JPH06316280A - 連結リンク式ゴムクローラ - Google Patents
連結リンク式ゴムクローラInfo
- Publication number
- JPH06316280A JPH06316280A JP13885793A JP13885793A JPH06316280A JP H06316280 A JPH06316280 A JP H06316280A JP 13885793 A JP13885793 A JP 13885793A JP 13885793 A JP13885793 A JP 13885793A JP H06316280 A JPH06316280 A JP H06316280A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rubber
- belt body
- rubber belt
- rubber pad
- crawler
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】
【目 的】 ゴムクローラを連結式に構成してクロー
ラ装置への装着を容易に行えるようにしたり、又部分的
な構成部品の保守交換作業も簡便に実施出来るようにす
る。 【構 成】 多数の芯金の中央部の上方両側に一対の
鉄クローラ用のトラックリンクを取り付けると共に、各
トラックリンクの両端を相互に重合連結してエンドレス
体となし、該連結したトラックリンクの下方に一定間隔
で配列する各芯金の両翼部の下方には周方向に連続する
ゴムベルト体を介して該芯金翼部の夫々れにゴムパッド
体を取り付けた構成。
ラ装置への装着を容易に行えるようにしたり、又部分的
な構成部品の保守交換作業も簡便に実施出来るようにす
る。 【構 成】 多数の芯金の中央部の上方両側に一対の
鉄クローラ用のトラックリンクを取り付けると共に、各
トラックリンクの両端を相互に重合連結してエンドレス
体となし、該連結したトラックリンクの下方に一定間隔
で配列する各芯金の両翼部の下方には周方向に連続する
ゴムベルト体を介して該芯金翼部の夫々れにゴムパッド
体を取り付けた構成。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、移動式建設機械等に装
着して好適な連結リンク式ゴムクローラに関する。
着して好適な連結リンク式ゴムクローラに関する。
【0002】
【従来の技術】移動式建設機械等には、従来専ら鉄クロ
ーラが使用されているが、近年ゴムクローラも好んで使
用されるものとなっている。図9は従来の鉄クローラの
1例を示すものであって、同図A及びBはそれぞれ巾方
向及び周方向の断面図であり、図に於いて11はクロー
ラシュー、11aはシュープレート、11bはラグ(鉄
製)、T’はトラックリンク、p’は連結ピン、Rは転
輪である。図10は従来のゴムクローラの1例を示すも
のであって、同図A及びBはそれぞれ巾方向断面図及び
周方向の側面図であり、図に於いて12はゴムクロー
ラ、12aはラグ、13は芯金、Sはスチールコードで
ある。
ーラが使用されているが、近年ゴムクローラも好んで使
用されるものとなっている。図9は従来の鉄クローラの
1例を示すものであって、同図A及びBはそれぞれ巾方
向及び周方向の断面図であり、図に於いて11はクロー
ラシュー、11aはシュープレート、11bはラグ(鉄
製)、T’はトラックリンク、p’は連結ピン、Rは転
輪である。図10は従来のゴムクローラの1例を示すも
のであって、同図A及びBはそれぞれ巾方向断面図及び
周方向の側面図であり、図に於いて12はゴムクロー
ラ、12aはラグ、13は芯金、Sはスチールコードで
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】鉄クローラは内周側に
連結したトラックリンクの連結強度が大のため耐久性に
優れており、また周方向の伸びや巾方向の捩れがないた
めクローラ外れが極めて少ない等の長所を有するが、舗
装路面を損傷するため使用場所が限定されるのであり、
また比較的走行速度を遅くしても騒音が大であるとか、
クッション性に乏しいために運転者の疲労が大きい等の
欠点を有する。
連結したトラックリンクの連結強度が大のため耐久性に
優れており、また周方向の伸びや巾方向の捩れがないた
めクローラ外れが極めて少ない等の長所を有するが、舗
装路面を損傷するため使用場所が限定されるのであり、
また比較的走行速度を遅くしても騒音が大であるとか、
クッション性に乏しいために運転者の疲労が大きい等の
欠点を有する。
【0004】これに対しゴムクローラは路面を損傷しな
いために市街地及び不整地の双方で使用されており、比
較的に騒音が小さくクッション性が良いために乗り心地
が良く運転者の疲労が小さいのであり、また比較的軽量
でもあるために走行速度を早めて作業能率を向上させる
ことができる等の長所を有するが、欠点としては機械的
強度が劣るために鉄クローラよりも耐久性が劣ること、
また無理な旋回走行をして過度な張力が生じた場合に周
方向に伸びたり巾方向の捩れを生じたりして、クローラ
外れが生じること等である。
いために市街地及び不整地の双方で使用されており、比
較的に騒音が小さくクッション性が良いために乗り心地
が良く運転者の疲労が小さいのであり、また比較的軽量
でもあるために走行速度を早めて作業能率を向上させる
ことができる等の長所を有するが、欠点としては機械的
強度が劣るために鉄クローラよりも耐久性が劣ること、
