JP4015629B2 - 重荷重用タイヤ - Google Patents

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Description

本発明は、タイヤ強度を損ねることなく軽量化を図りうる重荷重用タイヤに関する。
トラック、バス等に使用される重荷重用タイヤは、カーカスと、このカーカスをタガ締めするベルト層とで基本的な骨格が形成される。また、前記ベルト層は、通常、スチールコードからなる4枚のベルトプライで構成される。近年では、タイヤ重量の軽量化を図るために、ベルト層を3枚のベルトプライで構成する試みが例えば下記特許文献1等により提案されている。
特開平10−175405号公報
発明者らは、さらに研究を重ねた結果、ベルト層を構成する3枚のベルトプライのプライ強度を限定するとともに、カーカスと、ベルト層の最も内側に配されたベルトプライとの間に特定の物性値を有する衝撃緩和ゴム層を設けることを基本として、軽量化を維持しつつさらにタイヤ強度、操縦安定性などに有利な重荷重用タイヤの開発に成功した。
このように、本発明は、タイヤ強度(破壊エネルギー)を効果的に高めるとともに軽量化を達成しうる重荷重用タイヤを提供することを目的としている。
本発明のうち請求項1記載の発明は、トレッド部からサイドウォール部を経てビード部のビードコアに至るカーカスと、このカーカスのタイヤ半径方向外側かつトレッド部の内部に配されたベルト層とを具え、しかも最大負荷能力が2500kg以上である重荷重用タイヤであって、前記ベルト層は、タイヤ赤道に対して16〜22゜の角度で傾けたスチールコードからなる第1、第2及び第3のベルトプライをタイヤ半径方向内側から順次重ねて構成され、前記第1、第2及び第3のベルトプライは、各々の幅W1、W2及びW3がW1>W2>W3の関係を有し、かつ前記第1、第2及び第3のベルトプライは、各々においてベルトコードの切断荷重(kN/本)とエンズ(本/5cm)との積で表されるプライ強度S1、S2及びS3(kN/5cm)が下記式(1)、(2)及び(3)を満たすとともに、前記第1のベルトプライと前記カーカスとの間には、厚さが1.0〜2.0mmかつ第1のベルトプライの幅W1の50%以上の幅を有した衝撃緩和ゴム層が配され、しかも該衝撃緩和ゴム層は、複素弾性率E*aが7.0〜11.0(MPa)かつ損失正接が0.10〜0.20であることを特徴としている。
48≦S1≦63 …(1)
0.50< S1/(S2+S3)≦0.65 …(2)
S1≧S2>S3 …(3)
また請求項2記載の発明は、前記衝撃緩和ゴム層のタイヤ軸方向の両側に、前記第1のベルトプライと前記カーカスとの間の隔たりを埋める断面略三角形状のクッションゴムが配されるとともに、該クッションゴムは、複素弾性率E*bが3.0〜6.5(MPa)かつ損失正接が0.03〜0.07であることを特徴とする請求項1記載の重荷重用タイヤである。
なお本明細書において、前記複素弾性率、損失正接は、測定試料を岩本製作所製の粘弾性スペクトロメータ「VES F−3型」を用いて、測定温度70℃、周波数10Hz、初期伸長歪10%、片振幅1%にて測定した値とする。また測定試料は、タイヤを解体して当該部位から幅4mm、長さ30mm、厚さ1mmのサイズで切り出し、表面の凹凸をバフ掛けして平滑化されたものを用いることができる。
本発明の重荷重用タイヤは、ベルト層を3枚のベルトプライで構成しているため、軽量化が可能である。またベルト層は、各ベルトプライにおいて幅とプライ強度とを限定したことにより、従来の4枚構造のベルト層と変わらない強度を発揮できる。さらに、カーカスと最も内側に配された第1のベルトプライとの間に、特定の物性値を有する衝撃緩和ゴム層が配されているため、例えば路面の鋭利な石などを踏み込んだ際、ベルト層からカーカスへの衝撃を緩和し、いわゆるるショックバースト(走行中にタイヤが比較的大きな異物を踏むとその著しい衝撃によって即時に又は一定時間経過後カーカスコードが切断され、そこからタイヤ外部に達する亀裂が生じてタイヤ内腔の高圧空気が一気に外部へと漏れ出す現象。)などを抑制するのに役立つ。
