JP3368474B2 - 連結リンク式ゴムクローラ - Google Patents

連結リンク式ゴムクローラ

Info

Publication number
JP3368474B2
JP3368474B2 JP2000129830A JP2000129830A JP3368474B2 JP 3368474 B2 JP3368474 B2 JP 3368474B2 JP 2000129830 A JP2000129830 A JP 2000129830A JP 2000129830 A JP2000129830 A JP 2000129830A JP 3368474 B2 JP3368474 B2 JP 3368474B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
core metal
rubber
shoe
track
crawler
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2000129830A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000318662A (ja
Inventor
祐作 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fukuyama Rubber Industry Co Ltd
Original Assignee
Fukuyama Rubber Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from JP3431398A external-priority patent/JP3163481B2/ja
Application filed by Fukuyama Rubber Industry Co Ltd filed Critical Fukuyama Rubber Industry Co Ltd
Priority to JP2000129830A priority Critical patent/JP3368474B2/ja
Publication of JP2000318662A publication Critical patent/JP2000318662A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3368474B2 publication Critical patent/JP3368474B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Transmissions By Endless Flexible Members (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動式建設機械等
に装着して好適な連結リンク式ゴムクローラに関する。
【0002】
【従来の技術】移動式建設機械等には、従来専ら鉄クロ
ーラが使用されており、このうち一部でゴムシューが使
用されているが、近年ゴムクローラが好んで使用される
ものとなっている。
【0003】図7は従来の鉄クローラの1例を示すAは
断面図、Bは側面図であり、101は外つば転輪、10
2はクローラシュー、102aはシュープレート、10
2bはトラックリンク、102cはリンクピン、102
dはラグ(鉄製)である。図8はゴムシューの1例を示
すものでAは断面図、Bは側面図であり、103はゴム
シュー、103aはシュープレート、103bはトラッ
クリンク、103cはリンクピン、103dはゴムラグ
である。図9は従来のゴムクローラを示すもので、Aは
断面図、Bは側面図であり、104はゴムクローラ、1
04cはラグ、105は芯金、106はスチールコード
である。図7〜9において転輪はいずれも同じ外つば転
輪を兼用することができる。
【0004】ところで鉄クローラは、トラックリンクの
上面が連続した転輪軌道となるため走行振動が小さく、
周方向及び幅方向に伸びや横ずれがないためクローラ外
れが少ないのであり、また各リンク間の機械的結合が大
であるため耐久性に優れる等の長所を有するが、その反
面、騒音が大でクッション性が乏しく運転者の疲労が大
きいことや、路面を損傷する等の欠点を有する.
【0005】これに対しゴムクローラは、騒音が小でク
ッション性が良く路面を損傷しないこと、比較的軽量で
あって早い速度で走行させることができること等の長所
を有するが、欠点としては、芯金突起の頂面を転輪軌道
とするため走行振動がやや大きいこと、クローラ本体周
方向又は幅方向に大きな外力が加わると伸びや横ずれが
