JP2003089366A - 弾性クローラ - Google Patents

弾性クローラ

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JP2003089366A JP2001283967A JP2001283967A JP2003089366A JP 2003089366 A JP2003089366 A JP 2003089366A JP 2001283967 A JP2001283967 A JP 2001283967A JP 2001283967 A JP2001283967 A JP 2001283967A JP 2003089366 A JP2003089366 A JP 2003089366A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 弾性クローラの側部が縁石に乗り上げた際
に、縁石の角部によって生じるゴムカットを防止する。 【解決手段】 ゴム様弾性体から無端帯状に形成された
クローラ本体6内に、クローラ周方向Aに亘って芯金7
が埋設されると共に、クローラ本体6の接地側のクロー
ラ幅方向B両側に、ラグ11がクローラ周方向Aに亘っ
て設けられ、このラグ11は、クローラ幅方向B外方に
向かうに従ってクローラ周方向Aに移行する傾斜状に配
置されていて、クローラ周方向Aで隣り合う3つの芯金
7に亘って設けられており、ラグ11の、クローラ幅方
向B外端側の部分11aの接地面のクローラ周方向Aの
幅W1を、ラグ11の、クローラ幅方向B中央側の部分
11bの接地面のクローラ周方向Aの幅W2と略同幅に
形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ショベル、バック
ホー、キャリアダンプ等の土木・建設機械や、運搬車、
又はトラクタ等の農業機械等の走行部として採用される
クローラ式走行装置に採用される弾性クローラ(ゴムク
ローラ)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】クローラ式走行装置は、一般的に、進行
方向前後一側に配置された駆動スプロケットと、進行方
向前後他側に配置されたアイドラと、これら駆動スプロ
ケットとアイドラとの間に配置された複数の転輪と、こ
れら駆動スプロケット、アイドラ及び転輪に亘って巻き
掛けられる履帯とから主構成されていて、駆動スプロケ
ットを回転駆動させて履帯を周方向に循環回走させるこ
とで、走行可能とされている。
【0003】このクローラ式走行装置に採用される履帯
として、弾性クローラがあり、図15及び図16に示す
ように、この弾性クローラ30は、ゴム等の弾性体から
なる無端帯状のクローラ本体31内に、クローラ周方向
Aに適宜間隔をおいて芯金32が埋設されると共に、該
芯金32のクローラ外周側にスチールコード等からなる
抗張体(補強帯)がクローラ周方向Aに亘って埋設され
ることで主構成されている。また、クローラ本体31
の、クローラ周方向Aで隣り合う芯金32間で且つクロ
ーラ幅方向B中央部には、駆動スプロケットの歯を芯金
31に噛み合わせて弾性クローラを周方向Aに循環回走
させるべく、駆動スプロケットの歯を挿入させるための
係合孔33が、各芯金32間に形成されている。
【0004】また、クローラ本体31の接地側(クロー
ラ外周側)には、前記係合孔33を挟んでクローラ幅方
向B両側に、ラグ34がクローラ周方向Aに亘って適宜
間隔をおいて形成されている。このラグ34は、クロー
ラ幅方向B外端側の部分34aの接地面のクローラ周方
向Aの幅W1が、クローラ幅方向B中央側の部分34b
の接地面のクローラ周方向Aの幅W2よりも小に形成さ
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記弾性クローラ30
にあっては、縁石、石等によって、弾性クローラ30の
翼部(クローラ幅方向B側部)において耳切れ等が生
じ、これにより抗張体や芯金32が露出することがあ
り、問題になっている。すなわち、図17(a)に示す
ように、弾性クローラ30の翼部が縁石35に乗り上げ
ると、該翼部が湾曲変形して、縁石35の角部35aで
ラグ34がカットされて割れが生じる。この割れがクロ
ーラ周方向Aに連続状に生じたものを耳切れと呼んでい
る。
【0006】そして、走行により弾性クローラ30の屈
