JP4024498B2 - ゴムクローラ用芯金及びゴムクローラ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、農機、建機等に使用されるゴムクローラ用芯金及びゴムクローラ装置に係り、より具体的には外レール方式のゴムクローラ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
実公平7−17658号公報で開示されるように、「左右翼部間の中央の係合部の両側に突出する一対の角部(脱輪防止用突起)を有する芯金において、上記各角部の両外側を芯金翼部より一段高い肩段(外レール)に形成すると共に、上記各肩段は翼部巾方向の前後に張り出す張出部を形成し、且つ上記各肩段の上面は中心付近より前後の張出部側端部へ向けて上り傾斜面となるように構成したことを特徴とするゴムクローラ用芯金およびこのゴムクローラ用芯金をゴムクローラ本体内に、該肩段上面(レール面)をゴムクローラ内周面に露出させるように埋設し、該肩段上面を外つば型転輪の外つばが当接する転輪軌道とすることを特徴としたクローラ装置。」が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前述した従来の技術は、張出部が沈下する際に該張出部は周方向(クローラ長手方向)に隣接する肩段(外レール)に接近して芯金間隔が狭まるため、転輪軌道が周方向にほぼ連続するものとなって、振動の可及的な減少を図ることができるとされている(同公報の[作用]の欄参照)。
しかしながら、張出部が沈下することは、次位(周方向で隣接する)の張出部との段差が大きくなることを意味し、この結果として転輪が乗り移るとき、該転輪が次位の張出部に衝突し、衝突音が大となって振動源となるという課題があった。
【0004】
特に、トラッローダや振動ローラ、ブルドーザ等の場合には、比較的高速での走行が主体であることから、前記衝突による騒音は激しく、又、衝突による張出部又は転輪の損傷を招き易いものであった。
本発明は、外レール方式のゴムクローラ装置において、張出部が沈下したとしても次位の張出部に乗り移るとき、できるだけ段差を小さくすることで衝突を抑制できるようにした芯金及びこの芯金を埋設したゴムクローラ装置を提供することが目的である。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、左右翼部2L、2Rを連結する駆動用の係合部3を備え、この係合部3の左右両側に脱輪防止用の突起4L、4Rを隆起形成して備え、この突起4L、4Rの両外側に翼部巾方向に張り出す張出部5L−1、5R−1を有する外レール5L、5Rを形成しているゴムクローラ用芯金1であって、前述の目的を達成するために、次の技術的手段を講じている。
すなわち、請求項1に係るゴムクローラ用芯金1は、前記張出部5L−1、5R−1のレール面は、翼部巾方向中央部から張り出し方向に上向緩傾斜の傾斜面とこの傾斜面に続く下向緩傾斜の傾斜面5L−3、5R−3とでほぼ山形に形成され、
前記張出部5L−1、5R−1の張り出し端縁部の凸状に湾曲している端面が前記下向緩傾斜の傾斜面5L−3、5R−3に続いて形成されて外レール(5L)(5R)の下面に連続していることを特徴とするものである。
【0006】
このように構成したことにより、隣接する外レール5L、5Rのレール面5L−2、5R−2に乗り移るとき、この外レール5L、5Rにおける張出部5L−1、5R−1の端縁部が下向の傾斜面5L−3、5R−3であることから、張出部5L−1、5R−1が沈下したとしてもほぼ水平面上(同一平面上)を乗り移ることとなって、衝突を避けてスムーズな乗り移りとできるのである。
前述した請求項1において、前記張出部5L−1、5R−1のレール面の前記上向緩傾斜の傾斜面は、翼部巾方向中央部から張り出し方向に上向傾斜の凹曲面又は上向傾斜の平坦面に形成されていることが推奨される(請求項2)。
【0007】
また、前述した請求項1又は2において、前記張出部5L−1、5R−1のレール面の前記上向緩傾斜の傾斜面と下向緩傾斜の傾斜面5L−3、5R−3とは平坦面Lを介して連接されていることが推奨される(請求項3)。
更に、前述した請求項1において、前記外レール5L、5Rのレール面は翼部2L、2Rの巾において平坦面に形成され、この平坦面から張り出し方向に上向緩傾斜の前記傾斜面が形成されていることが推奨される(請求項4)。
更にまた、前述した請求項1〜4のいずれかにおいて、前記左右張出部5L−1、5R−1は左右外レール5L、5Rの翼部巾方向の前後一方に張り出して左右が相反する方向に形成されている、又は、翼部巾方向の前後双方に張り出して左右が同じ長さ又は異なる 長さに形成されていることが推奨される(請求項5)。
