JPH0717658A - 自動原稿送り装置 - Google Patents

自動原稿送り装置

Info

Publication number
JPH0717658A
JPH0717658A JP18905493A JP18905493A JPH0717658A JP H0717658 A JPH0717658 A JP H0717658A JP 18905493 A JP18905493 A JP 18905493A JP 18905493 A JP18905493 A JP 18905493A JP H0717658 A JPH0717658 A JP H0717658A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
detecting
pulses
conveying means
conveying
overrun
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP18905493A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinori Kono
芳宣 河野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Finetech Nisca Inc
Original Assignee
Nisca Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nisca Corp filed Critical Nisca Corp
Priority to JP18905493A priority Critical patent/JPH0717658A/ja
Priority to US08/141,972 priority patent/US5484141A/en
Publication of JPH0717658A publication Critical patent/JPH0717658A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Registering Or Overturning Sheets (AREA)
  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動原稿送り装置における搬送手段の停止時
のオーバーラン量の変動を補償して停止位置誤差のない
正確な定位を可能とする。 【構成】 搬送手段40の摩擦負荷の大きさを検出する
手段63を設け、搬送手段40を停止動作させる直前
で、前記検出手段63により検出された摩擦負荷の大き
さにより、搬送手段の停止動作開始から実停止までのオ
ーバランパルス数Nsを予測し、この予測されたオーバ
ランパルス数Nsが残る時点で搬送手段40の停止動作
を開始させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動原稿送り装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】自動原稿送り装置は、搬送ベルトがプラ
テンガラスとの間に原稿を挟持して送り、所定停止位置
に定位させて画像形成装置による露光処理を受けさせる
ものであり、プラテンガラス上の所定位置に原稿を正確
に停止させることが求められる。
【0003】そこで、従来、原稿を所定停止位置に停止
させるために、プラテンガラス上の停止位置に出没自在
の原稿停止部材を設け、原稿の端部をこの停止部材に突
き当てて停止させる、突き当て方式といえるものがあ
る。しかし、この突き当て方式の場合、原稿の紙質によ
っては停止部材に突き当たった原稿の端部に折れやシワ
が生じる等、端部を傷めると言う問題がある。
【0004】一方、上記のような停止部材を設けず、搬
送ベルトの原稿送り動作に比例するパルス数を発生する
エンコーダを具備し、基準となる検出手段が原稿の先端
又は後端を検出してから、搬送ベルトを駆動するモータ
等の回転量をエンコーダのパルス数により計測し、予め
設定された一定の回転量(所定のパルス数)に達した時
点でモータの駆動をOFFにしたりブレーキをONに
し、以て、原稿をプラテンガラス上の所定停止基準位置
(露光基準点)に定位させようとする、いわば非突き当
て方式というものがある。この方式では、停止部材に突
き当たることがないため、紙質の如何に拘らず、原稿の
先端部を傷めることがないという長所を有する。
【0005】その反面、搬送ベルトの駆動モータに停止
信号を与えても、慣性により直ぐには停止せず、露光基
準点からのオーバランを免がれることはできないという
短所を有する。そこで、通常、このモータOFF後やブ
レーキON後の回転量であるオーバーラン量を経験的に
求め、停止信号はこのオーバラン量分を加味して若干手
前で与えている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、搬送手
段に加わる制動力(主として摩擦負荷)は乾湿,気温等
の環境条件、原稿の紙質やサイズ等によって変動する。
また搬送ベルトの停止動作開始時における搬送ベルトの
持つ初速度も常に一定とはなり得ない。従って、モータ
OFF後やブレーキON後の回転量(オーバラン量)が
