JP4805322B2 - 重荷重用タイヤ - Google Patents

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Description

本発明は、ベルトプライ数を3枚としてタイヤ重量及びコストの低減を図りながら、タイヤ強度(破壊エネルギー値)を高めた重荷重用タイヤに関する。
重荷重用タイヤのベルト層には、従来、図4(A)に示すように、ベルトコードにスチールコードを用いた4枚のベルトプライを用いるとともに、カーカス側の第1のプライA1のタイヤ赤道に対するコード角度θ1を40〜80度と比較的大に、又その外側の第2、第3のプライA2、A3のコード角度θ2、θ3を15〜30度の範囲で略同一、しかも第3のプライA2のコードを第1、第2のプライA1、A2のコードと交差する向きに配列し、強固なトラス構造を形成していた。
これに対して本出願人は、下記の特許文献1において、ベルトプライ数を3枚としてタイヤ重量及びコストの低減を図りながら、タイヤ強度(破壊エネルギー値)を高めた重荷重用タイヤを提案している。この提案のタイヤでは、図4(B)の如く、第1〜第3のベルトプライのコード角度θ1〜θ3を16〜22゜とし、かつ第1のプライA1のコードの傾斜方向を、第2、第3のプライA2、A3のコードの傾斜方向と違えるとともに、第1〜第3のベルトプライのプライ強度S1〜S3を規制している。
特開2005−212742号公報
しかし、近年のタイヤの高寿命化、高強度化の要求に鑑み、タイヤ強度のさらなる向上が望まれる。そこで本発明者が、前述の3枚プライのベルト構造について研究を行った結果、第1のプライA1のプライ強度S1を高め、逆に第2のプライA2のプライ強度S2を減じて、プライ強度の比S1/S2を1.30〜1.51と従来よりも大な範囲に設定することにより、ベルト層のスチール量の維持、或いは低減を図りながらタイヤ強度(破壊エネルギー値)を高めうることを究明し得た。しかし、前記ベルト構造の場合、走行によりベルト層の曲率が丸く変化する傾向となる。その結果、走行時、ベルトクッションゴムが機械疲労を受けて軟化し、ベルト層とカーカスとの間で剥離損傷が発生しやすくなるという問題が発生することも判明した。
本発明は前記特許文献1の発明の改良に係わり、プライ強度の比S1/S2を所定範囲に高め、タイヤ重量の維持或いは低減を図りながら、タイヤ強度(破壊エネルギー値)を高めうるとともに、ベルト層とカーカスとの間の剥離損傷を抑制でき、耐久性を向上しうる重荷重用タイヤを提供することを目的としている。
前記目的を達成するために、本願請求項1の発明は、トレッド部からサイドウォール部を経てビード部のビードコアに至るカーカス、このカーカスのタイヤ半径方向外側かつトレッド部の内部に配されるベルト層、及び該ベルト層のタイヤ軸方向両外端部と前記カーカスとの間の隔たりを埋める断面略三角形状のベルトクッションゴムを有する重荷重用タイヤであって、
前記ベルト層は、カーカス側から半径方向外側に向かって順次重なる第1、第2、第3のベルトプライからなり、
かつ前記第1、第2、第3のベルトプライは、それぞれタイヤ赤道に対して15〜23゜の角度で傾斜配列するスチール製のベルトコードを有し、しかも第1のベルトプライのベルトコードのタイヤ赤道に対する傾斜の向きは、第2のベルトプライのベルトコードの傾斜の向きと逆向きとし、かつ前記第1、第2、第3のベルトプライのタイヤ軸方向のプライ巾W1、W2、W3は、W1>W2>W3の関係を有するとともに、
前記第1、第2、第3のベルトプライは、ベルトコードの1本当りの切断荷重E1、E2、E3(単位kN/本)と、各ベルトプライの5cm巾当りのベルトコードの打込み数N1、N2、N3(単位本/5cm)との積であるプライ強度S1、S2、S3(単位kN/5cm)が、下記式(1)〜(4)を満たすとともに、