以下、本発明の実施の一形態を図面に基づき説明する。
図1は本実施形態の重荷重用タイヤ1の断面図、図2はそのトレッド部を部分的に拡大した拡大図、図3はベルト層の部分展開図がそれぞれ示されている。本実施形態の重荷重用タイヤ1は、路面に接地するトレッド面2aを有するトレッド部2と、その両端からタイヤ半径方向内方にのびる一対のサイドウォール部3と、各サイドウオール部3のタイヤ半径方向内端に配されるビード部4とを具え、本実施形態ではチューブレスタイプのラジアルタイヤが例示される。
本発明では、最大負荷能力が2500kg以上の重荷重用タイヤを対象とする。最大負荷能力とは、規定の条件下でタイヤに負荷させることが可能な最大の質量であり(JIS D4230)、負荷能力指数で表すと140以上となる。本発明がこのようなタイヤに対象を限定したのは、かかるタイヤはサイズが大きくひいてはタイヤ重量も大きいため、特に軽量化の要請が強いためである。
また重荷重用タイヤ1は、トレッド部2からサイドウォール部3を経てビード部4に埋設されたビードコア5に至るカーカス6と、このカーカス6のタイヤ半径方向外側かつトレッド部2の内部に配されたベルト層7とが設けられる。トレッド面2aには、複数のトレッド溝が設けられ、図2のように該トレッド溝Gには溝深さが最も大きいクラウン側の主溝Gm1及びショルダ側の主溝Gm2が含まれる。主溝Gm1ないしGm2の溝深さは10mm以上が望ましい。
前記カーカス6は、1枚以上、本実施形態では1枚のカーカスプライ6Aにより構成される。カーカスプライ6Aは、例えばカーカスコードをタイヤ赤道Cに対して80〜90度の角度で傾けて配列されたラジアル構造で設けられる。カーカスコードにはスチールコードが用いられるているが、必要に応じて芳香族ポリアミド、レーヨンなどの有機繊維コードを用いた複数枚のプライで構成することができる。またカーカスプライ6Aは、トレッド部2からサイドウォール部3を経てビード部4のビードコア5に至る本体部6aと、該本体部6aに連なりビードコア5の廻りをタイヤ軸方向内側から外側に折り返された折返し部6bとを含むものが例示される。
また、カーカスプライ6Aの折返し部6aと本体部6bとの間には、ビードコア5からタイヤ半径方向外側に先細状でのびるビードエーペックス8が配されている。該ビードエーペックス8は、例えばJISA硬さで80〜98度程度の硬質ゴムが用いられ、ビード部4の曲げ剛性等が高められる。なおビード部4には、本実施形態のようにスチールコードからなる少なくとも1枚のコード補強層12を配することが望ましい。コード補強層12は、本実施形態では、折返し部6bの軸方向外側に設けられており、本実施形態ではそのタイヤ半径方向の外端12eが折返し部6bの外端6beよりも小高さであるものが例示される。
前記ベルト層7は、第1、第2及び第3のベルトプライ7A、7B及び7Cをタイヤ半径方向内側から順次重ねて構成される。即ち、ベルト層7は、3枚のベルトプライで構成される。各ベルトプライ7A、7B及び7Cは、図3に示されるように、タイヤ赤道Cに対して16〜22゜の角度θ1、θ2及びθ3で傾けて配列されたスチールコード11をトッピングゴムにて被覆されることにより形成される。
本実施形態では、前記角度θ1、θ2及びθ3は、実質的に互いに等しく設定されている。また第1のベルトプライ7Aのベルトコード11Aは、タイヤ赤道Cに対して、例えば右上がりで傾くととともに、第2、第3のベルトプライ7B、7Cの各ベルトコード11B、11Cはいずれも左上がりで傾いており、第1のベルトプライのそれとは逆向きをなす。従って、ベルト層7は、ベルトコード11Aと、11B及び11Cとが強固なトラス構造を構成し、必要なベルト剛性が確保される。