駆動系の負荷等によりバラついたり、経時変化を起こ
し、その結果、原稿停止位置の精度を高めることができ
なかった。
【0007】そこで、本発明の目的は、上記課題を解決
し、非突き当て停止方式における搬送手段の停止時のオ
ーバーラン量の変動を補償して停止位置誤差のない正確
な定位ができる自動原稿送り装置を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、原稿給紙手段から原稿検知手段を経て送ら
れた原稿を搬送手段により画像形成装置のプラテンガラ
ス上に搬送し、この搬送手段を前記原稿検知手段が原稿
端部を検出した後所定パルス数だけ動作させることによ
って、原稿をプラテンガラス上の所定位置に定位させる
自動原稿送り装置において、前記搬送手段の摩擦負荷の
大きさを検出する摩擦負荷検出手段と、前記搬送手段を
停止動作させる直前で、前記検出手段により検出される
摩擦負荷の大きさにより、前記搬送手段の停止動作開始
から実停止までのオーバランパルス数を予測する予測手
段と、前記所定パルス数からこの予測されたオーバラン
パルス数を減じたパルス数に達した時点で前記搬送手段
の停止動作を開始させる停止制御手段を設けたものであ
る(請求項1)。
【0009】前記摩擦負荷検出手段は、搬送手段の負荷
トルクを検出する検出手段(請求項2)、搬送手段の駆
動モータの回転速度を定速制御している制御信号の電圧
値又はONデューティーから負荷の大きさを検出する検
出手段(請求項3)、搬送手段の動作速度を検出する検
出手段(請求項4)、又は搬送手段の負荷トルクを検出
する検出手段及び動作速度を検出する検出手段(請求項
5)から成ることができる。
【0010】また、前記停止制御手段は前記搬送手段を
停止させるためのブレーキ手段を含む形態とすることが
できる(請求項6)。
【0011】本発明の他の形態は、原稿給紙手段と、該
原稿給紙手段によって送られた原稿を受け、画像形成装
置のプラテンガラスとの間に挟持して送る搬送手段と、
該搬送手段の原稿送り動作に比例してパルスを発するパ
ルス発生手段と、前記搬送手段及び前記原稿給紙手段と
の間に設けられた原稿検知手段とを具備し、該原稿検知
手段によって原稿端部を検出した後、所定のパルス数だ
け前記搬送手段を動作させることによって原稿をプラテ
ンガラス上の所定位置に定位させる自動原稿送り装置に
おいて、前記搬送手段の負荷トルクを検出する検出手段
と、該検出手段により検出された前記搬送手段の負荷ト
ルクの大きさにより、前記搬送手段の停止動作開始から
実停止までのオーバランパルス数を予測する予測手段
と、前記予測結果に基づき、搬送動作の前記所定パルス
数を原稿が前記所定位置に定位するように制御する制御
手段を設けた構成のものである(請求項7)。
【0012】この構成において、前記搬送手段の負荷ト
ルクを検出する検出手段の代りに、前記搬送手段の動作
速度を検出する検出手段を有し、前記予測手段が、該検
出手段により検出された前記搬送手段の動作速度の大き
さにより、前記搬送手段の停止動作の開始から実停止ま
でのオーバランパルス数を予測する構成とすることがで
きる(請求項8)。
【0013】また、前記搬送手段の負荷トルクを検出す
る検出手段の他に、前記搬送手段の動作速度を検出する
検出手段を具備し、前記予測手段が、各々の検出手段に
より検出された負荷トルク及び動作速度から前記オーバ
ランパルス数を予測する構成とすることもできる(請求
項9)。これらの形態において、前記制御手段は前記搬
送手段を停止させるためのブレーキ手段を含むことがで
きる(請求項10)。
【0014】
【作用】搬送手段の停止動作開始(即ちモータOFF)
から実停止するまでのオーバーラン量(図1のオーバラ
ンパルス数Ns)は、搬送手段の停止動作開始時におけ
る搬送ベルトの持つ初速度の大小と、搬送手段に加わる
制動力(主として摩擦負荷)の大きさの如何により変動
する。このうち、回転体速度は例えばモータの速度制御
によって一定化できるので、制動距離を変動させる最大
の要因は摩擦負荷であるといえる。この摩擦負荷は、搬
送手段とプラテンガラスとの摩擦抵抗が支配的であるの
で、気温や湿度等の環境や、原稿の大きさや紙質等によ
り、大きく変動する。
【0015】図1の例は、原稿検知手段S2が原稿後端
を検出した時点を基準として、その後、更に所定パルス
数N0だけ搬送手段を動作させて原稿をプラテンガラス
上の所定位置P1に定位させようとする場合を示す。
【0016】請求項1においては、搬送手段を停止動作
させる直前(例えば図1のダウンカウント値N1)で、
摩擦負荷検出手段が摩擦負荷の大きさを検出し、この検
出された摩擦負荷の大きさから予測手段がオーバラン量
(図1のオーバランパルス数Ns)を予測する。そし
て、停止制御手段が、前記所定パルス数N0からこの予
測されたオーバランパルス数Nsを減じたパルス数に達
した時点で(即ち、図1のダウンカウント値Nsの時点
で)前記搬送手段の停止動作を開始させる。
【0017】従って、搬送手段の停止動作開始時点、即
ち搬送手段の駆動モータをOFFする時点が、実際の摩
擦負荷の大小に応じてずらされ、原稿は常にプラテンガ
ラス上の所定位置P1に定位される。よって、気温や湿
度等の環境や原稿の大きさや紙質等が変わっても、原稿
の停止位置が変動しなくなる。尚、「搬送手段を停止動
作させる直前」とは、カウントダウン値として最大オー
