JP3976187B2 - ハンマードリル - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、少なくともドリルモードとハンマードリルモードとの2つの動作モードを選択可能としたハンマードリルに関する。
【0002】
【従来の技術】
ハンマードリルには、ハウジングの先端に保持したビットを回転動作のみさせるドリルモードと、回転動作に加えて、ビットの後方で往復動するストライカでビットを直接、或いはビットの後端に当接するインパクトボルトを介して間接的に打撃を伝達するハンマードリルモードとの2つの動作モードを選択可能としたものが知られている。この構造は、例えば特許文献1に示すように、先端でビットを保持するツールホルダに、モータの出力軸から回転伝達される中間軸と噛み合うギヤを外装して、中間軸の回転をツールホルダに伝達可能とする一方、中間軸にスリーブ体を別体で回転可能に外装し、そのスリーブ体の外周へ軸線を傾けた状態でスワッシュベアリングを回転可能に外装させて、スワッシュベアリングと一体の連結アームの先端に、ツールホルダに後方から内挿されるピストンシリンダを連結して、中間軸の回転をピストンシリンダの往復動に変換可能としたものである。よって、中間軸の回転でピストンシリンダが往復動すると、ピストンシリンダの内部に収容されたストライカが連動し、その前方のビットへ打撃作動を伝達するようになっている。
【0003】
そして、動作モードの選択は、中間軸に一体回転可能且つ軸方向へスライド可能に設けられたクラッチに、スライドのみ一体の切替部材を連結し、その切替部材をハウジングの外部から操作して、クラッチをスリーブ体への噛合位置と離反位置とにスライドさせることで行われる。すなわち、噛合位置では、ツールホルダの回転に加えスリーブ体の回転によるピストンシリンダの往復動でビットに打撃が与えられるハンマードリルモードとなり、離反位置では、スリーブ体が回転せずにツールホルダのみが回転するドリルモードとなる。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−105214号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ドリルモードを選択した場合、スリーブ体とクラッチとは離反しているが、回転する中間軸と、停止しているスリーブ体との周面同士の摩擦によってスリーブ体が回転し、ピストンシリンダを往復動させることがある。よって、ピストンシリンダに連動してストライカも往復動し、ビットを打撃してしまう。
【0006】
そこで、発明は、ドリルモード時の打撃動作を確実に防止することができるハンマードリルを提供することを目的としたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、ハウジング内に、モータの回転が伝達される中間軸と、その中間軸へ一体回転且つ軸方向へスライド可能に外装されたクラッチと、そのクラッチの前方で前記中間軸へ別体回転可能に設けられたギヤと、前記クラッチの後方で前記中間軸へ別体回転可能に設けられたスリーブ体と、前記ギヤの回転によりビットを回転させる回転機構と、前記スリーブ体の回転により前記ビット後方のピストン部材を往復動させる変換機構と、前記ピストン部材にストライカを連動させて前記ビットを打撃させる打撃機構と、前記クラッチをスライドさせて前記ギヤ及び/又はスリーブ体と係脱させる切替部材を設けて、前記ハウジング外部からの前記切替部材の操作により、前記ビットに回転のみ伝達させるドリルモードと、前記ビットに回転と打撃とを伝達させるハンマードリルモードと、前記ビットに打撃のみ伝達させるハンマーモードとの3つの動作モードを選択可能とする一方、前記切替部材の操作に連動し、前記ドリルモードでのみ前記ピストン部材の運動を規制可能なロック機構を設けたハンマードリルであって、前記ロック機構を、前記クラッチとの間で前記スリーブ体へ一体回転可能且つ軸方向へスライド可能に外装されるロックプレートと、そのロックプレートを前記クラッチ側に付勢する付勢手段と、前記ハウジング内に固定され、前記クラッチの前記スリーブ体からの離反に伴って前記付勢手段により前記クラッチ側へスライドする前記ロックプレートが係合し、前記クラッチの前記スリーブ体への係合に伴って前記クラッチとの当接により前記スリーブ体側へスライドした前記ロックプレートとの係合が解除されるストッパとしたことを特徴とするものである。
