JP3984182B2 - 床の基礎構築方法 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、建築物用の床の基礎構築方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
建物の床の基礎構造(又は床の基礎構築方法)は、普通一般に地面に設けられた基礎本体(例えばT字型のコンクリート)と、この基礎本体に設けられた土台(基礎本体上の建物の構造を支える枠組み)と、土台の間に設けられた交差状の梁部材(大引きと根太)と、石材の上方に配設されかつ前記梁部材を支える床束(基礎束)と、前記梁部材の上方に設けられた床部材8とから成る。
【0003】
日本国特許庁の特許電子図書館によれば、「鋼材、基礎、束」のキーワードが含まれる公開公報は、特許で「30件(2003/02/04)」のリストがある。例えば特許公開2002−115859の温風床暖房用蓄熱板の基礎構造でも、断熱層の上方に複数個の起基礎束を配設して鉄鋼等の大引きや根太を支えている。
【0004】
しかしながら、大引きや根太が鋼材であっても、梁部材は柱を介して建築物の荷重を受けるから、長期的に歪み、これが土台の変形の原因とも考えられている。そこで、現在、梁部材の長期的変形を防止することができる、セッテイングが容易である等の条件を満たす基礎束及び該基礎束を用いた床の基礎構築方法の開発が要望されている。
【0005】
また、前記特許電子図書館によれば、「床、建築、アジャスター」のキーワードが含まれる公開公報の中には、特開平9−88301の床支持束がある。この床支持束は、建造物の大引や根太を受枠で支持するに際し、受枠の高さを容易かつ広範囲に調整することができることを発明の目的とし、その構成は、「雄螺子体を螺合可能な雌螺子体を一体に形成してなる設置部材の雌螺子体に、上方から雄螺子体からなるアジャスターの下部を螺合させ、該アジャスターの上端に大引乃至根太支持用の受枠を回動自在に嵌合させ、受枠をプラスチックで一体に成形すると共に、受枠の大引乃至根太との固定箇所に厚肉部を形成したこと」である。
【0006】
しかしながら、該床支持束は、構成部品点数が多く、またセッテイングの際には受枠を適宜に回して梁部材の下方水平部(フランジ部)に嵌合させる必要があり、さらには、受枠の種類が1種類に限定されていることから、前記受枠が梁の下方水平部の幅に適合しなければ使用が難しいという問題点があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は以上のような従来の問題点に鑑み、第1の目的は、セッテイングが容易であること及び床板を支える梁部材の長期的変形を防止することができる床の基礎構築方法を提供することである。第2の目的は、施工能率の向上化を図るため、梁部材の高低差に対応して基礎束の高さを簡単に調整することができること。第3の目的は、施工の際、当該現場の石材或いはフイルムと梁部材との空間(高低差)に対応する基礎束を選択的に使用することができること。第4の目的は、複数個の基礎束が下地コンリートと一体となって建物の荷重により梁部材が変形しないように支持することができると共に、地中の蓄熱が石材層、下地コンリートをそれぞれ介して床部材に伝播することである。その他基礎束が強靭であること、長年使用しても腐食しないこと等を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の床の基礎構築方法は、地面1に基礎本体2を設け、この基礎本体に土台3を設ける工程、基礎本体を基準にした床形成領域内の地面に石材層4Aを設ける工程、この石材層4Aの各設置ポイントに、被嵌合部13を有する支持台10と該支持台に高さ調整可能に螺着する螺杆状嵌合部と一体の面一受板を有する受部材11とから成る複数個の基礎束を単純に設置する工程、螺杆状嵌合部を梁部材の高さに対応して高さ調整した後に前記基礎束5Aに梁部材6,7を水平状態に載せる工程、次いで前記床形成領域内の石材層4Aの上方から熱伝播用下地コンリート31を打設する工程、しかる後に前記梁部材の上方に床部材8を設ける工程とを含むことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
