JPH071355A - トルク感応型可変クラッチ付回転工具 - Google Patents

トルク感応型可変クラッチ付回転工具

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Publication number
JPH071355A
JPH071355A JP5144941A JP14494193A JPH071355A JP H071355 A JPH071355 A JP H071355A JP 5144941 A JP5144941 A JP 5144941A JP 14494193 A JP14494193 A JP 14494193A JP H071355 A JPH071355 A JP H071355A
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JP
Japan
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torque
motor
trigger
impact
clutch
Prior art date
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Application number
JP5144941A
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English (en)
Inventor
Michio Okumura
道男 奥村
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Makita Corp
Original Assignee
Makita Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 トルク感応型可変クラッチが組み込まれたイ
ンパクト式回転工具において、インパクト状態とノンイ
ンパクト状態とにおいてそれぞれ得られる出力トルクの
不連続領域を狭める。 【構成】 モータ74の出力軸75とこのモータ74に
より回転する主軸91との間に介装されて、両軸75,
91間に設定値以上のトルクが作用すると両軸75,9
1間をトルク伝達不能状態とし、かつ前記設定値を変更
可能なトルク感応型可変クラッチと、このトルク感応型
可変クラッチが前記トルク伝達不能状態となった時に前
記モータ74への動力の供給を停止させる自動停止機構
と、前記主軸91と回転について連結されたハンマー9
3をアンビル94の回転方向に間欠的に衝突させること
によってこのアンビル94を回転させるインパクト機構
と、前記モータ74の起動停止操作をするためのトリガ
21の操作量に応じて前記モータ74の回転数を変更可
能な変速機構とを備えた構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ねじ締め作業に用いら
れるスクリュードライバあるいはインパクトレンチ等の
回転工具であって、主軸とモータの出力軸との間に設定
値以上のトルクが作用すると両軸間がトルク伝達不能状
態となり、この状態となる前記設定値を変更可能なトル
ク感応型可変クラッチを備えた回転工具に関する。な
お、ここでいうねじ類とは螺合して締め付けるものを総
称するものであり、狭義のねじのみならずボルトやナッ
ト類をも含むものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の回転工具において、主軸
に設定値以上のトルクが負荷された場合にクラッチを遮
断するとともにモータを停止させる機構には、例えばリ
レー等を用いた電気的構成によるもの、あるいはより簡
便な構成で足りる機械的構成によるものがあり、この機
械的構成によるものには本出願人の出願に係る特願平5
−78884号において開示したインパクト式回転工具
があった。
【0003】この回転工具は、トルク伝達不能状態とな
る設定値を変更可能なトルク感応型可変クラッチと、こ
れがトルク伝達不能状態となった時にモータ用のスイッ
チをオフ側に切り換える自動停止機構とを備えており、
これによれば主軸に設定値以上のトルクが負荷されると
主軸とモータの出力軸との間がトルク伝達不能状態にな
るとともに、モータが自動的にオフされるので締付け力
の管理精度に優れた回転工具とすることができた。
【0004】また、このインパクト式回転工具はインパ
