JP6995591B2 - インパクト工具 - Google Patents
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Description
メインハンマの後方でスピンドルに遊挿されて前方が開口し、メインハンマに後方から外装される有底筒状で、スピンドルの軸方向での前後移動が規制されてメインハンマへ回転方向で一体に結合されるサブハンマと、
メインハンマとサブハンマとを前後方向で一体に結合可能な結合手段と、
サブハンマに外装され、サブハンマと結合して一体回転する後退位置と、後退位置よりも前方でサブハンマとの結合が解除される第1の前進位置と、第1の前進位置よりも前方で結合手段によりメインハンマとサブハンマとを結合させる第2の前進位置と、の間で前後方向へスライド可能なウエイトリングと、
ウエイトリングのスライド位置を切替操作可能な切替部材と、を含み、
切替部材の切替操作により、ウエイトリングの第1の前進位置では、メインハンマとサブハンマとが一体回転してアンビルが打撃される第1の打撃モードが、ウエイトリングの後退位置では、メインハンマとサブハンマとウエイトリングとが一体回転してアンビルが打撃される第2の打撃モードが、ウエイトリングの第2の前進位置では、メインハンマの前後移動を規制してアンビルと一体回転させるドリルモードがそれぞれ選択可能であることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1の構成において、結合手段は、メインハンマの外周面で周方向に形成されるリング状の嵌合溝と、サブハンマの周壁を半径方向に貫通する円形孔と、円形孔に嵌合して半径方向に移動可能なボールとを含んでなり、
ウエイトリングは、第2の前進位置ではボールを周壁の軸心側へ押圧して円形孔と嵌合溝とに跨がって嵌合させ、後退位置及び第1の前進位置ではボールの押圧を解除することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2の構成において、モータの回転数を複数段階に切り替え可能であることを特徴とする。
図1は、インパクト工具及び回転工具の一例であるインパクトドライバ1の側面図、図2は平面図、図3は本体ハウジング部分の中央縦断面図である。
このインパクトドライバ1は、左右の半割ハウジング3,3を複数のネジ3a,3a・・によって組み付けて形成される本体ハウジング2を有し、本体ハウジング2内に、後方からモータ4、遊星歯車減速機構5、スピンドル6がそれぞれ収容されている。また、本体ハウジング2の前部には、スピンドル6と共に打撃機構8を収容した筒状のインナーハウジング7が組み付けられて、スピンドル6の前方同軸上に配置された出力軸としてのアンビル9が、インナーハウジング7及びその前端に固定される前ハウジング10に軸支されて前方へ突出している。前ハウジング10内には、震動機構11が収容されている。前ハウジング10の前端には、ゴム製リング状のバンパ12が嵌着されている。
ハンドル13の下端には、電源となるバッテリーパック19を前方からスライド装着させるバッテリー装着部18が形成されて、バッテリー装着部18内には、装着されたバッテリーパック19と電気的に接続される端子台と、モータ4を制御するマイコンやスイッチング素子等を搭載した制御回路基板からなるコントローラと(何れも図示略)が収容されている。
一方、回転軸26の後端には、遠心ファン34が取り付けられてその後方に軸受35が組み付けられて、遠心ファン34の径方向外側で本体ハウジング2の側面には、複数の排気口36,36・・が形成されている。排気口36の前方でセンサ回路基板30の径方向外側から後方へかけて本体ハウジング2の側面には、複数の吸気口37,37・・が形成されている。
遊星歯車減速機構5は、モータ4の前方でギヤハウジング31内に収容されて、図4にも示すように、第1インターナルギヤ41内で遊星運動する一段目の遊星歯車42,42・・を保持する第1キャリア40と、第2インターナルギヤ44内で遊星運動する二段目の遊星歯車45,45・・を保持する第2キャリア43とを備え、ギヤハウジング31内に突出する回転軸26のピニオン33に一段目の遊星歯車42を噛合させている。また、第2キャリア43は、スピンドル6の後端へ一体に形成されて、ギヤハウジング31内に設けた保持リング46に保持される軸受47に軸支されている。
このスパーギヤ51は、遊星歯車45,45・・を支持する支持ピン52,52・・に貫通されて第2キャリア43と遊星歯車45,45・・との間に位置する別体のギヤで、第2キャリア43の外径は、歯先を含むスパーギヤ51の外径よりも小径となっている。