【0008】
また、本発明に係るゴムクローラ装置は、請求項1〜5のいずれかに記載のゴムクローラ用芯金1をゴムクローラ本体6内に、左右の外レール5L、5Rのレール面をゴムクローラ本体6の内周面に露出させるように埋設し、該左右の外レール5L、5Rのレール面が転輪8の外鍔8L、8Rが当接する転輪軌道とされていることを特徴とするものである(請求項6)
また、前述した請求項6に記載のゴムクローラ装置であって、周方向クローラ長手方向で隣接する左右の外レール5L、5R間において前記張出部5L−1、5R−1のレール面よりも隆起するゴム突起11をゴムクローラ本体6に備え、このゴム突起11の前後裾野にくびれ凹部11Aを設けていることをが推奨される(請求項7)。
【0009】
これによれば、転輪8の乗り移りに際して、ゴム突起11が弾性変形してスムーズな乗り移りを約束するのである。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1および図2は、本発明に係るゴムクローラ用芯金1の基本構成を備える第1の参考例を示しており、この芯金1は平板状又は帯状に形成された左右翼部2L、2Rを連結する駆動用係合部3を備え、この係合部3の左右両側に転輪の脱輪防止用の突起4L、4Rを隆起形成して備え、この左右の突起4L、4Rの両外側(左右外方)に張出部5L−1、5R−1を有する左右の外レール5L、5Rが左右翼部2L、2Rより一段高くして形成されている。
【0011】
芯金1は鋳造、鍛造等による金属製又はプレス成形による金属製、樹脂製(好ましくは強化ファイバー入り)である。
前記第1の参考例における芯金1は左右の外レール5L、5Rの上面(内周面)であるレール面5L−2、5R−2は平坦面に形成されていて、張出部5L−1、5R−1は前後方向(クローラ長手方向)の双方に左右翼部2L、2Rの巾よりも突出されており、該張出部5L−1、5R−1における端縁部には、レール面5L−2、5R−2より下向に傾斜望ましくは弯曲して傾斜した傾斜面5L−3、5R−3が図1の符号Hで示す段差をもって形成されており、この傾斜面に続いて丸味に端縁を形成して外レールの下面に連続させている。
【0012】
この第1の参考例における芯金1にあっては、左右の外レール5L、5Rのレール面5L−2、5R−2はレール長手方向長さ(レール長)およびレール幅は左右で同じとされていて、図11および図15で示すようにゴムクローラ本体6に、クローラ長手方向の間隔を有して埋設される。
図11および図15において、ゴムクローラ本体(履帯)6は無端帯状(エンドレスベルト状)に形成されており、その外周面には走行ラグ7が隆起形成され、芯金1の係合部3がクローラ本体6の巾方向中央に位置して横並び状に配列されていて、左右翼部2L、2Rがゴム質中に埋設され、左右の突起4L、4R、左右の外レール5L、5Rのレール面5L−2、5R−2が露出するように埋設され、ここに、外レール5L、5Rのレール面5L−2、5R−2が外鍔転輪8の左右の外鍔8L、8Rが当接する転輪軌道とされている。
【0013】
なお、図15で示すように左右翼部2L、2Rの外周側のゴム質中にはコードを引揃えてなるエンドレス状の抗張帯9L、9Rが埋設されていて、芯金1の係合部2間には図11で示すように係合窓10が開設され、この係合窓10に駆動スプロケットの爪が侵入し、爪の谷部が係合部3に係脱することによってゴムクローラ本体6は帯長手方向に循環回走される。
図3は本発明に係る芯金1の第実施形態を示し、前述した第1の参考例と基本構成は共通するので共通部分は共通符号を援用し、以下、相違点につき専ら説明する。
【0014】
図3において、左右の外レール5L、5Rにおけるレール面5L−2、5R−2は、翼巾方向中央部から前後方向(帯長手方向の前後方向)に向けて上向傾斜の凹曲面に形成されており、この芯金1についても外レール5L、5Rの長さ及び巾は左右で同一とされており、図11で示すようにクローラ本体6に横並び状に埋設されるものである。
図4および図5は本発明に係る芯金1の基本構成を備える第2の参考例を示し、前述した第1の参考例と共通する部分は共通符号を援用し、以下、相違点につき専ら説明する。
【0015】
図4および図5において、左右の外レール5L、5Rは、翼部巾方向の前後一方のみに張出部5L−1、5R−1を有し、この張出部5L−1、5R−1が左右方向で相反する方向に延伸して形成されており、更に、左右のレール面5L−2、5R−2はレール一端(前端又は後端)からレール他端(後端又は前端)の張出部5L−1、5R−1に向って上向傾斜の平坦面に形成されている。