上記目的を達成するために、請求項2に記載の発明は、ハウジング内に、モータの回転が伝達される中間軸と、その中間軸へ一体回転且つ軸方向へスライド可能に外装されたクラッチと、そのクラッチの前方で前記中間軸へ別体回転可能に設けられたギヤと、前記クラッチの後方で前記中間軸へ別体回転可能に設けられたスリーブ体と、前記ギヤの回転によりビットを回転させる回転機構と、前記スリーブ体の回転により前記ビット後方のピストン部材を往復動させる変換機構と、前記ピストン部材にストライカを連動させて前記ビットを打撃させる打撃機構と、前記クラッチをスライドさせて前記ギヤ及び/又はスリーブ体と係脱させる切替部材を設けて、前記ハウジング外部からの前記切替部材の操作により、前記ビットに回転のみ伝達させるドリルモードと、前記ビットに回転と打撃とを伝達させるハンマードリルモードと、前記ビットに打撃のみ伝達させるハンマーモードとの3つの動作モードを選択可能とする一方、前記切替部材の操作に連動し、前記ドリルモードでのみ前記ピストン部材の運動を規制可能なロック機構を設けたハンマードリルであって、前記ロック機構を、前記スリーブ体における前記クラッチの連結側へ一体回転可能に設けられ、被係合部を形成したロック部材と、前記切替部材に設けられ、前記切替部材のドリルモードの位置で前記ロック部材の被係合部と係合し、前記切替部材の前記ドリルモード以外の位置では前記被係合部との係合が解除される係合部材としたことを特徴とするものである。
【0008】
上記目的を達成するために、請求項3に記載の発明は、ハウジング内に、モータの回転を伝達してビットを回転させる回転機構と、前記モータの回転が伝達される中間軸の回転を前記ビット後方のピストン部材の往復動に変換する変換機構と、前記ピストン部材にストライカを連動させて前記ビットを打撃させる打撃機構とを備えると共に、前記モータから前記変換機構への回転伝達を任意に遮断可能な切替部材を設けて、前記ハウジング外部からの前記切替部材の操作により、前記ビットに回転のみ伝達させるドリルモードと、前記ビットに回転と打撃とを伝達させるハンマードリルモードとの少なくとも2つの動作モードを選択可能とする一方、前記切替部材の操作に連動し、前記ドリルモードでのみ前記ピストン部材の運動を規制可能なロック機構を設けたハンマードリルであって、前記ロック機構を、前記切替部材へ一体に設けられ、前記ドリルモードの位置で前記ピストン部材の運動範囲内に位置して前記ピストン部材の運動を直接規制し、前記ドリルモード以外の位置では前記ピストン部材の運動範囲から待避する規制部材としたことを特徴とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
《形態1》
図1はハンマードリルの一部縦断面図で、ハンマードリル1のハウジング2の後方(図1の右側)には、図示しないモータが収容され、モータの出力軸3は、ハウジング2内に組み付けられたインナーハウジング4に軸支されてハウジング2内に突出し、ハウジング2内で出力軸3と平行に軸支される中間軸5の第1ギヤ6と噛合している。また、中間軸5の前方には、第2ギヤ7が中間軸5と別体回転可能且つ軸方向へスライド可能に外装されて、ハウジング2内で中間軸5と平行に軸支されたツールホルダ8と一体回転する第3ギヤ9と噛合している。このツールホルダ8は、前方にビット10を挿着可能となっており、ビット10の後方には、インパクトボルト11を前後移動可能に収容している。12はツールホルダ8内に固定されてインパクトボルト11の後退を規制するリング体である。
【0010】
また、中間軸5において第1ギヤ6の前方には、スリーブ体としてのボススリーブ13が中間軸5と別体で回転可能に外装されている。このボススリーブ13の外周には、軸線を傾けた格好でスワッシュベアリング14が回転可能に外嵌されており、そのスワッシュベアリング14の上部に突設した連結アーム15を、ツールホルダ8に後方から遊挿されるピストン部材としてのピストンシリンダ16の後端に軸着している。このピストンシリンダ16は、空気室17を介してストライカ18を前後移動可能に収容するものである。