また無理な旋回走行をして過度な張力が生じた場合に周
方向に伸びたり巾方向の捩れを生じたりして、クローラ
外れが生じること等である。
【0005】図11は、本発明者が先に特開平4−25
82号及び特開平4−71386号等に開示した連結リ
ンク式ゴムクローラの一実施例を示すものであって、同
図A及びBはそれぞれ巾方向及び周方向の断面図であ
り、図に示すようにゴムクローラ14の内部に埋設した
芯金15の中央部15bの両側にトラックリンクT’を
ボルトg’及びナットg”により取り付けると共に、各
トラックリンクT’のそれぞれ両端は連結ピンp’によ
り連結させてある。(図中14aはラグ)
82号及び特開平4−71386号等に開示した連結リ
ンク式ゴムクローラの一実施例を示すものであって、同
図A及びBはそれぞれ巾方向及び周方向の断面図であ
り、図に示すようにゴムクローラ14の内部に埋設した
芯金15の中央部15bの両側にトラックリンクT’を
ボルトg’及びナットg”により取り付けると共に、各
トラックリンクT’のそれぞれ両端は連結ピンp’によ
り連結させてある。(図中14aはラグ)
【0006】同図によればゴムクローラの内周側にトラ
ックリンクが連結した構成となるため、上記鉄クローラ
と同様に周方向の伸び及び横巾方向の捩れが生じないも
のとなってクローラ外れが殆ど発生しないものとなり、
また各リンクの機械的結合力が大であるために耐久性の
優れたものとなるなど、従来のゴムクローラの欠点を大
いに改良したものとなるのであるが、なおエンドレス体
であるためにクローラ装置へ装着する作業が甚だ厄介で
あるとか、一部分が損傷しても全体を取り替えなくては
ならない等の問題がある。本発明はこれらの問題点を解
決しようとするものであって上記公報等に記載のものよ
りも更に便利な構成とした連結リンク式ゴムクローラを
開示するものである。
ックリンクが連結した構成となるため、上記鉄クローラ
と同様に周方向の伸び及び横巾方向の捩れが生じないも
のとなってクローラ外れが殆ど発生しないものとなり、
また各リンクの機械的結合力が大であるために耐久性の
優れたものとなるなど、従来のゴムクローラの欠点を大
いに改良したものとなるのであるが、なおエンドレス体
であるためにクローラ装置へ装着する作業が甚だ厄介で
あるとか、一部分が損傷しても全体を取り替えなくては
ならない等の問題がある。本発明はこれらの問題点を解
決しようとするものであって上記公報等に記載のものよ
りも更に便利な構成とした連結リンク式ゴムクローラを
開示するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の連結リンク式ゴ
ムクローラの特徴は、多数の芯金の中央部の上方両側に
一対の鉄クローラ用のトラックリンクを取り付けると共
に各トラックリンクの両端を相互に重合連結してエンド
レス体となし、該連結したトラックリンクの下方に一定
間隔で配列する各芯金の両翼部の下方には周方向に連続
するゴムベルト体を介して該芯金翼部のそれぞれにゴム
パッド体を取り付けた構成とすることにある。
ムクローラの特徴は、多数の芯金の中央部の上方両側に
一対の鉄クローラ用のトラックリンクを取り付けると共
に各トラックリンクの両端を相互に重合連結してエンド
レス体となし、該連結したトラックリンクの下方に一定
間隔で配列する各芯金の両翼部の下方には周方向に連続
するゴムベルト体を介して該芯金翼部のそれぞれにゴム
パッド体を取り付けた構成とすることにある。
【0008】而して、上記芯金はほぼ扁平状となした左
右翼部と凹陥状となした中央部からなり、且つ該中央部
の両側には上記トラックリンクを取り付けるため、及び
左右翼部のそれぞれには上記ゴムベルト体を介してゴム
パッド体を取り付けるためのそれぞれボルト穴等の取り
付け手段を設けた構成となし、上記ゴムベルト体は比較
的薄厚として上記エンドレス体の周方向に連続する長さ
に形成すると共に所定位置に上記芯金翼部に取り付ける
ためのボルト穴等の取り付け手段を設けた構成となし、
上記ゴムパッド体は下方に接地ラグ部を形成すると共に
上面には上記ゴムベルト体を介して上記芯金翼部に取り
付けるためのボルト穴等の取り付け手段を設けた構成と
なし、而して上記各トラックリンク、芯金、ゴムベルト
体及びゴムパッド体をそれぞれの取り付け手段により一
体的に取り付け結合させて、内周側の中央両側に一対の
連続するトラックリンクを備えると共に外周側の両側に
一定間隔に配列する接地ラグ部を備えた構成とするので
あって、このさい上記ゴムベルト体の所定位置に上記ゴ
ムパッド体を1体的に形成したものとしても良い。
右翼部と凹陥状となした中央部からなり、且つ該中央部
の両側には上記トラックリンクを取り付けるため、及び
左右翼部のそれぞれには上記ゴムベルト体を介してゴム
パッド体を取り付けるためのそれぞれボルト穴等の取り
付け手段を設けた構成となし、上記ゴムベルト体は比較
的薄厚として上記エンドレス体の周方向に連続する長さ
に形成すると共に所定位置に上記芯金翼部に取り付ける
ためのボルト穴等の取り付け手段を設けた構成となし、
上記ゴムパッド体は下方に接地ラグ部を形成すると共に
上面には上記ゴムベルト体を介して上記芯金翼部に取り
付けるためのボルト穴等の取り付け手段を設けた構成と
なし、而して上記各トラックリンク、芯金、ゴムベルト
体及びゴムパッド体をそれぞれの取り付け手段により一
体的に取り付け結合させて、内周側の中央両側に一対の
連続するトラックリンクを備えると共に外周側の両側に
