、感光波長を長波長
に設定するには、4−メチルキノリン等を使用する必要
があり、コスト高になるという欠点がある。
【0004】従って、例えば、カラーブラウン管用、ス
クリーン印刷用、その他表示管用などの用途において
は、400nmという長波長で感光性が良好で、水系溶
媒に溶解乃至分散できるものが要望されている。また、
特に、蛍光体パターン形成用途としては、バインダポリ
マーとしてポリビニルアルコール(以下、PVAと略
す)が優れているので、PVA系レジストで、PVA−
SbQ系レジストより感光波長が長く、且つイオン性に
ついても用途によりアニオン、ノニオンの使い分けが可
能な感光性樹脂が要望されている。
【0005】本発明はこのような事情に鑑み、新規な感
光性樹脂を調製可能な感光性化合物及びこれを用いた感
光性樹脂を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決する本発
明の感光性化合物は、下記一般式(I)で示されるユニ
ットを有することを特徴とする。
【0007】
【化13】
【0008】ここで、Arは下記から選択され、下記X
は、リチウム、ナトリウム、カリウム、アンモニウム、
モノアルキルアンモニウム、ジアルキルアンモニウム、
トリアルキルアンモニウム、又はテトラアルキルアンモ
ニウムを表す。
【0009】
【化14】
【0010】また、特に、本発明の感光性化合物は、下
記一般式で示されることを特徴とする。
【0011】
【化15】
【0012】ここで、RはC6までのアルキル基,およ
び二つのRが一緒になって形成する−(CH2m−(m
は2または3)から選択される。また、nは1,2又は
3である。さらに、Arは上述したものと同様である。
【0013】また、本発明の感光性樹脂は、上述した一
般式(I)で示されるユニットを有することを特徴とす
る。なお、Arは上述したとおりである。
【0014】また、特に、本発明の感光性樹脂は、下記
一般式で示される構成単位を有することを特徴とする。
【0015】
【化16】
【0016】ここで、nは1,2又は3である。なお、
Arは上述したものと同様である。
【0017】また、本発明の感光性組成物は、本発明の
感光性樹脂を含有することを特徴とする。
【0018】さらに、本発明の感光性化合物の製造方法
は、アジド基を有する感光性化合物の製造方法におい
て、下記式(II)で示される反応のステップを含むこ
とを特徴とする。
【0019】
【化17】
【0020】ここで、Rzは水素、又は置換基である。
なお、Arは上述したものと同様である。
【0021】また、前記Rzは、例えば、アセタール基
を有する置換基である。
【0022】また、本発明の感光性樹脂の製造方法は、
アジド基を有する感光性樹脂の製造方法において、上記
式(II)で示される反応のステップを含むことを特徴
とする感光性樹脂の製造方法にある。
【0023】なお、Rzは水素、置換基又はポリマー
鎖、Arは上述したものと同様である。
【0024】また、本発明の感光性樹脂の製造方法は、
前記Rzが、例えば、アセタール基を有する置換基であ
り、さらに、このアセタール基をポリ酢酸ビニルけん化
物に反応させるステップを有することができる。
【0025】本発明者らは上述した課題を解決すべく鋭
意研究を重ねた結果、アセタール基等の種々の置換基を
有するロダニン化合物と、アジド基を有する水溶性アル
デヒド又はアジド基を有する芳香環を具備するアルデヒ
ドとを縮合することにより、新規なロダニン骨格を有す
るアジド化合物とすることを知見し、本発明を完成させ
た。
【0026】なお、ロダニン骨格を有する感光性樹脂と
しては、米国特許第2,828,087号に開示された
ものがある。しかしながら、本発明の感光性樹脂とこの
感光性樹脂とは、感光機構が異なる。すなわち、本発明
の感光性樹脂は、光を吸収したアジド基の分解によりナ
イトレンが生成し、ナイトレン同士のカップリングや水
素引き抜き等の架橋反応が起こり、硬化するものであ
り、上記米国特許の感光性樹脂とは全く相違する。
【0027】本発明に係る上記一般式(I)で表される
ユニットを有する感光性化合物又は感光性樹脂は、アジ