図示の例では、左右のレール面5L−2、5R−2が図4で示すように側面視において翼部2L、2Rの巾方向中央部でクロスされており、張出部5L−1、5R−1においては傾斜面5L−3、5R−3は符号Lで示す平坦面を介して連続されている。
【0016】
この図4及び図5に示した第2の参考例の芯金1は、図12で示すように帯状のゴムクローラ本体6に対して左右の外レール5L、5Rが左右交互の千鳥状で横並び状としてその翼部2L、2Rがゴム質中に埋設されており、ここに、左右の外レール5L、5Rの傾斜面5L−3、5R−3を含むレール面5L−2、5R−2は側面視においてオーバーラップされ、実質的にクローラ長手方向(帯長手方向)に連続する転輪軌道を構成し、乗り移りするときの衝突を避ける(防止する)だけでなく、乗り移りするとき左右の軌道のいずれかに外鍔8L、8Rが支持(当接)されることで円滑な走行性を確保している。
【0017】
図6に示す芯金1は、図3を参照して既述した第実施形態の変形例であり、凹曲面に形成された左右のレール面5L−2、5R−2は前後の張出部5L−1、5R−1の下向傾斜面5L−3、5R−3に対して平坦面Lを介して連接されたものであり、この図6に示した芯金1についても図11に示した形態でゴムクローラ本体6に埋設されることになる。
図7に示す芯金1は第2実施形態であり、左右のレール面5L−2、5R−2は翼部2L、2Rの巾において平坦面に形成されており、相反する方向に延伸された張出部5L−1、5R−1のレール面側は、上向緩傾斜と下向緩傾斜のほぼ山形に形成されており、この図7に示した芯金1についても図12で示したような配列でクローラ本体6内に埋設されることになる。
【0018】
図10は第実施形態の芯金1を示しており、基本構成は既述した第1、2実施形態及び第1、2参考例と共通するので共通部は共通符号を援用し、以下、相違点につき専ら説明する。
図10において、左右の外レール5L、5Rの前後に形成した張出部5L−1、5R−1は左右において張出量が異なっており、図では外レール5Lにおける張出部5R−1の張出量に対して外レール5Rにおける張出部5R−1の張出量が大(長く)されており、ここに、実質的に左右の外レール5L、5Rにおけるレール面5L−2、5R−2は張出部5L−1、5R−1を含めてレール巾は同じであるが長短レール面5L−2、5R−2(図ではレール面5R−2が長く、レール面5L−2が短い)とされている。
【0019】
この図10に示した芯金1については、図13で示すようにゴムクローラ本体6に対して左右の外レール5L、5Rが左右交互の千鳥状の配列で横並び状として埋設され、側面視において左右のレール面5L−2、5R−2が隣接部においてオーバーラップし、ここに、図12で示したと同様に帯長手方向で実質的に連続する転輪軌道を構成するのである。
図8は図7に示した芯金1をゴムクローラ本体6に埋設した断面図を示し、図9は図1に示した芯金1をゴムクローラ本体6に埋設したゴムクローラ装置の断面図を示しており、いずれにおいても、周方向で隣接する芯金1間における張出部5L−1、5R−1間において、ゴムクローラ本体6よりゴム突起11を隆起形成したものであり、このゴム突起11の隆起高さH−1はレール面よりも隆起されているのである。
【0020】
このゴム突起11を隆起させたときは、転輪の外鍔が左右の外レール5L、5Rを乗り移りするとき、ゴム突起11の弾性緩衝作用によって振動軽減を図ることができる。
このゴム突起11を隆起形成するとき、くびれ凹部(溝)11Aをゴム突起11の前後裾野に凹設することによって巻掛部等での円滑な屈曲性を確保できるとともに応力集中を回避できて有利となる。
図14(1)(2)および図16を参照して本発明に係る芯金1と従来例の芯金1’との転輪8の乗り移り時の作用(挙動)を説明する。
【0021】
図16は従来例を示しており、転輪8が芯金1’の張出部5L−1を乗り移りするとき、当該張出部5L−1が沈下するので次位の張出部5L−1に転輪8が衝突することになる(図14(2)における符号Aが衝突部分である)。
これに対して図14(1)(2)で示すように、本発明に係る芯金1においては、張出部5L−1、5R−1を乗り移りするとき、該張出部が沈下したとしても図14(2)で示すように傾斜面5L−3が形成されているので、転輪(外鍔)8の衝突部分はBとなって、Aとの段差H2(図14(1)で示す符号H)によって張出部の沈下があってもAに比べて衝突音を大幅に軽減できるのである。
【0022】
本発明の実施の形態は以上の通りであるが、次のような設計変更は可能である。
図10に示した長短レール面において、凹曲面に形成することは可能である。
【0023】
【発明の効果】
