JP3985957B2 - エンジンの吸気装置 - Google Patents

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    • F02M35/00Combustion-air cleaners, air intakes, intake silencers, or induction systems specially adapted for, or arranged on, internal-combustion engines
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    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、エンジンの吸気装置に係り、特に、部品点数および組み立て工数の低減を図るのに好適なエンジンの吸気装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動二輪車に搭載されるエンジンに設けられる吸気装置は、吸気管、スロットルボディ、ホーン管、およびエアクリーナを含み、これらの部品はエンジン側から吸気方向上流に向かって順に配列される。また、スロットルボディには、該スロットルボディ内のスロットル弁を開閉操作するためのドラムが設けられ、該ドラムにはスロットルケーブルが巻掛けられる。その他、吸気装置の周囲には、エンジン本体および吸気系に取付けられる各種センサ等の電気部品、ならびに各電気部品に接続される電線等の部品が配置されている。さらに、吸気管には、インジェクタつまり燃料噴射弁が設けられる。このような吸気装置は、例えば、特開2000−337167号公報に開示されている。スロットルボディに燃料噴射弁を取り付けた吸気装置も知られている(特開2000−16369号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述の吸気装置およびその周辺には、多くの部品があり、これらは互いにバンド等により連結されるため、さらに部品点数を増大させている。互いの連結部分はシール確保のため研削加工を施すなど、高い加工精度が要求される。特に、燃料噴射弁を保持するインジェクタホルダの燃料噴射弁取り付け面の仕上げは、シール確保のため入念に行われている。
【0004】
また、インジェクタホルダは、燃料噴射弁を保持するためにボルトによって燃料噴射弁取り付け部と互いに固定されている。
【0005】
このように、従来の吸気装置は、部品点数が多いために、加工、取り付け、調整などに多くの工数を費やす結果となっている。さらに、この工数の多さはメンテナンスをも複雑にする要因となる。
【0006】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、部品点数を削減したり構造を改善したりして、製造およびメンテナンス時の工数を削減することができるエンジンの吸気装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、エンジンの吸気ポートに結合される吸気管と、該吸気管の吸気上流側に結合されるスロットルボディと、該スロットルボディの吸気上流側に配置されるエアクリーナエレメントとを有するエンジンの吸気装置において、前記吸気管とともに一体成型されたエアクリーナケースを備え、該エアクリーナケース内に前記エアクリーナエレメントおよび前記スロットルボディが配置され、吸気管内に燃料噴射方向を指向させた燃料噴射弁を取り付ける燃料噴射弁取付部が前記吸気管とともに一体成型され、燃料噴射弁取付部に取り付けられた燃料噴射弁を保持するインジェクタホルダを備え、前記燃料噴射弁取付部および前記インジェクタホルダは、一方に設けられた鉤部と他方に設けられた鉤孔とからなるスナップフィット構造で互いに組み合わされる点に第1の特徴がある。
【0008】
第1の特徴によれば、吸気管がエアクリーナケースと一体成型されているので、部品点数の減少とエアクリーナケースと吸気管との接続が不要になり、組み立て工数が削減できる。また、スロットルボディがエアクリーナエレメントとともにエアクリーナケース内に収容されるので、外観を良好にすることができる。また、燃料噴射弁取付部が吸気管と一体成型されるので、燃料噴射弁を燃料噴射弁取付部に取り付けるだけで、燃料噴射弁は、吸気管内の所定の噴射方向に合わせて位置決めされる。したがって、組み立て調整が容易である。さらに、鉤と鉤孔とを結合させる、いわゆるスナップフィット構造が形成され、ワンタッチで燃料噴射弁取付部にインジェクタホルダを固定することができる。