前記ベルトクッションゴムの複素弾性率を3.5〜4.5MPaとしたことを特徴としている。
S1>S2 −−−(1)
S1>S3 −−−(2)
55≦S1≦75 −−−(3)
1.30≦S1/S2≦1.51 −−−(4)
又請求項2の発明では、前記プライ強度S1、S2、S3(単位kN/5cm)は、S1>S2≧S3の関係を有するとともに、
第2のベルトプライのベルトコードのタイヤ赤道に対する傾斜の向きは、第3のベルトプライのベルトコードの傾斜の向きと同向きをなし、
しかも第2のベルトプライのタイヤ軸方向外端は、第1のベルトプライから2.0mm以上の距離L1を離間することを特徴としている。
又請求項3の発明では、前記両側のベルトクッションゴム間の領域において、前記第1のベルトプライとカーカスとの間に、厚さ1.0〜3.0mm、かつ複素弾性率7.0〜11.0MPaの保護ゴム層を介在させたことを特徴とする請求項1又は2記載の重荷重用タイヤである。又請求項4の発明では、前記保護ゴム層の両端は、それぞれ前記ベルトクッションゴムと半径方向内外に重複し、この重複部のタイヤ軸方向長さL2は10〜20mmである請求項3記載の重荷重用タイヤである。
なお前記複素弾性率は、JIS−K6394の規定に準拠して、次に示される条件で(株)岩本製作所製の「粘弾性スペクトロメータ」を用いて測定した値である。
・初期歪み(10%)、
・振幅(±1%)、
・周波数(10Hz)、
・変形モード(引張)、
・測定温度(70℃)。
又、ベルトコードの1本当りの切断荷重は、JIS−G3510の「スチールタイヤコード試験法」に定める6.4項の「切断荷重」の測定法に準拠して、引張り速度50mm/分にて測定した値とする。
又、本明細書では、特に断りがない限り、タイヤの各部の寸法等は、正規リムにリム組みしかつ正規内圧を充填した正規内圧状態において特定される値とする。なお前記「正規リム」とは、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、当該規格がタイヤ毎に定めるリムであり、例えばJATMAであれば標準リム、TRAであれば "Design Rim" 、或いはETRTOであれば "Measuring Rim"を意味する。前記「正規内圧」とは、前記規格がタイヤ毎に定めている空気圧であり、JATMAであれば最高空気圧、TRAであれば表 "TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES" に記載の最大値、ETRTOであれば "INFLATION PRESSURE"を意味する。
本発明は叙上の如く、コード角度を15〜23゜とした低アングルの3枚のベルトプライで構成することで、必要なタガ効果(タイヤへの拘束力)を確保し、軽量化を図りながら操縦安定性の維持を図っている。又第1〜第3のベルトプライのプライ強度S1〜S3を規制している。とりわけ第1のベルトプライのプライ強度S1を高め、逆に第2のベルトプライのプライ強度S2を減じて、比S1/S2を1.30〜1.51と従来よりも大な範囲に設定している。
これにより、ベルト層のスチール量の維持或いは低減をさらに図りながら、タイヤ強度(破壊エネルギー値)を高めることが可能となる。又このベルト構造の場合、走行によりベルト層の曲率が丸く変化し、それに起因してベルトクッションゴムが機械疲労を受けて軟化することで、ベルト層とカーカスとの間で剥離損傷が発生しやすくなる。しかし、このベルトクッションゴムの複素弾性率を3.5〜4.5MPaの範囲に高めることで、前記剥離損傷を抑制することができる。
以下、本発明の実施の一形態を、図示例とともに説明する。図1は本発明の重荷重用タイヤの正規内圧状態を示す断面図、図2はそのトレッド部を拡大した拡大図、図3はベルト層のベルトコードの配列状態を示す略図である。
