JPS6146066Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6146066Y2 JPS6146066Y2 JP3711081U JP3711081U JPS6146066Y2 JP S6146066 Y2 JPS6146066 Y2 JP S6146066Y2 JP 3711081 U JP3711081 U JP 3711081U JP 3711081 U JP3711081 U JP 3711081U JP S6146066 Y2 JPS6146066 Y2 JP S6146066Y2
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- JP
- Japan
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- guard plate
- plate
- main body
- crawler
- track
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims description 8
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 5
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 9
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 108010066278 cabin-4 Proteins 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 1
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、バツクホー、動力運搬車等に用い
られる無限軌道走行装置においての履帯ガード板
構造に関するものである。
られる無限軌道走行装置においての履帯ガード板
構造に関するものである。
従来におけるこの種の履帯ガード板30は、第
5図に示すように、下端部分31が内側に突出す
るように平板材の中程部に段部32を曲げ加工に
より形成させたガード板本体30aと、このガー
ド板本体30aの両側外面にそれぞれ溶着させた
補強リブ片30b,30bとで形成されており、
このため補強リブ片30b,30bの溶着に際し
ては、このリブ片30bの溶着面をガード板本体
30aの外面形状に沿つて段部を形成した形状に
加工する必要があり、又部品数も本体30aと左
右のリブ片30b,30bとの3体を必要とする
など、その製作に手数を要し、又コスト的にも不
利なものとなつていた。
5図に示すように、下端部分31が内側に突出す
るように平板材の中程部に段部32を曲げ加工に
より形成させたガード板本体30aと、このガー
ド板本体30aの両側外面にそれぞれ溶着させた
補強リブ片30b,30bとで形成されており、
このため補強リブ片30b,30bの溶着に際し
ては、このリブ片30bの溶着面をガード板本体
30aの外面形状に沿つて段部を形成した形状に
加工する必要があり、又部品数も本体30aと左
右のリブ片30b,30bとの3体を必要とする
など、その製作に手数を要し、又コスト的にも不
利なものとなつていた。
そこで本案では、左右の補強リブ片をガード板
本体となる平板材の両側に曲げ加工させるだけで
形成させることにより補強リブ片の溶着を省略さ
せ、履帯ガード板の受け板のみを溶着させること
で、製作を容易にさせるとともに、部品数も2個
に減少させようとするものである。
本体となる平板材の両側に曲げ加工させるだけで
形成させることにより補強リブ片の溶着を省略さ
せ、履帯ガード板の受け板のみを溶着させること
で、製作を容易にさせるとともに、部品数も2個
に減少させようとするものである。
以本案を図面に示す実施例に基づき説明する。
Aは走行装置としての無限軌道走行装置1を装
備させたバツクホーであり、走行機体a上に旋回
機台2を支持し、同旋回機台2上に掘削機3、キ
ヤビン4、エンジン5等を配設させている。
備させたバツクホーであり、走行機体a上に旋回
機台2を支持し、同旋回機台2上に掘削機3、キ
ヤビン4、エンジン5等を配設させている。
6は上記走行機体aにおける走行フレームであ
り、コ字状型材を開口部が下向きになるようにし
て設け、そしてこの走行フレーム6の一端に駆動
輪7を、他端に遊動輪8を支持させ、かつこの駆
動輪7と遊動輪8との間に履帯9を懸架して上記
した無限軌道走行装置1を構成させるものであ
る。尚10で示すものは履帯9の構成部品たる覆
板の内面に設けた連結リンクであり、このリンク
10,10をピン11により連結した無端状の履
帯9を構成させるものある。又12は走行フレー
ム6内に軸支した転輪であり、支軸13にベアリ
ング14を介して遊動自在に軸支されている。又
12′は上記転輪12の両端に設けたフランジで
あり、このフランジ12′,12′間に上記連結リ
ンク10を介入させることより、履帯9の横振れ
を規制させている。
り、コ字状型材を開口部が下向きになるようにし