【0013】
また、本発明は、前記スナップフィット構造を二重に形成した点に第の特徴がある。第の特徴によれば、一方のスナップフィット構造が不具合を生じた場合に、他方で互いの結合を維持できる。
【0014】
また、本発明は、電力を供給するケーブルと前記燃料噴射弁に設けられた給電部とを接続するカプラを備え、前記インジェクタホルダが、該インジェクタホルダを前記燃料噴射弁取付部から取り外す方向に移動させたときに、前記インジェクタホルダが外れるよりも前記カプラの方が先に前記給電部から外れるように力を作用させる勾配面を有するアームを備えている点に第の特徴がある。
【0015】
の特徴によれば、インジェクタホルダが燃料噴射弁から外れる前に給電部からカプラを外すことができるので、燃料噴射弁の取り外しが容易である。
【0016】
また、本発明は、前記インジェクタホルダが、燃料噴射弁の燃料供給口金の外周に密着するキャップ部および該キャップ部に連通する燃料供給ホース差し込み口を備えている点に第の特徴がある。
【0017】
の特徴によれば、燃料圧が燃料供給口金にかかり、燃料噴射弁は燃料噴射弁取付部側に付勢される。したがって、燃料噴射弁と燃料噴射弁取付部とのシールが確実になる。
【0018】
また、本発明は、前記エアクリーナケース内にエンジン制御用のECUをさらに収容した点に第の特徴がある。第の特徴によれば、ECUをエアクリーナケース内に収容したので、水、泥、外力などの外的要因から保護できる。
【0019】
また、本発明は、前記ECUが、カプラを介して前記燃料噴射弁の給電部に燃料噴射量に応じた駆動信号を供給する点に第の特徴がある。第の特徴によれば、エアクリーナケースに一体に形成された燃料噴射弁取付部に取り付けられる燃料噴射弁とECUとが近接しているので、短距離でECUから燃料噴射弁に駆動信号を供給できる。

【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を、添付の図面に示した本発明の一実施例に基づいて説明する。図2は本発明の一実施例に係る吸気装置を搭載したエンジンを含む自動二輪車の要部を示す左側面図である。自動二輪車の車体フレームFは、後下がりに傾斜した鋼管製のメインフレーム1と、該メインフレーム1の後端に溶接される鋼管製のリヤフレーム2とからなる。メインフレーム1の前端には、前輪を軸支するフロントフォーク(いずれも図示せず)を操向可能に枢支するヘッドパイプ3が連結される。リヤフレーム2の上面にはサドルが取付けられ、該サドルの直下には、燃料タンクが収納、保持される。さらにリヤフレーム2には、後輪を軸支するリヤフォークが枢支される。サドル、燃料タンク、後輪、およびリヤフォーク等本発明の要部ではないので図示はしない。
【0021】
リヤフレーム2の前端部においてメインフレーム1との結合部の下方には、エンジンEのクランクケース4が取付けられる。クランクケース4は、シリンダブロック5およびシリンダヘッド6とともにエンジン本体を構成する。シリンダブロック5は、クランクケース4の前面から前方に突出してほぼ水平に配置され、シリンダブロック5の前面にシリンダヘッド6が結合される。シリンダブロック5は、メインフレーム1に溶接されたブラケット8の下端に連結される。エンジンEの前方上方、メインフレーム1の下方には、エアクリーナ10を含む吸気装置11が配置される。
【0022】
拡大図を参照して吸気装置11を詳細に説明する。図1は、吸気装置11の拡大断面図である。同図において、エアクリーナ10は、メインフレーム1に取付けられるケース本体101および蓋102からなるエアクリーナケースを有する。ケース本体101と蓋102との間には、エアクリーナエレメント103が配置される。エアクリーナエレメント103は、張り出し縁103aを有し、この縁103aが、ケース本体101および蓋102の端面に形成された溝で挟まれて位置が固定される。
【0023】
吸気管12はケース本体101から突出して該ケース本体101と一体成型され、該吸気管12の下端はヒートインシュレータ13の上端に連結される。さらに、ヒートインシュレータ13の下端はシリンダヘッド6に設けられる吸気ポート14に連結される。吸気管12とヒートインシュレータ13の上端との連結、およびヒートインシュレータ13の下端と吸気ポート14との連結は、互いの嵌合およびバンド15,16を用いた締結により行われる。
【0024】