曲が繰り返されると、ラグ34に生じた割れが弾性クロ
ーラ30の内周側へと波及して、抗張体や芯金32にま
で至り、弾性クローラ30の屈曲時において、抗張体や
芯金32が露出して見えることとなる。本発明は、前記
問題点に鑑みて、弾性クローラの翼部におけるラグのカ
ットを良好に防止することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明が技術的課題を解
決するために講じた技術的手段は、ゴム様弾性体から無
端帯状に形成されたクローラ本体6内に、クローラ周方
向Aに亘って芯金7が埋設されると共に、クローラ本体
6の接地側のクローラ幅方向B両側に、ラグ11がクロ
ーラ周方向Aに亘って設けられ、このラグ11は、クロ
ーラ幅方向B外方に向かうに従ってクローラ周方向Aに
移行する傾斜状に配置されていて、クローラ周方向Aで
隣り合う複数の芯金7に亘って設けられており、ラグ1
1のクローラ幅方向B外端側の部分11aの接地面のク
ローラ周方向Aの幅W1が、ラグ11のクローラ幅方向
B中央側の部分11bの接地面のクローラ周方向Aの幅
W2と略同幅に形成されていることを特徴とする。
【0008】また、ラグ11のクローラ幅方向B外端側
の部分11aの接地面のクローラ周方向Aの幅W1が、
ラグ11のクローラ幅方向B中央側の部分11bの接地
面のクローラ周方向Aの幅W2に対して、0.8×W2≦
W1≦1.2×W2となるように形成されているのがよ
い。また、ラグ11の、クローラ幅方向B外端側の部分
11a及び中央側の部分11bがクローラ幅方向Bに沿
って形成されており、ラグ11の、クローラ幅方向B中
央側の部分11aから外端側の部分11bに至る中間部
分11cがクローラ幅方向B外方に向かうに従ってクロ
ーラ周方向に移行する傾斜状に形成されているのがよ
い。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図2において、1は、土木・建設
機械や運搬車又は農業機械等の走行部として採用される
クローラ式走行装置であり、このクローラ式走行装置1
は、進行方向(図2の左右方向)前後一側に配置された
駆動スプロケット(駆動輪)2と、進行方向前後他側に
配置されたアイドラ3と、これら駆動輪2とアイドラ3
との間に配置された複数個の転輪5とをトラックフレー
ムFの左右両側のサイドフレームに左右方向(図2の紙
面貫通方向)の軸心廻りに回転自在に支持すると共に、
これら駆動スプロケット2,アイドラ3及び転輪4に亘
ってエンドレス状の弾性クローラ5を巻き掛けて主構成
されており、このクローラ式走行装置1を採用した機械
の、本機側からの重量等の荷重は転輪4を介して弾性ク
ローラ5に作用し、駆動スプロケット2を回転駆動する
ことにより弾性クローラ5を周方向Aに循環回走させる
ことで前後に進行するように構成されている。
【0010】弾性クローラ5は、図1及び図3に示すよ
うに、ゴム様弾性体(ゴム、樹脂等)によってエンドレ
スの帯状に形成されたクローラ本体6内に、多数の芯金
7と抗張体8とを埋設することで主構成されている。芯
金7は、クローラ幅方向B(左右方向)に長く形成さ
れ、クローラ周方向A全周に亘って該周方向Aに適宜間
隔をおいて配置されている。芯金7の、クローラ幅方向
Bの中央側で且つクローラ内周側Cには、クローラ本体
6からクローラ内周側Cに突出する左右一対のガイド部
9が設けられており、このガイド部9によって転輪4等
の脱輪防止が図られている。
【0011】このクローラ式走行装置1では、左右のガ
イド部9のクローラ幅方向Bの外方側が転輪4が通過
(転動)するレール部とされ、転輪4は左右のガイド部
9を跨ぐように配置される。なお、左右のガイド部9の
頂部(クローラ内周側Cの面)が、転輪が通過するレー
ル部とされていてもよい。また、ガイド部9の形状は図
例の形状に限定されることはなく、例えば、1つの突起
ではなく、前後の分割状(二股状)の突起であってもよ
く、また、左右のガイド部9は、同形状でなくてもよ
い。
【0012】クローラ本体6の、クローラ周方向Aで隣
り合う芯金7間で且つクローラ幅方向B中央部には、駆
動スプロケット2の歯を芯金7に噛み合わせて弾性クロ
ーラ5を周方向Aに循環回走させるべく、駆動スプロケ
ット2の歯を挿入させるための係合孔10が、各芯金7
間に形成されている。また、この弾性クローラ5は、駆