よって、スライドボタン56の前後へのスライド操作により、スライドリング53を介して第2インターナルギヤ44の位置を前後へ切替可能となる変速機構が形成される。すなわち、第2インターナルギヤ44の前進位置では、第2インターナルギヤ44がスパーギヤ51と一体回転することで遊星歯車45,45・・の遊星運動をキャンセルした高速モード(2速)となり、第2インターナルギヤ44の後退位置では、第2インターナルギヤ44が固定されて遊星歯車45,45・・を遊星運動させる低速モード(1速)となる。
打撃機構8は、アンビル9の後端に設けた一対のアーム(図示略)にハンマ60を係脱させる構造であるが、ここでのハンマ60は、スピンドル6の前端に外装され、アームに係合する一対の爪61,61を前面に突設した筒状のメインハンマ60Aと、そのメインハンマ60Aの後方でスピンドル6に同軸で遊挿されて前方が開口する有底筒状で、メインハンマ60Aに後方から外装されるサブハンマ60Bとに分割されている。メインハンマ60Aとサブハンマ60Bの周壁とを合わせた径は従前のハンマの外径と等しくなっている。
まず、メインハンマ60Aは、その内周面に前端から後方へ向けて凹設されて後端が先細りとなる図示しない山形溝と、スピンドル6の外周面で先端を前方に向けて凹設されたV字溝62,62とに跨って嵌合するボール63,63を介してスピンドル6と連結されている。
さらに、メインハンマ60Aの外周面で後端際には、周方向にリング状の嵌合溝71が凹設される一方、サブハンマ60Bの周壁において、案内溝68の後端位置で案内溝68,68の間には、半径方向に貫通する複数の円形孔72,72・・が形成されて、その円形孔72にボール73がそれぞれ嵌合している。加えて、サブハンマ60Bの後端外周には、前方へ向けた山形状となる後突起74,74・・が、周方向に等間隔をおいて複数突設されている。
インナーハウジング7には、ガイドホルダ88が貫通し、貫通孔83の前端に対応する前後位置で周方向に形成される前側溝91と、貫通孔83の中間に対応する前後位置で周方向に形成される中間溝92と、貫通孔83の後端に対応する前後位置で周方向に形成される後側溝93と、前側溝91と中間溝92との間及び中間溝92と後側溝93との間をそれぞれ連通させる傾斜溝94,94とからなるガイド溝90が形成されている。ガイドホルダ88には、インナーハウジング7の軸心側からガイド溝90を介してガイドピン95が差し込まれて、ガイドピン95の頭部をウエイトリング75の凹溝78に嵌合させている。
さらに、前ハウジング10から突出するアンビル9の前端には、ビットの装着孔102が形成されると共に、装着孔102に挿入されたビットを抜け止め装着するために、アンビル9に設けたボールを後退位置で装着孔102内へ押圧するスリーブ103等を備えたチャック機構が設けられている。
震動機構11は、インナーハウジング7の前筒100と、その前筒100に外装される前ハウジング10との内側に収容される。まず前ハウジング10内でアンビル9には、図6にも示すように、後面にカム面105を形成した第1カム104が一体に固着されて、前ハウジング10内で軸受106に軸支されている。第1カム104及び軸受106の前方には、止め輪107が設けられている。
また、第1カム104の後方でアンビル9には、前面にカム面109を形成した第2カム108が回転可能に外装されている。この第2カム108は、インナーハウジング7の前面でリング状の受け金110に沿って収容された複数のボール111,111・・によって後面が保持されて、常態ではカム面109を第1カム104のカム面105と係合させている。第2カム108の外周には、半径方向へ突出する複数の突起112,112・・が、周方向へ等間隔をおいて形成されている。また、第2カム108の外周と軸受106との間には、スプリングワッシャー113及びスペーサ114が介在されている。
モード切替リング80の内周面には、各連係板119の係合突起121が嵌合する図示しない案内溝が形成されて、モード切替リング80の回転操作に伴い、連係板119,119が前進して震動切替リング115を前進位置に移動させる第1の位置と、連係板119,119が後退して震動切替リング115を後退位置に移動させる第2の位置とが選択可能となっている。
以上の如く構成されたインパクトドライバ1において、モード切替リング80及び連係スリーブ79の回転位置(切替位置)と各動作モードとについて説明する。
(1)パワーインパクトモード
まず、図7(A)に示すように、モード切替リング80を前方から見て最も右側へ回転させた第1位置(モード切替リング80の表示Pが本体ハウジング2の上面に設けた矢印125の前方に位置する切替位置)では、連係スリーブ79と回転方向で一体のガイドホルダ88も右回転方向へ移動し、ガイド溝90内を移動して後側溝93に達する。よって、同図(B)に示すように、ガイドホルダ88は貫通孔83の後端に位置する。すると、ガイドピン95を介してガイドホルダ88に連結されるウエイトリング75は、前突起76をサブハンマ60Bの後突起74に噛合させて逃がし溝77をボール73,73・・の外側に位置させる結合位置へ後退する。この結合位置で各ボール73は、サブハンマ60Bの内周面に没入してメインハンマ60Aの嵌合溝71から離間する解除位置へ移動することができる。よって、メインハンマ60Aの後退を許容すると共に、サブハンマ60Bをウエイトリング75と共にメインハンマ60Aと一体回転させるパワーインパクトモード(第2の打撃モード、第2の回転モード)となる。