図1に示すように、本実施形態の重荷重用タイヤ1は、トレッド部2からサイドウォール部3を経てビード部4のビードコア5に至るカーカス6、このカーカス6のタイヤ半径方向外側かつトレッド部2の内部に配されるベルト層7、及び該ベルト層7のタイヤ軸方向両外端部と前記カーカス6との間の隔たりを埋める断面略三角形状のベルトクッションゴム9を具える。
前記カーカス6は、カーカスコードをタイヤ赤道Cに対して例えば80〜90°の角度で配列したラジアル構造の1枚以上、本例では1枚のカーカスプライ6Aにより構成される。このカーカスプライ6Aは、前記ビードコア5、5間を跨る本体部6aの両端に、前記ビードコア5の廻りをタイヤ軸方向内側から外側に折り返されることにより該ビードコア5に係止される折返し部6bを一連に具える。なおカーカスコードとして、スチールコードが用いられるが、必要に応じて芳香族ポリアミド、レーヨンなどの有機繊維コードを用いた複数枚のプライで構成することができる。
また、カーカスプライ6Aの折返し部6bと本体部6aとの間には、ビードコア5からタイヤ半径方向外側に先細状でのびるビードエーペックス8が配される。該ビードエーペックス8は、ゴム硬度が例えば70〜98°の硬質ゴムからなり、ビード部4を補強しその曲げ剛性を高める。なお前記ゴム硬度は、JIS−K6253の規定に準じてデュロメータータイプAにより、23°の環境下で測定したデュロメータA硬さである。
又前記ビード部4には、ビード部4をさらに補強する目的で、スチールコードをタイヤ周方向線に対して例えば10〜60゜の角度で配列したスチールコードプライからなるビード補強層12を設けている。このビード補強層12は、本例では、カーカス6の折返し部6bに沿って立ち上がる外片12oと、本体部6aに沿って立ち上がる内片12iとを繋げた断面U字状をなす。なお前記内片12i、外片12oは、その半径方向外端を起点とした損傷を防止するため、本例では、前記折返し部6bの外端よりも半径方向内側で終端している。なおビード補強層12として、前記外片12oのみ、或いは内片12iのみで形成することもできる。
次に、前記ベルト層7は、カーカス側から半径方向外側に向かって順次重なる第1、第2、第3のベルトプライ7A、7B、7Cから形成される。各前記第1、第2、第3のベルトプライ7A、7B、7Cは、図3に示す如く、それぞれタイヤ赤道に対して15〜23゜の角度θ1、θ2、θ3で傾斜配列するスチール製のベルトコード、即ちスチールコードを有する。なお前記角度θ1、θ2、θ3は、実質的に互いに等しく設定されている。また第1のベルトプライ7Aのベルトコード11Aは、タイヤ赤道Cに対して、例えば右上がりで傾斜するとともに、第2、第3のベルトプライ7B、7Cの各ベルトコード11B、11Cは、いずれも左上がりで傾斜しており、第1のベルトプライのそれとは逆向きをなす。
このようにベルト層7は、各ベルトプライのコード角度θ1、θ2、θ3を低アングルとする一方、ベルトコード11Aと、11Bとが互いに交差する強固なトラス構造を構成することで、ベルト剛性を高め、必要なタガ効果(タイヤへの拘束力)を確保している。これにより3枚構造として軽量化を図りながら、操縦安定性の維持が図られる。なお前記角度θ1、θ2、θ3において、15゜未満ではプライの横剛性が低下し、逆に23゜を超えると、タイヤ周方向の剛性が低下し、何れの場合にもタガ効果が減じて、必要な操縦安定性を確保することが難しくなる。
また図1に示す如く、ベルト層7において、第1〜第3のベルトプライ7A〜7Cのタイヤ軸方向のプライ巾W1〜W3は、W1>W2>W3の関係を充足する。なお最も幅広となる第1のベルトプライ7Aのプライ巾W1は、トレッド接地幅TWの0.7倍以上、さらには0.8倍以上が好ましく、これによりトレッド部2略全巾をタガ効果を有して強固に補強する。なおプライ巾W1がトレッド接地幅TWの0.7倍未満の場合には、タイヤショルダ側での拘束力が不足し、操縦安定性や耐偏摩耗性の低下を招く傾向となる。逆にプライ巾W1が大きすぎると、トレッドの更生等が困難になる。このような観点より、前記プライ巾W1の上限は、トレッド接地幅TWの例えば0.97倍以下、さらには0.95倍以下が好ましい。