ドタイプの感光性を有し、長波長で感光可能で且つ安定
性の高いものである。また、かかるユニットを導入する
ことにより比較的容易に種々の感光性化合物又は感光性
樹脂が設計できる。
【0028】本発明に係る上記一般式(I)で表される
ユニットを有する化合物は、種々のロダニン化合物と、
アジド基を有するベンズアルデヒドもしくはアリルアル
デヒド誘導体又はアジド基を有する芳香環を具備するア
ルデヒド化合物とを縮合することにより得ることができ
る。
【0029】本発明で用いることができるロダニン化合
物は、下記式(1)で示される。
【0030】
【化18】
【0031】ここで、前記Rzは、水素又は各種置換基
であり、例えば、種々の樹脂に結合するための各種反応
性基とすることができる。また、Rzが水素の場合に
は、上述したアジド基を有するベンズアルデヒド等との
縮合反応後、各種置換基を容易に導入することができ
る。
【0032】代表的なロダニン化合物の例としては、R
zがアセタール基を有する置換基の場合であり、例え
ば、下記式(2)に示すことができる。
【0033】
【化19】
【0034】かかるロダニン化合物は、例えば、アミノ
基を有するアセタール化合物を、アンモニア、トリエチ
ルアミン、NaOH、KOH等の塩基存在下で二硫化炭
素とさせて、ジチオカルバミン酸塩を合成し、続いて、
クロル酢酸エチルと反応させることにより得ることがで
きる。この場合の反応溶媒は、使用するアミン化合物に
より、水、エーテル、DMF等を選択して使用すること
ができるが、これに限定されるものではない。
【0035】また、このロダニン化合物と縮合可能なア
ジド基を有する芳香族アルデヒド、又はアジド基を有す
る芳香環を具備するアルデヒド化合物は、下記式(3)
で示される。なお、これらの化合物は、必要に応じて本
発明の感光性化合物に水溶性を付与するものであり、こ
の場合には水溶性のものを用いる。
【0036】
【化20】
【0037】ここで、式(3)において、Arは上述し
た通りである。
【0038】本発明の上記式(2)に示されるロダニン
化合物を用いた場合には、上記「化15」の一般式で示
される感光性化合物が得られる。また、かかる感光性化
合物は、ポリ酢酸ビニルけん化物、又はビニルアルコー
ルと他のビニル化合物との水溶性共重合体に、酸触媒下
で反応させることにより、本発明の上記「化16」の一
般式で示される感光性樹脂とすることができる。
【0039】ここで用いられるポリ酢酸ビニルけん化物
としては、例えば、平均重合度200〜5000、けん
化度60〜100%のものが好適である。また、このポ
リ酢酸ビニルけん化物としては、例えば、親水基変性、
アニオン変性、カチオン変性、又はアセトアセチル基の
ような反応基変性などの変性酢酸ビニルけん化物を用い
ることができる。
【0040】ここで、平均重合度が200より小さい場
合には、十分な感度が得られ難く、また、平均重合度が
5000より大きい場合には、感光性樹脂の溶液の粘度
が高くなり、塗布性が悪くなるという不具合が発生し易
く、さらに、粘度を下げるために濃度を低くすると、所
望の塗布膜厚を得るのが困難となる。また、けん化度が
60%より低いと十分な水溶性及び水現像性が得られ難
い。
【0041】一方、ビニルアルコールと他のビニル化合
物との共重合体としては、例えば、平均重合度200〜
5000のものが使用できる。なお、ビニルアルコール
と共重合され得るビニルモノマーとしては、例えば、N
−ビニルピロリドン、アクリルアミド等を挙げることが
できる。
【0042】このようなポリ酢酸ビニルけん化物類と、
上記式(I)で示される感光性化合物とを酸触媒存在下
で反応させて、上記式(II)で示される感光性樹脂を得る
場合、例えば、ホルムアルデヒド、アセトアルデヒド、
プロピオンアルデヒド、ブチルアルデヒド、ベンズアル
デヒド等のアルデヒド類又はこれらのアセタール類を同
時に反応させることもできる。
【0043】ポリ酢酸ビニルけん化物類に対する一般式
(I)の感光性化合物の導入率は、モノマー単位当た
り、0.3〜5モル%程度が好ましい。
【0044】
【発明の実施の形態】以下、本発明を各実施例に基づい