一定間隔に配列する接地ラグ部を備えた構成とするので
あって、このさい上記ゴムベルト体の所定位置に上記ゴ
ムパッド体を1体的に形成したものとしても良い。
【0009】
【作用】本発明の連結リンク式ゴムクローラに於いて
は、芯金、ゴムベルト体及びゴムパッド体をそれぞれ別
個の部品として製作し、これらを1体に組み立てて使用
に供するものとするため、該使用段階に於いて損傷した
部品のみを取り替えて使用を継続することができるので
あり、またゴムベルト体は1個所以上で接続して取り付
けるものとするため、ゴムクローラをクローラ装置へ着
脱する際には該接続個所を取り外して作業することがで
きる。
は、芯金、ゴムベルト体及びゴムパッド体をそれぞれ別
個の部品として製作し、これらを1体に組み立てて使用
に供するものとするため、該使用段階に於いて損傷した
部品のみを取り替えて使用を継続することができるので
あり、またゴムベルト体は1個所以上で接続して取り付
けるものとするため、ゴムクローラをクローラ装置へ着
脱する際には該接続個所を取り外して作業することがで
きる。
【0010】この際、上記ゴムベルト体とゴムパッド体
を1体的な長尺成型品とすると生産工程が減少してコス
トダウンとなるのであり、またこの場合に於いても、特
に損耗したゴムパッド体の該損耗した部分のみを切除し
て取り替え用のゴムパッド体を取り付けて使用を継続す
るものとして、ゴムクローラの耐久寿命を延長させるこ
とができる。
を1体的な長尺成型品とすると生産工程が減少してコス
トダウンとなるのであり、またこの場合に於いても、特
に損耗したゴムパッド体の該損耗した部分のみを切除し
て取り替え用のゴムパッド体を取り付けて使用を継続す
るものとして、ゴムクローラの耐久寿命を延長させるこ
とができる。
【0011】
【実施例】図1A〜Dは本発明で使用する芯金の1例を
を示すものであって、Aは斜視図、Bは上面図、Cは底
面図、DはBのX−X線断面図であり、図に於いて1は
芯金、1aは翼部、1bは凹陥状をなした中央部、p
11及びp12はボルト穴であって、左右の翼部1a,
1aに設けたボルトp11,p11は後述のゴムベルト
体及びゴムパッド体を翼部1aに取り付けるためのもの
であり、また中央部1bに設けたボルト穴p12,p
12は後述のトラックリンクを取り付けるためのもので
あり、hは段差であって中央部1bを翼部1aよりも低
い位置としてある。なおL11は翼部1aに於けるボル
ト穴間隔、1a1及び1b1はそれぞれ芯金補強リブで
ある。
を示すものであって、Aは斜視図、Bは上面図、Cは底
面図、DはBのX−X線断面図であり、図に於いて1は
芯金、1aは翼部、1bは凹陥状をなした中央部、p
11及びp12はボルト穴であって、左右の翼部1a,
1aに設けたボルトp11,p11は後述のゴムベルト
体及びゴムパッド体を翼部1aに取り付けるためのもの
であり、また中央部1bに設けたボルト穴p12,p
12は後述のトラックリンクを取り付けるためのもので
あり、hは段差であって中央部1bを翼部1aよりも低
い位置としてある。なおL11は翼部1aに於けるボル
ト穴間隔、1a1及び1b1はそれぞれ芯金補強リブで
ある。
【0012】図2A及びBは本発明で使用するゴムベル
ト体の1例を示すそれぞれ平面図及び断面図であり、図
に於いて2はゴムベルト体、2fは補強コード、p2は
上記芯金翼部1aのボルト穴p11と一致させてボルト
止めするためのボルト穴であって、図に示すようにパッ
ド体の全長にわたり2列で一定間隔にボルト穴p2,p
2…が設けてある。なお補強コード2fはゴムベルト体
2の内部に埋設して剛性を高めてなるべく伸長しないも
のとするためのものであって、本実施例ではナイロン或
はテトロン等の繊維コードのスダレ織物を使用して、コ
ード体(経糸)をゴムベルト体2の長手方向に引き揃え
て埋設してある。
ト体の1例を示すそれぞれ平面図及び断面図であり、図
に於いて2はゴムベルト体、2fは補強コード、p2は
上記芯金翼部1aのボルト穴p11と一致させてボルト
止めするためのボルト穴であって、図に示すようにパッ
ド体の全長にわたり2列で一定間隔にボルト穴p2,p
2…が設けてある。なお補強コード2fはゴムベルト体
2の内部に埋設して剛性を高めてなるべく伸長しないも
のとするためのものであって、本実施例ではナイロン或
はテトロン等の繊維コードのスダレ織物を使用して、コ
ード体(経糸)をゴムベルト体2の長手方向に引き揃え
て埋設してある。
【0013】同図に於いて、L21及びL22はそれぞ
れゴムベルト体2の巾方向及び長さ方向のボルト穴間隔
であって、巾方向のボルト穴間隔L21は上記芯金翼部
1aのボルト穴間隔L11と等しくするが、長さ方向の
ボルト穴間隔L22は後述するゴムクローラに於ける周
方向前後の芯金間に於いてゴムベルト体2を内周側に高
く湾曲させて連続させるために該芯金間隔よりも長い寸
法とするのであり、L23及びL24はそれぞれゴムベ
ルト体2の巾及び長さであって、巾L23は後述のゴム
パッド体の長さに対応する長さとするのであり、長さL
24は上記芯金間に於いてゴムベルト体2を湾曲させる
ためにゴムクローラの周長よりもかなり長いものとな
る。
れゴムベルト体2の巾方向及び長さ方向のボルト穴間隔
であって、巾方向のボルト穴間隔L21は上記芯金翼部
1aのボルト穴間隔L11と等しくするが、長さ方向の
ボルト穴間隔L22は後述するゴムクローラに於ける周
方向前後の芯金間に於いてゴムベルト体2を内周側に高