前記角度θ1、θ2及びθ3において、16゜未満ではプライの横剛性が低下し、必要な操縦安定性が得られ難い傾向があり、逆に22゜を超えると、タイヤ周方向の剛性が低下し、ひいてはトレッド部の剛性低下及びタイヤの寸法安定性を悪化させる傾向がある。また各ベルトコード11の傾斜の向きは、この具体的な実施形態に限定されるものではなく、ベルト層7において、少なくとも1カ所ベルトコード11が交差するようにベルトプライが重ねられていれば良い。特に好ましくは、最も幅が広い第1のベルトプライ7Aと、その次に幅が広い第2のベルトプライ7Bとでベルトコード11A、11Bを交差させるのが望ましい。
またベルト層7は、図1から明らかなように、第1、第2及び第3のベルトプライ7A、7B及び7Cの各々の幅W1、W2及びW3が、W1>W2>W3の関係を満足する。従って、第2のベルトプライ7Bの幅W2は、第1のベルトプライ7Aの幅W11に比して小さく、かつ、第3のベルトプライ7Cの幅W3より大きい。最も大きい第1のベルトプライ7Aの幅W1は、トレッドの接地幅TWの例えば0.7倍以上、より好ましくは0.8倍以上が望ましい。前記幅W1がトレッド接地幅TWの0.7倍未満であると、タイヤ強度の低下が生じやすい。逆に幅W1が大きすぎると、トレッドの更生等が困難になる。このような観点より、前記幅W1は、トレッドの接地幅TWの例えば0.97倍以下、より好ましくは0.95倍以下であるのが望ましい。
また第2のベルトプライ7Bの幅W2は、第1のベルトプライ7Aの幅W1の0.8倍以上、より好ましくは0.9倍以上が望ましい。前記幅W2が第1のベルトプライの幅W1の0.8倍未満であると、プライ数を削減したことによるタイヤ強度の低下が生じやすくなる。逆に幅W2が大きすぎると、その端部が第1のベルトプライ7Aの端部に接近し、耐久性を低下させる傾向がある、このような観点より、前記幅W2は、第1のベルトプライのW1の例えば0.98倍以下、より好ましくは0.95倍以下であるのが望ましい。
同様の観点より、第3のベルトプライ7Cの幅W3は、第2のベルトプライ7Bの幅W2の0.6倍以上、より好ましくは0.7倍以上が望ましく、同上限については0.9倍以下、より好ましくは0.85倍以下が望ましい。なお第2のベルトプライ7Bは、その端部近傍において第1のベルトプライ7Aから徐々に離間するようにタイヤ半径方向外側に傾いている。これより、プライ端での応力集中を防止してエッジルースの発生を抑制している
また第1、第2及び第3のベルトプライ7A、7B及び7Cは、各々においてベルトコードの切断荷重(kN/本)とエンズ(本/5cm)との積で表されるプライ強度S1、S2及びS3(kN/5cm)が下記式(1)、(2)及び(3)を満たす。
48≦S1≦63 …(1)
0.50< S1/(S2+S3)≦0.65 …(2)
S1≧S2>S3 …(3)
なお各ベルトコードの切断荷重は、JIS G3510の「スチールタイヤコード試験法」に定める6.4項の「切断荷重」の測定法に準拠して引張り速度50mm/分にて測定した値とする。
発明者らは、各種の重荷重用タイヤを用いて衝撃テスト(内容について後述する)を行いそれぞれの破壊エネルギー及び損傷箇所を調べた。その結果、ベルト層を4枚のベルトプライで構成した従来の一般的な重荷重用タイヤでは、内側から2番目に位置する第2のベルトプライのプライ強度を向上させると、最も効果的にタイヤ強度が向上することが分かった。しかし、ベルト層を3枚のベルトプライで形成した場合、意外にもタイヤ強度には最も内側に位置する第1のベルトプライ7Aの寄与が大きいことが判明した。そして、さらにベルトプライに種々のプライ強度を与えてテストを繰り返したところ、式(1)(2)及び(3)の条件を満たすことが有効であることを見出した。