生じてクローラ外れを生ずること、鉄クローラよりも機
械的強度及び耐久性が劣ること等である。
【0006】一方、鉄クローラのシュープレートの接地
側にゴムラグを設けた構成のゴムシューは、シュープレ
ートとゴムラグとの接着面が剥離しやすいこと、ゴムラ
グがシュープレートと地面との間に圧迫されて逃げ場の
ない構成となるため損耗が早いことなど構造上の問題が
あり、またシュープレート各個にゴムラグを加流接着す
る方法はかなりコストアップとなるため、結局ゴムクロ
ーラを凌駕するものとなっていない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明はゴムクローラ
の上記欠点を解決せんとするものであって、鉄クローラ
の構成を取り入れることにより鉄クローラの長所でもっ
てゴムクローラの欠点を解決せんとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴は、芯金が
埋設されたシュー本体が、その長手方向がクローラ本体
の周方向に対して直角となるように一定間隔で配設され
たゴムクローラに於いて、芯金は両側にトラックリンク
を取り付けるための結合部m,mを設けた中央部と左右
翼部とからなり、少なくとも該左右翼部をシュー本体の
ゴム質中に埋設すると共に上記結合部m,mの内周側を
露出状態もしくは薄いゴム層で被覆したものとなし、ト
ラックリンクは両側にピン孔を設けて該ピン孔間の下面
位置に該トラックリンクをシュー本体の芯金に取り付け
るための結合部m',m'を設け、両ピン孔間隔は上記隣
合う芯金の中央部間隔と等しいものとなし、且つ該トラ
ックリンクと該芯金とをそれぞれの結合部m'及びmが
上下一致する状態に重ねて取り付けると共に、該取り付
け状態でリンク上辺縁が該シュー本体から一定高さ突出
されるものとなし、前後位置のトラックリンクを一致す
るピン孔にピンを挿入させて相互に屈曲可能となる状態
に連結し、シュー本体の反接地面側上面両端部へ、上方
傾斜状に突起部を形成させ、隣接するシュー本体の突起
部を互いに対接した状態となし、クローラ本体中央部の
両側に一対の連続したトラックリンクによる軌道を形成
したことにある。
【0009】また、上記シュー本体のゴム質の巾方向長
さが、埋設芯金の巾方向長さより広く形成され、隣接す
るシュー本体がゴム質同士で対接するように連続して配
設される構成でも良い。
【0010】該芯金の左右翼部が埋設されたゴム質は、
該左右翼部の外周側が巾方向中央部に1段低い凹部が形
成されていても良い。また4,4'はラグ、u,u'はラ
グ間の凹部であって、芯金翼部1aの下部を浅い凹部と
してその前後にラグを設けてあり、このため転輪が芯金
間を通過する際の落ち込みが小さくなり、また芯金上を
通過する際にも適当なクッション効果を奏して乗り心地
の良いものとなる。
【0011】該芯金の中央部の外周側が、結合部を除い
てゴム質で被覆されていることも可能である。また、該
芯金の該左右翼部と該中央部は、お互いの巾方向長さが
同じであっても良い。更に、該芯金の該左右翼部は、該
芯金の巾方向両側及び長さ方向外側がゴム質で被覆さ
れ、該芯金の内周側もゴム質で被覆されていても良い。
該芯金の該左右翼部外周のゴム質は、該芯金の巾方向両
側面及び長さ方向外側面に傾斜面を有することも可能で
ある。
【0012】
【作用】本発明は、トラックリンクを全周に連結した構
成として、クローラ周方向の機械的強度を大となし、且
つ伸びや横ずれを生じないものとするのであり、また転
輪軌道を全周に連続したものとして転輪の落ち込みを生
ぜしめないものとした。
【0013】また本発明は、シュー本体のゴム質に埋設
された芯金をトラックリンクに接続し、隣接するトラッ
クリンク同士を互いに連結することによって、隣接する
シュー本体同士を対接する状態で連接し、連結リンク式
ゴムクローラを構成したので、着脱作業を簡便なものと
なし、及び一部分のみを取り替えること等を可能なもの
とした。このほかトラックリンク1リンク長さのシュー
本体のみで全周連結するので、シュー本体付きのトラッ
クリンクの数を変更することで無端体の周長を簡単に増
減することができる。
【0014】また、上記シュー本体のゴム質の巾方向長
さが、埋設芯金の巾方向長さより広く形成され、隣接す
るシュー本体がゴム質同士で対接するように連続して配
設される構成では、適当なクッション効果を奏して、振
動が少なく乗り心地の良いものとなる。
【0015】該芯金の左右翼部が埋設されたゴム質は、
該左右翼部の外周側が巾方向中央部に1段低い凹部が形
成されていても良い。この場合には、転輪が芯金間を通
過する際の落ち込みが小さくなり、また芯金上を通過す