クト機能を停止させてノンインパクト状態とするための
打撃停止機構を備えているため、この回転工具を単なる
スクリュードライバとして用いることも可能であり、こ
れによれば一台の工具で例えば高張力ボルトをインパク
トして強固に締め付けたり、さらには小ねじ類をノンイ
ンパクトで適正に締め付けたりといったように、様々な
態様でかつ締付けトルクを精度よく管理した状態でねじ
類の締付けを行うことができた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記回
転工具にあってもさらに改良すべき点があった。すなわ
ち、この回転工具にあっては主軸の回転速度は一定であ
ったため、ねじ締め開始時だけを低速度で回転させて正
確な位置にねじ締めを行うといった操作をすることがで
きなかった。また、打撃停止機構を切り換えてこの回転
工具をインパクトレンチまたはスクリュードライバとし
て使い分けるにあたり、それぞれの態様において出力さ
れる締付け力の幅は主軸の回転速度が一定であったため
比較的狭い範囲に限定されることとなり、このため両態
様における出力トルクには大きな差が発生していた。
【0006】そこで、本発明は、主軸の回転速度を可変
とすることによりネジ締め開始時にはドライバビットあ
るいはソケットビットを低速度で回転させて正確なねじ
締めを可能とし、さらにはインパクト式回転工具として
用いる場合にはより低いレベルの締付け力を出力可能で
ある一方、スクリュードライバとして用いる場合にはよ
り高いレベルの締付け力を出力可能として、両態様にお
ける締付けトルクの不連続領域を狭めていずれの態様で
用いる場合であってもより幅広い範囲のねじ締めトルク
を出力することのできるトルク感応型可変クラッチ付回
転工具を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】このために、請求項1記
載の発明では、モータの出力軸とこのモータにより回転
する主軸との間に介装されて、両軸間に設定値以上のト
ルクが作用すると両軸間をトルク伝達不能状態とし、か
つ前記設定値を変更可能なトルク感応型可変クラッチ
と、このトルク感応型可変クラッチが前記トルク伝達不
能状態となった時に前記モータへの動力の供給を停止さ
せる自動停止機構と、前記モータの起動停止操作をする
ためのトリガの操作量に応じて前記モータの回転数を変
更可能な変速機構とを備えたことを特徴とするトルク感
応型可変クラッチ付回転工具を創出した。
【0008】また、請求項2記載の発明では、モータの
出力軸とこのモータにより回転する主軸との間に介装さ
れて、両軸間に設定値以上のトルクが作用すると両軸間
をトルク伝達不能状態とし、かつ前記設定値を変更可能
なトルク感応型可変クラッチと、このトルク感応型可変
クラッチが前記トルク伝達不能状態となった時に前記モ
ータへの動力の供給を停止させる自動停止機構と、前記
主軸と回転について連結されたハンマーをアンビルの回
転方向に間欠的に衝突させることによってこのアンビル
を回転させるインパクト機構と、前記モータの起動停止
操作をするためのトリガの操作量に応じて前記モータの
回転数を変更可能な変速機構とを備えたことを特徴とす
るトルク感応型可変クラッチ付回転工具を創出した。
【0009】
【作用】請求項1記載の構成によれば、トリガの操作量
に応じてモータの回転数を調整することができる。すな
わち、トリガを操作し始めると、先ずモータが低速度で
起動する。そして、徐々にトリガの操作量を大きくして
いくとこれに伴ってモータの回転数が徐々に高まってい
く。従って、ねじ締め開始時においては、トリガをわず
かな量だけ操作してドライバビットあるいはソケットビ
ットをゆっくりと回転させることによりねじ類を所定の
位置に正確に位置合わせした状態で締め込みが開始さ
れ、徐々にトリガの操作量を大きくして回転速度を高め
ていくことによりねじ締めを迅速かつ高いトルクで行う
ことができる。
【0010】また、請求項2記載の構成によれば、打撃
停止機構をインパクト側に切り換えて回転工具をインパ
クト式回転工具として用いる場合において、トリガの操
作量を少なくすれば主軸は低速度で回転されるので出力
される締付け力は低いレベルとなる。トリガの操作量を
徐々に大きくしていけば主軸の回転数はこれに伴って高
くなり、従って出力される締付け力も徐々に高くなる。
【0011】一方、打撃停止機構をノンインパクト側に
切り換えて回転工具を単なるスクリュードライバとして