く湾曲させて連続させるために該芯金間隔よりも長い寸
法とするのであり、L23及びL24はそれぞれゴムベ
ルト体2の巾及び長さであって、巾L23は後述のゴム
パッド体の長さに対応する長さとするのであり、長さL
24は上記芯金間に於いてゴムベルト体2を湾曲させる
ためにゴムクローラの周長よりもかなり長いものとな
る。
【0014】図3A〜Dは本発明で使用するゴムパッド
体の1例を示すものであって、Aは斜視図、Bは上面
図、C及びDはそれぞれBのX−X線及びY−Y線断面
図であり、図に於いて3はゴムパッド体、3aは耳部、
3bは中間部、3cはラグ部、3hは横洞穴であって、
図に示すようにゴムパッド体3の上方には一段低くした
中間部3bの両側に傾斜して突出する耳部3a,3aを
形成し、且つ下方は接地面となるラグ部3cとしてあ
り、中間部3bの下方に横洞穴3hが設けてある。なお
3f及び3’fはそれぞれ中間部3bの上面及び横洞穴
3hの周囲を補強する補強コードであって、本実施例で
は何れも上記補強コード2fと同じスダレ織物が使用さ
れている。
体の1例を示すものであって、Aは斜視図、Bは上面
図、C及びDはそれぞれBのX−X線及びY−Y線断面
図であり、図に於いて3はゴムパッド体、3aは耳部、
3bは中間部、3cはラグ部、3hは横洞穴であって、
図に示すようにゴムパッド体3の上方には一段低くした
中間部3bの両側に傾斜して突出する耳部3a,3aを
形成し、且つ下方は接地面となるラグ部3cとしてあ
り、中間部3bの下方に横洞穴3hが設けてある。なお
3f及び3’fはそれぞれ中間部3bの上面及び横洞穴
3hの周囲を補強する補強コードであって、本実施例で
は何れも上記補強コード2fと同じスダレ織物が使用さ
れている。
【0015】同図に於いて、p3は上記ゴムベルト体2
を介して上記芯金翼部1aに取り付けるためのボルト穴
であって、図に示すようにボルト穴p3は中間部3bの
上面より横洞穴3hに貫通させてあり、該取り付けは後
述するように、上方より挿入したボルトに対する当て板
及びナットを横洞穴3hの天井面のボルト穴p3位置に
於いて締め付けるのであり、このため横洞穴3hは該締
め付けを行うことのできる大きさの開口のものとしてあ
り、またボルト穴間隔L31は上記芯金翼部1aのボル
ト穴間隔L11及びゴムベルト体2のボルト穴間隔L
21と等しい寸法としてある。
を介して上記芯金翼部1aに取り付けるためのボルト穴
であって、図に示すようにボルト穴p3は中間部3bの
上面より横洞穴3hに貫通させてあり、該取り付けは後
述するように、上方より挿入したボルトに対する当て板
及びナットを横洞穴3hの天井面のボルト穴p3位置に
於いて締め付けるのであり、このため横洞穴3hは該締
め付けを行うことのできる大きさの開口のものとしてあ
り、またボルト穴間隔L31は上記芯金翼部1aのボル
ト穴間隔L11及びゴムベルト体2のボルト穴間隔L
21と等しい寸法としてある。
【0016】なお同図に示すようにゴムパッド体3の上
面は一段低い中間部3bより両耳部3a,3aに向けて
上り傾斜面3a1,3a1,としてあるため、後述する
ようにゴムパッド体3の上部に固定されたゴムベルト体
2は傾斜面3a1,3a1に沿って周方向に湾曲して連
続するものとなる。
面は一段低い中間部3bより両耳部3a,3aに向けて
上り傾斜面3a1,3a1,としてあるため、後述する
ようにゴムパッド体3の上部に固定されたゴムベルト体
2は傾斜面3a1,3a1に沿って周方向に湾曲して連
続するものとなる。
【0017】図4は本実施例で使用されるトラックリン
ク4の一例を示すものであり、Aは正面図、Bは底面図
であって、従来一部の鉄クローラ用に使用されているも
のと同じものである。図に於いて4hは窓、p41はト
ラックリンク4を上記芯金中央部1bに取り付けるため
のボルト穴、p42は連結ピン用のピン孔であって、図
に示すように左右のピン孔p42,p42周辺は左右位
置で相互に薄肉部(肉厚tの1/2)に形成してあり、
これにより前後するトラックリンク同士の連結が同一の
肉厚状態で行われるようになっており、該連結には上記
ボルト穴p41と各芯金中央部1bのボルト穴p12を
一致させてボルト止めすることにより該中央部1bの両
側に一対のトラックリンクを立設させると共に、前後の
トラックリンクの各ピン孔p42,p42,…を重合さ
せ、該重合したピン孔間に連結ピンを回動自在状態に挿
入して連結させ連続した転輪軌道とする。
ク4の一例を示すものであり、Aは正面図、Bは底面図
であって、従来一部の鉄クローラ用に使用されているも
のと同じものである。図に於いて4hは窓、p41はト
ラックリンク4を上記芯金中央部1bに取り付けるため
のボルト穴、p42は連結ピン用のピン孔であって、図
に示すように左右のピン孔p42,p42周辺は左右位
置で相互に薄肉部(肉厚tの1/2)に形成してあり、
これにより前後するトラックリンク同士の連結が同一の
肉厚状態で行われるようになっており、該連結には上記
ボルト穴p41と各芯金中央部1bのボルト穴p12を
一致させてボルト止めすることにより該中央部1bの両
側に一対のトラックリンクを立設させると共に、前後の
トラックリンクの各ピン孔p42,p42,…を重合さ
せ、該重合したピン孔間に連結ピンを回動自在状態に挿
入して連結させ連続した転輪軌道とする。
【0018】図5は本実施例の連結リンク式ゴムクロー
ラを組み立てる工程を説明するものであって、図中5及
び5’はボルト、5a及び5’aはナット、6は当て