バランパルスNsmaxが残る時点より手前の期間(図1
のL1期間)内において任意の時点に定めることができ
るが、あまり早期に設定することは原稿の搬送上効率的
でない。
【0018】請求項2〜5では、摩擦負荷を、搬送手段
の負荷トルク、定速制御している制御信号、又は動作速
度から、或いは搬送手段の負荷トルクと動作速度の双方
から検出するものであり、簡易な構成で摩擦負荷の検出
ができる。
【0019】請求項6では、ブレーキ手段により搬送手
段を停止させるため、より短時間の停止ができ、実際的
構成が得られる。
【0020】請求項7では、搬送手段の負荷トルクを例
えば負荷電流値により検出し、その負荷トルクの大きさ
により、搬送手段の停止動作開始から実停止までのオー
バランパルス数を予測するため、搬送手段が定速化制御
されているか否かに拘わらず、負荷トルクに反映される
摩擦負荷等の影響が、全て搬送手段の停止動作開始時点
の変動として考慮される。従って、原稿は、気温や湿度
等の環境や原稿の大きさや紙質等に拘わらず、常にプラ
テンガラス上の所定位置P1に定位される。搬送手段の
負荷トルクの検出は、上記負荷電流値によっても良い
し、別法として、搬送手段を駆動するモータの回転速度
を定速制御している場合、その制御信号(アナログ制御
ならば電圧値、PWM制御ならばONデューティ等)に
より、負荷の大きさを判断してもよい。予測手段の構成
は、例えば、検出される負荷電流値を複数の区分に区分
けし、各区分に予測されるオーバーランパルス数を予め
割り付けておくことにより構成できる。
【0021】請求項8では、搬送手段の動作速度を検出
し、その動作速度の大きさにより、搬送手段の停止動作
の開始から実停止までのオーバランパルス数を予測する
ため、搬送手段を定速化制御していない場合でも、動作
速度に反映される摩擦負荷等の影響が、全て搬送手段の
停止動作開始時点の変動として考慮され、原稿が常にプ
ラテンガラス上の所定位置P1に定位される。
【0022】請求項9では、搬送手段の負荷トルクと動
作速度の双方を検出して、前記オーバランパルス数を予
測するため、双方の良さを持った構成とすることができ
る。
【0023】請求項10では、ブレーキ手段により搬送
手段を停止させるため、より短時間の停止が可能な実際
的構成が得られる。
【0024】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例に基づいて説明
する。
【0025】図2において、自動原稿送り装置10は、
画像形成装置としての複写機CのプラテンガラスPの上
に載置され、図示しないヒンジ機構によって開閉自在に
取り付けられる。
【0026】この自動原稿送り装置10は、原稿載置面
11上に積載状態にある原稿を1枚ずつ分離しながらプ
ラテンガラスの入口部まで給紙する原稿給紙手段たる給
紙部20と、給紙部20からの原稿を受け、これをプラ
テンガラスとの間に挟持して送り、所定の停止基準位置
P1に搬送・定位させて露光処理を受けさせる搬送手段
としての搬送部40と、露光済み原稿を排紙トレー12
上に排紙する排紙部50とを有する。
【0027】(給紙部)給紙部20には、原稿載置面1
1から湾曲反転して搬送部40に至る給紙経路21が設
けられ、この給紙経路21に沿って、原稿載置面11上
に積層された原稿の最上紙に接してこれを繰り出すピッ
クアップローラ22と、繰り出された原稿を更に送る給
紙ローラ23と、繰り出された最上紙に追従する原稿の
進行を阻止する分離ローラ24と、給紙経路21の反転
部に沿って用紙を送ると共に、給紙タイミングのための
適時の停止、発進を行うレジストローラ25及びこれに
転接するピンチローラ27等とを有している。
【0028】原稿載置面11の先端部近傍には原稿の有
無を検出するエンプティセンサS0が設けられ、またピ
ンチローラ27の手前の給紙経路21上には、原稿サイ
ズを検出するためのサイズセンサS1が設けられてい
る。そして、ピンチローラ27の直後、即ち給紙部20
と搬送部40との間には、原稿後端を検出して計数基準
点となるタイミング信号を発信するタイミングセンサS
2が設けられている。
【0029】ピックアップローラ22、給紙ローラ23
及びレジストローラ25は図示のようにM1モータに駆
動連結されており、この内前2者22,23はM1モー
タ正転時に駆動され、レジストローラ25はM1モータ
正転時には回転せず、逆転時に送り方向へ向けて駆動さ
れるように構成されている。図示外のクラッチ機構によ
って逆転時には勿論前2者22,23は回転しない。な
お、M1モータにはその回転に比例する数のパルスを発
生するパルス発生手段29が配設されている。
【0030】(搬送部)搬送部40は、図示のように正
逆回転可能のM2モータに駆動連結されたベルトローラ
41と、このベルトローラ41と対をなすベルトローラ
42との間に搬送手段である搬送ベルト43を張架して
構成されており、前記搬送ベルト43をプラテンガラス
P上へ押し付ける複数個のプレスローラ44が配設され
ている。また、M2モータには回転数を検出するための
パルス発生手段45が配置されている。
【0031】上記プラテンガラスPは、本実施例では最
大原稿サイズA3を載置できる大きさを有しており、図
1に示すように、停止基準位置P1にA3原稿先端部が
