JP3326649B2 - 連結リンク式ゴムクローラの補修方法及び連結リンク式ゴムクローラ - Google Patents

連結リンク式ゴムクローラの補修方法及び連結リンク式ゴムクローラ

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JP3326649B2 JP09404394A JP9404394A JP3326649B2 JP 3326649 B2 JP3326649 B2 JP 3326649B2 JP 09404394 A JP09404394 A JP 09404394A JP 9404394 A JP9404394 A JP 9404394A JP 3326649 B2 JP3326649 B2 JP 3326649B2
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祐作 加藤
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、移動式建設機械等に装
着するゴムクローラに係り、特に連結リンク式ゴムクロ
ーラの補修方法に関する。
【0002】
【従来の技術】移動式建設機械等には従来専ら鉄クロー
ラが使用されていたが、近年ゴムクローラも好んで使用
されるものとなっている。鉄クローラは、トラックリン
クの上面が連続した転輪軌道となるため走行振動が小さ
く、周方向及び幅方向に伸びや横ズレが無いためクロー
ラ外れが少ないのであり、又各リンク間の機械的結合が
大であるため耐久性に優れる等の長所を有するが、その
反面騒音が大でクッション性が乏しく運転者の疲労が大
きいことや、路面を損傷する等の欠点を有する。これに
対しゴムクローラは、騒音が小でクッション性が良く路
面を損傷しないとか、軽量であって比較的早い速度で走
行させることが出来る等の長所を有するが、欠点として
は機械的強度が劣るため鉄クローラよりも耐久性が劣る
こと、異常に大なる外力に対し周方向の伸びや幅方向の
捩れを生じてクローラ外れが生ずること等がある。
【0003】本発明者が先に出願した実開平4−713
86号(考案の名称:連結リンク式ゴムクローラ)は、
従来のゴムクローラに鉄クローラの構成を取り入れるこ
とにより鉄クローラの長所でもって従来のゴムクローラ
の上記欠点を解決しようとしたものであり、図7A〜C
はその1実施例を示すものてあって、Aは平面図(接地
面側)、B及びCは夫々れAのB−B線及びC−C線断
面図である。図に於て8はゴムクローラ本体、8aは翼
部ラグ、8bは中央ラグ、9は芯金、9aは翼部、9b
は凹陥状に形成した中央部、9pはボルト穴、7はトラ
ックリンク、7aは窓、7pはボルト穴、f及びf’は
夫々れボルト及びナット、10は補強層、11は連結ピ
ンである。
【0004】図7に示す様に、ゴムクローラ本体8内に
埋設した芯金9の中央部9bのボルト穴9p、9pに、
一対のトラックリンク7、7の夫々れのボルト穴7p、
7pを対合一致させてボルト止めにより固定せしめ、且
つトラックリンク7の両端は連結ピン11により連結し
て、ゴムクローラ本体8の内周側に連結する一対のトラ
ックリンク7による連続した転輪軌道を構成したもので
ある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記実施例に於ては、
芯金翼部9a箇所に対し中央部9bを凹陥状に低くして
あるため、トラックリンク7が比較的低い位置に取り付
けられるのであり、このため走行安定性が良好となり、
又駆動輪や遊動輪への捲回部に於てゴムクローラ本体に
伸長歪みが生じないためにゴムへの疲労蓄積が無く優れ
た耐久性のものとなるのであるが、反面エンドレス体で
あるためにクローラ装置へ装着する作業が甚だ厄介であ
るとか、一部分が損傷しても全体を取り替えなくてはな
らない等の問題がある。本発明はこれら問題点を解決し