先ず式(1)により、第1のベルトプライ7Aのプライ強度S1は、48〜63(kN/5cm)に限定される。該第1のベルトプライ7Aのプライ強度S1が48(kN/5cm)未満であると、3枚のベルトプライで形成されたベルト層では十分なタイヤ強度を発揮することができない。他方、前記プライ強度S1が63(kN/5cm)を超えると、ベルトコードに非常に特殊な材料を用いるか、或いはエンズを非常に大きくせざるを得ず、耐久性の観点より採用できない。特に好ましくはプライ強度S1は52〜61(kN/5cm)である。
また本実施形態では、具体的な態様として、スチールコードの切断荷重は1000〜1400(kN/本)程度、エンズは25〜45(本/5cm)程度が望ましい。またこのようなプライ強度を実現するスチールコードの構成としては、例えば層撚り、単撚り、複撚りなど種々のものが採用でき、例えば3+8、1×9等の構造が望ましい。
また式(2)により、第1のベルトプライ7Aのプライ強度S1を、第2のベルトプライ7Bのプライ強度S2と第3のベルトプライ7Cのプライ強度S3との和(S2+S3)で除した値が0.50より大かつ0.65以下に設定される。この式(2)は、3枚のベルト層7における第1のベルトプライ7Aのプライ強度バランスを限定する。
前記プライ強度S1がプライ強度の和(S2+S3)の0.50倍以下であると、ベルト層7において相対的に第1のベルトプライのプライ強度が低下する。このためタイヤが岩石等を踏み込んだ際、たわみに起因した衝撃が第1のベルトプライ7Aに集中し、ショックバーストの原因になりやすく好ましくない。逆に前記プライ強度S1がプライ強度の和(S2+S3)の0.65倍を超えると、ベルト層7において相対的な第1のベルトプライのプライ強度が大きくなり、走行時に第2ないし第3のベルトプライ7B、7Cのベルトコード11B、11Cの動きが大きくなる。これは第2ないし第3のベルトプライ7A、7Bにおいてコード破断を誘発しやすくなるばかりか、トレッド面2aの偏摩耗を招きやすくなる。このような観点より、特に好ましくはプライ強度S1はプライ強度の和(S2+S3)の0.55〜0.60倍とするのが望ましい。
さらに式(3)により、第1ないし第3のベルトプライ7A、7B及び7Cのプライ強度S1、S2及びS3の相対関係を定めている。タイヤ走行時、各プライに作用する負荷は、第1のベルトプライが最も大きく、ついで第2のベルトプライ7B、第3のベルトプライ7Cの順になる。場合によって、第1のベルトプライ7Aと第2のベルトプライ7Bとの負荷が実質的に同じ場合もある。式(3)では、プライ強度の大きさを、負荷荷重の大きさに合わせて規定することにより、各プライでの荷重分担率を均一化する。これにより、タイヤ強度のより一層の向上を図ることができる。特に好ましくは、各プライ強度をS1>S2>S3とするのが望ましい。
なお第2のベルトプライ7Bと、第3のベルトプライ7Cとのプライ強度の比(S2/S3)は、例えば1.2〜2.0、より好ましくは1.4〜1.8が望ましい。前記比(S2/S3)が1.2未満であると、両プライ7B、7Cの強度差が小さくなり、第3のベルトプライに必要以上の強度を持たせることとなりコストが上昇する傾向があり、逆に1.8を超えると、両プライ7B、7Cの強度差が大きくなり過ぎて操縦安定性が悪化する傾向があり好ましくない。