到達したとき、その後端部と前記タイミングセンサS2
との間に、約128パルス相当の間隔が形成されるよう
になっている。同じように、例えばB5サイズ原稿を横
置きに置いたとき(以後B5ヨコと表現する)では、6
04パルス相当の間隔が形成される。
【0032】従って、原稿後端がタイミングセンサS2
を過ぎた時点から計数を開始して、A3原稿では丁度1
28パルス、B5ヨコ原稿では604パルス分だけ移動
すると、それらの原稿は先端が丁度停止基準位置P1に
一致する位置に来ることになる。そこで、本明細書にお
いて、原稿後端がタイミングセンサS2を過ぎてから先
端が停止基準位置P1で停止するまでの総パルス数を
「原稿停止までの所定パルス数N0」と称する。この
「所定パルス数N0」には言うまでもなく、経験あるい
は実験に基づく若干のスリップ量に相当する補償パルス
が加味される。尚、他のサイズの原稿もそれぞれ固有の
停止のための所定パルス数N0を有するものである。
【0033】(排紙部)排紙部50は、搬送部40の下
流端部に連なり、下流端部からの排紙原稿を受入部51
aより湾曲部51cを経て排紙トレー12へ導くと共
に、反転モード時には下流端部からの排紙原稿を受入部
51aより湾曲部51c及び逆送部51bを経て彎曲反
転させ再度プラテンガラスPへ導く排紙反転経路51を
有する。また、この排紙反転経路51に囲繞されて原稿
を反転させる排紙反転ローラ52と、この排紙反転ロー
ラ52に転接する複数個のピンチロー々ラ53と、原稿
を通常排紙または反転モードに切り換える切換え爪54
と、排出ローラ55と、排紙トレー12等も具備してい
る。排紙反転ローラ52はM3モータに駆動連結されて
おり、このM3モータにもパルス発生手段59が配設さ
れている。S3は受入部51aに設けられた排紙センサ
である。
【0034】図3は上記自動原稿送り装置10の制御装
置60を示したもので、CPU61を中心に構成され、
複写機(本体装置)Cと制御的に内部結合されている。
CPU61の各入力ポートには、M1〜M3モータのパ
ルス発生手段29,45,59からのパルス及びセンサ
S0〜S3からの信号が入力されている。このうちタイ
ミングセンサS2の信号は、図1に示すように、原稿を
停止させる所定パルスN0のカウントダウンを開始する
点(計数基準点)を定めるものである。また、摩擦負荷
検出手段63からの検出信号も入力ポートに入力され
る。また、各出力ポートには、M1,M3モータの駆動
回路、M2モータの駆動回路62、M1モータクラッ
チ、切換爪ソレノイド、M2モータブレーキ64が接続
されている。CPU61は、これらの各入力信号による
演算処理を遂行し、出力ポートの各負荷を制御する。
【0035】次に前記各図面及び図4のフローチャート
を援用して動作を説明する。
【0036】電源を入れると 一連の初期設定がなさ
れ、原稿が載置された後、図示外の操作開始ボタンを押
すことによって分離給紙処理が開始される(ステップS
T01〜ステップST03)。分離給紙動作ではM1モ
ータは正転するが、レジストローラ25とはクラッチ断
で駆動力は伝達されない。
【0037】次いで、サイズセンサS1が原稿の先端後
端を検知することでサイズが検知される。この際にはM
1モータは逆転している(ST04)。なお、図示の構
成において、分離給紙動作及びサイズ検出処理動作等は
周知であるので、詳細説明は省略する。
【0038】さて、原稿サイズの検出が終わると、その
検出結果に基づき、同サイズの原稿に係わる「所定停止
パルス値N0」及び「中間パルス値N1が」設定される
(ST05)。「所定パルス値N0」は、既に述べたよ
うに、原稿後端がタイミングセンサS2を過ぎてから先
端が停止基準位置P1で停止するまでの総パルス数であ
り、例えばA3原稿で128パルス、B5ヨコ原稿で6
04パルス分である。また「中間パルス値N1」は、停
止動作開始後、つまりM2モータをOFFしてM2モー
タブレーキ64をONした後の回転量(オーバーランパ
ルスNs)についての予測を行うタイミングを定めるパ
ルス数値であり、予測し得る最大のオーバーランパルス
数をNsmaxとするとN1>Nsmaxとなるよう予め設定
されている。これは、図1に示すように、Ns+L1=
N0の関係において、中間パルス値N1の設定値がL1の
範囲内になければ、停止開始時点(ダウンカウント値N
s)までに予測の算出処理が間に合わなくなるからであ
る。
【0039】また、上記区間L1の範囲内に中間パルス
値N1を設定することは、抽象的には「搬送手段を停止
動作させる直前」に中間パルス値N1を設定することを
意味する。即ち、本実施例では、図1の如く、原稿検知
手段S2が原稿後端を検出した時点を基準として、その
後、更に所定パルス数N0だけ搬送手段を動作させて原
稿をプラテンガラス上の所定位置P1に定位させる形態
を前提としており、このため原稿後端が原稿検知手段S
2を通過するときは、既に原稿が相当搬送され、先端は
停止基準位置P1に接近しつつある状態にあるからであ
る。
【0040】この間にも給搬送動作は継続され(ST0
6)、やがてタイミングセンサS2が原稿後端を検知し
た時点で(ST07〜ST08)、上記所定停止パルス
N0のカウントダウンが開始され、またM1モータは停
止する(ST09〜ST12)。
【0041】そして、カウントダウン値がN0=N1とな