ようとするものであって、各種作業機に対し適時対応し
て脱着可能となるセミエンドレスな連結リンク式ゴムク
ローラを提供しようとするものであり、又その簡便な補
修方法を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴は、左右翼
部と中央部とからなる芯金の長手方向がゴムクローラ本
体の周方向に対して直角となる様に一定間隔で埋設し、
芯金翼部の上部又は下部の一方若しくは両方に補強層を
埋設すると共に、該ゴムクローラ本体の接地側にラグを
設け、且つ芯金の中央部両側にはトラックリンクを取り
付けて、前後のトラックリンクを相互に屈曲可能となる
状態に連結して一対の連続したトラックリンクによる軌
道を形成した連結リンク式ゴムクローラに於て、適当長
のブロック単位となしたゴムクローラ本体に対し一定間
隔で複数の芯金をその中央部がクローラ内周側へ露出す
る状態に、これに対し芯金翼部はゴムクローラ本体内に
埋設する構成で、且つ芯金は左右翼部にボルト穴を穿設
するほか、該ゴムクローラ本体の片側端縁部には左右ラ
グ内に芯金翼部とほぼ同じ大きさの当て板にボルトの頭
部を取り付けて埋設し、該ボルトのネジ部をゴムクロー
ラ内周側へ突設させ、且つ当て板の上部又は下部の片方
若しくは両方に対し補強層を埋設した構成とするほか、
他側の端縁部は芯金とその下方に補強層を埋設すると共
に芯金の左右翼部箇所に穿設したボルト穴上面には窩室
を形成してボルト穴が露出した構成となされていること
を特徴とする。
【0007】そして、上記セミエンドレスな連結リンク
式ゴムクローラの接続は、ブロック単位とした各ゴムク
ローラ本体の各端縁部を上下で重合対接状態とすると共
に、芯金翼部のボルト穴に左右ラグから突設したボルト
を挿入し、又上下重合部の補強層が連続する様に接続す
る。尚、翼部のボルト穴には金属性のブッシュを挿入し
て接続することが好ましい。
【0008】又本発明では、ゴムクローラのラグの一部
が損傷した場合は、損傷を受けたラグの翼部に対応した
部分を切除し、この切除した箇所へ翼部に対応した大き
さのゴム質中に翼部とほぼ同じ大きさの当て板に該ボル
トの頭部を取り付けて埋設し、且つ該ボルトはネジ部を
クローラ内周側へ突設させた構成の補修用ラグを、芯金
翼部のボルト穴を利用して取り付けて補修する様にす
る。上記補修では、損傷を受けたラグとその両隣のラグ
の翼部に対応した部分及び各翼部間のゴムクローラ本体
部分を切除し、該切除箇所へ複数のラグからなる補修用
ラグをラグ間が内周側へ高くなる状態で連結し、且つ補
強層を当て板の上部又は下部の一方若しくは両方の全長
に亙って埋設した構成とすることが好ましい。尚、上記
補修用ラグの内周側に高くしたラグ間の連結部を適宜切
断して長さの異なる補修用ラグを簡便に得ながら補修す
ることが出来る。
【0009】
【作用】本発明に於ては、埋設芯金の左右翼部にボルト
穴を穿設し、翼部に対応した大きさの当て板をゴム質中
に埋設した補修用ラグを、翼部に対応した部分に上記翼
部のボルト穴を利用してボルト及びナットにより取り付
ける構成とし、1つの芯金翼部に対応する単体の補修用
ラグ、あるいは単体の補修用ラグ間を連結部で連結した
複数の芯金翼部に対応する連結補修用ラグを、単体補修
用ラグのみ、または連結補修用ラグのみ、もしくはこれ
らを組み合わせて取り付けるブロック単位となしたゴム
クローラを簡便且つ強固に取り付けることが出来るた
め、無端帯のゴムクローラに比べ各種作業機のクローラ
装置へ簡便に対応させて装着することが容易になった。
【0010】全ての埋設芯金の翼部にボルト穴が形成さ
れているため、ラグの一部分に損傷を受けた場合に、該
損傷したラグのみを切除して補修用ラグと容易に交換す
ることが可能なものとなる。
【0011】更に、補修用ラグを容易に切断することが
可能なため、補修用ラグの長さを適宜短くして損傷の程
度やその範囲に応じて使い分けることが出来る。
