JP2003020658A - 構造体 - Google Patents

構造体

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JP2003020658A
JP2003020658A JP2001204168A JP2001204168A JP2003020658A JP 2003020658 A JP2003020658 A JP 2003020658A JP 2001204168 A JP2001204168 A JP 2001204168A JP 2001204168 A JP2001204168 A JP 2001204168A JP 2003020658 A JP2003020658 A JP 2003020658A
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JP2001204168A
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English (en)
Inventor
Shinichiro Hayashi
慎一郎 林
Kazushiro Hayashi
和志郎 林
Kozaburo Hayashi
宏三郎 林
Kanako Hayashi
加奈子 林
Original Assignee
Shinichiro Hayashi
慎一郎 林
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    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
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    • Y02A20/108Rainwater harvesting

Abstract

(57)【要約】 【課題】 地震の振動や人工的に発生した振動のエネル
ギーを吸収できる。 【解決手段】 複数の本体7と、この本体7同士を上下
方向に連結するジョイント80と、本体同士を水平方向
に連結するコーナージョイント48とを備え、本体7
は、基盤9および基盤9の一方の側10から延在させた
脚21を有し、脚21は截頭円錐状に形成され、脚の先
端27は上を向くように配置され、ジョイント80は板
状に形成され、本体の基盤9の他方の側11と脚先端2
7との間に設けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、構造部材を3次元
的に連結した構造体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、構築物を設ける場合、たとえば地
中に雨水貯留槽を設け、この雨水貯留槽の上に建物を設
ける場合、先ず地盤を掘削して凹みを形成し、その凹み
の地盤強化(または改良)を行う、あるいは最初から杭
打ちなどの処理を行った後、地盤を掘削するなどの工事
を行う。さらに、地盤強化した凹みの底に基礎用の砕石
を敷設した後、この上に鉄筋コンクリート床盤などを設
けて基礎をつくる。
【0003】さらに、この基礎の上に、たとえば鉄筋コ
ンクリートなどの構造体を構築し、この構造体の内部に
形成された空間に雨水を貯留できるようにして雨水貯留
槽を構築する。このようにして構築された雨水貯留槽の
上に建物などの構築物を設ける。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように鉄筋コンクリートなどによって形成された構築物
は、それ自体が重いものとなり、地震その他の要因によ
る振動が加わると、それだけ強い力が加わる。このた
め、地下に設ける構築物自体はもちろんのこと、この上
に設ける建築物に対しても頑強な構造物として耐震性を
確保しなければならない。構造物が頑強に作られるの
で、構造物の施工が大掛かりになるとともに工期に時間
がかかる。
【0005】さらに、耐震性の確保以外にも、コンクリ
ートを打設するための仮枠工事やその他の付帯工事を要
し施工に時間がかかる。その上、施工に熟練を要するの
で施工には十分な配慮を要し、慎重な計画と検討が必要
である。
【0006】本発明は、地震の振動や人工的に発生した
振動のエネルギーを吸収できることを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、複数の構造部材を備え、これらの構造部
材は弾性変形可能な材料で形成されるとともに、基盤お
よびこの基盤の一方の側から延在させた脚を有し脚の先
端は同じ向きに向くように配置されてなることを特徴と
する。
【0008】このようにすることにより、構造部材の脚