ったところで、つまりオーバーランパルスNsの予測を
行うべきタイミングとなったところで、まず摩擦負荷検
出手段63により摩擦負荷の測定、本実施例ではM2モ
ータの負荷電流測定を行い(ST11)、次いでその測
定結果に基づきオーバーランパルスNsの予測を行う
(ST12)。このステップST11,ST12は、検
出された摩擦負荷の大きさにより搬送手段の停止動作開
始から実停止までのオーバランパルス数を予測する予測
手段65を構成する。
【0042】ここでM2モータ負荷電流測定について図
5を援用して説明する。
【0043】図5は制御装置60に搭載されているM2
モータの駆動回路62と摩擦負荷検出手段63の構成概
要を示したものである。M2モータへの通電はCPU6
1からの信号によりトランジスタ70,71,72,7
3を各々ON,OFFさせることにより行う。即ち、正
転の場合、トランジスタ70とトランジスタ73をO
N、トランジスタ71,トランジスタ72をOFFする
ことにより、M2モータのプラス端子がプラス電位側、
マイナス端子がマイナス電位側に接続されモータへの通
電がなされる。一方、トランジスタ71,72をON、
トランジスタ70,73をOFFすれば、M2モータの
マイナス端子側がプラス電位、プラス端子側がマイナス
電位となるので、M2モータは逆転動作を行う。
【0044】正転あるいは逆転動作によりM2モータを
流れる負荷電流は抵抗器74を通って最終的に電源の負
極へ流入するが、その際、抵抗器74による電圧降下に
より、Viなる電位が生じる。この電位は抵抗器74を
流れるM2モータの負荷電流値と抵抗器74の既知の抵
抗値との積に比しいから、Viなる電位により、M2モ
ータの負荷電流値を知ることができる。
【0045】本例では、演算増幅器75によりViの値
を更に予め設定された増幅度に従って増幅しV0なる電
位を得て、CPUのA/D(アナログ/ディジタル)変
換用入力端子へ入力している。A/D変換動作はCPU
により予め設定されたプログラミングによって行われ
れ、A/D入力端子に加えられたアナログ電圧値をCP
U内で処理可能な2進数の値に変換する。
【0046】このようにしてM2モータの負荷電流値に
相当する2進数データをCPU内に取り込むことができ
る(ST11)。
【0047】ところで、回転体を制動する場合、制動に
要する距離は、回転体の慣性モーメント及び回転体の持
つ角速度の2乗に比例し、回転体に加わる摩擦トルクと
制動トルクの和に反比例する。即ち、本例に当てはめる
ならば、回転体は、M2モータの電機子回転体や図示し
ない駆動部分のギヤ,プリー,軸類及びベルトローラ4
1,ベルトローラ42,搬送ベルト43,複数個のプレ
スローラ44等であり、回転体の角速度はM2モータの
回転速度に相当する。また回転体に加わる摩擦トルク
は、各ギヤ,プリー等の摺動摩擦や、搬送ベルト43と
プラテンガラスPとの摩擦抵抗である。制動トルクは、
制動手段(例えば電磁ブレーキ等)を配設した場合、こ
れによって発生されるトルクが相当する。
【0048】一般に回転体の慣性モーメントは、その回
転体の形状と質量(材質)によって決まるので、1台の
装置において変動することはないが、摩擦負荷は、本例
の場合は特に搬送ベルト43とプラテンガラスPとの摩
擦抵抗が支配的であるので、気温や湿度等の環境や、搬
送ベルト43とプラテンガラスの間に入り込む原稿の大
きさや紙質等により、大きく変動してしまう。回転体の
速度はM2モータの速度制御機能を併設することにより
変動を抑さえることができるので、制動距離を変動させ
る最大の要因は摩擦負荷であるといえる。
【0049】従って、摩擦負荷の大きさを、制動動作に
入る直前に、つまり図1のカウントダウン値がN0=N1
となったところで検出し(ST11)、検出された結果
から制動距離であるオーバーランパルスNsを予測する
ことができる。M2モータはDCモータを採用してお
り、DCモータの特性上、モータに加わる負荷トルク
と、モータを流れる電流は比例することにより、前記の
方法で、検出したM2モータの負荷電流値により摩擦負
荷の大きさをも検知できることになる。
【0050】本例では、予め、検出される負荷電流値を
複数の区分に区分けし、各区分に予測されるオーバーラ
ンパルス数を割り付けておく。この割り付けは実験等に
より十分に検討なされた結果により決められてある。C
PUでは、M2モータの負荷電流が検出されると、その
検出された値が前記どの区分に含まれるものか検索し、
検索された区分に対応するオーバーランパルス数Ns予
測値として設定する(ST12)。
【0051】以上のような、M2モータの負荷電流値検
出と予測オーバーランパルスNsの設定は速やかに行わ
れる。
【0052】そして、N0のカウントダウンが進み、停
止開始時点であるN0=Nsとなったところで、図1の
如くM2モータへの通電が断たれると同時に、M2モー
タブレーキ64がONされて制動が開始される(ST1
3〜ST15)。このステップST13〜ST15は、
所定パルス数から予測されたオーバランパルス数を残し
て搬送手段の停止動作を開始させる停止制御手段66を
構成する。
【0053】このように、予測されたオーバランパルス
Nsを残したところで、M2モータがOFFされるの
で、最終的にN0=0の所で原稿が実停止し、結果とし