【0011】
さらに、中間軸5においてボススリーブ13と第2ギヤ7との間には、クラッチ19が設けられている。このクラッチ19は、中間軸5にスプライン結合されて一体回転可能且つ軸方向へスライド可能に設けられ、前後に複数のクラッチ爪20,21が夫々形成される筒状体で、前側のクラッチ爪20,20・・は第2ギヤ7の後面に形成された爪22,22・・と、後側のクラッチ爪21,21・・はボススリーブ13の前面に形成された爪23,23・・と夫々噛合可能となっている。第2ギヤ7の前方で中間軸5には、第2ギヤ7を後方へ付勢するコイルバネ24が外装されており、コイルバネ24の付勢に伴う第2ギヤ7の後退位置では、図1のようにクラッチ19は第2ギヤ7とボススリーブ13との双方に噛合して両者を一体回転させる。また、第2ギヤ7の後方部周縁には、複数のロック爪25,25・・が形成される一方、第2ギヤ7の側方でロック爪25の前方位置には、第2ギヤ7の前進位置でロック爪25が噛合可能な円弧状のプレート26が設けられている。
【0012】
一方、クラッチ19の側方には、図4に示すように、互いに平行な前板28と後板29とを備えた切替部材としての切替プレート27が前後へスライド可能に配置されて、後板29をクラッチ19に周設した凹溝30に挿入している。よって、切替プレート27はクラッチ19とスライドのみ一体に連結され、クラッチ19と共にコイルバネ24により後方へ付勢されることになるが、ハウジング2には、円柱状の基端部32を中心に回転可能な切替レバー31が装着されて、基端部32の偏心位置に配置した2つの第1、第2ピン33,34を切替プレート27の前板28際に突出させていることから、切替レバー31の回転に伴う第1、第2ピン33,34の移動により、後述するように切替プレート27及びクラッチ19のスライド位置を決定可能となっている。
【0013】
そして、ボススリーブ13の前方部でクラッチ19との間には、ロックプレート35が設けられている。このロックプレート35は、図2,3にも示すように、内周にボススリーブ13の爪23部分に噛合可能な突起36,36・・を、外周に切欠き37,37・・を夫々周方向へ等間隔で形成した円盤状を呈し、ボススリーブ13と一体回転可能な状態で軸方向へスライド可能に外装されると共に、ボススリーブ13との間に配された付勢手段としてのコイルバネ38によって前方側へ付勢され、クラッチ19の前進位置では、インナーハウジング4に固定されたストッパ39に当接する位置で前進を規制される。このストッパ39への当接状態で、ストッパ39に設けた係止突起40に切欠き37の1つが嵌合してロックプレート35の回転が規制されるため、突起36が噛合するボススリーブ13も同時に回転規制されることになる(図2の実線位置)。但し、クラッチ19が後退してボススリーブ13と連結される際には、ロックプレート35はクラッチ19に押されて後退し、ストッパ39から離反する(図2の二点鎖線位置)。
【0014】
以上の如く構成されたハンマードリル1においては、図4(A)に示すように、切替レバー31を左端の位置に回転操作すると、第1ピン33がコイルバネ24の付勢に抗して切替プレート27を前進させ、クラッチ19をボススリーブ13から離反させる。このクラッチ19の前進によって、コイルバネ38に付勢されるロックプレート35も前進してストッパ39に当接する。なお、この状態でも後方へ付勢される第2ギヤ7とクラッチ19との噛合は変わらない。よって、モータが駆動して中間軸5が回転すると、中間軸5の回転はクラッチ19から第2,第3ギヤ7,9を介してツールホルダ8に伝わる。クラッチ19が離反したボススリーブ13には回転が伝わらないため、ピストンシリンダ16は往復動せず、ビット10が回転のみ行うドリルモードとなる。
【0015】
また、このドリルモードでは、ボススリーブ13と回転が一体のロックプレート35がストッパ39の係止突起40によって回転規制されるため、ボススリーブ13も回転規制される。よって、中間軸5の回転に伴い、その外周面とボススリーブ13の内周面との摩擦によってボススリーブ13への回転付勢が働いても、ボススリーブ13は確実に停止し、ピストンシリンダ16が誤動作してしまうおそれがない。
【0016】