は同じ向きに向くように配置されるので、一方向に対し
ては基盤の他方の側と脚先端とが対向するように積み重
ねられる。構造部材は弾性変形可能な材料で形成される
ので、振動の一方向における振動エネルギーは構造部材
を弾性変形させる。構造部材が弾性変形するので、振動
のエネルギーは吸収される。構造体は構造部材が多段に
積み重ねられるので、振動の一方向における振動エネル
ギーは多段的に吸収される。
【0009】また、複数の構造部材と、この構造部材同
士を一方向に連結する継手部材と、構造部材同士を一方
向と直交する方向に連結する別の継手部材とを備え、少
なくとも構造部材は、弾性変形可能な材料で形成される
とともに、基盤およびこの基盤の一方の側から延在させ
た脚を有し脚の先端は同じ向きに向くように配置され、
継手部材は、構造部材の基盤の他方の側と脚先端との間
で弾性変形可能になるように設けられると良い。
【0010】こうすることにより、複数の構造部材は継
手部材により一方向に連結される。このとき、構造部材
の脚は、同じ向きに向くように配置されるので、一方向
に対しては基盤の他方の側と脚先端とが対向するように
積み重ねられる。継手部材は、構造部材の基盤の他方の
側と脚先端との間で弾性変形可能になるように設けられ
る。このため、地震などの振動の一方向における振動エ
ネルギーは、継手部材を弾性変形させる。継手部材が弾
性変形するので、振動のエネルギーが吸収される。構造
体は構造部材が多段に積み重ねられるので、振動の一方
向における振動エネルギーは各継手部材毎に多段的に吸
収される。
【0011】一方、別の継手部材は、複数の構造部材を
一方向と直交する方向に連結する。構造部材は弾性変形
可能な材料で形成されるので、振動の一方向と直交する
方向の振動エネルギーは、脚の弾性変形および先の継手
部材の弾性変形によって複数列的に吸収される。振動の
一方向における振動エネルギーは各段毎に吸収され、一
方向と直交する方向における振動エネルギーは各列毎に
吸収される。したがって、構造体は、全体として免震な
いし制震する(振動エネルギーを吸収する)。
【0012】また、継手部材が板状に形成されると良
い。こうすると、継手部材は基盤の他方の側と脚先端と
の間に設けられたときに、構造部材の基盤の他方の側の
形状と構造部材の脚先端形状とが直接的に適合しない形
状であっても、この継手部材の一方の側の形状が構造部
材の基盤の他方の側の形状に適合し、この継手部材の他
方の側の形状が構造部材の脚先端形状に適合するように
形成されるので、同じ向きに位置させた二つの構造部材
は連結される。さらに、継手部材は、板状に形成される
ので、一方向の振動のエネルギーは板の撓み弾性変形に
より吸収される。
【0013】さらに、本発明の構造体は、構造部材が脚
を有することにより構造体の内部に空間(または空隙)
が形成される。この空間は使用目的に応じて利用でき
る。たとえば、構造体の外側を遮水性材料で覆うことに
より水を貯留することができる。また、構造体の外側を
透水性材料で覆うことにより構造体の中に貯留した水を
地下に徐々に浸透させることもできる。さらに、構造体
の外側の上部を遮水性材料で覆い、下部を遮水性材料で
覆うことにより、水の貯留と浸透をさせることもでき
る。
【0014】さらに、構造部材の脚が筒状に形成され、
この脚の基盤側の大きさが先端側の大きさより大きく形
成されると良い。このようにすると重ねることができる
ので輸送効率を向上させることができる。また、構造部
材の脚が筒状に形成される場合、この筒状の脚の内側に
生コンクリートなどの硬化性充填材を入れることもでき
る。こうすると充填材が筒状の脚の内側で硬化し、耐圧
強度を向上させ構造体の耐荷重性を向上させることがで
きる。
【0015】次に本発明を構成する要件についてさらに
説明する。本発明の構造体は、たとえば建物の下に設け
られる免震施設または制震施設をはじめ、公園、道路、
駐車場などの地下に設けられる雨水貯留・浸透施設や防
火用貯水施設、河川の下に設けられる水貯留施設、河川
の法面を形成する構築物、道路の下を形成する構築物、
盛土の下に設けられる構造物、水中に構築される構築施
設など種々の施設、構築物または構造物の構造体として
利用される。さらに、軟弱地盤に設ける構築物に対して
も利用できるものである。また、本発明の構造体は、構
造部材を3次元的に連結したものであるが、この場合必
ずしも継手部材または連結部材を介して連結しなくても
良い。
【0016】構造部材の形状は、基盤と脚とを有するも
のであれば特に限定されないが、矩形状の基盤と、この
基盤の一方の側から突出させた中空截頭円錐状の脚とす
ると良い。こうすると基盤の四隅および脚の先端に構造