吸気管12には燃料噴射弁取付部17が一体で形成される。ケース本体101(吸気管12も含む)および蓋102の材料としては、例えばポリプロピレンを使用することができる。燃料噴射弁取付部17には、吸気管12の中心に燃料の噴射方向を指向させた燃料噴射弁18が装着される。燃料噴射弁18の上部はインジェクタホルダ19で覆われる。インジェクタホルダ19の材料としては、例えばポリアセタールを使用することができる。燃料噴射弁18は給電部181を備え、この給電部181にカプラ20を介してECU21から給電される。ECU21はエンジン制御用の制御装置であり、マイコンを備える。カプラ20はケース本体101に形成される筒状のカプラ保持部104に挿通されて保持され、このカプラ20を通じて、給電部181に燃料噴射量に応じた駆動信号(オンオフデューティ信号)を供給する。
【0025】
ケース本体101内にはスロットルボディ22が配置される。スロットルボディ22は、筒状下端(空気流の下流端)が前記吸気管12の上端に嵌挿されるように位置決めされ、図示しないボルト等適宜の結合手段でケース本体101に取り付けられる。スロットルボディ22とケース本体101との当接部にはOリング等のシール部材224を介在させて気密を確保する。
【0026】
スロットルボディ22には、吸気通路221を開閉するバタフライ型のスロットル弁222が軸支される。スロットル弁222は図示しないドラムを有し、該ドラムに巻き掛けられるスロットルケーブル223で外部から回動自在に構成される。スロットルケーブル223はケーブルガイド25内を案内されてケース本体101の外部に引き出される。
【0027】
スロットルボディ22の上端(空気流の上流端)は、漏斗状またはホーン状に形成された開口部であり、ケース本体101内部に開口している。前記エアクリーナエレメント103を介して導入された空気はこの開口部からスロットルボディ22内部に取り込まれる。
【0028】
ケース本体101とエアクリーナエレメント103とで囲まれたスペースには、スロットルボディ22の他、ECU21を収容することもできる。ECU21は、スロットル開度、エンジン回転数、エンジン温度等、図示しない感知センサを用いて検出されたエンジンの運転状態を示す情報に従ってエンジンEを制御する。具体的には燃料噴射弁18による燃料噴射量を決定し、それに対応するデューティで燃料噴射弁18を駆動する。燃料噴射弁18を駆動するための電気信号はケーブル24を介して前記給電部181から燃料噴射弁18に供給される。なお、ECU21に電力を供給するためバッテリ(図示せず)が自動二輪車に搭載される。
【0029】
図3は、燃料噴射弁取付部17を含むエアクリーナ10下部の斜視図、図4はインジェクタホルダを装着した燃料噴射弁取付部の断面図である。両図において、燃料噴射弁取付部17には、燃料噴射弁18が収容され、燃料噴射弁18の上部つまり燃料供給口金182の周りに嵌合されるキャップ部197を含むインジェクタホルダ19が組み合わされている。燃料供給口金182および燃料噴射弁18のシート部にはそれぞれOリング183,184が配置され、インジェクタホルダ19および燃料噴射弁取付部17の内壁に対するシールを形成している。
【0030】
キャップ部197は燃料供給口金182の上部にスペースAを有し、このスペースAは、キャップ部197に形成される燃料供給ホース差し込み口196に連通する。燃料供給ホース差し込み口196には、図示しない燃料供給ホースが結合され、該燃料供給ホースは、燃料タンク内に配置される燃料ポンプ(図示せず)に連なる。 この構造により、燃料供給ホースを介して供給される燃料の圧力が燃料供給口金182の上面にかかり、燃料噴射弁18のシート部は燃料噴射弁取付部17に押圧され、その結果、高いシール性が得られる。
【0031】
上記燃料の圧力によってインジェクタホルダ19には、燃料噴射弁取付部17から該インジェクタホルダ19を引き離そうとする力が加わる。しかし、次に説明する構造によってインジェクタホルダ19が外れるのは回避され、確実な保持が維持される。
【0032】
インジェクタホルダ19の延長部191下端に形成された鉤からなる一次フック192は、燃料噴射弁取付部17の下部外面に設けられた環状部つまりフック孔(鉤孔)171と係合される。このフック孔171と一次フック192とによる係合部と同じ係合部が燃料噴射弁取付部17の中心軸を挟んで反対側にも設けられる(図4)。
【0033】
インジェクタホルダ19の胴部193に形成されたフック孔194には、燃料噴射弁取付部17の上部外面に張り出した二次フック172が内側から係合する。フック孔194と二次フック172とによる係合部と同じ係合部が燃料噴射弁取付部17の中心軸を挟んで反対側にも設けられる。
【0034】
