JP2001039364A - 弾性クローラ用芯金及び弾性クローラ - Google Patents

弾性クローラ用芯金及び弾性クローラ

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Abstract

(57)【要約】 【課題】クローラ本体に埋入した芯金のグラツキを阻止
する。 【解決手段】芯金1の転輪案内突起3L,3Rに、レー
ル面3L−1,3R−1より下方において貫通孔8L,
8Rを形成して、この孔にゴムを充填する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、弾性クローラ用芯
金及び弾性クローラに関する。
【0002】
【従来の技術】土木・建設機械又は農機等の走行装置と
して弾性クローラが広く用いられている。この弾性クロ
ーラは、ゴム等の弾性材料からなる無端帯状の本体内
に、その長手方向に間隔を有して芯金を埋入しているの
が一般的である。この場合、芯金とゴム材との加硫接着
力が充分でなければ、ゴムと芯金の界面から剥離してい
き剛性低下、芯金離脱(ガタツキを含む)、スチールコ
ード(抗張体)の錆腐触に至ることがあり、特に、脱輪
防止角部の外側にあるレール面は表面近く又は露出して
いるので巻掛部等によって屈曲を締り返す内に前述の事
態を招き易いものであった。
【0003】このような事態を解消する目的で芯金翼部
に翼厚み方向に貫通して孔を形成し、この孔にゴム材料
を充填することによって、保持力を向上したものである
が、芯金翼部は厚みが小さいことから、保持力を充分に
得ることが困難となっていた。また、実開昭51−15
4838号公報において、「長手方向に直交させて内部
に芯金を適宜間隔として埋設せしめるとともに該芯金間
にスプロケット歯の噛合穴を形成せしめてなる弾性状ク
ローラにおいて芯金の左右及び前後面に各独立してクロ
ーラの構成帯材における構成肉喰こみ用の凹部を形成し
たことを特徴とする弾性状クローラの芯金。」が提案さ
れている(従来例の1)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来例の1では、芯金
の左右及び前後面に形成した凹部は、それぞれ独立して
かつ有底となっていることから、この凹部に構成肉(ゴ
ム)を喰込まそうとしても有底部に空気溜まりが形成さ
れ実質的にゴム流動が完全でなく、これ故、有底部とゴ
ムとの界面での加硫接着ができないという課題があっ
た。特開平6−305459号公報で開示されている芯
金は、芯金中央部と左右角部とが他の部位(翼部)より
も肉厚であることから、焼入れの不均一化がある課題を
解決するために、前記中央部と左右角部に空洞を形成し
たものが提案されている。
【0005】当該公報において言及されていないけれど
も、当該芯金をゴム質中に埋設したとき、中央部の空洞
はともかくとして左右角部の空洞においては、ゴムが空
洞下方だけに充填されるおそれがあり、空洞の上方には
非充填部となって、かえって芯金とゴムとの界面におい
ての剥離が発生し易いものと推察される。本発明は、レ
ール面を有する転輪案内突起に、帯長手方向に貫設した
貫通孔を形成することによって、この貫通孔にゴムを完
全に充填できて芯金とゴムとの界面の加硫接着力を確実
にして界面剥離が発生しないようにした芯金及びこの芯
金を用いた弾性クローラを提供することが目的である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、弾性材料から
なる無端帯状の本体内に帯長手方向の間隔を有して埋設
される芯金であって、該芯金の左右方向の中央部分に脱
輪防止用角部と、この角部の左右方向の外方側根元部で
かつ角部より低い位置に帯長手方向のレール面を有する
転輪案内突起とを突隆形成している弾性クローラ用芯金
において前述の目的を達成するために次の技術的手段を
講じている。すなわち、請求項1に係る弾性クローラ用
芯金は、前記転輪案内突起に、レール面より下方におい
て帯長手方向に弾性材料を充填して本体と帯長手方向で
結合するための貫通孔が形成されていることを特徴とす
るものである。
【0007】このような構成を採用したことから、この
芯金と弾性材料(ゴムその他のエラストマー)からなる
帯状本体とを加硫成形するとき、弾性材料は貫通孔にて
流動して空気溜まりを生じることがなく貫通孔の全体に
亘って充填され、両者の界面には剥離要因が形成されな
いのである。勿論、貫通孔を形成したことにより、軽量
化と材料の無駄がなくなるし、貫通孔によって肉厚部の
焼入れを促進できるのは言うまでもない。又、本発明に
おいては、前記貫通孔は、その長手方向中央部が狭く、
この中央部から長手方向両端部に向かって拡開する形状
とされていることが推奨される(請求項2)。