部材同士を連結する連結部を設けることにより2次元的
または3次元的に整列した構造体を得ることができる。
さらに、中空截頭円錐状の脚はどの方向の強度も同じに
することができるとともに、重ねることもできるので輸
送効率を向上させることができる。
【0017】継手部材は、板状で構造部材を同じ向きに
連結できるものであれば特に限定されないが、構造部材
の基盤の他方の側と脚の先端とを連結できる形状とす
る。また、この継手部材を使用して構造部材を同じ向き
に連結する場合、その向きは、たとえば構造部材の脚先
端を上方向に向けても良いし、脚先端を下方向に向けて
も良い。
【0018】別の継手部材は、構造部材同士を一方向と
直交する方向に連結できるものであれば特に限定されな
い。構造部材が矩形の基盤を有し、この基盤の隅同士を
連結できるものとすることもできる。
【0019】少なくとも構造部材は、弾性変形可能な材
料で形成される。弾性変形可能な材料としてはポリプロ
ピレンなどの合成樹脂、軽量無機材料、合成樹脂または
軽量コンクリートなどの無機材料の発泡材料、アルミニ
ウム合金などの軽金属、あるいはこれらの複合材料など
で、剛性と弾性変形可能なものである。これらの材料で
形成された一つ当たりの構造部材は軽量である。部材一
つ当たりが軽量であるので、輸送、運搬、施工などが容
易となり、かつ部材の組み立てが容易となる。また、構
造体は、複数の軽量部材を連結して組み立てられるので
短期間に組み立てられる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る構造体の実施
の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、図1〜
9において、同一または同等の構造、作用部分には同一
符号を付けて示す。
【0021】図1は、本発明に係る構造体を使用した免
震施設の一実施形態を示す断面図である。図2は、図1
のI−I線断面図である。免震施設1は、構造体5を利用
したもので、たとえば建物の下に設けられ免震すること
ができるとともに雨水を貯留することもできる。免震施
設1は、コンクリート盤または砕石などの基礎92と、
基礎92の上に保護用シート98を介して設けられた構
造体5とを備える。さらに、免震施設1は、構造体5の
上に保護用シート98を介して設けられたコンクリート
層93と、このコンクリート層93の上および構造体5
の外側と地盤89との間に埋め戻された埋め戻し材94
とを備える。
【0022】基礎92は、地盤89を掘削して凹みを形
成し、この凹みの底に生コンクリートを打設したもので
ある。生コンクリートを打設する前に鉄筋を設けておい
ても良い。基礎92の厚さは、この上に設ける構造体5
や、さらに構造体の上に設ける建物などの重量によって
決められる。また、基礎92として砕石、たとえば砕石
C40−0やクラッシャラン7号を設ける場合もある。
【0023】保護用シート98は、構造体の上側面、底
面および左右両側面に設けられ外側を覆う。保護用シー
ト98の材質は、たとえばポリエステル単繊維などの合
成樹脂の長繊維不織布を使用する。コンクリート層93
は、構造体5の上にかかる荷重を平均化するもので鉄筋
を入れる方が好ましい。コンクリート層93の厚さは、
構造体5の上に設ける建物など使用目的、条件によって
決める。埋め戻し材94は、砕石であるが、条件によっ
て砂その他のものまたはこれらの混合物でも良い。
【0024】構造体5は、複数の本体(構造部材)7
と、この本体7同士を上下方向または垂直方向(一方
向)60に連結するジョイント(継手部材)80と、最
上段に位置する本体7の上に配置されるセンターステー
ジ33とを備える。さらに、本体7同士を水平方向(上
下方向と直交する方向で巾方向61および長さ方向6
2)に連結するコーナージョイント(別の継手部材)4
8(図7に表示)と、最外側の本体7の外側に設けられ
構造体の側面を形成する側部材67とを備える。
【0025】構造体5は、本体7を上下方向60に5
段、巾(水平)方向61に8列、長さ方向62(図2に
表示)に6列設けたものである。さらに、本体7、セン
ターステージ33、ジョイント80および図示していな
いコーナージョイント48は、軽量材料であるポリプロ
ピレンで形成され、弾性変形可能なものであるととも
に、耐腐食性、耐荷重性、振動に対する耐久性などを有
する。
【0026】図3は、上下関係にある本体7をジョイン
ト80で連結した断面図である。上下関係にある本体7
は、本体7を同じ向き、すなわち脚の先端27を上に向
けて位置させ、本体の基盤9の他方の側11と脚の先端
27との間にジョイント80を介在させて本体7同士を