て設け、そしてこの走行フレーム6の一端に駆動
輪7を、他端に遊動輪8を支持させ、かつこの駆
動輪7と遊動輪8との間に履帯9を懸架して上記
した無限軌道走行装置1を構成させるものであ
る。尚10で示すものは履帯9の構成部品たる覆
板の内面に設けた連結リンクであり、このリンク
10,10をピン11により連結した無端状の履
帯9を構成させるものある。又12は走行フレー
ム6内に軸支した転輪であり、支軸13にベアリ
ング14を介して遊動自在に軸支されている。又
12′は上記転輪12の両端に設けたフランジで
あり、このフランジ12′,12′間に上記連結リ
ンク10を介入させることより、履帯9の横振れ
を規制させている。
15は本案の履帯ガード板であり、平板材の両
側を外方に折曲げて補強リブ16,16を一体的
に形成させたガード板本体15aと、このガード
板本体15aの下端部内面に溶着させた受け板1
5bとで構成され、そしてこの受け板15bの両
側部に折曲げ部17,17を形成して、この折曲
げ部17,17の先端を溶着させることにより、
受け板15bが上記ガード板本体15aの下端部
内面において内方に向けて突出した状態となるよ
うに構成させている。尚この履帯ガード板15の
取付けは、上記転輪12の支軸12′を利用して
行われるものであり、この場合、第3図に示すよ
うに支軸12′の一端に六角頭部18を形成させ
るとともに、他端にネジ部19を形成させ、そし
て転輪12の組付け時において、一方のガード板
15に形成した取付け孔20に支軸12′を挿通
させながら、この一方のガード板15を上記六角
頭部18とフレーム6の片側外面6′との間に介
在させ、かつ上記ガード板15と1対をなす他方
のガード板15に形成した取付け孔20にネジ部
19を挿通させて、このネジ部19に螺合したナ
ツト21とフレーム6の片側外面6″との間に他
方のガード板15を介在させ、そして上記ナツト
21を締付けてゆくことにより、転輪12の支軸
12を利用した状態でフレーム6の両外面6′,
6″に1対のガード板15,15を取付けるよう
にしている。尚この1対のガード板15,15の
それぞれの他の取付け孔には片側からボルト22
を挿通して他側においてナツトにより締付けるよ
うにしているが、この場合フレーム6内において
ボルト22にカラーを嵌装させることにより、高
トルクでナツトを締付けてもフレーム6に変形を
およぼすおそれがなく、このため確実にナツトの
締付けが行えることになる。
側を外方に折曲げて補強リブ16,16を一体的
に形成させたガード板本体15aと、このガード
板本体15aの下端部内面に溶着させた受け板1
5bとで構成され、そしてこの受け板15bの両
側部に折曲げ部17,17を形成して、この折曲
げ部17,17の先端を溶着させることにより、
受け板15bが上記ガード板本体15aの下端部
内面において内方に向けて突出した状態となるよ
うに構成させている。尚この履帯ガード板15の
取付けは、上記転輪12の支軸12′を利用して
行われるものであり、この場合、第3図に示すよ
うに支軸12′の一端に六角頭部18を形成させ
るとともに、他端にネジ部19を形成させ、そし
て転輪12の組付け時において、一方のガード板
15に形成した取付け孔20に支軸12′を挿通
させながら、この一方のガード板15を上記六角
頭部18とフレーム6の片側外面6′との間に介
在させ、かつ上記ガード板15と1対をなす他方
のガード板15に形成した取付け孔20にネジ部
19を挿通させて、このネジ部19に螺合したナ
ツト21とフレーム6の片側外面6″との間に他
方のガード板15を介在させ、そして上記ナツト
21を締付けてゆくことにより、転輪12の支軸
12を利用した状態でフレーム6の両外面6′,
6″に1対のガード板15,15を取付けるよう
にしている。尚この1対のガード板15,15の
それぞれの他の取付け孔には片側からボルト22
を挿通して他側においてナツトにより締付けるよ
うにしているが、この場合フレーム6内において
ボルト22にカラーを嵌装させることにより、高
トルクでナツトを締付けてもフレーム6に変形を
およぼすおそれがなく、このため確実にナツトの
締付けが行えることになる。
従つて、駆動輪7と遊動輪8との間に懸架した
履帯9は、その接地部となる下側移行部において
連結リンク10を転輪12に沿わせながら回動す
ることから一応は横振れを規制されるが、不整地
等での走行では履帯9が転輪12から外れるおそ
れがあることから履帯ガード板15を設けて、こ
のガード板15の受け板15bによつて連結リン
ク10を受け止めさせることにより、履帯9の外
れに対して万全を期すことができるのである。そ
してこのガード板15の構造については、補強リ
ブ16,16を折曲げ形成させたガード板本体1
5aと、このガード板本体15aに溶着させる受
け板15bとの2個の部品によつて構成されるこ
とから、構造が簡単になるとともに、部品数も減
少した構造となるのである。
履帯9は、その接地部となる下側移行部において
連結リンク10を転輪12に沿わせながら回動す
ることから一応は横振れを規制されるが、不整地
等での走行では履帯9が転輪12から外れるおそ