て所定の停止基準位置P1に正確に定位する。
【0054】原稿は上記位置で露光処理を受け、処理済
み原稿は排紙処理される(ST16〜ST17)。な
お、エンプティセンサS0によって原稿載置面11上の
原稿の有無が検証され(ST18)、有りの場合はステ
ップST03へ戻って次原稿の処理動作が繰り返され、
無しの場合には動作を終了する。
【0055】上記実施例では、原稿停止時のオーバーラ
ン量を左右する摩擦負荷を検出してオーバーラン量を予
測するようにしたので、気温や湿度の環境条件、原稿の
大きさや紙質,機構部分の負荷等が変動して、オーバー
ラン量が変動しても、変動を補償して、原稿を正確な停
止基準位置に定位させることができる。
【0056】上記実施例は、片面複写の場合を述べた
が、原稿のもう一方の面を処理するため排紙部50から
反転してプラテンガラスPへ逆送することができる。こ
の場合には、上記記載中ステップST10におけるタイ
ミングセンサS2による原稿後端検知を、排紙センサS
3による原稿後端検知とすれば良い。もっとも数値的に
は設定パルスN0等総て片面処置時とは異なるものであ
ることは言うまでもない。
【0057】また、上記実施例では、M2モータブレー
キ64を併用する場合について述べたが、ブレーキなし
の場合にも適用することができる。また原稿サイズ情報
は内部で検出されたものを入力するようにしたが、これ
を外部から例えばキー入力にしても良い。
【0058】上記実施例では、搬送手段のモータの電流
を測定し、その電流値から搬送手段の負荷の大きさを判
断し、その負荷の大きさからモータOFF後の回転量
(オーバランパルス)を推定して、そのオーバランパル
ス数を停止までに必要な総パルス数から減じたパルス数
に達した時点でモータをOFFし、ブレーキONさせ、
以て、オーバランパルスのバラつきや経時変化のオーバ
ランパルスの変化を補正し、停止精度を向上させた。
【0059】しかし、搬送手段を駆動するモータの回転
速度を定速制御している場合、負荷の大きさに応じてそ
の制御信号が変化する。即ち、アナログ制御ならば電圧
値が変化し、PWM制御ならば図6の如くONデューテ
ィ等が変化する。そこで、この制御信号(アナログ制御
ならば電圧値、PWM制御ならばONデューティ等)に
より、負荷の大きさを判断し、その負荷の大きさからモ
ータOFF後の回転量(オーバランパルス数)を推定し
て、停止までに必要な総パルス数N0から推定したオー
バランパルス数Nsを減じたパルス数に達した時点で、
モータをOFFしたりブレーキをONさせることによ
り、オーバランパルスのバラつきや経時変化を補正し、
停止精度を向上させることができる。
【0060】また、搬送手段を駆動するモータの回転速
度を検出し、速度が速ければ、モータOFF後のオーバ
ランが大、速度が遅ければオーバランが小と、オーバラ
ンパルス数を推定し、停止までに必要な総パルス数N0
から推定したオーバランパルス数Nsを減じたパルス数
に達した時点で、モータをOFFしたりブレーキをON
させることにより、オーバランパルスのバラつきや経時
変化を補正し、停止精度を向上させることができる。具
体的には、M2モータのパルス発生手段45からのパル
ス周波数を検出し、M2モータ回転数から負荷を検出す
る。DCモータの特性として、印加される電圧が一定な
らば回転数と負荷トルクは負の傾きを持った直線関係が
あるからである。
【0061】また、負荷電流と回転数の双方を検出する
ことにより、より精度を上げることも可能である。
【0062】更に、上記実施例では、負荷電流等から摩
擦負荷を検出して制動距離(オーバランパルスNs)を
予測し、この予測値を当該複写時の原稿の停止位置の決
定にのみ用いたが、実際の制動距離(オーバランパルス
Ns)を計測し、その計測値を次回の複写時の原稿停止
位置の補正値として用いることもできる。即ち、原稿を
通紙する毎に、前述のM2モータOFF後のパルス数
(オーバランパルスNs)を計測し、次の原稿の停止時
には、そのオーバーランパルス数Nsを停止までに必要
な総パルス数N0から減じたパルス数をカウントした時
点で、モータOFFやブレーキONを行わせることによ
り、各複写機の機体間のオーバランパルスのバラつきや
経時変化のオーバランパルスの変化を補正し、停止精度
を向上させることができる。尚、オーバランパルス数は
複数回計測した平均値により決定することができる。
【0063】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば下記
のような優れた効果が得られる。
【0064】(1)請求項1〜6の構成によれば、原稿
停止時のオーバーラン量を左右する摩擦負荷を検出して
オーバーラン量を予測するようにしたので、気温や湿度
の環境条件、原稿の大きさや紙質,機構部分の負荷等が
変動して、オーバーラン量が変動しても、変動を補償し
て、原稿を正確な停止基準位置に定位させることができ
る。
【0065】(2)請求項7〜10の構成によれば、搬
送手段の負荷トルクか、定速制御している制御信号か、
動作速度か、又は負荷トルク及び動作速度の双方を検出
して、搬送手段の停止動作開始から実停止までのオーバ
ーランパルス数を予測し、その予測結果に基づき搬送動
作の所定パルス数を原稿が定位置で静止するように制御
したから、搬送手段が定速化制御されているか否かに拘