また第2のベルトプライ7Bのプライ巾W2は、第1のベルトプライ7Aのプライ巾W1の0.8倍以上、さらには0.9倍以上が好ましい。前記プライ巾W2がプライ巾W1の0.8倍未満であると、同様にタイヤショルダ側での拘束力が不足し、操縦安定性や耐偏摩耗性の低下を招く。逆にプライ巾W2が大きすぎると、その端部が第1のベルトプライ7Aの端部に接近して応力が集中し、プライ端剥離を誘発させるなど耐久性を低下させる傾向がある。このような観点より、第1のベルトプライ7Aのタイヤ軸方向外端e1と、第2のベルトプライ7Bのタイヤ軸方向外端e2とのタイヤ軸方向距離Kを5mm以上確保するのが好ましい。なお第3のベルトプライ7Cのプライ巾W3は、タイヤ強度の観点から、第2のベルトプライ7Bのプライ巾W2の0.4倍以上、さらには0.5倍以上が好ましい。
ここで、第1のベルトプライ7Aは、図2に拡大して示すように、トレッド面2Sと略平行に滑らかにのびるのに対して、前記第2のベルトプライ7Bは、第1のベルトプライ7Aと重置する主部7Baの外側に、第1のベルトプライ7Aから徐々に離間するようにタイヤ半径方向外側に傾斜する傾斜変形部7Bbを具える。そしてこの傾斜変形部7Bbと第1のベルトプライ7Aとの間の離間部分20にはクッションゴム21Aが配される。このクッションゴム21Aは、本例では、第1、第2のベルトプライ7A、7Bの各外端e1、e2をU字状に囲んで被覆する被覆ゴム21の一部によって形成される。このクッションゴム21Aは、前記外端e2での応力集中を緩和吸収し、この外端e2を起点としたベルトプライ7A、7B間のプライ剥離を防止する。そのためには、前記外端e2の第1のベルトプライ7Aからの離間距離L1を、2.0mm以上、さらには2.5mm以上確保するのが好ましい。なお、前記第3のベルトプライ7Cは、前記傾斜変形部7Bbよりもタイヤ軸方向内側に配される。
又前記第1のベルトプライ7Aは、その外端e1側が、タイヤ軸方向外側に行くに従いカーカス6から徐々に離間する。そしてこの離間部分22には、この離間部分22を埋めるベルトクッションゴム9が配される。このベルトクッションゴム9は、前記外端e1の位置で最大厚さを有し、この最大厚さ位置からタイヤ軸方向内外に向かって、厚さを漸減させる断面略三角形状をなす。なおベルトクッションゴム9のタイヤ軸方向の外端9oは、トレッド端Teをタイヤ軸方向外方に超えバットレス部BTで終端している。このベルトクッションゴム9は、第1のベルトプライ7Aの外端e1における応力集中を緩和吸収し、該外端e1を起点としたベルトプライ7Aとカーカス6との間のプライ剥離を防止する。
次に、前記第1〜第3のベルトプライ7A〜7Cは、それぞれ、ベルトコードの1本当りの切断荷重E1、E2、E3(単位kN/本)と、各ベルトプライの5cm巾当りのベルトコードの打込み数N1、N2、N3(単位本/5cm)との積で表されるプライ強度S1、S2、S3(単位kN/5cm)が、下記式(1)〜(4)を充足する。
S1>S2 −−−(1)
S1>S3 −−−(2)
55≦S1≦75 −−−(3)
1.30≦S1/S2≦1.51 −−−(4)
ここで、タイヤが岩石等を踏んだとき、ベルト層7はタイヤ半径方向内側に凹状に屈曲変形する。このとき、本実施形態の如く、ベルト層7がコード角度を低アングルとした3枚プライ構造を有する場合には、半径方向最内側に配される第1のベルトプライ7Aに最も大きい引っ張り応力が作用する。そのため、この第1のベルトプライ7Aのベルトコードに、破断損傷が発生する傾向となる。即ち、タイヤ強度(破壊エネルギー値)に対して、第1のベルトプライ7Aの寄与が最も大であり、第2のベルトプライ7B、第3のベルトプライ7Cの順で寄与が小となる。