用いる場合において、トリガの操作量を上記したように
少なくすることによりねじ締め開始時にねじ類をゆっく
りと回転させることができ、これによりねじ類を所定の
位置に正確に位置合わせしつつ締込むことができる。そ
して、徐々にトリガの操作量を大きくするとこれに伴っ
て主軸の回転数も徐々に高まり、従ってねじ類は高い締
付けトルクで迅速に締め込まれる。
【0012】このように、インパクト式回転工具として
用いる場合において主軸を低速度で回転させればより低
い締付けトルクを出力可能である一方、単なるスクリュ
ードライバとして用いる場合においては、主軸を高速度
で回転させることにより高い締付けトルクを出力するこ
とができる。しかも、いずれの態様にあってもねじ締め
開始時においてトリガの操作量を少なくすることにより
ねじ類をゆっくり回転させることができるので、このね
じ類を所定の位置に正確に位置合わせつつねじ締め作業
を行うことができる。
【0013】
【実施例】次に、本発明の実施例を図1〜図5に基づい
て具体的に説明する。図1は、本例のトルク感応型可変
クラッチ付回転工具であってコードレスタイプの回転工
具72を示している。この回転工具72の全体はバッテ
リ70を収容するハンドルハウジング71と上部ハウジ
ング73が一体成形されたハウジング中に収容されてい
る。上部ハウジング73の先端側(図示左端側)には、
打撃停止機構を含むインパクト機構を収容するインパク
トケース120が回転可能に装着されている。このイン
パクト機構については最後に説明する。
【0014】さて、上部ハウジング73の後部には工具
駆動用の電動モータ74が収容されている。電動モータ
74の出力軸75には第1ギヤ76が固定されている。
第1ギヤ76には第2ギヤ47が噛合っている。第1ギ
ヤ76と第2ギヤ47によって減速機構が構成されてい
る。第2ギヤ47は中間軸44のまわりに回転可能に支
持されている。
【0015】中間軸44は軸受け45と軸受け102で
回転可能に支承されており、図示左側端部の外周にギヤ
歯44b、その右側に拡径部44c、さらにその右側に
延長部44aが形成されている。拡径部44cには直径
方向に貫通孔50が形成されている。この貫通孔50は
中間軸44の軸方向に長孔に形成されている。また延長
部44aの図示右側端面からは、軸心に沿って上記貫通
孔50に達する貫通孔44dが形成されている。前記第
2ギヤ47は、この延長部44aのまわりに回転可能に
支持されている。
【0016】第2ギヤ47の図示左端面には直径方向に
2箇所に有底の凹部49,49が形成されている。ここ
にスチールボール48,48が嵌まり込む。中間軸44
の拡径部44cには、中央に貫通孔が形成された皿状の
ディスク51が軸方向に移動可能に装着されている。こ
のディスク51には、図2〜図4に示すように直径方向
に2箇所の切欠き53,53が形成され、ここにピン5
2の両端が固定されている。このピン52は上記貫通孔
50を貫通して取付けられている。
【0017】ディスク51が中間軸44の軸方向に動く
と、ピン52が貫通孔50中で軸方向に動く。図3に示
すように、ピン52がスチールボール48の側方に位置
した状態ではピン52が貫通孔50の図示右側に位置し
ている。一方、図4に示すようにピン52がスチールボ
ール48,48を乗り越えるときにはピン52が図示左
方に移動してピン52が貫通孔50の左側に移動する。
図3に示すように、ピン52がスチールボール48の側
方に位置している状態で第2ギヤ47が回転するとピン
52も回転し、この結果中間軸44も回転する。一方、
図4に示すようにスチールボール48がピン52を左方
に押し出すと、ピン52は回転しない。すなわち第2ギ
ヤ47が回転してもピン52や中間軸44は回転しない
状態となる。このように、スチールボール48とピン5
2を主体として、第2ギヤ47と中間軸44をトルク伝
達可能状態としたり、トルク伝達不能状態とするトルク
感応型クラッチ(以下単に「クラッチ」という)CLが
構成されている。
【0018】図1に良く示されているように、上部ハウ
ジング73の略中央下部には、先端にトルク調整ノブ8
2が取付けられたシャフト83がその軸回りに回転可能
に支持されている。シャフト83の図示上端には偏心カ
ム84が固定されている。この偏心カム84の近傍には
スライダ85が配置されており、スライダ85は図1の
左右方向にスライド可能となっている。図2〜4に良く