板、p6は当て板6に設けたボルト穴であり、図に示す
ように芯金中央部1bの上方両側にはトラックリンク
4,4をそれぞれボルト穴p41及びp12を一致させ
てボルト5及びナット5aにより固定させるのであり、
また両翼部1a,1aの下方にはゴムベルト体2,2及
び横洞穴3h内に当て板6を挿入したゴムパッド体3,
3をそれぞれのボルト穴p11,p2,p3及びp6を
一致させてボルト5’及びナット5’aにより固定させ
るのである。
ラを組み立てる工程を説明するものであって、図中5及
び5’はボルト、5a及び5’aはナット、6は当て
板、p6は当て板6に設けたボルト穴であり、図に示す
ように芯金中央部1bの上方両側にはトラックリンク
4,4をそれぞれボルト穴p41及びp12を一致させ
てボルト5及びナット5aにより固定させるのであり、
また両翼部1a,1aの下方にはゴムベルト体2,2及
び横洞穴3h内に当て板6を挿入したゴムパッド体3,
3をそれぞれのボルト穴p11,p2,p3及びp6を
一致させてボルト5’及びナット5’aにより固定させ
るのである。
【0019】図6A〜Cは上記組み立てを完了した連結
リンク式ゴムクローラ7を示すものであって、Aは巾方
向断面図、B及びCはそれぞれAのY1−Y1線及びY
2−Y2線断面図であり、図中8は連結ピンであって、
図に示すように各芯金1,1,…に取り付けたトラック
リンク4,4,…のそれぞれを連結ピン8により連結し
てエンドレス体のゴムクローラとするのであり、この結
果該エンドレス体の内周側の中央両側に1対のトラック
リンクが連続し,外周側では周方向へ一定間隔でゴムパ
ッド体3のラグ部3c,3c,…が配列した構成とな
り、更にゴムパッド体3の上部(内周側)にはゴムベル
ト体2が各芯金間で内周側に高く湾曲して全周に連続し
た構成となるのである。
リンク式ゴムクローラ7を示すものであって、Aは巾方
向断面図、B及びCはそれぞれAのY1−Y1線及びY
2−Y2線断面図であり、図中8は連結ピンであって、
図に示すように各芯金1,1,…に取り付けたトラック
リンク4,4,…のそれぞれを連結ピン8により連結し
てエンドレス体のゴムクローラとするのであり、この結
果該エンドレス体の内周側の中央両側に1対のトラック
リンクが連続し,外周側では周方向へ一定間隔でゴムパ
ッド体3のラグ部3c,3c,…が配列した構成とな
り、更にゴムパッド体3の上部(内周側)にはゴムベル
ト体2が各芯金間で内周側に高く湾曲して全周に連続し
た構成となるのである。
【0020】本実施例に於いてはゴムベルト体2が全周
に連続しているため、接地側から内周側への土砂の侵入
が防止されると共に、軟弱地に於いても適当な浮力を保
持するものとなって駆動力の低下が防止されるのであ
り、また芯金間に於いてゴムベルト体2が内周側へ高く
湾曲して連結ピン8位置と同じ高さとなるため、スプロ
ケットやアイドラーへの巻回個所に於いてもゴムベルト
体2に部分的な伸びが生じないものとなって、内部歪み
が蓄積されることがないものとなる。
に連続しているため、接地側から内周側への土砂の侵入
が防止されると共に、軟弱地に於いても適当な浮力を保
持するものとなって駆動力の低下が防止されるのであ
り、また芯金間に於いてゴムベルト体2が内周側へ高く
湾曲して連結ピン8位置と同じ高さとなるため、スプロ
ケットやアイドラーへの巻回個所に於いてもゴムベルト
体2に部分的な伸びが生じないものとなって、内部歪み
が蓄積されることがないものとなる。
【0021】また上記のようにゴムベルト体2は補強コ
ード2fを埋設して剛性の高いものとしてあるため、不
整地作業においてゴムクローラが障害物を乗り越えるよ
うな場合に該障害物の上縁がゴムベルト体2に当たって
下側から突き上げるような現象が生じても局部的に伸び
たり破断したりしないのであって、補強コード2fとし
てはナイロンやテトロン等のほかの高強度の繊維コード
のスダレ織物や平織物などを使用しても良く、或はこれ
らの繊維コードやスチールコード等のコード体をを引き
揃えて埋設しても良い。なお補強コード2fは2層以上
に埋設しても良いのであり、この場合各層のコード体の
方向を長手方向に対して相互に異なる方向(バイヤス方
向)としても良い。
ード2fを埋設して剛性の高いものとしてあるため、不
整地作業においてゴムクローラが障害物を乗り越えるよ
うな場合に該障害物の上縁がゴムベルト体2に当たって
下側から突き上げるような現象が生じても局部的に伸び
たり破断したりしないのであって、補強コード2fとし
てはナイロンやテトロン等のほかの高強度の繊維コード
のスダレ織物や平織物などを使用しても良く、或はこれ
らの繊維コードやスチールコード等のコード体をを引き
揃えて埋設しても良い。なお補強コード2fは2層以上
に埋設しても良いのであり、この場合各層のコード体の
方向を長手方向に対して相互に異なる方向(バイヤス方
向)としても良い。
【0022】一方、ゴムパッド体3には横洞穴3hが設
けてあるために適度のクッション性を有して乗心地の良
いものとなるのであり、またゴムパッド体3に埋設する
補強コード3f及び3’fは上記補強コード2fと同じ
ものとしても良く、或はこれより強度の低い材質のもの
としても良いのであり、なお2層以上に埋設して相互に
バイヤス方向としても良い。
けてあるために適度のクッション性を有して乗心地の良
いものとなるのであり、またゴムパッド体3に埋設する
補強コード3f及び3’fは上記補強コード2fと同じ
ものとしても良く、或はこれより強度の低い材質のもの