そして、メインハンマ60Aの爪61,61がアームから外れると、メインハンマ60Aはコイルバネ64の付勢により、ボール63,63がV字溝62,62の先端に向けて転動することで回転しながら前進する。よって、メインハンマ60Aの爪61,61が再びアームに係合して回転方向の打撃力(インパクト)を発生させる。このアンビル9への係脱を繰り返すことでさらなる締め付けが行われる。
ここで高い回転数が選択されると、ハンマ60による慣性力も大きくなるため、このインパクトドライバ1では、ハンマ60による慣性力の電気的な変更と機械的な変更とが共にできることになる。
次に、図8(A)に示すように、モード切替リング80を第1位置から所定角度左回転させた第2位置(モード切替リング80の表示M1が矢印125の前方に位置する切替位置)では、ガイドホルダ88も左回転方向へ移動し、ガイド溝90内を移動して傾斜溝94から中間溝92に達する。よって、同図(B)に示すように、ガイドホルダ88は貫通孔83の略中間に位置する。すると、ガイドピン95を介してガイドホルダ88に連結されるウエイトリング75は、前突起76をサブハンマ60Bの後突起74から離間させる非結合位置へ前進する。但し、逃がし溝77をボール73の外側に位置させる状態は変わらないため、ボール73は、サブハンマ60Bの内周面に没入してメインハンマ60Aの嵌合溝71から離間する解除位置へ移動することができる。よって、メインハンマ60Aの後退を許容すると共に、サブハンマ60Bのみをメインハンマ60Aと一体回転させるインパクトモード(第1の打撃モード、第1の回転モード)となる。
そして、メインハンマ60Aの爪がアームから外れると、メインハンマ60Aはコイルバネ64の付勢により、ボール63がV字溝62の先端に向けて転動することで回転しながら前進する。よって、メインハンマ60Aの爪61が再びアームに係合して打撃力(インパクト)を発生させる。このアンビル9への係脱を繰り返すことでさらなる締め付けが行われる。
次に、モード切替リング80を第2位置から所定角度左回転させた第3位置(モード切替リング80の表示M2が矢印125の前方に位置する切替位置)では、ガイドホルダ88も周方向で左回転方向へ移動し、ガイド溝90内を移動して前側溝91に達する。よって、ガイドホルダ88は、図9(B)に示すドリルモードと同様に貫通孔83の前端に位置する。すると、ウエイトリング75は前進し、同図(A)に示すドリルモードと同様に、逃がし溝77の後方でボール73を軸心側へ押圧してメインハンマ60Aの嵌合溝71に嵌合させる連結位置に固定される。このため、メインハンマ60Aとサブハンマ60Bとが前後方向で連結されてメインハンマ60Aの後退が規制される。
一方、連係スリーブ79の第1突条85は、インパクトモードと同様にまだ受け突起122の後方に位置しているため、スライドボタン56の後退は規制され、常に高速モードとなる。また、接触子87は、マイクロスイッチ123Aのプランジャ124Aのみを押圧しているため、クラッチは作動しない。
そして、アンビル9のトルクが高まっても、メインハンマ60Aはボール73によって後退が規制されるため、メインハンマ60Aはアンビル9に対して係脱動作を行わない。よって、インパクトは発生せず、アンビル9はスピンドル6と一体回転することになる。
次に、図9に示すように、モード切替リング80を第4位置から所定角度左回転させた第5位置(モード切替リング80の表示M3が矢印125の前方に位置する切替位置)では、ガイドホルダ88も周方向で左回転方向へ移動するが、そのまま前側溝91内に位置するため、ガイドホルダ88が貫通孔83の前端に位置する状態は変わらない。これにより、ウエイトリング75は前進位置にあってボール73もメインハンマ60Aの嵌合溝71に嵌合する連結位置に固定される。よって、メインハンマ60Aとサブハンマ60Bとを前後方向で連結してメインハンマ60Aの後退を規制するドリルモードとなる。
一方、連係スリーブ79の第1突条85は、スライドボタン56から左側へ離れ、第2突条86も端部を受け突起122よりも後方に位置させているため、スライドボタン56の後退が可能となる。よって、高低何れのモードも選択できる。
そして、アンビル9のトルクが高まっても、メインハンマ60Aはボール73によって後退が規制されるため、メインハンマ60Aはアンビル9に対して係脱動作を行わない。よって、インパクトは発生せず、アンビル9はスピンドル6と一体回転することになる。