次に、ドリルモードの位置から、図4(B)に示すように切替レバー31を同図で上下方向となるように右側へ回転操作すると、第1ピン33が後方側へ移動して切替プレート27の後退を許容するため、同時に後退したクラッチ19がボススリーブ13と噛合する。よって、中間軸5の回転は第2ギヤ7からツールホルダ8に伝わる一方、クラッチ19と連結されるボススリーブ13にも伝わり、ボススリーブ13を回転させるため、スワッシュベアリング14が揺動して連結アーム15がピストンシリンダ16を往復動させる。この動作により、ピストンシリンダ16内のストライカ18が連動して往復動し、ビット10の後端が当接するインパクトボルト11を打撃するため、ビット10には回転に加えて打撃が伝わるハンマードリルモードとなる。
なお、クラッチ19の後退に伴い、ロックプレート35を後退させてストッパ39の係止突起40との嵌合を解除させているので、ロックプレート35はボススリーブ13と一体回転し、ボススリーブ13の回転には影響を与えない。
【0017】
次に、ハンマードリルモードの位置から、図5(A)に示すように切替レバー31を右側へ回転操作すると、第1ピン33はさらに右側へ移動するため、切替プレート27及びクラッチ19の位置は変わらず、ボススリーブ13と連結されているが、第2ピン34が逆に前方へ移動して第2ギヤ7をクラッチ19から離反させる。よって、中間軸5の回転は第2ギヤ7へ伝わらず、第3ギヤ9及びツールホルダ8も回転しないため、ビット10へは打撃作動のみが伝わるハンマーモードとなる。特に、この切替位置では、第2ギヤ7が回転フリーとなることで、第3ギヤ9及びツールホルダ8も回転フリー状態となり、ビット10の周方向の角度を任意に変更できるニュートラル状態となる。
【0018】
そして、このハンマーモード(ニュートラル)の位置から、図5(B)に示すように切替レバー31を右端位置へ回転操作すると、第2ピン34がさらに前進して第2ギヤ7を前進位置へスライドさせ、ロック爪25をプレート26に噛合させる。よって、中間軸5の回転が第2ギヤ7へ伝わらず、ビット10へは打撃作動のみが伝わるハンマーモードであるのは変わらないが、この切替位置では、第2ギヤ7の回転がプレート26によってロックされることで、第3ギヤ9及びツールホルダ8の回転も規制され、ビット10の周方向の角度が固定されるロック状態となる。
【0019】
このように上記形態1のハンマードリル1によれば、切替プレート27及びクラッチ19のスライドに連動し、ドリルモードでのみボススリーブ13の回転を規制可能なロック機構を設けたことで、ドリルモードでの打撃動作を確実に防止することができ、信頼性に優れる。
特に、このロック機構を、ボススリーブ13へ外装されるロックプレート35と、そのロックプレート35をクラッチ19側に付勢するコイルバネ38と、ハウジング2内に固定され、クラッチ19の離反に伴って前方へスライドするロックプレート35が係合可能なストッパ39としたことで、ロック機構を簡単に形成可能となっている。
【0020】
なお、ロックプレートは、必ずしも円盤状にする必要はなく、ボススリーブの軸方向の寸法に余裕があれば、これに外装されるスリーブ形状とすることも可能であるが、上記のような円盤状にすれば、スペースを取ることがなく、既存のクラッチ機構に簡単に採用でき、望ましい。また、ロックプレートとストッパとの係脱構造も、切欠きと係止突起とに限らず、ピン状の突起と孔との挿脱や、第2ギヤとプレートのような歯同士の噛合を利用したりしても良い。
【0021】
《形態2》
次に他の形態を説明する。なお、ハンマードリルの基本構造等、上記形態1と同じ構成部は同じ符号を付して重複する説明を省略する。
図6はクラッチ部分の拡大図で、ここでのボススリーブ13には、ロック部材としてロックスリーブ41が連結されている。このロックスリーブ41は、ボススリーブ13の爪23部分よりやや後方部分に嵌着される絞り部42と、その絞り部42に延設されてクラッチ19が遊挿可能なスリーブ43とからなり、スリーブ43には、被係合部として、前後方向に沿った凹部44,44・・が周方向に等間隔で凹設されている。
【0022】