としても良いのであり、なお2層以上に埋設して相互に
バイヤス方向としても良い。
【0023】ただし本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、上記ゴムベルト体はゴムクローラ周長を適
宜分割した長さのものとしても良いのであって、この場
合には該分割した長さの各ゴムベルト体の端縁を芯金翼
部位置で重合させるようにして、該芯金翼部位置でゴム
パッド体と共にボルト止めして接続しても良く、また該
端縁を芯金間で重合させるようにして、該芯金間位置で
上下に適当な当て板を介してボルト止めして接続しても
良い。
のではなく、上記ゴムベルト体はゴムクローラ周長を適
宜分割した長さのものとしても良いのであって、この場
合には該分割した長さの各ゴムベルト体の端縁を芯金翼
部位置で重合させるようにして、該芯金翼部位置でゴム
パッド体と共にボルト止めして接続しても良く、また該
端縁を芯金間で重合させるようにして、該芯金間位置で
上下に適当な当て板を介してボルト止めして接続しても
良い。
【0024】また上記ゴムパッド体は横洞穴を設けない
ものでも良いのであって、この場合にはボルトの取り付
けは別の方法とするのであり、図7は該ボルトの別の取
り付け方法を示すものであって、A及びBは何れも図3
Dと同じ位置の巾方向断面図であり、Aの実施例ではゴ
ムパッド体3’の内部に当て板6及びボルト5’が埋設
してあり、Bの実施例では、ゴムパッド体3”の内部に
当て板6は埋設するが、ボルト5’は当て板6の下方に
設けたボルト挿入穴p30より挿入するものとしてあ
る。
ものでも良いのであって、この場合にはボルトの取り付
けは別の方法とするのであり、図7は該ボルトの別の取
り付け方法を示すものであって、A及びBは何れも図3
Dと同じ位置の巾方向断面図であり、Aの実施例ではゴ
ムパッド体3’の内部に当て板6及びボルト5’が埋設
してあり、Bの実施例では、ゴムパッド体3”の内部に
当て板6は埋設するが、ボルト5’は当て板6の下方に
設けたボルト挿入穴p30より挿入するものとしてあ
る。
【0025】図8は本発明の別の実施例を示す側面図で
あって、図中9はゴムクローラ体、9aはゴムベルト
部、9bはゴムパッド部、9cはラグ部、9hは横洞
穴、p9はボルト穴であり、図に示すように本実施例は
前記ゴムベルト体2とゴムパッド体3を1体的な長尺成
型品としたものであって、(B)は芯金翼部1aへ取り
付ける方法を示す部分断面図であり、(C)はゴムパッ
ド部9bを取り替える方法を説明するものであって、図
に示すようにラグ部の損耗が特に激しいゴムパッド部に
於けるX−X線より下方を切除して、(D)に示す取り
替え用のゴムパッド体9’bを取り付けるのである。
あって、図中9はゴムクローラ体、9aはゴムベルト
部、9bはゴムパッド部、9cはラグ部、9hは横洞
穴、p9はボルト穴であり、図に示すように本実施例は
前記ゴムベルト体2とゴムパッド体3を1体的な長尺成
型品としたものであって、(B)は芯金翼部1aへ取り
付ける方法を示す部分断面図であり、(C)はゴムパッ
ド部9bを取り替える方法を説明するものであって、図
に示すようにラグ部の損耗が特に激しいゴムパッド部に
於けるX−X線より下方を切除して、(D)に示す取り
替え用のゴムパッド体9’bを取り付けるのである。
【0026】本実施例によれば、ゴムベルト体とゴムパ
ッド体を1体として加硫成型するため生産工程が減少し
てコストダウンとなり、またこの場合に於いても特にラ
グ損耗の激しい個所のゴムパッド部を取り替えて使用す
ることができるためゴムクローラの耐久性が改善された
ものとなる。
ッド体を1体として加硫成型するため生産工程が減少し
てコストダウンとなり、またこの場合に於いても特にラ
グ損耗の激しい個所のゴムパッド部を取り替えて使用す
ることができるためゴムクローラの耐久性が改善された
ものとなる。
【0027】本発明に於いて、芯金とトラックリンク及
び芯金とゴムベルト体,ゴムパッド体等の取り付け手段
はボルト止めによる方法に限定されるものではなく、例
えば芯金とトラックリンクは溶接により結合させても良
く、その他の方法でも差し支えない。
び芯金とゴムベルト体,ゴムパッド体等の取り付け手段
はボルト止めによる方法に限定されるものではなく、例
えば芯金とトラックリンクは溶接により結合させても良
く、その他の方法でも差し支えない。
【0028】
【発明の効果】本発明の連結リンク式ゴムクローラによ
れば芯金、ゴムベルト体及びゴムパッド体をそれぞれ別
個の部品として製作し、これらを組み立てて使用に供す
るものとして、使用段階に於いて損傷した部品のみを取
り替えて使用を継続することができるものとしたため、
ゴムクローラの耐久寿命が大幅に延長されるものとなっ
た。またゴムベルト体は1個所以上で接続して取り付け
るものとして、クローラ装置へ着脱する際には該接続個
所を取り外して作業することができるものとしたため、
着脱作業が極めて容易となり且つ短時間で該作業を行う
ことができるものとなった。
れば芯金、ゴムベルト体及びゴムパッド体をそれぞれ別
個の部品として製作し、これらを組み立てて使用に供す
るものとして、使用段階に於いて損傷した部品のみを取
り替えて使用を継続することができるものとしたため、
ゴムクローラの耐久寿命が大幅に延長されるものとなっ
た。またゴムベルト体は1個所以上で接続して取り付け
るものとして、クローラ装置へ着脱する際には該接続個
所を取り外して作業することができるものとしたため、