示されているように、スライダ85の垂直片85aには
中心に貫通孔が設けられた円板54が固定されている。
円板54には、軸受け54bを介してばね受け54cが
周方向に回転可能な状態で重ね合わせられている。ばね
受け54cと前記ディスク51との間には圧縮コイルば
ね43が圧縮状態で取付けられている。圧縮コイルばね
43の内側には、これよりも自由長が短くてばね定数が
大きい圧縮コイルばね42が取付けられている。
【0019】図1は偏心カム84の図示右方への半径が
最小の状態を示しており、この状態ではばね受け54c
は最も左方に位置し、従って圧縮コイルばね43の圧縮
力が最も弱い。このため第2ギヤ47と中間軸44間に
弱いトルクが作用するだけでスチールボール48がピン
52を左方に押し出し、第2ギヤ47から中間軸44に
トルク伝達不能状態となる。ノブ82を回転させて偏心
カム84の図示右方への半径を大きくしてゆくと、これ
に伴ってばね受け54cは右方へ押され、このため圧縮
コイルばね43の押付け荷重が増大する。するとスチー
ルボール48がピン52によって図示左方に押し出され
てトルク伝達不能とするために必要なトルクが増大す
る。ノブ82がさらに回されてばね受け54cが短くて
強い圧縮コイルばね42を圧縮するようになると、ピン
52を右方に付勢しておく力がさらに強くなり、スチー
ルボール48とピン52で構成されているクラッチCL
が切断されるトルクは急激に増大する。そして偏心カム
84の図示右方向への半径が最大となるように調整され
ると、ばね受け54cは最も右側に位置する。この状態
になると、ばね受け54cと第2ギヤ47間にスチール
ボール48がピン52を左方に押し出すだけのスペース
がなくなり、ピン52がスチールボール48を乗り越え
ることができなくなる。すなわちピン52とスチールボ
ール48で構成されるクラッチCLが切断不能状態とな
る。
【0020】このようにノブ82と偏心カム84等によ
ってスチールボール48とピン52間が遊転を始めるの
に必要なトルク値、すなわちクラッチCLを切断するた
めの設定値を調整可能であり、さらにはクラッチCLの
切断を禁止する状態も実現可能であり、この設定値の調
整機構とクラッチCLとによってトルク感応型可変クラ
ッチが構成されている。なお、上記ノブ82の側面に
は、プッシュロッド81が圧縮コイルばね80に付勢さ
れて押し付けられており、これによりノブ82が不用意
に回転しないようになっている。
【0021】次に、モータ74の回転数を変更して主軸
91の回転数を任意に変更するための変速機構について
説明する。ハンドルハウジング71の前部には、工具7
2を使用する際に操作するトリガ21が支持されてお
り、このトリガ21は、その下端部の支持ピン21bを
中心にして前後方向(図示左右方向)へ一定の範囲で揺
動可能に支持されている。このトリガ21の後面(図示
右側面)には、突起21cが後方へ突出した状態で一体
形成されている。
【0022】このトリガ21の後方であって、ハンドル
ハウジング71の上部中央には、モータ74へ供給され
るバッテリ70の電圧を変化させるための変速スイッチ
22が配置されている。この変速スイッチ22は上面に
ノブ22aを備えている。このノブ22aは図示左右方
向に一定の範囲でスライドできるようになっており、図
示右方に移動するほど出力される電圧が高まる。
【0023】前記トリガ21の突起21cは、このノブ
22aの左側面に当接されており、このトリガ21の引
き操作によって上記変速スイッチ22のノブ22aが操
作される。図5には、トリガ21の操作量と変速スイッ
チ22が出力する電圧の変化との関係が示されている。
【0024】この図から明らかなように、トリガ21が
引き操作されることなく位置Aにある時にはノブ22a
は左端に位置している。この時、後述するようにモータ
74は当然ながらオフ状態にある。モータ74を起動さ
せるべくトリガ21を引き操作すると上記ノブ22aも
徐々に右方にスライドされる。トリガ21が位置Aから
位置Bの手前に至る間においては、ノブ22aはスライ
ドするものの変速スイッチ10から電力は出力されな
い。トリガ21が位置Bにまで引き操作されると始めて
最低電圧Eが出力される。以後、トリガ21を位置Cの
手前に至るまで引き操作していくと、その引き量の増大
に伴って変速スイッチ22から出力される電圧も徐々に
高くなり、従ってモータ74の回転数も高まっていく。
トリガ21が位置Cにまで引き操作されると、モータ7