一方、切替プレート27には、係合部材となる係合プレート45が連結されている。この係合プレート45は、ロックスリーブ41と非接触で前後方向に伸びるロック部46を有し、ロック部46の後端に、ロックスリーブ41の凹部44の一つに係合可能な係合片47を折曲形成している。但し、ロック部46の長さは、図7(A)のように切替プレート27が前進位置にあるドリルモードの位置でのみ係合片47が凹部44と係合し、切替プレート27が後退位置にあるそれ以外の動作モード(図7(B)のハンマードリルモード及び図8(A)(B)のハンマーモード)の位置では、係合片47が凹部44の前方へ離脱してロックスリーブ41との係合を解除する設定となっている。
【0023】
以上の如く構成されたハンマードリル1においては、図7(A)のドリルモードでは、ボススリーブ13と回転が一体のロックスリーブ41が係合プレート45によって回転規制されるため、ロックスリーブ41を介してボススリーブ13も回転規制される。よって、中間軸5の回転に伴い、その外周面とボススリーブ13の内周面との摩擦によってボススリーブ13への回転付勢が働いても、ボススリーブ13は確実に停止し、ピストンシリンダ16が動作してしまうおそれがない。なお、ボススリーブ13はクラッチ19と非接触であるため、クラッチ19の回転に影響を与えることはないし、ドリルモード以外の動作モードでは、係合プレート45のロック部46及びロック片47はロックスリーブ41と非接触となるため、ボススリーブ13と共に回転するロックスリーブ41と干渉するおそれもない。
【0024】
このように上記形態2のハンマードリルによっても、ロック機構の採用によってドリルモードでの打撃動作を確実に防止することができ、信頼性に優れる。
特に、このロック機構を、ボススリーブ13の前方側へ一体回転可能に設けられるロックスリーブ41と、切替プレート27に設けられ、ドリルモードの位置でロックスリーブ41の凹部44と係合可能な係合プレート45としたことで、ロック機構が簡単に形成可能となっている。
なお、ここでのロック部材は、ロックスリーブ41のようなスリーブ体にするのに限らず、半円や円弧状、さらには単純な板体としてボススリーブに連結する構造でも差し支えない。また、係合部材と被係合部との係脱も、凹溝と係合片とに限らず、ロック部材に設けたスリットに前方から挿脱する構造や、透孔や凹部に対して弾性片を係脱させる構造等も採用可能である。
【0025】
また、上記形態1,2においては、スワッシュベアリングを用いた回転−往復動の変換機構に本発明を適用しているが、この構造に限らず、ツールホルダの後方で直交状に軸支したクランクシャフトの偏心ピンとピストン部材とをコネクティングロッドで連結したクランク機構においても採用できる。すなわち、モータの回転が伝達されるキー部材やスリーブ体等をクランクシャフトへ別体回転可能に外装し、そのキー部材等を切替部材の操作でクランクシャフトに対して連結或いは離反させることで、打撃動作の選択を可能としたものにあって、切替部材に、ドリルモードでクランクシャフトと係合してその回転を規制するロック部材を設ければ、同様に打撃動作の発生が防止可能となるのである。
【0026】
《形態3》
次に他の形態を説明する。重複する構成部の省略は形態2と同様で、同様にクラッチ部分のみについて説明する。
図9はクラッチ部分の拡大図で、切替プレート27には、規制部材となるロックバー48が延設されている。このロックバー48は、インナーハウジング4の側方で後方へ伸び、終端をピストンシリンダ16の軸線側へ直角に折曲させてなり、その折曲部49は、同図のドリルモードでの切替プレート27の前進位置で、前面L1がピストンシリンダ16の通常の往復動のストロークにおける最後退位置(図9に示す線L2)よりもやや前方に位置するように設定されている。なお、ドリルモード以外の動作モード(図10〜12)では、切替プレート27の後退により、折曲部49はピストンシリンダ16のストロークの最後退位置L2よりもさらに後方に位置するので、ピストンシリンダ16の往復動の妨げになることはない。
【0027】
以上の如く構成されたハンマードリル1においては、ドリルモードでは、中間軸5の回転に伴い、その外周面とボススリーブ13の内周面との摩擦によってボススリーブ13への回転付勢が働いて、スワッシュベアリング14と連結アーム15を介してピストンシリンダ16が往復動しようとしても、ロックバー48の折曲部49に当接してストロークの最後退位置へ移動できないため、当該位置でピストンシリンダ16は確実に停止し、打撃動作をさせてしまうおそれがない。なお、ドリルモードの位置でピストンシリンダ16がロックバー48の折曲部49より前方にあっても、後退時に必ず折曲部49に当接するので、打撃動作の防止効果は確実に得られる。