て詳細に説明する。
【0045】(実施例1)[3−(2−ジメトキシエチ
ル)ロダニンの水分散液の調製] アミノアセトアルデヒドジメチルアセタール53g、水
酸化ナトリウム20gを水200gに分散溶解し、10
℃に冷却した。撹拌下に二硫化炭素38gを30分かけ
て滴下し、その後、20℃で24時間反応した。次に、
クロル酢酸エチル81gを15分で滴下し、その後、室
温下で24時間反応し、下記式に示す目的物の水分散液
を得た。
【0046】
【化21】
【0047】(実施例2)[3−(2−ジメトキシエチ
ル)−(4−アジド−ベンジリデン−2−スルホン酸N
a)ロダニンの合成] 4−アジド−ベンズアルデヒド−2−スルホン酸Na1
20g、水酸化ナトリウム30gを水2500gに溶解
した水溶液を調製し、これを10℃に冷却した後、これ
を、実施例1の水分散液にゆっくりと加えた。反応する
に従い、目的物が析出してくるが、そのまま撹拌を続
け、24時間反応した。NaClを150g添加し、更
に5時間撹拌し、目的物を濾別し、アセトンにて洗浄し
た。
【0048】得られた結晶は、液体クロマトグラフィー
純度95%であった。また、吸収極大は、388nmで
あった。
【0049】
【化22】
【0050】(実施例3)[感光性PVAの合成] ポリビニルアルコール(GH−17、日本合成製)10
0gを水900gに溶解し、これに、実施例2の化合物
を13g、燐酸3gを加え、80℃で24時間反応し
た。アセタール化率は、90%であった。燐酸をイオン
交換処理により除去し、感光基がPVAに対し1.3モ
ル%導入された感光液を調製した。 (試験例1)実施例3の感光液を5%に希釈し、ガラス
板に膜厚1.0μm塗布し、超高圧水銀等(紫外線照度
5mW/cm2:UV−35(オーク製照度計))に
て、1mJ露光した。次いで、水現像することにより、
50μmの線幅がきれいに解像されていることを確認し
た。
【0051】(実施例4)[3−(2−ジメトキシブチ
ル)ロダニンの水分散液の調製] アミノブチルアルデヒドジメチルアセタール67g、ア
ンモニア水60gを水200gに分散溶解し、10℃に
冷却した。撹拌下に二硫化炭素38gを30分かけて滴
下し、その後、20℃で24時間反応した。次に、クロ
ル酢酸エチル81gを15分で滴下し、その後、室温下
で24時間反応し、下記式で示される目的物の水分散液
を得た。
【0052】
【化23】
【0053】(実施例5)[3−(2−ジメトキシブチ
ル)−(4−アジド−ベンジリデン−2−スルホン酸N
a)ロダニンの合成] 4−アジド−ベンズアルデヒド−2−スルホン酸Na1
20g、水酸化ナトリウム30gを水2500gに溶解
した水溶液を10℃に冷却し、これを実施例4の水分散
液にゆっくりと加えた。反応するに従い目的物が析出し
てくるが、そのまま撹拌を続け、24時間反応した。N
aClを150g添加し、更に5時間撹拌し、目的物を
濾別し、アセトンにて洗浄した。
【0054】下記式で示される生成物は、液体クロマト
グラフィー純度95%であった。また、吸収極大は、3
88nmであった。
【0055】
【化24】
【0056】(実施例6)[感光性PVAの合成] ポリビニルアルコール(GH−17、日本合成製)10
0gを水900gに溶解した。実施例5の化合物を15
g、燐酸3gを加え、60℃で24時間反応した。アセ
タール化率は、90%であった。燐酸をイオン交換処理
により除去し、感光基がPVAに1.3モル%導入され
た感光液を調製した。
【0057】(試験例2)実施例6の感光液を5%に希
釈し、ガラス板に膜厚1.0μm塗布し、超高圧水銀等
(紫外線照度5mW/cm2:UV−35(オーク製照
度計))にて、1mJ露光した。次いで、水現像するこ
とより、50μmの線幅がきれいに解像されていること
を確認した。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
アセタール基を有するロダニン化合物と、アジド基を有
する芳香族アルデヒドとを縮合することにより、新規な
ロダニン骨格を有する、長波長で感光可能な新規化合物