る際にも適当なクッション効果を奏して乗り心地の良い
ものとなる。
【0016】
【実施例】図1A〜Cは本考案のゴムクローラに使用さ
れる芯金の実施例を示すものであり、Aは斜視図、Bは
側面図、Cは上面図であって、図において1は芯金、1
a,1aは左右翼部、1bは凹陥状をなした中央部、
m、mは中央部1bの両側にあって後述のトラックリン
クを取り付ける位置となる結合部、p、pは結合部m、
mに設けたボルト孔(貫通孔)であり、hは段差であっ
て中央部1bを翼部1aよりも低い位置としてある。
【0017】図2A及びBは本実施例で使用されるトラ
ックリンク5の一片を示すものであり、Aは正面図、B
は底面図であって、従来一部の鉄クローラ用に使用され
ているものと同じものである。図に於いて6,6は左右
のピン孔であってピン孔間隔Lは芯金間隔と等しい寸法
とするのであり、7は窓、8は7の下枠であり、m'は
結合部であってトラックリンク5の下面に位置して芯金
の結合部mと結合させる部分であり、p'は結合部m'に
設けたボルト穴であって、図に示すようにボルト穴p'
は下枠8の上下に貫通させてある。またトラックリンク
5の上面gは平面として転輪軌道面とするのである。な
お左右のピン孔6,6周辺は左右位置で相互に相反する
薄肉部(肉厚tの1/2)に形成してあり、これにより
前後するトラックリンク同士の連結が同一の肉厚形態で
行われるようになっている。
【0018】トラックリンク5とシュー本体4の芯金1
との連結状態を、図3により説明する。該連結には上記
ボルト穴p'と芯金1の中央部1bのボルト穴pとを合
致させて連通するボルト穴p,p'に対してボルト止め
を行うことにより該中央部1bの両側に一対のトラック
リンク5を立設させると共に、前後のトラックリンク5
の各ピン孔6を重合させ、該重合したピン孔間にリンク
ピンを回動自在状態に挿入して連結させ連続した転輪軌
道とする。なおkはトラックリンクと芯金との取り付け
ボルト、k'は同ナットである。
【0019】また芯金の結合部mの内周側となる部分
は、上記結合手段と関連して露出状態もしくは薄いゴム
層で被覆した状態としてトラックリンクと体合させるの
である。一方結合部mの外周側も同様に上記結合手段と
関連して、露出状態もしくは被覆状態とすることができ
る。この外周側の場合はゴム被覆厚さを厚くても良い。
またこの場合芯金の中央部1bに於ける結合部m,mを
除く部分には任意の厚さ及び形状でゴム被覆を施すこと
ができる。
【0020】図4はシュー本体を示す実施例であって、
Aは本実施例のシュー本体23の平面図(内周面側)、
BはAのY−Y線断面図、Cは連結状態を示す断面図で
ある。図中1'はシュー本体23に埋設される芯金、1'
a及び1'bはそれぞれ翼部及び中央部であって、翼部
1'aの巾L2はシュー本体23の周方向長さL1より
も少し短いものとするのである。同図Cに示すように、
トラックリンク1リンク長さのシュー本体23の反接地
面側上面両端部へ、上方傾斜状に突起部10を形成さ
せ、隣接するシュー本体23の突起部10を互いに対接
して無端体を構成している。
【0021】該芯金1'の該左右翼部1'a及び1'b
は、該芯金1'の巾方向両側及び長さ方向外側がゴム質
で被覆され、該芯金1'の内周側もゴム質で被覆されて
いる。
【0022】また4'はラグ、uはラグ間の凹部であっ
て、芯金翼部1aの下部を浅い凹部uとしてその前後に
ラグ4',4'を設けてあり、このため転輪が芯金間を通
過する際の落ち込みが小さくなり、また芯金上を通過す
る際にも適当なクッション効果を奏して乗り心地の良い
ものとなる。またシュー本体23間は深い凹部としてあ
り、内側端部同士が接触する構成であり、駆動輪や誘導
輪への捲回に際してこの部分のゴム質に内部歪みが生じ
ないのである。他の実施例でも、同様である。
【0023】図5A〜Cはシュー本体の別の実施例を示
すものであって、Aは本実施例のシュー本体22の平面
図(内周面側)、Bは同正面図、CはAのY−Y−線断
面図を示す。図A〜Cに示すようにシュー本体22は重
合部を有しない周方向長さとし、且つほぼ全長に亘って
補強層3'を埋設した構成としてあり、それぞれの端部
の突起部10を対接させた状態で内周側に取り付けたト
ラックリンクを連結するのである。無端体の全周をトラ
ックリンク1リンク長さのシュー本体22のみで構成す
る(シュー本体22の内周側に取り付けたトラックリン
クを全周連結して無端体とする)ものであり、この場合
はシュー本体22が従来のゴムシューと同じ機能のもの
となる。この実施例では、芯金1の左右翼部1aと中央
部1bとの巾方向長さが同じである。