従って、タイヤ強度を最も効果的に高めるためには、第1のベルトプライ7Aのプライ強度S1を高めることが有効であり、本発明では、S1>S2、S1>S3とする一方、プライ強度S1を55〜75kN/5cmまで高めている。
又本発明者の研究の結果、プライ強度S1、S2の比S1/S2を1.30以上とすることが、タイヤ強度を高める上で極めて重要であることが判明した。これは、第2のベルトプライ7Bには、第1のベルトプライ7Aのベルトコード11Aの動きを抑制する傾向があるからである。即ち、第2のベルトプライ7Bのプライ強度S2が高いと、第1のベルトプライ7Aのベルトコード11Aの動きが抑制される。その結果、前記屈曲変形に追従してベルトコード11Aのコード角度が変化できなくなり、該第1のベルトプライ7Aにコード破断が発生しやすくなると推測される。従って、比S1/S2が1.30以上となるように、プライ強度S2を減じることで、第1のベルトプライ7Aのベルトコード11Aの動きや角度変化への拘束力が減じられるため、ベルトコード11Aが破断し難くなり、タイヤ強度を向上させることができる。なお前記比S1/S2が大きくなり過ぎると、ベルト層7のタガ効果が不充分となってコーナリングフォースが小さくなり、操縦安定性を損ねる傾向となる。従って前記比S1/S2の上限値は1.51以下である
又、前記プライ強度S1が、55kN/5cm以下の場合、充分なタイヤ強度を得ることが難しくなり、逆に75kN/5cmを越えても過剰品質となり、又スチール量が増すためタイヤの軽量化に不利を招く。このような観点からプライ強度S1の下限値は、60kN/5cm以上が好ましく、上限値は、70kN/5cm以下が好ましい。
なお第3のベルトプライ7Cのプライ強度S3に関しては、タイヤ強度への寄与、及び軽量化の観点から
第2のベルトプライ7Bのプライ強度S2以下であるのが好ましい。
しかし、前述の3枚構造のベルト層7を用いた場合には、低アングルのベルトコード角度に起因して、走行によりベルト層7の曲率が丸く変化する傾向となる。その結果、走行時、前記ベルトクッションゴム9が機械疲労を受けて軟化し、ベルトプライ7Aとカーカス6との間でプライ剥離が発生しやすくなるという問題が発生する。そのため前記ベルトクッションゴム9の複素弾性率E*aを3.5〜4.5MPaの範囲に高めている。
これにより機械疲労による軟化に際しても、ベルトプライ7Aとカーカス6との間の接着強度を確保でき、前述のプライ剥離を抑制できる。なお複素弾性率E*aが3.5MPa以下では、接着強度を確保できず、逆に4.5MPaを越えると、第1のベルトプライ7Aの外端e1における応力集中を充分に緩和吸収できなくなり、何れの場合にもベルトプライ7Aとカーカス6との間のプライ剥離を抑えることが難しくなる。
なお前記クッションゴム21Aは、その複素弾性率E*bを5.5〜8.0MPa、かつ前記ベルトクッションゴム9の複素弾性率E*aよりも大とするのが、好ましい。これは、ベルトコードがスチールコードであるため、上記よりも低弾性であると剥離を起こす傾向となるからである。
又本例では、ベルトプライ7Aとカーカス6との間のプライ剥離をさらに抑制するために、前記ベルトクッションゴム9、9間の領域において、前記第1のベルトプライ7Aとカーカス6との間に、厚さ1.0〜3.0mm、かつ複素弾性率E*cが7.0〜11.0MPaの保護ゴム層23を介在させている。この保護ゴム層23は、第1のベルトプライ7Aとカーカス6との間の剪断応力を緩和して前記プライ剥離を抑制する。又、この保護ゴム層23は、タイヤが岩石等を踏んだときに生じるショックバーストを防止する効果も有する。このショックバーストは、走行中にタイヤが比較的大きな異物を踏むと、その大きな衝撃力によって即時に又は一定時間経過後にカーカスコードが切断され、そこからタイヤ外部に達する亀裂が生じてタイヤ内腔の高圧空気が一気に外部へと漏れ出す現象であるが、前記保護ゴム層23は、前記衝撃力が第1のベルトプライ7Aからカーカス6に伝達されるのを緩和し、ショックバーストを防止しうる。