図1乃至図8は、発明の実施形態の一例(基礎束と床の基礎構築方法)である。まず、実施形態の環境を説明すると、1は建物を建築する時に使用される地面である。2は地面に設けられた基礎本体である。基礎本体2は、周知の基礎が全て含まれる。本実施例では逆T字型の布基礎が採用されている。3は基礎本体2に設けられた土台である。土台3は、周知のように、基礎本体2の上面に縦と横方向に区画して水平状態に設けられる。4は土台3或いは基礎本体2を基準にした床形成領域内の地面1に設けられた石材である。5は各石材4の上方に設けら、かつ、第1及び第2梁部材6,7をそれぞれ水平状態に支持する複数個の基礎束である。8は前記梁部材6,7の上方に設けられた床部材である。第1実施例の床の基礎構築方法Xは、前記地面1、基礎本体2、土台3、石材4、複数個の基礎束5、第1及び第2梁部材6,7、床部材8が発明の特定(必須)要件である(説明の便宜上、物で図示する)。
【0010】
前記に於いて、「石材」とは、砂利、砕石、砂、素材を再処理して形成したもの、焼却残渣を固めたものなど粉状物、粒状物、固形物を問わず基礎束を支えることができる有体物を指す。本実施例では所要間隔を有して地面1に配設された複数個のコンクリート製束石が用いられている。また「第1及び第2梁部材」とは、左右前後に区画された土台間に該土台に一体的に架け渡された大引き、根太を指す。大引きは、周知のように床部材8を支える支持杆であり、根太は大引きだけでも床部材8を置くのに不足する所に大引きとは直交に設けられる支持杆である。本実施例では、第1梁部材6は、鋼材の一例としてH型鋼を用いている。また、第2梁部材として逆T字型鋼と角材を合体させたものを用いている(図8参照)。また「床部材」とは、各種床、各種床シート、畳類、組み立て床など建物の床板に使用される物を指す。
【0011】
本発明の特徴点である基礎束5について説明する。基礎束5は、図2で示すように内方土台と一体の構造物である第1梁部材(大引き)6及び該第1梁部材と直交する第2梁部材(根太)7を支持する支持台(床組構成部材)の一種であり、第1又は/及び第2梁部材が変形しないように梁部材の下方に複数個所要箇所(設置ポイント)に自由に単純設置される。
【0012】
図3〜図7を参照にして詳しく説明する。基礎束5は、支持台10と、この支持台に高さ調整可能に螺着嵌合する受部材11とから成る。支持台10と、受部材11とは、ABS樹脂等のプラスチックスを素材とし、射出成形でそれぞれ別体に形成されている。したがって、施工の際には「二物品」を組み合わせて使用される。なお、受部材11は高さ寸法が異なる物が複数個用意されている。
【0013】
しかして、支持台10は、基本的には、石材4の上面に載置されるベース板12と、このベース板12の上面に台状(例えば球台、各柱、円柱、すい台等)に連設する被嵌合部13とから成る。本実施例では外周壁13aがスカート状の中空すい台である。支持台10は、上端開口のスカート状中空すい台にし、かつ、中空すい台にフランジ状の脚部を設けると、基礎束5を安定的に設置することができる。
【0014】
脚部としてのベース板12は、図5で示すように円板状(多角形でも良い)に形成され、また、被嵌合部13は、ベース板12の周端部12aが鍔部となるように該周端部12a寄りの部位からその外壁面13aがスカート状に上方へと連設している。被嵌合部13の中央部には、図6で示すようにその上面からベース板12の中央部に向かってメネジ14が形成されている。メネジ14の深さは任意に設定することができる。
【0015】
一方、支持台10に螺合する受部材11は、螺杆状の嵌合部15と、この嵌合部15の上端面に突出状に固定された上面が面一の受板(面一受板)16とから成る。嵌合部15は支持台10の被嵌合部13に取り外し可能に螺着する。また面一受板16は矩形(円形でも良い)状に形成され、図3,図4で示すように梁部材6,7の下面をどの位置からでも自由に支持する。したがって、施工の際には、基礎束5を設置ポイントに単純に置くだけで良い。
【0016】
17は前記嵌合部15の外周面に刻設されたオネジ15aに螺合する短筒状の補助ストッパー(ロック筒)で、この補助ストッパー17は、受部材11を支持台10から取り外した場合に於いて、嵌合部15から分離することができるが、嵌合部15に螺合して取り付け、受部材11の高さ位置を調整した後には、適宜にロック方向に回し、その下面17aが被嵌合部13の上面に当接するようにする。これにより、嵌合部15は支持台10の被嵌合部13及び補助ストッパー17の両方に螺合するので、全体の螺合範囲が広がると共に、ロック機能も付与される。したがって、受部材11は支持台10に下がらないように強力に支持される。
【0017】
ところで、図5で示すように、螺杆状の嵌合部15の上端部には、周方向に所定間隔を有して複数個の取り付け用突起15b(合計4個)が形成されている。基礎束5は、全体を硬質合成樹脂材で形成しても良いが、受板16のみを異質の材料にしても良い(例えば板材)。本実施例の場合には、受板16と螺杆状嵌合部13とは別体に成形或いは製作されているので、受板16に関しては、3cmの受板16a、5cmの受板16b、8cmの受板16cというように厚さの異なるものを複数個用意し、梁部材6,7の高低差に対応して選択的に嵌合部13に固着することができるように工夫をしている。つまり、石材4から梁部材6,7までの高低差に対応して受板16の肉厚の異なる基礎束5を施工現場で選択的に採用することができる。それ故に、受部材11の嵌合部15には、複数個の突起15b及び固着具18を介して肉厚の異なる面一受板16がそれぞれ固定される。