動スプロケット2の全ての歯に、それぞれ芯金7が噛み
合う、ショートピッチタイプの弾性クローラ5とされて
いる。また、クローラ本体6の接地側(クローラ外周側
D)には、前記係合孔10を挟んでクローラ幅方向B両
側に、ラグ11がクローラ周方向Aに亘って且つ周方向
Aに適宜間隔をおいて形成されている。
【0013】このラグ11は、全体的に見て、クローラ
幅方向B外方に向かうに従ってクローラ周方向一方A1
に移行する傾斜状に配置形成されていて、クローラ周方
向Aで隣り合うように並ぶ3つの芯金7に亘って配置さ
れている。なお、ラグ11は、2つ或いは4つの芯金7
に亘るように設けられていてもよい。また、ラグ11
は、クローラ幅方向B外端側の部分11aと、クローラ
幅方向Bの中央側の部分11bと、これら外端側部分1
1aと中央側部分11bとの間の中間部分11cとから
構成されており、外端側部分11aと中央側部分11b
とは、クローラ幅方向Bに沿う方向に形成され、中間部
分11cが主として、クローラ幅方向B外方に向かうに
従ってクローラ周方向一方A1に移行する傾斜状に形成
されている。
【0014】また、ラグ11の外端側部分11aは、当
該ラグ11が形成されたところに対応する位置にある3
つの芯金7の真ん中の芯金7と、これに隣り合う一方の
芯金7との2つの芯金7に亘って設けられ、このラグ1
1の中央側部分11bは、当該ラグ11が配置されたと
ころに対応する位置にある3つの芯金7の真ん中の芯金
7と、これに隣り合う他方の芯金7との2つの芯金7に
亘って設けられている。また、クローラ周方向Aで隣り
合うラグ11の、一方のラグ11の外端側部分11aの
一部と、他方のラグ11の中央側部分11bの一部と
が、同じ芯金7に対応する位置に設けられていて、クロ
ーラ周方向Aで隣り合うラグ11の、一方のラグ11の
外端側部分11aと、他方のラグ11の中央側部分11
bとが、側方から見て一部ラップするように近接して配
置されていて、クローラ周方向Aに並べられて配置され
たラグ11の各中央側部分11bが、2つの芯金7に亘
り且つ芯金7の間隔と略同じ間隔でクローラ周方向Aに
配置されるように形成されてている。
【0015】また、ラグ11は、クローラ本体6側から
接地側に向かうに従って、クローラ厚さ方向Eに直交す
る面での断面積が漸次狭くなるように形成されていて、
クローラ厚さ方向Eに沿う面で切断した断面が、クロー
ラ本体6側から接地側に向かうに従って先窄まりとなる
台形を呈するように形成されている。また、左右一方に
設けられたラグ11は、左右他方に設けられたラグ11
に対して、クローラ周方向Aに半ピッチ位置ずれさせて
配置されていて、左右一方に設けられたラグ11と、左
右他方に設けられたラグ11とがクローラ周方向Aに関
して千鳥状に配置されている。
【0016】したがって、弾性クローラ5の左右一方に
設けられたラグ11の外端側部分11aと、弾性クロー
ラ5の左右他方に設けられたラグ11の中央側部分11
bとは、クローラ周方向Aに関して略同じ位置(側方か
らみてラップする位置)に設けられている。前記構成の
ものにあっては、ラグ11が複数の芯金7に亘るよう
に、クローラ幅方向Bに対して斜めに配置されていると
共に、左右のラグ11が千鳥状に配置されており、ま
た、クローラ周方向Aで隣り合う芯金7間には、ラグ1
1が存在しており、剛性差が少ない。
【0017】また、前記構成のラグ11の外端側部分1
1aの接地面のクローラ周方向Aの幅W1は、ラグ11
の中央側部分11bの接地面のクローラ周方向Aの幅W
2と略同幅に形成されている。このラグ11の外端側部
分11aの幅W1は、0.8×W2〜1.2×W2の範囲内に
形成されている。ラグ11の外端側部分11aの幅W1
が、0.8×W2よりも小さいと、縁石に乗り上げた時の
ラグ11の割れ発生率が大きくなり、1.2×W2よりも
大きくなると、弾性クローラ5の翼部(クローラ幅方向
B側部)の屈曲剛性が大きくなりすぎ、弾性クローラ5
が駆動スプロケット2やアイドラ3に巻き掛けられて屈
曲した場合、弾性クローラ5の翼部に無理な変形が生
じ、芯金7とクローラ本体6との接着力を悪くさせると
共に、駆動スプロケット2等にスムーズに巻き掛けられ
ないという問題が生じる。
【0018】また、前記構成のラグ11にあっては、W
1≒W2とすることで、ラグ外端部分11aと、ラグ中