【0024】図6A〜Dは、別の実施例のシュー本体2
1を示すものであって、Aは平面図(内周面側)、Bは
正面図、CはAのY−Y線断面図、Dは平面図(接地面
側)である。図中n'はシュー本体21の両端に設けた
重合部であって、隣接するシュー本体21の重合部nと
重合連結させるためのものであり、3'は補強層、fは当
て板、pはボルト穴であり、図に示すように補強層
3'はシュー本体21のほぼ全長に亘って埋設されてお
り、重合部n'に於ける補強層3'とその下部に埋設され
た当て板fを連結するボルト穴pが設けてある。この
場合ボルト穴pは、重合部n'と隣接するシュー本体
21の重合部nを重合させた際にボルト穴pと合致す
る配置としてある。補強層3'の材質としては前記補強
層3と同じ材質のものが使用されるほか、金属製の薄板
(適当に湾曲させたものが良い)や金網状のものでも良
い。なおqは接地面側からボルトを挿入するための穴で
ある。
【0025】本実施例に於いては当て板fは予めシュー
本体21のゴム質中に埋設してあり、このためボルト穴
p位置にのみ穴qを設けてあるが、このほか当て板fを
連結本体21とは別に準備し且つ穴qとしては当て板f
を挿入できる大きさとしておき、後で当て板fをシュー
本体21に取り付けるものとしても良い。又これとは逆
に当て板fと共にボルトkをシュー本体に埋設しておき
(この場合ボルトのネジ部分が補強層3'のボルト穴を
連通してシュー本体21の内周面側に突出するものとな
る)、ボルト挿入用の穴を設けないものとしても良い。
【0026】図6のDのように、該芯金の該左右翼部外
周のゴム質が、該芯金の巾方向両側面及び長さ方向外側
面に傾斜面を有している。
【0027】今までの実施例では芯金の中央部に対して
トラックリンクの下面の中央位置で結合したものが示さ
れているが、本発明はこれに限定されるものではなく、
芯金の中央部に対してトラックリンクをクローラ周方向
前後にずらせて取り付けても差し支えない。
【0028】
【発明の効果】本発明はシュー本体の内周側に取り付け
たトラックリンクを連結して全周連続した転輪軌道とす
るのであり、このためクローラ周方向の強度が大となっ
て耐久性に優れたものとなり、且つ伸びや横ずれが生じ
ないものとなってクローラ外れが殆ど生じないものとな
るのであり、また転輪の落ち込みが生じないものとなっ
て走行振動が小さいものとなる。
【0029】本発明によればトラックリンク1リンク長
さのシュー本体のみで全周連結するものであり、このた
めクローラ装置への着脱作業が簡便なものとなるのであ
る。またシュー本体が取付けられたトラックリンクの数
を増加して任意の長さに形成して連結延長することがで
きる。更に、一部のシューが損傷した場合には、その部
分のシュー本体をトラックリンクより取り外し、取り替
えること等が可能なものとなる。従って任意のリンク数
のゴムクローラとすることができると共に該リンク数を
簡単に増減することができるのであり、このほか特に損
傷の激しい部分のみを取り替えて使用することができる
など経済的な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のゴムクローラに使用される芯金の実施
例を示すものであって、Aは斜視図、Bは側面図、Cは
上面図である。
【図2】本発明の実施例で使用されるトラックリンクの
一片を示すものであって、Aは正面図、Bは底面図であ
る。
【図3】ゴムクローラ本体にトラックリンクを取り付け
た断面図である。
【図4】本発明によるシュー本体の実施例を示すもので
あって、Aは平面図(内周面側)、BはAのY−Y線断
面図、Cは連結状態を示す断面図である。
【図5】本発明によるシュー本体の別の実施例を示すも
のであって、Aは平面図(内周面側)、Bは同正面図、
CはAのY−Y線断面図を示す。
【図6】本発明によるシュー本体の更に別の実施例を示
すものであって、Aは平面図(内周面側)、Bは正面
図、CはAのY−Y線断面図、Dは平面図(接地面側)
である。
【図7】従来の鉄クローラの1例を示すものであり、A
は断面図、Bは側面図である。
【図8】従来のゴムシューの1例を示すもので、Aは断
面図、Bは側面図である。
【図9】従来のゴムクローラの1例を示すもので、Aは
断面図、Bは側面図である。
【符号の説明】
1 芯金 1a 翼部 1b 中央部 3,3' 補強層 4,4' ラグ 5 トラックリンク 6 ピン孔 9 連結ピン10 突起部 21,22,23 シュー本体 m,m' 結合部 n,n' 重合部 p,p',p2 ボルト穴 f,f' 当て板 u,u' 凹部 101 外つば転輪 102 クローラシュー 103 ゴムシュー 104 従来のゴムクローラ