【0008】このような構成を採用したことによって、
貫通孔での弾性材料の流動は円滑となって空気溜まりが
なくなり、貫通孔内での加硫接着が良好となって芯金の
グラツキ等がなくなるのである。更に、本発明では前述
した請求項1又は2において、前記転輪案内突起は芯金
翼部に帯長手方向と交差して延伸形成したリブを介して
備えられ、このリブに前記貫通孔を形成していることを
特徴とするものである(請求項3)。このように芯金翼
部に形成したリブによる芯金剛性を向上した上で、貫通
孔を形成できるのである。
【0009】また、本発明は、中央部の左右に脱輪防止
用角部とこの角部の外方側根元部でかつ角部より低い位
置にレール面を有する転輪案内突起を突隆形成している
芯金を、弾性材料からなる無端帯状の本体内に帯長手方
向の間隔を有して埋設し、前記芯金の左右翼部下に、帯
長手方向に延伸して抗張体を本体内に埋入している弾性
クローラにおいて、前述の目的を達成するために、次の
技術的手段を講じている。すなわち、請求項4に係る弾
性クローラは、前記左右の転輪案内突起に、レール面よ
り下方において帯長手方向の貫通孔が形成されており、
該貫通孔に充填した弾性材料を本体と帯長手方向で結合
することで前記抗張体を外周とする内・外抗張体を構成
していることを特徴とするものである(請求項4)。
【0010】このように構成した弾性クローラは、貫通
孔に充填された弾性材料とスチールコード等による抗張
体とによって内・外抗張体を構成して芯金のグラツキ等
は確実に防止できるし、貫通孔に充填した弾性材料は所
謂ゴムリングとなって芯金の左右方向(帯長手方向と交
差する方向)のグラツキを防止できるのである。前述し
た請求項4において、前記貫通孔に充填した弾性材料は
本体の弾性材料に対して低硬度、低モジュラスのゴム材
であることが推奨される(請求項5)。このような構成
とすることによって、駆動輪又は従動輪における巻掛部
での屈曲性が良好になるのである。
【0011】また、前述した請求項4又は5において、
前記貫通孔は、その長手方向中央部が狭く、この中央部
から長手方向両端部に向かって拡開する形状とされてい
ることが望ましく(請求項6)、更に、前記転輪案内突
起は芯金翼部に帯長手方向と交差して延伸したリブを介
して備えられ、このリブに前記の貫通孔を形成している
ことが推奨される(請求項7)。このように構成したこ
とによって、貫通孔に充填した弾性材料と抗張体とによ
って芯金の転輪案内突起はサンドイッチされ、そのガタ
ツキを確実に防止するのである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明に係る
芯金の実施の形態のいくつかを説明する。図1(A)
(B)および図2は本発明に係る芯金1の第1の実施の
形態を示している。この芯金1は、左右方向の中央部分
に脱輪防止用角部2L,2Rと、この角部2L,2Rの
左右方向の外方側根元部でかつ角部2L,2Rの頂部よ
り低い位置にレール面3L−1,3R−1を有する転輪
案内突起3L,3Rを突隆形成したもので、図13〜図
15等で示すように、ゴム等の弾性材料(エラストマ
ー)からなる無端帯状の本体4に帯長手方向の間隔を有
して埋設されるものであり、この埋設状態において、左
右の角部2L,2Rをつなぐ連結部5が駆動スプロケッ
ト等の駆動爪が係脱する係合部(係合窓5A)とされて
おり、左右翼部5L,5Rの下面にはスチールコード等
による抗張体6L,6Rが無端状として本体4の左右で
翼部5L,5Rの外周側に埋設されている。
【0013】芯金1は鋳造、鍛造などの手段で制作され
る金属製が一般的であるが、硬質樹脂材(望ましくはグ
ラスファイバーを混入)又は板金製であっても構わな
い。芯金1の左右翼部5L,5R上には、帯長手方向と
交差する方向に延伸した(翼部5L,5Rの幅方向中央
部)リブ7L,7Rが突隆形成され、このリブ7,7R
を介して左右翼部5L,5R上(クローラ内周側)に左
右の転輪案内突起3L,3Rが翼部5L,5Rと同幅
(ほぼ同幅)として突隆形成され、この左右のリブ7
L,7Rに帯長手方向として貫通8L,8Rが形成され
ており、この貫通孔8L,8Rには図13〜15等で示
すように、レール面3L−1,3R−1より下方(外周
面側)において本体4と同様の弾性材料9を充填して本
体4を帯長手方向で結合するものであり、ここに、弾性
材料9によるゴムリングを内周側とし、スチールコード
等による抗張体6L,6Rを外周側とする内・外抗張体
9,6L,6Rを構成して左右の翼部5L,5Rをサン
ドイッチしているのである。
【0014】左右の転輪案内突起3L,3Rの肉厚部
は、図2で示すようにリブ7R、翼部5Rと協働して断
面H形に形成することによって曲げ荷重に対して効率の