さらに、インジェクタホルダ19の胴部193からケース本体101側に張り出したアーム状フック(三次フック)195は、燃料噴射弁取付部17の側部に形成された立上げ部173に係合される。
【0035】
このように、インジェクタホルダ19は、3カ所6点のフック構造つまりスナップフィット構造で燃料噴射弁取付部17にしっかりと保持され、このインジェクタホルダ19と燃料噴射弁取付部17とで保持された燃料噴射弁18は所定位置に位置決めされる。
【0036】
上記一次フックおよび二次フックにより、燃料圧や外力に対してインジェクタホルダ19を燃料噴射弁取付部17に確保できるが、特に、二重のフック構造を採っていることにより、例えば、一次フック192が破損したような場合でも、二次フック172がインジェクタホルダ19に係合しているので、インジェクタホルダ19と燃料噴射弁取付部17との結合は緩みはするが、互いが離脱することは回避される。
【0037】
さらに、前記三次フック195は、その上端面に勾配を有していて、この勾配を有する面が、カプラ20の端面に係合するようなカムを形成する。したがって、燃料噴射弁18のメンテナンス等のためインジェクタホルダ19を取り外す操作(各フックによる係合を解除して図中上方にインジェクタホルダ19を変位させる操作)を行うと、前記三次フック195の上端面の勾配による分力が作用してカプラ20はケース本体101の内側に付勢される。その結果、カプラ20を前記給電部181から容易に取り外すことができる。
【0038】
この三次フック195は、一次フック192が外れてインジェクタホルダ19と燃料噴射弁取付部17との結合が緩んだときに、カプラ20を給電部181から離脱させて燃料噴射弁18の駆動を止める作用もある。
【0039】
上記構成の吸気装置11の組み立て手順の一例を説明する。まず、予めスロットル弁やECUやスロットルケーブル巻き掛け用のドラムを組み込んだスロットルボディ22の端部をケース本体101に形成された吸気管12に嵌挿する。次にスロットルボディ22をケース本体101にボルト等で固定する。併せて、ケーブルガイド25をケース本体101に差し込み、そこにスロットルケーブル223を通して端部を前記ドラムに巻き掛ける。
【0040】
次に、燃料噴射弁18を燃料噴射弁取付部17に着座させ、インジェクタホルダ19を装着して、一次フック192、二次フック172等をそれぞれ所定のフック孔の係合させて、燃料噴射弁18を確保する。燃料噴射弁取付部17は吸気管12と一体成型されているので、燃料噴射弁18と吸気管12の位置は所定の位置に自動的に位置決めされる。続いて、カプラ20を給電部181に接続する。
【0041】
そして、ケース本体101と蓋102とを、エアクリーナエレメント103の縁を挟んだ状態で組み合わせ、図示しないボルト等で固定する。最後に、吸気管12をヒートインシュレータ13に差し込んだ状態でケース本体101の上部をメインフレーム1に固定し、バンド15で吸気管12とヒートインシュレータ13とを締結する。なお、この組み立て手順は一例であり、適宜変更し得る。
【0042】
以上、本発明を好ましい実施形態を参照して説明したが、本発明は、この実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の範囲を逸脱することなく種々の変更を行なうことができる。
【0043】
例えば、スナップフィットを形成する鉤と鉤孔との組み合わせは、実施例のものに限らず、インジェクタホルダおよび燃料噴射弁取付部のいずれに鉤または鉤孔を設けるかは任意に選択できる。
【0044】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、部品点数の削減と組み立て工数の削減とが図られる。具体的には、請求項1の発明によれば、吸気管とエアクリーナケースとが一体になっているので、部品点数の削減と組み立て工数の削減が図られる。請求項2の発明によれば、燃料噴射弁の組み立て調整が容易になるし、一体成型により、削り加工が減少させられる。
【0045】
請求項3および4の発明によれば、スナップフィット構造により、ワンタッチでインジェクタホルダを燃料噴射弁取付部に結合することができる。特に請求項5の発明によれば、二重のスナップフィット構造により、一方が破損などによって外れた場合であっても、他方でインジェクタホルダと燃料噴射弁取付部との結合が維持される。
【0046】
請求項5の発明によれば、燃料噴射弁の給電部からカプラを取り外す操作が簡単になる。また、インジェクタホルダを取り外したときには、自動的に燃料噴射弁に対する給電が断たれて燃料供給が断たれる。
【0047】