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 芯金(1)が埋設されたシュー本体(21,22,
    23)が、その長手方向がクローラ本体の周方向に対して
    直角となるように一定間隔で配設されたゴムクローラに
    於いて、芯金(1)は両側にトラックリンク(5)を取り付け
    るための結合部m,mを設けた中央部(1b)と左右翼部(1
    a)とからなり、少なくとも該左右翼部(1a)をシュー本体
    (21,22,23)のゴム質中に埋設すると共に上記結合部m,
    mの内周側を露出状態もしくは薄いゴム層で被覆したも
    のとなし、トラックリンク(5)は両側にピン孔(6)を設け
    て該ピン孔(6)間の下面位置に該トラックリンク(5)をシ
    ュー本体(21,22,23)の芯金(1)に取り付けるための結合
    部m',m'を設け、両ピン孔(6)間隔は上記隣合う芯金
    (1)の中央部間隔と等しいものとなし、且つ該トラック
    リンク(5)と該芯金(1)とをそれぞれの結合部m'及びm
    が上下一致する状態に重ねて取り付けると共に、該取り
    付け状態でリンク(5)上辺縁が該シュー本体(21,22,23)
    から一定高さ突出されるものとなし、前後位置のトラッ
    クリンク(5)を一致するピン孔(6)にピン(9)を挿入させ
    て相互に屈曲可能となる状態に連結し、シュー本体(21,
    22,23)の反接地面側上面両端部へ上方傾斜状に突起部(1
    0)を形成させ、隣接するシュー本体(21,22,23)の突起部
    (10)を互いに対接した状態となし、クローラ本体中央部
    の両側に一対の連続したトラックリンク(5)による軌道
    を形成したことを特徴とする連結リンク式ゴムクロー
    ラ。
  2. 【請求項2】 上記シュー本体(21,22,23)のゴム質の巾
    方向長さが、埋設芯金(1)の巾方向長さより広く形成さ
    れ、隣接するシュー本体(21,22,23)がゴム質同士で対接
    するように連続して配設されたことを特徴とする請求項
    1記載の連結リンク式ゴムクローラ。
  3. 【請求項3】 該芯金(1)の左右翼部(1a)が埋設された
    ゴム質は、該左右翼部(1a)の外周側が巾方向中央部に1
    段低い凹部(u)が形成されていることを特徴とする請求
    項1または請求項2記載の連結リンク式ゴムクローラ。
  4. 【請求項4】 該芯金(1)の中央部の外周側が、結合部
    を除いてゴム質で被覆されていることを特徴とする請求
    項1〜3項いずれか記載の連結リンク式ゴムクローラ。
  5. 【請求項5】 該芯金(1)の該左右翼部(1a)と該中央部
    (1b)は、お互いの巾方向長さが同じであることを特徴と
    する請求項1〜4項いずれか記載の連結リンク式ゴムク
    ローラ。
  6. 【請求項6】 該芯金(1)の該左右翼部(1a)は、該芯金
    (1)の巾方向両側及び長さ方向外側がゴム質で被覆さ
    れ、該芯金の内周側もゴム質で被覆されていることを特
    徴とする請求項1〜4項いずれか記載の連結リンク式ゴ
    ムクローラ。
  7. 【請求項7】 該芯金(1)の該左右翼部(1a)外周のゴム
    質は、該芯金の巾方向両側面及び長さ方向外側面に傾斜
    面を有することを特徴とする請求項1〜5項いずれか記
    載の連結リンク式ゴムクローラ。
JP2000129830A 1992-06-20 2000-04-28 連結リンク式ゴムクローラ Expired - Lifetime JP3368474B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000129830A JP3368474B2 (ja) 1992-06-20 2000-04-28 連結リンク式ゴムクローラ