央側部分11bとの剛性が略均一となり、ラグ11の偏
摩耗、振動も同時に改善される。なお、前記実施の形態
にあっては、左右のラグ11がクローラ幅方向B外方に
向かうに従ってクローラ周方向一方A1に移行する傾斜
状に配置形成されているが、図18に示すように、左右
一方のラグ11がクローラ幅方向B外方に向かうに従っ
てクローラ周方向一方A1に移行する傾斜状とされ、他
方のラグ11がクローラ幅方向B外方に向かうに従って
クローラ周方向他方A2に移行する傾斜状とされていて
もよい。
【0019】図4〜14は、パッド式履帯に採用される
弾性パッド20(ゴムパッド)に関する開示例を示して
おり、該弾性パッド20は、エンドレス状に連結された
多数のリンクの各々に取り付けられて、無端帯状の履帯
を構成する。図4〜14において、弾性パッド20は、
金属製等の板材等から形成されていて、履帯内周側Cに
位置する芯材21と、この芯材21に加硫接着等によっ
て固着されたゴム様弾性体から形成されていて、履帯外
周側D(接地側)に位置するパッド本体22とから主構
成されており、履帯幅方向Bに長く形成されている。
【0020】図4及び図5、又は図10〜図12に示す
弾性パッド20にあっては、芯材21の履帯幅方向B中
央側に、左右一対のボルト挿通孔23が、履帯周方向A
前後に形成されている。また、パッド本体22は、ブロ
ック状に形成されており、その履帯幅方向B中央側に
は、前記芯材21のボルト挿通孔23に対応して形成さ
れていて、該ボルト挿通孔23に挿通されるボルトの頭
部を挿入するボルト取付孔24が形成されている。
【0021】この弾性パッド20にあっては、パッド本
体22に形成されたボルト取付孔24からボルト挿通孔
23にボルトを挿通すると共に、このボルトをリンクに
形成されたネジ孔に螺合することでリンクに取付固定さ
れる。また、図8及び図9、又は図13及び図14に示
す弾性パッド20にあっては、芯材21の履帯幅方向B
一端側に、リンクに取付固定される履板等に引っ掛けら
れるフック部26を形成し、芯材21の履帯幅方向B他
端側にボルト挿通孔27を形成すると共に、このボルト
挿通孔27に挿通されるボルトの頭部を挿入するボルト
取付孔28をパッド本体22に形成し、フック部26を
履板等に引っ掛け、パッド本体22に形成されたボルト
取付孔28からボルト挿通孔27にボルトを挿通すると
共に、このボルトを履板等に形成されたネジ孔に螺合す
ることで履板等に取付固定されるようにしたものであ
る。
【0022】前記弾性パッド20にあっては、パッド本
体22には、前述したボルト取付孔24,28や、泥抜
き孔等の孔が形成されるが、このパッド本体22に形成
される孔24,28の内周面側で且つパッド本体22の
接地面側(孔24,28の内周面とパッド本体22の接
地面との間のコーナー部分)において、パッド本体22
を構成する弾性体(ゴム)の欠け、破損が発生し、問題
となっている。そこで、これを防止するために、前記弾
性パッド20にあっては、ボルト取付孔24,28等の
形成部分を補強して、パッド本体22を構成する弾性体
(ゴム)の欠け、破損を防止するために、ボルト取付孔
24,28等の周囲に補強層25を設けている。
【0023】図4及び図5に示す弾性パッド20にあっ
ては、図6に示すように、キャンバス等の補強シートか
らなる補強層25を、パッド本体22の接地面側に設
け、これによってボルト取付孔24等の周囲を補強する
ようにしている。また、補強層25は、図7に示すよう
に、ボルト取付孔24等の内周面側に、パッド本体22
の厚さ方向Eに亘って設けるようにしてもよい。また、
図8及び図9に示す弾性パッド20にあっては、補強層
25を構成するキャンバス等は、パッド本体22の接地
側表面及びボルト取付孔28等の内周面から、パッド本
体22内部側に、埋設状として設けられている。
【0024】なお、補強層25を構成するキャンバス等
は、パッド本体22を形成する際に、該パッド本体22
を形成する成形型に入れられてボルト取付孔24,28
の形成部分の周辺に配置され、そして、該成形型にパッ
ド本体22を構成する未加硫ゴムを入れて、パッド本体
22を加硫成形することで、補強層25を構成するキャ
ンバス等はパッド本体22を構成するゴムと一体化され
る。また、図10〜14に示す弾性パッド20にあって
は、ボルト取付孔24,28等を補強する補強層25