4への出力電圧は電圧Fから急激に高まって最大電圧G
となり、従ってモータ74は最高回転数で回転する。さ
らに大きくトリガ21を引き操作しても出力電圧Gは変
わらない。なお、トリガ21の引き操作の途中において
トリガ21から指を離すと、このトリガ21はノブ22
aの付勢力によって図示左方に戻され、これに伴って出
力電圧ひいてはモータ74の回転数が低下する。このよ
うに、トリガ21の操作量に応じてモータ74の回転数
は任意に変更される。
【0025】次に、前記ピン52がスチールボール48
によって図示左方に押し出された時すなわちクラッチC
Lがトルク伝達不能状態となった時にモータ74を自動
的にオフにするための自動停止機構について説明する。
【0026】上記トリガ21の図示略上方にはマイクロ
スイッチ10が配置されている。このマイクロスイッチ
10の側方にあるボタン17(図2〜図4参照)が押し
込まれている限り、上記変速スイッチ22を経て供給さ
れるバッテリ70の電力がモータ74に通電される。ボ
タン17は飛出す側に付勢されている。図中11はマイ
クロスイッチ10のホルダであり、マイクロスイッチ1
0をハウジング73に固定するとともに、後記のセンサ
ピン16を案内するガイド孔15と、上記トリガ21の
上端21aを案内する溝20が形成されている。マイク
ロスイッチ10はビス12でホルダ11に固定されてい
る。
【0027】図2〜図4に示すように、マイクロスイッ
チ10には第1弾性片13が基部13aで固定されてい
る。第1弾性片13は略コ字状となっており、中間片1
3bにセンサピン16が取付けられている。このセンサ
ピン16は、前記した中間軸44の貫通孔44d内に挿
入されている。センサピン16にはつば65が設けられ
ており、つば65とホルダ11の一片11aとの間に圧
縮コイルばね66が挿入されている。これによりセンサ
ピン16はピン52に当接するように付勢されている。
第1弾性片13はまわりこんで片13cを形成してお
り、この片13cはボタン17に対向した状態に位置し
ている。
【0028】ホルダ11の支持ピン19には、第2弾性
片18が図示上下方向に揺動可能に取付けられている。
図2の状態はトリガ21が引き操作されていない状態を
示している。この状態では、トリガ21の上端21aは
溝20の左端位置にあるため第2弾性片18の先端18
eは下方位置にあり、従って第1弾性片13の先端13
dは図示上方に押されていないのでボタン17は飛び出
した状態となっている。これに対して、図3はトリガ2
1を半分程度引き操作した状態を示している。この状態
では、トリガ21の上端21aが第2弾性片18を介し
て第1弾性片13の先端13dをボタン17側に押して
このボタン17を押し込んだ状態となっており、従って
モータ74への通電が開始されている。
【0029】図4は、スチールボール48がピン52を
左方に押し出した時すなわちトルク伝達不能状態を示し
ており、センサピン16が左方に移動し、第1弾性片1
3の中間片13bが左方に引張られ、これにより第1弾
性片13の先端13dが第2弾性片18の先端18eか
ら離れている。このためボタン17が飛出してモータ7
4への通電が停止されている。なお、このときトリガ2
1の上端21aが図示右方に位置していることからも理
解されるように、トリガ21を引き操作していてもモー
タ74の通電は停止される。この状態となったあとトリ
ガ21を引き操作をやめて前方へ戻すと図2の状態に復
帰し、従ってトリガ21の引き操作によって再通電可能
となる。このようにして本実施例では、トリガ21を操
作していてもクラッチCLが切れるのと同時にモータ7
4への通電が切れるようになっている。
【0030】次に、図1に戻り中間軸44よりも先端側
の構造について説明する。中間軸44のギヤ歯44bに
第3ギヤ87が噛合っている。この第3ギヤ87を経て
伝達された中間軸44の回転は遊星歯車機構PGを経て
主軸91に伝達される。
【0031】主軸91の先端部には、その軸心に対して
傾斜した溝91bが形成され、またこの主軸91のまわ
りにはハンマー93が遊嵌され、このハンマー93に
は、上記溝91bに対応する位置に軸方向に沿った溝9
3bが形成されている。両溝91b,93b間にはスチ
ールボール105が介装されている。この構成を備えて
いることにより、ハンマー93は主軸91に対し溝91
bの軸方向の長さ分だけ軸方向に変位でき、また、溝9
1bの回転方向の長さ分だけ回転方向にも変位できる。