以上詳述したように本発明によれば転輪の衝突音を大幅に軽減し、衝突に伴う損傷も抑制できる外レール方式の芯金及びこれを用いた外レール式ゴムクローラ装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る芯金の第1の参考例を示す側面図である。
【図2】 図1の平面図である。
【図3】 本発明に係る芯金の第実施形態を示す側面図である。
【図4】 本発明に係る芯金の第2の参考例を示す側面図である。
【図5】 図4の平面図である。
【図6】 第1実施形態の変形例を示す側面図である。
【図7】 第2実施形態を示す側面図である。
【図8】 ゴムクローラ装置の一例を示す断面図である。
【図9】 ゴムクローラ装置の他例を示す断面図である。
【図10】 本発明に係る芯金の第実施形態を示す平面図である。
【図11】 第1の参考例の芯金を使用したゴムクローラ装置の平面図である。
【図12】 第2の参考例の芯金を使用したゴムクローラ装置の平面図である。
【図13】 第実施形態の芯金を使用したゴムクローラ装置の平面図である。
【図14】 転輪乗り移りの挙動を示し、(1)は芯金間、(2)は要部を示している。
【図15】 ゴムクローラ装置の横断面図である。
【図16】 従来例を示す側面図である。
【符号の説明】
1 芯金
2L、2R 翼部
3 係合部
4L、4R 突起
5L、5R 外レール
5L−1、5R−1 張出部
5L−2、5R−2 レール面
5L−3、5R−3 傾斜面

Claims (7)

  1. 左右翼部(2L)(2R)を連結する駆動用の係合部(3)を備え、この係合部(3)の左右両側に脱輪防止用の突起(4L)(4R)を隆起形成して備え、この突起(4L)(4R)の両外側に翼部巾方向に張り出す張出部(5L−1)(5R−1)を有する外レール(5L)(5R)を形成しているゴムクローラ用芯金(1)であって、
    前記張出部(5L−1)(5R−1)のレール面は、翼部巾方向中央部から張り出し方向に上向緩傾斜の傾斜面とこの傾斜面に続く下向緩傾斜の傾斜面(5L−3)(5R−3)とでほぼ山形に形成され、
    前記張出部(5L−1)(5R−1)の張り出し端縁部の凸状に湾曲している端面が前記下向緩傾斜の傾斜面(5L−3)(5R−3)に続いて形成されて外レール(5L)(5R)の下面に連続していることを特徴とするゴムクローラ用芯金。
  2. 前記張出部(5L−1)(5R−1)のレール面の前記上向緩傾斜の傾斜面は、翼部巾方向中央部から張り出し方向に上向傾斜の凹曲面又は上向傾斜の平坦面に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のゴムクローラ用芯金。
  3. 前記張出部(5L−1)(5R−1)のレール面の前記上向緩傾斜の傾斜面と下向緩傾斜の傾斜面(5L−3)(5R−3)とは平坦面(L)を介して連接されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のゴムクローラ用芯金。
  4. 前記外レール(5L)(5R)のレール面は翼部(2L)(2R)の巾において平坦面に形成され、この平坦面から張り出し方向に上向緩傾斜の前記傾斜面が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のゴムクローラ用芯金。
  5. 前記左右張出部(5L−1)(5R−1)は左右外レール(5L)(5R)の翼部巾方向の前後一方に張り出して左右が相反する方向に形成されている、又は、翼部巾方向の前後双方に張り出して左右が同じ長さ又は異なる長さに形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のゴムクローラ用芯金。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載のゴムクローラ用芯金(1)をゴムクローラ本体(6)内に、左右の外レール(5L)(5R)のレール面をゴムクローラ本体(6)の内周面に露出させるように埋設し、該左右の外レール(5L)(5R)のレール面が転輪(8)の外鍔(8L)(8R)が当接する転輪軌道とされていることを特徴とするゴムクローラ装置。
  7. 請求項6に記載のゴムクローラ装置であって、周方向(クローラ長手方向)で隣接する左右の外レール(5L)(5R)間において前記張出部(5L−1)(5R−1)のレール面よりも隆起するゴム突起(11)をゴムクローラ本体(6)に備え、このゴム突起(11)の前後裾野にくびれ凹部(11A)を設けていることを特徴とするゴムクローラ装置。
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