【0028】
このように上記形態3のハンマードリルによっても、切替プレート27に、ドリルモードでのみピストンシリンダ16の運動範囲(ここでは往復動のストローク)内に位置してピストンシリンダ16の運動を規制するロックバー48を一体に設けたことで、ドリルモードでの打撃動作を確実に防止することができ、信頼性に優れる。特に、形態1,2の構造に比べて、ピストンシリンダ16を直接停止させることで、より確実性は高くなっている。
【0029】
なお、規制部材は、ピストンシリンダの後退を規制できる位置にあれば、図13に示すように後端を二段に折曲するロックバー50としたり、或いは単純な棒状体としたり等の設計変更ができ、また、切替プレート27は中間軸5に設けたコイルバネ24によって付勢する構造に限らず、同図のようにインナーハウジング4に前方へ向けて第1ガイドピン51と第2ガイドピン52とを突設し、前板28に設けたスリーブ53を第1ガイドピン51に外装させると共に、第2ガイドピン52を後板29に貫通させて、第2ガイドピン52に外装したコイルバネ54によって後方へ付勢する構造とすることもできる。
【0030】
そして、この形態3も、スワッシュベアリングを用いた回転−往復動の変換機構に限らず、ツールホルダの後方で直交状に軸支したクランクシャフトの偏心ピンとピストン部材とをコネクティングロッドで連結したクランク機構においても採用できる。すなわち、動作モードの切替部材に、ドリルモードでコネクティングロッドの運動範囲内に位置するロック部材を設ければ、同様にピストン部材の往復動を阻止して打撃動作の発生が防止可能となるのである。
【0031】
【発明の効果】
発明によれば、前記ロック機構の採用により、ドリルモードでの打撃動作を確実に防止することができ、信頼性に優れる。
特に、請求項1,2に記載の発明によれば、上記効果に加えて、ロック機構が簡単に形成可能となり、請求項3に記載の発明によれば、規制部材がピストン部材と直接当接して停止させるため、ドリルモードでの打撃防止がより確実に実行可能となる
【図面の簡単な説明】
【図1】形態1のハンマードリルの一部縦断面図である。
【図2】クラッチ部分の拡大図である。
【図3】ロックプレート部分の拡大断面図である。
【図4】(A)クラッチ及び切替レバーの動作説明図である(ドリルモード)。
(B)クラッチ及び切替レバーの動作説明図である(ハンマードリルモード)。
【図5】(A)クラッチ及び切替レバーの動作説明図である(ニュートラル)。
(B)クラッチ及び切替レバーの動作説明図である(ハンマーモード)。
【図6】形態2のハンマードリルにおけるクラッチ部分の拡大図である。
【図7】(A)クラッチ及び切替レバーの動作説明図である(ドリルモード)。
(B)クラッチ及び切替レバーの動作説明図である(ハンマードリルモード)。
【図8】(A)クラッチ及び切替レバーの動作説明図である(ニュートラル)。
(B)クラッチ及び切替レバーの動作説明図である(ハンマーモード)。
【図9】形態3のハンマードリルにおけるクラッチ及び切替レバーの動作説明図である(ドリルモード)。
【図10】クラッチ及び切替レバーの動作説明図である(ハンマードリルモード)。
【図11】クラッチ及び切替レバーの動作説明図である(ニュートラル)。
【図12】クラッチ及び切替レバーの動作説明図である(ハンマーモード)。
【図13】形態3の変更例のクラッチ部分の斜視図である。
【符号の説明】
1・・ハンマードリル、2・・ハウジング、4・・インナーハウジング、5・・中間軸、8・・ツールホルダ、10・・ビット、11・・インパクトボルト、13・・ボススリーブ、14・・スワッシュベアリング、15・・連結アーム、16・・ピストンシリンダ、18・・ストライカ、19・・クラッチ、27・・切替プレート、31・・切替レバー、35・・ロックプレート、41・・ロックスリーブ、48・・ロックバー。

Claims (3)