連結したものである。
【0027】図4は、本体7を示し、(A)は平面図、
(B)は(A)のII−II線断面図である。本体7は、盤
状の基盤9およびこの基盤の一方の側10から延在させ
た脚21を有する。基盤9は、図4(A)の平面図に示
すように、正方形で、四隅に連結部15が設けられる。
因みに、二つの本体基盤の連結部15同士の間にはコー
ナージョイント48(図7)を介在させて本体7同士を
連結する。
【0028】さらに、基盤9は正方形の板12の縁に沿
って周辺縁13を有する。周辺縁13同士の間や周辺縁
13と脚21との間には補強用のリブ18が格子状また
は斜め状に設けられる。連結部15は、図示していない
同形状、同寸法の本体7に連結される。各連結部15
は、板の面12aから窪ませた矩形の窪み15aに二つ
の連結孔16が設けられる。
【0029】さらに、基盤9には後述の側部材67(図
8)を固定するためのリブ18aが設けられる。また、
基盤9は一方の側10と他方の側11とを通じさせる図
示していない孔を有すると良い。孔の大きさは構造体5
の使用目的、用途によって適宜の大きさとする。構造体
5の内部に水を貯留したときに、この水がこの孔を通し
て上下、左右方向に移動することができる。
【0030】脚21は、基盤9の中心に一つ設けられ
る。その形状は、截頭円錐筒状に形成され、基盤9側の
大きさが先端27側の大きさより大きく形成される。基
盤の板の面12aには円形の開口20が形成される。ま
た、脚21の先端27の環状部には先に述べたジョイン
ト80と連結するための孔29が八つ同一円周上に等ピ
ッチで設けられる。また、先端27には円形の開口30
が形成される。截頭円錐筒状に形成された脚21は、軽
量であり、かつ剛性があり耐荷重性に優れる。
【0031】図5は、ジョイント80を示し、(A)は
平面図、(B)は(A)のIII−III線断面図である。ジ
ョイント80は、板状で円形の板81の一方の面側に突
起83、他方の面側に突起84を設けたものである。四
つの突起83は、本体の基盤9に設けた四つの孔19
(図4に表示)に挿入され、二つの突起84は、本体の
脚先端27に設けた八つの孔29のうち、対向する二つ
の孔29(図4に表示)に挿入される。また、板81に
は筒状のリブ82a〜82eが設けられ板を補強する。
【0032】図6は、センターステージ33を示し、
(A)は平面図、(B)は(A)のIV−IV線断面図であ
る。センターステージ33は、図1に示した構造体5の
最上段に位置する本体脚の先端27に載せられ連結され
る。さらに、センターステージ33は盤状に形成され、
本体基盤9の周辺縁13と略同じ大きさの周辺縁39を
備える。すなわち、周辺縁39は、矩形状の板35の周
囲に形成される。
【0033】さらに、センターステージ33は、矩形状
の板35の中心位置両面に各々一つ設けられた環状連結
部43と、この環状連結部43の外側に両面各々四つ設
けられた別の環状連結部45とを有する。環状連結部4
3には、本体脚21の先端に設けられた孔29(図4)
に挿入される突起44a、44bが設けられる。環状連
結部45には、四つの脚を有する別の本体を連結すると
きに用いられ、同じく突起46a、46bが設けられ
る。板35の両面の環状連結部43、環状連結部45お
よび周辺縁39の間にはリブ41が格子状または斜め状
に設けられる。また板35には側部材67(図8)を固
定するためのリブ41aが設けられる。板35の四隅に
は連結部36が形成される。各連結部36は、連結用の
連結孔37を二つ有する。
【0034】図7は、コーナージョイント48を示し、
(A)は平面図、(B)は(A)のV−V線断面図であ
る。コーナージョイント48は、板50の一方の側に四
つの突部56を有する。突部56は、板50の中心に対
して対称に設けられ、本体基盤の連結部15(図4)や
センターステージの連結部36(図6)同士を連結す
る。コーナージョイント48の突部56が本体7やセン
ターステージ33の連結部15、36に連結されるとき
には弾性的に突部56が他方の側に撓んで連結部の連結
孔16、37に挿入される。さらに、板50は、縁リブ
52、リブ54および八つの孔57を有する。縁リブ5
2およびリブ54は板50に所定の剛性を与える。孔5
7は材料節約と軽量化のために設けられる。
【0035】図8は、側部材67を示し、(A)は正面
図、(B)は右側面図である。側部材67は、図示して
いない構造体5の最外側に位置する本体7に使用される
(図1に表示)。側部材67は、矩形状の板69と、板
69の縁に設けられた縁枠71と、縁枠71間に格子状
に設けられた補強リブ73とを有する。さらに、側部材