なお保護ゴム層23の厚さが1.0mm未満では、剪断応力および衝撃力の緩和能力が不足して、プライ剥離或いはショックバーストを抑制する効果が充分に発揮できず、逆に3.0mmを越えるとトレッド剛性が低下して操縦安定性の悪化を招く。又保護ゴム層23の複素弾性率E*cが7.0MPa未満では、トレッド剛性が低下して操縦安定性の悪化を招き、逆に11.0MPaを越えると、剪断応力および衝撃力の緩和能力が不足する。
前記保護ゴム層23は、少なくともベルトクッションゴム9、9間に介在するが、本例では、保護ゴム層23の両端が、それぞれベルトクッションゴム9と半径方向内外に重複する場合を例示する。この重複部24のタイヤ軸方向長さL2は、10〜20mmが好ましく、これによりベルトクッションゴム9と保護ゴム層23との物性変化に起因する損傷を抑制している。なお前記保護ゴム層23
は、第3のベルトプライ7Cの外端よりもタイヤ軸方向外側まで延在するのが好ましい。
以上、本発明の特に好ましい実施形態について詳述したが、本発明は図示の実施形態に限定されることなく、種々の態様に変形して実施しうる。
タイヤサイズが11R22.5でありかつ図1に示す構成を有する重荷重用タイヤを表1の仕様に基づき試作するとともに、各試供タイヤの重量、破壊エネルギー、操縦安定性、耐久性を測定した。使用したリムは7.5x22.5である。また比較のために、ベルト層を4枚のベルトプライで構成した同一サイズの従来タイヤ(従来例)、および本発明外の構成を有する3枚のベルトプライからなるタイヤ(比較例)についても併せて試作し性能を評価した。テストの方法は次の通りである。なお表1に記載以外の仕様は実質的に同仕様であり、
・クッションゴム21の複素弾性率E*bは、4.0MPa、
・保護ゴム層23の複素弾性率E*cは、9.0MPa、
・保護ゴム層23の厚さは、2.0mm、
・第2のベルトプライ外端e2の第1のベルトプライからの距離L1は、2.0mm
としている。
(1)タイヤ質量
タイヤ1本当たりの質量を、従来例を100とする指数により評価した。数値が小さいほど軽量である。
(2)破壊エネルギー
各供試タイヤのトレッド面を、トレッド面と平行に研磨し、各主溝の深さが5mmとなるようにピーリング(皮むき)を行う。次に各供試タイヤをリム組みしてその中に内部圧力が12kPaとなるように水を注入する。そして、このタイヤ組立体を垂直状態に軸支するとともに、ピーリングを行ったトレッド面に重錘を自由落下させかつ衝突させる。重錘は230kgf であり、その先端は曲率半径が600mmの半球状に構成され、この先端をトレッド面に衝突させる。落下距離を徐々に上昇させ、タイヤが破壊するまでこれを繰り返す。そして、タイヤが破壊したときの重錘の落下高さ(m)と、重錘の重さ(230kgf )と、重力加速度(9.8m/s2 )とを乗じて得られた数値を破壊エネルギーとする。数値が大きいほど良好である。なおこのようなテストは、ショックバーストと非常によく似た損傷を再現することができるため採用される。特に好適には、この破壊エネルギーが1000J以上であることが望ましい。
(3)操縦安定性
ドラム試験機を用いてコーナリングフォースを測定した。数値が大きいほど、コーナリングフォースが大きく良好である。また測定条件は次の通りとした。
垂直荷重:26.7kN
内圧:800kPa
スリップ角:5゜
ドラム外径:1.7m
(4)耐久性