【0012】
【実施例】図1は本発明で使用する芯金の1例を示す斜
視図であって、図に於て1は芯金、1aは翼部、1bは
凹陥状をなした中央部、p1及びp2はボルト穴であっ
て、左右の翼部1a、1aに設けたボルト穴p1、p1
はセミエンドレスなゴムクローラを接続するためのもの
であり、中央部1bに設けたボルト穴p2、p2はトラ
ックリンクを取り付けるためのものである。hは段差で
あって、中央部1bを翼部1aよりも低い位置としてあ
る。尚、L1は翼部1aに於けるボルト穴p1、p1間
隔、1a’は芯金補強リブである。
【0013】図2は本発明で使用するセミエンドレスな
連結リンク式ゴムクローラの適当長となしたブロック単
位例を示す斜視図である。図に示す例では、ブロック単
位としてのゴムクローラ本体2cに対し一定間隔で複数
(図示例では3箇)の芯金をその中央部1bはクローラ
内周側へ露出する状態に、これに対し芯金の左右翼部1
aはゴムクローラ本体2c内へ埋設される様になすので
あり、且つ接地面側には芯金1の翼部1a及び中央部1
bに対応して翼部ラグ2a及び中央ラグ2bを突設させ
た状態とする。3はナイロンのスダレ織物を使用した補
強層であって、翼部1aの下部全体で且つ該ゴムクロー
ラの周方向のほぼ全長に亙って埋設されている。更に、
芯金中央部1bのボルト穴p2、p2と左右のトラック
リンク7、7のボルト穴を合致させてボルトf2、f
2、ナットf2’、f2’で固定すると共に、前後のト
ラックリンク7を連結して中央部1bの左右に連続した
一対の転輪軌道を形成する。尚、2tはボルトf2の取
付穴である。
【0014】図3A及びBは本発明の補修方法を説明す
るものであり、Aは補修用ラグを取り付けたクローラの
幅方向断面図、Bは取り付けを説明するAのY−Y線位
置での断面図である。図に於て4は補修用ラグであり、
翼部ラグ2a一個相当の形状で当て板5に溶接したボル
トf1のネジ部をクローラ内周側に突設させた状態でゴ
ム層内に埋設している。一部の翼部ラグのゴムのみが破
損して本体の補強層3には損傷が無い場合は、該破損し
た翼部ラグ21aを補強層3付近のI−I線で切断し、
補修用ラグ4を取り付ける。該取り付けは芯金翼部1a
に穿設してあるボルト穴p1にブッシュ6を介して補修
用ラグ4のボルトf1を下方より挿入してナットf’1
で締め付けることによる。又、補修用ラグ4の取り付け
に際しては、芯金翼部1aに於けるクローラ内周側のゴ
ムをボルト穴p1が露出する様に削り、更に芯金翼部1
a下のゴムクローラ本体にボルト穴p3を穿設するので
ある。
【0015】図4は、金属性のブッシュ6を示す斜視図
であり、61は頭部、62は筒部であり、芯金1のボル
ト穴p1へクローラ内周側から挿入して、ボルトf1と
芯金翼部1aが直接接触することを防止し、ボルトf1
を保護する。
【0016】図5A及びBは本発明に於ける他の補修方
法を説明するものであり、Aは補修用ラグを取り付けた
連結リンク式ゴムクローラの平面図(接地面側)Bは取
り付けを説明するAのZ−Z線位置での断面図である。
図に於て、補修用ラグ4’は翼部ラグ4’aの三個をク
ローラ内周側へ適宜湾曲させた連結部4’bで連結した
構成であって、該ラグには上記当て板5に溶接したボル
トf1が夫々れ埋設され、且つ当て板5の上部には該補
修用ラグ4’の全長に亙って補強層30が埋設されてい
る。ゴムクローラが補強層まで達する損傷を受けた場合
は、該損傷した翼部ラグ22aを補強層3付近のII−
II線で切断すると共に、該損傷箇所の両隣の翼部ラグ
23a及び24aを夫々れ補強層3付近のIII−II
I線及びIV−IV線で切断し、補修用ラグ4’をブッ
シュ6を介してボルトf1及びナットf’1で夫々れ取
り付ける。この際、補強層3と上記補修用ラグ4’の補
強層30が芯金翼部1aと当て板5間で挟持される様に
なし、該損傷した補強層に代わって補修用ラグ4’の補