【0018】
ところで、基礎束5の材質については特に限定するものではない。例えば硬質合成樹脂材、コンクリート、木材、金属などである。本実施例では、強靭性、軽量性、安価性、腐食性などの事情を勘案し、硬質の合成樹脂材を素材している。なお、基礎束5の支持台10をさらに強靭にするために、その外周壁13aに縦方向に補強リブを複数個形成しても良い。
【0019】
ここで、土台と一体の構造物である第1梁部材(大引き)6と第2梁部材(根太)7の実施例について補足説明をする。第1梁部材6は、本実施例では、鋼材の一例としてH型鋼を用いる旨を説明したが、これに限定されるものではない。例えば第1梁部材を強靭化するために、図8で示すような構成にしても良い。
【0020】
すなわち、この第1梁部材6A(第2梁部材7も同様)は、逆T形状をなす鋼材20と、木製の角材21とを一体的に結合したものである。しかして、第1梁部材6A又は/及び第2梁部材7は、水平部(フランジ部)22から垂直に延びるリブ23を有する鋼材20と、前記リブ23が嵌入する長手方向切欠部24を有する角材21とから構成され、複数個の基礎束5に支持される。
【0021】
次に上記基礎束を用いた床の基礎構築方法について説明する。まず、当然のことであるが、地面1に基礎本体2を設け、そして、この基礎本体に土台3を設ける。次に基礎本体を基準にした床形成領域内の地面に石材4を設け、この石材の設置ポイントに、被嵌合部13を有する支持台10と該支持台に高さ調整可能に螺着する螺杆状嵌合部と一体の面一受板を有する受部材11とから成る複数個の基礎束5を単純に設置する。この時基礎束5を梁部材の形状(下方のフランジ部)に合わせて回す必要はない。次いで螺杆状嵌合部15を梁部材6,7の高さに対応して高さ調整する。次に前記基礎束5に梁部材6,7を水平状態に載せる。しかる後に、前記梁部材6,7の上方に床部材8を設ける。なお、施工方法如何によっては、前記梁部材6,7を掛け渡した後に、それらの下方に基礎束5を組み込んでも良い。
【0022】
【実施例】
第1実施例に於いて、被嵌合部13を有する支持台10及び嵌合部15と面一受板16を有する受部材11は、ABS樹脂等のプラスチックスを素材とし、例えば射出成形でそれぞれ別体に形成し、「二物品」を組み合わせて使用される。本発明の基礎束は、二物品であることから、組み合わせが極めて容易である。
【0023】
したがって、床の基礎を構築する際に施工作業の効率化を図ることができる。なお、支持台10に被嵌合部13を形成し、一方、支持台10に嵌合する受部材11に嵌合部15を形成したが、支持台10に嵌合部15を形成し、一方、支持台10に被嵌合部13を形成することは、発明の同一又は均等事項である。
【0024】
次に図9乃至図12は、第2の床の基礎構築方法である。なお、第2実施例の説明にあたって、第1実施例と同一の部分には、同一又は同様の符号を付して重複する説明を省略する。
【0025】
第2実施例は、第1の床の基礎構築方法Xと主要部が同一であり、主たる発明の目的(梁部材の変形防止、基礎束のセッテイングの容易化、施工能率の向上化)が同一であるが、これに他の目的(地中の蓄熱の利用化)が加味されている点が異なる。
【0026】
したがって、第2実施例の床の基礎構築方法X1は、前記地面1、基礎本体2、土台3、石材4、複数個の基礎束5、第1及び第2梁部材6,7、床部材8に、「下地コンリート31」が発明の構成要件として加味されている(床の基礎構築方法X1も説明の便宜上、図では物で示す)。
【0027】
すなわち、床の基礎構築方法X1が第1の床の基礎構築方法Xと主に異なる所は、(1)石材4Aが粉状物、粒状物等の石材層である点、つまり、石材層4Aが床構築領域に敷き詰められている点、(2)この石材層4Aの上面に該石材層4A以下の地中の蓄熱を床板8に伝播する熱伝播合成樹脂製フイルム30を敷設した点、(3)このフイルム30の上面に基礎束5Aを複数個配設した点、(4)この基礎束5Aも含め、前記フイルム30の上面から、又はフイルム30を介さないで石材層4Aの上方から第1梁部材(大引き)6及び第2梁部材(根太)7の上面まで硬化した熱伝播下地コンリート31を設けた点である。
【0028】
