JP3198220B2 - ゴム履帯 - Google Patents

ゴム履帯

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建夫 村松
陽一 熊野
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、無限軌道を有する車両
のゴム履帯に関し、特に履板にゴムパッドを備えたゴム
履帯に係るものである。
【0002】
【従来の技術】建設用機械や土木作業用機械にあって
は、舗装路面上を走行する際に路面を損傷することが多
く、このため、鋼鉄製の履板に代えて履板外表面にゴム
パッドを備えたゴム履帯が広く使用されるようになって
きた。
【0003】図4はゴムパッドを備えた履板を用いたゴ
ム履帯の側面図であり、図5はスプロケットやアイドラ
−に巻き掛けされたゴム履帯の側面図である。図中、1
aはリンク、2aは履板であり、この履板2aの外表面
にはゴムパッド3aが加硫接着されている。そして、リ
ンク1aと履板2aとはボルトやナット5aにて固定さ
れ、隣り合うリンク1a、1aがピン6aにて軸支され
ている。このゴム履帯は、図示はしないトラックロ−ラ
−やスプロケット或いはアイドラ−7aが、このリンク
1aの頂面に接触して回動・走行するものである。
【0004】ゴム履帯の接地部位にあって、小石等に乗
り上げるとゴム履帯が内側に曲がるいわゆる逆曲げ現象
が発生する。この場合、隣り合う履板の縁端部が接触し
てこの逆曲げ現象がストップされることとなるが、通常
は履板間の隙間が広く、逆曲げ現象が生じても両縁端部
がなかなか接触しにくく、逆曲げ現象を阻止することが
難しかった。
【0005】更に、ゴム履帯がスプロケットやアイドラ
−7aに巻き掛けされる際には、図4に示すように履帯
のピン6a、6a、‥‥を結ぶ線が中立線となり、この
線を境として内側が狭まり、一方、外周側が広がりつつ
回動するものである。このように、ゴム履帯のアイドラ
−7a等に巻き掛けされる際には、隣り合う履板2a、
2aの外周側の間隔が大きく広がって(Wa)しまうこ
とから、ここに小石や鉱石等がはさまり、履板2aやゴ
ムパッド3aの損傷が発生することが避けられないとい
う欠点もあった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこの従来の技
術の欠点を解決しようとするものであり、履板ゴムパッ
ドを用いたゴム履帯を実用上最適化し、ゴム履帯の隣り
合う履板間に小石等がはさまってもゴム履帯としての寿
命を向上させようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上の目的を
達成するために以下の構成としたものである。即ち、本
発明の要旨は、スプロケット及びアイドラ−に巻き掛け
されるゴム履帯であって、リンクをピンにて軸支連結し
て無端状にし、当該リンク外面に履板を取り付け、前記
履板の外表面と、ゴム履帯の長手方向に向く当該履板の
両縁端部に、ゴムパッドを加硫接着したゴム履帯におい
て、履板の両縁端部に備えられたゴムパッドの内表面側
にゴム履帯の長手方向に直角な溝を形成したことを特徴
とするものである。尚、この溝はゴム材の一方側にのみ
形成する場合も含まれることは言うまでもない。
【0008】
【作用】本発明におけるゴム履板に一体に形成されるゴ
ムパッドは加硫接着によるものとし、特に履板の両縁端
部にもゴムパッドを一体に成形したものである。そし
て、履板を連結してゴム履帯とした場合に、隣り合うゴ
ムパッドが接触した場合でも、ゴムパッド間に小石等が
はさまった場合でもゴムパッドの劣化や破損が少なくな
り、ゴム履帯の寿命も大幅に伸びることとなったもので
ある。
【0009】即ち、この隣り合う履板に形成されたゴム
パッドにあって、履板の両縁端部に備えられたゴムパッ
ドの内表面側にあって、ゴム履帯の長手方向に直角な溝
を形成することにより、ゴムパッドが接触し合う場合に
あっても、この間に小石等がはさまっても、予めゴムパ
ッドの曲げを容易としておき、この部位からクラックの
発生等がないようにしたものである。
【0010】
【実施例】以下、本発明の履板ゴムパッドを用いたゴム
履帯を図面をもって更に詳しく説明する。図1は本発明
のゴム履帯の切断側面図であり、図2は履板のひとつを
示す表面側の平面図、図3は図2のA−A線での断面図
である。図中、1はリンク、2は履板、3はゴムパッド
である。そして、リンク1と履板2とはゴムパッド3の
中央凹部3pよりボルトが挿入され、これにナット5が