を提供することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−234504(JP,A) 特開 平6−239930(JP,A) 特開 平6−65415(JP,A) 特開 平2−65(JP,A) 特開 昭56−64335(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03F 7/00 - 7/42

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式で示されるユニットを有する
    ことを特徴とする感光性化合物。 【化1】 ここで、Arは下記から選択され、下記Xは、リチウ
    ム、ナトリウム、カリウム、アンモニウム、モノアルキ
    ルアンモニウム、ジアルキルアンモニウム、トリアルキ
    ルアンモニウム、又はテトラアルキルアンモニウムを表
    す。 【化2】
  2. 【請求項2】 請求項1において、下記一般式で示され
    ることを特徴とする感光性化合物。 【化3】 ここで、RはC6までのアルキル基,および二つのRが
    一緒になって形成する−(CH2m−(mは2または
    3)から選択される。また、nは1,2又は3である。
    さらに、Arは下記から選択され、下記Xは、リチウ
    ム、ナトリウム、カリウム、アンモニウム、モノアルキ
    ルアンモニウム、ジアルキルアンモニウム、トリアルキ
    ルアンモニウム、又はテトラアルキルアンモニウムを表
    す。 【化4】
  3. 【請求項3】 下記一般式で示されるユニットを有する
    ことを特徴とする感光性樹脂。 【化5】 ここで、Arは下記から選択され、下記Xは、リチウ
    ム、ナトリウム、カリウム、アンモニウム、モノアルキ
    ルアンモニウム、ジアルキルアンモニウム、トリアルキ
    ルアンモニウム、又はテトラアルキルアンモニウムを表
    す。 【化6】
  4. 【請求項4】 請求項3において、下記一般式で示され
    る構成単位を有することを特徴とする感光性樹脂。 【化7】 ここで、nは1,2又は3である。また、Arは下記か
    ら選択され、下記Xは、リチウム、ナトリウム、カリウ
    ム、アンモニウム、モノアルキルアンモニウム、ジアル
    キルアンモニウム、トリアルキルアンモニウム、又はテ
    トラアルキルアンモニウムを表す。 【化8】
  5. 【請求項5】 請求項3又は4の感光性樹脂を含有する
    ことを特徴とする感光性組成物。
  6. 【請求項6】 アジド基を有する感光性化合物の製造方
    法において、下記反応のステップを含むことを特徴とす
    る感光性化合物の製造方法。 【化9】 ここで、Rzは水素、又は置換基である。また、Arは
    下記から選択され、下記Xは、リチウム、ナトリウム、
    カリウム、アンモニウム、モノアルキルアンモニウム、
    ジアルキルアンモニウム、トリアルキルアンモニウム、
    又はテトラアルキルアンモニウムを表す。 【化10】
  7. 【請求項7】 請求項6において、前記Rzがアセター
    ル基を有する置換基であることを特徴とする感光性化合
    物。
  8. 【請求項8】 アジド基を有する感光性樹脂の製造方法
    において、下記反応のステップを含むことを特徴とする
    感光性樹脂の製造方法。 【化11】 ここで、Rzは水素,置換基又はポリマー鎖である。ま
    た、Arは下記から選択され、下記Xは、リチウム、ナ
    トリウム、カリウム、アンモニウム、モノアルキルアン
    モニウム、ジアルキルアンモニウム、トリアルキルアン
    モニウム、又はテトラアルキルアンモニウムを表す。 【化12】
  9. 【請求項9】 請求項8において、前記Rzがアセター
    ル基を有する置換基であり、さらに、このアセタール基
    をポリ酢酸ビニルけん化物に反応させるステップを有す
    ることを特徴とする感光性樹脂の製造方法。
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