67は、その一端74と他端75に二つ1組に形成され
た突起76を2組ずつ有する。突起76の間の間隙77
には、本体の基盤9に設けられたリブ18aおよびセン
ターステージ33に設けられたリブ41aが挿入され固
定される。突起76の形状は特に限定されないが、立方
体状、リブ状などである。
【0036】以上の構造を有する本実施形態の構造体5
は、次のように作用する。すなわち、図1において、複
数の本体7はジョイント80により上下方向60に連結
される。このとき、図3に示すように、本体の脚21
は、同じ向きに向くように配置されるので、上下方向6
0に対しては基盤の他方の側11と脚先端27とが対向
するように積み重ねられる。そして、ジョイント80
は、その板81が上下方向60に対して撓み、弾性変形
するので、地震などの振動の上下方向60における振動
エネルギーは吸収される。そして、図1に示すように、
構造体5は本体7が多段に積み重ねられるので、振動の
上下方向60における振動エネルギーは各ジョイント8
0毎に吸収される。
【0037】一方、図示していないコーナージョイント
48は、本体の基盤9同士を巾方向61および長手方向
62に連結する。こうすると本体7を水平方向に整列し
て連結した構造体を得ることができる。さらに、本体7
は弾性変形可能な材料で形成されるので、振動の水平方
向の振動エネルギーは、脚21の弾性変形およびジョイ
ント80の弾性変形によって複数列的に吸収される。振
動の上下方向60における振動エネルギーは各段毎に吸
収され、水平方向における振動エネルギーは各列毎に吸
収される。したがって、構造体5は、全体として免震さ
れる。
【0038】また、図3に示すように、本体7は、基盤
の他方の側11と脚先端27との間に設けられ、本体の
基盤の他方の側11の形状と本体の脚先端27形状とが
直接的に適合しない形状であっても、このジョイント8
0の一方の側85の形状が本体の基盤の他方の側11の
形状に適合し、このジョイント80の他方の側86の形
状が本体の脚先端27形状に適合するように形成される
ので、同じ向きに位置させた二つの本体7は連結され
る。
【0039】さらに、本体7は、中空截頭円錐状の脚2
1を有するので、本体のどの方向の強度も略同じにする
ことができる。脚21は中空截頭円錐状であるので、重
ねることができ輸送効率を向上させることができる。ま
た、本体7が脚21を有することにより構造体5の内部
に空間(または空隙)が形成される。この空間は、たと
えば構造体5の外側を遮水性材料で覆うことにより水を
貯留することに利用できる。また、構造体5の外側を透
水性材料で覆うことにより構造体の空間に貯留した水を
地下に徐々に浸透させることもできる。さらに、本体7
は軽量材料で形成されるので、一つ当たりの部材は軽量
である。部材一つ当たりが軽量であるので、本体7の輸
送、運搬などが容易となり、かつ構造体5の組み立てが
短期間に組み立てられる。
【0040】また、地中に埋設された構造体5は、その
外側面に埋め戻し材94による土圧を受ける。側部材6
7はこの埋め戻し材94からの土圧を支え、保護用シー
ト98を平面で受けて破れなどの破損を防止する。ま
た、側部材67は、構造体5が地下に設けられる場合、
土砂などが構造体5の内部に侵入することを防止する。
【0041】また、図3において、本体の筒状の脚21
の内側に充填材を充填することもできる。ここで、充填
材は充填するときは流動性があり、充填後時間の経過と
ともに硬化する材料で、たとえば生コンクリートであ
る。こうすると本体7の耐荷重性を大きくできる。充填
材の充填方法としては、予め本体脚21内に充填材を充
填して硬化させた本体部材を準備し、これを連結して構
造体5を形成しても良い。また、本体7を1段組み上げ
る毎に、または数段組み上げた後に一番上に位置する本
体脚21の開口30から、あるいは構造体の全段を組み
上げた後に最上段に位置する本体脚21の開口30から
充填材を充填しても良い。
【0042】図9は、上下関係にある別の本体(別の構
造部材)8をジョイント80で連結した断面図である。
図3に示した本体7と同じように、本体8を同じ向きに
位置させ、本体の基盤9の他方の側11と脚の先端27
との間にジョイント80を介在させて本体8同士を連結
したものである。本体8は、盤状の基盤9およびこの基
盤9の一方の側10から突出させた脚21を有する。基
盤9は、図3に示した本体7の基盤と同じ形状である。
【0043】脚21は、基盤9の中心に一つ設けられ、
その先端27に向かって漸次径が縮小した筒状の截頭円
錐状である。さらに、脚21は、外筒23と内筒25と
を有し、外筒23と内筒25とは先端27の環状部で接
続され、外筒23から内筒25に折り返えされた形状を