が、短繊維を混入したゴム層(カットファイバー入りゴ
ム)によって構成されている。
【0025】図10及び図11、又は図13及び図14
に示すものにあっては、補強層25は、パッド本体22
の厚さ方向Eに亘って設けられており、図12に示すも
のにあっては、補強層25は、パッド本体22の厚さ方
向E中途部からパッド本体22の接地面にかけて設けら
れている。この補強層25にあっては、予めカットファ
イバー入りのゴムを形成しておいて、パッド本体22を
形成する際に、このカットファイバー入りのゴムを、パ
ッド本体22を形成する成形型に入れてボルト取付孔2
4,28の形成部分の周辺に配置し、そして、該成形型
にパッド本体22を構成する未加硫ゴムを入れて、パッ
ド本体22を加硫成形することで、補強層25がパッド
本体22を構成するゴムと一体化されている(又は、補
強層25を構成するゴムがパッド本体22の一部を構成
している)。
【0026】
【発明の効果】本発明は、ゴム様弾性体から無端帯状に
形成されたクローラ本体6内に、クローラ周方向Aに亘
って芯金7が埋設されると共に、クローラ本体6の接地
側のクローラ幅方向B両側に、ラグ11がクローラ周方
向Aに亘って設けられ、このラグ11は、クローラ幅方
向B外方に向かうに従ってクローラ周方向Aに移行する
傾斜状に配置されていて、クローラ周方向Aで隣り合う
複数の芯金7に亘って設けられており、ラグ11の、ク
ローラ幅方向B外端側の部分11aの接地面のクローラ
周方向Aの幅W1を、ラグ11の、クローラ幅方向B中
央側の部分11bの接地面のクローラ周方向Aの幅W2
と略同幅に形成して、ラグ11の外端側部分の11aの
接地面の幅W1を従来よりも広くすることにより、例え
ば、弾性クローラの翼部(弾性クローラの幅方向側部)
が縁石に乗り上げた際において、ラグ11が湾曲し難
く、縁石の角部によるカットを防止でき、また、カット
が発生しても、ラグ11の外端側部分11aの弾性体の
ボリュームが増大しているので、該カットが芯金7等に
まで波及し難い。
【0027】また、ラグ11の外端側部分11aの剛性
が、ラグ11の中央側部分11bよりも大きくなればな
る程、弾性クローラの駆動スプロケット等への巻き掛け
がスムーズに行われず、駆動スプロケット等への巻き掛
け時に翼部が無理に変形し、クローラ本体6と芯金7と
の接着力が悪くなるが、ラグ11の、クローラ幅方向B
外端側の部分11aの接地面のクローラ周方向Aの幅W
1を、ラグ11の、クローラ幅方向B中央側の部分11
bの接地面のクローラ周方向Aの幅W2と略同幅に形成
することで、具体的には、0.8×W2≦W1≦1.2×W2
となるように形成することで、弾性クローラの駆動スプ
ロケット等への巻掛け時の不具合を生じさせることな
く、弾性クローラの翼部が縁石に乗り上げた際の、ラグ
11の外端側部分11aの割れを防止できる。
【0028】また、ラグ11が、クローラ幅方向B外方
に向かうに従ってクローラ周方向一方A1に移行する傾
斜状に配置されたものであって、クローラ周方向Aに並
べられて配置されたラグ11の各中央側部分11bが、
複数の芯金7に亘り且つ芯金7の間隔と略同じ間隔でク
ローラ周方向Aに近接配置されたものにあっては、ラグ
11の外端側部分11aを、中央側部分11bと同様の
広幅にする場合、ラグ11の外端側部分11aが、クロ
ーラ幅方向Bに対して傾斜状の状態(図16参照)で広
幅にすると、クローラ周方向Aで隣り合うラグ11の、
外端側部分11aの基部に応力集中が生じるという問題
がある。
【0029】すなわち、ラグ11の前後左右の側面と、
クローラ本体6の外周面との間のコーナー(隅)部分に
は、該部分の応力集中を避けるために、R(アール)が
付けられるが、前述したように、ラグ11の外端側部分
11aが、クローラ幅方向Bに対して傾斜状の状態で広
幅にすると、クローラ周方向Aで隣り合うラグ11の、
外端側部分11aの基部に設けられるR部分同志が重な
ってしまい、該重なり部分がV字形となり、そこに応力
集中が生じるのである。これを避けるために、クローラ
周方向Aで隣り合うラグ11の、クローラ周方向Aの間
隔を大きくすると、芯金7に対するラグ11の位置がず
れることとなると共に、ラグ11の数が少なくなって、
接地面積が小となる。
【0030】そこで、ラグ11の、クローラ幅方向B外
端側の部分11a及び中央側の部分11bをクローラ幅