またショックバーストは、摩耗末期に比較的大きな異物を踏むことで生じる。従来の重荷重用タイヤでは、異物を踏み込むことによりベルト層7は局部的に撓み、第1のベルトプライ7Aの撓みが十分に緩和されることなくカーカス6へと伝達され、これによりカーカスコードの切断が生じる。このため、異物の踏み込みの際、第1のベルトプライ7Aとカーカス6との間に十分な衝撃緩和能力が得られれば、ショックバーストの多くは防止されると考え得る。しかし、過度に衝撃緩和能力を持たせると、旋回走行時において十分なコーナリングフォースを発生させることができない。
本発明の重荷重用タイヤ1は、第1のベルトプライ7Aとカーカス6との間に、限定された物性値を有する衝撃緩和ゴム層9を設けることにより、第1のベルトプライ7Aからの衝撃力伝達を十分に緩和吸収してショックバーストの発生を効果的に防止しつつ操縦安定性の低下をも防止する。
即ち、衝撃緩和ゴム層9は、複素弾性率E*aが7.0〜11.0(MPa)かつ損失正接が0.10〜0.20のゴム組成物により構成される。衝撃緩和ゴム層9の複素弾性率E*aが7.0MPa未満であると、該衝撃緩和ゴム層9の剛性が低下するため操縦安定性の悪化が著しく、逆に複素弾性率E*aが11.0MPaを超えると歪が生じにくくなるため衝撃緩和能力が低下しやすい。特に好ましくは衝撃緩和ゴム層9の複素弾性率E*aは8.0〜10.0MPaが望ましい。同様に、衝撃緩和ゴム層9の損失正接が0.10未満であると、エネルギーロスが小さいため衝撃を緩和、吸収する効果が小さく、逆に0.20を超えるとエネルギーロスが大きくなりすぎて蓄熱による過度の温度上昇を招き熱破壊が生じやすくなる。特に好ましくは衝撃緩和ゴム層9の損失正接は0.12〜0.18が望ましい。
また衝撃緩和ゴム層9は、第1のベルトプライ7Aの幅W1の50%以上の幅WRと、1.0〜2.0mmの厚さtとを持っている。衝撃緩和ゴム層9の幅WRが第1のベルトプライ7Aの幅W1の50%未満であると、衝撃を緩和しうる領域が小さくなって十分な効果を発揮することができない。特に好ましくは、衝撃緩和ゴム層9の幅WRは、第1のベルトプライ7Aの幅W1の55%以上が望ましい。他方、衝撃緩和ゴム層9の幅WRが大きすぎると、負荷走行時において常時大きな歪が作用する第1のベルトプライ7Aの端部に衝撃緩和ゴム層9が位置するため、発熱に伴う破壊が生じるおそれがある。このような観点より、衝撃緩和ゴム層9の幅WRは、好ましくは第1のベルトプライ7Aの幅W1の60%以下、より好ましくは57%以下が望ましい。なお本実施形態のように、衝撃緩和ゴム層9はその幅中心をタイヤ赤道Cと実質的に一致して配置されるのが望ましい。
同様に、衝撃緩和ゴム層9の厚さtが1.0mm未満では、そもそも衝撃を緩和、吸収することができず、逆に2.0mmを超えると蓄熱しやすくなって破壊が生じるおそれがあり好ましくない。なおこの厚さtは、タイヤ赤道Cの位置において測定するものとし、本実施形態の衝撃緩和ゴム層9は実質的に一定厚さでタイヤ軸方向にのびているものが例示される。
衝撃緩和ゴム層9の幅WR、厚さtのほか、前記各プライの幅W1ないしW3などは、いずれも重荷重用タイヤ1を正規リム(図示せず)にリム組みし正規内圧が充填された正規状態における寸法とする。ここで、正規正規リムとは、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、当該規格がタイヤ毎に定めるリムであり、例えばJATMAであれば標準リム、TRAであれば "Design Rim" 、或いはETRTOであれば "Measuring Rim"とする。また、「正規内圧」とは、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤ毎に定めている空気圧であり、JATMAであれば最高空気圧、TRAであれば表 "TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES" に記載の最大値、ETRTOであれば "INFLATION PRESSURE" とする。