強層30が左右で連続した形となされる。
【0017】尚、補修方法は上記実施例に限定されるも
のではなく、補修用ラグ4、4’の補強層は当て板5の
上部又は下部の一方若しくは両方に埋入しても良く、又
補修するクローラが翼部上部のみに補強層を埋入してあ
る場合は、翼部の外周側に薄いゴム層を残すか若しくは
翼部を露出させて損傷したラグを切除し、前記補修用ラ
グを取り付ける様にすると良い。
【0018】本発明に於て上記実施例の如く補修用ラグ
4’を翼部ラグの三個の連結品となしたものでは、図6
に示す様に上記補修用ラグ4’の連結部4’b、4’b
をV−V線及びVI−VI線で切断して三個の補修用ラ
グ4を作成することが可能であり、又V−V線のみで切
断してラグ一個分の補修用ラグ9とラグ二個分の補修用
ラグを作成しても良く、ゴムクローラの損傷に応じて補
修用ラグの長さを調節して使い分けることが出来る。
【0019】ところで、本発明は前記実施例に限定され
るものではなく、ゴムクローラに埋設する芯金は翼部に
対し中央部を凹陥状としなくても良いのであり、従来の
連結リンク式ゴムクローラに使用される芯金を翼部に接
続兼補修用のボルト穴を穿設して使用に供する事が出来
る。又、芯金とトラックリンクとの結合手段はボルト止
め以外の手段でも良いのであり、更に芯金中央部のクロ
ーラ内周側は、露出状態若しくは薄いゴム層で被覆した
状態とする。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、芯金翼部にボルト穴を
穿設し、翼部に対応した大きさの当て板をゴム質中に埋
設した補修用ラグを、翼部に対応した部分に上記翼部の
ボルト穴を利用してボルト及びナットにより取り付ける
構成とし、1つの芯金翼部に対応する単体の補修用ラ
グ、あるいは単体の補修用ラグ間を連結部で連結した複
数の芯金翼部に対応する連結補修用ラグを、単体補修用
ラグのみ、または連結補修用ラグのみ、もしくはこれら
を組み合わせて取り付けるセミエンドレスな連結リンク
式ゴムクローラとしたことにより、クローラ装置への着
脱を容易にして作業者への負担を軽減する構成となっ
た。
【0021】尚、本発明によれはゴムクローラ本体内に
埋設される芯金1の芯金翼部1aにはボルト穴が穿設し
てあることにより、該ボルト穴を介し部分的なクローラ
の補修が簡便に行え、且つゴムクローラの翼部等が損傷
したりしてもゴムクローラ全体を交換する必要が無いだ
けでなく、容易に現場で部分的な補修が行えるものとな
ることから、作業性と経済性に優れたものとなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明で使用する芯金の一例を示す斜視図であ
る。
【図2】本発明で使用するセミエンドレスな連結リンク
式ゴムクローラの一例を示す斜視図である。
【図3】本発明で補修方法を説明するものであり、Aは
補修用ラグを取り付けたクローラの幅方向断面図、Bは
取り付けを説明するAのY−Y線位置の断面図である。
【図4】接続の際に使用するブッシュの斜視図である。
【図5】本発明の他の補修方法を説明するものであり、
Aは補修用ラグを取り付けた連結リンク式ゴムクローラ
の平面図(接地面側)、Bは取り付けを説明するAのZ
−Z線位置の断面図である。
【図6】本発明の補修用ラグを説明する断面図である。
【図7】本発明者が先に発明した連結リンク式ゴムクロ
ーラの一実施例を示すものであって、Aは平面図(接地
面側)、B及びCは夫々れAのB−B線及びC−C線断
面図である。
【符号の説明】