上記構成に於いて、熱伝播下地コンリート31は、フイルム30の上面に複数個の基礎束5Aを梁部材6,7に対してそれぞれ設置ポイントを決めて単純に配設した後、次いで梁部材6,7を基礎束5Aの上面に載せ、次いで該梁部材6,7と土台3とを図示しない連結板を介して一体化された後に床構築領域へと梁部材6,7の上縁に沿って下地コンリート31を打設する。なお、この場合にも、施工方法如何によっては、前記梁部材6,7を掛け渡した後に、それらの下方に基礎束5Aを組み込んでも良い。
【0029】
しかして、熱伝播下地コンリート31が硬化すると、床の基礎構造が出来上がり、基礎束5Aは下地コンリート31と一体となって梁部材6,7が建物の荷重により変形しないように支持すると共に、地中の蓄熱が石材層4A、フイルム30及び下地コンリート31をそれぞれ介して床部材8に伝播する。
【0030】
ところで、第2実施例の基礎束5Aは、下地コンリート31が硬化する性質を有することから、下地コンリート31が脚部に入り込むように、支持台10Aのベース部12の周端部12aに、その周方向に沿って複数個の環状的切欠部32(例えば同心円上に4重の間欠的切欠部)が形成されている。このように多数の切欠部32を形成すると、基礎束5Aは、下地コンリート31の硬化時、下地コンリート31と確実に合体するという利点がある。
【0031】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明にあっては、次に列挙するような効果がある。
(1)床板を支える梁部材の長期的変形を防止することができる。また二物品であることから、組み合わせが極めて容易である。
(2)二物品であること、受部材の受板の上面が面一であること等の理由から、セッテイングが簡単であると共に、受部材の嵌合部が螺合する範囲に於いて高さ調整をすることができる。特に、受部材の受板の上面が面一であるから、基礎束を設置ポイントに単純に置くだけで良い。したがって、床の基礎を構築する際に施工作業の効率化を図ることができる。
(3)複数個の基礎束が下地コンリートと一体となって梁部材が変形しないように支持することができると共に、地中の蓄熱が石材層、下地コンリートをそれぞれ介して床部材に伝播することができる。また前記(1)、(2)の効果を得ることもできる。
(4)受部材が、螺杆状の嵌合部と、厚さが異なる選択可能な複数枚の受板とから成る実施例の場合には、施工現場に於いて、石材或いは石材層と梁部材との空間(高低差の意味)に対応する基礎束を選択することができる。
(5)硬質の合成樹脂材で形成されている実施例の場合には、長年使用しても腐食しない。
(6)支持台のベース部の周端部に、多数の切欠部32を有する実施例の場合には、基礎束5Aは、下地コンリート31の硬化時、下地コンリート31と確実に合体する。
【図面の簡単な説明】
図1乃至図8は本発明の第1実施例(第1の基礎束と第1の方法の発明)を示す各説明図。図9乃至図12は本発明の第2実施例(第2の基礎束と第2の方法の発明)を示す各説明図。
【図1】発明の実施形態の一例を示す概略説明図。
【図2】本発明の要部(基礎束)の配設の一例を示す概略説明図。
【図3】基礎束で第1梁部材を支持した概略説明図。
【図4】基礎束で第2梁部材を支持した概略説明図。
【図5】基礎束を斜め下方見た説明図。
【図6】基礎束の縦断面概略説明図。
【図7】基礎束の高さ調整の説明図。
【図8】第1梁部材又は第2梁部材の概略説明図。
【図9】第2実施例を示す図1と同様の概略説明図。
【図10】発明の実施形態を一部縦断面で示す概略説明図。
【図11】主要部の概略説明図。
【図12】基礎束の他の例を示す図5と同様の説明図。
【符号の説明】
X,X1…床の基礎構造、1…地面、2…基礎本体、3…土台、4…石材、4A…石材層、5,5A…基礎束、6,7…第1及び第2梁部材、8…床部材、10,10A…支持台、11…受部材、12…ベース板、13…被嵌合部、14…メネジ、15…嵌合部、16…受板、17…補助ストッパー、30…フイルム、31…下地コンクリート。

Claims (1)

  1. 地面1に基礎本体2を設け、この基礎本体に土台3を設ける工程、基礎本体を基準にした床形成領域内の地面に石材層4Aを設ける工程、この石材層4Aの各設置ポイントに、被嵌合部13を有する支持台10と該支持台に高さ調整可能に螺着する螺杆状嵌合部と一体の面一受板を有する受部材11とから成る複数個の基礎束を単純に設置する工程、螺杆状嵌合部を梁部材の高さに対応して高さ調整した後に前記基礎束5Aに梁部材6,7を水平状態に載せる工程、次いで前記床形成領域内の石材層4Aの上方から熱伝播用下地コンリート31を打設する工程、しかる後に前記梁部材の上方に床部材8を設ける工程とを含む床の基礎構築方法。
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