【0032】ハンマー93の背面側(図示右側面側)に
は、主軸91上を軸方向に移動可能にばね受け板104
が嵌挿され、このばね受け板104とハンマー93との
間には圧縮コイルばね101が挿入されている。これに
よりハンマー93は溝91bの軸方向の長さのうち左側
(アンビル94側)に付勢されている。
【0033】ばね受け板104の背面側にはスラスト軸
受け110を間に挟んでアジャスト部材111が、主軸
91の軸回りに回転可能かつ軸方向に移動可能に装着さ
れている。このアジャスト部材111は、工具先端側に
対向して突出されたアーム112,112を備えてお
り、この両アーム112は上部ハウジング73の先端に
回転可能に装着されたインパクトケース120にそれぞ
れ係止されている。このため、このインパクトケース1
20を回転させると上記アジャスト部材111も一体で
回転する。
【0034】また、このアジャスト部材111は上記ア
ーム112とは反対側に調整爪113,113を備えて
おり、この調整爪113の先端は調整リング114の図
示左端面に形成されたカム溝115の底面に突き当てら
れている。この調整リング114は主軸91を支持する
軸受け92の外輪と上部ハウジング73との間に回転不
能かつ軸方向移動不能に固定されている。上記カム溝1
15の底面は軸方向へ傾斜して形成されている。このた
め、この底面115aに調整爪113を突き当てた状態
でこのアジャスト部材111を回転させると調整爪11
3はカム溝115の底面に沿って移動し、従ってこのア
ジャスト部材111は軸方向に移動する。
【0035】以上説明したアジャスト部材111と調整
リング114を主要部材として本例における打撃停止機
構が構成されており、この打撃停止機構がインパクトケ
ース120内のインパクト機構に組み込まれている。そ
して、インパクトケース120を回転させることにより
このアジャスト部材111を回転させるとこのアジャス
ト部材111は軸方向に移動し、これにより圧縮コイル
ばね101の圧縮量が調整され、最も圧縮量を大きくし
てハンマー93を後退不能の状態とすることによりハン
マー93側の突条93aはアンビル94側の突条94a
を乗り越えることができないようになり、従ってハンマ
ー93はアンビル94を打撃することができず、工具7
2はノンインパクト状態となる。逆に、インパクトケー
ス120を反対方向に回転させてアジャスト部材111
を図示右方に移動させと圧縮コイルばね101の圧縮は
緩和されてハンマー93は後退可能となり、従って工具
72はインパクト状態となる。
【0036】なお、図示は省略したが上部ハウジング7
3とインパクトケース120の接続部の外周面には、イ
ンパクトケース120の回転量すなわち、調整リング1
14に対するアジャスト部材111の相対位置を知るた
めの目盛りが表示してあり、作業者はこの目盛りを通じ
てアジャスト部材111の位置すなわち、ハンマー93
が打撃可能状態にあるのかあるいは打撃停止状態にある
のかを知ることができるようになっている。
【0037】ハンマー93の前方には、アンビル94が
軸受け100によってインパクトケース120に回転可
能に支持されている。このアンビル94の図示右端面に
は直径方向に突条94aが形成されている。一方、ハン
マー93の図示左端面にも突条93aが形成されてお
り、このアンビル94側の突条94aとハンマー93側
の突条93aは相互に側面で当接し合う関係におかれて
いる。従って、ハンマー93とアンビル94間に大きな
トルクが作用すると、ハンマー93は、スチールボール
105が溝91b内を後方(図示右方)に移動すること
により、圧縮コイルばね101の付勢力に抗して後方に
スライドする。
【0038】このために、ねじ類が締付けられ、アンビ
ル94を回転させる際の抵抗が大きくなると、ハンマー
93が溝91bとスチールボール105によって図示右
方に移動し、突条93aが突条94aを乗り越えるよう
になる。そして突条93aが突条94aを乗り越えてし
まうと、ハンマー93は圧縮コイルばね101によって
再度左方に押し出される。このとき溝91bと93bと
スチールボール105とによってハンマー93は主軸9
1によって高速で回転される。そのために突条94aに
突条93aが再度衝突する。すなわちアンビル94がハ
ンマー93によって回転方向に間欠的にインパクトさ
れ、従って、大きな衝撃エネルギーがアンビル94に間
欠的に印加される。