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3431398A JP3163481B2 (ja) 1992-06-20 1998-01-30 連結リンク式ゴムクローラ
JP2000129830A JP3368474B2 (ja) 1992-06-20 2000-04-28 連結リンク式ゴムクローラ

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3431398A Division JP3163481B2 (ja) 1992-06-20 1998-01-30 連結リンク式ゴムクローラ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000318662A JP2000318662A (ja) 2000-11-21
JP3368474B2 true JP3368474B2 (ja) 2003-01-20

Family

ID=26373091

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000129830A Expired - Lifetime JP3368474B2 (ja) 1992-06-20 2000-04-28 連結リンク式ゴムクローラ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3368474B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI826459B (zh) * 2018-07-09 2023-12-21 日商索尼半導體解決方案公司 比較器及攝像裝置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000318662A (ja) 2000-11-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20020047306A1 (en) Crawler belt type traveling system
JP2003089366A (ja) 弾性クローラ
US5984437A (en) Connecting link type rubber crawler
JP3368474B2 (ja) 連結リンク式ゴムクローラ
JP2000053037A (ja) 雪上車用ゴム履帯
US6450593B2 (en) Elastic crawler shoe for discharging snow
JP4180744B2 (ja) 弾性クローラ用芯金及び弾性クローラ
JPH01223086A (ja) ゴムクローラ
JP6665973B2 (ja) 耐久性が向上したクローラーパッド
JP3318724B2 (ja) 連結リンク式ゴムクローラ
JP3163481B2 (ja) 連結リンク式ゴムクローラ
JP2768541B2 (ja) 雪上用クローラ
JP2654926B2 (ja) ゴムクローラ
JPH08225Y2 (ja) 連結リンク式ゴムクローラ
JP2523838Y2 (ja) 連結リンク式ゴムクローラ
JPH08301156A (ja) 連結リンク式ゴムクローラ及び連結リンク式ゴムクロ ーラ用芯金
JPH11222169A (ja) 内周駆動型ゴムクロ−ラ
JP2601477Y2 (ja) 鉄履帯と交換可能なゴム履帯
JPH08301155A (ja) 弾性クローラ用芯金
JPH0717657Y2 (ja) 連結リンク式ゴムクローラ
JPH06316280A (ja) 連結リンク式ゴムクローラ
JPH06286675A (ja) 弾性クローラ用芯金
JP3295614B2 (ja) ゴム履帯
JPH0727983U (ja) 連結リンク式ゴムクローラ
KR100317038B1 (ko) 연결링크식고무크로올러

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 5

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071115

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 6

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081115

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091115

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091115

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101115

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111115

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 10

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121115

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 10

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121115