している。基盤の板の面12aには外筒23と内筒25
との間に環状の開口が形成される。また、脚21の先端
27の環状部には先に述べたジョイント80やセンター
ステージ33を連結するための孔29が八つ同一円周上
に等ピッチで設けられる。
【0044】さらに、先端27には円形の開口30が形
成される。このような構造をとることにより、上下方向
の荷重を内筒25で受けることができ、上下方向の振動
エネルギーを吸収し易くなる。さらに、水平方向の振動
エネルギーに対しても、その大きな部分を吸収する。図
9に示した本体8を用いた構造体のその他の部分の構造
と作用は、図1に示したものと同じであるので、その説
明を省略する。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、地震の振動や人工的に
発生した振動のエネルギーを吸収できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る構造体を使用した免震施設の一実
施形態を示す断面図である。
【図2】図1のI−I線断面図である。
【図3】上下関係にある本体をジョイントで連結した断
面図である。
【図4】本体を示し、(A)は平面図、(B)は(A)
のII−II線断面図である。
【図5】ジョイントを示し、(A)は平面図、(B)は
(A)のIII−III線断面図である。
【図6】センターステージを示し、(A)は平面図、
(B)は(A)のIV−IV線断面図である。
【図7】コーナージョイントを示し、(A)は平面図、
(B)は(A)のV−V線断面図である。
【図8】側部材を示し、(A)は正面図、(B)は右側
面図である。
【図9】上下関係にある別の構造部材をジョイントで連
結した断面図である。
【符号の説明】
1 免震施設 5 構造体 7 本体(構造部材) 9 基盤 10 一方の側 11 他方の側 21 脚 27 先端 48 コーナージョイント(別の継手部材) 60 上下方向または垂直方向(一方向) 61 巾方向(一方向と直交する方向) 80 ジョイント(継手部材)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の構造部材を備え、該構造部材は、
    弾性変形可能な材料で形成されるとともに、基盤および
    該基盤の一方の側から延在させた脚を有し該脚の先端は
    同じ向きに向くように配置されてなる構造体。
  2. 【請求項2】 複数の構造部材と、該構造部材同士を一
    方向に連結する継手部材と、前記構造部材同士を前記一
    方向と直交する方向に連結する別の継手部材とを備え、
    少なくとも前記構造部材は、弾性変形可能な材料で形成
    されるとともに、基盤および該基盤の一方の側から延在
    させた脚を有し該脚の先端は同じ向きに向くように配置
    され、前記継手部材は、前記構造部材の基盤の他方の側
    と該脚先端との間で弾性変形可能になるように設けられ
    てなる構造体。
  3. 【請求項3】 複数の構造部材と、該構造部材同士を一
    方向に連結する継手部材と、前記構造部材同士を前記一
    方向と直交する方向に連結する別の継手部材とを備え、
    前記構造部材は、基盤および該基盤の一方の側から延在
    させた脚を有し、該脚は筒状に形成され該脚の基盤側の
    大きさが先端側の大きさより大きく形成され、該脚の先
    端は同じ向きに向くように配置され、前記継手部材は、
    板状に形成され前記構造部材の基盤の他方の側と該脚先
    端との間に設けられてなる構造体。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009007926A (ja) * 2008-06-09 2009-01-15 Haruhiko Kyokudan 建築物における免震方法
JP2011042952A (ja) * 2009-08-20 2011-03-03 Sekisui Plastics Co Ltd 防振壁
JP2014037729A (ja) * 2012-08-17 2014-02-27 Hayashi Bussan Co Ltd 土壌置換構造
JP2014136930A (ja) * 2013-01-17 2014-07-28 Hayashi Bussan Co Ltd 雨水等の地下式貯留・浸透槽
JP2016056643A (ja) * 2014-09-11 2016-04-21 株式会社プラント・ツリース 建設物における免震構造

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