1 芯金 2a 翼部ラグ 2b 中央ラグ 2c ゴムクローラ本体 3、3’ 補強層 4、4’ 補修用ラグ 5 当て板 6 ブッシュ 7 トラックリンク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−116653(JP,A) 特開 平4−292272(JP,A) 特開 平4−266577(JP,A) 特開 平3−204383(JP,A) 実開 平4−71386(JP,U) 実開 平5−72675(JP,U) 実開 平4−56589(JP,U) 実開 平2−108682(JP,U) 実開 昭56−108985(JP,U) 実開 平5−32272(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62D 55/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右翼部と中央部とからなる芯金の長手
    方向がゴムクローラ本体の周方向に対して直角となる様
    に一定間隔で埋設し、芯金翼部の上部又は下部の一方若
    しくは両方に補強層を埋設すると共に、該ゴムクローラ
    本体の接地側にラグを設け、且つ芯金の上面中央部両側
    にはトラックリンクを取り付けて、前後のトラックリン
    クを相互に屈曲可能となる状態に連結して一対の連続し
    たトラックリンクによる軌道を形成した連結リンク式ゴ
    ムクローラに於て、芯金の左右翼部にはボルト穴が穿設
    してあって、該ゴムクローラ本体2cが損傷を受けた
    際、損傷を受けたラグの翼部に対応した部分を切除する
    と共に、該切除箇所に対し翼部に対応した大きさのゴム
    質中に翼部とほぼ同じ大きさの当て板に該ボルトを取り
    付けて埋設し、且つ該ボルトのネジ部をクローラ内周側
    へ突設させた構成の補修用ラグを、上記翼部のボルト穴
    を利用して取り付ける様になすことを特徴とする連結リ
    ンク式ゴムクローラの補修方法。
  2. 【請求項2】 損傷を受けたラグとその両隣のラグの翼
    部に対応した部分及び翼部間のゴムクローラ本体部分を
    切除し、該箇所へ補修用ラグの複数個をラグ間は内周側
    へ高くした状態で連結し、且つ補強層を当て板の上部又
    は下部の一方若しくは両方でその全長に亙って埋設した
    構成の補修用ラグを取り付けたことを特徴とする請求項
    1記載の連結リンク式ゴムクローラの補修方法。
  3. 【請求項3】 複数個のラグ間を内周側に高くした状態
    で連結した補修用ラグを作成し、該補修用ラグを適宜連
    結部で切断して長さの異なる補修用ラグを複数個作成し
    て行うことを特徴とする請求項1記載の連結リンク式ゴ
    ムクローラの補修方法。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3記載の何れか1つの補修方
    法で補修されたことを特徴とする連結リンク式ゴムクロ
    ーラ。
  5. 【請求項5】 左右翼部と中央部とからなる芯金の長手
    方向がゴムクローラ本体の周方向に対して直角となる様
    に一定間隔で配設すると共に、芯金の左右翼部にはボル
    ト穴が穿設してあって、且つ芯金の上面中央部両側には
    トラックリンクを取り付けて、前後のトラックリンクを
    相互に屈曲可能となる状態に連結して一対の連続したト
    ラックリンクによる軌道を形成した連結リンク式ゴムク
    ローラ本体の全周に、翼部に対応した大きさの当て板を
    ゴム質中に埋設した補修用ラグを、該ゴムクローラ本体
    の翼部に対応した部分に上記翼部のボルト穴を利用して
    ボルト及びナットにより取り付ける構成とし、1つの芯
    金翼部に対応する単体の補修用ラグ、あるいは単体の補
    修用ラグ間を連結部で連結した複数の芯金翼部に対応す
    る連結補修用ラグを、単体補修用ラグのみ、または連結
    補修用ラグのみ、もしくはこれらを組み合わせて取り付
    けたことを特徴とする連結リンク式ゴムクローラ。
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