次に、モード切替リング80を第4位置から所定角度左回転させた第5位置(モード切替リング80の表示M4が矢印125の前方に位置する切替位置)では、ガイドホルダ88も周方向で左回転方向へ移動するが、そのまま前側溝91内に位置するため、ガイドホルダ88が貫通孔83の前端に位置する状態は変わらない。よって、ウエイトリング75は前進位置にあってボール73もメインハンマ60Aの嵌合溝71に嵌合する連結位置に固定され、メインハンマ60Aとサブハンマ60Bとを前後方向で連結してメインハンマ60Aの後退を規制する。
このとき、連係板119,119は後退位置にあって震動切替リング115を後退させて第2カム108の回転をフリーとする。但し、接触子87は、マイクロスイッチ123Bのプランジャ124Bのみを押圧しているため、クラッチモードとなる。
一方、第1、第2突条85,86はスライドボタン56から左側へ離れているため、スライドボタン56の前後何れへのスライド操作が可能となる。
そして、アンビル9のトルクが高まってトルクセンサで検出されるトルク値が設定したトルク値に達すると、コントローラによりモータ4に制動がかけられてスピンドル6からアンビル9へのトルク伝達が遮断されることになる。
また、メインハンマ60Aとサブハンマ60Bとを前後方向で一体に結合可能な結合手段(嵌合溝71、円形孔72、ボール73)を備え、結合手段によるメインハンマ60Aとサブハンマ60Bとの結合により、メインハンマ60Aの前後移動を規制してアンビル9と一体回転させるドリルモードを選択可能としているので、選択できる動作モードが増加して使い勝手がより向上する。
特にここでは、モータ4の回転数を複数段階(ここでは4段階)に切り替え可能であるため、打撃力及び慣性力をより細かく設定できる。
また、上記形態では、ウエイトリングをサブハンマに対して結合/非結合可能としているが、ウエイトリングをメインハンマに対して結合/非結合可能としてもよい。よって、ハンマはメインハンマとサブハンマとに分割される構造に限らず、1つのハンマのみを備えたインパクト工具であっても慣性力増加部材の追加は可能である。
さらに、インナーハウジングとサブハンマとの間や、インナーハウジングとウエイトリングとの間に、摩擦を低減するための手段を付与してもよい。この摩擦低減手段としては、両者の間にベアリング(メタルやニードルベアリング等)を介在させたり、低摩擦材を介在させたり、インナーハウジングの内面及び/又はサブハンマの外面、インナーハウジングの内面及び/又はウエイトリングの外面に低摩擦材料をコーティングしたりすることが考えられる。
Claims (3)
- モータと、
前記モータの駆動により回転し、前後方向に延びるスピンドルと、
前記スピンドルと同軸上に配置されて前方へ突出するアンビルと、
前記スピンドルに外装され、前記アンビルの軸方向に前後移動して前記アンビルに係脱することで前記アンビルを回転方向に打撃する筒状のメインハンマと、
前記メインハンマの後方で前記スピンドルに遊挿されて前方が開口し、前記メインハンマに後方から外装される有底筒状で、前記スピンドルの軸方向での前後移動が規制されて前記メインハンマへ回転方向で一体に結合されるサブハンマと、
前記メインハンマと前記サブハンマとを前後方向で一体に結合可能な結合手段と、
前記サブハンマに外装され、前記サブハンマと結合して一体回転する後退位置と、前記後退位置よりも前方で前記サブハンマとの結合が解除される第1の前進位置と、前記第1の前進位置よりも前方で前記結合手段により前記メインハンマと前記サブハンマとを結合させる第2の前進位置と、の間で前後方向へスライド可能なウエイトリングと、
前記ウエイトリングのスライド位置を切替操作可能な切替部材と、を含み、
前記切替部材の切替操作により、
前記ウエイトリングの前記第1の前進位置では、前記メインハンマと前記サブハンマとが一体回転して前記アンビルが打撃される第1の打撃モードが、前記ウエイトリングの前記後退位置では、前記メインハンマと前記サブハンマと前記ウエイトリングとが一体回転して前記アンビルが打撃される第2の打撃モードが、前記ウエイトリングの前記第2の前進位置では、前記メインハンマの前後移動を規制して前記アンビルと一体回転させるドリルモードがそれぞれ選択可能であることを特徴とするインパクト工具。 - 前記結合手段は、前記メインハンマの外周面で周方向に形成されるリング状の嵌合溝と、前記サブハンマの周壁を半径方向に貫通する円形孔と、前記円形孔に嵌合して前記半径方向に移動可能なボールとを含んでなり、
前記ウエイトリングは、前記第2の前進位置では前記ボールを前記周壁の軸心側へ押圧して前記円形孔と前記嵌合溝とに跨がって嵌合させ、前記後退位置及び前記第1の前進位置では前記ボールの押圧を解除することを特徴とする請求項1に記載のインパクト工具。 - 前記モータの回転数を複数段階に切り替え可能であることを特徴とする請求項1又は2に記載のインパクト工具。
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