JPH03295703A - 重荷重用空気入りラジアルタイヤ - Google Patents

重荷重用空気入りラジアルタイヤ

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JPH03295703A
JPH03295703A JP2097720A JP9772090A JPH03295703A JP H03295703 A JPH03295703 A JP H03295703A JP 2097720 A JP2097720 A JP 2097720A JP 9772090 A JP9772090 A JP 9772090A JP H03295703 A JPH03295703 A JP H03295703A
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JP
Japan
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belt
tire
carcass
tread
belt layer
Prior art date
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Pending
Application number
JP2097720A
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English (en)
Inventor
Hidenori Takahashi
英則 高橋
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Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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Publication date
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Publication of JPH03295703A publication Critical patent/JPH03295703A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、ベルト故障の少ない重荷重用空気入りタイ
ヤ、とくにはベルト端部におけるセパレーションを抑制
した偏平率の小さな重荷重用空気入りラジアルタイヤに
関するものである。
(従来の技術) トラック、バス等の重荷重用車両に適用される空気入り
ラジアルタイヤは、第2図に示すように、タイヤ半径方
向に一様に配列したコードからなる一層以上のカーカス
プライ10の両端部を、タイヤ幅方向に相互に離間する
一対のビードリング12の周りにタイヤ内方から外方に
向かって巻き上げてカーカスI4とし、タイヤ踏面部を
形成するトレッド部16との間に、タイヤ赤道面Sに対
して所定角度をなして一様にスチールコードを配列した
ベルト層を少なくとも三層に配列したベルト18を設け
た構造をしており、更には、ベルト18の外周に保護ベ
ルト層20を配設し、それらベルト層及びカーカスプラ
イが損傷するのを防止するのが通例である。なお、符号
22は、トレッド表面に形成した主溝である。
また、ベル)18は、通例、第3図に模式的に示したよ
うに、最内層ベルト層18aにあっては、コードがタイ
ヤ赤道面Sに対して45゜〜75°の範囲内で、一方、
当該ベルト層18aに隣接するベルト層18b及び外側
のベルト層18cにあっては、タイヤ赤道面Sに対して
15゜〜25°の範囲内で一方向に配列されたコードが
互いに交錯させた構造、又は、タイヤ赤道面Sに対して
15゜〜25°の範囲内で一方向に配列された各ベルト
層のそれぞれのコードを互いに交錯させた構造が取られ
ている。
このような重荷重用ラジアルタイヤによれば、ベルト1
8のいわゆる「たが」効果により、タイヤ踏面部を形成
するトレッドゴムの動きが少なく、耐摩耗性及び操縦安
定性に優れ、更には転がり抵抗が少ないことから、近年
の高速道路網の発展及び整備に伴い、トラック、バスな
どにも広く使用されており、また、乗用車用ラジアルタ
イヤと同様に、その特性を充分に引き出すと共に、トラ
ック、バスなどの車両の高性能化に対処するため、タイ
ヤ幅に対する高さの比、つまり偏平率を小さくしたタイ
ヤも適用される傾向にある。
(発明が解決しようとする課題) ところが、第3図に示したように、最内層のベルト層1
8aに隣接する他のベルト層18bを幅広とし、その端
部をトレッド端におけるカーカス14の表面にたてた法
線Nに対して、タイヤ幅方向外方に位置させた従来の構
造のタイヤを、偏平率の小さなタイヤに適用すると、ベ
ルト端部にセパレーションが生じ易いことが判明した。