螺合されて一体固着される。そして、リンク1、1はピ
ン6にて軸支されて無端状とされるものである。さて、
ゴムパッド3にあっては、履板2の外表面を覆うことは
勿論であるが、履板2の履帯の長手方向の両縁端部2
b、2cに、ゴムパッド3と一体としてゴム材3b、3
cが加硫接着されている。
【0011】そして、好ましくは履板2の全周端にゴム
部が形成(3b、3c、3d、3e)され、この例では
更に履板2の裏側にまで達している。このように、ゴム
材を履板2の裏側即ちリンク1側にも形成する(3f)
ことは、ゴムパッド3と履板2との剥離を防止する効果
を有する。尚、図示はしないが、ゴムパッド3と履板2
との剥離を更に防止するため、ゴム履帯2の裏側先端に
段部を形成し、この段部内にゴム材を埋めるように形成
してもよい。
【0012】さて、この具体例にあっては、両側のゴム
材3b、3cの間隔Bがゼロ以下、即ち、ゴム履帯が水
平に置かれた際にゴム材3b、3cが常時接触している
ところ、ゴム材3b、3cにゴム履帯の長手方向に沿っ
て溝3gが形成されたものである。この溝3gを形成す
ることによって、履板2の両縁端部に形成されたゴム材
3b、3cが相互の接触圧によって容易に曲げられるも
ので、このためゴム材3b、3cの間隔Bがゼロ以下、
即ち常時接触していてもさほど支障がない。即ち、溝3
gによりゴム材3b、3cがリンク1側にはみ出すよう
に曲がり易く、逆方向にはみ出して接地時に摩耗し易く
なるのを防ぐ効果を有する。尚、この溝3gはゴム材3
b、3cの一方側にのみ形成する場合もある。
【0013】かかるゴム履帯をアイドラ−に巻き掛けさ
れた際には、隣り合う履板2を覆うゴムパッド3、3に
曲げ発生のための溝3gを形成してあるために、ゴムパ
ッド3、3の接触による劣化等は少なく、このため例え
ば接触させつつ装着することも可能で、この場合にはゴ
ムパッド3、3間の開き具合は、図5と比較すると、従
来の履板2aの巻き掛け時の開き具合Waと比べてかな
り小さなものとなることは明らかである。
【0014】
【発明の効果】本発明にあっては、ゴムパッドを接近
(接触)させて装着した場合でも、更には小石等をはさ
み込んでしまった場合でもゴムパッドにそれほど影響し
ないような構造とし、ゴム履帯自体の耐久性を向上させ
たものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明のゴム履帯の側面図である。
【図2】図2は本発明のゴム履帯に用いられる履板ゴム
パッドを示す表面側平面図である。
【図3】図3は図2のA−A線での断面図である。
【図4】図4は従来のゴムパッドを備えた履板を用いた
ゴム履帯の側面図である。
【図5】図5は図4のゴム履帯をアイドラ−に巻き掛け
された際の側面図である。
【符号の説明】
1‥‥本発明のゴム履帯のリンク、 2‥‥本発明のゴム履帯の履板、 2b、2c‥‥履板のゴム履帯の長手方向の縁端部、 2d‥‥履板のゴム履帯の長手方向の縁端部の段部、 3‥‥本発明のゴムパッド、 3b、3c、3d、3e‥‥履板の周端部に形成するゴ
ム材、 3g‥‥本発明の履板の裏側に形成されたゴム部表面の
溝、 3p‥‥本発明のゴムパッドの中央凹部、 5‥‥ゴム履帯のナット、 6‥‥ゴム履帯のピン、 7‥‥ゴム履帯のアイドラ−、 B‥‥パッド間の隙間。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62D 55/275 B62D 55/26

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スプロケット及びアイドラ−に巻き掛け
    されるゴム履帯であって、リンクをピンにて軸支連結し
    て無端状にし、当該リンク外面に履板を取り付け、前記
    履板の外表面と、ゴム履帯の長手方向に向く当該履板の
    両縁端部に、ゴムパッドを加硫接着したゴム履帯におい
    て、履板の両縁端部に備えられたゴムパッドの内表面側
    にゴム履帯の長手方向に直角な溝を形成したことを特徴
    とするゴム履帯。
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DE69423570T DE69423570T2 (de) 1993-11-20 1994-11-18 Gleiskette
EP94118212A EP0654398B1 (en) 1993-11-20 1994-11-18 Crawler
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