【0039】アンビル94の先端側は、インパクトケー
ス120から突出され、同先端にはドライバビット99
が取付けられている。なお、詳述はしないがこのアンビ
ル94の先端にはドライバビットに代えて例えばソケッ
トビット等他の先端工具を選択して装着できるようにな
っている。
【0040】以上のように構成された本例のインパクト
式回転工具72は、インパクトケース120を回転させ
ることにより、インパクト機構をインパクト状態あるい
はノンインパクト状態に切換え可能であり、また、ドラ
イバビット99を経て主軸91に設定値以上のトルクが
負荷されるとクラッチCLが遮断され、この設定値はノ
ブ82を所定の方向かつ角度だけ回転させることにより
任意に変更することができる。さらに、クラッチCLが
遮断されるとこれに伴ってマイクロスイッチ10が遮断
され、従ってモータ74がオフされる。
【0041】そして、トリガ21の操作量によりモータ
74の回転数は任意に変更され、従って主軸91ひいて
はドライバビット99の回転数を任意に設定することが
できる。このことから、打撃停止機構を操作してインパ
クト機構をノンインパクト状態とすることによりこの回
転工具72は単なるスクリュードライバとして用いるこ
とができる。この場合において、トリガー21が引き操
作されず位置Aにある時には、図2に示すようにマイク
ロスイッチ10はオフ状態にあり、また、変速スイッチ
22のノブ22aは突起21cに押されることなく左端
位置に位置している。
【0042】この状態からトリガ21を位置Bまで引き
操作すると、図3に示すようにその上端21aによって
第2弾性片18が図示上方に移動される。すると、第1
弾性片13の先端13dが第2弾性片18の先端18e
によって図示上方に移動され、これによりマイクロスイ
ッチ10のボタン17が押し込まれてこのマイクロスイ
ッチ10がオンする。マイクロスイッチ10がオンすれ
ばモータ74が回転する。一方、トリガ21の移動に伴
って変速スイッチ22のノブ22aがトリガ21の突起
21cによって図示右方にスライドされ、位置Bまで引
き操作された時点で最低電圧Eが出力される。従って、
トリガ21が位置Bにまで引き操作された時点におい
て、モータ74は最低回転数で回転する。そして、徐々
にトリガ21の引き操作量を大きくしていくと、これに
伴ってモータ74の回転数は高まり、よってドライバビ
ット99がより高速で回転する。トリガ21を位置Cま
で引き操作すると変速スイッチ22からは最大電圧Gが
出力されるので、モータ74は最高回転数で回転する。
【0043】このように、トリガ21の引き操作量によ
ってモータ74ひいては主軸91の回転数を任意に変更
することができ、トリガ21を位置Bに位置させれば主
軸91は最低回転数で回転する。従って、ねじ類を締込
むべく所定位置に位置合わせするにあたりトリガ21を
位置Bに位置させて主軸91をゆっくりと回転させれば
このねじ類を所定の位置に正確に位置合わせすることが
できる。しかも、トリガ21を位置C−D間にまで引き
操作すれば、主軸91を最高回転数で回転させることが
でき、よってねじ類を高いトルクで締め付けることがで
きる。
【0044】なお、この締付け作業中において、ドライ
バビット99等に何らかの外力が負荷されて、あるいは
ねじ類の締め込みが完了することによって主軸91に設
定値以上のトルクが負荷されると、クラッチCLが遮断
され、従ってモータ74が停止される。
【0045】次に、打撃停止機構をインパクト側に切り
換えてこの工具1をインパクト工具として用いる場合に
おいて、トリガ21を位置Bあるいはその近傍に位置さ
せて主軸91を低い回転数で回転させれば、低いトルク
でねじ類を締め付けることができる。この締付けトルク
はトリガ21の引き操作量を選択することによって任意
に設定することができる。また、トリガ21を位置C−
D間に位置させれば、上記したと同様に最大のトルクで
ねじ類を締め付けることができる。なお、このインパク
ト工具として用いる場合においても、主軸91に設定値
以上のトルクが負荷されるとクラッチCLが遮断され、
モータ74が停止される。
【0046】このように、トリガ21の操作量を変更す
ることによって主軸91の回転数を任意に変更すること
ができるので、打撃停止機構をノンインパクト側に切り
換えてスクリュードライバとして用いる場合にはトリガ
21を位置C−D間にまで引き操作することにより高い
トルクでねじ類を締め付けることができる。一方、打撃