れがあることから履帯ガード板15を設けて、こ
のガード板15の受け板15bによつて連結リン
ク10を受け止めさせることにより、履帯9の外
れに対して万全を期すことができるのである。そ
してこのガード板15の構造については、補強リ
ブ16,16を折曲げ形成させたガード板本体1
5aと、このガード板本体15aに溶着させる受
け板15bとの2個の部品によつて構成されるこ
とから、構造が簡単になるとともに、部品数も減
少した構造となるのである。
上述のように本案によれば、補強リブが折曲げ
加工のみによつて形成されるから、その製作が容
易となつて、従来と異なり溶着させる必要もな
く、又溶着面を加工する必要もない。又部品数が
ガード板本体と受け板との2個となるためにコス
ト的にも有利になるし、又受け板の溶着について
も折曲げ部の先端部のみを溶着すればよいから、
溶接作業が簡単になるという効果がある。又この
受け板の両側に折曲げ部を設けることでこの受け
板を突出状態とさせたので、従来のように段部状
に曲げ加工させることなく構造を簡単にさせ、し
かも本来の履帯の外れ防止機能は十分に保持させ
ることができるという効果がある。
加工のみによつて形成されるから、その製作が容
易となつて、従来と異なり溶着させる必要もな
く、又溶着面を加工する必要もない。又部品数が
ガード板本体と受け板との2個となるためにコス
ト的にも有利になるし、又受け板の溶着について
も折曲げ部の先端部のみを溶着すればよいから、
溶接作業が簡単になるという効果がある。又この
受け板の両側に折曲げ部を設けることでこの受け
板を突出状態とさせたので、従来のように段部状
に曲げ加工させることなく構造を簡単にさせ、し
かも本来の履帯の外れ防止機能は十分に保持させ
ることができるという効果がある。
第1図は本案実施例のバツクホーを示す全体側
面図、第2図は履帯ガード板構造を示す正面図、
第3図は第2図−線による断面図、第4図は
同−線による断面図、第5図は従来の履帯ガ
ード板を示す断面図である。 A:バツクホー、1:無限軌道走行装置、6:
走行フレーム、7:駆動輪、8:遊動輪、9:履
帯、15:履帯ガード板、15a:ガード板本
体、15b:受け板、16:補強リブ、17:折
曲げ部。
面図、第2図は履帯ガード板構造を示す正面図、
第3図は第2図−線による断面図、第4図は
同−線による断面図、第5図は従来の履帯ガ
ード板を示す断面図である。 A:バツクホー、1:無限軌道走行装置、6:
走行フレーム、7:駆動輪、8:遊動輪、9:履
帯、15:履帯ガード板、15a:ガード板本
体、15b:受け板、16:補強リブ、17:折
曲げ部。
Claims (1)
- 走行フレーム6に駆動輪7と遊動輪8とを支持
させ、同駆動輪7と遊動輪8との間に履帯9を懸
架させるとともに、上記走行フレーム6に履帯ガ
ード板15を取付けるようにした無限軌道走行装
置において、平板材の両側を外方に折曲げて補強
リブ16,16を一体的に形成したガード板本体
15aを形成し、同ガード板本体15aの下端部
内面に受け板15bを溶着させることにより上記
履帯ガード板15を形成させ、かつ同受け板15
bの両側に折曲げ部17,17を形成して、この
折曲げ部17,17の先端を上記ガード板本体1
5aに溶着させることにより、受け板15bがガ
ード板本体15aの下端部内面において内方に向
けて突出した状態となるように構成したことを特
徴とする履帯ガード板構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3711081U JPS6146066Y2 (ja) | 1981-03-16 | 1981-03-16 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3711081U JPS6146066Y2 (ja) | 1981-03-16 | 1981-03-16 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57150080U JPS57150080U (ja) | 1982-09-20 |
JPS6146066Y2 true JPS6146066Y2 (ja) | 1986-12-24 |
Family
ID=29834316
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3711081U Expired JPS6146066Y2 (ja) | 1981-03-16 | 1981-03-16 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6146066Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-03-16 JP JP3711081U patent/JPS6146066Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57150080U (ja) | 1982-09-20 |
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