ドラム試験機を用い、垂直荷重(26.7kN)、内圧(800kPa)の条件にて10万kmを走行した。その後、タイヤを解体し、
(ア) 第1のベルトプライとカーカスとの間のプライ剥離の状況、
(イ) 第1、第2のベルトプライ間のプライ剥離の状況、
を調査し、従来例を100とする指数により評価した。数値が大なほど剥離が小さく良好である。
Figure 0004805322
テストの結果、実施例のタイヤは、軽量化を図りながら大きな破壊エネルギーを確保でき、かつプライ剥離を抑えて耐久性を向上しうるのが確認できる。
本発明の重荷重用タイヤの正規内圧状態を示す断面図である。 そのトレッド部を部分的に拡大した拡大図である。 ベルト層のベルトコードの配列状態を示す略図である。 (A)、(B)は従来のベルト層の構造を示すベルトコードの配列図である。
符号の説明
1 重荷重用タイヤ
2 トレッド部
3 サイドウォール部
4 ビード部
5 ビードコア
6 カーカス
7 ベルト層
7A 第1のベルトプライ
7B 第2のベルトプライ
7C 第3のベルトプライ
9 ベルトクッションゴム
11A、11B、11C ベルトコード
23 保護ゴム層

Claims (4)

  1. トレッド部からサイドウォール部を経てビード部のビードコアに至るカーカス、このカーカスのタイヤ半径方向外側かつトレッド部の内部に配されるベルト層、及び該ベルト層のタイヤ軸方向両外端部と前記カーカスとの間の隔たりを埋める断面略三角形状のベルトクッションゴムを有する重荷重用タイヤであって、
    前記ベルト層は、カーカス側から半径方向外側に向かって順次重なる第1、第2、第3のベルトプライからなり、
    かつ前記第1、第2、第3のベルトプライは、それぞれタイヤ赤道に対して15〜23゜の角度で傾斜配列するスチール製のベルトコードを有し、しかも第1のベルトプライのベルトコードのタイヤ赤道に対する傾斜の向きは、第2のベルトプライのベルトコードの傾斜の向きと逆向きとし、かつ前記第1、第2、第3のベルトプライのタイヤ軸方向のプライ巾W1、W2、W3は、W1>W2>W3の関係を有するとともに、
    前記第1、第2、第3のベルトプライは、ベルトコードの1本当りの切断荷重E1、E2、E3(単位kN/本)と、各ベルトプライの5cm巾当りのベルトコードの打込み数N1、N2、N3(単位本/5cm)との積であるプライ強度S1、S2、S3(単位kN/5cm)が、下記式(1)〜(4)を満たすとともに、
    前記ベルトクッションゴムの複素弾性率を3.5〜4.5MPaとしたことを特徴とする重荷重用タイヤ。
    S1>S2 −−−(1)
    S1>S3 −−−(2)
    55≦S1≦75 −−−(3)
    1.30≦S1/S2≦1.51 −−−(4)
  2. 前記プライ強度S1、S2、S3(単位kN/5cm)は、S1>S2≧S3の関係を有するとともに、
    第2のベルトプライのベルトコードのタイヤ赤道に対する傾斜の向きは、第3のベルトプライのベルトコードの傾斜の向きと同向きをなし、
    しかも第2のベルトプライのタイヤ軸方向外端は、第1のベルトプライから2.0mm以上の距離L1を離間することを特徴とする請求項1記載の重荷重用タイヤ。
  3. 前記両側のベルトクッションゴム間の領域において、前記第1のベルトプライとカーカスとの間に、厚さ1.0〜3.0mm、かつ複素弾性率7.0〜11.0MPaの保護ゴム層を介在させたことを特徴とする請求項1又は2記載の重荷重用タイヤ。
  4. 前記保護ゴム層の両端は、それぞれ前記ベルトクッションゴムと半径方向内外に重複し、この重複部のタイヤ軸方向長さL2は10〜20mmである請求項3記載の重荷重用タイヤ。
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