わらず、不可避的に発生する搬送手段の摩擦負荷変動
や、搬送手段の停止動作開始時の動作速度変動に伴うオ
ーバーラン変動を補償して、停止位置誤差のない正確な
定位のできる自動原稿送り装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る自動原稿送り装置の動
作説明に供する図である。
【図2】本発明を適用した自動原稿送り装置の縦断面図
である。
【図3】図2の自動原稿送り装置の制御装置の構成図で
ある。
【図4】図3の制御装置の動作のフローチャートであ
る。
【図5】図3の制御装置におけるM2モータ駆動回路の
構成図である。
【符号の説明】
10 自動原稿送り装置 11 原稿載置面 12 排紙トレー 20 原稿給紙手段たる給紙部 21 給紙経路 22 ピックアップローラ 23 給紙ローラ 24 分離ローラ 25 レジストローラ 27 ピンチローラ 29 パルス発生手段 40 搬送手段としての搬送部 41,42 ベルトローラ 43 搬送ベルト 44 プレスローラ 45 パルス発生手段 50 排紙部 51a 受入部 51b 逆送部 51c 湾曲部 52 排紙反転ローラ 53 ピンチロー々ラ 54 切換え爪 55 排出ローラ 59 パルス発生手段 60 制御装置 61 CPU 62 M2モータの駆動回路 63 摩擦負荷検出手段 64 M2モータブレーキ 65 予測手段 66 停止制御手段 P プラテンガラス C 複写機(画像形成装置) P1 停止基準位置 S0 エンプティセンサ S1 サイズセンサ S2 タイミングセンサ S3 排紙センサ M1,M2,M3 モータ N0 原稿を停止させる所定パルス N1 中間パルス値(予測時点) Ns オーバランパルス数

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿給紙手段から原稿検知手段を経て送
    られた原稿を搬送手段により画像形成装置のプラテンガ
    ラス上に搬送し、この搬送手段を前記原稿検知手段が原
    稿端部を検出した後所定パルス数だけ動作させることに
    よって、原稿をプラテンガラス上の所定位置に定位させ
    る自動原稿送り装置において、 前記搬送手段の摩擦負荷の大きさを検出する摩擦負荷検
    出手段と、 前記搬送手段を停止動作させる直前で、前記検出手段に
    より検出される摩擦負荷の大きさにより、前記搬送手段
    の停止動作開始から実停止までのオーバランパルス数を
    予測する予測手段と、 前記所定パルス数からこの予測されたオーバランパルス
    数を減じたパルス数に達した時点で前記搬送手段の停止
    動作を開始させる停止制御手段を設けたことを特徴とす
    る自動原稿送り装置。
  2. 【請求項2】 前記摩擦負荷検出手段が、搬送手段の負
    荷トルクを検出する検出手段から成ることを特徴とする
    請求項1記載の自動原稿送り装置。
  3. 【請求項3】 前記摩擦負荷検出手段が、搬送手段の駆
    動モータの回転速度を定速制御している制御信号の電圧
    値又はONデューティーから負荷の大きさを検出する検
    出手段から成ることを特徴とする請求項1記載の自動原
    稿送り装置。
  4. 【請求項4】 前記摩擦負荷検出手段が、搬送手段の動
    作速度を検出する検出手段から成ることを特徴とする請
    求項1記載の自動原稿送り装置。
  5. 【請求項5】 前記摩擦負荷検出手段が、搬送手段の負
    荷トルクを検出する検出手段及び動作速度を検出する検
    出手段から成ることを特徴とする請求項1記載の自動原
    稿送り装置。
  6. 【請求項6】 前記停止制御手段が前記搬送手段を停止
    させるためのブレーキ手段を含むことを特徴とする請求
    項1,2,3,4又は5記載の自動原稿送り装置。
  7. 【請求項7】 原稿給紙手段と、該原稿給紙手段によっ
    て送られた原稿を受け、画像形成装置のプラテンガラス
    との間に挟持して送る搬送手段と、該搬送手段の原稿送
    り動作に比例してパルスを発するパルス発生手段と、前
    記搬送手段及び前記原稿給紙手段との間に設けられた原
    稿検知手段とを具備し、該原稿検知手段によって原稿端
    部を検出した後、所定のパルス数だけ前記搬送手段を動
    作させることによって原稿をプラテンガラス上の所定位
    置に定位させる自動原稿送り装置において、 前記搬送手段の負荷トルクを検出する検出手段と、 該検出手段により検出された前記搬送手段の負荷トルク
    の大きさにより、前記搬送手段の停止動作開始から実停
    止までのオーバランパルス数を予測する予測手段と、 前記予測結果に基づき、搬送動作の前記所定パルス数を
    原稿が前記所定位置に定位するように制御する制御手段
    を設けたことを特徴とする自動原稿送り装置。
  8. 【請求項8】 前記搬送手段の負荷トルクを検出する検
    出手段の代りに、前記搬送手段の動作速度を検出する検
    出手段を有し、前記予測手段が、該検出手段により検出
    された前記搬送手段の動作速度の大きさにより、前記搬
    送手段の停止動作の開始から実停止までのオーバランパ
    ルス数を予測することを特徴とする請求項7記載の自動
    原稿送り装置。