着脱作業が極めて容易となり且つ短時間で該作業を行う
ことができるものとなった。
【0029】このさい上記ゴムベルト体とゴムパッド体
を1体的な長尺成型品とすると生産工程が減少してコス
トダウンとなるのであり、またこの場合に於いても、特
に損耗したゴムパッド部の該損耗した部分のみを切除し
て取り替え用のゴムパッド体を取り付けて使用を継続す
るものとしたため、ゴムクローラの耐久寿命を延長する
ことができた。
を1体的な長尺成型品とすると生産工程が減少してコス
トダウンとなるのであり、またこの場合に於いても、特
に損耗したゴムパッド部の該損耗した部分のみを切除し
て取り替え用のゴムパッド体を取り付けて使用を継続す
るものとしたため、ゴムクローラの耐久寿命を延長する
ことができた。
[図1]本発明で使用する芯金の1例を示すものであっ
て、Aは斜視図、Bは上面図、Cは底面図、DはBのX
−X線断面図である。 [図2]本発明で使用するゴムベルト体の1例を示すも
のであって、Aは平面図、Bは断面図である。 [図3]本発明で使用するゴムパッド体の1例を示すも
のであって、Aは斜視図、Bは上面図、C及びDはBの
X−X線及びY−Y線断面図である。 [図4]本発明で使用するトラックリンクの1例を示す
ものであって、Aは正面図、Bは底面図である。 [図5]本発明の連結リンク式ゴムクローラの実施例を
組み立てる工程を説明するものである。 [図6]図5の組み立て工程により組み立てを完了した
連結リンク式ゴムクローラの実施例を示すものであっ
て、Aは巾方向断面図、B及びCはAのY1−Y1線及
びY2−Y2線断面図である。 [図7]横洞穴を設けないゴムパッド体の実施例を示す
ものである。 [図8]ゴムベルト体とゴムパッド体を1体的な長尺成
型品となした実施例を示すものである。 [図9]従来の鉄クローラの1例を示すものである。 [図10]従来のゴムクローラの1例を示すものであ
る。 [図11]本発明者が先に開示した連結リンク式ゴムク
ローラの1実施例を示すものである。
て、Aは斜視図、Bは上面図、Cは底面図、DはBのX
−X線断面図である。 [図2]本発明で使用するゴムベルト体の1例を示すも
のであって、Aは平面図、Bは断面図である。 [図3]本発明で使用するゴムパッド体の1例を示すも
のであって、Aは斜視図、Bは上面図、C及びDはBの
X−X線及びY−Y線断面図である。 [図4]本発明で使用するトラックリンクの1例を示す
ものであって、Aは正面図、Bは底面図である。 [図5]本発明の連結リンク式ゴムクローラの実施例を
組み立てる工程を説明するものである。 [図6]図5の組み立て工程により組み立てを完了した
連結リンク式ゴムクローラの実施例を示すものであっ
て、Aは巾方向断面図、B及びCはAのY1−Y1線及
びY2−Y2線断面図である。 [図7]横洞穴を設けないゴムパッド体の実施例を示す
ものである。 [図8]ゴムベルト体とゴムパッド体を1体的な長尺成
型品となした実施例を示すものである。 [図9]従来の鉄クローラの1例を示すものである。 [図10]従来のゴムクローラの1例を示すものであ
る。 [図11]本発明者が先に開示した連結リンク式ゴムク
ローラの1実施例を示すものである。
1 芯金 1a 翼部 1b 中央部 2 ゴムベルト体 2f,3f,3’f 補強コード 3,3’,3” ゴムパッド体 3a 耳部 3a1 傾斜面 3b 中間部 3c,9c ラグ部 3h,9h 横洞穴 4 トラックリンク 4h 窓 5,5’ ボルト 5a,5’a ナット 6 当て板 7 連結リンク式ゴムクローラ 8 連結ピン 9 ゴムクローラ体 9a ゴムベルト体 9b ゴムパッド体 9’b (取替用の)ゴムパッド体 p11,p12,p2,p3,p41,p6 ボルト穴 p42 ピン孔 h 段差 L11,L21,L22,L31 ボルト穴間隔 11 従来の鉄クローラ 12 従来のゴムクローラ 13,15 芯金 14 連結リンク式ゴムクローラ R 転輪 T’ トラックリンク p’ 連結ピン S スチールコード
Claims (3)
- 【請求項1】 多数の芯金の中央部の上方両側に一対の
鉄クローラ用のトラックリンクを取り付けると共に各ト
ラックリンクの両端を相互に重合連結してエンドレス体
となし、該連結したトラックリンクの下方に一定間隔で
配列する各芯金の両翼部の下方には周方向に連続するゴ
ムベルト体を介して該芯金翼部のそれぞれにゴムパッド
体を取り付けた構成とすることを特徴とする連結リンク
式ゴムクローラ。 - 【請求項2】 請求項1に記載の連結リンク式ゴムクロ
ーラに於いて、上記芯金はほぼ扁平状となした左右翼部
と凹陥状となした中央部からなり、且つ該中央部の両側
には上記トラックリンクを取り付けるため、及び左右翼
部のそれぞれには上記ゴムベルト体を介してゴムパッド
体を取り付けるためのそれぞれボルト穴等の取り付け手
段を設けた構成となし、上記ゴムベルト体は比較的薄厚
として上記エンドレス体の周方向に連続する長さに形成
すると共に所定位置に上記芯金翼部に取り付けるための
ボルト穴等の取り付け手段を設けた構成となし、上記ゴ
ムパッド体は下方に接地ラグ部を形成すると共に上面に
は上記ゴムベルト体を介して上記芯金翼部に取り付ける
ためのボルト穴等の取り付け手段を設けた構成となし、
而して上記各トラックリンク、芯金、ゴムベルト体及び
ゴムパッド体をそれぞれの取り付け手段により一体的に
取り付け結合させて、内周側の中央両側に一対の連続す
るトラックリンクを備えると共に外周側の両側に一定間