また本実施形態の重荷重用タイヤ1は、衝撃緩和ゴム層9のタイヤ軸方向の両側に、第1のベルトプライ7Aとカーカス6との間の隔たりを埋める断面略三角形状のクッションゴム10が配されている。第1のベルトプライ7Aは、タイヤ軸方向の外端部ではカーカス6から徐々に離間するため、両者の間には軸方向外側に向かって高さが増加する隔たりが形成される。本実施形態では、この隔たりをクッシヨンゴム10で埋めることにより、第1のベルトプライ7Aの端部における応力集中を緩和吸収することができる。
クッションゴム10の内端10iは、前記衝撃緩和ゴム層9に接続される。このため、カーカスプライ6Aと第1のベルトプライ7Aとは、衝撃緩和ゴム層9及びクッションゴム10とにより、直接の接触が防止される。従って、より一層、タイヤ強度が向上する。なおクッションゴム10のタイヤ軸方向の外端10oは、トレッド端Teをタイヤ軸方向に超えた位置のバットレス部で終端している。
前記クッションゴム10は、十分に変形することで第1のベルトプライの歪を効果的に吸収する一方、ゴム厚さが大きいトレッドショルダ部に配される関係上、発熱を抑制する必要がある。このような観点より、クッションゴム10は、複素弾性率E*bが3.0〜6.5(MPa)かつ損失正接が0.03〜0.07のゴム組成物で構成されるのが望ましい。
クッションゴム10の複素弾性率E*bが3.0MPa未満の場合、第1のベルトプライ7Aの外端の動きに対する追随性は向上するが、ショルダ部の剛性が過度に低下し、旋回時のコーナリングフォースが不足する傾向があり、逆に前記複素弾性率E*bが6.5MPaを超えると、第1のベルトプライ7Aの外端の動きへの追随性が低下するなど歪緩和能力が低下する。特に好ましくはクッションゴム10の複素弾性率E*bは2.5〜5.0MPaが望ましい。同様に、クッションゴム10の損失正接が0.03未満であると、十分にエネルギーロスを生じさせることができず、逆に0.07を超えると、エネルギーロスが大きくなりすぎて発熱による熱破壊が生じやすくなる。特に好ましくはクッションゴム10の損失正接は0.04〜0.06が望ましい。
また衝撃緩和ゴム層9の複素弾性率E*aと、クッションゴム10の複素弾性率E*bとの比(E*a/E*b)は、好ましくは2.0〜4.0、より好ましくは2.5〜3.5が望ましい。前記比(E*a/E*b)が2.0未満であると、クッションゴム10が硬くなり、ショルダ部での衝撃吸収性を損なう傾向があり、逆に4.0よりも大になると、衝撃緩和ゴム層9が硬くなるため、クラウン部での衝撃吸収効果が低下し、ショックによるベルト層7とカーカス6との間のルースが生じ易いという傾向がありいずれも好ましくない。
タイヤサイズが11R22.5でありかつ図1に示す構成を有する重荷重用タイヤを表1の仕様に基づき試作するとともに、各試供タイヤの製造コスト、破壊エネルギー、偏摩耗性能及び操縦安定性を測定した。使用したリムは7.5x22.5である。また比較のために、ベルト層を4枚のベルトプライで構成した同一サイズの従来タイヤ(従来例)および本発明外の構成を有する3枚のベルトプライからなるタイヤ(比較例)についても併せて試作し性能を評価した。テストの方法は次の通りである。
(1)破壊エネルギー
先ず各供試タイヤのトレッド面を、図3において仮想線で示されるようにトレッド面と平行に研磨し、各主溝Gm1、Gm2の深さが5mmとなるようにピーリング(皮むき)を行う。次に各供試タイヤをリム組みしてその中に内部圧力が12kPaとなるように水を注入する。そして、このタイヤ組立体を垂直状態に軸支するとともに、ピーリングを行ったトレッド面に重錘を自由落下させかつ衝突させる。重錘は230kgf であり、その先端は曲率半径が600mmの半球状に構成され、この先端をトレッド面に衝突させる。落下距離を徐々に上昇させ、タイヤが破壊するまでこれを繰り返す。そして、タイヤが破壊したときの重錘の落下高さ(m)と、重錘の重さ(230kgf )と、重力加速度(9.8m/s2 )とを乗じて得られた数値を破壊エネルギーとする。数値が大きいほど良好である。なおこのようなテストは、ショックバーストと非常によく似た損傷を再現することができるため採用される。特に好適には、この破壊エネルギーが1000J以上であることが望ましい。