  9. 【請求項9】 前記搬送手段の負荷トルクを検出する検
    出手段の他に、前記搬送手段の動作速度を検出する検出
    手段を具備し、前記予測手段が、各々の検出手段により
    検出された負荷トルク及び動作速度から前記オーバラン
    パルス数を予測することを特徴とする請求項7記載の自
    動原稿送り装置。
  10. 【請求項10】 前記制御手段が前記搬送手段を停止さ
    せるためのブレーキ手段を含むことを特徴とする請求項
    7,8又は9記載の自動原稿送り装置。
JP18905493A 1992-10-29 1993-06-30 自動原稿送り装置 Pending JPH0717658A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18905493A JPH0717658A (ja) 1993-06-30 1993-06-30 自動原稿送り装置
US08/141,972 US5484141A (en) 1992-10-29 1993-10-28 Automatic document feeder with position compensating device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18905493A JPH0717658A (ja) 1993-06-30 1993-06-30 自動原稿送り装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0717658A true JPH0717658A (ja) 1995-01-20

Family

ID=16234523

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18905493A Pending JPH0717658A (ja) 1992-10-29 1993-06-30 自動原稿送り装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0717658A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6805416B2 (en) 2001-08-06 2004-10-19 Sumitomo Rubber Industries, Ltd. Core bar for rubber crawler and rubber crawler
JP2009234176A (ja) * 2008-03-28 2009-10-15 Seiko Epson Corp 印刷装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6805416B2 (en) 2001-08-06 2004-10-19 Sumitomo Rubber Industries, Ltd. Core bar for rubber crawler and rubber crawler
US7131709B2 (en) 2001-08-06 2006-11-07 Sumitomo Rubber Industries, Ltd. Core bar for rubber crawler and rubber crawler
JP2009234176A (ja) * 2008-03-28 2009-10-15 Seiko Epson Corp 印刷装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20050269759A1 (en) Sheet feeding apparatus and method of detecting double feed
JP2004083210A (ja) 給紙装置、シート搬送装置及び画像読取装置
JP2004175507A (ja) 紙葉類の反転制御装置
JP2011093670A (ja) シート搬送装置
US7922168B2 (en) Method and device for transporting a sheet
JPH0717658A (ja) 自動原稿送り装置
JPH0215456B2 (ja)
JP2020083629A (ja) シート搬送装置および画像形成装置
JPH09185187A (ja) 自動原稿送り装置
JP3943379B2 (ja) シート材折り機
JP2514530Y2 (ja) 用紙搬送装置
JPH0756281Y2 (ja) 自動原稿送り装置
JP2816411B2 (ja) 自動原稿送り装置
JP2572855B2 (ja) 原稿自動搬送装置の紙検知装置
JP3332976B2 (ja) シート送り装置
JP2946111B2 (ja) シート搬送装置
JP2003040485A (ja) 用紙搬送装置
JP2608442B2 (ja) 媒体搬送機構
JP2829334B2 (ja) 自動原稿送り装置
JPH07112874A (ja) 両面トレイのジョガーフェンス制御方法
JP2905935B2 (ja) モータ等の被駆動体駆動装置
JPH06144654A (ja) 自動原稿送り装置
JPH032917Y2 (ja)
JP2002272187A (ja) 用紙搬送モータの駆動方法
JPH0714288Y2 (ja) シート搬送装置