JP3046733U - 床板支持具のストッパー構造 - Google Patents

床板支持具のストッパー構造

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JP3046733U
JP3046733U JP1997006647U JP664797U JP3046733U JP 3046733 U JP3046733 U JP 3046733U JP 1997006647 U JP1997006647 U JP 1997006647U JP 664797 U JP664797 U JP 664797U JP 3046733 U JP3046733 U JP 3046733U
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JP
Japan
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support base
stopper
adjusting member
support
floor
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JP1997006647U
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English (en)
Inventor
進 日野
史典 橋
Original Assignee
シンコーテクノ株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】調整部材と支持基台との固定作業を迅速且つ確
実に行うことができる床板支持具のストッパー構造を提
供する。 【構成】内周に雌ネジ6を設けた筒状体7と、筒状体7
の下端に鍔部8を形成すると共に、筒状体7と鍔部8と
に渡って所定間隔に補強リブ9を設けた支持基台2と、
外周に雄ネジ12を設け支持基台2の雌ネジ6に螺合す
る柱状の調整部材3とが螺合されてコンクリート床面に
昇降自在に立設される床板支持具1において、調整部材
3を挿通させて調整部材3を支持基台2に固定する環状
のストッパー5の下端面に前記補強リブ9に嵌合する凹
所15を設けると共に内周面に突起16を設け、調整部
材3の縦方向に突起16が嵌合する摺動溝13を形成す
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、コンクリート建物等の床面に設けられ床材を昇降自在に調整して固 定するために使用される床板支持具、特にそのストッパーの構造に関するもので ある。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の床板支持具は工期の短縮と建築コストの削減あるいは床に生ず る振動や衝撃を緩衝させて防音や防振等の効果を高めるために使用されており、 数多くの特許出願及び実用新案登録出願がされている(例えば、実公昭54−4 3536号公報等)。
【0003】 上記公報所載の床板支持具は、内周に雌ネジが形成された円筒状体の下端に鍔 状部が形成され、かつ円筒状体と鍔状部とがリブによって補強されてなる支持基 台と、この支持基台の雌ネジと螺合する雄ネジが外周に形成された円筒状で、そ の上端に床板固定板がネジ等で以て取付けられた調整部材とを組み合わせたこと を基本的な構造とし、支持基台の雌ネジと調整部材の雄ネジとの螺合によって昇 降自在にされ、床板固定板に固着した床板の高低を調節するようにしたものであ り既に実用に供されている。
【0004】 ところで、実際の床板支持具の施工に際しては、上記のような基本構造に加え て調整部材と支持基台とを強固に固定して、これらの弛みによるガタつき等を解 消するための環状のストッパーを取付けたものが使用されている。この環状のス トッパーは、その内周面に調整部材の雄ネジに螺合する雌ネジを形成して調整部 材に螺合して取付けられており、床板支持具を所望の高さに調整した後、ストッ パーを締め込んで固定するようにされている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】 しかしながら、上記のような螺合式のストッパーは調整部材上を移動させるの に時間が掛かるという欠点がある。特に、調整部材が長尺の床板支持具において はそれが顕著であり、大量の床板支持具を配設する場合頗る作業性が悪い。 本考案は、上記問題点に鑑み、調整部材と支持基台との固定作業を迅速且つ確 実に行うことができる床板支持具のストッパー構造を提供することを目的とする ものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
このため本考案では、内周に雌ネジを設けた筒状体と、該筒状体の下端に鍔部 を形成すると共に、前記筒状体と前記鍔部とに渡って所定間隔に補強リブを設け た支持基台と、外周に雄ネジを設け前記支持基台の雌ネジに螺合する柱状の調整 部材とが螺合されてコンクリート床面に昇降自在に立設される床板支持具におい て、前記調整部材を挿通させて該調整部材を前記支持基台に固定する環状のスト ッパーの下端面に前記補強リブに嵌合する凹所を設けると共に該内周面に突起を 設け、前記調整部材の縦方向に該突起が嵌合する摺動溝を形成したことを第1の 特徴とし、更に、補強リブに外向きに膨出された凸部を設けると共に、ストッパ ーの各凹所内に前記凸部に嵌合する窪みを設けたことを第2の特徴とする。
【0007】