(2)耐偏摩耗性能
各供試タイヤに作用する質量が最大負荷能力と等しくなるように荷重を積載した2−D車で一般路を10万kmを走行した後、クラウン部の主溝Gm1の溝深さからショルダ部の主溝Gm2の溝深さを差し引いて残溝差を求めた。数値が小さいほど偏摩耗が少なく良好である。
(3)操縦安定性
ドラム試験器を用いてコーナリングフォースを測定した。数値が大きいほど、コーナリングフォースが大きく良好である。また測定条件は次の通りとした。
垂直荷重:26.7kN
内圧:800kPa
スリップ角:5゜
ドラム外径:1.7m
テスト結果などを表1に示す。
Figure 0004015629
テストの結果、実施例のタイヤは、重量を軽量化しながらも大きな破壊エネルギーを有すること、また耐偏摩耗性能及び操縦安定性についても従来例と大差が無いことが確認できた。
本実施形態の重荷重用タイヤの断面図である。 そのトレッド部を部分的に拡大した拡大図である。 ベルト層の部分展開図である。
符号の説明
1 重荷重用タイヤ
2 トレッド部
3 サイドウォール部
4 ビード部
5 ビードコア
6 カーカス
6A カーカスプライ
7 ベルト層
7A 第1のベルトプライ
7B 第2のベルトプライ
7C 第3のベルトプライ
9 衝撃緩和ゴム層
10 クッションゴム
11A、11B、11C ベルトコード
12 主溝
S1 第1のベルトプライのプライ強度
S2 第2のベルトプライのプライ強度
S3 第3のベルトプライのプライ強度

Claims (2)

  1. トレッド部からサイドウォール部を経てビード部のビードコアに至るカーカスと、このカーカスのタイヤ半径方向外側かつトレッド部の内部に配されたベルト層とを具え、しかも最大負荷能力が2500kg以上である重荷重用タイヤであって、
    前記ベルト層は、タイヤ赤道に対して16〜22゜の角度で傾けたスチールコードからなる第1、第2及び第3のベルトプライをタイヤ半径方向内側から順次重ねて構成され、
    前記第1、第2及び第3のベルトプライは、各々の幅W1、W2及びW3がW1>W2>W3の関係を有し、
    かつ前記第1、第2及び第3のベルトプライは、各々においてベルトコードの切断荷重(kN/本)とエンズ(本/5cm)との積で表されるプライ強度S1、S2及びS3(kN/5cm)が下記式(1)、(2)及び(3)を満たすとともに、
    前記第1のベルトプライと前記カーカスとの間には、厚さが1.0〜2.0mmかつ第1のベルトプライの幅W1の50%以上の幅を有した衝撃緩和ゴム層が配され、しかも該衝撃緩和ゴム層は、複素弾性率E*aが7.0〜11.0(MPa)かつ損失正接が0.10〜0.20であることを特徴とする重荷重用タイヤ。
    48≦S1≦63 …(1)
    0.50< S1/(S2+S3)≦0.65 …(2)
    S1≧S2>S3 …(3)
  2. 前記衝撃緩和ゴム層のタイヤ軸方向の両側に、前記第1のベルトプライと前記カーカスとの間の隔たりを埋める断面略三角形状のクッションゴムが配されるとともに、該クッションゴムは、複素弾性率E*bが3.0〜6.5(MPa)かつ損失正接が0.03〜0.07であることを特徴とする請求項1記載の重荷重用タイヤ。
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