隔に配列する接地ラグ部を備えた構成としたことを特徴
とする連結リンク式ゴムクローラ。 - 【請求項3】 請求項1もしくは2に記載の連結リンク
式ゴムクローラに於いて、上記ゴムベルト体の所定位置
に上記ゴムパッド体を1体的に形成したことを特徴とす
る連結リンク式ゴムクローラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13885793A JPH06316280A (ja) | 1993-04-30 | 1993-04-30 | 連結リンク式ゴムクローラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13885793A JPH06316280A (ja) | 1993-04-30 | 1993-04-30 | 連結リンク式ゴムクローラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06316280A true JPH06316280A (ja) | 1994-11-15 |
Family
ID=15231773
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13885793A Pending JPH06316280A (ja) | 1993-04-30 | 1993-04-30 | 連結リンク式ゴムクローラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06316280A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6913330B2 (en) * | 2001-04-27 | 2005-07-05 | Topy Kogyo Kabushiki Kaisha | Endless track and a manufacturing method thereof |
KR100905154B1 (ko) * | 2006-09-13 | 2009-06-29 | 비르트겐 게엠베하 | 크롤러 트랙용 교체 가능한 마모 패드 및 마모 패드를 제조하는 방법 |
-
1993
- 1993-04-30 JP JP13885793A patent/JPH06316280A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6913330B2 (en) * | 2001-04-27 | 2005-07-05 | Topy Kogyo Kabushiki Kaisha | Endless track and a manufacturing method thereof |
KR100905154B1 (ko) * | 2006-09-13 | 2009-06-29 | 비르트겐 게엠베하 | 크롤러 트랙용 교체 가능한 마모 패드 및 마모 패드를 제조하는 방법 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6932442B2 (en) | Elastic-bodied crawler | |
US5362142A (en) | Combination linkage type rubber crawler | |
JP4828059B2 (ja) | 弾性クローラ | |
US7210750B2 (en) | Crawler belt link grinding system and crawler structure | |
JPWO2003078239A1 (ja) | ゴムクローラ及びクローラ走行装置 | |
US5984437A (en) | Connecting link type rubber crawler | |
US6450593B2 (en) | Elastic crawler shoe for discharging snow | |
JPH06316280A (ja) | 連結リンク式ゴムクローラ | |
JP4078078B2 (ja) | ゴムクローラ | |
JP2654926B2 (ja) | ゴムクローラ | |
JP4146143B2 (ja) | 弾性クローラ | |
JP3333979B2 (ja) | 連結リンク式ゴムクローラ | |
JP4171662B2 (ja) | クローラ走行装置 | |
JP3326649B2 (ja) | 連結リンク式ゴムクローラの補修方法及び連結リンク式ゴムクローラ | |
JP3368474B2 (ja) | 連結リンク式ゴムクローラ | |
JP4017025B2 (ja) | 弾性クローラ及びタイヤ駆動式クローラ走行装置 | |
JPH07172356A (ja) | ゴムクローラ及びゴムクローラシュー | |
JPH08301156A (ja) | 連結リンク式ゴムクローラ及び連結リンク式ゴムクロ ーラ用芯金 | |
KR100317038B1 (ko) | 연결링크식고무크로올러 | |
JP3163481B2 (ja) | 連結リンク式ゴムクローラ | |
JPH06270856A (ja) | 湿田用ゴムクローラ | |
JPH08225Y2 (ja) | 連結リンク式ゴムクローラ | |
JP2583741Y2 (ja) | 履帯用シュー | |
JP2523838Y2 (ja) | 連結リンク式ゴムクローラ | |
JP3295614B2 (ja) | ゴム履帯 |