【考案の実施の形態】
以下、図面に示す実施例に基づいて本考案の実施の形態を説明する。 図1は本考案に係る床板支持具の正面図、図2は分解斜視図、図3は図1のA −A線断面図である。 本考案に係る支持具本体1は、図1乃至図3に示すように、支持基台2、調整 部材3、床板固定板4、ストッパー5によって構成される。支持基台2は内部に 雌ネジ6を刻設した円筒状部7と、その円筒状部7の下端周囲に円形の鍔部8を 形成し、この鍔部8と円筒状部7とに渡って補強リブ9が所定の間隔(中心角6 0度毎に6箇所)を以て形成されている。また、鍔部8には接着剤抽出孔10が 複数個形成されると共に、複数個の釘穴11が穿設されている。
【0008】 調整部材3は、上端に円形の天板3aを一体成形し内部に中空部を有する円柱 状で、その外周面には支持基台2の筒状部7に形成された雌ネジ6に螺合する雄 ネジ12が形成されると共に、縦方向の全長に渡って断面略三角状の3本の摺動 溝13が形成されている(摺動溝13は中心角120度毎に3箇所)。この調整 部材3の天板3aにビス14止め固定される床板固定板4は木板あるいは合板に よって製作されている。
【0009】 前記調整部材3の外径と略同径の内径をもつ環状のストッパー5は、その下端 面に、支持基台2の補強リブ9の上部に嵌合する凹所15が設けられている。本 実施例ではストッパー5の内周面に連続して30箇所(すなわち、中心角12度 毎に分割して隔壁15aを形成する)の凹所15を形成している。また、この凹 所15の上方内周面には調整部材3の3本の摺動溝13に各々嵌合する断面三角 形状の突起16が内方に突出して形成され、ストッパー5に調整部材3を挿通さ せた状態で、ストッパー5が周方向に回動できないように規制(すなわち、回り 止め及びガタ止め)できるようにされている。
【0010】 本考案に係る支持具本体1の組立てに際しては、先ず、床板固定板4に調整部 材3をビス14止め固定し、次いで、この調整部材3と床板固定板4とを一体に し、調整部材3をストッパー5に挿通させた状態で支持基台2に螺合させ、所望 の高さに昇降調整した後、ストッパー5を下降させて、その凹所15を補強リブ 9の上部に嵌合させる。すなわち、ストッパー5を真っ直ぐに下降させるという 極めて単純な作業でもって調整部材3上を移動させることができる。ここで、任 意の補強リブ9(本実施例では2箇所)にはその上端部に外向きに膨出された弧 状の凸部9aを形成しておき、ストッパー5の各凹所15内に更に形成された弧 状の窪み15bに嵌合(所謂、パッチン止め)させてストッパー5を確実に固定 できるようにされており、調整部材3と支持基台2との固定作業を迅速且つ確実 に行うことができる。
【0011】
【考案の効果】 本考案は以上のように構成したので、従来の螺合式のストッパーにおける調整 部材上を移動させるのに時間が掛かるという欠点を解消し、長尺の床板支持具あ るいは大量の床板支持具を配設する場合において極めて良好な作業性を発揮する という優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る床板支持具の正面図である。
【図2】本考案に係る床板支持具の分解斜視図である。
【図3】図1のA−A線断面図である。
【符号の説明】 1 支持具本体 2 支持基台 3 調整部材 3a 天板 4 床板固定板 5 ストッパー 6 支持基台の雌ネジ 7 支持基台の円筒状部 8 鍔部 9 補強リブ 9a 弧状の凸部 10 接着剤抽出孔 11 釘穴 12 調整部材の雄ネジ 13 摺動溝 14 ビス 15 ストッパーの凹所 15a 隔壁 15b ストッパーの凹所内の窪み 16 ストッパーの突起

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】内周に雌ネジを設けた筒状部と、該筒状部
    の下端に鍔部を形成すると共に、前記筒状部と前記鍔部
    とに渡って所定間隔に補強リブを設けた支持基台と、外
    周に雄ネジを設け前記支持基台の雌ネジに螺合する円柱
    状の調整部材とが螺合されてコンクリート床面に昇降自
    在に立設される床板支持具において、前記調整部材に取
    付けられ該調整部材を前記支持基台に固定する環状のス
    トッパーの下端面に前記補強リブに嵌合する凹所を設け
    ると共に該内周面に突起を設け、前記調整部材の縦方向
    に該突起が嵌合する摺動溝を形成したことを特徴とする
    床板支持具のストッパー構造。
  2. 【請求項2】補強リブに外向きに膨出された凸部を設け
    ると共に、ストッパーの各凹所内に前記凸部に嵌合する
    窪みを設けたことを特徴とする請求項1記載の床板支持
    具のストッパー構造。
JP1997006647U 1997-06-23 1997-06-23 床板支持具のストッパー構造 Expired - Lifetime JP3046733U (ja)

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ID=43181060

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004278149A (ja) * 2003-03-17 2004-10-07 Universal Home Inc 基礎束及び床の基礎構築方法

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