請求項6の発明によれば、燃料圧が燃料供給口金にかかり、燃料噴射弁は燃料噴射弁取付部側に付勢される。したがって、燃料噴射弁と燃料噴射弁取付部とのシールが確実になる。
【0048】
請求項7の発明によれば、ECUを保護できる。請求項8の発明によれば、燃料噴射弁とECUとが近接しているので、ECUから燃料噴射弁へ信号を供給するラインを短縮化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る吸気装置の断面図である。
【図2】 吸気装置が搭載される自動二輪車のフレームの形態を示す側面図である。
【図3】 燃料噴射弁取付部の外観を示す斜視図である。
【図4】 燃料噴射弁とインジェクタホルダとの組立体の断面図である。
【符号の説明】
1…メインフレーム、 5…シリンダブロック、 6…シリンダヘッド、 10…エアクリーナ、 11…吸気装置、 12…吸気管、 14…吸気ポート、 15,16…バンド、 17…燃料噴射弁取付部、 18…燃料噴射弁、 19…インジェクタホルダ、 20…カプラ、 21…ECU、 22…スロットルボディ、 25…ケーブルガイド、 101…エアクリーナケース本体、 102…蓋、 103…エアクリーナエレメント、 104…カプラ保持部、 222…スロットル弁、 223…スロットルケーブル

Claims (6)

  1. エンジンの吸気ポートに結合される吸気管と、該吸気管の吸気上流側に結合されるスロットルボディと、該スロットルボディの吸気上流側に配置されるエアクリーナエレメントとを有するエンジンの吸気装置において、
    前記吸気管とともに一体成型されたエアクリーナケースを備え、該エアクリーナケース内に前記エアクリーナエレメントおよび前記スロットルボディが配置されており、
    前記吸気管に、該吸気管内に燃料噴射方向を指向させた燃料噴射弁を取り付ける燃料噴射弁取付部が前記吸気管とともに一体成型されており、
    前記燃料噴射弁取付部に取り付けられた燃料噴射弁を保持するインジェクタホルダを備え、
    前記燃料噴射弁取付部および前記インジェクタホルダは、一方に設けられた鉤部と他方に設けられた鉤孔とからなるスナップフィット構造で互いに組み合わされることを特徴とするエンジンの吸気装置。
  2. エンジンの吸気ポートに結合される吸気管と、該吸気管の吸気上流側に結合されるスロットルボディと、該スロットルボディの吸気上流側に配置されるエアクリーナエレメントとを有するエンジンの吸気装置において、
    前記吸気管とともに一体成型されたエアクリーナケースを備え、該エアクリーナケース内に前記エアクリーナエレメントおよび前記スロットルボディが配置されており、
    前記吸気管に、該吸気管内に燃料噴射方向を指向させた燃料噴射弁を取り付ける燃料噴射弁取付部が前記吸気管とともに一体成型されており、
    前記燃料噴射弁取付部に取り付けられた燃料噴射弁を保持するインジェクタホルダを備え、
    前記燃料噴射弁取付部および前記インジェクタホルダは、インジェクタホルダに設けられた鉤と燃料噴射弁取付部に設けられた鉤孔とからなる一次フック、並びに燃料噴射弁取付部に設けられた鉤とインジェクタホルダに設けられた鉤孔とからなる二次フックによる二重のナップフィット構造で互いに組み合わされることを特徴とするエンジンの吸気装置。
  3. 電力を供給するケーブルと前記燃料噴射弁に設けられた給電部とを接続するカプラを備え、
    前記インジェクタホルダが、該インジェクタホルダを前記燃料噴射弁取付部から取り外す方向に移動させたときに、前記インジェクタホルダが外れるよりも前記カプラの方が先に前記給電部から外れるように力を作用させる勾配面を有するアームを備えていることを特徴とする請求項1または2記載のエンジンの吸気装置。
  4. 前記インジェクタホルダが、燃料噴射弁の燃料供給口金の外周に密着するキャップ部および該キャップ部に連通する燃料供給ホース差し込み口を備えていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のエンジンの吸気装置。
  5. 前記エアクリーナケース内にエンジン制御用のECUをさらに収容したことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のエンジンの吸気装置。
  6. 前記ECUが、カプラを介して前記燃料噴射弁の給電部に燃料噴射量に応じた駆動信号を供給することを特徴とする請求項記載のエンジンの吸気装置。
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