これは、一般に扁平率を小さくすると、空気圧の作用す
るカーカス部分の張力負担が小さくなり、ベルト部分の
張力負担が増加するため、それに伴ってベルト層端部、
とくに幅広交錯ベルト層端部に発生する歪みが大きく、
走行中に繰り返し負荷を受けることと相まって、ベルト
セパレーションに発展するためである。
この様な問題に対処するため、幅広のベルトの幅を減少
させることも考えられるが、その場合には、ショルダ一
部におけるベルト周方向の剛性が低くなり、内圧適用時
に当該ショルダ一部が、タイヤ半径方向に迫り出す形状
となるので、形状保持が不可能となると同時に、早期に
異常摩耗が発生すると言う別の問題が生ずることとなる
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり
、偏平率を小さくしてもなお、ベルトの耐久性に優れた
重荷重用空気入りラジアルタイヤを提供することをその
目的とする。
(課題を達成するための手段) この目的を達成するため、本発明にあっては、−層以上
のカーカスプライからなるカーカスと、三枚以上のスチ
ールベルト層からなり各スチールベルト層のコードをタ
イヤ赤道面に交差する方向に延在させてなるベルトと、
タイヤ踏面を形成するトレッド部とを具える重荷重用空
気入りラジアルタイヤにおいて、タイヤ内方の少なくと
も三層の相互に隣接する各スチールベルトのコードを、
タイヤ赤道面に対して15゜〜25°の範囲内の角度で
互いに交錯させると共に、最内層のスチールベルト層を
、トレッド幅(W)の10%〜40%の範囲内に亙って
中央部分を除去した中抜き構造とし、最内層のスチール
ベルト層及びそれに隣接するスチールベルト層のタイヤ
幅方向端部を、トレッド端におけるカーカス表面にたて
た法線に対して、タイヤ幅方向外方に位置させてなる。
(作用) このラジアルタイヤによれば、最内層ベルト層及びそれ
に隣接する他のベルト層の端部を、トレッド端における
カーカス表面にたてた法線に対して、タイヤ幅方向外方
に位置させたので、ショルダ一部における剛性が維持さ
れ、内圧適用に際して当該ショルダ一部が、タイヤ半径
方向外方に迫り出すことがなく、また、最内層のスチー
ルベルト層を中抜き構造としたので、ベルト端部におけ
る歪みを軽減若しくは抑制することができる。
しかも、各スチールベルト層のそれぞれのコードをタイ
ヤ赤道面に対して15゜〜25°の角度範囲で−様に配
列し、各ベルト層のコードが互いに交錯するよう配列し
たので、ベルトとしての機能が損なわれることもない。
(実施例) 以下、この発明の好適な実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図は、本発明に係る重荷重用空気入りタイヤのタイ
ヤ赤道面Sに関する半部を示す断面図であり、タイヤ赤
道面Sに対して75゜〜90°の範囲で一方向に配列さ
れたスチールコードからなる一層以上のカーカスプライ
30の各端部を、タイヤ幅方向に相互に離間する一対の
ビードリング32の周りに、タイヤの回転軸線方向内側
から外側に向かって巻き上げてカーカス34とし、タイ
ヤ踏面部を形成するトレッド部36との間に、タイヤ赤
道面Sに対して浅い角度、具体的には15゜〜25°の
範囲をなして一様に配列されたスチールコードからなる
少なくとも三層のベルト層38a、38b、そして38
cを、それらベルト層のコードが互いに斜交するよう配
設したベルト38を具える。
それらベルト層の中、カーカス34に隣接してその外周
に配設される最内層のスチールベルト層38aは、その
中央部分が赤道面Sに関して対称にタイヤ軸線方向に除
去された中抜き構造をしており、その中抜き幅りは、ト
レッド部36の幅をWとするときに、0.lXW≦L≦
0.4XWなる関係を満足するよう選択するものとし、
中抜き構造とした最内層のスチールベルト層38a及び
当該ベルト層に隣接する他のスチールベルト層38bの
各ベルト端部を、トレッド端におけるカーカス34の表
面にたてた法線Nに対して、タイヤ幅方向外方に位置さ
せるものとする。
ココで、ベルト38を構成する各スチールベル1層38
a〜38cのそれぞれのコードをタイヤ赤道面Sに対し
て15゜〜25°の範囲内の値とすると共に、隣接する
各ベルト層コードが互いに交錯するよう配置するのは、
ベルト38によるタイヤ周方向における充分なる「たが
」効果を維持すると共に、タイヤ赤道面Sに対してベル
ト層のコードが45゜〜75°の角度をなす従来のタイ
ヤに比べ、内圧適用に際してベルト38に生起される歪
みを小さなものとするためであり、最内層のスチールベ
ルト層38aを中抜き構造とすることにより、ベルト3
8の端部に生起される歪みを一段と減少させ、併せてシ
ョルダ一部の剛性を高めることができるからである・ま
た、最内層スチールベルト層38aの中抜き幅りを、ト
レッド幅Wの10%〜40%の範囲内の値とするのは、