よい断面係数としており、この部位(リブ)に貫通孔8
L,8Rを形成することによって、曲げ荷重に対して貫
通孔8L,8Rの形成が支障ないようにされているので
ある。図1(A)(B)および図2の第1の実施の形態
においては、貫通孔8L,8Rは細孔(偏平)形状の単
一とされているが、図3で示すように円孔(角孔でも良
い)による複数個の貫通孔8L,8Rとしても良く、ま
た、図4で示すように、その長手方向中央部が狭くこの
中央部から長手方向両端部に向かってテーパー形に拡開
する形状とすることによって、貫通孔8L,8R内に充
填される弾性材料9の流動を良好にして金型による加硫
成形に際して空気溜まりがなくなり加硫接着面が増大す
るとともに、本体4との結合部を広くできて結合力が大
きく有利となるのである。
【0015】図5から図12は、本発明に係る芯金1の
他の有用は実施の形態を示しており、図5(A)(B)
は転輪案内突起3R,3Lを翼部5R,5Lより一方側
レール面3R−1,3L−1を張出して形成したもので
あり、その張出部には肉厚方向の孔10R,10Lを形
成してこの芯金1を弾性材料よりなる本体4に埋設した
とき、孔10R,10Lに弾性材料を充填して所謂リベ
ット構成とすることにより、貫通孔8R,8Lに充填さ
れる弾性材料9と相まって芯金1のグラツキを防止した
ものである。
【0016】図6及び図7はレール面3L−1,3R−
1を有する転輪案内突起3L,3Rのレール面直下に貫
通孔8L,8Rを形成しているとともに、リブ7L,7
Rにもレール面の外側方において貫通孔8L−1,8R
−1を形成して加硫接着力を増大したものである。図8
及び図9(A)(B)はレール面3L−1,3R−1を
翼部5L,5Rよりも一側方に延伸するとともに、その
延伸側の外周部(図では下面)に、切欠部11L,11
Rを形成して貫通孔8L,8Rと連設させ、これを本体
4中に埋設したとき、加硫接着面を増長して接着力を大
きくし、案内突起3L,3Rのグラツキを防止したもの
であり、図9(B)は更に、凹部11L−1,11R−
1を形成したものである。
【0017】図10〜図12は、肉厚部である案内突起
3L、3Rに長手方向に貫通する貫通孔8L,8Rとと
もに、該貫通孔8L,8Rとクロスする肉厚方向の孔1
0R,10Lを形成して、図5(A)で示したように孔
10R,10Lに弾性材料を充填することによるリベッ
ト作用によって突起3L,3Rのグラツキを防止したも
のである。なお、図10〜図12に示した案内突起3
L,3Rは左右の翼部5L,5Rよりも長手方向前後に
レール面3L−1,3R−1が張出し形成されていて、
孔10R,10Lについては図10では上下部が大孔、
図11ではテーパー孔、図12では大孔とテーパー孔の
組合せを例示している。
【0018】図13から図17は、前述した本発明に係
る芯金1を弾性材料からなる無端帯状の本体4に、帯長
手方向の間隔を有して埋設した本発明に係る弾性クロー
ラTを示しており、左右の案内突起3L,3Rのレール
面下方に形成した貫通孔8L,8Rに、弾性材料9が充
填され、本体4に結合されることによって所謂ゴムリン
グとされ、スチールコードよりなる抗張体6L,6Rと
協働して内・外周の無端状抗張体を構成しているのであ
る。なお、レール面3L−1,3R−1については、図
13で示す転輪Rがこのレール面上に直接接触されても
良く、また、図17で示すように、レール面3L−1,
3R−1が弾性材料にて被覆されたものであっても良
く、いずれにしても相対運動として転輪Rが通過すると
き、その荷重を案内突起3L,3Rをもって支承するも
のであれば良いものである。
【0019】更に、貫通孔8L,8Rに充填される弾性
材料は本体4の弾性材料と同等のものが基本であるも、
本体4の弾性材料よりも低硬度でかつ低モジュラスのゴ
ム(弾性材料)を、金型による加硫成形時に、所謂パッ
キンゴムとして介入することによって屈曲性に優れたも
のとできて有利である。また、貫通孔8L,8Rは突起
3L,3Rの肉厚方向において、図17で示すように中
央部が狭く両端がテーパー状に拡開するものであっても
良く、このとき、肉厚方向の孔10R,10Lを形成す
るか否かは自由である。
【0020】なお、芯金1に形成する貫通孔8R,8
L,10R,10Lについては、この芯金1を鋳造で製
造するときには、孔に相当する部分を消失模型とするこ
とによって形成することもできるし、芯金1を製造した
後に、プレス孔加工又はドリル等による孔加工などによ
って後加工したものであっても良い。いずれにしても貫
通孔8L,8Rに充填された弾性材料9が本体4に結合
されることによって無端状のゴムリング(弾性リング)
となり、この部分が伸縮を許容するので巻掛部での屈曲
性を確保しつつ芯金1のグラツキを防止し、外周の抗張