停止機構をインパクト側に切り換えてこの工具1をイン
パクト工具として用いる場合には、トリガ21を位置B
あるいはその近傍に位置させることによりねじ類を低い
トルクで締め付けることができる。これは、インパクト
状態とノンインパクト状態との間に発生する出力トルク
の不連続領域が狭まることを意味している。
【0047】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、ねじ締め
を行うべくねじ類を所定の位置に位置合わせするにあた
り、トリガの引き操作量を調整して主軸を低速回転させ
ればこのねじ類を正確な位置に位置合わせしやすくな
り、従ってねじ類を正確な位置に締込むことができる。
【0048】請求項2記載の発明によれば、打撃停止機
構を切り換えて実現されるインパクト状態とノンインパ
クト状態との間に発生する出力トルクの不連続領域を狭
めることができる。また、打撃停止機構をノンインパク
ト側に切り換えて単なるスクリュードライバとした用い
る場合においても、上記した同様にねじ類を正確な位置
に締込むことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るインパクト式回転工具の
全体の縦断面図である。
【図2】図1のH矢視図であって、トリガの非操作時に
おける変速スイッチ、自動停止機構およびクラッチの状
態を示す平面図である。
【図3】トリガの操作中における変速スイッチ、自動停
止機構およびクラッチの状態を示す平面図である。
【図4】トリガの操作中であって、クラッチが遮断され
た時における変速スイッチ、自動停止機構およびクラッ
チの状態を示す平面図である。
【図5】トリガの操作量と変速スイッチの出力電圧との
関係を示すグラフである。
【符号の説明】
CL…トルク感応型クラッチ 10…マイクロスイッチ 21…トリガ、21c…突起 22…変速スイッチ、22a…ノブ 48…スチールボール 72…インパクト式回転工具 73…上部ハウジング 74…モータ 91…主軸 93…ハンマー 94…アンビル 120…インパクトケース

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータの出力軸とこのモータにより回転
    する主軸との間に介装されて、両軸間に設定値以上のト
    ルクが作用すると両軸間をトルク伝達不能状態とし、か
    つ前記設定値を変更可能なトルク感応型可変クラッチ
    と、このトルク感応型可変クラッチが前記トルク伝達不
    能状態となった時に前記モータへの動力の供給を停止さ
    せる自動停止機構と、前記モータの起動停止操作をする
    ためのトリガの操作量に応じて前記モータの回転数を変
    更可能な変速機構とを備えたことを特徴とするトルク感
    応型可変クラッチ付回転工具。
  2. 【請求項2】 モータの出力軸とこのモータにより回転
    する主軸との間に介装されて、両軸間に設定値以上のト
    ルクが作用すると両軸間をトルク伝達不能状態とし、か
    つ前記設定値を変更可能なトルク感応型可変クラッチ
    と、このトルク感応型可変クラッチが前記トルク伝達不
    能状態となった時に前記モータへの動力の供給を停止さ
    せる自動停止機構と、前記主軸と回転について連結され
    たハンマーをアンビルの回転方向に間欠的に衝突させる
    ことによってこのアンビルを回転させるインパクト機構
    と、前記モータの起動停止操作をするためのトリガの操
    作量に応じて前記モータの回転数を変更可能な変速機構
    とを備えたことを特徴とするトルク感応型可変クラッチ
    付回転工具。
JP5144941A 1992-08-25 1993-06-16 トルク感応型可変クラッチ付回転工具 Pending JPH071355A (ja)

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JP5144941A JPH071355A (ja) 1993-06-16 1993-06-16 トルク感応型可変クラッチ付回転工具
DE19934328599 DE4328599C2 (de) 1992-08-25 1993-08-25 Rotations-Schlagwerkzeug

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