中抜き幅りがトレッド幅Wの10%より小さくなると、
最内層スチールベルト層の幅が必要以上に大きくなり、
内圧適用に際して当該ベルト層の幅方向端部に生起され
る歪みが大きくなり、一方、中抜き幅りがトレッド幅W
の40%より大きくなると、ショルダ一部におけるベル
トの剛性が必要以上に低くなり、内圧適用に際してショ
ルダ一部が半径方向外方に迫り出し易く、均一なりラウ
ン形状を担保することができないからであり、最内層ス
チールベルト層38a及び当該ベルト層に隣接する他の
スチールベルト層38bのタイヤ幅方向端部を、トレッ
ド端におけるカーカス34の表面にたてた法線Nに対し
て、タイヤ幅方向外方に位置させるのは、ショルダ一部
における剛性を高めるためである。
そして、カーカス34及びベルト38を保護すべく、ベ
ルト38の外周に保護ベルト40を配設し、また、トレ
ッド部36の表面に主溝42を配設することは、従来構
造のタイヤと同様である。
このようなタイヤのベルト耐久性を調べるため、ベルト
故障の発生の有無を調べた。なお、比較試験に供したタ
イヤのサイズは、何れのタイヤも385/65 R22
,5で、そのトレッド幅(W)は290 mmであり、
各ベルト層は、簡略のため、半径方向外方に向かって内
側から第1〜第3ベルト、そして保護ベルトとし、コー
ド配列方向はタイヤ回転方向前方からみた方向を指すも
のとる。
◎供試タイヤ ・発明タイヤ: 第1図に示すベルト構造を有し、最内層スチールベルト
層の中抜き幅(L)を80mmとし、タイヤ赤道面Sに
対する各ベルト層のなす角度、そのコードの配列方向、
そしてベルト幅が表1に示す諸元を満足するタイヤ。
比較タイヤ1〜4: 第2図に示すベルト構造を有し、タイヤ赤道面Sに対す
る各ベルト層のなす角度、その配列方向、そしてベルト
幅が表1に示す諸元を満足するタイヤ。
◎試験方法 正規内圧を適用した供試タイヤを用いて単体台上比較試
験を行い、ベルトセパレーション発生までの走行距離を
求め、比較タイヤlのそれを100として指数評価した
。なお、指数が大きい程、ベルト耐久性に優れる。
◎試験結果 試験結果を表2に示す。
表2から明らかように、本発明タイヤによれば、ベルト
耐久性が向上することが分かる。
(発明の効果) かくして本発明によれば、トラック、バスなどの重荷重
用空気入りタイヤにあって偏平率を小さなものとしても
、ベルトセパレーションの発生を抑制したタイヤを提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明タイヤの半部を断面にして示す図、 第2図は、従来タイヤの半部を断面にして示す図、そし
て、 第3図は、従来タイヤのベルト層の配置を示す説明図で
ある。 30−・・カーカスプライ  32−・・・ビードリン
グ34−・−・カーカス      36−・−トレッ
ド部38−−−−ベルト      40−保護ベルト
42−−−一主溝 第1図 第3図 −一一一一一一一ゴー

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一層以上のカーカスプライからなるカーカスと、三
    枚以上のスチールベルト層からなり各スチールベルト層
    のコードをタイヤ赤道面に交差する方向に延在させてな
    るベルトと、タイヤ踏面を形成するトレッド部とを具え
    る重荷重用空気入りラジアルタイヤにおいて、タイヤ内
    方の少なくとも三層の相互に隣接 する各スチールベルトのコードを、タイヤ赤道面に対し
    て15゜〜25゜の範囲内の角度で互いに交錯させると
    共に、最内層のスチールベルト層を、トレッド幅(W)
    の10%〜40%の範囲内に亙って中央部分を除去した
    中抜き構造とし、最内層のスチールベルト層及びそれに
    隣接するスチールベルト層のタイヤ幅方向端部を、トレ
    ッド端におけるカーカス表面にたてた法線に対して、タ
    イヤ幅方向外方に位置させたことを特徴とする重荷重用
    空気入りタイヤ。
JP2097720A 1990-04-16 1990-04-16 重荷重用空気入りラジアルタイヤ Pending JPH03295703A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005212742A (ja) * 2004-02-02 2005-08-11 Sumitomo Rubber Ind Ltd 重荷重用タイヤ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005212742A (ja) * 2004-02-02 2005-08-11 Sumitomo Rubber Ind Ltd 重荷重用タイヤ

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