体6L,6Rと相まってサンドイッチ構造によって芯金
1のグラツキを確実に防止しているのであり、図13,
15,17において符号Lは接地ラグを示している。
【0021】
【発明の効果】本発明は以上の通りであり、レール面を
有する転輪案内突起に、帯長手方向に貫設した貫通孔を
形成することによって、この貫通孔にゴムを完全に充填
できて芯金とゴムとの界面の加硫接着力を確実にして界
面剥離が発生しないようにした芯金及びこの芯金を用い
た弾性クローラを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る芯金の第1実施形態を示し(A)
は正面図、(B)は平面図である。
【図2】図1側面図である。
【図3】本発明に係る芯金の第2実施形態を示す一側部
の正面図である。
【図4】本発明に係る芯金の第3実施形態を示す一側部
の平面図である。
【図5】本発明に係る芯金の第4実施形態を示し、
(A)は平面図、(B)はA−A断面図である。
【図6】本発明に係る芯金の第5実施形態を示す一側部
の正面図である。
【図7】図6の平面図である。
【図8】本発明に係る芯金の第6実施形態を示す一側部
の平面図である。
【図9】図8のA−A断面の2例を示している。
【図10】本発明に係る芯金の第7実施形態を示す案内
突起の断面図である。
【図11】本発明に係る芯金の第8実施形態を示す案内
突起の断面図である。
【図12】本発明に係る芯金の第9実施形態を示す案内
突起の断面図である。
【図13】本発明に係る弾性クローラの第1実施形態を
示す側断面図である。
【図14】図13の平面図である。
【図15】図14のA−A断面図である。
【図16】本発明に係る芯金の第10実施形態を示す一
側部の平面図である。
【図17】本発明に係る弾性クローラの第2実施形態を
示す側断面図である。
【符号の説明】
1 芯金 2L,2R 脱輪防止角部 3L,3R 転輪案内突起 3L−1,3R−1 レール面 4 本体 8L,8R 貫通孔 9 弾性材料

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】弾性材料からなる無端帯状の本体内に帯長
    手方向の間隔を有して埋設される芯金であって、該芯金
    の左右方向の中央部分に脱輪防止用角部と、この角部の
    左右方向の外方側根元部でかつ角部より低い位置に帯長
    手方向のレール面を有する転輪案内突起とを突隆形成し
    ている弾性クローラ用芯金において、 前記転輪案内突起に、レール面より下方において帯長手
    方向に弾性材料を充填して本体と帯長手方向で結合する
    ための貫通孔が形成されていることを特徴とする弾性ク
    ローラ用芯金。
  2. 【請求項2】前記貫通孔は、その長手方向中央部が狭
    く、この中央部から長手方向両端部に向かって拡開する
    形状とされていることを特徴とする請求項1に記載の弾
    性クローラ用芯金。
  3. 【請求項3】前記転輪案内突起は芯金翼部に帯長手方向
    と交差して延伸形成したリブを介して備えられ、このリ
    ブに前記貫通孔を形成していることを特徴とする請求項
    1又は2に記載の弾性クローラ用芯金。
  4. 【請求項4】中央部の左右に脱輪防止用角部とこの角部
    の外方側根元部でかつ角部より低い位置にレール面を有
    する転輪案内突起を突隆形成している芯金を、弾性材料
    からなる無端帯状の本体内に帯長手方向の間隔を有して
    埋設し、前記芯金の左右翼部下に、帯長手方向に延伸し
    て抗張体を本体内に埋入している弾性クローラにおい
    て、 前記左右の転輪案内突起に、レール面より下方において
    帯長手方向の貫通孔が形成されており、該貫通孔に充填
    した弾性材料を本体と帯長手方向で結合することで前記
    抗張体を外周とする内・外抗張体を構成していることを
    特徴とする弾性クローラ。
  5. 【請求項5】前記貫通孔に充填した弾性材料は本体の弾
    性材料に対して低硬度、低モジュラスのゴム材であるこ
    とを特徴とする請求項4に記載の弾性クローラ。
  6. 【請求項6】前記貫通孔は、その長手方向中央部が狭
    く、この中央部から長手方向両端部に向かって拡開する
    形状とされていることを特徴とする請求項4又は5に記
    載の弾性クローラ。
  7. 【請求項7】前記転輪案内突起は芯金翼部に帯長手方向
    と交差して延伸したリブを介して備えられ、このリブに
    前記の貫通孔を形成していることを特徴とする請求項4
    〜6のいずれかに記載の弾性クローラ。
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