  1. ハウジング内に、モータの回転が伝達される中間軸と、その中間軸へ一体回転且つ軸方向へスライド可能に外装されたクラッチと、そのクラッチの前方で前記中間軸へ別体回転可能に設けられたギヤと、前記クラッチの後方で前記中間軸へ別体回転可能に設けられたスリーブ体と、前記ギヤの回転によりビットを回転させる回転機構と、前記スリーブ体の回転により前記ビット後方のピストン部材を往復動させる変換機構と、前記ピストン部材にストライカを連動させて前記ビットを打撃させる打撃機構と、前記クラッチをスライドさせて前記ギヤ及び/又はスリーブ体と係脱させる切替部材を設けて、前記ハウジング外部からの前記切替部材の操作により、前記ビットに回転のみ伝達させるドリルモードと、前記ビットに回転と打撃とを伝達させるハンマードリルモードと、前記ビットに打撃のみ伝達させるハンマーモードとの3つの動作モードを選択可能とする一方
    前記切替部材の操作に連動し、前記ドリルモードでのみ前記ピストン部材の運動を規制可能なロック機構を設けたハンマードリルであって、
    前記ロック機構を、前記クラッチとの間で前記スリーブ体へ一体回転可能且つ軸方向へスライド可能に外装されるロックプレートと、そのロックプレートを前記クラッチ側に付勢する付勢手段と、前記ハウジング内に固定され、前記クラッチの前記スリーブ体からの離反に伴って前記付勢手段により前記クラッチ側へスライドする前記ロックプレートが係合し、前記クラッチの前記スリーブ体への係合に伴って前記クラッチとの当接により前記スリーブ体側へスライドした前記ロックプレートとの係合が解除されるストッパとしたことを特徴とするハンマードリル。
  2. ハウジング内に、モータの回転が伝達される中間軸と、その中間軸へ一体回転且つ軸方向へスライド可能に外装されたクラッチと、そのクラッチの前方で前記中間軸へ別体回転可能に設けられたギヤと、前記クラッチの後方で前記中間軸へ別体回転可能に設けられたスリーブ体と、前記ギヤの回転によりビットを回転させる回転機構と、前記スリーブ体の回転により前記ビット後方のピストン部材を往復動させる変換機構と、前記ピストン部材にストライカを連動させて前記ビットを打撃させる打撃機構と、前記クラッチをスライドさせて前記ギヤ及び/又はスリーブ体と係脱させる切替部材を設けて、前記ハウジング外部からの前記切替部材の操作により、前記ビットに回転のみ伝達させるドリルモードと、前記ビットに回転と打撃とを伝達させるハンマードリルモードと、前記ビットに打撃のみ伝達させるハンマーモードとの3つの動作モードを選択可能とする一方
    前記切替部材の操作に連動し、前記ドリルモードでのみ前記ピストン部材の運動を規制可能なロック機構を設けたハンマードリルであって、
    前記ロック機構を、前記スリーブ体における前記クラッチの連結側へ一体回転可能に設けられ、被係合部を形成したロック部材と、前記切替部材に設けられ、前記切替部材のドリルモードの位置で前記ロック部材の被係合部と係合し、前記切替部材の前記ドリルモード以外の位置では前記被係合部との係合が解除される係合部材としたことを特徴とするハンマードリル。
  3. ハウジング内に、モータの回転を伝達してビットを回転させる回転機構と、前記モータの回転が伝達される中間軸の回転を前記ビット後方のピストン部材の往復動に変換する変換機構と、前記ピストン部材にストライカを連動させて前記ビットを打撃させる打撃機構とを備えると共に、前記モータから前記変換機構への回転伝達を任意に遮断可能な切替部材を設けて、前記ハウジング外部からの前記切替部材の操作により、前記ビットに回転のみ伝達させるドリルモードと、前記ビットに回転と打撃とを伝達させるハンマードリルモードとの少なくとも2つの動作モードを選択可能とする一方、
    前記切替部材の操作に連動し、前記ドリルモードでのみ前記ピストン部材の運動を規制可能なロック機構を設けたハンマードリルであって、
    前記ロック機構を、前記切替部材へ一体に設けられ、前記ドリルモードの位置で前記ピストン部材の運動範囲内に位置して前記ピストン部材の運動を直接規制し、前記ドリルモ ード以外の位置では前記ピストン部材の運動範囲から待避する規制部材としたことを特徴とするハンマードリル。
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