方向Bに沿って形成し、ラグ11の、クローラ幅方向B
中央側の部分11aから外端側の部分11bに至る中間
部分11cがクローラ幅方向B外方に向かうに従ってク
ローラ周方向一方A1に移行する傾斜状に形成すること
で、ラグ11を、クローラ幅方向B外方に向かうに従っ
てクローラ周方向一方A1に移行する傾斜状に配置した
ものにおいて、ラグ11の外端側部分11aを中央側部
分11bと略同幅の広幅にしても、クローラ周方向Aで
隣り合うラグ11の、外端側部分11aの基部に設けら
れるR部分同志が重なってしまうことがなく、ラグ11
をクローラ周方向Aに近接して良好に配置できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】弾性クローラの接地側からみた図である。
【図2】クローラ式走行装置の側面図である。
【図3】弾性クローラを幅方向で切断した断面図であ
る。
【図4】パッド式履帯に採用される弾性パッドの接地側
からみた図である。
【図5】弾性パッドを履帯幅方向で切断した断面図であ
る。
【図6】ボルト取付孔を示す拡大断面図である。
【図7】ボルト取付孔を示す拡大断面図である。
【図8】弾性パッドの接地側からみた図である。
【図9】弾性パッドを履帯幅方向で切断した断面図であ
る。
【図10】弾性パッドの接地側からみた図である。
【図11】弾性パッドを履帯幅方向で切断した断面図で
ある。
【図12】弾性パッドを履帯幅方向で切断した断面図で
ある。
【図13】弾性パッドの接地側からみた図である。
【図14】弾性パッドを履帯幅方向で切断した断面図で
ある。
【図15】従来の弾性クローラの接地側からみた図であ
る。
【図16】従来の弾性クローラの接地側からみた図であ
る。
【図17】従来の問題点を説明するための図である。
【図18】本発明に係る弾性クローラの他の弾性クロー
ラの接地側からみた図である。
【符号の説明】
6 クローラ本体 7 芯金 11 ラグ 11a ラグの外端側部分 11b ラグの中央側部分 11c ラグの中間部分 A クローラ周方向 B クローラ幅方向 W1 ラグの、クローラ幅方向外端側の部分の接地面の
クローラ周方向の幅 W2 ラグの、クローラ幅方向中央側の部分の接地面の
クローラ周方向の幅

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゴム様弾性体から無端帯状に形成された
    クローラ本体(6)内に、クローラ周方向(A)に亘っ
    て芯金(7)が埋設されると共に、クローラ本体(6)
    の接地側のクローラ幅方向(B)両側に、ラグ(11)
    がクローラ周方向(A)に亘って設けられ、このラグ
    (11)は、クローラ幅方向(B)外方に向かうに従っ
    てクローラ周方向(A)に移行する傾斜状に配置されて
    いて、クローラ周方向(A)で隣り合う複数の芯金
    (7)に亘って設けられており、ラグ(11)のクロー
    ラ幅方向(B)外端側の部分(11a)の接地面のクロ
    ーラ周方向(A)の幅(W1)が、ラグ(11)のクロ
    ーラ幅方向(B)中央側の部分(11b)の接地面のク
    ローラ周方向(A)の幅(W2)と略同幅に形成されて
    いることを特徴とする弾性クローラ。
  2. 【請求項2】 ラグ(11)のクローラ幅方向(B)外
    端側の部分(11a)の接地面のクローラ周方向(A)
    の幅(W1)が、ラグ(11)のクローラ幅方向(B)
    中央側の部分(11b)の接地面のクローラ周方向
    (A)の幅(W2)に対して、0.8×W2≦W1≦1.2×
    W2となるように形成されていることを特徴とする請求
    項1に記載の弾性クローラ。
  3. 【請求項3】 ラグ(11)の、クローラ幅方向(B)
    外端側の部分(11a)及び中央側の部分(11b)が
    クローラ幅方向(B)に沿って形成されており、ラグ
    (11)の、クローラ幅方向(B)中央側の部分(11
    a)から外端側の部分(11b)に至る中間部分(11
    c)がクローラ幅方向(B)外方に向かうに従ってクロ
    ーラ周方向に移行する傾斜状に形成されていることを特
    徴とする請求項1又は2に記載の弾性クローラ。
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